JP2003074836A - 溶融炉監視窓装置 - Google Patents

溶融炉監視窓装置

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JP2003074836A
JP2003074836A JP2001261225A JP2001261225A JP2003074836A JP 2003074836 A JP2003074836 A JP 2003074836A JP 2001261225 A JP2001261225 A JP 2001261225A JP 2001261225 A JP2001261225 A JP 2001261225A JP 2003074836 A JP2003074836 A JP 2003074836A
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JP
Japan
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monitoring window
monitoring
casing
melting furnace
window
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JP2001261225A
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English (en)
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Masato Endo
正人 遠藤
Katsuhiro Yamaya
勝裕 山家
Kazuo Ogata
一夫 緒方
Shunichi Mishima
俊一 三島
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NGK Insulators Ltd
Original Assignee
NGK Insulators Ltd
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  • Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】監視窓を開くことなく、堆積した灰分やスラグ
小片を臨機に簡単に除去することができる。 【解決手段】湯口12から流下する溶融物を包囲するケ
ーシング2を備えた溶融炉1において、前記ケーシング
2の側壁から斜め下方に突出して設けられた監視用筒部
21の下部に配設された透視窓22を通して、前記湯口
12を下方から監視できる監視窓装置であって、透視窓
22の内面の堆積物にガス流を吹き付けるパージノズル
3を監視用筒部21の適宜な位置に配設し、さらに吹き
飛ばされた堆積物の排出路としてその堆積物が自重によ
って誘導されるよう、監視窓22の内側から前記ケーシ
ング2内に通じる下向きの排出用配管4を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、溶融炉の湯口にお
ける流下溶融物を監視する溶融炉監視窓装置の改良に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、図2に示すように、溶融炉1の下
部に湯口12を備え、炉内18の溶融物をこの湯口12
からケーシング13によって包囲された状態で流下させ
るようにした溶融装置では、この湯口12から流下する
溶融物11の状況を監視するための監視窓装置として、
前記ケーシング13から斜め下方に突出した監視用筒部
14を設け、その先端に配設された透明ガラスまたはレ
ンズを用いた透視窓15を通じて、斜め上方に観察され
る湯口12を肉眼で目視するか、または監視カメラ16
によって監視するよう構成されていた。なお、この図で
は、固着スラグ除去のための操作ロッド17も記載され
ている。
【0003】ところが、溶融炉の操業中には、燃焼ガス
に伴う灰分やスラグ小片が透視窓15内部に逐次堆積
し、透明であるべき視野が妨げられるなどして透視窓と
しての機能を損なうことがあった。この場合に、この透
視窓15の部分を開いて掃除しようとすると、内部の炉
内ガスが外部に漏洩したり、また外気が内部にリークし
たりする不都合があった。特に、炉内ガスが可燃性ガス
であるガス変換溶融炉のような場合には、危険防止のた
め、透視窓15が開閉できないため、臨機に清掃するこ
とができなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点を解決するためになされたものであり、透視窓を開く
ことなく、堆積した灰分やスラグ小片を臨機に簡単に除
去することができる溶融炉監視窓装置を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の問題は、湯口から
流下する溶融物の流れを包囲するケーシングを備えた溶
融炉において、前記湯口を下方から監視するよう前記ケ
ーシングから斜め下方に突出して設けられた監視窓装置
であって、その下部先端に設けた透視窓の内面の堆積物
にガス流を吹き付けるパージノズルを備え、かつ吹き飛
ばされた堆積物の排出路を備えたことを特徴とする本発
明の溶融炉監視窓装置によって、解決することができ
る。
【0006】また、本発明は、前記排出路として、吹き
飛ばされた堆積物が自重によって誘導されるよう、透視
窓の内側から前記ケーシング内に通じる下向きの排出用
配管を設けた形態に、さらには、前記排出用配管の排出
方向に向けてガス流を噴出する補助ノズルを付設した形
態の前記溶融炉監視窓装置として、好ましく具体化でき
る。
【0007】本発明によれば、監視窓内部を窒素または
空気など適宜なガスをパージできるように構成し、透視
窓内部からケーシング内に通じる排出用配管のような堆
積物の排出路を設けたので、透視窓を開くことなく任意
のタイミングで、堆積した灰分やスラグ小片をパージガ
スによって吹き飛ばし、排出路を通じて、簡単に除去す
ることができるものである。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明の溶融炉監視窓装置
に係る実施形態について、図1を参照しながら説明す
る。本発明の溶融炉監視窓装置は、部分断面図である図
1において、炉内18で生成され湯口12から流下する
溶融物を包囲するケーシング2を備えた溶融炉1におい
て、前記ケーシング2の側壁から斜め下方に突出して設
けられた監視用筒部21と、その下部に配設された透視
窓22からなる監視窓装置であって、その透視窓22を
通して、前記湯口12を下方から監視できるようにした
点は、前記従来の技術の欄に記載した従来から知られて
いる構成を前提としている。
【0009】そして、本発明の特徴とするところは、前
記監視窓装置において、その下部先端に設けた透視窓2
2の内面の堆積物にガス流を吹き付けるパージノズル3
を監視用筒部21の適宜な位置に配設し、さらに吹き飛
ばされた堆積物の排出路としてその堆積物が自重によっ
て誘導されるよう、透視窓22の内側から前記ケーシン
グ2内に通じる下向きの排出用配管4を設けた点にあ
る。
【0010】かくして、溶融炉の操業中には、透視窓2
2内面に灰分やスラグ小片が堆積して視野が妨げられた
場合には、前記パージノズル3から空気または窒素ガス
など内部雰囲気に無害なガスを選んでガス流として吹き
付ければ、透視窓22の内面の堆積物は吹き飛ばされ、
排出用配管4を通じてケーシング2内に排出され、透視
窓22の視野の障害は簡単に解消される。このように、
本発明によれば、透視窓22を開閉する必要がなく、炉
内ガスの漏洩や、外気の内部リークなどが全く生じない
利点がある。
【0011】なお、本発明の監視窓装置の前記排出用配
管4には、その排出方向に向けてガス流を噴出する補助
ノズル(図示せず)を付設すると、吹き飛ばされた堆積
物の排出がきわめて容易になるという利点が得られる。
また、前記排出路は、上記排出用配管4のような配管形
状に限定されず、要は、吹き飛ばされた堆積物が前記ケ
ーシング4内に誘導されるような連続した空間からなる
排出用の通路であればよい。
【0012】
【発明の効果】本発明の溶融炉監視窓装置は、以上説明
したように構成されているので、透視窓を開くことな
く、堆積した灰分やスラグ小片を臨機に簡単に除去する
ことができるようになるので、溶融炉の運転状況を的確
に把握でき、最適な運転が維持できるという優れた効果
がある。よって本発明は、従来の問題点を解消した溶融
炉監視窓装置として、実用的価値はきわめて大なるもの
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す一部切り欠いた要部断
面図。
【図2】従来の監視窓装置を示す要部断面図。
【符号の説明】
1 溶融炉、11 流下する溶融物、12 湯口、2
ケーシング、21 監視用筒部、22 透視窓、3 パ
ージノズル、4 排出用配管。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 緒方 一夫 愛知県名古屋市瑞穂区須田町2番56号 日 本碍子株式会社内 (72)発明者 三島 俊一 愛知県名古屋市瑞穂区須田町2番56号 日 本碍子株式会社内 Fターム(参考) 4K056 AA05 FA22

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 湯口から流下する溶融物の流れを包囲す
    るケーシングを備えた溶融炉において、前記湯口を下方
    から監視するよう前記ケーシングから斜め下方に突出し
    て設けられた監視窓装置であって、その下部先端に設け
    た透視窓の内面の堆積物にガス流を吹き付けるパージノ
    ズルを備え、かつ吹き飛ばされた堆積物の排出路を備え
    たことを特徴とする溶融炉監視窓装置。
  2. 【請求項2】 前記排出路として、吹き飛ばされた堆積
    物が自重によって誘導されるよう、透視窓の内側から前
    記ケーシング内に通じる下向きの排出用配管を設けた請
    求項1記載の溶融炉監視窓装置。
  3. 【請求項3】 前記排出用配管の排出方向に向けてガス
    流を噴出する補助ノズルを付設した請求項2記載の溶融
    炉監視窓装置。
JP2001261225A 2001-08-30 2001-08-30 溶融炉監視窓装置 Withdrawn JP2003074836A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103673587A (zh) * 2013-12-04 2014-03-26 江西稀有金属钨业控股集团有限公司 一种回转窑视镜吹扫装置及其使用方法
CN104729311A (zh) * 2015-04-10 2015-06-24 核工业理化工程研究院 应用于真空系统的吹气保护观察窗
JP2018036086A (ja) * 2016-08-30 2018-03-08 中外炉工業株式会社 ワーク検出装置

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Effective date: 20081104