JP2003075308A - ミニ・定流量サンプリング装置 - Google Patents

ミニ・定流量サンプリング装置

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JP2003075308A
JP2003075308A JP2001269604A JP2001269604A JP2003075308A JP 2003075308 A JP2003075308 A JP 2003075308A JP 2001269604 A JP2001269604 A JP 2001269604A JP 2001269604 A JP2001269604 A JP 2001269604A JP 2003075308 A JP2003075308 A JP 2003075308A
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exhaust gas
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gas
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Shigeru Yanagihara
茂 柳原
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Tsukasa Sokken Co Ltd
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Tsukasa Sokken Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】排気ガスの一部を流量に比例してサンプリング
し、清浄な希釈ガスで希釈・混合して一定流量にすると
き、圧力変化幅を小さくして排気サンプル流量の大きな
変化に対応できること。 【解決手段】自動車2の排気ガスの測定において本発明
では全排気ガス流量を例えば可変断面積排気ガス流量計
4で検出し、これに比例した流量を可変断面積オリフィ
スまたはベンチュリ113で測定・制御するとともに排
気ガスサンプル流と希釈ガスを対向して流出させて混合
し、逆な流量特性の制御により一定の圧力の範囲で排気
ガスサンプル流量を広い範囲で測定・制御できるように
した定流量サンプリング装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車排気ガス測定など
の環境工学の技術分野に係わる。
【0002】
【従来の技術】自動車排気ガスの測定においては定流量
希釈サンプリング装置(CVS)として、排気ガスの全
量を空気で希釈して一定な希釈排気ガス流量として吸引
し、その希釈排気ガス中の成分濃度が当該成分の排出量
に比例することを利用した大流量のCVS装置が用いら
れてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】排気ガスの全流量を常
温で凝縮を生じない程度に希釈するために6m3/min
〜9m3/min以上の希釈空気を必要とし、装置が大
型になるだけでなく大流量の希釈空気に含まれる汚染成
分の除去が困難で低汚染自動車の排気ガスについては正
確な測定が不可能に近くなってきた。
【0004】本発明は排気ガスの希釈サンプリング装置
として、極めて汚染成分の少ない高純度の乾燥空気や純
窒素ガスがコスト的に用い得る流量程度に、排気ガスを
常に正確に一定比率に分流して、分流された一部の排気
ガスについてだけ純空気または純窒素ガスで希釈して、
小型で低汚染自動車の排気ガス測定にも用い得る正確な
測定・サンプリングが可能なミニ・定流量サンプリング
装置を構成することが課題で、技術的には正確で応答性
が十分に速い排気ガスの分流制御が大きな課題で、さら
に装置としては正確な定流量装置が機能することや、清
浄な希釈ガスの供給システムを合理的に利用できるよう
に構成するなどいくつかの課題がある。
【0005】また、定流量サンプリング装置について
は、従来の技術では排気ガスなどのサンプル流量に比し
て希釈ガスの割合が大きくその流量変化の割合が小さい
範囲ではサンプル流量の変化指示に対応でき易いが、希
釈混合ガスの流量を一定としてしかもその中のサンプル
ガスの割合を2/3から1/500程度にまで大幅に変
化させようとすると、希釈ガスの絞りによる吸引作用の
変化がサンプル流量の変化に逆傾向に作用するので希釈
ガスの入り口圧力をかなり大きく設定しておき吸引作用
の圧力変化幅を大きくできるようにしておく必要があっ
た。希釈ガスによる吸引圧力の変化範囲を大きくしない
で適切な圧力設定で効率的に広い範囲のサンプル流量の
変化を実現することが課題である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では排気ガスのほ
ぼ1/50〜1/500程度の流量を正確に応答性よく
分流して、試料排気ガスとして、この試料排気ガスにつ
いてだけ極めて純度の高い乾燥清浄希釈ガスを用いて常
に露点以上になるように希釈して、その希釈排気ガス中
の汚染成分濃度がその成分の排出量に比例するようにし
た。この場合、分流には排気ガス全流量を計測する排気
流量計、例えば可変断面積ベンチュリ式流量計を利用
し、分流した排気ガスサンプル流量は可変断面積のオリ
フィスまたは可変断面積ベンチュリを用いて流量測定と
制御を同時に行う手段を選んだ。とくに排気ガスと清浄
な希釈ガスとの混合において流量制御と圧力バランスが
両立できる機構を取り入れた。さらに希釈排気ガスの流
量を30L/min程度以下の小流量として温度制御を
容易にし、流量制御性を向上させた。希釈排気ガスの温
度を適切に制御して比較的に希釈ガスの割合を少なく出
来るようにして、ガス分析の便宜が図れるような希釈比
の適切な選択を可能にした。さらにまた、CVSポンプ
として脈動の少ない方式のものを採用してサージタンク
を用いないで流路におけるガスの流れに時間前後の混合
を避けかつ応答遅れが少なくなるようにした。
【0007】また、定流量サンプリング装置について
は、希釈ガス流の絞りによる吸引作用を利用しないで、
二つの混合流の入り口圧力をそれぞれほぼ一定におき、
一方の排気ガスサンプル流量を絞りにより大幅に減少さ
せた場合には、これに混合する他方の希釈ガスの流量を
強く絞らない限り大きくし易い。希釈ガス流をサンプル
流の吸引に利用しないで、二つのガス流を衝突混合させ
るようにし、一方では排気ガスサンプル流量を可変断面
積オリフィスまたはベンチュリにより流量測定を行いな
がら同時に流量制御を行い、指示された必要な流量に測
定・制御する手段を講じた。さらに、必要な場合には排
気サンプル流の測定・制御に利用する可変断面積のオリ
フィスのコアーの位置制御に連動して、希釈ガス流につ
いても逆な流量特性の弁作用を行う機構を設け、圧力バ
ランスを保ちながら排気ガスサンプル流量を大幅に変化
できるような構成も可能とした。
【0008】
【実施例】本発明の実施例について図1の装置構成図に
沿って説明する。自動車あるいはエンジン2の排気管3
に排気流量計、例えば可変ベンチュリ式排気ガス流量計
の検出部4を接続し、排気ガスは排出管3から排出され
るように構成する。清浄な希釈ガスは接続口21から別
な供給源により供給され、圧力モニター22で供給が確
認できるようにされて、電磁弁23を経て減圧・圧力制
御弁24で適切な圧力に調整され、蓄圧タンク25を介
して一方は電磁弁26を経由して排気ガスサンプル流と
の希釈混合に用いられるように希釈混合装置5に送られ
るようにし、他方は電磁弁27および流量調節弁28を
経由してサンプルバッグ35,35’,35”などの洗
浄パージに用いられるようにする。
【0009】排気ガス流量計の検出部4では排気ガス1
が入り口から拡大部14を経由して整流を兼ねた加熱エ
レメント15で100℃以上に加熱され整流されて可変
断面積のベンチュリ縮流部に入るが、その直前において
入り口温度、絶対圧を含む入り口圧力を検出し、可動コ
アー84とスロート圧測定部83で形成される最小断面
積部を経由して緩やかに流路拡大され、排出管9からほ
ぼ大気圧力で排出される。入り口圧とスロート圧との差
圧、入り口温度、絶対圧と予め校正されているサーボモ
ータ85の位置信号パルスと流量係数の関係から流量演
算器90において排気ガス流量が求められる。このと
き、排気系の背圧を過大にしないように例えばスロート
の圧力降下をある範囲以内に制御するようにサーボモー
タ85を制御する。一方、排気ガスサンプル流112は
ベンチュリの拡大部直後のプローブ11から抽出され、
100℃程度の温度を目標に熱交換器12で温度制御さ
れる。この排気ガスサンプル流112はさらに精密な温
度制御が可能な熱交換器13で例えばC1の燃料でも露
点以上の温度65±7℃に制御される。希釈混合装置5
において排気ガスサンプル流は可変断面積ベンチュリ式
流量測定制御装置113または可変断面積のオリフィス
式の流量測定制御装置で流量測定されると同時に流量制
御されて清浄な希釈ガスと混合されて希釈排気ガスとな
る。図2に希釈混合装置5の詳細を示す。図2におい
て、排気管3の中を流量Qeで流れる排気ガス1の一部
を分流管111から排気ガスサンプル流112として採
取し、可変ベンチュリ式流量測定制御装置113により
指示された流量qe’に限りなく近い流量qeに測定制
御して、希釈に用いる導管114から供給される希釈ガ
ス115と希釈混合装置5で90°以上の対向流(図示
の場合は180°の対向流である)として混合され、希
釈排気ガス116として排出管117から臨界流ベンチ
ュリ30などの一定流量制御装置や定流量ポンプ31
(図1参照)などにより一定流量に制御されて流出され
る。このとき排気ガスサンプル流112は可変ベンチュ
リ式流量測定制御装置113の可変断面積ベンチュリ1
20のスロート部118の静圧Pt、ベンチュリ入り口
部119の静圧および絶対圧P1,温度T1とスロート
断面積を決定する可動コアー121の位置あるいは流量
係数が関数として求められるサーボモータ56の制御パ
ルス数(n)から排気ガスサンプル流量qeは流量測定
制御演算回路8により瞬時に求まる。さらに流量指示値
qe’との差があればサーボモータ56を駆動して自動
的に流量制御をする。排気ガスサンプル流量qeは、ス
ロート断面積を含む流量係数をC(n)とし、差圧P1
−Pt=ΔPとしたとき、qe=C(n)(ΔP)1/2
・(T1/P1)で体積流量が求められ、これから質量
流量などが計算される。このときC(n)は予め校正に
よって定められるサーボモータ56の基点からのパルス
数nすなわち可変断面積ベンチュリ120の可動コアー
121の位置の関数であり、P1,Ptはベンチュリ入
り口119とスロート部118の静圧で、P1はベンチ
ュリの入り口近傍に設けられた圧力ポート124からセ
ンサにより電気的な信号に変換されて絶対圧力P1およ
びベンリュリ差圧ΔPとして流量測定制御演算回路8に
入る。またベンチュリ入り口温度T1は温度センサ12
5により検出され、変換されて計算回路に入る。
【0010】排気ガスサンプル流112は可変ベンチュ
リ式流量測定制御装置113により指示された流量qe
に制御されて、希釈ガス115との混合部126に送ら
れる。
【0011】希釈ガス115はほぼ一定の圧力Pdで導
管114から混合部126に送られるが、このとき必要
に応じて絞り127とこれに対応して弁128または可
変断面積のオリフィスを配置し、可変ベンチュリ式流量
測定制御装置113の可動コアー121の動きに連動し
て連結杆129を介して排気ガスサンプル流量が減少す
る方向に移動するとき弁128が希釈ガス流量を増加さ
せる方向に移動するように構成する。
【0012】混合された希釈排気ガス116流は排出管
117の下流側に臨界流ベンチュリ30や定流量ポンプ
31などを含む、定流量吸引装置7(図1参照)を配置
して一定流量に制御されて吸引される。
【0013】再び図1にもどって、希釈混合装置5で希
釈された希釈排気ガスの流量は排気ガス全流量の1/5
0〜1/500程度の範囲内で、普通には最大排気ガス
流量に対応した一定比率の流量に流量測定制御演算回路
8からの指示に基づいてサーボモータ56により制御さ
れる。排気ガスサンプル流と混合される清浄な希釈ガス
はほぼ一定温度圧力で供給されるが、排気ガスサンプル
流量と逆な傾向で可変断面積のオリフィス式の制御弁1
28で流量制御される。希釈・混合された希釈排気ガス
は臨界流ベンチュリ(CFV)30で一定な体積流量と
して規制され定流量(CVS)ポンプ31で吸引される
が、臨界流ベンチュリ30の入り口温度圧力が一定で臨
界流ベンチュリ30の出口圧力が入り口圧力に比して一
定値(例えば0.88)以下であれば、出口圧力が変動
しても一定な体積流量に保たれる。臨界流ベンチュリ3
0の入り口側には温度制御器65が配置されて露点以上
の一定温度例えば41℃(314K)に制御される。入
り口圧力は希釈混合装置5においてほぼ一定に保たれる
が、絶対圧としては減圧・圧力制御弁24や排気ガスの
排出管9の出口圧力すなわち大気圧力の影響を受けるの
で、必要に応じて温度制御器65の制御温度を大気圧力
に関連して設定変更することも可能なようにする。臨界
流ベンチュリ30の流量は流量係数と入り口の絶対温度
・絶対圧力から流量演算器98により求められる。この
とき絶対圧の変化を温度で補正する方式を組み込めば、
質量流量も一定にすることが可能である。臨界流ベンチ
ュリ30の出口側には圧力をモニターにするために圧力
計47を配置する。
【0014】定流量ポンプ31はテフロン(登録商標)
などのように表面が化学的に安定で汚染の恐れのない材
質で構成されるとともに脈動の無視できる形式であるこ
とが望ましい。定流量ポンプ31から排出される希釈排
気ガスはリリーフ弁32で大気圧力より僅かに高い圧力
に制御され、一部は電磁弁41、流量調節弁42を介し
て外部との接続コネクター43から必要に応じて連続ガ
ス分析計やガスサンプリング装置に送入される。
【0015】各種のモード運転などについての希釈排気
ガス試料は電磁弁33,33’,33”および流量制御
用ノズル34,34’,34”の単独または適当な組み
合わせによって適切な流量に設定されて必要なサンプル
タイミングの間だけ電磁弁29,29’,29”の断続
制御によりそれぞれのサンプルバッグ35,35’,3
5”にサンプリングされる。通常はバッグの試料ガスは
ガス分析に必要な最低限の量以上にバッグに捕集され
る。運転モードの時間が3分程度の場合と20分を超え
るような場合とではサンプリング流量を1/5程度変更
する必要がある。ガス分析にはそれぞれのバッグから電
磁弁29および電磁弁44の開閉によって外部に設置さ
れた分析装置にコネクター45を経由して吸引される
が、普通にはバッグ試料は20L以上が必要である。な
お各バッグは試料ガスのサンプリング以前に清浄なガス
と電磁弁27,38および排気ポンプ39により繰り返
しパージされ、圧力スイッチ36も利用してリークテス
トが行われる。こうした各電磁弁やポンプなどの制御は
操作パネル102のシーケンス回路99によって半自動
的に行われる。
【0016】本装置の機能について検証するためには、
内燃エンジンまたは自動車の排気管との接続を外してト
レーサガスの含まれない外気を排気ガスの検出部4の入
り口から逆流のないように導入し、トレーサガスをある
時間に測定可能な量だけ排気ガス流量計内部の上流部分
に注入して、その時間のバッグサンプルのトレーサガス
濃度から注入量を求めて、実測注入量と比較して本装置
の総合的なサンプリング精度を確認することが出来る。
このときの排気ガスに相当する外気の流量は、実際の排
気ガス流量に相当する程度に設定され、バッグでのトレ
ーサガス濃度も分析精度が充分に高いことが望ましい。
【0017】排気ガスサンプル流量を測定し同時に流量
制御しながら、希釈ガスと混合する装置は図3に示した
可変断面積オリフィス式流量測定制御装置133または
図2に示した可変断面積ベンチュリ式流量測定制御装置
113のいずれも用い得るが、圧力回復を必要としない
この使用例では構造簡単な図3の可変断面積オリフィス
方式の可変断面積オリフィス式流量測定制御装置133
が適している。
【0018】図3において、排気管の中を流れる排気ガ
スの一部を分流管111から排気ガスサンプル流112
として採取し、可変断面積オリフィス式流量測定制御装
置133により指示された流量qe’に限りなく近い流
量qeに測定制御して、希釈に用いる導管114から供
給される希釈ガス115とを希釈混合装置5で対向流と
して混合され、希釈排気ガス116として排出管117
から一定流量制御装置などにより一定流量に制御されて
流出される。このとき排気ガスサンプル流112は可変
断面積オリフィス式流量測定制御装置133の可変断面
積オリフィス140のオリフィス147の前後の静圧P
1,P2、オリフィス入り口部の絶対圧P1,温度T1
とオリフィス断面積を決定するコアー134の位置ある
いは流量係数が関数として求められるサーボモータ56
の制御パルス数(n)から排気ガスサンプル流量qeは
演算制御回路により瞬時に求まる。さらに流量指示値q
e’との差があればサーボモータ56を駆動して自動的
に流量制御をする。
【0019】希釈ガス115はほぼ一定の圧力Pdで導
管114から混合部126に送られるが、このとき必要
に応じてオリフィス148とこれに対応して弁128を
配置し、コアー134の動きに連動して連結杆129を
介して排気ガスサンプル流量が減少する方向に移動する
とき弁128が希釈ガス流量を増加させる方向に移動す
るように構成する。
【0020】この図3の例では排気ガスサンプル流を可
変断面積オリフィスで測定制御し、希釈ガスもこれと逆
な傾向で流量制御する可変断面積式のオリフィスとして
いる。この場合サーボモータ56によるコアー134の
動きすなわち軸方向移動距離に対するオリフィス140
の断面積変化をリニアーにしておき、希釈ガス側の可変
断面積オリフィス148の断面積すなわちコアー128
とのギャップの面積も傾向が逆になるように構成し軸方
向移動距離に対してリニアーな関係を持たせる。二つの
オリフィスで入り口圧力PeとPdは異なるがほぼ一定
な値に保たれるとすれば、出口圧力Pmは同じ作用をす
ると考えられるので流速はそれぞれほぼ一定な値に維持
できる。オリフィスの場合はベンチュリのスロート部が
なくてスロート圧力の代わりに出口側圧力が用いられ、
流量はオリフィスの前後の圧力により決定される。圧力
回復はあまり期待できないが、流量の測定制御は容易で
流路断面が狭くなった場合にも粘性の影響を受け難いこ
とや断面積を0に近づけることが容易である。また加工
上でも形状が簡単で工数を少なくできる利点がある。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば自動車などの汚染成分の
排出量の測定において、大流量の希釈ガスを必要としな
いで比較的小型な装置と少ないエネルギー消費で、排気
ガス流量が小さい場合から極めて大きい場合まで同じ装
置で排出量に比例した濃度の希釈サンプリング試料ガス
を得ることが出来る。とくに汚染成分を全く含まない希
釈ガスを用いることが容易で、メタンをはじめ全ての排
出ガス成分の正確な測定評価が可能になる。また、本発
明の定流量サンプリング装置では、排気ガスサンプル流
と希釈ガス流とを混合して希釈排気ガス流量を一定にし
て吸引するときに、それぞれの流れの圧力バランスをあ
る範囲に保ちながら、排気ガス流量を大幅に変化させる
ことができる。たとえば希釈ガス115の供給圧力Pd
が一定に制御されていて、排気ガスの入り口圧Peがあ
る範囲で変化してこのときサンプリングし流量測定制御
する排気ガスサンプル流量qeが大きく変化した時も希
釈排気ガスqの流出圧力Pmは小さな圧力変化の範囲内
でバランスすることができる。とくに希釈排気ガス流量
qの中で排気ガスサンプル流量qeが2/3を超えるよ
うな場合にもそれぞれの圧力の変化を小さい範囲に保
ち、可変断面積オリフィスまたはベンチュリによって流
量を測定・制御することが可能となり、広い排気サンプ
ルガスの流量範囲にわたって適切な流量制御と希釈混合
を容易に実現できる。
【0022】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のミニ・定流量サンプリング式ガス分
析装置の構成説明図。
【図2】この発明の希釈混合装置の構成説明図。
【図3】この発明の他の希釈混合装置の構成説明図。
【符号の説明】
1 排気ガス 2 エンジン 3 排気管 4 検出部 5 希釈混合装置 7 定流量吸引装置 8 流量測定制御演算回路 9 排出管 11 プローブ 12 熱交換器 13 熱交換器 14 拡大部 15 加熱エレメント 21 接続口 22 圧力モニター 23 電磁弁 24 減圧・圧力制御弁 25 蓄圧タンク 26 電磁弁 27 電磁弁 28 流量調節弁 29,29’,29” 電磁弁 30 臨界流ベンチュリ 31 定流量ポンプ 32 リリーフ弁 33,33’,33” 電磁弁 34,34’,34” 流量制御用ノズル 35,35’,35” サンプルバッグ 36 圧力スイッチ 38 電磁弁 39 排気ポンプ 41 電磁弁 42 流量調節弁 43 接続コネクター 44 電磁弁 45 コネクター 47 圧力計 56 サーボモータ 65 温度制御器 83 スロート圧測定部 84 可動コアー 85 サーボモータ 90 流量演算器 98 流量演算器 99 シーケンス回路 102 操作パネル 111 分流管 112 排気ガスサンプル流 113 可変断面積ベンチュリ式流量測
定装置 114 導管 115 希釈ガス 116 希釈排気ガス 117 排出管 118 スロート部 119 ベンチュリ入口部 120 可変断面積ベンチュリ 121 可動コアー 124 圧力ポート 125 温度センサ 126 混合部 127 絞り 128 制御弁 129 連結杆 133 可変断面積オリフィス式流量制
御装置 134 コアー 140 可変断面積オリフィス 147 オリフィス 148 オリフィス

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃エンジンまたは内燃エンジンを搭載
    した自動車の排気ガスの汚染成分排出量を測定する装置
    において、排気ガスの凝縮を防止するために排気ガスを
    希釈するとともに一定の流量の希釈排気ガスとして汚染
    成分排出量が当該希釈排気ガスの当該成分濃度に比例す
    るように構成した定流量サンプリング(CVS)装置で
    あって、排気管出口の下流に装着した排気流量計で排気
    ガス流量を連続的に測定する一方で当該流量計の直後ま
    たは直前から排気ガスの一部を例えば全流量の1/50
    〜1/500の範囲内で一定比率に制御して分流して排
    気ガスサンプル流とし、排気ガスサンプル流路に流量を
    測定し制御する可変断面積のオリフィスまたは可変断面
    積ベンチュリ式流量測定・制御装置を配置して、常に排
    気ガス全流量の指定された一定比率の排気ガスサンプル
    流について清浄な乾燥空気または窒素ガスと混合して露
    点以上の希釈排気ガス流とし、当該希釈排気ガス流量を
    常に一定流量に保つことによりその希釈排気ガス中の汚
    染成分濃度が常に当該成分の排出量に比例するように構
    成し、希釈に用いる清浄な空気または窒素ガスの流れを
    排気ガスサンプル流と対向させて混合し効果的に混合を
    促進するだけでなく、希釈に用いる清浄な空気または窒
    素ガスが一定圧に制御されて流出・混合するときに混合
    後の希釈排気ガスの圧力がほぼ一定な条件で排気ガスサ
    ンプル流量の増減に対応して希釈ガス流量が逆に減増し
    やすくなるように構成して、さらに希釈排気ガスを指定
    した一定温度に保つことにより流路に装備したCFV
    (臨界流ベンチュリ)で下流側の圧力変動に関わらず一
    定流量に制御し、その下流に脈動が少なく汚染の全く無
    い容積型ポンプを配置して吸引する小流量の定流量サン
    プリング装置(ミニ・定流量サンプリング装置)を構成
    し、当該希釈排気ガスの一部を適切な一定流量に制御し
    て試料ガスとして必要な時間について適切なバッグに補
    集してその試料ガスを分析して汚染成分の排出量測定に
    供する一方で、必要に応じて当該希釈排気ガスを連続ガ
    ス分析してその各成分の瞬間的な排出値が測定できるよ
    うにした、排気ガスを全流量の一定比率で分流し、分流
    排気ガス試料を清浄な乾燥空気または窒素ガスで希釈
    し、環境空気の汚染の影響を全く受けないで汚染成分の
    排出量の測定に必要な一定流量の希釈排気ガスを容易に
    正確に得ることができる小型で合理的なミニ・定流量サ
    ンプリング装置。
  2. 【請求項2】 前記排気流量計として可変断面積ベンチ
    ュリ式流量計を用いることを特徴とする請求項1記載の
    ミニ・定流量サンプリング装置。
  3. 【請求項3】 前項1のミニ・定流量サンプリング装置
    において、排気ガスの全流量を測定する可変断面積ベン
    チュリ式流量計の入り口部を予め100〜200℃以上
    に加熱して、エンジンの始動直後に排出される凝縮水に
    よる排気ガスの凝縮や流量測定および分流制御への悪影
    響を避けると共に、分流した排気ガスサンプル流の温度
    を当該ガスの露点以上に保ち、さらに希釈排気ガスとし
    た後においても凝縮を避けながら臨界流ベンチュリ(C
    FV)の入り口温度を指定された温度の±2℃以内に制
    御して、CFV流量を設定値の±0.3%以内の正確な
    一定流量が確保できるように適切な温度制御システムを
    有するミニ・定流量サンプリング装置。
  4. 【請求項4】 第1項のミニ・定流量サンプリング装置
    において、分流した排気ガスサンプル流を希釈ガスと混
    合する前に当該流量を全排気ガス流量の一定比率に流量
    測定・制御し、希釈排気ガスとして一定流量に維持する
    装置において可変断面積のオリフィスまたは可変断面積
    ベンチュリ式流量測定・制御装置を用いるとき、排気ガ
    スサンプル流に対向して希釈ガスを混合する装置におい
    て、希釈ガス流についても可変断面積のオリフィスまた
    はベンチュリを排気ガスサンプル流と逆な流量特性の可
    変断面積になるような中心コアーの断面を構成し、同じ
    軸に連結したそれぞれのコアー位置により流量制御でき
    るようにして、排気ガスサンプル流と希釈ガスとのオリ
    フィス入り口圧力またはベンチュリ入り口圧力をそれぞ
    れ変化させないで排気ガスサンプル流量を大きく変化さ
    せた場合も希釈ガス流量を逆な傾向に変化させ、排気ガ
    スと希釈ガスとの混合ガス流量を一定に保ち、さらにそ
    の圧力をほぼ一定な条件に保ったままで排気ガスサンプ
    ル流量を指令に基づいて変化させ得るようにしたミニ・
    定流量サンプリング装置。
  5. 【請求項5】 第1項および第2項のミニ・定流量サン
    プリング装置において、排気ガスサンプル流と希釈ガス
    を混合した希釈排気ガスの流量を一定に規正・制御する
    CFV(臨界流ベンチュリ)の入り口温度T(絶対温
    度)の制御を同じ入り口圧力P(絶対圧)に応じて常に
    P/T(1/2)=Const.になるようにして、CFV
    による体積流量一定の制御を質量流量をも一定に出来る
    ようにし、環境大気圧力の変化の影響を含むCFV入り
    口圧力変化に対応した制御を行うようにして、定流量特
    性が極めて優れていることを特徴とするミニ・定流量サ
    ンプリング装置。
  6. 【請求項6】 内燃エンジンまたは内燃エンジンを搭載
    した自動車の排気ガスの汚染成分排出量を測定する装置
    において、排気ガスを希釈するとともに一定の流量の希
    釈排気ガスとして汚染成分排出量が当該希釈排気ガスの
    当該成分濃度に比例するように構成した定流量サンプリ
    ング(CVS)装置であって、排気管出口の下流に装着
    した排気流量計で排気ガス流量を連続的に測定する一方
    で排気ガスサンプル流の流量と試料ガスの同時性を確保
    して、当該排気流量計の直後または直前から排気ガスの
    一部を分流して排気ガスサンプル流とし、排気ガスサン
    プル流路に流量を測定し制御する可変断面積のオリフィ
    スまたは可変断面積ベンチュリ式流量測定・制御装置を
    配置して流量を測定・制御した排気ガス全流量の指定さ
    れた一定比率の排気ガスサンプル流について希釈ガスと
    混合して露点以上の希釈排気ガス流とし、当該希釈排気
    ガス流量を常に一定流量に保つことによりその希釈排気
    ガス中の汚染成分濃度が常に当該成分の排出量に比例す
    るように構成し、希釈に用いる希釈ガスの流れを排気ガ
    スサンプル流と対向させて混合し、希釈に用いる希釈ガ
    スが一定圧に制御されて流出・混合するときに混合後の
    希釈排気ガスの圧力がほぼ一定な条件で排気ガスサンプ
    ル流量の増減に対応して希釈ガス流量が逆に減増するよ
    うに構成した小流量の定流量サンプリング装置からなる
    ミニ・定流量サンプリング装置。
  7. 【請求項7】 内燃エンジンまたは内燃エンジンを搭載
    した自動車の排気ガスの汚染成分排出量を測定する装置
    において、排気ガスの一部を分流した排気ガスサンプル
    流を希釈ガス流と混合して希釈する希釈混合装置であっ
    て、排気ガスサンプル流路に流量を測定し制御する可変
    断面積オリフィス式または可変断面積ベンチュリ式の排
    気ガスサンプル流流量測定・制御装置を配置して流量を
    測定・制御した排気ガス全流量の指定された一定比率の
    前記排気ガスサンプル流を形成し、希釈ガス流路に流量
    を測定し制御する可変断面積オリフィスまたは可変断面
    積のベンチュリ式の希釈ガス流量測定・制御装置を配置
    して流量を測定・制御した希釈ガス流を形成し、前記排
    気ガスサンプル流を希釈ガス流と混合・希釈して露点以
    上の希釈排気ガス流を形成する場合に、前記希釈ガス流
    流量測定・制御装置は排気ガスサンプル流と逆な流量特
    性の可変断面積になるような中心コアーの断面を構成
    し、排気ガスサンプル流流量測定・制御装置と希釈ガス
    流流量測定・制御装置とは同じ軸に連結したそれぞれの
    コアー位置により流量制御できるようにして、排気ガス
    サンプル流と希釈ガス流とのオリフィス入り口圧力また
    はベンチュリ入り口圧力をそれぞれ変化させないで排気
    ガスサンプル流量を変化させた場合も希釈ガス流量を逆
    な傾向に変化させ、排気ガスサンプル流と希釈ガス流と
    の混合ガス流量を一定に保つことによりその希釈排気ガ
    ス中の汚染成分濃度が常に当該成分の排出量に比例する
    ように構成し、希釈に用いる希釈ガスを排気ガスサンプ
    ル流と対向させて混合し、希釈に用いる希釈ガスが一定
    圧に制御されて流出・混合するときに混合後の希釈排気
    ガスの圧力がほぼ一定な条件で排気ガスサンプル流量の
    増減に対応して希釈ガス流量が逆に減増するように構成
    した希釈混合装置。
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