JP2003075204A - 分析データライタ、分析データファイル、分析データリーダ、及び分析データファイル頒布方法 - Google Patents

分析データライタ、分析データファイル、分析データリーダ、及び分析データファイル頒布方法

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JP2003075204A JP2001266259A JP2001266259A JP2003075204A JP 2003075204 A JP2003075204 A JP 2003075204A JP 2001266259 A JP2001266259 A JP 2001266259A JP 2001266259 A JP2001266259 A JP 2001266259A JP 2003075204 A JP2003075204 A JP 2003075204A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、分析機器で得たデータの頒
布を容易にし、かつ該データの使い勝手を向上できる分
析データライタを提供することにある。 【解決手段】 分析手段10で得たデータを記憶する
データ記憶手段42と、該記憶手段42のデータをリー
ダで外部出力手段32にグラフ表示させ、かつ該リーダ
でデータの本質は変えずにグラフ表示の変更が可能とな
るように該記憶手段42のデータをグラフ表示させる表
示定義情報を記憶する表示定義情報記憶手段44と、フ
ァイル24の作成の指示が与えられると、出所情報記憶
手段40の出所、該記憶手段42のデータ、該記憶手段
44の表示定義及びデータ付随情報記憶手段46のデー
タ付随情報を、それぞれ該ファイル24の所定位置に該
リーダで読込み可能で及び書換え不可で書込み該ファイ
ル24を作成するファイル作成手段54と、を備えたこ
とを特徴とする分析データライタ12。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は分析データライタ、
分析データファイル、分析データリーダ、及び分析デー
タファイル頒布方法、特に分析手段で得られた分析デー
タファイルの頒布、頒布された分析データファイルの使
い勝手の向上に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、分析機器の分野では、ユーザは
分析機器で測定したスペクトル等の分析データを、分析
機器メーカ等が提供している標準スペクトル等の標準分
析データと比較することが多い。また、例えば学会発表
等のためユーザ同士で分析データのやりとりを行うこと
が多い。このように分析機器の分野では、例えば分析機
器メーカ等とユーザや、ユーザ同士では、スペクトル等
の分析データのやりとりを日常茶飯事に行っている。
【0003】従来、分析機器で得られた分析データの頒
布方法としては、送る側は、スペクトル等の分析データ
を紙に印刷し、これをFAXや郵送等でユーザに提供し
ていた。そして、受けた側は、そのスペクトル等のグラ
フの紙を、所望の大きさに拡大或いは縮小コピーし、こ
れを文献等に貼付けたり、その他の分析データと共に貼
付け等を行う。従来はこのようにして分析機器で得られ
たスペクトル等の分析データのやりとりを行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、分析機
器で得られた分析データを、従来のように紙に印刷して
FAXや郵送等で提供する等の、紙でのやりとりでは、
時間がかかり、面倒であった。また送る側が提供するス
ペクトル等のグラフは、一般に受け側毎、使用目的毎等
に所望のグラフ表示、例えば大きさが異なる。このた
め、受け側は、入手したスペクトル等のグラフをそのま
ま用いることは困難であり、その使い勝手は改善の余地
が残されていた。特に分析機器の分野では、分析データ
の数も多いため、この問題はより深刻であった。
【0005】本発明は前記従来技術の課題に鑑みなされ
たものであり、その目的は分析機器で得た分析データの
頒布を容易にすると共に、頒布された分析データの分析
機器の分野での使い勝手を向上することのできる、分析
データライタ、分析データファイル、分析データリー
ダ、及び分析データファイル頒布方法を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明にかかる分析データライタは、分析手段で得ら
れた分析データを特定の分析データリーダにより外部出
力手段にグラフ表示させ、かつ該分析データリーダによ
り分析データの本質は変えずに特定のグラフ表示が変更
可能な分析データファイルを作成する分析データライタ
であって、出所情報記憶手段と、データ記憶手段と、表
示定義情報記憶手段と、データ付随情報記憶手段と、フ
ァイル作成手段と、を備えることを特徴とする。
【0007】ここで、前記出所情報記憶手段は、前記分
析データファイルが作成された出所を示す出所情報を記
憶する。また前記データ記憶手段は、前記分析手段で得
られた分析データを記憶する。前記表示定義情報記憶手
段は、前記分析手段で得られた分析データを特定の分析
データリーダにより外部出力手段にグラフ表示させ、か
つ該分析データリーダにより分析データの本質は変えず
に特定のグラフ表示が変更可能となるように、前記デー
タ記憶手段の分析データをグラフ表示させるための表示
定義情報を記憶する。前記データ付随情報記憶手段は、
前記分析データを得た時の前記分析手段の装置構成及び
測定条件を含むデータ付随情報を記憶する。前記ファイ
ル作成手段は、前記分析データファイルの作成の指示が
与えられると、前記出所情報記憶手段の出所情報、前記
データ記憶手段の分析データ、前記表示定義情報記憶手
段の表示定義情報及び前記データ付随情報記憶手段のデ
ータ付随情報を、それぞれ該分析データファイルの所定
位置に、特定の分析データリーダで読込み可能で及び書
換え不可となるように書込み、該分析データファイルを
作成する。
【0008】また前記目的を達成するために本発明にか
かる分析データファイルは、特定の分析データライタで
作成され、かつ特定の分析データリーダで読込める分析
データファイルであって、出所情報部と、データ定義部
と、表示定義部と、データ付随情報部と、を備えること
を特徴とする。
【0009】ここで、前記出所情報部は、前記分析デー
タファイルが作成された出所を示す出所情報が、前記分
析データリーダで読込み可能で及び書換え不可で記憶さ
れる。また前記データ定義部は、前記分析手段で得られ
た分析データが、前記分析データリーダで読込み可能で
及び書換え不可で記憶される。前記表示定義部は、前記
データ定義部の分析データを特定の分析データリーダに
より外部出力手段にグラフ表示させ、かつ該分析データ
リーダにより分析データの本質は変えずに特定のグラフ
表示が変更可能となるように、前記データ定義部の分析
データをグラフ表示させるための表示定義情報が、前記
分析データリーダで読込み可能で及び書換え不可で記憶
される。前記データ付随情報部は、前記分析データを得
た時の前記分析手段の装置構成及び測定条件を含むデー
タ付随情報が、前記分析データリーダで読込み可能で及
び書換え不可で記憶される。
【0010】また前記目的を達成するために本発明にか
かる分析データリーダは、特定の分析データライタで作
成された分析データファイルを読込み、外部出力手段に
該分析データファイルの分析データをグラフ表示させ、
かつ該グラフ表示を該分析データの本質は変えずに変更
可能な分析データリーダであって、読込手段と、グラフ
表示指定手段と、グラフ表示変更手段と、を備えること
を特徴とする。
【0011】ここで、前記読込手段は、前記分析データ
ファイルを読込み、外部出力手段に分析データをグラフ
表示させる。また前記表示指定手段は、前記外部出力手
段に表示されたグラフ表示に対し所望のグラフ表示を指
定する。前記表示変更手段は、前記外部出力手段でのグ
ラフ表示を、前記分析データの本質は変えずに前記表示
指定手段により指定されたグラフ表示に変更する。
【0012】また前記目的を達成するために本発明にか
かる分析データファイル頒布方法は、分析データファイ
ル作成工程と、分析データファイル頒布工程と、分析デ
ータファイル読込工程と、を備え、また前記分析データ
ファイル読込工程で得たグラフ表示が所望のグラフ表示
でないと、グラフ表示指定工程と、グラフ表示変更工程
と、を備えることを特徴とする。
【0013】ここで、前記分析データファイル作成工程
は、前記分析データライタにより前記分析データファイ
ルを作成する。また前記分析データファイル頒布工程
は、前記分析データファイル作成工程で作成された分析
データファイルを頒布する。前記分析データファイル読
込工程は、前記分析データファイル頒布工程で頒布され
た分析データファイルを、前記分析データリーダにより
読込み、外部出力手段にグラフ表示させる。前記グラフ
表示指定工程は、前記外部出力手段に表示させたグラフ
表示に対し、所望のグラフ表示を指定する。前記グラフ
表示変更工程は、前記外部出力手段でのグラフ表示を、
前記分析データの本質は変えずに表示指定工程で指定さ
れたグラフ表示に変更する。
【0014】ここにいう分析手段とは、例えば分光光度
計、クロマトグラフ等の分析データをグラフ表示できる
任意のものをいう。またここにいう分析データとは、例
えば等間隔或いは不等間隔の各データの数値データ群等
をいう。ここにいうデータ付随情報に含まれる分析手段
の装置構成とは、例えば装置名等をいい、装置名により
その構成を特定できるものをいう。ここにいう測定条件
とは、例えば分析モード、分析方法、試料情報等をい
う。この分析モードとは、例えば分析データ採取時の装
置の設定状態等をいう。この分析方法とは、例えば透
過、反射等をいい、この試料情報とは、例えば試料名、
試料量等をいう。
【0015】ここにいう分析データの本質は変えずに特
定のグラフ表示が変更可能とは、軸の倍率、該軸の始点
と終点等の変更等のグラフ表示の変更により、該軸の倍
率、該軸の始点と終点等の変更に合わせて、各データ点
の表示位置も変え各軸方向の位置関係を一定に保つこと
をいう。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の好適
な一実施形態について説明する。分析データファイルの頒布方法 図1には本実施形態にかかる分析データファイル頒布方
法を行うためのハードウェア要素の概略構成が示されて
いる。同図に示すハードウェア要素は、分析手段10
と、分析データライタ12と、分析データリーダ14を
備える。
【0017】そして、分析データライタ12は、入出力
インターフェース16が設けられ、各分析データリーダ
14は、それぞれ入出力インターフェース18a,18
bが設けられる。各インターフェース16,18間は、
例えば電話回線、LAN等の信号線20で接続されてお
り、分析データライタ12と分析データリーダ14間を
接続している。
【0018】前記分析データライタ12は、例えばコン
ピュータ等よりなり、例えば分光光度計、クロマトグラ
フ等の分析データをグラフ表示することのできる分析手
段と接続されている。この分析データライタ12は、分
析手段10で得られた分析データを特定の分析データリ
ーダ14によりディスプレイ(外部出力手段)22にグ
ラフ表示させ、かつ該分析データリーダ14により分析
データの本質は変えずに特定のグラフ表示が変更可能な
分析データファイル24を作成する。
【0019】またこの分析データライタ12は、分析デ
ータファイル24の作成機能に加えて、サーバ機能を持
つ。このため、分析データライタ12により作成された
分析データファイル24は、分析データライタ12によ
り、各インターフェース16,18、信号線20等を介
して、例えばインターネット上の分析データリーダ14
に送信が行える。前記分析データファイル24は、前記
分析データライタ12で作成され、かつ前記分析データ
リーダ14で読込める。
【0020】前記分析データリーダ14a,14bは、
例えばコンピュータ等よりなり、前記分析データライタ
12で作成された分析データファイル24を読込み、デ
ィスプレイ22a,22bに該分析データファイル24
の内容、少なくとも分析データをグラフ表示させ、かつ
該グラフ表示を該分析データの本質は変えずに変更する
ことができる。
【0021】本実施形態にかかる分析データファイルの
頒布方法を行うためのハードウェア要素は概略以上のよ
うに構成され、以下にその作用について説明する。まず
従来、分析データの頒布方法は、スペクトル等のグラフ
を紙に印刷したものをFAXや郵送等でやりとりする方
法が一般的であったが、時間がかかり、面倒であった。
【0022】そこで、本実施形態は、前記分析データの
頒布を容易にするため、分析データライタ12により、
分析手段10で得られた分析データを電子化している。
これにより、本実施形態では、分析データを紙に印刷す
る必要がなく、例えば電子化された分析データファイル
24をそのままインターネットやメール等で容易に頒布
することができる。
【0023】ここで、分析機器の分野では、前述のよう
にして頒布されたものを入手すると、ディスプレイ上で
グラフの大きさを調整する必要があるが、単なるグラフ
全体の倍率変更であれば比較的簡単であるが、例えば横
軸だけ、縦軸だけ等の各軸単位での倍率変更を行うと、
グラフの各軸方向での位置関係がわからなくなり、その
正確な位置関係が保たれない場合がある。これは一般的
なグラフィックスでは問題のないことであっても、グラ
フの各軸方向での位置関係が非常に重要な意味を持つス
ペクトル等のグラフを扱う分析機器の分野では、分析デ
ータそのものの本質を変えてしまうため、その使い勝手
は改善の余地が残されていた。
【0024】そこで、本実施形態においては、さらに分
析機器の分野での分析ファイルデータの使い勝手を向上
させるため、分析データライタによりデータファイルを
作成する際、分析データリーダにより分析手段で得られ
た分析データの本質は変えずに、該グラフ表示の変更が
行えるようにデータファイルを作成している。このため
に本実施形態にかかる分析データファイルの頒布方法
は、図2に示すように分析データファイル作成工程(S
10)を備える。
【0025】前記分析データファイル作成工程(S1
0)は、前記分析データライタ12により前記分析デー
タファイル24を作成する。また本実施形態にかかる分
析データファイルの頒布方法は、分析データファイル頒
布工程(S12)と、分析データファイル読込工程(S
14)を備える。前記分析データファイル頒布工程(S
12)は、前記分析データファイル作成工程(S10)
で作成された分析データファイル24を頒布する。
【0026】前記分析データファイル読込工程(S1
4)は、前記分析データファイル頒布工程(S12)で
頒布された分析データファイル24を、前記分析データ
リーダ14により読込み、ディスプレイ22にグラフ表
示させる。このグラフ表示が所望のグラフ表示か否かを
判断する(S16)。グラフ表示が所望のグラフ表示で
あると判断されると、後段の必要な作業を進める。一
方、グラフ表示が所望のグラフ表示でないと判断される
と、必要に応じてグラフ表示指定工程(S18)と、グ
ラフ表示変更工程(S20)に進む。
【0027】前記グラフ表示指定工程(S18)は、前
記分析データファイル読込工程(S14)でディスプレ
イ22に表示させたグラフ表示に対し、所望のグラフ表
示を指定する。前記グラフ表示変更工程(S20)は、
ディスプレイ22でのグラフ表示を前記分析データの本
質は変えずにグラフ表示指定工程(S18)で指定され
たグラフ表示に変更する。
【0028】このグラフ表示が所望のグラフ表示か否か
を判断する(S22)。グラフ表示が所望のグラフ表示
であると判断されると、後段の必要な作業を進める。一
方、グラフ表示が所望のグラフ表示でないと判断される
と、所望のグラフ表示が得られるまで、前記グラフ表示
指定工程(S18)と、前記グラフ表示変更工程(S2
0)を繰返す。
【0029】以上のように本実施形態にかかる分析デー
タファイル頒布方法によれば、分析データライタ12に
より分析データを電子化し分析データファイル24を作
成し、例えばインターネット上で頒布することとした。
この結果、分析データファイル24を容易に頒布するこ
とができる。
【0030】しかも、本実施形態では、分析データファ
イル24を作成する際、分析データリーダ14により分
析手段10で得られた分析データの本質は変えずに該グ
ラフ表示の変更が行えるように、分析データライタ12
によりデータファイル24を作成している。このように
して作成された分析データファイル24を分析データリ
ーダ14により読込み、分析手段10で得られた分析デ
ータの本質は変えずに、該グラフ表示の変更が行えるこ
ととした。
【0031】この結果、本実施形態では、分析データリ
ーダ14により分析データファイル24の分析データの
本質を変えずに、グラフ表示を所望の大きさ等の体裁を
容易に整えることができるので、頒布された分析データ
ファイル24の分析機器の分野での使い勝手を向上させ
ることができる。
【0032】なお、前記構成では、分析データライタ1
2にサーバの機能を持たせた例について説明したが、サ
ーバ機能を分離し他のコンピュータ等に設けてもよい。
また、前記構成では、信号線20を介して分析データフ
ァイルを頒布した例について説明したが、その頒布から
入手までの時間の短縮化等の点で、信号線20を用いる
ことが好ましいが、分析データライタ12で作成した分
析データファイル24をフロッピー(登録商標)ディス
ク等の任意の記録メディアに落として頒布する方法等も
ある。
【0033】分析データライタ 図3には本実施形態にかかる分析データライタ12の概
略構成が示されている。同図に示す分析データライタ1
2は、例えばコンピュータ本体30と、外部出力手段
(ディスプレイ)32と、キーボード、マウス等の入力
デバイス34を備える。コンピュータ本体30は、CP
U36と、HDD38を備える。このコンピュータ本体
30のCPU36は、分析手段10と接続されている。
【0034】そして、分析手段10からの分析データ、
データ付随情報等の分析データファイル作成に必要な情
報がコンピュータ本体30のCPU36に入力され、こ
れをCPU36はHDD38の所定位置に記憶する。H
DD38は、出所情報記憶手段40と、データ記憶手段
42と、表示定義情報記憶手段44と、データ付随情報
記憶手段46と、データ処理履歴記憶手段48と、デー
タ処理結果記憶手段50と、分析データファイル記憶手
段52を備える。
【0035】ここで、前記出所情報記憶手段40は、分
析データファイル24の出所、例えばJasco等の識
別情報を記憶する。そのほか、例えばファイルサイズ、
漢字コード、マーカー、データ測定を行った機種名、フ
ァイル形式のバージョン等も定義することができる。ま
た前記データ記憶手段42は、前記分析手段10で得ら
れた分析データを記憶する。例えば分析データを、例え
ば等間隔、或いは不等間隔の点の数値データ等で定義す
ることができる。
【0036】前記表示定義情報記憶手段44は、分析手
段10で得られたデータ点の数値データを基に、特定の
分析データリーダ14によりディスプレイ22にスペク
トル等をグラフ表示させ、かつ該スペクトル表示を、該
分析データの本質は変えずに軸の倍率の変更等の、所望
のグラフ表示が変更可能となるように、前記データ記憶
手段42の各点の数値データに軸情報等を関連付けて、
グラフ表示させるための表示定義情報を記憶する。この
表示定義情報としては、例えば前述のような横軸の単位
(例えば波数cm−1)、縦軸の単位(例えば透過率%
T)のほか、横軸の範囲(例えば4000−400)、
縦軸の範囲(例えば0−70)等も定義することができ
る。
【0037】前記データ付随情報記憶手段46は、前記
数値データを得た時の分析手段10の装置構成、及び測
定条件を含むデータ付随情報を記憶する。例えばFTI
R等の装置名等により分析手段10の装置構成を定義す
ることができる。また分析手段10の測定モード、測定
方法、サンプル名、サンプル量等により測定条件が定義
される。そのほか、装置シリアル番号、測定者、測定者
の所属、測定日時、最終演算日時等も定義することがで
きる。
【0038】前記データ処理履歴記憶手段48は、例え
ばデータ処理日時、データ処理内容等を定義する。前記
データ処理結果記憶手段50は、例えばピーク位置、高
さ、高さ比、面積、面積比、半値幅、カーブフィッティ
ング(ピーク位置、高さ、半値幅、フィッティング曲線
等)、膜厚計算、色彩計算、多成分分析(排ガス分析等
も含む)、メルティング、カイネティクス、日射透過
率、スペクトル検索(リンクするファイルパス)、高次
構造解析、スムージング等の処理結果を定義する。例え
ばピーク検出では、結果の数、実際のピーク数、ノイズ
レベル等を定義する。
【0039】CPU36は、ファイル作成手段54を備
える。このファイル作成手段54は、前記入力デバイス
34より、分析データファイルの作成の指示が与えられ
ると、HDD38の必要な情報を読出し、各情報を該分
析データファイル24の所定位置に、特定の分析データ
リーダで読込み可能で及び書換え不可となるように書込
み、該分析データファイル24を作成する。
【0040】例えば、本実施形態では、前記出所情報記
憶手段40の出所情報、前記データ記憶手段42の分析
データ、前記表示定義情報記憶手段44の表示定義情報
及び前記データ付随情報記憶手段46のデータ付随情報
を、それぞれ該分析データファイルの所定位置に、特定
の分析データリーダで読込み可能で及び書換え不可とな
るように書込み、該分析データファイル24を作成し、
分析データファイル記憶部52に記憶する。
【0041】このようにして作成され、分析データファ
イル記憶部52に記憶されている分析データファイル2
4は、例えば、ほかのコンピュータからのダウンロード
を要求する信号により、入出力インタフェース16を介
して例えばインターネット上に出力され、そのコンピュ
ータに送られる。
【0042】なお、本実施形態にかかる分析データファ
イルライタ12は、HDD38にコメント記憶手段56
を備える。分析データファイルライタ12は、分析デー
タファイル24の作成時に、分析データファイル24の
所定位置にコメント部を作成し、コメント部にコメント
記憶手段56のコメントを特定の分析データリーダで書
込み及び書換え可能としている。
【0043】本実施形態にかかる分析データライタ12
は概略以上のように構成され、以下にその作用について
説明する。まず従来、スペクトル等を紙に印刷したもの
をFAXや郵送等でやりとりする方法が一般的であった
が、時間がかかり、面倒であった。
【0044】そこで、本実施形態は、分析データの頒布
を容易にするため、分析データライタ12により、分析
手段で得られた分析データを電子化している。まず分析
手段10からの分析データ、データ付随情報等の分析デ
ータファイル作成に必要な情報は、コンピュータ本体3
0のHDD38の所定位置に記憶されている。そして、
前記入力デバイス34より、分析データファイル24の
作成の指示が与えられると、ファイル作成手段54は、
HDD38の必要な情報を読出し、各情報を該分析デー
タファイル24の所定の位置に、特定の分析データリー
ダで読込み可能で及び書換え不可となるように書込み、
該分析データファイル24を作成する。
【0045】本実施形態では、例えば前記出所情報記憶
手段40の出所情報、前記データ記憶手段42の分析デ
ータ、前記表示定義情報記憶手段44の表示定義情報及
び前記データ付随情報記憶手段46のデータ付随情報等
を、それぞれ該分析データファイル24の所定位置に、
特定の分析データリーダで読込み可能で及び書換え不可
となるように書込み、該分析データファイル24を作成
している。これにより、本実施形態では、送る側は分析
データを紙に印刷する必要がなく、例えば電子化された
分析データファイル24をそのままインターネットやメ
ール等で容易に頒布することができる。
【0046】ここで、分析機器の分野では、前述のよう
にして頒布されたものを入手すると、ディスプレイ上で
グラフの大きさを調整する必要があるが、単なるグラフ
全体の倍率変更であれば比較的簡単であるが、例えば横
軸だけ、縦軸だけ等の各軸単位での倍率変更を行うと、
グラフの各軸方向での位置関係がわからなくなり、正確
に保たれない場合がある。これは一般的なグラフィック
スでは問題のないことであっても、グラフの各軸方向で
の位置関係が非常に重要な意味を持つスペクトル等のグ
ラフを扱う分析機器の分野では、分析データそのものの
本質を変えてしまうため、その使い勝手は改善の余地が
残されていた。
【0047】そこで、本実施形態においては、さらに分
析機器の分野での分析ファイルデータの使い勝手を向上
させるため、分析データライタ12により分析データフ
ァイル24を作成する際、分析データリーダにより分析
手段で得られた分析データの本質は変えずに、スペクト
ル等の軸の倍率の変更等の所望のグラフ表示の変更が行
えるように分析データファイル24を作成している。こ
のために本実施形態において、前記表示定義情報記憶手
段44が、分析手段10で得られた分析データを特定の
分析データリーダ14によりディスプレイ22にグラフ
表示させ、かつ該分析データの本質は変えずに特定のグ
ラフ表示が変更可能となるように、つまりグラフを構成
する前記データ記憶手段42の各点の数値データに軸情
報等を関連付けて、グラフ表示させるための表示定義情
報を記憶する。
【0048】そして、前記入力デバイス34より、分析
データファイルの作成の指示が与えられると、ファイル
作成手段54によりファイルを作成する際は、前記表示
定義情報記憶手段44の表示定義情報を該分析データフ
ァイルの所定位置に書込み、分析データファイルを特定
の分析データリーダで読込むと、各点の数値データに対
し軸情報を関連付けてスペクトル等のグラフ表示ができ
るようにしている。しかも、グラフ上の各点は各軸方向
での位置情報を持つので、該分析データの本質は変えず
に特定のグラフ表示が変更できる分析データファイルを
作成することができる。
【0049】ここで、作成した分析データファイルの、
分析データの本質にかかわる数値データ、表示定義情報
の内容は勿論、出所情報、データ付随情報等は誤って上
書き等の変更をしてしまうと、元の情報との区別が付か
ないので、分析機器の分野では、その誤操作対策が必要
である。そこで、本実施形態では、分析データファイル
のコメントは本実施形態にかかる分析データライタ及び
リーダにより書換え可能にしているが、ファイル作成手
段により出所情報、分析データ、表示定義情報、データ
付随情報をファイルに書込む際、例えばID等によるア
クセス制限を設けており、基本的には、特定の分析デー
タリーダで読込み可能で及び書換え不可となるように、
ファイルを作成している。
【0050】また、本実施形態では、作成した分析デー
タファイルの、アクセス制限のある情報を強制的に書き
換えた際は、その情報のある位置にフラグ等が自動的に
付加され、変更があったことを知らせるようにファイル
を作成している。このため、本実施形態では、ファイル
の、分析データの本質にかかわる数値データ、表示定義
情報の内容は勿論、出所情報、データ付随情報等の内容
が誤って上書き等の変更をしてしまうのを防ぐと共に、
万が一、変更してしまっても、フラグ等の何等かの痕跡
が残るようにファイルを作成しているので、ファイルの
内容が所望の元のものかどうかを容易に判断することが
できる。
【0051】このようにして作成され、分析データファ
イル記憶部52に記憶されている分析データファイル2
4は、例えば、ほかのコンピュータからの要求を指示す
る信号により、入出力インタフェース16を介して例え
ばインターネット上の他のコンピュータに送られる。以
上のように本実施形態にかかる分析データライタ12に
よれば、入力デバイス34より、分析データファイル2
4の作成の指示が与えられると、例えば出所情報記憶手
段40の出所情報、データ記憶手段42の分析手段で得
られた分析データ、表示定義情報記憶手段44の表示定
義情報、及びデータ付随情報記憶手段46のデータ付随
情報等を、それぞれ該分析データファイルの所定位置
に、特定の分析データリーダで読込み可能で及び書換え
不可となるように書込み、該分析データファイルを作成
するファイル作成手段54を備えることとした。
【0052】この結果、本実施形態にかかる分析データ
ライタ12によれば、分析手段10で得られた分析デー
タを特定の分析データリーダによりグラフ表示させ、か
つ該分析データの本質は変えずに特定のグラフ表示が変
更可能な分析データファイル24を作成することができ
るので、それを例えばインターネット上等で容易に頒布
することができる。
【0053】分析データファイル 図4には本実施形態にかかる分析ファイルデータ24の
ファイル構造が示されている。同図に示す分析データフ
ァイル24は、出所情報部60と、データ定義部62
と、表示定義部64と、データ付随情報部66と、デー
タ処理履歴部68と、データ処理結果部70と、コメン
ト部72を備える。ここで、前記出所情報部60は、分
析データファイル24が作成された出所を示す識別情報
が、本実施形態にかかる分析データライタにより記載さ
れている。その内容は、特定の分析データリーダで読込
み可能で及び書換え不可である。この出所情報として
は、例えばJasco等の識別情報を用いることができ
る。そのほか、例えばファイルサイズ、漢字コード、マ
ーカー、データ測定を行った機種名、ファイル形式のバ
ージョン等も加えて記載することができる。
【0054】また前記データ定義部62は、分析手段で
得られた分析データが本実施形態にかかる分析データラ
イタにより記載されている。その内容は、特定の分析デ
ータリーダで読込み可能で及び書換え不可である。この
データとしては、例えば等間隔、或いは不等間隔のデー
タ点の数値データ等で記載することができる。
【0055】具体的には、例えばX軸データ列のタイ
プ、つまりデータ点が等間隔か不等間隔かが記載されて
いる。例えば等間隔データでは、横軸のデータスタート
値、データエンド値、データピッチ等が定義されてお
り、これにより横軸の各データ数値を定義することがで
きるので、縦軸の数値データのみが並べられている。一
方、不等間隔データでは、例えば(4000,60),
(3999,61)…(400,50)というように、
つまり(横軸の数値データ,縦軸の数値データ)がペア
で各データ点について並べられている。そのほか、縦軸
の検出チャンネル数(例えば同じ横軸に対し、強度、検
出器の電圧等の数)、データ数、データの精度、X軸デ
ータのバイト数、Y軸データのバイト数、データ処理履
歴のバイト数、データ処理結果のバイト数等も加えて記
載することができる。
【0056】前記表示定義部64は、特定の分析データ
リーダにより読込まれた時、該分析データリーダの読込
手段により前記データ定義部62の各データ点の数値デ
ータに軸情報を関連付けるための各軸の単位が定義され
ている。例えば、前記データ定義部62の各データ点
が、等間隔であっても、不等間隔であっても、その内容
は(横軸の数値データ,縦軸の数値データ)の配列で表
せる。前記表示定義部64では、表示定義情報として、
前記データ定義部62の数値データの横軸の単位が例え
ば波数であり、前記データ定義部62の数値データの縦
軸の単位が、例えば透過率等であるとの文法情報が定義
されている。
【0057】このため、分析データファイル24が、特
定の分析データリーダにより読込まれた時、該分析デー
タリーダの読込手段により前記データ定義部62の各デ
ータ点の数値データに軸情報を関連付けることができる
ので、ディスプレイにスペクトル等のグラフを表示させ
ることができる。しかも、前述のようにして前記データ
定義部62の各データ点の数値データに軸情報を関連付
けているので、つまりグラフを各データ点で構成し、そ
の各データ点は各軸上での数値データで定義されている
ので、ある一の軸の倍率のみを変えても、またグラフ表
示の次元を変えても、その再表示の際、分析データリー
ダの読取手段は、分析データファイル24のデータ定義
部62の各データ点の各軸上での数値データと、表示定
義部64の軸情報にアクセスすることにより、変更後の
各軸上での各データ点の位置関係を得、軸の変更後のス
ペクトルを正確にかつ迅速に再表示することができる。
【0058】このようにスペクトル等のグラフ表示を、
分析データの本質は変えずに軸の倍率の変更等の、所望
のグラフ表示が変更可能となるように、前記データ定義
部62の数値データをスペクトル等のグラフ表示させる
ための表示定義情報が、本実施形態にかかる分析データ
ライタにより記載されている。その内容は特定の分析デ
ータリーダで読込み可能で及び書換え不可である。この
表示定義情報としては、例えば前述のような横軸の単位
(例えば波数cm−1)、縦軸の単位(例えば透過率%
T)の他、横軸の範囲(例えば4000−400)、縦
軸の範囲(例えば0−70)等も定義することができ
る。
【0059】前記データ付随情報部66は、データ定義
部の数値データを得た時の分析手段の装置構成、及び測
定条件を含むデータ付随情報が、本実施形態にかかる分
析データライタにより記載されている。その内容は、特
定の分析データリーダで読込み可能で及び書換え不可で
ある。このデータ付随情報としては、例えば装置名等に
より分析手段10の装置構成を特定する。また測定条件
として、数値データを得た時の分析手段10の設定等の
測定モード、透過、反射等の測定方法、サンプル名、サ
ンプル量等を用いることができる、そのほか、データ付
随情報としては、装置シリアル番号、測定者、測定者の
所属、測定日時、最終演算日時等も記載することができ
る。
【0060】前記データ処理履歴部68は、データ処理
履歴情報として、データ処理の日時、その処理内容等
が、本実施形態にかかる分析データライタにより記載さ
れている。その内容は、特定の分析データリーダで読込
み可能で及び書換え不可である。前記データ処理結果部
70は、データ処理結果として、例えばピーク位置、高
さ、高さ比、面積、面積比、半値幅、カーブフィッティ
ング(ピーク位置、高さ、半値幅、フィッティング曲線
等)、膜厚計算、色彩計算、多成分分析(排ガス分析も
含む)、メルティング、カイネティクス、日射透過率、
スペクトル検索(リンクするファイルパス)、高次構造
解析、スムージング等の処理結果が、本実施形態にかか
る分析データライタにより記載されている。その内容
は、特定の分析データリーダで読込み可能で及び書換え
不可である。例えばピーク検出の処理を行ったとき、結
果の数、実際のピーク数、ノイズレベル等の情報を記載
することができる。
【0061】前記コメント部72は、本実施形態にかか
る分析データライタでのファイル作成者、分析データリ
ーダの使用者等によるコメントが記載される。このコメ
ント部72の内容は、変更しても分析データの本質を変
えてしまうものではないので、分析データライタ及び分
析データリーダで書込み、書換えが行えるように構成さ
れている。
【0062】なお、本実施形態にかかる分析データファ
イル24は、データ情報部の位置、データ処理履歴の位
置、データ処理結果の位置、オプション情報の位置、他
のアプリケーションからの使用を許可するかどうかのフ
ラグ、内部メモリ名(ファイルから読み込んだ場合には
フルパス名)等が記載されることも可能である。
【0063】本実施形態にかかる分析データファイル2
4は、概略以上のように構成され、以下にその作用につ
いて説明する。まず従来、スペクトル等のグラフを紙に
印刷したものをFAXや郵送等でやりとりする方法が一
般的であったが、時間がかかり、面倒であった。そこ
で、本実施形態は、分析データの頒布を容易にするた
め、本実施形態にあかかる分析データライタにより、分
析手段で得られた分析データを電子化しており、分析デ
ータファイル24を用いている。
【0064】これにより、本実施形態にかかる分析デー
タファイル24の内容は、送る側は分析データを紙に印
刷する必要がなく、そのままインターネットやメール等
で容易に頒布することができる。ここで、分析機器の分
野では、前述のようにして頒布されたものを入手する
と、ディスプレイ上でグラフの大きさを調整する必要が
あるが、単なるグラフ全体の倍率変更であれば比較的簡
単であるが、例えば横軸だけ、縦軸だけ等のある特定の
軸単位での倍率変更、次元の変更等を行うと、グラフの
各軸上での位置関係がわからなくなり、その正確な位置
関係が保たれない場合がある。これは一般的なグラフィ
ックスでは問題のないことであっても、グラフの各軸上
での位置関係が非常に重要な意味を持つスペクトル等の
グラフを扱う分析機器の分野では、分析データそのもの
の本質を変えてしまうため、その使い勝手は改善の余地
が残されていた。
【0065】そこで、本実施形態にかかる分析データフ
ァイル24は、さらに分析機器の分野での使い勝手を向
上させるため、分析データライタにより作成される際、
分析データリーダにより分析手段で得られた分析データ
の本質は変えずに、該グラフ表示の変更が行えるよう
に、データファイルが作成されている。このために本実
施形態にかかる分析データファイル24が、特定の分析
データリーダで読込まれると、データ定義部62の各デ
ータ点の数値データと前記表示定義部64の表示定義情
報を関連付けて、ディスプレイ22にスペクトル等をグ
ラフ表示させるようにしている。しかも、このようなデ
ータ定義部62の各データ点の数値データと前記表示定
義部64の表示定義情報との関連付けによりグラフを表
示するので、該分析データの本質は変えずにスペクトル
の軸の倍率の変更等の、所望のグラフ表示が変更可能と
なるようにしている。
【0066】この結果、本実施形態にかかる分析データ
ファイル24は、特定の分析データリーダで読込まれる
と、該分析データの本質は変えずに特定のグラフ表示が
変更できる。ここで、前記分析データの本質にかかわる
データ定義部62、表示定義部64の内容は勿論、出所
情報部60、データ付随情報部66等の内容は誤って上
書き等の変更をされてしまうと、元の情報との区別が付
かないので、分析機器の分野では、その誤操作対策が必
要である。
【0067】そこで、本実施形態にかかる分析データフ
ァイル24では、コメント部72の内容は特定の分析デ
ータライタ及びリーダにより書込み、書換え可能にして
いるが、ファイル作成手段により分析データファイルが
作成される際、出所情報部60、データ定義部62、表
示定義部64、データ付随情報部66の内容には、例え
ばID等によるアクセス制限を設けており、基本的に
は、特定の分析データリーダで読込み可能で及び書換え
不可となるようにしている。
【0068】また本実施形態にかかる分析データファイ
ル24の、アクセス制限のある情報を強制的に書き換え
た際は、その情報のある位置にフラグ等が自動的に付加
され、変更があったことを知らせる。このため、本実施
形態にかかる分析データファイル24では、前記分析デ
ータの本質にかかわるデータ定義部62、表示定義部6
4の内容は勿論、出所情報部60、データ付随情報部6
6等の内容が誤って上書き等の変更をされてしまうのを
防ぐと共に、万が一、変更されてしまっても、フラグ等
の何等かの痕跡が残るので、ファイル24の内容が元の
ものかどうかを容易に判断することができる。
【0069】以上のように本実施形態にかかる分析デー
タファイル24によれば、例えばその出所を示す出所情
報が、特定の分析データリーダで読込み可能で及び書換
え不可で記憶された出所情報部60と、分析手段10で
得られた分析データが、該分析データリーダで読込み可
能で及び書換え不可で記憶されたデータ定義部62と、
分析データをグラフ表示しかつ該グラフ表示をデータの
本質は変えずに変更可能な表示定義情報が、該分析デー
タリーダで読込み可能で及び書換え不可で記憶された表
示定義部64と、該分析データを得た時の分析手段の装
置構成及び測定条件を含むデータ付随情報が、該分析デ
ータリーダで読込み可能で及び書換え不可で記憶された
データ付随情報部66を備えることとした。
【0070】この結果、本発明にかかる分析データファ
イル24によれば、特定の分析データリーダで読込まれ
ることにより、分析手段で得られた分析データをグラフ
表示させ、かつ該分析データの本質は変えずにグラフ表
示を所望のグラフ表示に変更することができる。
【0071】分析データリーダ 図5には本実施形態にかかる分析データリーダ14の概
略構成が示されている。同図に示す分析データリーダ1
4は、入出力インタフェース18を備えており、例えば
電話回線、LAN等の信号線20で接続されたインター
ネット上のコンピュータと接続されている。このため、
分析データリーダ14は、インターフェース18を介し
て本実施形態にかかる分析データライタで作成された分
析データファイル24を読込む。そして、分析データリ
ーダ14は、ディスプレイ22に該分析データファイル
24の内容、少なくともスペクトル等の分析データをグ
ラフ表示させ、かつ該グラフ表示を該分析データの本質
は変えずに変更可能とする。
【0072】このために本実施形態にかかる分析データ
リーダ14は、例えばコンピュータ本体80と、ディス
プレイ(外部出力手段)22と、キーボード、マウス等
の入力デバイス82を備える。前記コンピュータ本体8
0は、CPU84と、HDD86を備える。前記CPU
84は、読込手段88と、グラフ表示指定手段90と、
グラフ表示変更手段92を備える。前記HDD86は、
分析データファイル記憶手段94を備える。
【0073】ここで、前記読込手段88は、入力デバイ
ス82により所望の分析データファイル24が指定さ
れ、そのダウンロードの開始の指示がなされると、該分
析データファイル24を一旦、分析データファイル記憶
手段94に保存し、ディスプレイ22に分析データファ
イル24の分析データを基にスペクトルをグラフ表示さ
せる。
【0074】また前記表示指定手段90は、前記ディス
プレイ22に表示されたグラフ表示が所望のグラフ表示
でないと、該グラフ表示に対し、入力デバイス82を用
いて所望のグラフ表示、例えば軸の倍率の変更等を指定
する。前記表示変更手段92は、前記ディスプレイ22
でのグラフ表示を、前記分析データの本質は変えずに前
記表示指定手段90により指定された軸の倍率等でのグ
ラフ表示に変更する。なお、本実施形態において、分析
データファイル24は、分析データライタでのファイル
作成者、分析データリーダ14でのファイル使用者等の
コメントが記載される。このコメントの内容は、変更し
てもデータの本質を変えてしまうものではないので、分
析データリーダ14で書込み、書換えが行えるように構
成されている。
【0075】本実施形態にかかる分析データリーダ14
は、概略以上のように構成され、以下にその作用につい
て説明する。まず従来、スペクトル等のグラフを紙に印
刷したものをFAXや郵送等でやりとりする方法が一般
的であったが、時間がかかり、面倒であった。そこで、
本実施形態は、分析データの入手を容易にするため、入
出力インターフェース18、インターネット、LAN上
と接続された信号線20等を介して、本実施形態にかか
る分析データライタにより作成された分析データファイ
ル24を容易に入手している。
【0076】ここで、分析機器の分野では、前述のよう
にして頒布されたものを入手すると、ディスプレイ上で
グラフの大きさを調整する必要があるが、単なるグラフ
全体の倍率変更であれば比較的簡単であるが、例えば横
軸だけ、縦軸だけ等の各軸単位での倍率変更を行うと、
グラフの各軸上での元の位置関係がわからなくなり、元
の位置関係が保たれない場合がある。これは一般的なグ
ラフィックスでは問題のないことであっても、グラフの
各軸上での元の位置関係が非常に重要な意味を持つスペ
クトル等のグラフを扱う分析機器の分野では、分析デー
タそのものの本質を変えてしまうため、その使い勝手は
改善の余地が残されていた。
【0077】そこで、本実施形態では、分析機器の分野
での使い勝手を向上させるため、分析機器で得られたス
ペクトル等の表示を、分析手段で得られた分析データの
本質は変えずに、該グラフ表示の変更が行えるように作
成されたデータファイルを読込むことができる。例え
ば、分析データリーダ14は、ファイル形式、ファイル
の出所情報、例えば出所情報等のID情報等の、特定の
分析データライタ12を識別することのできる情報によ
り、特定の分析データファイルのみを読込めるようにす
ることができる。
【0078】このために本実施形態にかかる分析データ
リーダ14は、本実施形態にかかる分析データライタに
より作成された分析データファイル24を読込むと、読
込手段88が、該分析データファイル24のデータ定義
部の各データ点の数値と表示定義部の表示定義情報を関
連付けて、スペクトル等のグラフをディスプレイ22に
グラフ表示させる。しかも、このような各データ点の数
値と表示定義情報との関連付けを行うことにより、グラ
フ表示指定手段90及びグラフ表示変更手段92によ
る、ディスプレイ22上のグラフ表示を、該分析データ
の本質は変えずに軸の倍率の変更を行う等の、所望のグ
ラフ表示に変更することができる。
【0079】本実施形態にかかる分析データリーダ14
によるグラフ表示の変更例を図6に示す。なお、同図で
は、軸の倍率を変更している。すなわち、同図(A)で
は、ディスプレイ22上に横軸に波数、縦軸に透過率の
スペクトルが表示されている。ここで、ユーザは倍率の
変更を行う軸の終点に、例えばマウスのカーソル98の
位置を合わせた状態で、倍率の変更を行う方向、例えば
横軸の拡大では、図中右方に所望の大きさとなるまでド
ラッグする。また横軸の縮小では、横軸の終点にカーソ
ル98の位置を合わせた状態で図中左方に所望の大きさ
となるまでドラッグする。すると、カーソルの動きに合
わせて横軸の長さが変わるが、各データ点の各軸上での
位置関係を保つように同図(B)に示すようにグラフ表
示が変る。このように本実施形態ではスペクトルを構成
する各データ点の各軸上での数値がわかるので、スペク
トルの本質を変えずに軸の倍率を所望の倍率に変えるこ
とができる。また同様の軸の倍率の変更をその他の軸に
ついても行うことができる。
【0080】また前記軸の倍率の変更に関し、前記倍率
の変更を行う軸にマウスのカーソルを合わせることの代
わりに、キーボードからの軸の指定を行い、また前記ド
ラッグの代わりにキーボードからの倍率の数値の入力等
によっても、同様の軸の倍率の変更等をスペクトルの本
質を変えずに行うことができる。ここで、本実施形態に
かかる分析データリーダ14により分析データファイル
24の分析データの本質にかかわるデータ定義部、表示
定義部の内容は勿論、出所情報部、データ付随情報部等
の内容を誤って上書き等の変更してしまうと、元の情報
との区別が付かないので、分析機器の分野では、その誤
操作対策が必要である。
【0081】そこで、本実施形態にかかる分析データリ
ーダ14では、分析データファイル24のコメント部の
内容は入力デバイス82からの入力により書換え可能に
しているが、出所情報部、データ定義部、表示定義部、
データ付随情報部の内容には、例えばID等によるアク
セス制限が設けられているので、基本的にはその内容を
書換え不可となる。また分析データファイル24の、ア
クセス制限のある情報を強制的に書換えた際は、その情
報のある位置にフラグ等を自動的に付加し、変更があっ
たことを知らせる。
【0082】このため、本実施形態にかかる分析データ
リーダ14は、分析データファイル24の分析データの
本質にかかわるデータ定義部、表示定義部の内容は勿
論、出所情報部、データ付随情報部等の内容を誤って上
書き等の変更をしてしまうのを防ぐと共に、万が一、変
更してしまっても、フラグ等の何等かの痕跡を残すの
で、分析データファイル24の内容が元のものかどうか
を容易に判断することができる。
【0083】以上のように本実施形態にかかる分析デー
タリーダ14によれば、本実施形態にかかる分析データ
ライタで作成された分析データファイル24を読込み、
ディスプレイ22に該分析データファイルの分析データ
を元にスペクトルをグラフ表示させ、かつ該スペクトル
表示を該分析データの本質は変えずに軸の倍率等を変更
することができる。この結果、本発明にかかる分析デー
タリーダ14によれば、分析データファイル24のスペ
クトル等のグラフの使い勝手が向上する。
【0084】なお、前記構成では、二次元の分析データ
を用いて説明したが、二次元以上の分析データに適用す
ることができる。また、前記構成では、グラフ表示の変
更例として、軸の始点と終点の数値は変えずに軸の倍率
の変更を行った例について説明したが、データの本質を
変えるものでなければ、任意のグラフ表示の変更が行え
る。例えば分析データの軸の始点と終点の範囲内であれ
ば、軸の特定範囲のデータをグラフ表示させることもで
きる。このとき、軸の範囲を特定後、軸の倍率の変更も
勿論行える。またスペクトル等のグラフにピーク位置等
のデータ処理結果等のグラフ以外の情報を重ねて表示す
ることもできる。またグラフの線種、色、太さ等を変え
ることもできる。またグラフ表示を透過状態にし、その
ほかのグラフ表示に重ねて表示することもできる。
【0085】
【発明の効果】以上説明したように本発明にかかる分析
データライタによれば、分析データファイルの作成の指
示が与えられると、出所情報記憶手段の出所情報、デー
タ記憶手段の分析手段で得られた分析データ、表示定義
情報記憶手段の表示定義情報及びデータ付随情報記憶手
段のデータ付随情報を、それぞれ該分析データファイル
の所定位置に、特定の分析データリーダで読込み可能で
及び書換え不可となるように書込み、該分析データファ
イルを作成するファイル作成手段と、を備えることとし
た。この結果、本発明にかかる分析データライタによれ
ば、分析手段で得られた分析データを特定の分析データ
リーダによりグラフ表示させ、かつ該分析データリーダ
により分析データの本質は変えずに特定のグラフ表示が
変更可能な分析データファイルを作成することができる
ので、それを容易に頒布することができる。また本発明
にかかる分析データファイルによれば、そのファイルが
作成された出所を示す出所情報が特定の分析データリー
ダで読込み可能で及び書換え不可で記憶された出所情報
部と、分析手段で得られた分析データが前記分析データ
リーダで読込み可能で及び書換え不可で記憶されたデー
タ定義部と、前記分析データをグラフ表示し、かつ該グ
ラフ表示を該分析データの本質は変えずに変更すること
のできる表示定義情報が前記分析データリーダで読込み
可能で及び書換え不可で記憶された表示定義部と、前記
分析データを得た時の分析手段の装置構成及び測定条件
を含むデータ付随情報が前記分析データリーダで読込み
可能で及び書換え不可で記憶されたデータ付随情報部
と、を備えることとした。この結果、本発明にかかる分
析データファイルによれば、電子化されているので、容
易に頒布されると共に、特定の分析データリーダで読込
まれることにより、分析手段で得られた分析データをグ
ラフ表示させ、かつ該分析データの本質は変えずに特定
のグラフ表示を変更することができるので、分析機器の
分野での使い勝手が向上する。また本発明にかかる分析
データリーダによれば、特定の分析データライタで作成
された分析データファイルを読込み、外部出力手段に分
析データをグラフ表示させる読込手段と、前記外部出力
手段でのグラフ表示を前記分析データの本質は変えずに
グラフ表示指定手段により指定されたグラフ表示に変更
する表示変更手段と、を備えることとした。この結果、
本発明にかかる分析データリーダによれば、特定の分析
データライタで作成された分析データファイルを読込
み、外部出力手段にその分析データをグラフ表示させ、
かつ該グラフ表示を該分析データの本質は変えずに変更
することができるので、分析データファイルの使い勝手
が向上する。また本発明にかかる分析データファイル頒
布方法によれば、前記分析データライタにより前記分析
データファイルを作成する分析データファイル作成工程
と、前記分析データファイル作成工程で作成された分析
データファイルを、前記分析データリーダにより読込み
外部出力手段にグラフ表示させる読込工程と、前記グラ
フ表示が所望のグラフ表示でないと、前記グラフ表示
を、前記分析データの本質は変えずに前記グラフ表示指
定工程で指定されたグラフ表示に変更するグラフ表示変
更工程と、を備えることとした。この結果、本発明にか
かる分析データファイル頒布方法によれば、分析機器の
分野での所望のグラフ表示が行える分析データファイル
を容易に頒布することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる分析データファイ
ル頒布方法を行うためのハードウェア要素の概略構成の
説明図である。
【図2】本発明の一実施形態にかかる分析データファイ
ル頒布方法を示すフローチャートである。
【図3】本発明の一実施形態にかかる分析データライタ
の概略構成の説明図である。
【図4】本発明の一実施形態にかかる分析データライタ
で作成された分析データファイルのファイル構造の説明
図である。
【図5】本発明の一実施形態にかかる分析データリーダ
の説明図である。
【図6】本発明の一実施形態にかかる分析データリーダ
によるグラフ表示の変更例である。
【符号の説明】 10 分析手段 12 分析データライタ 14 分析データリーダ 24 分析データファイル 96 スペクトル(グラフ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 裕 東京都八王子市石川町2967番地の5 日本 分光株式会社内 Fターム(参考) 2F070 AA01 DD12 FF13 GG06 2F073 AA40 AB01 BB04 BB09 BB20 CC03 CC06 CC07 DD02 FG01 FG02 GG01 GG06 GG08 GG09 2G059 AA01 EE12 JJ01 MM10 PP04 PP06

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分析手段で得られた分析データを特定の
    分析データリーダにより外部出力手段にグラフ表示さ
    せ、かつ該分析データリーダにより分析データの本質は
    変えずに特定のグラフ表示が変更可能な分析データファ
    イルを作成する分析データライタであって、 前記分析データファイルが作成された出所を示す出所情
    報を記憶する出所情報記憶手段と、 前記分析手段で得られた分析データを記憶するデータ記
    憶手段と、 前記分析手段で得られた分析データを特定の分析データ
    リーダにより外部出力手段にグラフ表示させ、かつ該分
    析データリーダにより分析データの本質は変えずに特定
    のグラフ表示が変更可能となるように、前記データ記憶
    手段の分析データをグラフ表示させるための表示定義情
    報を記憶する表示定義情報記憶手段と、 前記分析データを得た時の前記分析手段の装置構成及び
    測定条件を含むデータ付随情報を記憶するデータ付随情
    報記憶手段と、 前記分析データファイルの作成の指示が与えられると、
    前記出所情報記憶手段の出所情報、前記データ記憶手段
    の分析データ、前記表示定義情報記憶手段の表示定義情
    報及び前記データ付随情報記憶手段のデータ付随情報
    を、それぞれ該分析データファイルの所定位置に、特定
    の分析データリーダで読込み可能で及び書換え不可とな
    るように書込み、該分析データファイルを作成するファ
    イル作成手段と、 を備えたことを特徴とする分析データライタ。
  2. 【請求項2】 特定の分析データライタで作成され、か
    つ特定の分析データリーダで読込める分析データファイ
    ルであって、 前記分析データファイルが作成された出所を示す出所情
    報が、前記分析データリーダで読込み可能で及び書換え
    不可で記憶された出所情報部と、 前記分析手段で得られた分析データが、前記分析データ
    リーダで読込み可能で及び書換え不可で記憶されたデー
    タ定義部と、 前記データ定義部の分析データを前記分析データリーダ
    により外部出力手段にグラフ表示させ、かつ該分析デー
    タリーダにより分析データの本質は変えずに特定のグラ
    フ表示が変更可能となるように、前記データ定義部の分
    析データをグラフ表示させるための表示定義情報が、該
    分析データリーダで読込み可能で及び書換え不可で記憶
    された表示定義部と、 前記分析データを得た時の前記分析手段の装置構成及び
    測定条件を含むデータ付随情報が、前記分析データリー
    ダで読込み可能で及び書換え不可で記憶されたデータ付
    随情報部と、 を備えたことを特徴とする分析データファイル。
  3. 【請求項3】 特定の分析データライタで作成された分
    析データファイルを読込み、外部出力手段に該分析デー
    タファイルの分析データをグラフ表示させ、かつ該グラ
    フ表示を該分析データの本質は変えずに変更可能な分析
    データリーダであって、 前記分析データファイルを読込み、外部出力手段に分析
    データをグラフ表示させる読込手段と、 前記外部出力手段に表示させたグラフ表示に対し、所望
    のグラフ表示を指定する表示指定手段と、 前記外部出力手段でのグラフ表示を、前記分析データの
    本質は変えずに前記表示指定手段により指定されたグラ
    フ表示に変更する表示変更手段と、 を備えたことを特徴とする分析データリーダ。
  4. 【請求項4】 前記分析データライタにより前記分析デ
    ータファイルを作成する分析データファイル作成工程
    と、 前記分析データファイル作成工程で作成された分析デー
    タファイルを頒布する分析データファイル頒布工程と、 前記分析データファイル頒布工程で頒布された分析デー
    タファイルを、前記分析データリーダにより読込み、外
    部出力手段にグラフ表示させる分析データファイル読込
    工程と、 を備え、 また前記分析データファイル読込工程で得たグラフ表示
    が所望のグラフ表示でないと、前記外部出力手段に表示
    させたグラフ表示に対し、所望のグラフ表示を指定する
    グラフ表示指定工程と、 前記外部出力手段でのグラフ表示を、前記分析データの
    本質は変えずに前記グラフ表示指定工程で指定されたグ
    ラフ表示に変更するグラフ表示変更工程と、 を備えたことを特徴とする分析データファイル頒布方
    法。
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