JP2003074009A - 路面融雪用電熱線の編み上げ部材 - Google Patents

路面融雪用電熱線の編み上げ部材

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JP2003074009A
JP2003074009A JP2001270246A JP2001270246A JP2003074009A JP 2003074009 A JP2003074009 A JP 2003074009A JP 2001270246 A JP2001270246 A JP 2001270246A JP 2001270246 A JP2001270246 A JP 2001270246A JP 2003074009 A JP2003074009 A JP 2003074009A
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JP
Japan
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heating wire
plate
holding
strip
road surface
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JP2001270246A
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Inventor
Seishi Kobayashi
正始 小林
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PUROTE SANGYO KK
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PUROTE SANGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 融雪用の路面埋設電熱線の埋設作業の容易
化、高品質化を実現する汎用性を備えた電熱編み上げ部
材を提供する。 【解決手段】 適宜幅で所定間隔毎に連結部(連結孔1
1)を設けた帯板1と、U状に折曲して電熱線の抱持部
21を形成すると共に、抱持部の端部に連結部(連結孔
22)を備えた保持体2とを備え、両連結部を連結固定
可能(止め具3,4)に形成してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は路面融雪を実現するため
に、路面に埋設する電熱線を設置しやすいように編み上
げるための部材に関するものである。
【0002】
【従来技術及び発明が解決しようとする課題】路面融雪
のため、所定の絶縁被覆を施した電熱線を路面下に埋設
する手段は既に知られている。ところでこれらの電線の
埋設に際しては、一定の間隔で路面に固定した後にアス
ファルト舗装を施すものであるが、電熱線を正確に配置
固定するのは煩雑な作業である。このため特開平9−7
8517号公報に開示されているように、ネット状シー
トに電熱線を取りつけて、工事路面上に敷設することが
提案されている。
【0003】しかし工事範囲(面積)に対応して、ネッ
ト状シートを形成しなければならなく、広狭への対応性
に課題が残る。また電熱線の撓曲して順次ネットに連結
していくので、設置範囲が広くなるとネット状シートの
取り扱い自体が煩雑になると共に、ネットの使用による
工事経費も増大する。
【0004】そこで本発明は、電熱線の編み上げが自由
に実施できる新規な編み上げ部材を提案したものであ
る。
【0005】
【課題を解決する手段】本発明に係る路面融雪用電熱線
の編み上げ部材は、適宜幅で所定間隔毎に連結部を設け
た帯板と、U状に折曲して電熱線の抱持部を形成すると
共に、抱持部の端部に連結部を備えた保持体とを備え、
両連結部を連結固定可能に形成してなることを特徴とす
るものである。また特に各連結部を連結孔と止め具とで
構成したことを特徴とするものである。
【0006】また前記の帯板と、保持体と、平行に配置
した帯板間を連結する補強板とで構成してなることを特
徴とするものである。
【0007】而して電熱線を一定の幅でU状に折り返し
て、所定の間隔で平行に迂回させるように、前記平行方
向(幅方向:横平行)に対して直交する方向(長さ方
向:縦平行)に帯板を複数本縦平行に配置し、保持体の
抱持部で電熱線を抱持し、連結部で帯板と保持体とを連
結固定すると、電熱線は一定幅のシート上に編み上げら
れる。従ってこの編み上げた電熱線を路面に敷設後埋設
して融雪道路を構築する。
【0008】更に平行に配置された帯板を横断して補強
板を連結すると、帯板と補強板とで格子状網板が構成さ
れることになり、埋設後の強度維持に貢献することにな
る。
【0009】
【実施の形態】次に本発明の実施の形態について説明す
る。実施形態に示した路面融雪用電熱線の編み上げ部材
は、複数の帯板1と、多数の保持体2と、補強板3と、
止め具としてのネジ4とナット5とで構成される。
【0010】帯板1は、適宜幅のステンレスのテープ状
板で、所定間隔毎に連結孔11を穿設してなる。
【0011】保持体2は、ステンレス板をU状に折曲し
て電熱線Aの抱持部21を形成すると共に、抱持部21
両端を重ね合わせて、前記帯板1の連結孔11に対応す
る連結孔22を設けた連結板部23を備えてなる。また
連結板部23の両側縁を下方に折曲して位置決め部24
を設けてなる。
【0012】補強板3は、融雪用電熱線の敷設幅に対応
した長さで、所定間隔(予め定められる帯板1の平行配
列間隔に対応させるか又は、一定の細かい間隔とする)
に連結孔31を穿設してなるので、前記の帯板1を適宜
長さに切断して使用するようにしても良い。
【0013】ネジ4は前記連結孔11,22,31に対
応するものであり、ナット5は、ネジ4に螺合するもの
である。
【0014】而して前記部材を使用して電熱線Aをネッ
ト状に編み上げるもので、電熱線Aは、適宜な絶縁材で
被覆されていると共に、内部電線の柔軟性並びに保形性
によって任意に撓曲させることができる。そこで電熱線
Aは、一定の幅及び一定間隔でU状に折り返すものであ
るが、この電熱線Aの横平行に対して、直交する方向で
複数本(2〜4本程度)の帯板1を所定の間隔で縦平行
に配置する。この帯板1の電熱線Aの交差部分で保持体
2を以て電熱線aを帯板1に連結するものである。
【0015】両者の連結は、保持体2の保持部21に電
熱線Aを挿通するように抱持し、抱持部21両端の連結
板部23を帯板1に重ね合わせると、位置決め部24が
帯板1の幅方向に嵌合する状態となり、帯板1の連結孔
11と保持体2の連結孔22を一致させ、ネジ4を前記
連結孔11,22に挿通しナット5を螺合して固定す
る。
【0016】また補強板3は、平行に配置している帯板
1の保持体2の装着箇所の前後箇所に、帯板1と直交す
ると共に、連結孔11,31が連通するように重ね合わ
せ、連通連結孔11,31にネジ4を挿通しナット5を
螺合して固定する。
【0017】従って電熱線Aは縦平行の帯板1に対し
て、所定の間隔で横平行に迂回するように連結され全体
がネット状シートとなる。また横平行の末端の電熱線A
は、U状湾曲箇所の電熱線と紐6その他部材で結束して
元端に戻すと、電気供給接続箇所がネット状シートの一
端に纏められることになる。
【0018】そしてこの編み上げた電熱線Aのネット状
シート体は、融雪対象の路面の下地コンクリートB上に
敷かれ、更に表面アスファルトCが被せられて埋設され
る。
【0019】尚、前記実施形態はステンレス板を採用し
たが樹脂製帯板並びに樹脂製保持体でも良い。また、連
結部止め具を採用したが、独立部材の止め具を採用せず
に、帯板や保持体の一方は双方に組み込んで、例えば釦
やクリップのようにワンタッチで連結可能なものとして
も良い。勿論補強板3は必要に応じて採用すれば良い。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明は、適宜幅で所定間
隔毎に連結部を設けた帯板と、U状に折曲して電熱線の
抱持部を形成すると共に、抱持部の端部に連結部を備え
た保持体とを備え、両連結部を連結固定可能に形成して
なる電熱線編み上げ用部材で、帯板の長さや幅間隔によ
って任意の大きさの電熱線のネット状シートを容易に得
ることができ、而も編み上げ作業に於いても、帯板の連
結部を予め設計値(規格値)に対応させて細かく形成し
ておくと、連結部位置の選択によって何ら計測すること
なく、容易に設計通りの電熱線ネット状シートを得るこ
とができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の部材の分解斜視図。
【図2】同使用状態(組み上げ状態)の説明図。
【図3】同使用状態(連結部の連結状態)の説明図。
【図4】同使用状態(埋設状態)の説明図。
【符号の説明】
1 帯板 11 連結孔 2 保持体 21 抱持部 22 連結孔 23 連結板部 24 位置決め部 3 補強板 31 連結孔 4 ネジ 5 ナット 6 紐 A 電熱線

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 適宜幅で所定間隔毎に連結部を設けた帯
    板と、U状に折曲して電熱線の抱持部を形成すると共
    に、抱持部の端部に連結部を備えた保持体とを備え、両
    連結部を連結固定可能に形成してなることを特徴とする
    路面融雪用電熱線の編み上げ部材。
  2. 【請求項2】 適宜幅で所定間隔毎に連結孔を穿設した
    帯板と、U状に折曲して電熱線の抱持部を形成すると共
    に、抱持部両端を重ね合わせて連結孔を設けた連結板部
    を備えた保持体と、連結孔に挿着して電熱線を抱持した
    保持体を帯板に固定する止め具とで構成してなる請求項
    1記載の路面融雪用電熱線の編み上げ部材。
  3. 【請求項3】 抱持した電熱線が帯板と直交する方向
    で、帯板に嵌合する位置決め部を連結板部の両側下方に
    設けてなる請求項2記載の路面融雪用電熱線の編み上げ
    部材。
  4. 【請求項4】 帯板及び保持体をステンレス板で形成
    し、止め具としてネジとナットを採用してなる請求項2
    又は3記載の路面融雪用電熱線の編み上げ部材。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4記載の何れかの帯板と保
    持体と、平行に配置した帯板間を連結する補強板とで構
    成してなる路面融雪用電熱線の編み上げ部材。
  6. 【請求項6】 所定間隔毎に連結部を設けた帯板を適宜
    長さに切断して補強板としてなる請求項5記載の路面融
    雪用電熱線の編み上げ部材。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006097416A (ja) * 2004-09-30 2006-04-13 Sekisui Plastics Co Ltd 発熱体設置用冶具
KR101081461B1 (ko) * 2009-05-28 2011-11-08 코오롱글로텍주식회사 동절기의 잔디생육을 위한 지반가열시스템 및 그 설치방법과 지반가열방법

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