JP2003071564A - 簡易な溶接入熱計測装置及びこの溶接入熱計測装置を用いた溶接機 - Google Patents

簡易な溶接入熱計測装置及びこの溶接入熱計測装置を用いた溶接機

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JP2003071564A
JP2003071564A JP2001264219A JP2001264219A JP2003071564A JP 2003071564 A JP2003071564 A JP 2003071564A JP 2001264219 A JP2001264219 A JP 2001264219A JP 2001264219 A JP2001264219 A JP 2001264219A JP 2003071564 A JP2003071564 A JP 2003071564A
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慎一 庄司
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Abstract

(57)【要約】 【課題】鉄骨製作工場等における溶接施工に関して、溶
接入熱の管理に供する簡易な溶接入熱計測装置及びこの
溶接入熱計測装置を用いた溶接機を提供する。 【解決手段】アーク溶接の溶接入熱を簡易に計測表示す
ることができる溶接入熱計測装置1において、溶接電圧
検出部11と、溶接電流検出部12と、溶接長入力部1
3と、前記の溶接電圧検出部及び溶接電流検出部によっ
て検出された溶接電圧、溶接電流及び溶接時間から溶接
電力量を算出する電力演算部16と、前記の溶接電力量
及び溶接長入力部に入力された溶接長から溶接入熱を算
出する入熱演算部18と、前記の入熱演算部によって算
出された溶接入熱を出力する入熱出力部19と、を備え
てなる。必要に応じて電力出力部17を設けてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、鉄骨製作工場等
における溶接施工に関して、溶接入熱の管理に供する簡
易な溶接入熱計測装置及びこの溶接入熱計測装置を用い
た溶接機に関する。
【0002】
【従来の技術】震災時等における鉄骨構造体の被害の多
くは、溶接部の不良による破壊に起因するものと言われ
ている。ところで、溶接部に要求される品質性能は、降
伏点、引張強さ、衝撃値であるが、これらの値は、溶接
入熱、パス間温度に反比例し、溶接入熱、パス間温度が
高くなると溶接部の品質性能が低下する。そこで、平成
12年11月に発足した工場認定制度において、鉄骨製
作工場における溶接施工に関して、溶接入熱とパス間温
度の管理が義務化され、溶接の対象となる鋼材と溶接ワ
イヤの種類に応じて設定された日本建築学会の鉄骨工事
技術指針に定める上限管理値を厳守することが要求され
ている。
【0003】ここで、溶接入熱は、溶接の際、外部から
溶接部に与えられる熱量であって、アーク溶接の場合
は、溶接ビードの単位長さ(1cm)当りに発生する電
気エネルギーH(J/cm)であり、アーク電圧E
(V)、アーク電流I(A)、溶接速度v(cm/mi
n)とすると、H=60EI/vで与えられる。従っ
て、前記の溶接入熱については、前記のアーク電圧E
(V)、アーク電流I(A)、溶接速度v(cm/mi
n)の3因子を管理することによって可能となる。とこ
ろが、従来の手動溶接乃至半自動溶接では、溶接技能者
が1人で溶接作業と同時に溶接速度を計測管理すること
は困難である。しかして、溶接技能者の他に溶接速度計
測者を就けることは溶接コストアップを招き好ましくな
く、溶接技能者1人で溶接作業と同時に溶接入熱を測定
できる計測装置並びに溶接機の開発が要望されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明者は、
溶接長L(cm)、溶接時間t(min)とすると、前
記の溶接速度v(cm/min)は、v=L/tとな
り、前記の溶接入熱の式に代入すると、H=60EI・
t/Lとなり、電力量をWとすると、W=60EI・t
であって、H=W/Lとなる。即ち、溶接入熱Hは、溶
接時の電力量Wを溶接長Lで除算することによって平均
値として得られることを知見し、鋭意研究した結果、本
発明を完成するに到ったものであり、本発明は、前記の
問題点を解消し、溶接技能者が1人で溶接作業を続行し
ながら、同時に溶接入熱を計測確認して、溶接入熱の管
理に供することができ、特に半自動溶接において威力を
発揮する簡易な溶接入熱計測装置及びこの溶接入熱計測
装置を用いた溶接機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、本発明は、アーク溶接の溶接入熱を簡易に計測表
示することができる溶接入熱計測装置において、溶接電
圧検出部と、溶接電流検出部と、溶接長入力部と、前記
の溶接電圧検出部及び溶接電流検出部によって検出され
た溶接電圧及び溶接電流に基づいて溶接電力量を算出す
る電力量演算部と、前記の溶接電力量及び溶接長入力部
に入力された溶接長から溶接入熱を算出する入熱演算部
と、前記の入熱演算部によって算出された溶接入熱の値
を出力する入熱出力部と、を備えてなることを特徴とす
る簡易な溶接入熱計測装置とする(請求項1)。
【0006】また、前記の課題を解決するために、本発
明は、アーク溶接の溶接入熱を簡易に計測表示すること
ができる溶接入熱計測装置において、溶接電圧検出部
と、溶接電流検出部と、溶接長入力部と、前記の溶接電
圧検出部及び溶接電流検出部によって検出された溶接電
圧及び溶接電流に基づいて溶接電力を算出し、電力交換
器によって溶接電力に応じたアナログ電気信号を発信
し、前記のアナログ電気信号をアナログ・デジタル交換
器によってアナログ電気信号に応じたデジタル信号に変
換するとともに、溶接電力量を算出する電力量演算部
と、前記の電力量演算部から発信される溶接電力量の値
を溶接長入力部に入力された溶接長の値で除算して溶接
入熱を算出する入熱演算部と、前記の入熱演算部によっ
て算出された溶接入熱の値を表示部及び/又は記憶部に
出力する入熱出力部と、を備えてなることを特徴とする
簡易な溶接入熱計測装置とする(請求項2)。
【0007】また、前記の課題を解決するために、本発
明は、前記の何れかに記載の溶接入熱計測装置におい
て、1パスの溶接が終わった時点で、該1パスの溶接入
熱の値を表示するとともに、前記の演算部の値を自動的
に又は手動でクリアして、次ぎの溶接が始まる時に、ゼ
ロからカウントするように構成したことを特徴とする簡
易な溶接入熱計測装置とすることが好ましい(請求項
3)。
【0008】また、前記の課題を解決するために、本発
明は、前記の何れかに記載の溶接入熱計測装置の溶接電
圧検出部及び溶接電流検出部を測定対象である溶接機の
溶接電力出力部に連結してなることを特徴とする溶接機
とすることが好ましい(請求項4)。
【0009】
【作用】請求項1の発明に係る簡易な溶接入熱計測装置
において、前記のように電力演算部において溶接電圧、
溶接電流に基づいて溶接電力量を算出し、ここで、溶接
入熱H(J/cm)、アーク電圧E(V)、アーク電流
I(A)、溶接速度v(cm/min)とすると、溶接
入熱Hは60EI/vで与えられる。溶接長L(c
m)、溶接時間t(min)とすると、前記の溶接速度
v(cm/min)は、v=L/tとなり、前記の溶接
入熱の式に代入すると、H=60EI・t/Lとなり、
電力量をWとすると、W=60EI・tであって、H=
W/Lとなる。即ち、溶接入熱Hは、溶接電力量Wを溶
接長Lで除算することによって平均値として得られるの
で、溶接速度をその都度、計測することなく溶接入熱を
求めることができる。
【0010】請求項2記載の発明に係る簡易な溶接入熱
計測装置は、電力演算部において、前記のように電力交
換器によって、溶接電力(瞬時値)に応じたアナログ電
気信号を発信し、アナログ・デジタル交換器によってア
ナログ電気信号に応じたデジタル信号(パルス)に変換
し溶接電力量(累積値)を算出している。溶接電流が流
れている間のみデジタル信号が発信されるので、このパ
ルス数をカウントして溶接電力量を算出できる。そし
て、前記の演算部は、除算、加算、積算等に関与する通
常の演算素子によって構成することができる。
【0011】請求項3記載の発明に係る簡易な溶接入熱
計測装置において、1パスの溶接が終わった時から次ぎ
の溶接が始まる時まで溶接入熱の値を表示するので、こ
の間に溶接入熱が適正な管理値に入るか否かの確認をす
ることができる。また、前記の演算部の値を自動的に又
は手動でクリアして、次ぎの溶接が始まる時に、ゼロか
らカウントするので、1パス毎の溶接入熱を計測するこ
とができる。
【0012】請求項4記載の発明に係る溶接機におい
て、前記の溶接入熱計測装置を測定対象である溶接機に
連結してなるので、係る溶接機を使用して溶接すること
によって、溶接入熱が計測され、溶接入熱の管理に供す
ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態について図
に基づいて説明する。本発明は、この発明の実施の形態
に限定されるものでないことは言うまでもない。図1
は、この発明の実施の形態に係る簡易な溶接入熱計測装
置及び溶接機のブロック図であり、図2は、その配線図
である。図中の1は、この発明の実施の形態に係る簡易
な溶接入熱計測装置であり、2は、溶接機である。
【0014】この発明の実施の形態に係る簡易な溶接入
熱計測装置1は、図1に示すように、溶接電圧検出部1
1と、溶接電流検出部12と、溶接長入力部13と、前
記の溶接電圧検出部11及び溶接電流検出部12によっ
て検出された溶接電圧及び溶接電流から溶接電力を算出
し、該溶接電力に応じて電力交換器14(電力トランス
デューサ)がアナログ電気信号を発信し、該アナログ電
気信号をパルス交換器15(アナログ・パルス交換器)
がアナログ入力のある間だけ入力値に比例するパルス
(デジタル信号)に変換し、該パルスに基づいて溶接電
力量を算出する電力量演算部16と、前記の電力量演算
部16から発信される溶接電力量の値を電力量表示部1
7a及び/又は電力量記憶部17bに出力する電力量出
力部17と、溶接電力量の値を溶接長入力部13に入力
された溶接長の値で除算して溶接入熱を算出する入熱演
算部18と、前記の入熱演算部によって算出された溶接
入熱の値を入熱表示部19a及び/又は入熱記憶部19
bに出力する入熱出力部19と、を備えてなる。
【0015】この発明の実施の形態に係る溶接入熱計測
装置1を詳細に説明する。図2に示すように、装置内の
電源回路から各構成部に電力が供給される。ここで、溶
接入熱計測装置1の電源を溶接電源と共有可能に構成し
て溶接入熱計測装置1の電源21並びにその配線を省略
することもできる。溶接電流検出部12は、溶接機2の
マイナス端子と被溶接材の鋼材28を連結する結線の中
間に配設される分流器で構成され、溶接電圧検出部11
は、溶接機2のトーチ26に接続されるプラス端子とマ
イナス端子を連結する結線の中間に配設される分圧器で
構成される。ここで、電力交換器の種類によっては、プ
ラス端子側に接続する場合もある。また、溶接電圧検出
部11や溶接電流検出部12は、ここに記載されるもの
に限定されるものではなく、種々のセンサーを用いるこ
ともでき、例えば、ホール素子と称するリング型の電流
検出部品のリングの中に溶接用ケーブルを通して用いて
もよい。溶接電圧検出部11と溶接電流検出部12から
得られる電圧信号と電流信号が電力交換器14(電力ト
ランスデューサ)に入力され乗算されて瞬時電力信号と
してパルス交換器15(アナログ・パルストランスデュ
ーサ)に向けて発信される。
【0016】次に、電力演算部16において、パルス交
換器15(アナログ・パルストランスデューサ)は、ア
ナログ電気信号をアナログ入力のある間だけ入力値に比
例するパルス(デジタル信号)に変換する。例えば、ア
ナログ電気信号が0kwの場合は時間に無関係に0回の
パルスに変換され、電力量は0となる。アナログ電気信
号が1,4,8,12,16(kw)でそれぞれ20秒
間発信された場合は、各電力値に発信時間20秒を乗じ
た、20,80,160,240,320回数のパルス
に変換され、電力量(kJ)として該パルスが発信され
る。
【0017】溶接長入力部13は、好ましくは、サムホ
イールスイッチと称する数字を表示したダイヤル式の入
力部からなり、溶接長(cm)29に相当する数値にダ
イヤルを合わせることによって当該数値が入熱演算部1
8に入力される。入熱演算部18において、前記の電力
量に相当するパルス信号の値を溶接長入力部13に入力
された前記の溶接長の値で除算して溶接入熱を算出する
ことができる。ここで、溶接長を10cmとして、前記
の電力量20,80,160,240,320(kJ)
を溶接長で除算すると、溶接入熱2,8,16,24,
32(kJ/cm)が求められる。
【0018】前記で求められた溶接入熱に相当するデジ
タル信号は、入熱出力部19に送信され、入熱出力部1
9において、パルスカウンタなどによって値を読取ると
ともに、入熱表示部19a、例えば、液晶ディスプレー
装置(LCD)や発光ダイオード(LED)などによっ
てその値が表示される。また、必要に応じて、溶接電力
量の値も前記の溶接入熱と同様にして電力表示部17a
に表示することができる。
【0019】また、通常、溶接入熱の管理は、1回毎の
溶接ビードの単位長さ(1cm)当りに発生する電気エ
ネルギーを対象とすることから、1パスの溶接毎に前記
の演算部や表示部の数値をリセットして、その都度、0
からスタートした電力量と溶接入熱を計算して表示する
ことが好ましい。このために、リセット釦を設けて、1
パスの溶接が終わって次ぎの溶接作業に入る時に、この
リセット釦23を押すか、或いは、一定の時間(例えば
20秒以上の中断)の後で自動的にリセットするように
構成することもできる。
【0020】また、表1に溶接の対象となる鋼材28と
溶接ワイヤ24の種類に応じて設定された日本建築学会
の鉄骨工事技術指針に定める上限管理値を示す。溶接作
業においてはこの上限管理値を厳守することが要求され
ている。
【0021】
【表1】
【0022】この溶接入熱計測装置1は、図3に示すよ
うに箱型のハウジング内に収納されており、溶接作業場
の見え易い所に、例えば、支持部25に吊下げて用い
る。しかし、溶接入熱計測装置1を溶接機2本体中に取
り込んで溶接機と一体に構成してもよい。
【0023】
【使用例】次に、前記の発明の実施の形態に係る簡易な
溶接入熱計測装置1或いはこの溶接入熱計測装置を用い
た溶接機2の使用例について説明する。先ず、前記のよ
うに溶接電圧検出部11と溶接電流検出部12から伸び
る連結線を半自動溶接機2の溶接電力出力部にそれぞれ
接続する。そして、溶接機2と溶接入熱計測装置1の電
源を入れて準備が完了する。
【0024】次に、鋼材28の溶接長29をノギスなど
の計測器によって測定して溶接長入力部13に入力す
る。後は、所定の溶接作業を進めて1パスの溶接作業が
終了した時点で、溶接入熱の平均値と電力量が表示部1
7a、19aに表示される。1パスの溶接作業の途中で
作業を中断してもリセットしない限り、中断の前後の合
計した溶接入熱の平均値と電力量が表示部に表示され
る。1パスの溶接作業が終了後、次ぎの作業にかかる時
に、リセット釦23を押せば、再度0から演算した値が
表示される。
【0025】
【発明の効果】本発明に係る簡易な溶接入熱計測装置及
びこの溶接入熱計測装置を用いた溶接機は、前記のよう
に構成したことによって、従来のように、溶接速度を測
定しなくても簡易な装置で溶接入熱の平均値が求めら
れ、これを表示することができるるので、溶接作業者は
1パスが終わる度に一人で溶接入熱を確認して作業を進
めることができ、作業能率を低下することなく、且つ、
管理を徹底することができる。しかも簡易な装置である
から、操作も簡単で、故障が少なく、経済的にも極めて
優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の実施の形態に係る簡易な溶接入熱計測装
置及び溶接機のブロック図を例示したものである。
【図2】発明の実施の形態に係る簡易な溶接入熱計測装
置及び溶接機の配線図を例示したものである。
【図3】発明の実施の形態に係る簡易な溶接入熱計測装
置の使用の状態を例示した斜視図である。
【符号の説明】
1:溶接入熱計測装置、2:溶接機、11:溶接電圧検
出部、12:溶接電流検出部、13:溶接長入力部、1
4:電力交換器、15:パルス交換器、16:電力量演
算部、17:電力量出力部、17a:電力量表示部、1
7b:電力量記憶部、18:入熱演算部、19:入熱出
力部、19a:入熱表示部、19b:入熱記憶部、2
0:動力分電盤、21:電源、23:リセット釦、2
4:ワイヤ、25:支持部、26:トーチ、28:鋼
材、29:溶接長

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アーク溶接の溶接入熱を簡易に計測表示す
    ることができる溶接入熱計測装置において、溶接電圧検
    出部と、溶接電流検出部と、溶接長入力部と、前記の溶
    接電圧検出部及び溶接電流検出部によって検出された溶
    接電圧及び溶接電流に基づいて溶接電力量を算出する電
    力量演算部と、前記の溶接電力量及び溶接長入力部に入
    力された溶接長から溶接入熱を算出する入熱演算部と、
    前記の入熱演算部によって算出された溶接入熱の値を出
    力する入熱出力部と、を備えてなることを特徴とする簡
    易な溶接入熱計測装置。
  2. 【請求項2】アーク溶接の溶接入熱を簡易に計測表示す
    ることができる溶接入熱計測装置において、溶接電圧検
    出部と、溶接電流検出部と、溶接長入力部と、前記の溶
    接電圧検出部及び溶接電流検出部によって検出された溶
    接電圧及び溶接電流に基づいて溶接電力を算出し、電力
    交換器によって溶接電力に応じたアナログ電気信号を発
    信し、前記のアナログ電気信号をアナログ・デジタル交
    換器によってアナログ電気信号に応じたデジタル信号に
    変換するとともに、溶接電力量を算出する電力量演算部
    と、前記の電力量演算部から発信される溶接電力量の値
    を溶接長入力部に入力された溶接長の値で除算して溶接
    入熱を算出する入熱演算部と、前記の入熱演算部によっ
    て算出された溶接入熱の値を表示部及び/又は記憶部に
    出力する入熱出力部と、を備えてなることを特徴とする
    簡易な溶接入熱計測装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2の何れかに記載の溶接入熱
    計測装置において、1パスの溶接が終わった時点で、該
    1パスの溶接入熱の値を表示するとともに、前記の演算
    部の値を自動的に又は手動でクリアして、次ぎの溶接が
    始まる時に、ゼロからカウントするように構成したこと
    を特徴とする簡易な溶接入熱計測装置。
  4. 【請求項4】請求項1〜3の何れかに記載の溶接入熱計
    測装置の溶接電圧検出部及び溶接電流検出部を測定対象
    である溶接機の溶接電力出力部に連結してなることを特
    徴とする溶接機。
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