JP2003071586A - ろう付け用複合材及びこれを用いたろう付け製品 - Google Patents
ろう付け用複合材及びこれを用いたろう付け製品Info
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Abstract
することができるろう付け用複合材を提供する。 【解決手段】 基材11表面にろう層を形成してなるろ
う付け用複合材10において、ろう層を、少なくともT
i又はTi合金層12と、Fe又はFe合金層13との
積層体から構成する。Fe元素を混合することにより、
Tiを用いたろう層の低融点化が可能になり、1200
℃近傍でのろう付けが可能になる。これによって耐熱
性、耐食性に優れたろう付け用複合材を得ることができ
る。従来のように接合部に粉末Niろう材を塗布すると
いう作業も不要になり、製造コストを安価にすることが
できる。
Description
及びこれを用いたろう付け製品に係り、特に、排ガス再
循環装置用クーラ及び燃料電池改質器用クーラ等の熱交
換器や、燃料電池用部材等に用いられるろう付け用複合
材及びこれを用いたろう付け製品に関する。
テンレス基クラッド材が使用されている。これは、基材
であるステンレス鋼板の片面又は両面に、ろう材として
の機能を有するCu材がクラッドされている。
合金などからなる部材のろう付け材として、接合部の耐
食性に優れる各種Niろうに、Ni、Cr、又はNi−
Cr合金の中から選択される金属粉末を4〜22重量%
添加してなる粉末Niろう材が提案されている(特開2
000−107883号公報参照)。
Ni層及びTi層を有する、即ちNi/Ti/ステンレ
ス鋼というろう付け層構造を有する自己ろう付け性複合
材がある(特開平7−299592号公報参照)。
ろう材又はろう付け用複合材を、高温・高腐食性のガス
又は液体に晒される熱交換器(例えば排ガス再循環装置
(EGR;Exhaust GasRecirculation)用クーラ)の接
合用ろう材として使用する場合、以下に示すような問題
があった。
動車用オイルクーラの接合材として使用する場合、耐熱
性及び耐食性について問題が全くないが、このステンレ
ス基クラッド材をEGR用クーラの接合材として使用す
る場合、EGR用クーラ内は高温で、かつ、腐食性の高
い排気ガスが循環されることから、ステンレス基クラッ
ド材のろう材(Cu材)では、耐熱性及び耐食性が十分
でないという問題があった。
ることから、各接合部に粉末Niろう材をそれぞれ塗布
するという作業が必要になる。つまり、ろう付け作業に
多大な労力を要するため、ろう付け製品の生産性が著し
く低く、その結果、製造コストの上昇を招くという問題
があった。
うの湯流れ性が悪く、複雑な形状をした構造材に適用し
た場合十分な接合層を形成できないという問題があっ
た。
一の目的は、耐熱性、耐食性に優れ、製造コストを安価
にすることができるろう付け用複合材を提供することに
ある。
性が良好で、製造コストを安価にすることができるろう
付け製品を提供することにある。
う層を形成してなるろう付け用複合材において、上記ろ
う層を、少なくともTi又はTi合金層と、Fe又はF
e合金層との積層体から構成したものである。
と、Fe又はFe合金層と、Ni−P合金層との積層体
から構成してもよい。
にステンレス鋼からなってもよい。この場合、上記Fe
又はFe合金層が、上記基材の表層部からなるFe合金
層であってもよい。
一以上含むのが好ましい。
ろう付け用複合材を他の部材にろう付けしてなるもので
ある。
材表面部にTi又はTi合金層が形成されていることが
特徴である。本来、Ti金属単体は融点が1690℃と
高いため、ステンレス接合用のろう材としては機能しな
いと考えられていた。しかし、Fe元素を混合すること
により、ろう材の低融点化が可能になり、1200℃近
傍でのろう付けが可能になることを本発明者らは見出し
た。
して用いることができ、耐熱性、耐食性に優れたろう付
け用複合材を得ることができる。
にはステンレス鋼とした場合、TiへのFeの供給源と
して基材を用いることが可能であり、Fe合金又はステ
ンレス鋼のNi成分がろう中へ溶け込むことで低融点化
が促進されることも見出した。この場合、ろう層を形成
する成分でTi以外は基材から供給可能となるため、F
e、Niなどの層を多重に設ける必要が無くなり、加工
コストを大幅に低減できる。
いたろう付け製品によれば、ろう付け製品のろう付け部
ないし接合部の信頼性が良好となる。
付図面に基いて説明する。
複合材の第1実施形態を図1に示す。なお、図2及び図
3には第1実施形態の第1変形例及び第2変形例を示
し、同様の部分には同一符号を付してある。
う付け用複合材10は全体として板条の形状をなし、所
定の幅及び厚さを有して図の紙面厚さ方向に延出され
る。ろう付け用複合材10は、Fe合金特にステンレス
鋼からなる基材11の表面部にろう層を形成してなり、
ろう層は、Fe又はFe合金層12と、Ti又はTi合
金層13との積層体からなっている。ここで基材11の
表面部とは外部に露出するような全ての面をいい、図示
例では上面部にのみFe又はFe合金層12とTi又は
Ti合金層13とが形成される。また図示例では基材1
1側から順にFe又はFe合金層12とTi又はTi合
金層13とが形成され、Ti又はTi合金層13が最も
表面側となって外部に露出している。
面部にもろう層即ちFe又はFe合金層12とTi又は
Ti合金層13とが順次積層形成されている。即ち基材
11の片面だけでなく両面にFe又はFe合金層12と
Ti又はTi合金層13とが形成されている。図3に示
す第2変形例では、ろう付け用複合材10が全体として
棒又はワイヤ形状をなし、所定の外径を有して図の紙面
厚さ方向に延出される。所定径の基材11の表面部即ち
外周面部に、Fe又はFe合金層12とTi又はTi合
金層13とが順次積層形成されている。
金層13側からろう付けを行う。この際、下層のFe又
はFe合金層12からFe元素が溶け込み、Tiの低融
点化が可能になる。これによって1200℃近傍でTiのろ
う付けが可能になり、Tiを用いた耐熱性、耐食性及び
ろう付け性能に優れたろう付け部ないし接合部を得るこ
とができ、また、従来のように接合部に粉末Niろう材
を塗布するという作業も不要になり、製造コストを安価
にすることができる。一方、この複合材10を他の部材
にろう付けしてろう付け製品を製作することができる。
この場合、ろう付け製品における接合部の信頼性が良好
となり、製造コストも安価となる。
ば積層順序を変えて基材11側から順にTi又はTi合
金層13、Fe又はFe合金層12としてもよい。
複合材の第2実施形態を図4に示す。なお、図5及び図
6には第2実施形態の第1変形例及び第2変形例を示
し、同様の部分には同一符号を付してある。
う付け用複合材20もまた全体として板条の形状をな
し、所定の幅及び厚さを有して図の紙面厚さ方向に延出
される。このろう付け用複合材20は、Fe合金特にス
テンレス鋼からなる基材11の表面部特に上面部に、T
i又はTi合金層13を直接積層してなるクラッド材で
ある。
面部にもTi又はTi合金層13が積層形成されてい
る。図6に示す第2変形例では、ろう付け用複合材20
が全体として棒又はワイヤ形状をなし、所定径の基材1
1の外周面部にTi又はTi合金層13が積層形成され
ている。
に、Ti又はTi合金層13の下層に位置するステンレ
ス製基材11の表層部のFe元素又はNi元素が溶け込
み、Tiの低融点化が可能になる。これによって前記同
様の作用効果を得ることができる。このように第2実施
形態は、上記第1実施形態のFe又はFe合金層12が
基材11の表層部からなるFe合金層となっており、言
い換えれば、上記第1実施形態のFe又はFe合金層1
2が基材11の表層部と一体化したものとなっている。
そしてろう層は、基材11の表層部と、Ti又はTi合
金層13との積層体からなっている。このようにFe又
はFe合金層12を基材11の表層部と一体化したこと
によって、別途Fe又はFe合金層12を形成する必要
が無くなり、製造コストをより安価にすることができ
る。
複合材の第3実施形態を図7に示す。なお、図8及び図
9には第3実施形態の第1変形例及び第2変形例を示
し、同様の部分には同一符号を付してある。
う付け用複合材30もまた全体として板条の形状をな
し、所定の幅及び厚さを有して図の紙面厚さ方向に延出
される。このろう付け用複合材30は、Fe合金特にス
テンレス鋼からなる基材11の表面部特に上面部に、F
e又はFe合金層12と、Ti又はTi合金層13と、
Ni−P合金層14とを順次積層してなる。つまり基材
表面に形成されたろう層が、Fe又はFe合金層12
と、Ti又はTi合金層13と、Ni−P合金層14と
の積層体からなっている。図示例では基材11側から順
にFe又はFe合金層12、Ti又はTi合金層13、
Ni−P合金層14という順番で積層が行われ、Ni−
P合金層14が最も表面側となる。ここではNi−P合
金層14が無電解メッキによって形成される。
面部にもFe又はFe合金層12と、Ti又はTi合金
層13と、Ni−P合金層14とが積層形成されてい
る。図9に示す第2変形例では、ろう付け用複合材30
が全体として棒又はワイヤ形状をなし、所定径の基材1
1の外周面部にFe又はFe合金層12とTi又はTi
合金層13とNi−P合金層14とが積層形成されてい
る。
に、Ni−P合金層14のNi元素とFe又はFe合金
層12のFe元素とがTiに溶け込み、Tiの低融点化
が可能になる。これによって前記同様の作用効果を得る
ことができる。
層順序を変えることが考えられる。例えば、基材11側
から順にNi−P合金層14、Ti又はTi合金層1
3、Fe又はFe合金層12としてもよい。
複合材の第4実施形態を図10に示す。なお、図11及
び図12には第4実施形態の第1変形例及び第2変形例
を示し、同様の部分には同一符号を付してある。
ろう付け用複合材40もまた全体として板条の形状をな
し、所定の幅及び厚さを有して図の紙面厚さ方向に延出
される。このろう付け用複合材40は、Fe合金特にス
テンレス鋼からなる基材11の表面部特に上面部に、T
i又はTi合金層13と、Ni−P合金層14とを順次
積層してなる。図示例では基材11側から順にTi又は
Ti合金層13、Ni−P合金層14という順番で積層
が行われ、Ni−P合金層14が最も表面側となる。こ
こでもNi−P合金層14が無電解メッキによって形成
される。
下面部にもTi又はTi合金層13とNi−P合金層1
4とが積層形成されている。図12に示す第2変形例で
は、ろう付け用複合材40が全体として棒又はワイヤ形
状をなし、所定径の基材11の外周面部にTi又はTi
合金層13とNi−P合金層14とが積層形成されてい
る。
e又はFe合金層が基材11の表層部からなるFe合金
層となっており、ろう層が、基材11の表層部と、Ti
又はTi合金層13と、Ni−P合金層14とからなっ
ている。そしてこの第4実施形態では、ろう付けの際
に、ステンレス製基材11の表層部のFe元素又はNi
元素と、Ni−P合金層14のNi元素とがTiに溶け
込み、Tiの低融点化が可能になる。これによって前記
同様の作用効果を得ることができる。また特にFe又は
Fe合金層を基材11の表層部と一体化したので製造コ
ストをより安価にすることができる。
層順序を変えて基材11側から順にNi−P合金層1
4、Ti又はTi合金層13としてもよい。
いて、ろう層に、ボロン(B)、珪素(Si)、マンガ
ン(Mn)又はコバルト(Co)を一以上含んでもよ
い。例えば第1実施形態では、Fe又はFe合金層12
とTi又はTi合金層13との一方又は両方に上記B等
の元素を一以上予め混合させておくことができる。これ
は、ろう材の融点や濡れ性を調整すると共に、一般に靭
性、接合強度を低下させるとされるTi−Fe系金属間
化合物の生成を抑制し、これらの特性を向上させるのに
有効である。
は、EGR用クーラや燃料電池改質器用クーラ等の熱交
換器及び燃料電池用部材などに好適であり、この他にも
オイルクーラ、ラジエータ、二次電池部材などに適用可
能である。特に、高い耐熱性、耐食性を有することか
ら、高温・高腐食性のガス又は液体に晒されるEGR用
クーラの接合用として最適である。
が可能である。
らなる厚さ2.5mm、幅150mmのステンレス鋼条
材の表面に、このステンレス鋼条材側から順に厚さ0.
15mmのFe条材と、厚さ0.2mmのTi条材とを
圧延法によりクラッドして複合基材を作製し、さらにこ
れに圧延を繰り返し、Fe条材とTi条材との合計厚さ
を70μmとして、評価用試料としてのろう付け用複合
材を作製した。これは前記第1実施形態に対応したもの
である。本複合材を1200℃の真空炉で加熱し、ろう
層を溶融した後、ろう特性を評価した。
の表面に直接前記同様のTi条材を圧延法によりクラッ
ドし、実施例1と同様に最終圧延を行い、評価用試料と
してのろう付け用複合材を作製した。これは前記第2実
施形態に対応したものである。
の表面に、このステンレス鋼条材側から順に前記同様の
Fe条材と、前記同様のTi条材とを圧延法によりクラ
ッドして複合基材を作製し、さらにこれに圧延を繰り返
し、Fe条材とTi条材との合計厚さを50μmとし
た。その後、Ti条材の表面に厚さ20μmの無電解N
i−Pメッキを行い、Fe、Ti、Ni−Pの合計厚さ
を70μmとして、評価用試料としてのろう付け用複合
材を作製した。これは前記第3実施形態に対応したもの
である。本複合材を1200℃の真空炉で加熱し、ろう
層を溶融した後、ろう特性を評価した。
の表面に、前記同様のTi条材を直接圧延法によりクラ
ッドし、実施例1と同様に最終圧延を行い、その後Ti
条材の表面に無電解Ni−Pメッキを行い、評価用試料
としてのろう付け用複合材を作製した。これは前記第4
実施形態に対応したものである。
の表面に、このステンレス鋼条材側から順に前記同様の
Fe条材と、厚さ0.2mmのNi条材とを圧延法によ
りクラッドして複合基材を作製し、さらにこれに圧延を
繰り返し、Fe条材とNi条材との合計厚さを70μm
として、比較用試料としてのろう付け用複合材を作製し
た。本複合材を1200℃の真空炉で加熱し、ろう特性
を評価した。
の表面に、厚さ0.15mmのNi条材を直接圧延法に
よりクラッドし、実施例1と同様に最終圧延を行い、比
較用試料としてのろう付け用複合材を作製した。[比較
例3]前記同様のステンレス鋼条材の表面に、このステ
ンレス鋼条材側から順に前記同様のTi条材と、厚さ
0.15mmのNi条材とを圧延法によりクラッドして
複合基材を作製し、さらにこれに圧延を繰り返し、Ti
条材とNi条材との合計厚さを70μmとして、比較用
試料としてのろう付け用複合材を作製した。本複合材を
1200℃の真空炉で加熱し、ろう特性を評価した。
とCu条材とを圧延法によりクラッドして二層構造のク
ラッドろう材を作製した。このときCu条材の厚さが5
0μmとなるように圧延加工を行った。本ろう材を12
00℃の真空炉で加熱し、ろう層を溶融した後、ろう特
性を評価した。
の片面に、市販の粉末Niろう材を合成樹脂バインダで
溶いた混練物を塗布し、ろう付け用複合材を作製した。
本複合材を1200℃の真空炉で加熱し、ろう層を溶融
した後、ろう特性を評価した。
従来例1,2に対して、ろうの湯流れ性(フィレット形
成状態)、腐食発生の有無、及びろう付け生産性を調べ
た結果を表1に示す。
ン及び硫酸イオンを含んだ腐食性溶液中に、試料を10
00時間浸漬し、取出し後のろう付け部について組織観
察を行い、腐食発生の有無を調べることによって行っ
た。また濡れ性については、各複合材の表面にSUS3
04からなるステンレスパイプを載せ、1200℃でろ
う付けした際の、ろう付け部のフィレット(面取り)形
状を調べることによって評価した。
来例と比較して耐食性が向上している。また比較例1〜
3はTi同様耐食性に優れるNi系のクラッドろう材で
あるが、比較例1,2は1200℃のろう付け温度では
溶融せず、ろう材として機能しなかった。これに対し、
比較例3については、Tiが加わることでNiの融点が
低下し1200℃で溶融可能となるが、ろうの湯流れ性
が実施例に比べて劣っていた。一方、実施例3,4は、
Niを用いながらも湯流れ性が良く、耐食性にも優れて
いた。
るが、粉末ろう材を用いるため生産性が著しく低下して
しまう。一方、実施例1〜4は複合材自身にろう材を含
んでいるため、生産性が明らかに向上する。これによっ
て製造コストを安価にすることができる。
れ性、耐食性及び生産性のいずれの要求も満足するもの
であり、極めて優れたろう付け用複合材であるというこ
とがいえる。そして湯流れ性が良好であるため、複雑形
状をした構造材にも容易に適用可能である。かかる複合
材を用いてろう付け製品を製作すれば、たとえ複雑形状
をした接合部であっても十分な接合層を形成でき、接合
部の信頼性を高められる。そして製品の耐熱性、耐食性
を向上させ、製造コストを安価にすることができる。
な優れた効果を発揮する。
を安価にすることができるろう付け用複合材を提供でき
る。
トが安価なろう付け製品を提供できる。
る。
る。
る。
る。
る。
る。
る。
る。
Claims (7)
- 【請求項1】 基材表面にろう層を形成してなるろう付
け用複合材において、上記ろう層を、少なくともTi又
はTi合金層と、Fe又はFe合金層との積層体から構
成したことを特徴とするろう付け用複合材。 - 【請求項2】 上記ろう層を、Ti又はTi合金層と、
Fe又はFe合金層と、Ni−P合金層との積層体から
構成した請求項1記載のろう付け用複合材。 - 【請求項3】 上記基材がFe合金からなる請求項1又
は2記載のろう付け用複合材。 - 【請求項4】 上記基材がステンレス鋼からなる請求項
3記載のろう付け用複合材。 - 【請求項5】 上記Fe又はFe合金層が、上記基材の
表層部からなるFe合金層である請求項3又は4記載の
ろう付け用複合材。 - 【請求項6】 上記ろう層が、B、Si、Mn又はCo
を一以上含む請求項1乃至5いずれかに記載のろう付け
用複合材。 - 【請求項7】 請求項1乃至6いずれかに記載のろう付
け用複合材を他の部材にろう付けしてなることを特徴と
するろう付け製品。
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