JP2003071111A - 表示器 - Google Patents

表示器

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JP2003071111A
JP2003071111A JP2001265810A JP2001265810A JP2003071111A JP 2003071111 A JP2003071111 A JP 2003071111A JP 2001265810 A JP2001265810 A JP 2001265810A JP 2001265810 A JP2001265810 A JP 2001265810A JP 2003071111 A JP2003071111 A JP 2003071111A
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JP
Japan
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light emitting
emitting element
prism
light
emitting elements
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Application number
JP2001265810A
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English (en)
Inventor
Megumi Onda
惠 恩田
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NIKKEI SEISAKUSHO KK
Nikkei Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
NIKKEI SEISAKUSHO KK
Nikkei Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by NIKKEI SEISAKUSHO KK, Nikkei Manufacturing Co Ltd filed Critical NIKKEI SEISAKUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光源として主として一定方向に明るく発光す
る発光素子からの光を該一定方向から外れた異なる方向
にも明るく導くことができ、それにより表示器に対し少
なくとも二つの異なる位置のそれぞれから観察者が表示
を容易に見てとれ、電力消費が少なく、コンピュータ等
の電子回路による制御が容易である表示器及び遊技機の
状態等を表示するに適する遊技機用表示器を提供する。 【解決手段】 発光素子(LB1、LG1、LR1)〜
(LB6、LG6、LR6)と該発光素子に臨設された
プリズムPA1〜PA6とを含む発光ユニットMA1〜
MA6を有し、プリズムPA1〜PA6は、前記発光素
子から該プリズムに入射される光を少なくとも二つの異
なる位置における観察者T1、T2において観察可能に
該少なくとも二つの異なる位置における観察者T1、T
2に向けて出射可能である表示器A。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は各種分野において使
用できる表示器、例えばパチンコ機、パチスロ機等の遊
技機に関して該遊技機の状態等を表示する表示器とし
て、また、各種の報知、警告等のための表示器として、
さらには電飾用表示器等としても使用できる表示器に関
する。
【0002】
【従来の技術】今日においては各種分野で様々の表示器
が用いられている。これら表示器のうち発光を伴う表示
器としては旧来からの所謂電球を採用するものが今なお
多々見うけられるが、電力消費が少なく済む、コンピュ
ータ等の電子回路による制御が容易である発光素子を採
用した表示器も多々見うけられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
発光素子は限られた方向に集中的に明るく発光するが、
その方向から外れた方向では明るさが低下するものが多
い。例えば、発光ダイオードを用いた発光素子にはこの
ようなものが多い。
【0004】このような発光素子を採用した表示器で
は、該発光素子から明るく発光する方向に対向する方向
から表示器を見た場合にはその表示を容易に知見できる
が、その方向から外れた方向から表示器を見ても表示を
知見し難いことがある。
【0005】そこで本発明は、光源として主として一定
方向に明るく発光する発光素子を採用する場合でも、該
素子からの光を該一定方向から外れた異なる方向にも明
るく導くことができ、それにより表示器に対し少なくと
も二つの異なる位置のそれぞれから観察者が表示を容易
に見てとれる表示器を提供することを課題とする。
【0006】また本発明は、かかる利点を有する表示器
であって、電力消費が少なく、コンピュータ等の電子回
路による制御が容易である表示器を提供することを課題
とする。
【0007】また本発明は、かかる利点を有する表示器
であって、遊技機の状態等を表示するに適する遊技機用
表示器を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、少なくとも一
つの発光素子と該発光素子に臨設されたプリズムとを含
む発光ユニットを少なくとも一つ有し、前記プリズム
は、前記発光素子から該プリズムに入射される光を少な
くとも二つの異なる位置における観察者において観察可
能に該少なくとも二つの異なる位置における観察者に向
けて出射可能である表示器を提供する。
【0009】この表示器によると、発光ユニットにおい
て発光素子からプリズムに入射された光は少なくとも二
つの異なる位置における観察者において観察可能に該少
なくとも二つの異なる位置の観察者に向けて出射され
る。すなわち、発光素子から発せられた光はプリズムに
入射し、その屈折率に応じて、あるものはプリズムを光
屈折をともないつつ通り抜けてプリズム面から観察者に
向けて出射され、また、あるものはプリズム内で全反射
したのち異なるプリズム面から異なる位置にある観察者
に向け出射される。かくして異なる位置における観察者
のいずれもが発光素子からの光を観察することができ
る。発光素子が主として一定方向に明るく発光する発光
素子であるときでも、該発光素子から発せられた光はプ
リズムに入射し、該プリズムから少なくとも二つの異な
る位置の観察者に向けてそれぞれ出射され、それら観察
者のそれぞれにおいて観察できる。
【0010】前記プリズムとしては、発光素子から該プ
リズムに入射される光を少なくとも二つの異なる位置に
おける観察者において観察可能に該少なくとも二つの異
なる位置における観察者に向けて出射可能なものであれ
ば、種々の形態のプリズムを採用できる。プリズムの材
質についても、透明合成樹脂、透明ガラス等、可視光を
透過するものであれば特に制限は無い。
【0011】前記プリズムとしては例えば次のものを採
用できる。 (1)3角柱プリズム 断面形状が3角形の3角柱プリズムであり、いずれか一
つの3角形頂角を挟む第1及び第2の面のうち第1面が
前記発光素子に臨んでおり、該発光素子から該プリズム
に入射される光を前記第2面から該第2面に臨む観察者
に向けて出射可能であるとともに該第1及び第2の面と
ともに3角形を形成するもう一つの第3面から該第3面
に臨む観察者に向けて出射可能であるプリズム。
【0012】このプリズムにおいては、発光素子から該
プリズム部分に入射した光のあるものはプリズムを光屈
折しながら通り抜けて第3面からこれに臨む観察者に向
け出射され、また、あるものは該第3面のプリズム内面
側で全反射されたのち第2面からこれに臨む観察者に向
け出射される。このプリズムでは少なくとも2箇所から
発光素子からの光を観察できる。
【0013】かかるプリズムの代表例として、断面形状
が直角3角形又は略直角3角形の3角柱プリズムであっ
て、前記発光素子に臨む第1面が90°又は略90°の
3角形頂角を挟む二つの面のうち一方の面であるプリズ
ムを挙げることができる。
【0014】いずれにしてもこのような3角柱プリズム
を採用する場合、前記発光ユニットを複数個採用し、こ
れら複数個の発光ユニットを順次隣り合わせて配置し、
各隣合う発光ユニットにおいてそれらのプリズムが互い
に平行又は略平行に、且つ、プリズム側面から見て前記
第3面が互いに反対向きになるように配置する場合を例
示できる。
【0015】このように各隣合う発光ユニットにおいて
それらのプリズムの第3面が互い反対方向むけられるこ
とで、少なくとも3箇所から発光素子からの光を観察で
きる。
【0016】なお、3角柱プリズムとしては、柱長さの
長いものでもよいが、柱長さの短い短柱型の、例えば板
状の3角柱プリズムでもよい。 (2)側面から見て3角形頂部が順次隣り合って配置さ
れたプリズム プリズム側面から見て3角形が順次隣合って見えるよう
に、換言すれば3角形頂部が順次隣り合って見えるよう
に順次隣り合わせて配置された、断面形状が3角形の複
数の3角柱プリズム部分を含んでおり、前記発光素子が
該各3角柱プリズム部分の底面である第1面に対しそれ
ぞれ少なくとも一つ設けられており、該各3角柱プリズ
ム部分は対応する前記発光素子から該3角柱プリズム部
分に入射される光を前記第1面とともに3角形を形成す
る第2及び第3の面のうち第2面から該第2面に臨む観
察者に向けて出射可能であるとともに該第3面から該第
3面に臨む観察者に向けて出射可能であるもの。
【0017】このプリズムにおいては複数の3角柱プリ
ズム部分のそれぞれにおいて、発光素子から該プリズム
部分に入射した光は、プリズム部分を光屈折しながら、
また3角柱プリズム部分の形状によってはプリズム部分
内での全反射を伴うなどして通り抜けて第2面及び第3
面からこれに臨む観察者に向け出射される。このプリズ
ムでは少なくとも2箇所から発光素子からの光を観察で
きる。 (3)上記(2)のタイプに属するプリズム 前記断面形状が3角形の複数の3角柱プリズム部分が断
面形状が直角3角形又は略直角3角形の二つの3角柱プ
リズム部分であり、該各3角柱プリズム部分の前記第1
面は90°又は略90°の3角形頂角を挟む二面のうち
一方の面であり、他方の面が前記第2面であり、該二つ
の3角柱プリズム部分はそれらの第3面同士が向かい合
っているもの。
【0018】このプリズムにおいては直角3角形又は略
直角3角形の二つの3角柱プリズム部分のそれぞれにお
いて、発光素子から該プリズム部分に入射した光のある
ものは、プリズム部分を光屈折しながら通り抜けて第3
面からこれに臨む観察者に向け出射され、また、あるも
のは該第3面のプリズム内面側で全反射されたのち第2
面からこれに臨む観察者に向け出射される。二つの3角
柱プリズム部分においてそれらの第2面は互いに反対方
向にむけられているから、このプリズムでは少なくとも
3箇所から発光素子からの光を観察できる。
【0019】いずれにしても前記発光ユニットは前記発
光素子を複数個含んでいてもよい。この場合、該複数の
発光素子のそれぞれは他の発光素子のうち少なくとも一
つに対し異なる色で発光するものでもよい。
【0020】前記(2)、(3)のプリズムを採用する
場合、前記発光ユニットは複数個、所定の方向に並べて
設けてもよく、また、前記発光ユニットは複数個、所定
の第1方向に並べるとともに該第1方向を横切る第2方
向にも並べて設けてもよい。
【0021】前記(1)の三角柱プリズムを採用する表
示器はさらに前記発光素子の点灯消灯制御装置を含んで
いてもよい。この場合、該制御装置は第1、第2及び第
3の信号入力部を含むことができ、前記発光ユニットは
第1の色で発光する第1発光素子、該第1の色と異なる
第2の色で発光する第2発光素子、該第1、第2のいず
れの色とも異なる第3の色で発光する第3発光素子を含
むことができる。
【0022】また前記(2)のプリズムを採用する表示
器においても、前記発光素子の点灯消灯制御装置を含ん
でいてもよい。該制御装置は第1、第2及び第3の信号
入力部を含むことができる。さらに前記発光ユニットは
前記3角柱プリズム部分を少なくとも三つ含んでいると
ともに該各3角柱プリズム部分に対し一つずつ前記発光
素子が設けられており、それら発光素子には第1の色で
発光する第1発光素子、該第1の色と異なる第2の色で
発光する第2発光素子、該第1、第2のいずれの色とも
異なる第3の色で発光する第3発光素子が含まれていて
もよい。
【0023】また前記(3)のプリズムを採用する表示
器においても、前記発光素子の点灯消灯制御装置を含む
ことができる。該制御装置は第1、第2及び第3の信号
入力部を含むことができる。さらに、前記発光ユニット
における二つの前記3角柱プリズム部分のそれぞれに対
し少なくとも三つずつ前記発光素子が設けられており、
該少なくとも三つの発光素子には第1の色で発光する第
1発光素子、該第1の色と異なる第2の色で発光する第
2発光素子、該第1、第2のいずれの色とも異なる第3
の色で発光する第3発光素子が含まれていてもよい。
【0024】このように発光素子の制御装置を含むいず
れの表示器においても、前記制御装置は例えばつぎのよ
うに発光素子を制御するものに構成できる。すなわち、
前記第1、第2及び第3の信号入力部のいずれにも信号
入力がないときは前記第1発光素子のみを連続点灯さ
せ、該第1発光素子が連続点灯している状態で前記第1
信号入力部に第1信号が入力されると、前記第1、第2
及び第3の発光素子を順次繰り返し点滅させ、前記第1
発光素子が連続点灯しているか又は前記第1、第2及び
第3の発光素子が順次繰り返し点滅している状態で前記
第2信号入力部に第2信号が入力されると、前記第2発
光素子のみを繰り返し点滅させ、前記第1発光素子が連
続点灯しているか、前記第1、第2及び第3の発光素子
が順次繰り返し点滅しているか、又は前記第2発光素子
のみが点滅を繰り返している状態で前記第3信号入力部
に第3の信号が入力されると前記第3発光素子のみを繰
り返し点滅させる。
【0025】いずれにしても前記発光素子の代表例とし
て発光ダイオードを含む発光素子を挙げることができ
る。
【0026】本発明に係る表示器は種々の分野で採用で
きるが、代表例として遊技機用表示器として採用する場
合を挙げることができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。 (第1実施形態)図1は本発明の第1実施形態である表
示器Aの概略構成を示す一部分解斜視図である。図1で
はカバー110を取り外した状態を示している。
【0028】図1に示す表示器Aは表示部100、発光
素子の点灯消灯制御装置200を含んでいる。
【0029】図2に表示部100の分解斜視図を示す。
【0030】表示部100は、前記のカバー110、ベ
ース部120、回路基板130、プリズム部140、遮
光板150及び接続線160を備えている。なお、図2
においてカバー110は図示を省略してある。
【0031】カバー110は透明合成樹脂からなり、可
視光を透過することができる。カバー110の表示器長
手方向(図中X方向)両端部内側にはベース部120の
後述するカバー係合用フック部121に係合される凹所
111がそれぞれ設けられている。これにより、カバー
110はベース部120に脱着可能に装着される。
【0032】ベース部120はX方向両端部にカバー1
10の凹所111に係合できる前記のカバー係合用フッ
ク部121を有している。また、ベース部120は回路
基板130、プリズム部140、遮光板150をこの順
で収容することができ、これらを収容した状態を保持す
るために、X方向において両側のフック部121の内側
に、遮光板150に係合できる2個の遮光板係合用フッ
ク部122をそれぞれ有している。また、ベース部12
0には回路基板130に接続される接続線160を通す
ための接続線通過用孔123が設けられている。
【0033】回路基板130は、プリント基板131、
青色の第1発光素子LB1〜LB6、緑色の第2発光素
子LG1〜LG6、赤色の第3発光素子LR1〜LR
6、赤色の発光素子LRa、LRb及び接続線160を
電気的に接続できる雄コネクタ132等を含んでいる。
なお、雄コネクタ132の基板側は発光素子LB1〜L
B6、LG1〜LG6、LR1〜LR6、LRa、LR
b等にプリント配線を介して電気的に接続されている。
【0034】発光素子LB1〜LB6、LG1〜LG
6、LR1〜LR6、LRa、LRbは、ここでは主と
して一定方向(図2において上方向)に明るく発光する
発光ダイオードを含む発光素子である。
【0035】プリント基板131上にはX方向に直交す
る方向(図中Y方向)に配列された赤色、緑色、青色の
3個の発光素子の列(NA1〜NA6)がX方向に6
列、各隣り合う列において赤色の発光素子と青色の発光
素子が互い違いになるように、すなわち、奇数の発光素
子列NA1、NA3、NA5では3個の発光素子が矢印
Y方向に向けて青色、緑色、赤色の順で、偶数の発光素
子列NA2、NA4、NA6では赤色、緑色、青色の順
でそれぞれ配置されている。また、プリント基板131
のX方向両端部には前記の赤色発光素子LRa、LRb
がそれぞれ配置されている。発光素子LRa、LRbは
いずれも回路基板130上にプリズム部140、遮光板
150が順次載置されたときに発光部が遮光板150か
ら突き出るように端子の長さが長くなっており、該端子
を囲む支持部材133を介してプリント基板131にそ
れぞれ支持されている。発光素子LRbと発光素子列N
A6の間には前記のコネクタ132が配置されている。
【0036】プリズム部140はプリズムPA1〜PA
6、プリズム支持部材141を含んでいる。
【0037】プリズムPA1〜PA6は、いずれも断面
形状が略直角3角形の3角柱プリズムであり、透明合成
樹脂(ここでは透明アクリル樹脂)からなっている。こ
の3角柱プリズムは、柱長さの長いものでもよいが、こ
こでは柱長さの短い短柱型の、板状の3角柱プリズムで
ある。なお、プリズムの材質は透明合成樹脂の他、透明
ガラス等、可視光を透過するものであればいずれのもの
も使用可能である。
【0038】プリズムPA1〜PA6は、それぞれ略9
0°(ここではα=87°(図3参照))の3角形頂角
を挟む第1及び第2の面PRa、PRb、及び第1及び
第2の面PRa、PRbとともに3角形を形成するもう
一つの第3面PRcを有している。
【0039】プリズム支持部材141はここではプリズ
ムPA1〜PA6と同様の部材、すなわち透明アクリル
樹脂からなっており、回路基板130における発光素子
列NA1〜NA6に臨む位置にプリズムPA1〜PA6
が各隣合うプリズムPA1とPA2、PA2とPA3、
PA3とPA4、PA4とPA5、PA5とPA6にお
いてプリズム側面から見て第3面PRcが互いに反対向
きになるように第1面PRaの部分で透明の接着剤によ
りそれぞれ接着されている。プリズム支持部材141に
は、発光素子(LB1、LG1、LR1)〜(LB6、
LG6、LR6)がこれに臨設するプリズムPA1〜P
A6に近接できるように、貫通孔142が設けられてい
る。またプリズム支持部材141のX方向両端部には、
発光素子LRa、LRbが支持部材141から突出でき
るように、平面視(平面から見て)U字形状の欠落部1
43a、143bが形成されており、底面の四隅及びX
方向中央部でY方向両端部にはプリズムPA1〜PA6
と発光素子(LB1、LG1、LR1)〜(LB6、L
G6、LR6)との間隔を保持するための支柱144が
設けられている。なお、プリズム支持部材141及びプ
リズムPA1〜PA6は一体的に形成されていてもよ
い。
【0040】かくして発光部100は、発光素子列NA
1〜NA6の発光素子(LB1、LG1、LR1)〜
(LB6、LG6、LR6)と該発光素子に臨設された
プリズムPA1〜PA6とを含む発光ユニットMA1〜
MA6をそれぞれ有しており、発光ユニットMA1〜M
A6は各隣合う発光ユニットにおいてそれらのプリズム
PA1〜PA6が互いに平行に、且つ、プリズム側面か
ら見て第3面PRcが互いに反対向きになるように配置
されている。
【0041】図3に表示器Aによる発光素子からプリズ
ムを介して進む光の方向の一例を示す。なお、図3で
は、緑色発光素子LG1〜LG6からの光について図示
しており、青色発光素子LB1〜LB6、赤色発光素子
LR1〜LR6からの光については図示を省略してあ
る。
【0042】図3に示す光は以下の条件に基づいて描い
たものである。すなわち、 ・空気の屈折率 1.000292 ・プリズムPA1〜PA6(アクリル樹脂)の屈折率 1.492 ・臨界角 sin-1(1.000292/1.492)≒42.1° ・光がプリズムから空気中に進む場合 入射角θが臨界角より大きいときは全反射 入射角θが臨界角以下のときは 屈折角=sin-1(sinθ×(1.492/1.000292)) ・光が空気中からプリズムに進む場合 屈折角=sin-1(sinθ×(1.000292 /1.492 )) 図3に示すように、プリズムPA1〜PA6は、略90
°(ここでは87°)の3角形頂角αを挟む第1及び第
2の面PRa、PRbのうち第1面PRaが発光素子L
R1〜LR6、LG1〜LG6、LB1〜LB6に臨ん
でいる。なお、第2面PRbと第3面PRcのなす角
β、第1面PRaと第3面PRcのなす角γは、それに
は限定されないが、ここではそれぞれ41°、52°で
ある。
【0043】このプリズムPA1〜PA6では、発光素
子LG1〜LG6から入射される光は、少なくとも二つ
の異なる位置における観察者T1、T2、すなわち発光
素子LG1〜LG6からプリズムPA1〜PA6に入射
される光を第2面PRbから第2面PRbに臨む観察者
T1に向けて出射できるとともに第3面PRcから第3
面PRcに臨む観察者T2に向けて出射できる。
【0044】図1及び図2に示す遮光板150は、黒色
の不透明合成樹脂からなっている。この遮光板150の
X方向両端部には、発光素子LRa、LRbとプリズム
PA1〜PA6を仕切る仕切り部151a、151bを
有しており、仕切り部151a、151bの間には、プ
リズムPA1〜PA6が遮光板150から突出できるよ
うに、長方形状の貫通孔152が6箇所設けられてい
る。またX方向において仕切り部151a、151bの
外側には発光素子LRa、LRbが遮光板150から突
出できるように、平面視U字形状の欠落部153a、1
53bが形成されており、欠落部153a、153bの
Y方向における両側にはベース部120の遮光板係合用
フック部122に係合される、平面視コの字形の欠落部
154が形成されている。
【0045】なお、遮光板150に代えて、プリズム支
持部材141を不透明部材とするとともにプリズム支持
部材141に仕切り部151a、151bを設け、プリ
ズム支持部材141に遮光板150の機能を持たせても
よい。
【0046】接続線160は6本の電線からなる電線部
161a、同じく6本の電線からなる電線部161bを
備えており、電線部161a、161bの一端部に回路
基板130のコネクタ132に電気的に接続できる雌コ
ネクタ162を、また電線部161aの他端部に図1に
示す制御装置200又は他の表示部100の接続線16
0のコネクタ164に電気的に接続できる雄コネクタ1
63を、さらに電線部161bの他端部に他の表示部1
00の接続線160のコネクタ163に電気的に接続で
きる雌コネクタ164を有している。
【0047】コネクタ162には、コネクタ132に接
続される図示していない6個の端子があり、該6個の端
子はそれぞれ電線部161aの6本の電線のうちのいず
れか1本の電線と電線部161bの6本の電線のうちの
いずれか1本の電線の2本の電線に電気的に接続されて
いて、一方の接続線161aを介してコネクタ163
に、他方の接続線161bを介してコネクタ164にそ
れぞれ電気的に接続されている。
【0048】図4に制御装置200と表示部100、1
00’、100”の接続状態の1例を概略的に示す。な
お表示部100’、100”はいずれも表示部100と
同様のものである。
【0049】図4に示すように表示部100では接続線
160のコネクタ163は制御装置200に接続され、
コネクタ164は他の表示部100’のコネクタ163
に接続される。他の表示部100’では接続線160の
コネクタ163は表示部100のコネクタ164に接続
され、コネクタ164はさらに他の表示部100”のコ
ネクタ163に接続される。さらに他の表示部100”
では接続線160のコネクタ163は他の表示部10
0’のコネクタ164に接続される。さらに他の表示部
があるときは表示部100”と同様に接続される。な
お、制御装置200から見て終端の表示部のコネクタ1
64には何も接続されない。
【0050】かくして制御装置200に対し、表示部1
00、100’、100”は並列に接続され、ひいては
制御装置200に接続される表示部100、100’、
100”が該制御装置200により制御される。
【0051】図1に示す制御装置200は装置ケース2
10、ケース210に収納されている制御基板220を
含んでいる。
【0052】制御基板220は、表示部100のコネク
タ163を電気的に接続できる雌コネクタ221、外部
接続線500を電気的に接続できるコネクタ222、制
御部CONT等を含んでいる。コネクタ221の制御基
板側は制御部CONTの出力部に電気的に接続されてお
り、コネクタ222の制御基板側は制御部CONTの入
力部に電気的に接続されている。
【0053】図5に制御部CONT及びコネクタ22
1、表示部100の接続線160、コネクタ132を介
して制御部CONTに接続されている青色発光素子LB
1〜LB6、緑色発光素子LG1〜LG6、赤色発光素
子LR1〜LR6、LRa、LRbの電気回路の一例の
概略ブロック図を示す。
【0054】制御部CONTは図5に示すように、第
1、第2及び第3の信号入力部I1、I2、I3を含ん
でおり、電源PWにより電力が供給される。なお、電源
PWは制御部CONTに電力を供給する他、発光素子に
電力を供給するための電力供給部PW1を有している。
【0055】制御部CONTはまた、出力ポートP1〜
P5を含んでいる。電力供給部PW1は赤色発光素子L
Ra、LRb、電気抵抗器R1等を介して出力ポートP
1に、赤色発光素子LR1〜LR6、電気抵抗器R2等
を介して出力ポートP2に、緑色発光素子LG1〜LG
6、電気抵抗器R3等を介して出力ポートP3に、青色
発光素子LB1〜LB6、電気抵抗器R4等を介して出
力ポートP4に、さらに青色発光素子LB1〜LB6、
電気抵抗値が抵抗器R4のものより大きい電気抵抗器R
5等を介して出力ポートP5にそれぞれ接続される。な
お、赤色発光素子LRa、LRbは出力ポートP1に接
続された図示を省略したスイッチング素子がオンされる
ことで、赤色発光素子LR1〜LR6は出力ポートP2
に接続された図示を省略したスイッチング素子がオンさ
れることで、また緑色発光素子LG1〜LG6は出力ポ
ートP3に接続された図示を省略したスイッチング素子
がオンされることで、さらに青色発光素子LB1〜LB
6は出力ポートP4、P5にそれぞれ接続された図示を
省略したスイッチング素子がオンされることで、電力が
供給される。
【0056】制御装置CONTは、第1、第2及び第3
の信号入力部I1、I2、I3のいずれにも信号入力が
ないときは、供給部PW1とポートP5間及び供給部P
W1とポートP1間にそれぞれ発光素子を駆動するため
の発光素子駆動電圧を連続的に印加することで、青色発
光素子LB1〜LB6及び赤色発光素子LRa、LRb
を連続点灯させる。
【0057】青色発光素子LB1〜LB6が連続点灯し
ている状態で第1信号入力部I1に第1信号が入力され
ると、供給部PW1とポートP4間、PW1とP3間及
びPW1とP2間に発光素子駆動電圧をそれぞれタイミ
ングをずらして断続的に印加することで、青色、緑色及
び赤色の発光素子LB1〜LB6、LG1〜LG6、L
R1〜LR6を順次繰り返し点滅させるとともに供給部
PW1とポートP1間に発光素子駆動電圧を断続的に印
加することで、赤色発光素子LRa、LRbを繰り返し
点滅させる。このとき青色発光素子LB1〜LB6は前
記の連続点灯しているときより電気抵抗器R4の抵抗値
が電気抵抗器R5の抵抗値より小さい分だけ明るく発光
する。
【0058】また、青色発光素子LB1〜LB6が連続
点灯しているか又は青色、緑色及び赤色の発光素子LB
1〜LB6、LG1〜LG6、LR1〜LR6が順次繰
り返し点滅している状態で第2信号入力部I2に第2信
号が入力されると、供給部PW1とポートP3間に発光
素子駆動電圧を断続的に印加することで、緑色発光素子
LG1〜LG6を繰り返し点滅させるとともに供給部P
W1とポートP1間に発光素子駆動電圧を断続的に印加
することで、赤色発光素子LRa、LRbを繰り返し点
滅させる。このとき緑色発光素子LG1〜LG6と赤色
発光素子LRa、LRbを交互に点滅させる。他の発光
素子LB1〜LB6、LR1〜LR6は消灯される。
【0059】さらに、青色発光素子LB1〜LB6が連
続点灯しているか、青色、緑色及び赤色の発光素子LB
1〜LB6、LG1〜LG6、LR1〜LR6が順次繰
り返し点滅しているか、又は緑色発光素子LG1〜LG
6が点滅を繰り返している状態で第3信号入力部I3に
第3の信号が入力されると供給部PW1とポートP2間
及びPW1とP1間に発光素子駆動電圧を断続的に印加
することで、赤色発光素子LR1〜LR6及びLRaL
Rbを繰り返し点滅させる。このとき赤色発光素子LR
1〜LR6と赤色発光素子LRa、LRbの点滅は互い
に同期させる。他の発光素子LB1〜LB6、LG1〜
LG6は消灯される。
【0060】以上説明した表示器Aによると、ここでの
発光素子(LB1、LG1、LR1)〜(LB6、LG
6、LR6)は主として一定方向に明るく発光するもの
であるが、発光ユニットMA1〜MA6において発光素
子(LB1、LG1、LR1)〜(LB6、LG6、L
R6)からプリズムPA1〜PA6に入射された光は少
なくとも二つの異なる位置における観察者T1、T2に
おいて観察可能に該少なくとも二つの異なる位置の観察
者T1、T2に向けて出射される(図3参照)。すなわ
ち、発光素子(LB1、LG1、LR1)〜(LB6、
LG6、LR6)から発せられた光はプリズムPA1〜
PA6に入射し、その屈折率に応じて、あるものはプリ
ズムPA1〜PA6を光屈折しながら通り抜けて第3面
PRcからこれに臨む観察者T2に向け出射され、ま
た、あるものは該第3面PRcのプリズム内面側で全反
射されたのち第2面PRbからこれに臨む観察者T1に
向け出射される。かくして少なくとも異なる2箇所の位
置における該観察者T1、T2のいずれもが発光素子
(LB1、LG1、LR1)〜(LB6、LG6、LR
6)からの光を観察することができる。そして各隣合う
発光ユニットにおいてそれらのプリズム(PA1とPA
2)、(PA2とPA3)、(PA3とPA4)、(P
A4とPA5)、(PA5とPA6)の第3面PRcが
互い反対方向むけられているので、結局、少なくとも3
箇所から発光素子(LB1、LG1、LR1)〜(LB
6、LG6、LR6)からの光を観察できる。
【0061】また表示器Aによると、発光素子を採用す
るので、旧来からの所謂電球を採用する表示器に比べ電
力消費が少なく、表示器の小型化、シンプル化を図るこ
とができる。またコンピュータ等の電子回路による制御
が容易である。
【0062】表示器Aは、例えば各種の報知、警告等の
ための表示器として、或いは電飾用表示器等としても使
用できるが、パチンコ機、パチスロ機等の遊技機の状態
等を表示するに適する遊技機用表示器として利用しても
よい。
【0063】図6に表示器Aをパチンコホール等の遊技
場で用いられる代表ランプ(島ランプ)に適用した一例
を示す。
【0064】パチンコホール等の遊技場では、一般的
に、遊技機y1を横並べにし、1列に或いは遊技機y1
を背中合わせにして2列に列設して遊技機島yを構成
し、その遊技機島yを通路をあけて複数設置している。
図6では一つの遊技機島yの一部を示す。
【0065】表示器Aは、ここではそれぞれの遊技機島
yの代表ランプ(島ランプ)として設置されている。
【0066】この表示器Aは、それぞれの遊技機島yに
横並びにされた1列の遊技機列y2ごと設けられてお
り、複数(ここでは4個)の表示部100と一つの制御
装置200を含んでいる。
【0067】各遊技機島yでは、各遊技機列y2の列方
向の両端部に2個ずつ(すなわち遊技機列y2ごとに4
個)、合計8個の表示部100が、図6に示すように、
遊技機島yの側面上部のコーナー部分に長手方向(図中
X方向)を上下方向に、短手方向(図中Y方向)を左右
方向に向けそれぞれ設置されている。なお、図6では遊
技機島yの一方の端部を示しているが、他方の端部も同
様である。
【0068】各遊技機列y2ごとに設置された4個の表
示部100は、一つの制御部200に対し並列に接続さ
れており(図4及びその説明部分参照)、従って各遊技
機列y2における4個の表示部100は一つの制御装置
200により制御される。
【0069】ここでの表示器Aは、制御部200の第
1、第2及び第3の信号入力部I1、I2、I3をそれ
ぞれ大当たり信号入力部、呼び出し信号入力部、不正信
号入力部とし、第1、第2及び第3の信号入力をそれぞ
れ大当たり信号、呼び出し信号、不正信号としており、
各遊技機列y2におけるいずれかの遊技機y1が大当た
り状態になると大当たり信号入力部I1に大当たり信号
が入力され、また各遊技機列y2におけるいずれかの遊
技機y1において呼び出しランプLの点灯スイッチSが
オンされることにより呼び出し信号入力部I2に呼び出
し信号が入力され、さらに各遊技機列y2におけるいず
れかの遊技機y1に対して不正行為(例えば遊技機のド
アを開けたり、電波や磁気により遊技機を誤作動させる
行為など)を検出する装置により不正行為が検出される
と不正信号入力部I3に不正信号が入力される。
【0070】この表示器Aでは、制御装置200の大当
たり信号入力部I1、呼び出し信号入力部I2、不正信
号入力部I3(図5参照)のいずれにも信号入力がない
ときは青色発光素子LB1〜LB6及び赤色発光素子L
Ra、LRbが連続点灯する。
【0071】遊技機y1の状態として大当たり状態が検
出されると制御装置200の大当たり信号入力部I1に
大当たり信号が入力され、青色、緑色及び赤色の発光素
子LB1〜LB6、LG1〜LG6、LR1〜LR6が
順次繰り返し点滅するとともに赤色発光素子LRa、L
Rbが繰り返し点滅する。
【0072】また、スイッチSが押されると呼び出しラ
ンプLが点灯し、これに連動して制御装置200の呼び
出し信号入力部I2に呼び出し信号が入力され、緑色発
光素子LG1〜LG6と赤色発光素子LRa、LRbが
交互に繰り返し点滅する。
【0073】さらに、遊技機y1の不正行為検出装置に
より不正行為が検出されると制御装置200の不正信号
入力部I3に不正信号が入力され、赤色発光素子LR1
〜LR6と赤色発光素子LRaLRbが互いに同期して
繰り返し点滅する。
【0074】いずれにしても、発光素子(LB1、LG
1、LR1)〜(LB6、LG6、LR6)からの光ビ
ームは該発光素子に臨設するプリズムPA1〜PA6に
よる光屈折や全反射によって曲げられる。これにより、
該発光素子から高輝度に発光する方向に対向する方向か
ら外れた方向にいる人でも該高輝度の光を見ることがで
きる。
【0075】なお、ここでは大当たり信号入力部I1及
び不正信号入力部I3への信号入力は遊技機の大当たり
状態の検出及び不正行為検出装置の検出によりなされる
が、客や店員等の人の指示によりなされてもよい。
【0076】表示器Aはここでは大当たり表示、呼び出
し表示、不正表示に利用するが、遊技機の空き状態を表
示する空き台表示、大当たりのあともそのまま続けるこ
とを表示する連続表示や無制限表示、客が各種サービス
を受けたいときに表示するサービスコール表示等に利用
してもよい。 (第2実施形態)図7に本発明の第2実施形態である表
示器Bの一部(表示部100B)の分解斜視図を示す。
【0077】表示部100Bは、図1に示す表示器Aに
おいて表示部100に代えて図7に示す表示部100B
を設けたものである。他の点は図1の表示器Aと同様で
あり、同じ構成、作用を有する部品には同じ参照符号を
付してある。
【0078】以下に表示器Bについて図1に示す表示器
Aと異なっている点を中心に説明する。
【0079】表示器Bは表示部100B及び発光素子の
点灯消灯制御装置200を含んでいる。
【0080】表示部100Bは、カバー110、ベース
部120、回路基板130B、プリズム部140B、遮
光板150B、接続線160を備えている。なお、図7
においてカバー110は図示を省略してある。
【0081】回路基板130Bは、プリント基板131
B、青色の第1発光素子LB1〜LB8、緑色の第2発
光素子LG1〜LG8、赤色の第3発光素子LR1〜L
R8及び接続線160を電気的に接続できる雄コネクタ
132等を含んでいる。なお、雄コネクタ132の基板
側はプリント配線を介して発光素子LB1〜LB8、L
G1〜LG8、LR1〜LR8等に電気的に接続されて
いる。
【0082】発光素子LB1〜LB8、LG1〜LG
8、LR1〜LR8は、ここでは主として一定方向(図
7中上方向)に明るく発光する発光ダイオードを含む発
光素子である。
【0083】図8にプリント基板131B上における発
光素子の配置状態を示す。
【0084】図8に示すように、プリント基板131B
上には表示器長手方向(図中X方向)に配列された赤
色、緑色、青色の3個の発光素子の列(NB1〜NB
8)がX方向に四つ、X方向に直交する方向(図中Y方
向)に二つで並んでおり、発光色の配置は、ここではX
方向における中央部の中心線Kを中心とした線対称配置
としている。すなわち、発光素子列NB1、NB3、N
B5、NB7では3個の発光素子が矢印X方向に向けて
青色、緑色、赤色の順で、発光素子列NB2、NB4、
NB6、NB8では赤色、緑色、青色の順でそれぞれ配
置されている。
【0085】図7に示すプリズム部140Bはプリズム
PB1〜PB8、プリズム支持部材141Bを含んでい
る。
【0086】プリズムPB1〜PB4は、図1から図3
に示すプリズムPA1〜PA6と同様の形状のものであ
る。
【0087】すなわち、図7に示すプリズムPB1〜P
B4は、いずれも断面形状が略直角3角形の3角柱プリ
ズムであり、透明合成樹脂(ここでは透明アクリル樹
脂)からなっていて、それぞれ略90°(ここでは87
°)の3角形頂角を挟む第1及び第2の面PRa、PR
b、及び第1及び第2の面PRa、PRbとともに3角
形を形成するもう一つの第3面PRcを有している。
【0088】プリズムPB5〜PB8は、透明合成樹脂
(ここでは透明アクリル樹脂)からなっており、いずれ
もプリズム側面から見て3角形が順次隣合って見えるよ
うに順次隣り合わせて配置された断面形状が3角形の複
数の3角柱プリズム部分(ここでは2等辺三角形の三つ
の3角柱プリズム部分)を含んでいて、3角柱プリズム
部分は、それぞれ底面である第1面PRa、第1面PR
aとともに3角形を形成する第2及び第3の面PRb、
PRcを有している。
【0089】プリズム支持部材141Bはここではプリ
ズムPB1〜PB8と同様の部材、すなわち透明アクリ
ル樹脂からなっており、回路基板130Bにおける発光
素子列NB1〜NB8に臨む位置にプリズムPB1〜P
B4が第1面PRaの部分で、プリズムPB5〜PB8
が第1面PRaの下方部分で透明の接着剤によりそれぞ
れ接着されている。なお、プリズムPB1とPB2、P
B3とPB4はプリズム側面から見て第3面PRcが互
いに向かい合うように配置されている。プリズム支持部
材141Bには、発光素子(LB1、LG1、LR1)
〜(LB8、LG8、LR8)がこれに臨設するプリズ
ムPB1〜PB8に近接できるように、貫通孔142B
が設けられている。なお、プリズム支持部材141B及
びプリズムPB1〜PB8は一体的に形成されていても
よい。
【0090】かくして表示部100Bは、発光素子列N
B1〜NB8の発光素子(LB1、LG1、LR1)〜
(LB8、LG8、LR8)と該発光素子に臨設された
プリズムPB1〜PB8とを含む発光ユニットMB1〜
MB8をそれぞれ有している。なお、発光ユニットMB
5〜MB8においては、プリズムPB5〜PB8の各3
角柱プリズム部分に対し一つずつ前記の発光素子が設け
られている。
【0091】図9に表示器Bによる発光素子から、側面
から見て3角形頂部が順次隣り合って配置されたプリズ
ムを介して進む光の方向の一例を示す。なお、図9で
は、緑色発光素子LG5、LG7(LG6、LG8)か
らの光について図示しており、青色発光素子LB5、L
B7(LB6、LB8)、赤色発光素子LR5、LR7
(LR6、LR8)からプリズムを介して進む光につい
ては図示を省略してある。
【0092】図9に示す光は以下の条件に基づいて描い
たものである。すなわち、 ・空気の屈折率 1.000292 ・プリズムPB5〜PB8(アクリル樹脂)の屈折率 1.492 ・臨界角 sin-1(1.000292/1.492)≒42.1° ・光がプリズムから空気中に進む場合 入射角θが臨界角より大きいときは全反射 入射角θが臨界角以下のときは 屈折角=sin-1(sinθ×(1.492/1.000292)) ・光が空気中からプリズムに進む場合 屈折角=sin-1(sinθ×(1.000292 /1.492 )) 図9に示すように、プリズムPB5、PB7(PB6、
PB8)は、底面である第1面PRaが発光素子LB
5、LB7(LB6、LB8)、LG5、LG7(LG
6、LG8)、LR5、LR7(LR6、LR8)に臨
んでいる。なお、第1面PRaと第2面PRbのなす角
α、第2面PRbと第3面PRcのなす角β、第1面P
Raと第3面PRcのなす角γは、それには限定されな
いが、ここではそれぞれ59°、62°、59°であ
る。
【0093】それぞれのプリズムPB5、PB7(PB
6、PB8)の各3角柱プリズム部分は対応する発光素
子LG5、LG7(LG6、LG8)から該3角柱プリ
ズム部分に入射される光を第1面PRaとともに3角形
を形成する第2及び第3の面PRb、PRcのうち第2
面PRbから該第2面PRbに臨む観察者T1に向けて
出射可能であるとともに第3面PRcから該第3面PR
cに臨む観察者T2に向けて出射できる。
【0094】このプリズムPB5〜PB8においては複
数の3角柱プリズム部分のそれぞれにおいて、発光素子
(LB5、LG5、LR5)〜(LB8、LG8、LR
8)から該プリズム部分に入射した光の殆どは、プリズ
ム部分を光屈折しながら通り抜けて第2面PRb及び第
3面PRcからこれに臨む観察者T1、T2に向け出射
される。このプリズムPB5〜PB8では少なくとも2
箇所から発光素子からの光を観察できる。また、発光素
子LG5、LG7(LG6、LG8)からの光の一部は
両側のプリズム部分へも進光し、観察者T1とT2の間
に位置する観察者T3へも出射され得る。
【0095】図7に示す遮光板150Bは、黒色の不透
明合成樹脂からなっている。この遮光板150Bには、
プリズムPB1〜PB8が遮光板150Bから突出でき
るように、長方形状の貫通孔152Bが8箇所設けられ
ている。
【0096】なお、遮光板150Bに代えて、プリズム
支持部材141Bを不透明部材とし、プリズム支持部材
141Bに遮光板150Bの機能を持たせてもよい。
【0097】図10に図6に示す遊技機島yにおいて呼
び出しランプLに代えて表示器Bを設置した一例を示
す。
【0098】表示器Bは、それぞれの遊技機y1ごと設
けられており、それぞれ一つの表示部100Bと一つの
制御装置200を含んでいる。
【0099】それぞれの表示部100Bは、図10に示
すように、遊技機y1の上方に長手方向(図中X方向)
を左右方向に、短手方向(図中Y方向)を上下方向に向
け設置されている。
【0100】ここでの表示器Bは、制御部200の第
1、第2及び第3の信号入力部I1、I2、I3をそれ
ぞれ大当たり信号入力部、呼び出し信号入力部、不正信
号入力部とし、第1、第2及び第3の信号入力をそれぞ
れ大当たり信号、呼び出し信号、不正信号としており、
対応する遊技機y1が大当たり状態になると大当たり信
号入力部I1に大当たり信号が入力され、また対応する
遊技機y1においてスイッチSがオンされることにより
呼び出し信号入力部I2に呼び出し信号が入力され、さ
らに対応する遊技機y1の不正行為検出装置により不正
行為が検出されると不正信号入力部I3に不正信号が入
力される。
【0101】この表示器Bでは、制御装置200の大当
たり信号入力部I1、呼び出し信号入力部I2、不正信
号入力部I3(図5参照)のいずれにも信号入力がない
ときは青色発光素子LB1〜LB8が連続点灯する。
【0102】遊技機y1の状態として大当たり状態が検
出されると制御装置200の大当たり信号入力部I1に
大当たり信号が入力され、青色、緑色及び赤色の発光素
子LB1〜LB8、LG1〜LG8、LR1〜LR8が
順次繰り返し点滅する。
【0103】また、スイッチSが押されると制御装置2
00の呼び出し信号入力部I2に呼び出し信号が入力さ
れ、緑色発光素子LG1〜LG8が繰り返し点滅する。
【0104】さらに、遊技機y1の不正行為検出装置に
より不正行為が検出されると制御装置200の不正信号
入力部I3に不正信号が入力され、赤色発光素子LR1
〜LR8が繰り返し点滅する。
【0105】この表示器Bによると、図1に示す表示器
Aと同様の利点がある。 (第3実施形態)図11に本発明の第3実施形態である
表示器Cの一部(表示部100C)の分解斜視図を示
す。
【0106】表示部100Cは、図1に示す表示器Aに
おいて表示部100に代えて図11に示す表示部100
Cを設けたものである。他の点は図1の表示器Aと同様
であり、同じ構成、作用を有する部品には同じ参照符号
を付してある。
【0107】以下に表示器Cについて図1に示す表示器
Aと異なっている点を中心に説明する。
【0108】表示器Cは表示部100C及び発光素子の
点灯消灯制御装置200を含んでいる。
【0109】表示部100Cは、カバー110、ベース
部120、回路基板130C、プリズム部140C、遮
光板150C、接続線160を備えている。なお、図1
1においてカバー110は図示を省略してある。
【0110】回路基板130Cは、プリント基板131
C、青色の第1発光素子LB1〜LB6、緑色の第2発
光素子LG1〜LG6、赤色の第3発光素子LR1〜L
R6及び接続線160を電気的に接続できる雄コネクタ
132等を含んでいる。なお、雄コネクタ132の基板
側は発光素子LB1〜LB6、LG1〜LG6、LR1
〜LR6等に電気的に接続されている。
【0111】発光素子LB1〜LB6、LG1〜LG
6、LR1〜LR6は、ここでは主として一定方向(図
11中上方向)に明るく発光する発光ダイオードを含む
発光素子である。
【0112】図12にプリント基板131C上における
発光素子の配置状態を示す。
【0113】図12に示すように、プリント基板131
C上には表示器長手方向(図中X方向)に配列された赤
色、緑色、青色の発光素子を含む発光素子の列(NC1
〜NC6)がX方向に三つ、X方向に直交する方向(図
中Y方向)に二つで並んでおり、発光色の配置は、ここ
ではX方向における中央部の中心線Kを中心とした線対
称配置としている。すなわち、発光素子列NC1、NC
3では3個の発光素子が矢印X方向に向けて青色、緑
色、赤色の順で、発光素子列NC2、NC4では赤色、
緑色、青色の順でそれぞれ配置されており、また発光素
子列NC5、NC6では6個の発光素子が矢印X方向に
向けて青色、緑色、赤色、赤色、緑色、青色の順でそれ
ぞれ配置されている。
【0114】図11に示すプリズム部140Cはプリズ
ムPC1〜PC6、プリズム支持部材141Cを含んで
いる。
【0115】プリズムPC1〜PC4は、図1から図3
に示すプリズムPA1〜PA6と同様の形状のものであ
る。
【0116】すなわち、図11に示すプリズムPC1〜
PC4は、いずれも断面形状が略直角3角形の3角柱プ
リズムであり、透明合成樹脂(ここでは透明アクリル樹
脂)からなっていて、それぞれ略90°(ここでは87
°)の3角形頂角を挟む第1及び第2の面PRa、PR
b、及び第1及び第2の面PRa、PRbとともに3角
形を形成するもう一つの第3面PRcを有している。
【0117】プリズムPC5、PC6は、透明合成樹脂
(ここでは透明アクリル樹脂)からなっており、いずれ
もプリズム側面から見て3角形が順次隣合って見えるよ
うに順次隣り合わせて配置された断面形状が3角形の複
数の3角柱プリズム部分(ここでは略直角3角形の二つ
の3角柱プリズム部分)を含んでいて、該各3角柱プリ
ズム部分の第1面PRaは略90°の3角形頂角を挟む
二面のうち一方の面であり、他方の面が前記第2面PR
bであり、該二つの3角柱プリズム部分はそれらの第3
面PRc同士が向かい合っている。
【0118】プリズム支持部材141Cはここではプリ
ズムPC1〜PC6と同様の部材、すなわち透明アクリ
ル樹脂からなっており、回路基板130Cにおける発光
素子列NC1〜NC6に臨む位置にプリズムPC1〜P
C4が第1面PRaの部分で、プリズムPC5、PC6
が第1面PRの下方部分で透明の接着剤によりそれぞれ
接着されている。なお、プリズムPC1とPC2、PC
3とPC4はプリズム側面から見て第3面PRcが互い
に向かい合うように配置されている。プリズム支持部材
141Cには、発光素子(LB1、LG1、LR1)〜
(LB6、LG6、LR6)がこれに臨設するプリズム
PC1〜PC6に近接できるように、貫通孔142Cが
設けられている。なお、プリズム支持部材141C及び
プリズムPC1〜PC6は一体的に形成されていてもよ
い。
【0119】かくして表示部100Cは、発光素子列N
C1〜NC4の発光素子(LB1、LG1、LR1)〜
(LB4、LG4、LR4)と該発光素子に臨設された
プリズムPC1〜PC4とを含む発光ユニットMC1〜
MC4を有しており、また発光素子列NC5、NC6の
発光素子(LB5、LG5、LR5、LR5、LG5、
LB5)、(LB6、LG6、LR6、LR6、LG
6、LB6)と該発光素子に臨設されたプリズムPC
5、PC6とを含む発光ユニットMC5、MC6を有し
ている。なお、発光ユニットMC5、MC6において
は、プリズムPC5、PC6の二つの3角柱プリズム部
分のそれぞれに対し三つずつ前記の発光素子が設けられ
ている。
【0120】図13に表示器Cによる発光素子から、側
面から見て3角形頂部が順次隣り合って配置されたプリ
ズムを介して進む光の方向の一例を示す。なお、図13
では、緑色発光素子LG5、LG6からの光について図
示しており、青色発光素子LB5、LB6、赤色発光素
子LR5、LR6からプリズムを介して進む光について
は図示を省略してある。
【0121】図13に示す光は以下の条件に基づいて描
いたものである。すなわち、 ・空気の屈折率 1.000292 ・プリズムPC5、PC6(アクリル樹脂)の屈折率 1.492 ・臨界角 sin-1(1.000292/1.492)≒42.1° ・光がプリズムから空気中に進む場合 入射角θが臨界角より大きいときは全反射 入射角θが臨界角以下のときは 屈折角=sin-1(sinθ×(1.492/1.000292)) ・光が空気中からプリズムに進む場合 屈折角=sin-1(sinθ×(1.000292 /1.492 )) 図13に示すように、プリズムPC5、PC6は、底面
である第1面PRaが発光素子LB5、LB6、LG
5、LG6、LR5、LR6に臨んでいる。なお、第1
面PRaと第2面PRbのなす角α、第2面PRbと第
3面PRcのなす角β、第1面PRaと第3面PRcの
なす角γは、それには限定されないが、ここではそれぞ
れ87°、41°、52°である。
【0122】それぞれのプリズムPC5、PC6の各3
角柱プリズム部分は対応する発光素子LG5、LG6か
ら該3角柱プリズム部分に入射される光を第1面PRa
とともに3角形を形成する第2及び第3の面PRb、P
Rcのうち第2面PRbから該第2面PRbに臨む観察
者T1に向けて出射可能であるとともに第3面PRcか
ら該第3面PRcに臨む観察者T2に向けて出射でき
る。
【0123】このプリズムPC5、PC6においては略
直角3角形の二つの3角柱プリズム部分のそれぞれにお
いて、発光素子(LB5、LG5、LR5)、(LB
6、LG6、LR6)から該プリズム部分に入射した光
のあるものは、プリズム部分を光屈折しながら通り抜け
て第3面PRcからこれに臨む観察者T2に向け出射さ
れ、また、あるものは該第3面PRcのプリズム内面側
で全反射されたのち第2面PRbからこれに臨む観察者
T1に向け出射される。二つの3角柱プリズム部分にお
いてそれらの第2面PRbは互いに反対方向にむけられ
ているから、このプリズムPC5、PC6では少なくと
も3箇所から発光素子からの光を観察できる。
【0124】図11に示す遮光板150Cは、黒色の不
透明合成樹脂からなっている。この遮光板150Cに
は、プリズムPC1〜PC6が遮光板150Cから突出
できるように、長方形状の貫通孔152Cが6箇所設け
られている。
【0125】なお、遮光板150Cに代えて、プリズム
支持部材141Cを不透明部材とし、プリズム支持部材
141Cに遮光板150Cの機能を持たせてもよい。
【0126】この表示器Cによると、図1に示す表示器
Aと同様の利点がある。遊技場における島ランプ、各遊
技機の表示装置等として利用できる。
【0127】
【発明の効果】以上説明したように本発明によると、光
源として主として一定方向に明るく発光する発光素子を
採用する場合でも、該素子からの光を該一定方向から外
れた異なる方向にも明るく導くことができ、それにより
表示器に対し少なくとも二つの異なる位置のそれぞれか
ら観察者が表示を容易に見てとれる表示器を提供するこ
とができる。
【0128】また本発明によると、かかる利点を有する
表示器であって、電力消費が少なく、コンピュータ等の
電子回路による制御が容易である表示器を提供すること
ができる。
【0129】また本発明によると、かかる利点を有する
表示器であって、遊技機の状態等を表示するに適する遊
技機用表示器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態である表示器の概略構成
を示す一部分解斜視図である。
【図2】図1に示す表示器における表示部の分解斜視図
である。
【図3】図1に示す表示器による発光素子からプリズム
を介して進む光の方向の一例を示す図である。
【図4】図1に示す表示器の制御装置と表示部の接続状
態の1例を概略的に示す図である。
【図5】図1に示す表示器の制御装置の制御部及びコネ
クタ、表示部の接続線、コネクタを介して前記制御部に
接続されている青色発光素子、緑色発光素子、赤色発光
素子の電気回路の一例の概略ブロック図である。
【図6】図1に示す表示器をパチンコホール等の遊技場
で用いられる島ランプに適用した一例を示す図である。
【図7】本発明の第2実施形態である表示器の一部(表
示部)の分解斜視図である。
【図8】第2実施形態の表示器のプリント基板上におけ
る発光素子の配置状態を示す図である。
【図9】第2実施形態の表示器による発光素子から、側
面から見て3角形頂部が順次隣り合って配置されたプリ
ズムを介して進む光の方向の一例を示す図である。
【図10】図6に示す遊技機島において呼び出しランプ
に代えて第2実施形態の表示器を設置した一例を示す図
である。
【図11】本発明の第3実施形態である表示器の一部
(表示部)の分解斜視図である。
【図12】第3実施形態の表示器のプリント基板上にお
ける発光素子の配置状態を示す図である。
【図13】第3実施形態の表示器による発光素子から、
側面から見て3角形頂部が順次隣り合って配置されたプ
リズムを介して進む光の方向の一例を示す図である。
【符号の説明】
100、100’、100”、100B、100C 表
示部 110 カバー 111 凹所 120 ベース部 121 カバー係合用フック部 122 遮光板係合用フック部 123 接続線通過用孔 130、130B、130C 回路基板 131、131B、131C プリント基板 132 雄コネクタ 133 支持部材 140、140B、140C プリズム部 141、141B、141C プリズム支持部材 142、142B、142C 貫通孔 143a、143b 欠落部 144 支柱 150、150B、150C 遮光板 151a、151b 仕切り部 152、152B、152C 貫通孔 153a、153b、154 欠落部 160 接続線 161a、161b 電線部 162 雌コネクタ 163 雄コネクタ 164 雌コネクタ 200 発光素子の点灯消灯制御装置 210 装置ケース 220 制御基板 221 雌コネクタ 222 コネクタ 500 外部接続線 A、B、C 表示器 CONT 制御部 I1 第1の信号入力部 I2 第2の信号入力部 I3 第3の信号入力部 K 中心線 L 呼び出しランプ LB1〜LB6 青色の第1発光素子 LG1〜LG6 緑色の第2発光素子 LR1〜LR6 赤色の第3発光素子 LRa、LRb 赤色の発光素子 MA1〜MA6 発光ユニット MB1〜MB8 発光ユニット MC1〜MC6 発光ユニット NA1〜NA6 発光素子列 NB1〜NB8 発光素子列 NC1〜NC6 発光素子列 P1〜P5 出力ポート PA1〜PA6 プリズム PB1〜PB8 プリズム PC1〜PC6 プリズム PRa プリズムの第1の面 PRb プリズムの第2の面 PRc プリズムの第3の面 PW 電源 PW1 電力供給部 R1〜R5 電気抵抗器 S 呼び出しランプLの点灯スイッチ T1、T2 観察者 y 遊技機島 y1 遊技機 y2 遊技機列
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C088 BC25 DA07 DA09 EA10 EA45 5C096 AA06 AA22 AA29 BA04 BB07 BB12 BB16 BB18 BB23 BC02 BC04 CA06 CA12 CA22 CB07 CC06 CC30 CD05 CD22 CG12 DA01 DA03 DC02 DC05 DC06 DC10 DC19 DC21 DC29 FA04 FA16

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも一つの発光素子と該発光素子に
    臨設されたプリズムとを含む発光ユニットを少なくとも
    一つ有し、前記プリズムは、前記発光素子から該プリズ
    ムに入射される光を少なくとも二つの異なる位置におけ
    る観察者において観察可能に該少なくとも二つの異なる
    位置における観察者に向けて出射可能であることを特徴
    とする表示器。
  2. 【請求項2】前記プリズムは断面形状が3角形の3角柱
    プリズムであり、いずれか一つの3角形頂角を挟む第1
    及び第2の面のうち第1面が前記発光素子に臨んでお
    り、該発光素子から該プリズムに入射される光を前記第
    2面から該第2面に臨む観察者に向けて出射可能である
    とともに該第1及び第2の面とともに3角形を形成する
    もう一つの第3面から該第3面に臨む観察者に向けて出
    射可能である請求項1記載の表示器。
  3. 【請求項3】前記プリズムは断面形状が直角3角形又は
    略直角3角形の3角柱プリズムであり、前記発光素子に
    臨む第1面は90°又は略90°の3角形頂角を挟む二
    つの面のうち一方の面である請求項2記載の表示器。
  4. 【請求項4】前記発光ユニットが複数個順次隣り合わせ
    て配置されており、各隣合う発光ユニットにおいてそれ
    らのプリズムは互いに平行又は略平行に、且つ、プリズ
    ム側面から見て前記第3面が互いに反対向きになるよう
    に配置されている請求項2又は3記載の表示器。
  5. 【請求項5】前記プリズムは、プリズム側面から見て3
    角形が順次隣合って見えるように順次隣り合わせて配置
    された、断面形状が3角形の複数の3角柱プリズム部分
    を含んでおり、前記発光素子は該各3角柱プリズム部分
    の底面である第1面に対しそれぞれ少なくとも一つ設け
    られており、該各3角柱プリズム部分は対応する前記発
    光素子から該3角柱プリズム部分に入射される光を前記
    第1面とともに3角形を形成する第2及び第3の面のう
    ち第2面から該第2面に臨む観察者に向けて出射可能で
    あるとともに該第3面から該第3面に臨む観察者に向け
    て出射可能である請求項1記載の表示器。
  6. 【請求項6】前記断面形状が3角形の複数の3角柱プリ
    ズム部分は断面形状が直角3角形又は略直角3角形の二
    つの3角柱プリズム部分であり、該各3角柱プリズム部
    分の前記第1面は90°又は略90°の3角形頂角を挟
    む二面のうち一方の面であり、他方の面が前記第2面で
    あり、該二つの3角柱プリズム部分はそれらの第3面同
    士が向かい合っている請求項5記載の表示器。
  7. 【請求項7】前記発光ユニットは前記発光素子を複数個
    含んでおり、該複数の発光素子のそれぞれは他の発光素
    子のうち少なくとも一つに対し異なる色で発光する請求
    項1から6のいずれかに記載の表示器。
  8. 【請求項8】さらに前記発光素子の点灯消灯制御装置を
    含んでおり、該制御装置は第1、第2及び第3の信号入
    力部を含んでおり、前記発光ユニットは第1の色で発光
    する第1発光素子、該第1の色と異なる第2の色で発光
    する第2発光素子、該第1、第2のいずれの色とも異な
    る第3の色で発光する第3発光素子を含んでおり、前記
    制御装置は、 前記第1、第2及び第3の信号入力部のいずれにも信号
    入力がないときは前記第1発光素子のみを連続点灯さ
    せ、 該第1発光素子が連続点灯している状態で前記第1信号
    入力部に第1信号が入力されると、前記第1、第2及び
    第3の発光素子を順次繰り返し点滅させ、 前記第1発光素子が連続点灯しているか又は前記第1、
    第2及び第3の発光素子が順次繰り返し点滅している状
    態で前記第2信号入力部に第2信号が入力されると、前
    記第2発光素子のみを繰り返し点滅させ、 前記第1発光素子が連続点灯しているか、前記第1、第
    2及び第3の発光素子が順次繰り返し点滅しているか、
    又は前記第2発光素子のみが点滅を繰り返している状態
    で前記第3信号入力部に第3の信号が入力されると前記
    第3発光素子のみを繰り返し点滅させる請求項2、3又
    は4記載の表示器。
  9. 【請求項9】さらに前記発光素子の点灯消灯制御装置を
    含んでおり、該制御装置は第1、第2及び第3の信号入
    力部を含んでおり、前記発光ユニットは前記3角柱プリ
    ズム部分を少なくとも三つ含んでいるとともに該各3角
    柱プリズム部分に対し一つずつ前記発光素子が設けられ
    ており、それら発光素子には第1の色で発光する第1発
    光素子、該第1の色と異なる第2の色で発光する第2発
    光素子、該第1、第2のいずれの色とも異なる第3の色
    で発光する第3発光素子が含まれており、前記制御装置
    は、 前記第1、第2及び第3の信号入力部のいずれにも信号
    入力がないときは前記第1発光素子のみを連続点灯さ
    せ、 該第1発光素子が連続点灯している状態で前記第1信号
    入力部に第1信号が入力されると、前記第1、第2及び
    第3の発光素子を順次繰り返し点滅させ、 前記第1発光素子が連続点灯しているか又は前記第1、
    第2及び第3の発光素子が順次繰り返し点滅している状
    態で前記第2信号入力部に第2信号が入力されると、前
    記第2発光素子のみを繰り返し点滅させ、 前記第1発光素子が連続点灯しているか、前記第1、第
    2及び第3の発光素子が順次繰り返し点滅しているか、
    又は前記第2発光素子のみが点滅を繰り返している状態
    で前記第3信号入力部に第3の信号が入力されると前記
    第3発光素子のみを繰り返し点滅させる請求項5記載の
    表示器。
  10. 【請求項10】さらに前記発光素子の点灯消灯制御装置
    を含んでおり、該制御装置は第1、第2及び第3の信号
    入力部を含んでおり、前記発光ユニットにおける二つの
    前記3角柱プリズム部分のそれぞれに対し少なくとも三
    つずつ前記発光素子が設けられており、該少なくとも三
    つの発光素子には第1の色で発光する第1発光素子、該
    第1の色と異なる第2の色で発光する第2発光素子、該
    第1、第2のいずれの色とも異なる第3の色で発光する
    第3発光素子が含まれており、前記制御装置は、 前記第1、第2及び第3の信号入力部のいずれにも信号
    入力がないときは前記第1発光素子のみを連続点灯さ
    せ、 該第1発光素子が連続点灯している状態で前記第1信号
    入力部に第1信号が入力されると、前記第1、第2及び
    第3の発光素子を順次繰り返し点滅させ、 前記第1発光素子が連続点灯しているか又は前記第1、
    第2及び第3の発光素子が順次繰り返し点滅している状
    態で前記第2信号入力部に第2信号が入力されると、前
    記第2発光素子のみを繰り返し点滅させ、 前記第1発光素子が連続点灯しているか、前記第1、第
    2及び第3の発光素子が順次繰り返し点滅しているか、
    又は前記第2発光素子のみが点滅を繰り返している状態
    で前記第3信号入力部に第3の信号が入力されると前記
    第3発光素子のみを繰り返し点滅させる請求項6記載の
    表示器。
  11. 【請求項11】前記発光ユニットが複数個、所定の方向
    に並べられている請求項5、6、9又は10のいずれか
    に記載の表示器。
  12. 【請求項12】前記発光ユニットが複数個、所定の第1
    方向に並べられているとともに該第1方向を横切る第2
    方向にも並べられている請求項5、6、9又は10のい
    ずれかに記載の表示器。
  13. 【請求項13】前記発光素子は発光ダイオードを含む発
    光素子である請求項1から12のいずれかに記載の表示
    器。
  14. 【請求項14】遊技機用表示器である請求項1から13
    のいずれかに記載の表示器。
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