JP2003071679A - クーラント清浄装置 - Google Patents

クーラント清浄装置

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JP2003071679A
JP2003071679A JP2001310694A JP2001310694A JP2003071679A JP 2003071679 A JP2003071679 A JP 2003071679A JP 2001310694 A JP2001310694 A JP 2001310694A JP 2001310694 A JP2001310694 A JP 2001310694A JP 2003071679 A JP2003071679 A JP 2003071679A
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Japan
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coolant
tank
oblong
chips
coolant tank
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JP2001310694A
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Minoru Yamazaki
実 山崎
Atsushi Ito
敦司 伊藤
Tsutomu Okamoto
勤 岡本
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JTEKT Coating Corp
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CNK Co Ltd Japan
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】切り肩あるいは砥粒などを含有しているクーラ
ントの処理をおこなう際に、クーラントタンク内に発生
させたクーラントの渦流により、クーラントタンクの底
に切り肩あるいは砥粒などを溜めない、新規な方式を採
用したクーラント清浄装置を提供する。 【解決手段】一般の産業機械から流出される、切り肩あ
るいは砥粒などを含有するクーラントに渦流を発生させ
るための、円筒形状の円形クーラントタンクにおいて、
クーラントタンクの形状を、長円筒形状の長円形クーラ
ントタンク18とし、長円形クーラントタンク18内の
クーラントを、長円形クーラントタンク18の底面15
からクーラント循環用クーラントポンプ12、13によ
り直接吸引するためのクーラント循環用クーラントポン
プ12、13と配管部品などにより直接繋がれた長円形
クーラントタンク18のクーラント流出口16、17
を、長円形クーラントタンク18の底面15に具備す
る。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、切削あるいは研削をお
こなうための工作機械(以下、加工母機とも言う。)か
ら流出する、切り屑あるいは砥粒などを含有するクーラ
ント内から、切り屑あるいは砥粒などを分離処理してク
ーラントの清浄化をおこなうクーラント清浄装置に関す
る。 【0002】 【従来の技術】産業界では、リサイクル性の向上のた
め、加工母機から流出した切り屑あるいは砥粒などを含
有しているクーラントの処理をおこなう際に、クーラン
トタンクの底に切り屑あるいは砥粒などを溜めないクー
ラント清浄装置が要望されている。図3は、クーラント
清浄装置の平面設置スペースが長方形で、しかもクーラ
ントの処理容量が比較的大容量(例えば200〜600
L/Min程度)の場合の、従来より一般的に提供され
ているクーラント清浄装置の概略説明図である。 【0003】加工母機より流出された、磁性体の切り屑
あるいは砥粒などを含有したクーラントは、クーラント
清浄装置の流入口34よりダーティータンク35に流入
される。ダーティータンク35内には、スクレーパコン
ベア36が装備されダーティータンク35内に沈澱した
粗い磁性体の切り屑あるいは砥粒などは、スクレーパコ
ンベア36によりダーティータンク35外部のスラッジ
ボックス37に掻き出される。 【0004】ダーティータンク35内の磁性体の切り屑
あるいは一部の砥粒などを含有したクーラントは、ダー
ティーポンプ38により磁気分離器11に圧送され、磁
気分離器11内でクーラント中の磁性体の切り屑が捕集
される。磁性体の切り屑が捕集されたクーラントは、ク
リーンタンク39内に流入され、クリーンポンプ40に
より加工母機に圧送される。なお、磁気分離器11で捕
集できなかった微細スラッジあるいは一部の砥粒など
は、そのほとんどがクリーンタンク40内に堆積する。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】本発明に係る請求項1
は、上記した方式とは異なり、クーラント清浄装置のク
ーラントタンク設置スペースが長方形で、しかもクーラ
ントの処理容量が比較的大容量(例えば200〜600
L/Min程度)の場合であっても、切り屑あるいは砥
粒などを含有しているクーラントの処理をおこなう際
に、クーラントタンク内に発生させたクーラントの渦流
により、クーラントタンクの底に切り屑あるいは砥粒な
どを溜めない、新規な方式を採用したクーラント清浄装
置を提供することを課題とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】請求項1に係るクーラン
ト清浄装置は、クーラント清浄装置を構成する、切削あ
るいは研削をおこなうための工作機械などを含む一般の
産業機械から流出される、切り屑あるいは砥粒などのス
ラッジを含有するクーラントに渦流を発生させるための
クーラントタンクにおいて、クーラントタンクの形状
を、長円筒形状の長円形クーラントタンクとし、長円筒
形状の長円形クーラントタンク内のクーラントを、長円
形クーラントタンクの底面からクーラントポンプにより
直接吸引するための、クーラントポンプと配管部品など
により直接繋がれた、長円形クーラントタンクの底面に
具備されたクーラント流出口を、長円形クーラントタン
クの底面に1か所、あるいは数カ所具備することを特徴
とするものである。 【0007】 【発明の実施の形態】本実施形態に係るクーラント清浄
装置は、加工母機から流出された切り屑あるいは砥粒な
どを含有しているクーラント中の、切り屑あるいは砥粒
などの処理をおこなうクーラント清浄装置である。な
お、本実施形態に係るクーラント清浄装置は、加工母機
から流出した切り屑あるいは砥粒などを含有しているク
ーラントの処理をおこなう際に、クーラントタンクの底
に切り屑あるいは砥粒などを溜めないことが要望されて
いる。以下、本発明の代表的な実施形態を図面を参照し
て説明する。ただし、この実施例に記載されている構成
部品の寸法、形状、材質、その相対位置などは、特に特
定的な記載がないかぎりはこの発明の範囲をそれらのみ
に限定する趣旨のものではなく、単なる説明例にすぎな
い。 【0008】加工母機から流出したクーラント内に、磁
性体の切り屑あるいは砥粒などを含有する場合の、本実
施形態に係るクーラント清浄装置について、図1、及び
図2に基ずいて説明する。 【0009】加工母機から流出したクーラント内に、磁
性体の切り屑あるいは砥粒などを含有する場合の、本実
施形態に係るクーラント清浄装置は、2台のクーラント
循環用クーラントポンプ12、13及び処理されたクー
ラントを加工母機に圧送するクリーンポンプ14の、合
計3台のクーラントポンプを具備し、さらに、その底面
15に2か所のクーラント流出口16、17を具備する
長円筒形状の長円形クーラントタンク18と、磁気分離
器11、砥粒捕集装置19などにより構成されている。 【0010】加工母機から流出された磁性体の切り屑あ
るいは砥粒などを含有したクーラントは、まず磁気分離
器11に流入され、クーラント中の磁性体の切り屑の処
理がおこなわれる。磁気分離器11は、非磁性回転円筒
内に固定のマグネットを内蔵した回転円筒20を電動機
21により回転させ、この回転円筒20と半円筒形の底
板22間を所定の隙間で形成させた流路23内に、磁性
体の切り屑あるいは砥粒を含有したクーラントを通過さ
せて、クーラント中の磁性体のスラッジを回転円筒20
の外周に吸着分離させることにより処理する。磁気分離
器11より流出された残存切り屑あるいは砥粒が含有さ
れたクーラントは、長円形クーラントタンク18の内壁
に沿って、その接線方向から長円形クーラントタンク1
8内に流入され、後述の渦流の発生を助長する。回転円
筒20外周に吸着した磁性体のスラッジは、絞りローラ
24により押圧されて脱水され、掻き板25により掻き
取られて、受け箱26内に排出される。 【0011】長円形クーラントタンク18の外壁には、
2台のクーラント循環用クーラントポンプ12、13が
具備され、また同様に長円形クーラントタンク18の外
壁に設置されたクリーン槽27には、清浄化されたクー
ラントを加工母機に圧送するためのクリーンポンプ14
が具備されている。長円形クーラントタンク18の外壁
に設置された2台のクーラント循環用クーラントポンプ
12、13は、長円形クーラントタンク18の底面15
に具備された、2か所のクーラント流出口16、17と
の間をそれぞれ配管28、29により接続され、長円形
クーラントタンク18内底面15のクーラントを汲み上
げる。 【0012】長円形クーラントタンク18の外壁に設置
された2台のクーラント循環用クーラントポンプ12、
13が、長円形クーラントタンク18内底面15の2か
所のクーラント流出口16、17から長円形クーラント
タンク18内のクーラントを汲み上げることにより発生
する、長円形クーラントタンク18内のクーラントが長
円形クーラントタンク18内底面15から長円形クーラ
ントタンク18外部に吸引される吸引力により、長円形
クーラントタンク18底面15の2か所のクーラント流
出口16、17から長円形クーラントタンク18の液面
上面にかけて、北半球においては2か所の左巻きの渦流
30、31が発生し(コリオリの力)、磁気分離器11
により捕集することができなかった、クーラント中の残
存切り屑あるいは砥粒などは、まず、渦流30によりク
ーラントと共に回転しながら徐々に沈降をつずけ、長円
形クーラントタンク18の底面15クーラント流出口1
6に集合する。また、渦流30内で飽和状態となり、渦
流30からあふれたクーラント中の残存切り屑あるいは
砥粒などは、次の渦流31によりクーラントと共に回転
しながら除々に沈降をつずけ、渦流30と同様に長円形
クーラントタンク18の底面15クーラント流出口17
に集合する。 【0013】長円形クーラントタンク18内に発生した
2か所の渦流30、31により、長円形クーラントタン
ク18底面15の2か所のクーラント流出口16、17
部に集合した、磁気分離器11により捕集することがで
きなかったクーラント中の残存切り屑あるいは砥粒など
は、長円形クーラントタンク18の外壁に具備された2
台のクーラント循環用クーラントポンプ12、13によ
り、長円形クーラントタンク18底面15に具備され
た、2か所のクーラント流出口16、17から、長円形
クーラントタンク18内のクーラントと共に配管28、
29を経由して吸引され、砥粒捕集装置19を経て、再
度磁気分離器11内へと送り込まれ、この循環を繰り返
す。 【0014】なお、長円形クーラントタンク18内に発
生した2か所の渦流30、31の大きさによっては、渦
流30、31により2台のクーラント循環用クーラント
ポンプ12、13内に空気を巻き込み、そのことにより
2台のクーラント循環用クーラントポンプ12、13の
クーラント吐出量の減少など、不具合の原因となること
が考えられる。そのため、長円形クーラントタンク18
の底面15に具備された2か所のクーラント流出口1
6、17の上面に、クーラント流出口16、17と距離
をおき、クーラント流出口16、17と対向して、クー
ラント流出口16、17をプレートにより覆うが如くに
設置された、2台のクーラント循環用クーラントポンプ
12、13内への空気の巻き込みを防止するための、2
か所の空気巻き込み防止プレート32を具備している。
(本出願人による実願2001−2677号による) 【0015】また、渦流30と渦流31の相互干渉によ
る渦流の弱体化を避けるため、長円形クーラントタンク
18内に、渦流30と渦流31を分割するように、仕切
り板を設けてもよい。(図示無し) 【0016】長円形クーラントタンク18の外壁の一部
に設置された、長円形クーラントタンク18の清浄度が
最も高い、長円形クーラントタンク18内の渦流31外
周面のクーラントを加工母機に送り込むためのクリーン
ポンプ14を具備したクリーン槽27は、長円形クーラ
ントタンク18とアンダーフロー構造の切り欠き穴33
により通じている。 【0017】本実施形態は、加工母機から流出したクー
ラント内に含有する切り屑が磁性体の場合、及び、加工
母機が研削盤のように、加工母機から流出したクーラン
ト内に磁性体の切り屑と共に砥粒などを含有した場合に
ついて記述したが、本実施形態中の磁気分離機11をフ
ィルタ装置などに置き換えることにより、加工母機から
クーラントと共に流出された切り屑が、非磁性体の場合
にも対応することができる。また、本実施形態において
は、クーラント流出口が2か所の場合について述べた
が、長円筒形状の長円形クーラントタンク18の底面1
5に具備されるクーラント流出口が、1か所、あるいは
数カ所の場合のクーラント流出口の位置は、任意とし限
定されるものではない。その他本発明装置は、前にも述
べたように上記しかつ図面に示した実施例に限定される
ものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更し得
るものである。 【0018】 【発明の効果】請求項1に係るクーラント清浄装置によ
れば、クーラント清浄装置のクーラントタンク設置スペ
ースが長方形で、しかもクーラントの処理容量が比較的
大容量(例えば200〜600L/Min程度)の場合
であっても、切り屑あるいは砥粒などを含有しているク
ーラントの処理をおこなう際に、クーラントタンク内に
発生させたクーラントの渦流により、クーラントランク
の底に切り屑あるいは砥粒などを溜めない、新規な方式
を採用したクーラント清浄装置を提供できる。また、上
記の効果に他、クーラントタンク内の清掃頻度の減少、
クーラントの腐敗防止、ランニングコストの低減、など
の効果が考えられ、反復使用する産業機械などのクーラ
ントに関し、清浄度を維持し寿命を延長させることによ
り、加工母機の性能を保持でき、全体的に稼働費用の低
減に寄与できるものである。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明のクーラント清浄装置の正面を示す説明
図である。 【図2】本発明のクーラント清浄装置の平面を示す説明
図である。 【図3】従来のクーラント清浄装置を示す斜視図であ
る。 【符号の説明】 11・・・磁気分離器 12・・・クー
ラント循環用クーラントポンプ 13・・・クーラント循環用クーラン 14・・・クリーンポンプ トポンプ 15・・・底面 16・・・クー
ラント流出口 17・・・クーラント流出口 18・・・長円
形クーラントタンク 19・・・砥粒捕集装置 20・・・回転
円筒 21・・・電動機 22・・・底板 23・・・流路 24・・・絞り
ローラ 25・・・掻き板 26・・・受け
箱 27・・・クリーン槽 28・・・配管 29・・・配管 30・・・渦流 31・・・渦流 32・・・空気
巻き込み防止プレート 33・・・切り欠き穴 34・・・流入
口 35・・・ダーティータンク 36・・・スク
レーパコンベア 37・・・スラッジボックス 38・・・ダー
ティーポンプ 39・・・クリーンタンク 40・・・クリ
ーンポンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3C011 BB31 EE08 3C047 GG13 GG17 GG18

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】クーラント清浄装置を構成する、 切削あるいは研削をおこなうための工作機械などを含む
    一般の産業機械から流出される、切り屑あるいは砥粒な
    どのスラッジを含有するクーラントに渦流を発生させる
    ためのクーラントタンクにおいて、 クーラントタンクの形状を、長円筒形状の長円形クーラ
    ントタンクとし、 長円筒形状の長円形クーラントタンク内の前記クーラン
    トを、前記長円形クーラントタンクの底面からクーラン
    トポンプにより直接吸引するための、 前記クーラントポンプと配管部品などにより直接繋がれ
    た、前記長円形クーラントタンクの底面に具備されたク
    ーラント流出口を、 前期長円形クーラントタンクの底面に1か所、あるいは
    数か所具備することを特徴とするクーラント清浄装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019136826A (ja) * 2018-02-13 2019-08-22 トヨタ自動車株式会社 クーラントタンク
JP7406426B2 (ja) 2020-03-26 2023-12-27 株式会社Fuji 工作機械

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