JP2003074722A - 流路開閉用弁装置 - Google Patents

流路開閉用弁装置

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JP2003074722A
JP2003074722A JP2001268978A JP2001268978A JP2003074722A JP 2003074722 A JP2003074722 A JP 2003074722A JP 2001268978 A JP2001268978 A JP 2001268978A JP 2001268978 A JP2001268978 A JP 2001268978A JP 2003074722 A JP2003074722 A JP 2003074722A
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valve
flow path
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pipe
passage
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Application number
JP2001268978A
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English (en)
Inventor
Shinsaku Kimoto
晋作 木本
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Iwai Kikai Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Iwai Kikai Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 弁棒の軸方向の一端にアクチュエータを接続
しない構造とすることができて、装置の小型化が可能と
なる流路開閉用弁装置を提供する。 【解決手段】 弁口4と弁座5を設けた弁管3と、弁体
12とを具え、その弁体12を固定して、弁管3を弁体
12に対し可動となして、弁管3を移動させることによ
り、弁管3の弁座5を弁体12に接触させて弁口4を閉
じることにより流路Aと流路Bを不通になすとともに、
弁管3の弁座5を弁体12から引き離して弁口4を開く
ことにより流路Aと流路Bを開通させるようになしたこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体や気体等の流
動体を移動させる流路を開閉して、その流動体の移動方
向を制御する弁装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的な弁装置は、弁箱に弁口と弁座を
設けるとともに、弁棒に弁体を設け、その弁箱を固定し
て、弁棒を移動させることにより、その弁体を弁座から
引き離したり、逆に、弁体を弁座に接触させて、弁口を
開閉するようになっている。
【0003】そして、従来の弁装置は、弁棒を移動させ
るために、弁棒の軸方向の一端にアクチュエータを接続
しているので、装置が長くなって大型化する弊があっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、弁棒
の軸方向の一端にアクチュエータを接続しない構造とす
ることができて、装置の小型化が可能となる流路開閉用
弁装置の提供を課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の流路開閉用弁装置は、弁口4と弁座5を設
けた弁管3と、弁体12とを具え、その弁体12を固定
して、弁管3を弁体12に対し可動となして、弁管3を
移動させることにより、弁管3の弁座5を弁体12に接
触させて弁口4を閉じることにより流路Aと流路Bを不
通になすとともに、弁管3の弁座5を弁体12から引き
離して弁口4を開くことにより流路Aと流路Bを開通さ
せるようになしたことを特徴とする、という構成にした
ものである。
【0006】また、上記の本発明の流路開閉用弁装置
は、弁管3にピストン6を一体的に設けるとともに、シ
リンダ7を設けて、そのシリンダ内にピストン6を配
し、そのシリンダ内に送入する加圧流体によってピスト
ン6をシリンダの内壁9に沿って摺動可能とすることに
より弁管3を可動となした構成にすることが可能であ
る。
【0007】さらに、上記の本発明の流路開閉用弁装置
は、弁管3の弁座5が弁体12に接触して弁口4が閉じ
ることにより流路Aと流路Bが不通になった状態で流路
Aと開通し、また、弁管3の弁座5が弁体12から離れ
て弁口4が開くことにより流路Aと流路Bが開通した状
態で流路Aと不通になる流路Cを設けた構成にすること
が可能である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図を用いて本発明の実施の
形態について説明する。まず、内孔部を流路Aとする管
1を設けて、その管1の一端にパッキン2を取り付けて
いる。
【0009】また、管1の延長線上に両端を開口した弁
管3を設けている。この弁管3は、上記の管1と対向し
た一端の開口を弁口4となし、かつ、その弁口4の周囲
に弁座5を設けている。
【0010】また、弁管3は外周部にピストン6を一体
的に設けている。このピストン6はシリンダ7の内部に
配され、ピストンリング8はシリンダの内壁9に沿って
摺動可能となっている。すなわち、ピストン6を一体的
に設けた弁管3は固定されておらず、可動である。
【0011】シリンダ内の密閉空間はピストン6により
2室に分けられた状態になっているが、それぞれの密閉
空間10a,10bには加圧流体の供給・排出路11
a,11bを開通させている。また、図は省略するが、
各加圧流体の供給・排出路11a,11bは、シリンダ
7の側方に配したアクチュエータに接続している。加圧
流体としてはエアーなどを使用可能で、アクチュエータ
としてはコンプレッサなどを使用可能である。
【0012】弁管3の内部には、弁体12を先端に取付
けた弁棒13を収容している。この弁棒13は基端部が
固定プレート14に固着されている。すなわち、弁体1
2は固定されており、不動である。固定プレート14の
外側は流路Bとなっていて、固定プレート14には流路
Bに開通する通孔15を設けている。また、この固定プ
レート14にはパッキン16を取り付けている。
【0013】また、上記の管1と直交するように管17
を設けて、その管17の内孔部を流路Cとなしている。
【0014】なお、図中、符号18,19,20,21
はそれぞれパッキンを示している。
【0015】次に、本発明の弁装置の作動について説明
する。まず、図1に示すように、シリンダ内の一方の密
閉空間10bへ加圧流体の供給・排出路11bから加圧
流体を送入すると、ピストン6がシリンダの内壁9に沿
って摺動することにより、弁管3がその弁口側へ移動す
る。これにより、固定状態の弁体12は弁座5から離れ
て、弁口4が開いた状態となる。
【0016】そして、弁管3の弁口側の端縁部がパッキ
ン2に接触し、また、弁管3の反対側の端縁部がパッキ
ン16から離れた状態になる。したがって、流路Aは弁
管3と開通し、弁管3は通孔15を介して流路Bと開通
する。すなわち、流路Aと流路Bは開通状態となる。
【0017】また、このとき、流路Aと流路Cは不通状
態となる。
【0018】次に、図2に示すように、シリンダ内の他
方の密閉空間10aへ加圧流体の供給・排出路11aか
ら加圧流体を送入すると、ピストン6がシリンダの内壁
9に沿って逆方向へ摺動することにより、弁管3が弁口
4の反対側の端部方向へ移動する。これにより、弁管3
の弁口側の端縁部がパッキン2から離れ、弁管3の弁座
5は固定状態の弁体12に取り付けたパッキン18に接
触して弁口4を閉じ、さらに、弁管3における弁口4の
反対側の端縁部がパッキン16に接触した状態となる。
したがって、流路Aと流路Bは不通状態となる。
【0019】また、このとき、流路Aと流路Cは開通状
態となる。
【0020】
【発明の効果】本発明の流路開閉用弁装置は、弁体12
固定して、弁座5を設けた弁管3を可動とすることによ
り、弁口4を開閉するようにしたので、弁棒13の軸方
向の一端にアクチュエータを接続しないで、シリンダ7
の側方にアクチュエータを配する構造とすることがで
き、これにより、装置の小型化を可能とするものであ
る。また、請求項2記載のように、弁管3にピストン6
を一体的に設けて、そのピストン6をシリンダ内におい
て加圧流体により摺動させれば、弁管3の移動と、弁口
4の開閉を容易且つスムースに行なうことができる。ま
た、請求項3記載のように流路Cを設ければ、流路Aと
流路B間を開閉するばかりでなく、流路Aと流路C間も
開閉できるようになって、流路を切り替えることが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】流路Aと流路B間を開通させて、流路Aと流路
C間を閉じた状態を示す概略断面図である。
【図2】流路Aと流路B間を閉じて、流路Aと流路C間
を開通させた状態を示す概略断面図である。
【符号の説明】
1 管 2 パッキン 3 弁管 4 弁口 5 弁座 6 ピストン 7 シリンダ 8 ピストンリング 9 シリンダの内壁 10a,10b 密閉空間 11a,11b 加圧流体の供給・排出路 12 弁体 13 弁棒 14 固定プレート 15 通孔 16 パッキン 17 管 18 パッキン 19 パッキン 20 パッキン 21 パッキン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁口4と弁座5を設けた弁管3と、弁体
    12とを具え、その弁体12を固定して、弁管3を弁体
    12に対し可動となして、弁管3を移動させることによ
    り、弁管3の弁座5を弁体12に接触させて弁口4を閉
    じることにより流路Aと流路Bを不通になすとともに、
    弁管3の弁座5を弁体12から引き離して弁口4を開く
    ことにより流路Aと流路Bを開通させるようになしたこ
    とを特徴とする流路開閉用弁装置。
  2. 【請求項2】 弁管3にピストン6を一体的に設けると
    ともに、シリンダ7を設けて、そのシリンダ内にピスト
    ン6を配し、そのシリンダ内に送入する加圧流体によっ
    てピストン6をシリンダの内壁9に沿って摺動可能とす
    ることにより弁管3を可動となした請求項1記載の流路
    開閉用弁装置。
  3. 【請求項3】 弁管3の弁座5が弁体12に接触して弁
    口4が閉じることにより流路Aと流路Bが不通になった
    状態で流路Aと開通し、また、弁管3の弁座5が弁体1
    2から離れて弁口4が開くことにより流路Aと流路Bが
    開通した状態で流路Aと不通になる流路Cを設けた請求
    項1又は請求項2記載の流路開閉用弁装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2009129103A3 (en) * 2008-04-16 2010-01-14 M-I Llc Pressure control system

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2009129103A3 (en) * 2008-04-16 2010-01-14 M-I Llc Pressure control system
CN102007265A (zh) * 2008-04-16 2011-04-06 M-I有限公司 压力控制系统

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