JP2003072705A - 連続製袋充填装置 - Google Patents

連続製袋充填装置

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JP2003072705A
JP2003072705A JP2001265179A JP2001265179A JP2003072705A JP 2003072705 A JP2003072705 A JP 2003072705A JP 2001265179 A JP2001265179 A JP 2001265179A JP 2001265179 A JP2001265179 A JP 2001265179A JP 2003072705 A JP2003072705 A JP 2003072705A
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JP
Japan
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film
filling
sealing means
cooling
bag
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JP2001265179A
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English (en)
Inventor
Hisatoshi Saito
寿俊 斎藤
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KANAI SEISAKUSHO KK
QP Corp
Original Assignee
KANAI SEISAKUSHO KK
QP Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 埃や雑菌の混入しない包装袋を得るために、
インフレーション筒状フィルムを使用して連続製袋しな
がら被処理物を充填できる連続製袋充填装置を提供す
る。 【解決手段】 偏平な筒状フィルム3の流れ方向上流側
から下流側へ該筒状フィルム3の流れに沿って該筒状フ
ィルム3の幅方向一側端を截断裂開するカッタ4と、こ
のフィルム3の截断裂開部6からフィルム3内に挿入さ
れた被処理物の充填用ノズル5と、この充填用ノズル5
の挿入部より下流側で前記フィルム3の裂開部6をフィ
ルム3の流れに沿って再封止する縦シール手段7と、こ
の縦シール手段7の下流側で前記再封止後のフィルム3
をその幅方向に間欠的にシールする横シール手段10
と、この横シール手段10でシールされたフィルム3の
横シール部10'をフィルム3の幅方向に冷却すると共
に切り離す冷却切断手段11とを順次配設してなること
を特徴とする連続製袋充填装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は連続製袋充填装置に
係り、詳しくはロール巻にしたインフレーション筒状フ
ィルム(以下、たんにフィルムともいう)を使用して製
袋と袋内への被処理物の充填処理を同時に連続して行う
ことができる連続製袋充填装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、相対する両縁を有する一枚の
シート材を自動袋詰包装機によって、折り畳み筒状と
し、この筒状シートの両縁を長手方向全長にわたって接
合閉鎖し、形成された筒状体の一側開口部を横断(幅)
方向に封止し、次に他側開口部より被収納物を充填する
と共に、次に該開口部を筒状体の横断(幅)方向に封止
して包装袋を製する装置があり、例えば特公昭38−1
7748号公報や特開平11−171241号公報記載
の連続製袋充填装置がこれに該当する。これらの装置は
一枚のシートを折り畳み、その上下と片側の三方をシー
ルした形態の包装袋に被収納物を充填密封したものとし
て連続的に製することができるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、包装袋が上
記のように一枚のシートから連続的に形成される場合、
包装袋内へ収納する被処理物の充填用ノズルの配設は容
易であり、例えばシートの折り畳み前にシート内へ挟み
こんだ位置に固定しておくことだけで達成できるという
利点がある。反面、成形される包装袋は一枚のシートか
ら形成されるので、その形成工程上において、シート表
裏面が空気中に曝され、埃や雑菌が吸着乃至付着する恐
れがあり、包装袋内の被収納物が食品や薬品の場合これ
を完全衛生食品や薬品として製するには問題がある。こ
のことは特に、シートが合成樹脂製である場合に工程中
に静電気の発生が相まって生ずるので一段と注意を要す
る問題となる。本発明は以上の問題を解決することを課
題としてなされたもので、無埃、無菌状態で被収納物を
包装袋として連続充填できる連続製袋充填装置を提供す
ることを目的とする。この目的を達成するために、本発
明においては内部が通常無菌状態で成形されるインフレ
ーション筒状フィルムを使用し、これを成形するに適合
した装置を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の連続
製袋充填装置は、偏平な筒状フィルムの流れ方向上流側
から下流側へ該筒状フィルムの流れに沿って該筒状フィ
ルムの幅方向一側端を截断裂開するカッタと、このフィ
ルムの截断裂開部からフィルム内に挿入された被処理物
の充填用ノズルと、この充填用ノズルの挿入部より下流
側で前記フィルムの裂開部をフィルムの流れに沿って再
封止する縦シール手段と、この縦シール手段の下流側で
前記再封止後のフィルムをその幅方向に間欠的にシール
する横シール手段と、この横シール手段でシールされた
フィルムの横シール部をフィルムの幅方向に冷却すると
共に切り離す冷却切断手段とを順次配設してなることを
特徴とする。
【0005】このような構成にすることにより、現今に
至るまで不可能であった筒状フィルム内への充填用ノズ
ルの挿入が可能となり、内部が無菌状態の円筒状フィル
ムとしてのインフレーションフィルムを用いて被処理物
を無埃・無菌的に連続製袋し充填できる装置を得ること
ができる。
【0006】この際、充填用ノズルの先端は前記横シー
ル手段近傍まで延設しておくと、包装袋中の下隅から上
端まで余すことなく被処理物を充填できるので好まし
い。また、包装袋の截断面を再封止する縦シール手段と
横シール手段との間に縦シール部の冷却手段を配設して
おくことにより、破れやピンホールによる漏れ等の生じ
ないしっかりした包装袋として製することができるので
よい。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施の
形態を参照して説明する。図1は本発明連続製袋充填装
置の一実施形態例を示す正面図であり、図2は図1の側
面図である。また、図3は本発明の連続製袋充填装置に
よる筒状フィルムの流れの一形態例を示す斜視説明図で
ある。図4は従来の連続製袋充填装置によるシートの流
れの一例を示す斜視説明図である。
【0008】図1乃至図3において、連続製袋充填装置
Aは偏平な筒状フィルム3の流れ方向(矢印で示す)上
流側から下流側へ該筒状フィルム3の流れに沿って筒状
フィルム3の幅方向の一側端を2枚のシートに裂開する
カッタ4と、この截断された2枚のシート間に挿入され
た被処理物充填用ノズル5と、前記截断した一側端の裂
開部をフィルム3の流れに沿って再封止する縦シール手
段7と、該再封止後のフィルム3をその流れと直交する
幅方向に間欠的にシールする横シール手段10と、この
フィルム3の横シール部10'をその幅方向に冷却する
と共に上下に切り離す冷却切断手段11とを順次配設し
てある。
【0009】また、前記充填用ノズル5の先端は横シー
ル手段10の近傍まで延設してあり、縦シール手段7と
横シール手段10との間には縦シール部7"を確実に安
定させるための冷却手段8を配設してある。本実施例に
係る図1と図2においては、カッタ4の上流側に包装袋
1に必要事項を記すための捺印装置13を筒状フィルム
3の表面に接触可能に配設してあり、また被処理物を充
填用ノズル5に送り込むホッパー14及びポンプ15等
が配設してあり、さらに製された包装袋1を搬出する搬
出コンベア12等を附帯設備として配設した例を示すも
のである。
【0010】
【作用】次に上記実施形態の作用を包装袋の成形工程中
のフィルムの流れに沿って説明する。原反ロール2から
連続製袋充填装置A(以下、たんに「装置」という)の
上部に供給されるインフレーション成形フィルム(偏平
筒状フィルム)3は、まず筒状フィルム3の幅方向一側
端に配設してあるカッタ4と衝接しその一側端を截断乃
至裂開される。この筒状フィルム3の裂開部から被処理
物の充填ノズル5が挿入してあり、筒状フィルム3の内
側でフィルム3の進行を妨げないようにその流れ方向
(下向きに)に沿って、次述する横シール手段10の近
傍まで延設されている。
【0011】また、一側端を裂開された筒状フィルム3
は、充填用ノズル5の挿入位置より下流側で即刻に縦シ
ール手段7によってその裂開部を再封止される。縦シー
ル手段7によって縦シール7'を施されたフィルム3
は、次に横シール手段10によって横シール10'を施
され実質的に袋状とされる。フィルム3の流れと共に次
工程では、この袋状フィルム3内ヘノズル5から被処理
物が所定量供給充填される。
【0012】さらに、フィルム3を下流側へ進めること
により、袋状に成形されたフィルム3の上流側開口部は
横シール手段10によって封止される。即ち、このこと
は横シール手段10は一度のシール作用により、上流側
と下流側に連なって成形される別異の包装袋1,1の上
方と下方の開口部を同時に封止することによってなされ
る。このように連なって成形される包装袋1,1,・・
は次工程の冷却切断手段11を通過する際に、横シール
部10'を冷却されると共に切断され包装袋1の完成品
とされる。以後、同様に連続作用を繰り返す。
【0013】尚、図4に示した従来の連続製袋充填装置
の例は、合成樹脂シート3Aを折り畳み成形して製袋し
被処理物を充填するものである。また枠体(ホーマー)
Fは必要不可欠のものであり、本願に係るカッタ4等は
要しない構造の装置である点で本願構成と相異するが、
その他の横シール手段、縦シール手段等は殆ど同様の作
用を奏するので同一の符号を付す。
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
筒状フィルム(インフレーションフィルム)を使用し、
その一側端を裂開して被処理物の充填用ノズルを挿入し
てあり、直ちに裂開部を封止して製袋する構造にしてあ
るので、袋内に空気中の埃や雑菌が混入しない。従っ
て、被処理物が食品や薬品等の場合、その包装袋は極め
て衛生的なものとして製することができる。また、本発
明は筒状フィルムから連続して大量の被処理物の包装袋
を得ることができる等の優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明連続製袋充填装置の一実施形態例を示す
正面図。
【図2】図1の側面図。
【図3】本発明に係る筒状フィルムの流れの一実施例を
示す斜視説明図。
【図4】従来の連続製袋充填装置に用いるシートの流れ
の一例を示す斜視説明図。
【符号の説明】
1 包装袋 2 原反ロール 3 筒状フィルム(インフレーションフィルム) 4 カッタ 5 充填用ノズル 6 裂開部 7 縦シール手段 7',7" 縦シール部 8 縦シール冷却手段 8' 縦シール冷却部 9,9',9" フィードロール 10 横シール手段 10' 横シール部 11 冷却切断手段 11' 冷却切断部 12 搬出コンベア 13 捺印装置 13' 捺印部 14 ホッパー 15 ポンプ A 連続製袋充填装置 3A 合成樹脂シート F 枠体(ホーマー)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E050 AA02 AB04 AB08 BA11 BA12 CA01 CC08 CC10 DH06 EA02 FA01 FB01 FB07 GB01 JA05 3E056 CA02 DA05 EA08 FB03 FH03 GA03 3E094 AA12 BA01 CA06 DA07 DA08 EA03 FA11 FA21 HA20

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 偏平な筒状フィルムの流れ方向上流側か
    ら下流側へ該筒状フィルムの流れに沿って該筒状フィル
    ムの幅方向一側端を截断裂開するカッタと、このフィル
    ムの截断裂開部からフィルム内に挿入された被処理物の
    充填用ノズルと、この充填用ノズルの挿入部より下流側
    で前記フィルムの裂開部をフィルムの流れに沿って再封
    止する縦シール手段と、この縦シール手段の下流側で前
    記再封止後のフィルムをその幅方向に間欠的にシールす
    る横シール手段と、この横シール手段でシールされたフ
    ィルムの横シール部をフィルムの幅方向に冷却すると共
    に切り離す冷却切断手段とを順次配設してなることを特
    徴とする連続製袋充填装置。
  2. 【請求項2】 前記被処理物の充填用ノズルの先端は前
    記横シール手段の近傍まで延設してある請求項1記載の
    連続製袋充填装置。
  3. 【請求項3】 前記縦シール手段と横シール手段との間
    に前記フィルムの再封止部を冷却する冷却手段を配設し
    てある請求項1及び2記載の連続製袋充填装置。
JP2001265179A 2001-09-03 2001-09-03 連続製袋充填装置 Pending JP2003072705A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006224998A (ja) * 2005-02-18 2006-08-31 Daiwa Gravure Co Ltd 収納袋の製造方法
CN111792124A (zh) * 2020-09-08 2020-10-20 长沙市广材基研科技有限公司 一种冷冻药品包装系统

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