JP2003070205A - エンコーダカバーの密閉構造 - Google Patents
エンコーダカバーの密閉構造Info
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- JP2003070205A JP2003070205A JP2001258079A JP2001258079A JP2003070205A JP 2003070205 A JP2003070205 A JP 2003070205A JP 2001258079 A JP2001258079 A JP 2001258079A JP 2001258079 A JP2001258079 A JP 2001258079A JP 2003070205 A JP2003070205 A JP 2003070205A
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- 238000012856 packing Methods 0.000 claims abstract description 21
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 6
- 239000003566 sealing material Substances 0.000 claims description 11
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 6
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 3
- 241001247986 Calotropis procera Species 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 密閉性がよく、また作業性、生産性、および
部品管理性がよいエンコーダカバーの密閉構造を提供す
る。 【解決手段】 反負荷側モータハウジング1に取り付け
られるとともに、外周部からブッシュ内を通してエンコ
ーダ4のリード線4aを引き出す筒状のカバー2と、カ
バー2の軸方向端面にパッキンを挟んで取り付けられる
プレート6とから構成されるエンコーダカバーの密閉構
造において、ブッシュ部5aとパッキン部5bを一体化
させて密閉材5を構成するとともに、密閉材5のパッキ
ン部5bに軸方向に突出する位置決め突起5cを設け、
位置決め突起5cに対応するプレート6の個所に、位置
決め突起5cが嵌合する位置決め凹部6aを形成する。
部品管理性がよいエンコーダカバーの密閉構造を提供す
る。 【解決手段】 反負荷側モータハウジング1に取り付け
られるとともに、外周部からブッシュ内を通してエンコ
ーダ4のリード線4aを引き出す筒状のカバー2と、カ
バー2の軸方向端面にパッキンを挟んで取り付けられる
プレート6とから構成されるエンコーダカバーの密閉構
造において、ブッシュ部5aとパッキン部5bを一体化
させて密閉材5を構成するとともに、密閉材5のパッキ
ン部5bに軸方向に突出する位置決め突起5cを設け、
位置決め突起5cに対応するプレート6の個所に、位置
決め突起5cが嵌合する位置決め凹部6aを形成する。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ACサーボモータ
の密閉構造に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、ACサーボモータのエンコーダカ
バーの密閉構造は、反負荷側モータブラケットに筒状の
カバーを取り付け、外周部からブッシュ内を通してエン
コーダのリード線を引き出すとともに、前記カバーの軸
方向端面にパッキンを挟んでプレートをネジで取り付け
ていた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術においては、次のような問題があった。 (1)パッキンは、筒状のカバーとプレートで挟み込むだ
けの構造のため、正確な位置に挟み込むのが難しく作業
性が悪い。また、柔らかいのでねじれやすく、ねじれて
取り付けられるとプレートからはみ出して密閉性が損な
われてしまいエンコーダの保護ができない。 (2)密閉材としてパッキンとゴムブッシュの2つの部材
が存在するので、組立が面倒で生産性が悪い。また、部
品管理性も悪い。 本発明は、このような問題を解消するためになされたも
ので、密閉性がよく、また作業性、生産性、および部品
管理性がよいエンコーダカバーの密閉構造を提供するこ
とを目的とするものである。 【0004】 【課題を解決するための手段】上記問題を解決するた
め、本発明は、反負荷側モータハウジングに取り付けら
れるとともに、外周部からブッシュ内を通してエンコー
ダのリード線を引き出す筒状のカバーと、前記カバーの
軸方向端面にパッキンを挟んで取り付けられるプレート
とから構成されるエンコーダカバーの密閉構造におい
て、ブッシュ部とパッキン部を一体化させて密閉材を構
成するとともに、密閉材のパッキン部に軸方向に突出す
る位置決め突起を設け、前記位置決め突起に対応するプ
レートの個所に、前記位置決め突起が嵌合する位置決め
凹部を形成したものである。 【0005】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図に基づ
いて説明する。図1は、ACサーボモータのエンコーダ
部の構造を示す側断面図で、図2は図1における正面図
である。負荷側モータブラケット1に、筒状のカバー2
を取り付けた後、モータシャフト3に連結されたエンコ
ーダ4のリード線4aをブッシュ部5aに通した密閉材
5のパッキン部5bを、位置決め突起5cをプレート6
の位置決め凹部6aに嵌合してプレート6に固定し、前
記カバー2の端面に、前記パッキン部5bを押圧するよ
うにしてネジ7で締め付ける。このように、密閉材5の
パッキン部5bに設けた位置決め突起5cと、プレート
6に設けた位置決め凹部6aとを嵌め込み固定すること
で、密閉材5のパッキン部5bの位置決めが可能とな
り、パッキン部5bのはみ出しを防止することができ
る。したがって、プレート5の全周において密閉性を高
めることができ、品質を向上させることができる。ま
た、ブシュ部5aとパッキン部5bを一体成形して1つ
の密閉材5としているので、ブッシュ部5aとパッキン
部5bを一度で装着することができ、部品点数を削減す
ることができるとともに、生産性を向上させることがで
きる。 【0006】 【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、次の
ような効果がある。」 (1)密閉材のパッキン部は、位置決め突起をプレートの
位置決め凹部に嵌合するだけで正確な位置決めができる
ので、作業性が良い。また、きちんと位置決めができる
のでねじれが発生しにくいのできわめて密閉性が良く、
エンコーダを十分保護することができる。 (2)密閉材としてパッキン部とブッシュ部が一体化して
いるので、組立が容易で生産性が良く、部品管理性も良
い。
の密閉構造に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、ACサーボモータのエンコーダカ
バーの密閉構造は、反負荷側モータブラケットに筒状の
カバーを取り付け、外周部からブッシュ内を通してエン
コーダのリード線を引き出すとともに、前記カバーの軸
方向端面にパッキンを挟んでプレートをネジで取り付け
ていた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術においては、次のような問題があった。 (1)パッキンは、筒状のカバーとプレートで挟み込むだ
けの構造のため、正確な位置に挟み込むのが難しく作業
性が悪い。また、柔らかいのでねじれやすく、ねじれて
取り付けられるとプレートからはみ出して密閉性が損な
われてしまいエンコーダの保護ができない。 (2)密閉材としてパッキンとゴムブッシュの2つの部材
が存在するので、組立が面倒で生産性が悪い。また、部
品管理性も悪い。 本発明は、このような問題を解消するためになされたも
ので、密閉性がよく、また作業性、生産性、および部品
管理性がよいエンコーダカバーの密閉構造を提供するこ
とを目的とするものである。 【0004】 【課題を解決するための手段】上記問題を解決するた
め、本発明は、反負荷側モータハウジングに取り付けら
れるとともに、外周部からブッシュ内を通してエンコー
ダのリード線を引き出す筒状のカバーと、前記カバーの
軸方向端面にパッキンを挟んで取り付けられるプレート
とから構成されるエンコーダカバーの密閉構造におい
て、ブッシュ部とパッキン部を一体化させて密閉材を構
成するとともに、密閉材のパッキン部に軸方向に突出す
る位置決め突起を設け、前記位置決め突起に対応するプ
レートの個所に、前記位置決め突起が嵌合する位置決め
凹部を形成したものである。 【0005】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図に基づ
いて説明する。図1は、ACサーボモータのエンコーダ
部の構造を示す側断面図で、図2は図1における正面図
である。負荷側モータブラケット1に、筒状のカバー2
を取り付けた後、モータシャフト3に連結されたエンコ
ーダ4のリード線4aをブッシュ部5aに通した密閉材
5のパッキン部5bを、位置決め突起5cをプレート6
の位置決め凹部6aに嵌合してプレート6に固定し、前
記カバー2の端面に、前記パッキン部5bを押圧するよ
うにしてネジ7で締め付ける。このように、密閉材5の
パッキン部5bに設けた位置決め突起5cと、プレート
6に設けた位置決め凹部6aとを嵌め込み固定すること
で、密閉材5のパッキン部5bの位置決めが可能とな
り、パッキン部5bのはみ出しを防止することができ
る。したがって、プレート5の全周において密閉性を高
めることができ、品質を向上させることができる。ま
た、ブシュ部5aとパッキン部5bを一体成形して1つ
の密閉材5としているので、ブッシュ部5aとパッキン
部5bを一度で装着することができ、部品点数を削減す
ることができるとともに、生産性を向上させることがで
きる。 【0006】 【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、次の
ような効果がある。」 (1)密閉材のパッキン部は、位置決め突起をプレートの
位置決め凹部に嵌合するだけで正確な位置決めができる
ので、作業性が良い。また、きちんと位置決めができる
のでねじれが発生しにくいのできわめて密閉性が良く、
エンコーダを十分保護することができる。 (2)密閉材としてパッキン部とブッシュ部が一体化して
いるので、組立が容易で生産性が良く、部品管理性も良
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ACサーボモータのエンコーダ部の構造を示
す側断面図である。 【図2】 図1における正面図である。 【符号の説明】 1 反負荷側モータブラケット、 2 カバー、 3 モータシャフト、 4 エンコーダ、 4a リード線、 5 密閉材、 5a ブッシュ部、 5b パッキン部、 5c 位置決め突起、 6 プレート、 6a 位置決め凹部、 7 ネジ
す側断面図である。 【図2】 図1における正面図である。 【符号の説明】 1 反負荷側モータブラケット、 2 カバー、 3 モータシャフト、 4 エンコーダ、 4a リード線、 5 密閉材、 5a ブッシュ部、 5b パッキン部、 5c 位置決め突起、 6 プレート、 6a 位置決め凹部、 7 ネジ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 反負荷側モータハウジングに取り付けら
れるとともに、外周部からブッシュ内を通してエンコー
ダのリード線を引き出す筒状のカバーと、前記カバーの
軸方向端面にパッキンを挟んで取り付けられるプレート
とから構成されるエンコーダカバーの密閉構造におい
て、ブッシュ部とパッキン部を一体化させて密閉材を構
成するとともに、密閉材のパッキン部に軸方向に突出す
る位置決め突起を設け、前記位置決め突起に対応するプ
レートの個所に、前記位置決め突起が嵌合する位置決め
凹部を形成したことを特徴とするエンコーダカバーの密
閉構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001258079A JP2003070205A (ja) | 2001-08-28 | 2001-08-28 | エンコーダカバーの密閉構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001258079A JP2003070205A (ja) | 2001-08-28 | 2001-08-28 | エンコーダカバーの密閉構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003070205A true JP2003070205A (ja) | 2003-03-07 |
Family
ID=19085656
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001258079A Pending JP2003070205A (ja) | 2001-08-28 | 2001-08-28 | エンコーダカバーの密閉構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003070205A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100797237B1 (ko) | 2006-03-06 | 2008-01-23 | 고요덴시고교 가부시키가이샤 | 자기식 인코더 |
JP2008039638A (ja) * | 2006-08-08 | 2008-02-21 | Tamagawa Seiki Co Ltd | エンコーダ防塵構造 |
-
2001
- 2001-08-28 JP JP2001258079A patent/JP2003070205A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100797237B1 (ko) | 2006-03-06 | 2008-01-23 | 고요덴시고교 가부시키가이샤 | 자기식 인코더 |
JP2008039638A (ja) * | 2006-08-08 | 2008-02-21 | Tamagawa Seiki Co Ltd | エンコーダ防塵構造 |
JP4701338B2 (ja) * | 2006-08-08 | 2011-06-15 | 多摩川精機株式会社 | エンコーダ防塵構造 |
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