JP2003074282A - コンクリート法面補強アンカー用穿孔機 - Google Patents

コンクリート法面補強アンカー用穿孔機

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JP2003074282A JP2001261920A JP2001261920A JP2003074282A JP 2003074282 A JP2003074282 A JP 2003074282A JP 2001261920 A JP2001261920 A JP 2001261920A JP 2001261920 A JP2001261920 A JP 2001261920A JP 2003074282 A JP2003074282 A JP 2003074282A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安全且つ効率的に穿孔作業を行うことのでき
る新規な構造のコンクリート法面補強アンカー用穿孔機
を提供する。 【解決手段】 自走シャーシ本体2上に支柱部4を立設
し、その中途に一対の振れ止めアーム5,5の上端を枢
着すると共に、それら下端の夫々をオーガ穿孔機部3下
端側に枢着する一方、前記自走シャーシ本体2上には、
当該オーガ穿孔機部3下端側を支持し得る昇降支持機構
6を設け、支柱部4の振れ止めアーム5,5連結部下
に、垂直軸回りに回転可能とする旋回支持機構7を設け
てなるコンクリート法面補強アンカー用穿孔機である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の目的】この発明は、山を切り通して形成された
道路脇の山肌や、海や河川およびダム等の護岸用、ある
いは比較的平坦な地面に施されたコンクリート法面を補
強するためのアンカー工の施工技術に関し、特に、小人
数によって効率的に穿孔作業を行うことのできる新規な
構造のコンクリート法面補強アンカー用穿孔機を提供し
ようとするものである。
【0002】
【従来の技術】道路やトンネル、海、河川、ダムの護岸
等のために人工的に形成された法面は、適正な設計と施
工とによって築造されていたとしても、長年に渡っての
雨水や流水による浸食、風化、凍結および融解、あるい
は地殻変動等、様々な自然現象によって地質や法面の実
態が次第に変化し、コンクリート法面と地盤との間に剥
離現象を生じてしまって期待される強度が得られなくな
り、土砂の流出や崩落、ひいては法面全体の崩壊に通じ
てしまう虞れがあり、こうした法面の改善、安定化を図
るためには、法面整形工として、改めて法面を整形し直
すか、もしくは、アンカー工を実施し、法面の緊張、定
着を図る必要性が生じてくる。
【0003】一般に、コンクリート法面強化構造として
は、その強度を確保するための格子状のコンクリート法
枠が形成されており、比較的強度の高いコンクリート法
枠の交叉部分に地中所定深さに達する孔を空け、所定の
アンカー部材を挿入してからモルタルを注入し、該アン
カー部材でコンクリート法枠を地中岩盤に支持されるよ
うにするアンカー工が採用される。この法面のアンカー
工における傾斜面への穿孔作業は、既に実用化されてい
る特開平9−316884号公報に開示されたアンカー
埋入穴穿孔装置や、特開平11−117307号公報に
示されたコンクリート法面補強アンカー用穿孔機等を使
用することにより、手持ち型の空気式削岩機を使用した
作業に比較して遥かに安全且つ効率的に作業を進めるこ
とができることになる。
【0004】こうしたアンカー埋入穴穿孔装置やコンク
リート法面補強アンカー用穿孔機等の導入により、コン
クリート法面という傾斜面への穿孔作業を格段に効率化
することができるようになってきてはいるものの、コン
クリート法面上を移動させる場合に、クレーンによる吊
上げ移動が必要であり、補助として付き添う人数も安全
性を考慮すれば5〜10人程度は必要となり、また、ク
レーン操作の僅かな誤りや、強風によって煽られた場合
等には、コンクリート法面に穿孔機が接触して法面を傷
付けてしまう虞れがあり、また、走行移動を補助するキ
ャスターのような車輪を設けた場合であっても、クレー
ンによる牽引方向と、穿孔機の移動方向とを一致させる
のが困難なため、移動中にキャスターが横ズレや引き摺
り等を生じてしまうことがある上、複数箇所にアンカー
工を施す際には、移動中に頻繁に方向転換をせざるを得
ず、その際にもコンクリート法面に損傷を与えてしまう
という欠点もあった。
【0005】この発明は、以上のように、従前とは違
い、新たにアンカー埋入穴穿孔装置の採用により、傾斜
した法面であっても安全且つ効率的なアンカー工の実施
を可能とするようになってきてはいるものの、装置を移
動させる際に装置本体の接触や車輪の横ズレ、引き摺り
等によってコンクリート法面を損傷させ、アンカー工の
仕上がりを悪化させてしまうという新たな課題を生じて
きたため、それらに対処する必要が出てきていること
と、極力小人数での作業を可能にしてより一層経済効果
が上げられるようにしたいとする差し迫った要望も聞か
れること等の観点から、逸早く開発、研究に着手し、長
期に渡る試行錯誤と幾多の試作、実験とを繰り返してき
た結果、今回、遂に後述する如くの新規な構造からなる
コンクリート法面補強アンカー用穿孔機の完成、実用化
に成功したものである。以下では、図面に示すこの発明
を代表する実施例と共に、その構成を詳述することとす
る。
【0006】
【発明の構成】図面に示すこの発明を代表する実施例か
らも明確に理解されるように、この発明のコンクリート
法面補強アンカー用穿孔機は、基本的に次のような構成
から成り立っている。即ち、自走シャーシ本体上に、オ
ーガ穿孔機部上端側中途に当接、支持可能とする支柱部
を立設した上、該支柱部中途に一対の振れ止めアーム夫
々の上端を近接または比較的近接状配置になるようにし
て枢着すると共に、下方側は拡開状配置となるようにし
たそれら下端の夫々をオーガ穿孔機部下端側適所に枢着
する一方、前記自走シャーシ本体上には、当該オーガ穿
孔機部下端側適所に当接、支持し得るようにした昇降支
持機構を設けた上、自走シャーシ本体と支柱部との間、
あるいは支柱部の振れ止めアーム連結部下の何れかに、
垂直軸回りに回転可能とする旋回支持機構を設けてなる
ものとした構成を要旨とするコンクリート法面補強アン
カー用穿孔機である。
【0007】この基本的な構成からなるコンクリート法
面補強アンカー用穿孔機を、より具体的な構成で示す
と、比較的軟質な車輪や無限軌道等を装備して走行可能
とした自走シャーシ本体上に、オーガ穿孔機部上端側中
途を当接、支持可能とする支柱部を立設した上、該支柱
部中途に一対の振れ止めアーム夫々の上端を近接または
比較的近接状配置になるようにして枢着すると共に、下
方側は拡開状配置となるようにしたそれら下端の夫々を
オーガ穿孔機部下端側適所に枢着する一方、前記自走シ
ャーシ本体上には、当該オーガ穿孔機部下端側適所に当
接、支持し得るようにした昇降支持機構を設けた上、自
走シャーシ本体と支柱部との間、あるいは支持柱部の振
れ止めアーム連結部下の何れかに、垂直軸回りに回転可
能とする旋回支持機構を設けたものとなし、走行移動の
際には、オーガ穿孔機部を横転させてその中途を支柱部
上に当接、支持した後、昇降支持機構によってオーガ穿
孔機部下方側を上昇させ、自走シャーシ本体上にオーガ
穿孔機部を搭載状態となし、穿孔作業の際には、昇降支
持機構を降下させてオーガ穿孔機部先端を接地させた
後、支柱部上端に当接、支持されていたオーガ穿孔機部
を当該支柱部上端から離反させて所望コンクリート法面
に対して略直立状として穿孔可能とする一方、走行移動
および穿孔作業に際して、または穿孔作業に際して、旋
回支持機構の操作により、オーガ穿孔機部を自走シャー
シ本体進行方向に対して所定角度範囲に渡って回動操作
可能とするコンクリート法面補強アンカー用穿孔機とい
うことができる。
【0008】さらに、具体的には、穿孔装置座体を回動
支点として起立、横転自在に組み合わせ、穿孔位置傾斜
面に鉛直姿勢で固定可能にすると共に、先端に直立用座
枠を一体に取着してなる穿孔装置本体におけるガイドフ
レームに対して進退自在に組み込まれたオーガ穿孔機部
上端側中途に当接、支持可能とするようにした支柱部を
自走シャーシ本体上に立設した上、該支柱部中途に一対
の振れ止めアーム夫々の上端を近接または比較的近接状
配置になるようにして枢着すると共に、下方側は拡開状
配置となるようにしたそれら下端の夫々をオーガ穿孔機
部下端側適所に枢着する一方、前記自走シャーシ本体上
には、当該オーガ穿孔機部下端側適所に当接、支持し得
るようにした昇降支持機構を設けた上、自走シャーシ本
体と支柱部との間、あるいは支柱部の振れ止めアーム連
結部下の何れかに、垂直軸回りに回転可能とする旋回支
持機構を設けてなるものとしたコンクリート法面補強ア
ンカー用穿孔機であるということができる。
【0009】自走シャーシ本体は、オーガ穿孔機部を横
転させた状態に搭載して自走し、穿孔位置に到着したと
きに所定角度範囲でオーガ穿孔機部を垂直軸回りに旋回
可能とするよう支持し、さらに、穿孔作業中にはオーガ
穿孔機部をコンクリート法面に対して立設状に支持可能
とする機能を果たすものであり、コンクリート法面上を
走行しても損傷を与えないゴム製あるいは合成樹脂製の
タイヤ、カタピラ等を装着した比較的軟質な車輪や無限
軌道等を装着したものとしなければならず、電気モータ
ーやエンジン等の駆動源を設けると共に、シャーシ本体
上にオーガ穿孔機構部を安定支持可能とする充分な強度
を確保したものとすべきである。
【0010】支柱部は、一対の振れ止めアーム上端を枢
着、支持すると共に、オーガ穿孔機部の上端側中途部を
滑動可能に支持する機能を果たすものであって、オーガ
穿孔機部を支持するに充分な強度を有するものとしなけ
ればならず、自走シャーシ本体との間、あるいは振れ止
めアームの連結部下の何れかに旋回支持機構を設けたも
のとすべきであり、その上端に水平軸回りに回転自在と
する円筒形状の滑動用ローラが組み込まれてなるものと
して、オーガ穿孔機部の支持角度を変更する際の追随性
が円滑になるようにしたものとする必要がある外、当該
上端に、オーガ穿孔機部を当接、支持したまま移動する
際や、不使用時に載置したままの状態が不用意に崩れて
しまわないようにする等の目的から、該支柱部上にオー
ガ穿孔機部を仮固定状とするようにしたチェーン、把持
金具あるいは繋着鈎その他の適宜仮固定部を付設または
装備してなるものとすべきである。
【0011】振れ止めアームは、自走シャーシ本体とオ
ーガ穿孔機部とを連結し、オーガ穿孔機部を自走シャー
シ本体上に安定的に搭載可能となるようにすると共に、
オーガ穿孔機部をコンクリート法面上に立設状とする際
には、根元の位置決め調整や支えの一部となるようにす
る機能を果たすものであって、不安定な傾斜面等におい
てもオーガ穿孔機部の振れを確実に達成するに充分な強
度を有し、軽量化も可能となる鋼管製のものとなし、支
柱部中途に一対の各上端を近接させた状態に枢着し、左
右各下端を拡開させた状態でオーガ穿孔機部の先端側左
右に夫々枢着したものとして、オーガ穿孔機部基部とで
安定的な三角形構造を実現するようにしたものとしなけ
ればならず、その安定性をより高める上で、一端側が自
走シャーシ本体上あるいは旋回支持機構上の何れかに連
結され、他端側が振れ止めアームの中途部に仮固定され
るようにした補助アームを併設してなるものとするのが
望ましい。
【0012】昇降支持機構は、中途を上記支柱部上端に
載置状としたままのオーガ穿孔機部を、走行移動や保
管、あるいは旋回等の場面で、コンクリート法面に接地
しない状態に上昇させて自走シャーシ本体上に搭載状と
してしまうときや、オーガ穿孔機部をコンクリート法面
に穿孔可能に接地状とするとき等に、オーガ穿孔機部の
傾斜角度を変更するために同基部側を昇降作動する機能
を果たすものであり、上昇位置で仮固定可能な構造とし
なければならず、油圧ジャッキ、仮止め機構を有する送
りネジ機構やラック・アンド・ピニオン機構、パンタグ
ラフ機構、梃子の原理を用いた昇降機構等適宜公知の手
段を用いることが可能である。
【0013】旋回支持機構は、基端側を地上から上昇さ
せて自走シャーシ本体上に搭載状態としたオーガ穿孔機
部を、垂直軸回りの所定範囲に渡って回動させ、上記自
走シャーシ本体に対するオーガ穿孔機部の方向移動をす
る機能を果たすものであり、オーガ穿孔機部を安定して
旋回させるのに充分な強度を有するものとしなければな
らず、自走シャーシ本体と支柱部との間、あるいは支柱
部の振れ止めアームの枢着部下の何れかに設けることが
でき、必要に応じて旋回を阻止する状態に仮固定可能、
且つ旋回自在に仮固定を解除可能な旋回ブレーキを設け
てなるものとすることができる外、回転駆動源を設け
て、所望の操作によって自動的に旋回駆動できるように
した構造のものとすることも可能であり、少なくともオ
ーガ穿孔機部を自走シャーシ本体の前方から左右側へ夫
々90度の位置まで回動可能な構造とするのが望まし
く、場合によっては自走シャーシ本体の操作ハンドルを
折畳み可能とする等して、左右180度ずつ、360度
の回転も可能とするような構造のものとしてもよい。
【0014】オーガ穿孔機部は、オーガを回転駆動する
と共にその軸芯方向に進退駆動可能としてコンクリート
法面に所望する直径および深さのアンカー打ち込み用の
穴を穿孔する機能を果たすものであり、オーガを軸芯方
向に案内するガイドフレームを設け、該ガイドフレーム
に沿ってオーガを進退操作可能としたものとすべきであ
り、ガイドフレームには、ワイヤーロープを用いて吊上
げてコンクリート法面に略垂直状に立設するよう引き起
こし、および支柱部側に横転状とするよう操作可能とす
る直立用座枠、および、該直立用座枠に先立ってコンク
リート法面に接地、仮固定して穿孔位置を確定すると共
に、安定した直立を可能とする穿孔装置座体を設けたも
のとするのが望ましい。以下では、図面に示すこの発明
を代表する実施例と共に、その構造について詳述するこ
ととする。
【0015】
【実施例】図1のコンクリート法面補強アンカー用穿孔
機の斜視図、図2の旋回支持機構を旋回させたコンクリ
ート法面補強アンカー用穿孔機の斜視図、および図3の
オーガ穿孔機部を立設状とするコンクリート法面補強ア
ンカー用穿孔機の側面図に示される事例は、自走シャー
シ本体に設けられた旋回支持機構上に、オーガ穿孔機部
の上側を支持可能な支柱部、ならびにオーガ穿孔機部の
下側を昇降自在な昇降支持機構を設けた基本的構成を普
く備えてなるコンクリート法面補強アンカー用穿孔機
で、この発明を代表する一実施例を示すものである。
【0016】当該コンクリート法面補強アンカー用穿孔
機1は、その本体左右側に補強用ワイヤーを一体に成型
した合成ゴム製カタピラを装着してなる無限軌道21,
21を設け、後部には操作用ハンドルを取り付けて前
進、後退および左右旋回可能な駆動機構を持つ自走シャ
ーシ本体2を有し、該自走シャーシ本体2の中央上部に
は、鉛直軸芯71回りに回転可能、且つその旋回を強制
的に停止可能な図示しない旋回ブレーキを設けた旋回盤
72からなる旋回支持機構7を組み込んだものとし、該
旋回盤72上の自走シャーシ本体2後方に相当する位置
には、左右側に柱部を配した門型の支柱部4を立設し、
その上端部には、後述するオーガ穿孔機部3のガイドフ
レーム32の幅寸法よりも僅かに長い円筒形に形成した
滑動用ローラ41を、その両端が左右側に向けられて略
水平状となるよう軸着すると共に、該滑動用ローラ41
の下側に、左右一対の振れ止めアーム5,5の上端を近
接状且つ回動自在に軸着した枢着軸42を枢着したもの
とする。
【0017】一方、該旋回盤72上の自走シャーシ本体
2前方に相当する位置には、鉛直方向に昇降操作可能な
油圧ジャッキからなる昇降支持機構6を立設したものと
しており、各振れ止めアーム5,5は、その下端が昇降
支持機構6を挟んで互いに拡開状となるよう直線状に延
伸され、オーガ穿孔機部3穿孔装置本体31のガイドフ
レーム32下端に略水平状に設けられた軸支杆34に回
動自在に連結され、ガイドフレーム32下端に夫々左右
側から枢着したものとなっている。
【0018】オーガ穿孔機部3は、穿孔装置本体31を
形成する直線レール状のガイドフレーム32に沿って進
退移動可能であり、先端側に、図示しないオーガを装着
可能な駆動モータ33を設け、該駆動モータ33をガイ
ドフレーム32に沿って進退駆動する図示しない駆動源
を設けたものとし、該ガイドフレーム32が、軸支杆3
4を支点として、その先端側中途部を昇降支持機構6上
に、同後端側中途部を支柱部4滑動用ローラ41上に夫
々当接させるよう横転可能とすると共に、該軸支杆34
を支点にガイドフレーム32を鉛直状に立ち上げ可能と
したものとなっており、同ガイドフレーム32下端の軸
支杆34左右側には、駆動モータ33上側に延伸されて
ガイドフレーム32の上端に回り込む直立用座枠37が
設けられ、さらに、ガイドフレーム32の軸支杆34に
は、左右一対をなしてコンクリート法枠に鞍掛け状に装
着、固定可能な固定用腕部36,36,……の複数を、
夫々が前後方向に揺動自在な状態に軸着された穿孔装着
座体35が回動自在に連結されたものとしてあり、該穿
孔装着座体35は、オーガ穿孔機部3を支柱部4上に横
転状に搭載したときに、直立用座枠37に締着する等し
て仮固定できる構造となっている。また、直立用座枠3
7の複数適所には、クレーンから延伸されたワイヤーロ
ープやチェーン等を連結し、コンクリート法面補強アン
カー用穿孔機1自体を吊上げ可能とする連結片38,3
8,……を設けたものとしている。
【0019】さらに、当該コンクリート法面補強アンカ
ー用穿孔機1には、図4のオーガ穿孔機部の仮固定構造
を設けたコンクリート法面補強アンカー用穿孔機の斜視
図に示すように、支柱部4の上端部に仮止め片43を設
けて、該仮止め片43にガイドフレーム32に巻き掛け
たチェーン44を連結できる構造としたり、旋回盤72
上の左右振れ止めアーム5、5左右側に対応する位置
に、基端を枢着された補助アーム51,51を立設状と
して、適宜連結金具を用いて対応する夫々の振れ止めア
ーム5、5を仮止め固定可能な構造とすることができ
る。なお、この実施例の旋回盤72設置箇所に代え、図
5のコンクリート法面補強アンカー用穿孔機の斜視図に
示される事例のように、支柱部4の振れ止めアーム5,
5の枢着軸42の下側に旋回支持機構7を形成する比較
的小型の旋回盤72を設けたものにすることも勿論可能
である。
【0020】
【作用】以上のとおりの構成からなるこの発明のコンク
リート法面補強アンカー用穿孔機1は、図1に示したよ
うに、オーガ穿孔機部3を支柱部4上に横転状とした上
で、ガイドフレーム32の上端側を滑動用ローラ41上
に当接、載置状としてから、油圧ジャッキである昇降支
持機構6を上昇させてガイドフレーム32の下端側を地
上から離反するよう上昇させれば、オーガ穿孔機部3を
自走シャーシ本体2上に搭載した状態となり、合成ゴム
製の無限軌道21,21をコンクリート法面に接地させ
て自走移動可能となり、その移動の際には、直立用座枠
37連結片38,38,……をクレーン等で吊上げ状に
補助する等して、走行中の不用意な転倒を未然に防止す
るようにする。
【0021】アンカー工を行う地点まで移動した後、旋
回ブレーキを解除して、図2中に示すように、旋回支持
機構7の旋回盤72を鉛直軸芯71回りに回動させ、ア
ンカー工を施す目的箇所付近にオーガ穿孔機部3のガイ
ドフレーム32下端が一致するよう位置調節して旋回ブ
レーキを再度ロックさせ、昇降支持機構6をゆっくり降
下させると、ガイドフレーム32が滑動用ローラ41上
を滑り移動して軸支杆34が接地することとなる。続い
て穿孔装着座体35の直立用座枠37への仮止めを解除
すれば、穿孔装着座体35が地上に横転されて、図3に
示すように、コンクリート法面に沿うように展開させる
ことが可能となり、穿孔の対象が所定幅のコンクリート
法枠であれば、コンクリート法枠に鞍掛け状とするよう
各固定用腕部36,36,……で左右側から挟み込み、
固定用腕部36,36,……先端に付属する仮止めボル
トを締め付ける等して仮固定した上、クレーンによって
直立用座枠37諸共穿孔装置本体31を、白抜き矢印で
示すように直立状に立設させ、再度穿孔装着座体35と
直立用座枠37とを仮固定した後、駆動モータ33に図
示しないオーガを装着して、該オーガを回転させながら
強制的にコンクリート法枠を掘削することとなる。
【0022】また、平坦なコンクリート法面に穿孔する
場合には、穿孔装着座体35の固定用腕部36,36,
……夫々を取り外すか、あるいは穿孔装着座体35に平
行状とするよう回動させて折り畳み、法面との干渉をな
くして穿孔装着座体35自体をコンクリート法面に接合
させる等して実施する。
【0023】穿孔作業を終えた後に適宜モルタルおよび
アンカーを所望する深さに打ち込んで地盤強化を施しア
ンカー工を終えてから、図3の白抜き矢印とは逆向きに
穿孔装置本体31を軸支杆34を中心に横転させ、ガイ
ドフレーム32の上側中途部を滑動用ローラ41に当接
させ、穿孔装着座体35を直立用座枠37側に折り畳ん
だ状態で互いを仮固定した上、昇降支持機構6を上昇さ
せてガイドフレーム32が滑動ローラ上を滑るように移
動させ、図1または図2に示すように、オーガ穿孔機部
3を地上から浮上させた状態にして自走シャーシ本体2
上に搭載状とする。
【0024】図2のように、自走シャーシ本体2に対し
てオーガ穿孔機部3が回動された状態のまま走行するこ
とも可能であるが、走行中の安全を考慮し、図1に示す
ように、走行方向にオーガ穿孔機部3の前後の向きを一
致させて重心を安定させて移動すべきである。さらに、
図4に示した構造のコンクリート法面補強アンカー用穿
孔機1であれば、オーガ穿孔機部3を自走シャーシ本体
2の前後方向に一致する向きに搭載すると共に、ガイド
フレーム32に巻掛けたチェーンを支柱部4の仮止め片
43に繋着した上、左右夫々の振れ止めアーム5,5の
中途部を、対応する左右の補助アーム51,51上端に
連結金具等を用いて仮り固定したものとし、より安定し
た状態で走行させることが可能となる。
【0025】また、図5に示したコンクリート法面補強
アンカー用穿孔機1のように、支柱部4の振れ止めアー
ム5,5用の枢着軸42下部に、旋回支持機構7を設け
たものの場合には、該旋回支持機構7の旋回作業を行う
際に、クレーンのワイヤーやチェーンを直立用座枠37
の連結片38,38,……に連結して、補助アーム5
1,51から振れ止めアーム5,5を切り離すと共に、
穿孔装置本体31を支柱部4滑動用ローラ41や昇降支
持機構6から吊上げた状態で旋回させなければならな
い。
【0026】さらにまた、自走シャーシ本体2を走行さ
せるときには、必ずオーガ穿孔機部3の下端側(基部)
を自走シャーシ本体2の進行方向に向け、ガイドフレー
ム32上側中途を支柱部4滑動用ローラ41上に当接、
載置状にすると共に、ガイドフレーム32下側中途を昇
降支持機構6で上昇して浮上させた上、支柱部4仮止め
片43に装着したチェーン44でガイドフレーム32を
繋着すると共に、左右の振れ止めアーム5,5を対応す
る補助アーム51,51に夫々仮り固定状に連結して安
定した搭載姿勢を実現してから走行移動することとな
る。
【0027】
【効果】以上のとおり、この発明のコンクリート法面補
強アンカー用穿孔機によれば、従前までであればアンカ
ー工を施す地点までの移動の全てをクレーンによる吊上
げ移動に頼らざるを得なかったものが、昇降支持機構を
有する自走シャーシ本体を設け、オーガ穿孔機部を自走
シャーシ本体上に搭載してコンクリート法面上を自走移
動することが可能となり、移動の際の補助作業者を1〜
3名程度に削減することができ、大幅な人員削減を図る
ことができる上、クレーンの僅かな操作ミスや強風によ
る煽りに起因するオーガ穿孔機部のコンクリート法面へ
の不用意な接触を防止して、コンクリート法面に損傷を
来すことのないアンカー工の施工が実施できるという秀
れた特徴が得られるものである。
【0028】さらに、一対の振れ止めアームによってオ
ーガ穿孔機部下端側を自走シャーシ本体上に立設された
支柱部の中途部に連結し、安定した三角形構造が実現さ
れるようにしてあって、走行中のオーガ穿孔機部の姿勢
のズレや移動を確実に防止することができるようになる
と共に、オーガ穿孔機部をコンクリート法面上に立設状
に設置する際にも、左右の振れ止めアームがオーガ穿孔
機部と自走シャーシ本体との連結状態を確保して、小人
数の作業員であってもオーガ穿孔機部が不用意に転倒し
たりズレ動いたりしてしまうことを防止でき、しかも、
自走シャーシ本体と支柱部との間、あるいは支柱部の振
れ止めアーム連結部下の何れかに旋回支持機構を設けて
あって、自走シャーシ本体の向きに拘らず、自走シャー
シ本体の前方や左右側方にオーガ穿孔機部を立設状に設
置することも可能となることから、穿孔箇所への移動お
よび同所でのオーガ穿孔機部の設置作業を極めて安全且
つ正確、迅速に実現可能として効率的なアンカー工を実
施を可能とするという秀れた効果を期待することができ
るものとなる。
【0029】特に、実施例に説明したコンクリート法面
補強アンカー用穿孔機1は、上記した特徴に加え、オー
ガ穿孔機部3の穿孔装置本体31下端側に固定用腕部3
6,36,……を有する穿孔装着座体35を設けると共
に、ガイドフレーム32の上下端に連結片38,38,
……を有する直立用座枠37を設けてあって、穿孔装着
座体35によるコンクリート法面への位置決めと設置と
がより正確且つ確実に行えるものとなり、固定用腕部3
6,36,……を用いればコンクリート法枠に対して鞍
掛け状に装着することができるものとなり、しかも連結
片38,38,……をクレーンで吊上げることによって
より安全で効率的な作業を行うことができ、極めて実用
的な効果が得られるものとなる。
【0030】さらにまた、図4または図5のようにして
設けられた補助アーム51,51に振れ止めアーム5,
5の中途部を仮止めすると共に、支柱部4の仮止め片4
3にガイドフレーム32に巻掛けたチェーン44で繋着
したものとしてあって、振れ止めアーム5,5およびガ
イドフレーム32の姿勢を確実な仮固定状態に維持し、
走行移動中のオーガ穿孔機部3の搭載状態をより安全に
保持することができるものとなり、簡便な手段によって
作業安全性の確保が十分に達成されるものになるという
大きな効果も得られることになる。
【0031】叙述の如く、この発明のコンクリート法面
補強アンカー用穿孔機は、その新規な構成によって所期
の目的を遍く達成可能とするものであり、しかも製造も
容易で比較的廉価にて生産することが可能である上、作
業の安全性を向上できると共に、作業効率自体も大幅に
高められて作業人員の削減にも繋がり、費用の削減と工
期の短縮とを確実に達成可能にするものになることか
ら、今後益々安全性と作業効率性や経済性が求められて
いく建設業界において高く評価され、広範に渡って利
用、普及していくものになると予想される。
【図面の簡単な説明】
図面は、この発明のコンクリート法面補強アンカー用穿
孔機の技術的思想を具現化した幾つかの代表的な実施例
を示すものである。
【図1】コンクリート法面補強アンカー用穿孔機を示す
斜視図である。
【図2】旋回支持機構を旋回操作した状態を示す斜視図
である。
【図3】昇降支持機構を降下させた状態を示す側面図で
ある。
【図4】補助アームを付加したアンカー用穿孔機を示す
斜視図である。
【図5】旋回支持機構の配置を変更したアンカー用穿孔
機を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 コンクリート法面補強アンカー用穿孔機 2 自走シャーシ本体 21 同 無限軌道 3 オーガ穿孔機部 31 同 穿孔装置本体 32 同 ガイドフレーム 33 同 駆動モータ 34 同 軸支杆 35 同 穿孔装着座体 36 同 固定用腕部 37 同 直立用座枠 38 同 連結片 4 支柱部 41 同 滑動用ローラ 42 同 枢着軸 43 同 仮止め片 44 同 チェーン 5 振れ止めアーム 51 同 補助アーム 6 昇降支持機構 7 旋回支持機構 71 同 鉛直軸芯 72 同 旋回盤

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自走シャーシ本体上に、オーガ穿孔機部
    上端側中途に当接、支持可能とする支柱部を立設した
    上、該支柱部中途に一対の振れ止めアーム夫々の上端を
    近接または比較的近接状配置になるようにして枢着する
    と共に、下方側は拡開状配置となるようにしたそれら下
    端の夫々をオーガ穿孔機部下端側適所に枢着する一方、
    前記自走シャーシ本体上には、当該オーガ穿孔機部下端
    側適所に当接、支持し得るようにした昇降支持機構を設
    けた上、自走シャーシ本体と支柱部との間、あるいは支
    柱部の振れ止めアーム連結部下の何れかに、垂直軸回り
    に回転可能とする旋回支持機構を設けてなるものとした
    ことを特徴とするコンクリート法面補強アンカー用穿孔
    機。
  2. 【請求項2】 比較的軟質な車輪や無限軌道等を装備し
    て走行可能とした自走シャーシ本体上に、オーガ穿孔機
    部上端側中途を当接、支持可能とする支柱部を立設した
    上、該支柱部中途に一対の振れ止めアーム夫々の上端を
    近接または比較的近接状配置になるようにして枢着する
    と共に、下方側は拡開状配置となるようにしたそれら下
    端の夫々をオーガ穿孔機部下端側適所に枢着する一方、
    前記自走シャーシ本体上には、当該オーガ穿孔機部下端
    側適所に当接、支持し得るようにした昇降支持機構を設
    けた上、自走シャーシ本体と支柱部との間、あるいは支
    持柱部の振れ止めアーム連結部下の何れかに、垂直軸回
    りに回転可能とする旋回支持機構を設けたものとなし、
    走行移動の際には、オーガ穿孔機部を横転させてその中
    途を支柱部上に当接、支持した後、昇降支持機構によっ
    てオーガ穿孔機部下方側を上昇させ、自走シャーシ本体
    上にオーガ穿孔機部を搭載状態となし、穿孔作業の際に
    は、昇降支持機構を降下させてオーガ穿孔機部先端を接
    地させた後、支柱部上端に当接、支持されていたオーガ
    穿孔機部を当該支柱部上端から離反させて所望コンクリ
    ート法面に対して略直立状として穿孔可能とする一方、
    走行移動および穿孔作業に際して、または穿孔作業に際
    して、旋回支持機構の操作により、オーガ穿孔機部を自
    走シャーシ本体進行方向に対して所定角度範囲に渡って
    回動操作可能となるようにしたことを特徴とするコンク
    リート法面補強アンカー用穿孔機。
  3. 【請求項3】 穿孔装置座体を回動支点として起立、横
    転自在に組み合わせ、穿孔位置傾斜面に鉛直姿勢で固定
    可能にすると共に、先端に直立用座枠を一体に取着して
    なる穿孔装置本体におけるガイドフレームに対して進退
    自在に組み込まれたオーガ穿孔機部上端側中途に当接、
    支持可能とするようにした支柱部を自走シャーシ本体上
    に立設した上、該支柱部中途に一対の振れ止めアーム夫
    々の上端を近接または比較的近接状配置になるようにし
    て枢着すると共に、下方側は拡開状配置となるようにし
    たそれら下端の夫々をオーガ穿孔機部下端側適所に枢着
    する一方、前記自走シャーシ本体上には、当該オーガ穿
    孔機部下端側適所に当接、支持し得るようにした昇降支
    持機構を設けた上、自走シャーシ本体と支柱部との間、
    あるいは支柱部の振れ止めアーム連結部下の何れかに、
    垂直軸回りに回転可能とする旋回支持機構を設けてなる
    ものとしたことを特徴とするコンクリート法面補強アン
    カー用穿孔機。
  4. 【請求項4】 支柱部は、その上端に水平軸回りに回転
    自在とする滑動用ローラが組み込まれてなるものとし
    た、請求項1ないし3何れか記載のコンクリート法面補
    強アンカー用穿孔機。
  5. 【請求項5】 支柱部が、その上端に、オーガ穿孔機部
    を当接、支持したまま仮固定可能とするチェーン、把持
    金具あるいは繋着鈎その他の適宜仮固定部を付設または
    装備してなるものとした、請求項1ないし3何れか記載
    のコンクリート法面補強アンカー用穿孔機。
  6. 【請求項6】 旋回支持機構が、旋回を阻止する状態に
    仮固定可能、且つ旋回自在に仮固定を解除可能な旋回ブ
    レーキを設けてなるものとした、請求項1ないし3何れ
    か記載のコンクリート法面補強アンカー用穿孔機。
  7. 【請求項7】 振れ止めアームは、自走シャーシ本体上
    あるいは旋回支持機構上の何れかに仮固定可能とする補
    助アームの併設されてなるものとした、請求項1ないし
    3何れか記載のコンクリート法面補強アンカー用穿孔
    機。
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