JP2003074797A - テント式ガス貯留装置 - Google Patents

テント式ガス貯留装置

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JP2003074797A JP2001261377A JP2001261377A JP2003074797A JP 2003074797 A JP2003074797 A JP 2003074797A JP 2001261377 A JP2001261377 A JP 2001261377A JP 2001261377 A JP2001261377 A JP 2001261377A JP 2003074797 A JP2003074797 A JP 2003074797A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガス貯留テント内に残留しているガス量を常
に正確に把握することができるようにする。 【解決手段】 可撓性を有するシート体によって半円球
状に形成されたガス貯留テント50と、このガス貯留テ
ント50の頂部外面に設けられた重錘円盤60と、ガス
貯留テント50内に出すを導入するガス導入管25と、
ガス貯留テント50内のガスを導出するガス導出部26
とを備えてなるテント式ガス貯留装置10であり、最大
限に膨張したガス貯留テント50の重錘円盤60より上
方位置に当該重錘円盤60との間の距離を測定する距離
測定装置を設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば有機廃棄物
の分解により生成したメタンガス等のいわゆるバイオガ
スの貯留に適したテント式ガス貯留装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、有機廃棄物の分解により生成した
メタンガス等のいわゆるバイオガスの貯留に適したテン
ト式ガス貯留装置が知られている。このテント式ガス貯
留装置は、円筒状外壁と、この円筒状壁体の上縁部に連
接された可撓性を有する半球状のガス貯留テントとを備
えた基本構成を有している。
【0003】上記円筒状壁体には、その内部に導通した
ガス導入配管とガス導出配管とが接続されており、ガス
導入ポンプの駆動でバイオガスがガス導入配管を介して
導入されることによりガス貯留テントが膨張する一方、
ガス導出ポンプの駆動でバイオガスがガス導出配管を介
して抜き出されることによりガス貯留テントが収縮する
ようになっている。
【0004】上記ガス貯留テントの頂部には重錘が設け
られ、内部のバイオガスが導出されることによりガス貯
留テントが縮むに際しては、この重錘が真っ直ぐに垂下
するため、これに誘導されてガス貯留テントの萎み具合
が定形的になり、見栄えがよくなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来のテント式ガス貯留装置においては、貯留されて
いるガスの量は、導入されたガス量から導出されたガス
量を差し引くか、あるいはガス貯留テントの萎み具合を
目視観察することによってしか知ることができなかっ
た。
【0006】しかし、ガスの導入、導出の収支で貯留ガ
ス量を計算する方法は、一見正確であるように見える
が、流量計に僅かでも誤差があると、この誤差が蓄積さ
れて徐々に実際の貯留量からずれていくという不都合が
あるし、ガス貯留テントの萎み具合で貯留量を判断する
方法は多くの経験を積んだ熟練者でないと採用すること
ができないばかりか、たとえ熟練者であっても正確を期
すことは困難であるという問題点が存在する。
【0007】本発明は、上記のような状況に鑑みなされ
たものであり、ガス貯留テント内に残留しているガスの
量を常に正確に把握することができるテント式ガス貯留
装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
可撓性を有するシート体によって半円球状に形成された
ガス貯留テントと、このガス貯留テントの頂部に設けら
れた重錘と、ガス貯留テント内のガスを導出するガス導
出配管とを備えてなるテント式ガス貯留装置であって、
最大限に膨張したガス貯留テントの重錘より上方位置に
当該重錘との間の距離を測定する距離測定装置が設けら
れていることを特徴とするものである。
【0009】この発明によれば、距離測定装置によって
当該距離測定装置と重錘との間の距離が測定されるた
め、この測定された距離の大小によってガス貯留テント
の容量を、従来の萎み具合を目視観察することによる目
分量の測定に比べて精度よく計量することができる。特
に距離測定装置により測定された距離とガス貯留テント
の容量との関係式を予め求めておくことにより、測定さ
れた距離の値を関係式に代入して計算することによって
その時点のガスの容量を正確に知ることができる。
【0010】このように、最大限に膨張したガス貯留テ
ントの重錘より上方位置に当該重錘との間の距離を測定
する距離測定装置を設けることにより、常にガス貯留テ
ントに貯留されているガス量を正確に知ることができる
ため、この貯留ガス量に基いてガスの需給の調整を的確
に行うことが可能になり、適正な需給バランスが確保さ
れる。
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、上記距離測定装置は、上記重錘に向けて超
音波を発信し、重錘で反射した超音波を受信して発信時
と受信時との時間差により距離を計算するように構成さ
れた超音波測距装置であることを特徴とするものであ
る。
【0012】この発明によれば、距離測定装置として超
音波測距装置が採用されて非接触状態で超音波測距装置
と重錘との間の距離を測定し得るようになっているた
め、距離測定装置と重錘との間をロープなどで連結して
ロープの引出し量から両者間の距離を測るようにしたも
のに比べてロープの絡みで測距が行い得なくなるような
不都合が発生せず、常に正確に距離を測定することがで
きる。
【0013】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の発明において、上記ガス貯留テントには、上下方
向に延びる中心線と同心のリング体が設けられ、このリ
ング体は、ガス貯留テントの収縮によっても当該ガス貯
留テントの一部が重錘に覆い被さることがないように径
寸法が設定されていることを特徴とするものである。
【0014】この発明によれば、ガス貯留テントの収縮
によっても当該ガス貯留テントの一部が重錘に覆い被さ
ることがないように径寸法が設定されたリング体がガス
貯留テントに同心で当該ガス貯留テントに載置されてい
るため、重錘が萎んだガス貯留テントに覆われて距離測
定不能になるような不都合が確実に防止される。
【0015】請求項4記載の発明は、請求項1乃至3の
いずれかに記載の発明において、上記ガス貯留テントの
外側には、当該ガス貯留テントに被さるように配設され
た複数のフレームからなる枠体が設けられ、この枠体に
膜が張られていることを特徴とするものである。
【0016】この発明によれば、ガス貯留テントは、枠
体に張られた膜内に収められていることにより、風など
の気象状況に左右されずに安定するため、重錘が中心位
置から外れて距離測定装置と重錘との間の離間距離が測
定し得なくなるような不都合が回避される。
【0017】請求項5記載の発明は、請求項1乃至4の
いずれかに記載の発明において、上記ガス導出配管は、
ガス貯留テントの周方向に等ピッチで複数本が設けられ
ていることを特徴とするである。
【0018】この発明によれば、ガス貯留テントに貯留
されているガスを導出するに際し、ガス導出配管がガス
貯留テントの周方向に等ピッチで複数本が設けられてい
ることにより、ガス貯留テントは、その内部において周
方向で内部気流の偏在が生じるような不都合が防止され
て周方向で均等に萎んでいくため、重錘が中心位置から
外れて距離測定装置と重錘との間の離間距離が測定し得
なくなるような不都合が回避される。
【0019】
【発明の実施の形態】図1および図2は、本発明に係る
テント式ガス貯留装置の一実施形態を示す一部切欠き斜
視図であり、図1は、ガス貯留テントが膨らんだ状態、
図2は、ガス貯留テントが萎んだ状態をそれぞれ示して
いる。また、図3は、図1のA−A線断面図である。
【0020】これらの図に示すように、テント式ガス貯
留装置10は、金属製の基礎円筒体20と、この基礎円
筒体20の上縁部から延設された複数本の円弧状フレー
ム30と、この円弧状フレーム30に張設されたドーム
状の保護シート40と、上記円弧状フレーム30内で基
礎円筒体20の上縁部から延設されたドーム状のガス貯
留テント50と、このガス貯留テント50の頂部に取り
付けられた重錘円盤60と、この重錘円盤60に対向す
るように円弧状フレーム30の頂部から垂下された超音
波測距装置70とを備えた基本構成を有している。基礎
円筒体20およびガス貯留テント50内にガスを貯留す
るためのガス貯留室11が形成されている。
【0021】上記基礎円筒体20は、平面視で円形の底
板21と、この底板21に同心で据え付けられた周壁2
2とを備えて構成されている。周壁22の下縁部には同
心で下部フランジ23が設けられているとともに、上縁
部には同心で上部フランジ24が設けられている。ま
た、周壁22の上下方向の略中央位置にはガス貯留室1
1内にガスを導入するガス導入管25が取り付けられて
いるとともに、同上方位置にはガス貯留室11内のガス
を導出するためのガス導出部26が取り付けられてい
る。
【0022】上記ガス導入管25には、ガス発生源80
から延設されたガス送出配管81の下流端が接続されて
いる。かかるガス送出配管81には、ガス送出ブロワ8
2が設けられているとともに、このガス送出ブロワ82
の下流側に切替バルブ83が設けられ、この切替バルブ
83が開通された状態でガス送出ブロワ82を駆動する
ことにより、ガス発生源80からのガスがガス送出配管
81およびガス導入管25を介してガス貯留室11内に
導入されるようになっている。
【0023】上記ガス導出部26は、ガス導入管25よ
り上方位置の基礎円筒体20の周壁22に周方向等ピッ
チで設けられた複数本のガス導出管26aと、基礎円筒
体20を取り囲むように設けられ、かつ、各ガス導出管
26aの先端側が接続された環状管26bと、この環状
管26bの適所から径方向の外方に向かって突設された
接続管26cとからなっている。
【0024】上記接続管26cには、開閉バルブ85の
設けられたガス排出配管84が接続され、この開閉バル
ブ85を閉止した状態でガス送出配管81側の切替バル
ブ83を開通することによりガス貯留室11内にガスが
貯留される一方、ガス排出配管84側の開閉バルブ85
を開通することによりガス貯留室11内のガスがガス排
出配管84を通って系外に排出されるようになってい
る。なお各切替バルブ83,85の双方が開通されてい
るときは、これらの開度に応じたガスの収支でガス貯留
室11内のガス量が増減することになる。
【0025】ガス導出部26を、周方向に並設された複
数本のガス導出管26aを備えて構成することにより、
ガス貯留室11内のガスは、当該ガス貯留室11内で偏
流することなく系外に導出されるため、ガス貯留室11
内のガスの偏流に起因したガス貯留テント50の萎み具
合で偏りが生じることはなく、ガス貯留室11内のガス
の増減に応じて重錘円盤60は真っ直ぐに昇降すること
になる。
【0026】上記円弧状フレーム30は、弓なりに湾曲
させられたパイプ体によって形成されている。かかる円
弧状フレーム30は、上部フランジ24の上面にボルト
止め等で固定された下部環状フレーム31に下端部が溶
接で固定されているとともに、上端部が測距装置支持架
台33に固定されている。かかる円弧状フレーム30
は、周方向に等ピッチで複数本が採用されて測距装置支
持架台33を介して基礎円筒体20の上部開口を跨いだ
状態になっているとともに、これら複数本の円弧状フレ
ーム30の包絡面によってドームが形成されている。
【0027】また、各円弧状フレーム30内の上下方向
の略中央位置には、当該各円弧状フレーム30を結ぶよ
うに配設された上部環状フレーム32が設けられ、この
上部環状フレーム32の存在で各円弧状フレーム30の
連結状態が構造的に丈夫なものになっている。
【0028】上記測距装置支持架台33は、図5の
(ロ)に示すように、円形の架台本体34と、この架台
本体34の周縁部から下方に向けて所定上下幅寸法で突
設された環状堰35と、この環状堰35の外周面から外
方に向かって上記円弧状フレーム30に対応するように
周方向等ピッチで突設された複数個のブラケット36と
を備えて構成されている。
【0029】そして、各ブラケット36には上記各円弧
状フレーム30の上端部がボルト止めで固定され、これ
によって測距装置支持架台33は、図1〜図3および図
5の(ロ)に示すように、各円弧状フレーム30の上端
部に支持された状態になっている。
【0030】上記保護シート40は、布製あるいは合成
樹脂製のシート体が採用され、複数本の円弧状フレーム
30からなるドーム形状に対応するようにドーム状に形
成されている。かかる保護シート40は、円弧状フレー
ム30に被せられた状態でその下端縁部が上部フランジ
24の下面側に向けて折り返され、この折り返された部
分が上部フランジ24に鋲止めその他で固定されること
により円弧状フレーム30の外面に張設されている。
【0031】このような保護シート40が円弧状フレー
ム30に支持された状態でガス貯留テント50の外側に
張設されることにより、内部のガス貯留テント50に自
然現象である風圧等の外乱が及ばなくなり、ガス貯留テ
ント50が風に煽られて変形するような不都合が防止さ
れる。
【0032】上記ガス貯留テント50は、上記保護シー
ト40のドーム形状より小さいドーム状に形状設定され
ている。かかるガス貯留テント50は、織布の両面に合
成樹脂製および合成ゴム製のシートがラミネートされ
た、いわゆるラミネート織布が採用され、これによって
丈夫で、かつ、ガスの透過が起こらないようになされて
いる。
【0033】一方、上記上部フランジ24の内周面側に
は、内径寸法が周壁22の内径寸法と略等しい短尺の接
続筒27が上方に向かって突設されているとともに、こ
の接続筒27の上縁部に外方に向かって突設された頂部
フランジ28が設けられている。
【0034】図4は、ガス貯留テント50の下端縁部の
密封係止構造の一実施形態を示す断面視の説明図であ
り、(イ)は、ガス貯留テント50の下縁部が基礎円筒
体20の接続筒27に係止される直前の状態、(ロ)
は、ガス貯留テント50の下縁部が接続筒27に係止さ
れた状態をそれぞれ示している。
【0035】図4に示すように、ガス貯留テント50
は、その下縁部が環状の二層構造になっており、内側環
状縁部54と、この内側環状縁部54の外側に設けられ
た環状の水切りテント55とからなっている。内側環状
縁部54は、接続筒27の内側(図4の接続筒27の左
側)に密着状態で張り付けられるものであり、二本の環
状の縫い込みロープ54aが上下二段で縫い込まれ、一
対の縫い込みロープ54a間の内側環状縁部54によっ
て環状係止縁部54bが形成されている。
【0036】水切りテント55は、内側環状縁部54が
接続筒27の内面側に張り付けられた状態で、頂部フラ
ンジ28に被せられるものであり、こうすることによっ
て接続筒27と内側環状縁部54との接合部分に雨水等
の侵入が防止されるようになっている。
【0037】そして、ガス貯留テント50の下端縁部の
密封係止構造は、上記環状係止縁部54bと接続筒27
の内周面との間に介設される環状の第一養生ゴム部材5
6と、環状係止縁部54bの内面側に設けられて第一養
生ゴム部材56とで環状係止縁部54bを挟持する第二
養生ゴム部材57と、この第二養生ゴム部材57の内面
側に積層される押え板58と、これら押え板58、第二
養生ゴム部材57、環状係止縁部54b、第一養生ゴム
部材56および接続筒27を貫通する係止ボルト59と
を備えて構成されている。
【0038】頂部フランジ28の直下の接続筒27の外
面側には、環状補強体27aが溶接止めで固定されてい
るとともに、これら環状補強体27aおよび接続筒27
には上記係止ボルト59を挿通する挿通孔27bが穿設
され、この挿通孔27bから外部に突出した係止ボルト
59の先端にワッシャを介してナットNを螺着締結する
ことにより、図4の(ロ)に示すように、ガス貯留テン
ト50の環状係止縁部54bが接続筒27の内側に密着
状態で係止されるようになっている。
【0039】そして、環状係止縁部54bが接続筒27
の内面に密着係止された状態で、水切りテント55を接
続筒27に被せるようにしてその下端縁部を係止ボルト
59より下方位置に位置させた状態で、予め適所に穿設
されている貫通孔を係止ボルト59の先端に嵌め込み、
引き続き係止ボルト59の先端に別のナットNを螺着し
て締結することにより、図4の(ロ)に示すように、基
礎円筒体20の上端部が内側環状縁部54および水切り
テント55によって覆われた状態になり、これによって
ガス貯留テント50内は密封状態が確保されるととも
に、ガス貯留テント50内への水の漏れ込みが確実に防
止される。
【0040】上記重錘円盤60は、ガス貯留室11内の
ガスが導出されて容量が低下したときに、その重量によ
ってガス貯留テント50の中央部が陥没した状態で減容
させるためと、超音波測距装置70のターゲットとして
用いるものであり、所定径寸法(本実施形態においては
ガス貯留テント50の底面の径寸法の1/10としてい
る)の金属製の板体によって形成され、ガス貯留テント
50の頂部に基礎円筒体20の筒心と同心になるように
設けられている。
【0041】そして、ガス貯留テント50の外周面に
は、基礎円筒体20の筒心と同心になるように、ステン
レスチューブ製のリング体51が取りつけられている。
このリング体51の径寸法は、ガス貯留テント50の底
面の径寸法の略半分とされている。このようなリング体
51をガス貯留テント50に取り付けることにより、ガ
ス貯留テント50が萎むときに当該リング体51より内
側のガス貯留テント50の生地がこのリング体51に規
制されて折り重なるようには変形しないばかりか、リン
グ体51の外側のガス貯留テント50の生地が当該リン
グ体51の内側に規則正しく位置するように折り重なる
とともに、折り重なった生地で形成される円形の径寸法
が、重錘円盤60の径寸法より大きくなり、これによっ
て重錘円盤60が折り重なったガス貯留テント50の生
地に覆われるような不都合が生じないようになってい
る。
【0042】また、基礎円筒体20内の上部には、一方
の内壁面から対向した他方の内壁面に向けて周方向等ピ
ッチで架設された複数本の架設ロッド52が設けられて
いるとともに、各架設ロッド52の中央部には上記重錘
円盤60を受けるための受け皿53が設けられている。
従って、ガス貯留室11内のガスの導出によってガス貯
留テント50が萎むと、これによって真っ直ぐに降下し
た重錘円盤60は、図2に示すように受け皿53上に載
置された状態になる。
【0043】図5は、超音波測距装置70の一実施形態
を示す斜視図であり、(イ)は、測距装置支持架台33
に装着される前の状態、(ロ)は、測距装置支持架台3
3に装着された状態をそれぞれ示している。超音波測距
装置70は、図5の(イ)に示すように、超音波発信回
路および超音波受信回路の内装された装置本体71と、
この装置本体71の下部に外嵌固定されたフランジ72
と、上記装置本体71と同心で当該装置本体71からフ
ランジ72より下部に向けて延設された超音波発信子7
3と、この超音波発信子73を取り囲むように当該超音
波発信子73同心で設けられた、装置本体71と同径で
あるか若干小径の超音波受信筒74とからなる基本構成
を有している。
【0044】一方、測距装置支持架台33の架台本体3
4中心位置には、図5の(ロ)に示すように、超音波測
距装置70の装置本体71を摺接状態で挿通し得る中心
孔37が穿設されているとともに、この中心孔37の周
りにはフランジ72の同心円上に等ピッチで下方に向け
て突設されたボルト71aを挿通するための挿通孔38
が複数個穿設されている。従って、測距装置支持架台3
3の上方から超音波発信子73、超音波受信筒74およ
び装置本体71の下部を中心孔37に挿通するととも
に、ボルト71aを挿通孔38に挿通してナットで締結
することにより、図5の(ロ)に示すように、超音波測
距装置70が測距装置支持架台33に装着された状態に
なる。
【0045】上記のような超音波測距装置70の構成に
よれば、超音波受信筒74の中心位置にある超音波発信
子73から出力された超音波は、下部の重錘円盤60で
反射してその反射音が超音波測距装置70によって集音
される。そして、テント式ガス貯留装置10の近傍には
図略の制御装置が設けられ、この制御装置は、超音波測
距装置70から伝達された情報に基いた超音波発信子7
3からの超音波の出力時刻と、超音波受信筒74が反射
音を検出した反射音検出時刻とから超音波の超音波測距
装置70と重錘円盤60との間の往復時間を算出すると
ともに、この往復時間に超音波の伝播速度を乗じてから
2で除すことにより測距装置支持架台33および重錘円
盤60間の距離を算出するようになっている。
【0046】図6は、ガス貯留テント50におけるリン
グ体51の径寸法の設定を説明するための説明図であ
り、ガス貯留テント50の中心軸を通る縦断面の右半分
を示している。まず、前提条件としてガス貯留テント5
0は、最大限に膨らんだ状態で完全な半球状になるもの
としている。図6において、ガス貯留テント50の半径
をRとし、重錘円盤60の半径をX、リング体51の半
径をYとする。
【0047】そして、ガス貯留テント50が萎んで重錘
円盤60が最下位にまで下降し、これによってガス貯留
テント50の生地が折り畳まれた状態では、リング体5
1の内側(図6のリング体51より左方)部分に生地が
三枚重ねで折り重なった状態になっている。この折り重
なった生地の左方の曲折点Pが重錘円盤60と互いに干
渉しない位置にあるとき、重錘円盤60は、折り畳まれ
たガス貯留テント50によって覆われない。この状態を
数式で表現すると、(X+(Y−X)×3)+(R−
Y)=1.57R(半径Rの1/4円周長)となる。
【0048】上記の式を整理し、かつ、リング体51に
ガス貯留テント50の生地が重ならない条件を付加する
と、「Y≧0.285R+X…」が得られる。この
式を満足するようなYの値をリング体51の半径とする
ことにより、ガス貯留テント50が萎んで生地が折り重
なっても、その生地で重錘円盤60が覆われるような不
都合が回避される。例えば、重錘円盤60の半径を0.
1Rに設定したとすると、リング体51の半径Yを、Y
=0.285R+0.1R=0.385Rより大きくす
ることにより、重錘円盤60が折り重なったガス貯留テ
ント50の生地で覆われることはない。
【0049】図7は、本発明のテント式ガス貯留装置1
0の作用を説明するための説明図であり、(イ)は、ガ
ス貯留テント50が最大限に膨らんだ状態、(ロ)は、
ガス貯留テント50が僅かに萎んだ状態、(ハ)は、ガ
ス貯留テント50が略半分に萎んだ状態、(ニ)は、ガ
ス貯留テント50が最小限に萎んだ状態をそれぞれ示し
ている。
【0050】まず、テント式ガス貯留装置10のガス貯
留室11内に満量のガスが貯留されているときには、図
7の(イ)に示すように、ガス貯留テント50は最大限
に膨らんで半円球状を呈している。この状態でガス貯留
テント50内のガスを若干抜くと、図7の(ロ)に示す
ように、ガス貯留テント50は、リング体51の部分が
凹んだ状態になるとともに、頂部も重錘円盤60の重み
で若干沈んだ状態になる。
【0051】ついで、ガス貯留テント50内のガスの略
半分を抜き出すと、図7の(ハ)に示すように、リング
体51の外側のガス貯留テント50の生地が、中心方向
に傾きながら上方に向けて膨出した状態になる。
【0052】そして、図7の(ハ)に示す状態からガス
貯留テント50内のガスを抜き出してしまうと、図7の
(ニ)に示すように、重錘円盤60が受け皿53に載置
された状態になるとともに、ガス貯留テント50の生地
は、リング体51の位置で内側に向けて折れ曲がった状
態になる。しかし、リング体51の径寸法は、上記式
を満足するように設定されているため、折れ曲がった生
地で重錘円盤60が覆われることはなく、従って、超音
波測距装置70から出力された超音波は、確実に重錘円
盤60によって反射されるため、超音波測距装置70に
よって当該超音波測距装置70と重錘円盤60との間の
距離が測定され得なくなるような不都合は確実に防止さ
れる。
【0053】本発明のテント式ガス貯留装置10は、以
上詳述したように、可撓性を有するシート体によって半
円球状に形成されたガス貯留テント50と、このガス貯
留テント50の頂部外面に設けられた重錘円盤60と、
ガス貯留テント50内にガスを導入するガス導入管25
と、ガス貯留テント50内のガスを導出するガス導出部
26とを備えてなるものであり、最大限に膨張したガス
貯留テント50の重錘円盤60より上方位置に当該重錘
円盤60との間の距離を測定する距離測定装置を設けて
なるものであり、距離測定装置によって当該距離測定装
置と重錘円盤60との間の距離が測定されるようになさ
れているため、この測定された距離の大小によってガス
貯留テント50の容量を、従来の萎み具合を目視観察す
ることによる目分量の測定に比べて精度よく計量するこ
とができる。特に距離測定装置により測定された距離と
ガス貯留テント50の容量との関係式を予め求めておく
ことにより、測定された距離の値を関係式に代入して計
算することによってその時点のガスの容量を正確に知る
ことができる。
【0054】このように、最大限に膨張したガス貯留テ
ント50の重錘円盤60より上方位置に当該重錘円盤6
0との間の距離を測定する距離測定装置を設けることに
より、常にガス貯留テント50に貯留されているガス量
を正確に知ることができるため、この貯留ガス量に基い
てガスの需給の調整を的確に行うことが可能になり、ガ
スの適正な需給バランスを確保することができる。
【0055】また、距離測定装置として、重錘円盤60
に向けて超音波を発信し、重錘円盤60で反射した超音
波を受信して発信時と受信時との時間差によって距離を
計算するように構成された超音波測距装置70を採用す
ることにより、距離測定装置と重錘円盤60との間をロ
ープなどで連結してロープの引出し量から両者間の距離
を測るようにしたものに比べてロープの絡みで測距が行
い得なくなるような不都合が発生せず、常に正確に距離
を測定することができる。
【0056】そして、ガス貯留テント50には、上下方
向に延びる中心線と同心のリング体51を設け、しか
も、このリング体51は、ガス貯留テント50の収縮に
よっても当該ガス貯留テント50の一部が重錘円盤60
に覆い被さることがないように径寸法が設定されている
ため、ガス貯留テント50の収縮によっても、重錘円盤
60が萎んだガス貯留テント50に覆われて距離測定不
能になるような不都合を確実に防止することができる。
【0057】また、ガス貯留テント50の外側には、当
該ガス貯留テント50に被さるように配設された複数の
円弧状フレーム30が設けられ、この円弧状フレーム3
0に保護シート40が張られているため、内部のガス貯
留テント50は、風などの気象状況に左右されずに立体
形状が安定し、重錘円盤60が中心位置から外れて距離
測定装置と重錘円盤60との間の離間距離が測定し得な
くなるような不都合を回避することができる。
【0058】さらに、ガス導出部26は、ガス貯留テン
ト50の周方向に等ピッチで配設された複数本のガス導
出管26aを備えて構成されているため、ガス貯留テン
ト50に貯留されているガスを導出するに際し、ガス貯
留テント50は、その内部において周方向で内部気流の
偏在が生じるような不都合が防止されて周方向で均等に
萎んでいき、重錘円盤60が中心位置から外れて距離測
定装置と重錘円盤60との間の離間距離が測定し得なく
なるような不都合を回避することができる。
【0059】本発明は、上記の実施形態に限定されるも
のではなく、以下の内容をも包含するものである。
【0060】(1)上記の実施形態においては、ガス発
生源80で発生したメタンガス等のバイオガスを、ガス
送出ブロワ82の駆動でテント式ガス貯留装置10のガ
ス貯留室11に導入するようにしているが、本発明は、
ガス発生源80で発生したガスをガス貯留室11に導入
するように構成することに限定されるものではなく、テ
ント式ガス貯留装置10の基礎円筒体20内をバイオガ
スの発生装置として利用し、発生したバイオガスをその
上部空間であるガス貯留室11に貯留するようにしても
よい。但し、テント式ガス貯留装置10をバイオガスの
発生装置として利用する場合には、基礎円筒体20内に
バイオガスの原料を導入するための原料導入構造を設け
るとともに、ガスが発生した後の原料の残り滓を系外に
排出する系外排出構造を設ける必要がある。
【0061】(2)上記の実施形態においては、基礎円
筒体20に周方向に複数本のガス導出管26aが設けら
れ、これらのガス導出管26aからのガスの導出によっ
てガス貯留室11内のガスの偏流をなくすようにしてい
るが、ガスの導出流量が少なくてガス貯留テント50の
萎み具合が不均等になるほどの偏流の生じることがない
ことが予め判明している場合には、特に複数本のガス導
出管26aを設けることなく、1本のみを設けるように
してもよい。
【0062】(3)上記の実施形態においては、円弧状
フレーム30に保護シート40が被せられているが、本
発明は、円弧状フレーム30に保護シート40を被せる
ことに限定されるものではなく、例えば、テント式ガス
貯留装置10が大きな建造物の中に設けられているよう
な場合には、特に保護シート40を張設しなくてもよ
い。
【0063】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、最大限に
膨張したガス貯留テントの重錘より上方位置に当該重錘
との間の距離を測定する距離測定装置が設けられ、これ
によって当該距離測定装置と重錘との間の距離が測定さ
れるため、この測定された距離の大小によってガス貯留
テントの容量を、従来比べて精度よく計量することがで
き、この検出された貯留ガス量に基いてガスの需給の調
整を的確に行うことが可能になり、ガスの適正な需給バ
ランスを確保することができる。
【0064】請求項2記載の発明によれば、距離測定装
置として超音波測距装置が採用されて非接触状態で超音
波測距装置と重錘との間の距離を測定し得るようになっ
ているため、距離測定装置と重錘との間をロープなどで
連結してロープの引出し量から両者間の距離を測るよう
にしたものに比べてロープの絡みで測距が行い得なくな
るような不都合が発生せず、常に正確に距離を測定する
ことができる。
【0065】請求項3記載の発明によれば、ガス貯留テ
ントの収縮によっても当該ガス貯留テントの一部が重錘
に覆い被さることがないように径寸法が設定されたリン
グ体がガス貯留テントに同心で当該ガス貯留テントに載
置されているため、重錘が萎んだガス貯留テントに覆わ
れて距離測定不能になるような不都合を確実に防止する
ことができる。
【0066】請求項4記載の発明によれば、ガス貯留テ
ントは、枠体に張られた膜内に収められているため、風
などの気象状況に左右されずに安定するため、重錘が中
心位置から外れて距離測定装置と重錘との間の離間距離
が測定し得なくなるような不都合を回避することができ
る。
【0067】請求項5記載の発明によれば、ガス導出配
管は、ガス貯留テントの周方向に等ピッチで複数本が設
けられているため、ガス貯留テントに貯留されているガ
スを導出するに際し、ガス貯留テントは、その内部にお
いて周方向で内部気流の偏在が生じるような不都合が防
止されて周方向で均等に萎んでいき、重錘が中心位置か
ら外れて距離測定装置と重錘との間の離間距離が測定し
得なくなるような不都合を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るテント式ガス貯留装置の一実施形
態を示す一部切欠き斜視図であり、ガス貯留テントが膨
らんだ状態を示している。
【図2】本発明に係るテント式ガス貯留装置の一実施形
態を示す一部切欠き斜視図であり、ガス貯留テントが萎
んだ状態を示している。
【図3】図1のA−A線断面図である。
【図4】ガス貯留テントの下端縁部の密封係止構造の一
実施形態を示す断面視の説明図であり、(イ)は、ガス
貯留テントの下縁部が基礎円筒体の接続筒に係止される
直前の状態、(ロ)は、ガス貯留テントの下縁部が接続
筒に係止された状態をそれぞれ示している。
【図5】超音波測距装置の一実施形態を示す斜視図であ
り、(イ)は、測距装置支持架台に装着される前の状
態、(ロ)は、測距装置支持架台に装着された状態をそ
れぞれ示している。
【図6】ガス貯留テントにおけるリング体の径寸法の設
定を説明するための説明図であり、ガス貯留テントの中
心軸を通る縦断面の右半分を示している。
【図7】本発明のテント式ガス貯留装置の作用を説明す
るための説明図であり、(イ)は、ガス貯留テントが最
大限に膨らんだ状態、(ロ)は、ガス貯留テントが僅か
に萎んだ状態、(ハ)は、ガス貯留テントが略半分に萎
んだ状態、(ニ)は、ガス貯留テントが最小限に萎んだ
状態をそれぞれ示している。
【符号の説明】
10 テント式ガス貯留装置 11 ガス貯留室 20 基礎円筒体 21 底板 22 周壁 23 下部フランジ 24 上部フランジ 25 ガス導入管 26 ガス導出部 26a ガス導出管 26b 環状管 26c 接続管 27 接続筒 28 頂部フランジ 30 円弧状フレーム 31 下部環状フレーム 32 上部環状フレーム 33 測距装置支持架台 34 架台本体 35 環状堰 36 ブラケット 37 中心孔 38 挿通孔 40 保護シート 50 ガス貯留テント 51 リング体 52 架設ロッド 53 受け皿 54 内側環状縁部 54a 縫い込みロープ 54b 環状係止縁部 55 水切りテント 56 第一養生ゴム部材 57 第二養生ゴム部材 58 押え板 59 係止ボルト 60 重錘円盤 70 超音波測距装置 71 装置本体 72 フランジ 73 超音波発信子 74 超音波受信筒 80 ガス発生源 81 ガス送出配管 82 ガス送出ブロワ 83 切替バルブ 84 ガス排出配管 85 開閉バルブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小池 三男 大阪市浪速区敷津東1丁目2番47号 株式 会社クボタ内 (72)発明者 宮坂 敏行 大阪市淀川区木川東4丁目8番4号 太陽 工業株式会社内 (72)発明者 南川 正之 大阪市淀川区木川東4丁目8番4号 太陽 工業株式会社内 Fターム(参考) 2E141 BB03 CC03 EE03 EE04 EE07 EE24 EE28 3E072 AA03 CA01 CA03 DA05 GA02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓性を有するシート体によって半円球
    状に形成されたガス貯留テントと、このガス貯留テント
    の頂部に設けられた重錘と、ガス貯留テント内のガスを
    導出するガス導出配管とを備えてなるテント式ガス貯留
    装置であって、最大限に膨張したガス貯留テントの重錘
    より上方位置に当該重錘との間の距離を測定する距離測
    定装置が設けられていることを特徴とするテント式ガス
    貯留装置。
  2. 【請求項2】 上記距離測定装置は、上記重錘に向けて
    超音波を発信し、重錘で反射した超音波を受信して発信
    時と受信時との時間差により距離を計算するように構成
    された超音波測距装置であることを特徴とする請求項1
    記載のテント式ガス貯留装置。
  3. 【請求項3】 上記ガス貯留テントには、上下方向に延
    びる中心線と同心のリング体が設けられ、このリング体
    は、ガス貯留テントの収縮によっても当該ガス貯留テン
    トの一部が重錘に覆い被さることがないように径寸法が
    設定されていることを特徴とする請求項1または2記載
    のテント式ガス貯留装置。
  4. 【請求項4】 上記ガス貯留テントの外側には、当該ガ
    ス貯留テントに被さるように配設された複数のフレーム
    からなる枠体が設けられ、この枠体に膜が張られている
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のテ
    ント式ガス貯留装置。
  5. 【請求項5】 上記ガス導出配管は、ガス貯留テントの
    周方向に等ピッチで複数本が設けられていることを特徴
    とする請求項1乃至4のいずれかに記載のテント式ガス
    貯留装置。
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