JP2003070046A - 自動位置管理システム及び自動位置管理方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 屋外にいる場合であっても位置情報の更新を
容易に実施できることができると共に、担当者同士の連
絡を容易にすることのできる自動位置管理システムを提
供すること。 【解決手段】 本発明の自動位置管理システムは、携帯
可能な通信装置と電子掲示板とからなり、前記通信装置
が、位置情報を前記電子掲示板に送信する手段を有し、
前記電子掲示板が、前記通信装置から送信された位置情
報を受信し、受信した位置情報を掲示する手段を有する
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、自動位置管理シス
テムに関するものであり、更に詳細には、屋外にいる場
合であっても位置情報の更新を容易に実施することがで
きると共に、担当者同士の連絡を容易にすることのでき
る自動位置管理システム、及び自動位置管理方法に関す
るものである。

【０００２】

【従来の技術】会社等の職場において、担当者が席を離
れる場合、行き先を明らかにするため、以下の方法が採
用されている。 （１）担当者がホワイトボード、黒板等に在席情報を記
入、掲示する。 （２）担当者が外出した後に在席情報（外出先情報）を
変更する場合には、自席の部署に電話連絡をする。ま
た、（１）のようにホワイトボード等に在席情報を記入
等してある場合には、自席の部署の他の担当者に在席情
報を変更してもらう。

【０００３】会社等の職場においては、担当者が席を離
れる場合に行き先を明らかにするためには以上の方法が
採用されているが、席を離れている担当者に連絡する場
合には、担当部署に取り次いでもらうか、又は事前に入
手してある携帯電話等に電話をかけて連絡する方法が採
られている。また、担当者が外出先において電話連絡で
は困難である大量の電子情報を入手するためには、事前
にモバイル端末等を準備しておく必要がある。

【０００４】上述した方法では、担当者がホワイトボー
ド等に在席情報を書き忘れることがあるという欠点があ
り、担当者が在席情報を更新することは困難である。ま
た、外出時に外出先の情報を変更した場合にその情報を
反映させるためには、自席の部署の他の担当者に連絡を
とり、他の担当者に変更してもらうという手間が必要で
あった。

【０００５】また、席を離れている担当者に連絡したい
人は、席を離れている担当者の在席情報（外出先情報）
を確認するためには担当部署に確認する必要があった。
更に、担当者同士が相互の連絡をすることも困難であっ
た。

【０００６】席を離れている場合に、その行き先を管理
するシステムとして、特開昭６３−８１２８７号公報及
び実開平１−１７８６８７号公報に開示されたシステム
が知られている。上記公報に開示されたシステムによれ
ば、担当者が無線送信機を所持することにより、ある程
度は自己の存在する位置を表示し、行き先を管理するこ
とが可能である。しかし、無線を受信するための受信機
のない場所に外出してしまったりすると行き先がわから
なくなるという欠点があり、また席を離れている担当者
に連絡をすることも容易ではなかった。

【０００７】従って、上述した欠点を解消し、屋外にい
る場合であっても位置情報の更新を容易に実施すること
ができると共に、担当者同士の連絡を容易にすることの
できる自動位置管理システム、及び自動位置管理方法の
開発が望まれていた。

【０００８】

【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、屋外にいる場合であっても位置情報の更新を容易に
実施することができると共に、担当者同士の連絡を容易
にすることのできる自動位置管理システム、及び自動位
置管理方法を提供することにある。

【０００９】

【課題を解決するための手段】前記課題を解決する本出
願の第１の発明は、携帯可能な通信装置と電子掲示板と
からなる自動位置管理システムであって、前記通信装置
が、位置情報を前記電子掲示板に送信する手段を有し、
前記電子掲示板が、前記通信装置から送信された位置情
報を受信し、受信した位置情報を掲示する手段を有する
ことを特徴とする自動位置管理システムである。かかる
構成とすることにより、通信装置が、位置情報を電子掲
示板に送信する手段を有し、電子掲示板が、前記位置情
報を掲示する手段を有するので、位置情報の更新を容易
に実施することのできる自動位置管理システムとなる。

【００１０】また、本出願の請求項２に記載の発明は、
請求項１に記載の自動位置管理システムにおいて、前記
通信装置が、一定の時間間隔で自動的に位置情報を前記
電子掲示板に送信する手段を有することを特徴とする。
かかる構成とすることにより、通信装置が、一定の時間
間隔で自動的に位置情報を電子掲示板に送信するので、
利用者が位置情報の更新を忘れても、自動的に位置情報
が更新され、位置情報の更新が容易に実施可能である。

【００１１】また、本出願の請求項３に記載の発明は、
請求項１又は２に記載の自動位置管理システムにおい
て、前記通信装置が、外出先情報を前記電子掲示板に送
信する手段を有することを特徴とする。かかる構成とす
ることにより、通信装置が外出先情報を電子掲示板に送
信する手段を有するので、通信装置が位置情報を自動的
に送信することのできる範囲外に存在する場合であって
も、利用者は外出先情報を電子掲示板に送信することが
でき、位置情報の更新が容易である。例えば、本発明の
自動位置管理システムを会社内において使用する場合、
会社内であればアンテナ等により位置情報の受信が可能
であるが、屋外に出た場合には位置情報を受信できなく
なり、このような場合であっても、外出先情報を送信す
ることが可能である。

【００１２】また、本出願の請求項４に記載の発明は、
請求項１〜３のいずれか１項に記載の自動位置管理シス
テムにおいて、前記電子掲示板がネットワークと接続さ
れていることを特徴とする。かかる構成とすることによ
り、電子掲示板がネットワークと接続されているので、
電子掲示板に掲示された位置情報をネットワークを通じ
てネットワーク端末により見ることが可能となる。

【００１３】また、本出願の請求項５に記載の発明は、
請求項１〜４のいずれか１項に記載の自動位置管理シス
テムにおいて、前記通信装置が、他の通信装置と通信可
能なものであることを特徴とする。かかる構成とするこ
とにより、前記通信装置が他の通信装置と通信可能であ
るため、通信装置の利用者は、自己の所有する通信装置
を用いて他の通信装置を所有する他の利用者と通信可能
となる。また、通信装置を用いて電子情報を入手するこ
とも可能である。

【００１４】また、本出願の請求項６に記載の発明は、
携帯可能な通信装置と電子掲示板との間で行われる自動
位置管理方法であって、前記通信装置を利用する利用者
が自己の利用者情報を電子掲示板に登録するステップ、
及び前記通信装置が、一定の時間間隔で自動的に位置情
報を前記電子掲示板に送信するステップを有することを
特徴とする自動位置管理方法である。かかる構成とする
ことにより、通信装置が、一定の時間間隔で自動的に位
置情報を電子掲示板に送信するステップを有するので、
位置情報の更新を容易に実施することが可能となる。

【００１５】また、本出願の請求項７に記載の発明は、
請求項６に記載の自動位置管理方法において、 前記利
用者が、前記通信装置を用いて外出先情報を前記電子掲
示板に送信するステップを有することを特徴とする。か
かる構成とすることにより、利用者が通信装置を用いて
外出先情報を電子掲示板に送信するステップを有するの
で、通信装置が位置情報を自動的に送信することのでき
る範囲外に存在する場合であっても、利用者は外出先情
報を電子掲示板に送信することができ、位置情報の更新
が容易である。

【００１６】

【発明の実施の形態】以下に、先ず本発明の自動位置管
理システムについて図面を参照して説明する。図１は、
本発明の自動位置管理システムの構成を示す図である。
図１に示すように、本発明の自動位置管理システムは、
携帯可能な通信装置１０、１１と電子掲示板２０とから
なり、電子掲示板２０はネットワーク４０と接続されて
いる。ここで、ネットワーク４０とは、電子掲示板２０
との間で有線、無線を問わず、情報を伝送することので
きるものであればよい。ネットワーク４０とは、例えば
イントラネット、インターネット等を用いたネットワー
クである。図１においては、ネットワーク４０はイント
ラネットである。

【００１７】また、前記携帯可能な通信装置１０、１１
は、携帯電話、ＰＨＳ等である。また、前記電子掲示板
２０は、通信装置１０、１１がどこに位置するかを示す
ことのできる掲示板であり、その情報を見たい人が目視
により情報を取得することができ、また、ネットワーク
に接続されているので、ネットワークに接続されたネッ
トワーク端末を用いて情報を取得することのできるもの
である。

【００１８】通信装置１０、１１は、位置情報を電子掲
示板２０に送信する手段を有している。本明細書におい
て「位置情報」とは、通信装置を所有する利用者が、ど
こに存在するかについての情報であり、通信装置１０、
１１は、一定の時間間隔で自動的に位置情報を電子掲示
板に送信する手段を有している。

【００１９】また、電子掲示板２０は、通信装置１０、
１１から送信された位置情報を受信し、受信した位置情
報を掲示する手段を有している。例えば、本発明の自動
位置管理システムを会社等の屋内において使用する場合
は、通信装置１０、１１から送信される位置情報を受信
するためのアンテナが多数設置されており、該アンテナ
が位置情報を受信し、受信された位置情報が電子掲示板
に送信される。このような手段については公知であり、
例えば位置情報には、通信装置を特定するための信号が
含まれており、アンテナにより位置情報を受信する。複
数のアンテナが位置情報を受信し、受信した位置情報の
強度を比較し、位置情報の強度の大きいアンテナの付近
に通信装置があると推定される。

【００２０】本発明の位置情報自動管理システムにおい
ては、通信装置１０、１１は一定の時間間隔で自動的に
位置情報を電子掲示板に送信する。一定の時間間隔は任
意に設定することができる。このような手段を有するの
で、通信装置１０、１１を有する利用者の位置が自動的
に更新され、利用者の位置を正確に把握することが可能
となる。また、利用者が移動した場合に自己の位置が変
更になったことを更新し忘れることがなくなる。なお、
位置情報の送信は、無線技術やブルーツース技術を用い
て送信することが可能である。

【００２１】利用者が、例えば会社内にいる場合には、
アンテナが通信装置から送信される位置情報を受信する
ことができる、すなわち、アンテナが位置情報を受信で
きる程度の強度で位置情報が送信される必要がある。従
って、利用者が屋外に出てしまった場合等には位置情報
が送信されても受信できなくなってしまう可能性があ
る。本発明の自動位置管理システムにおける通信装置１
０、１１は、位置情報を電話回線を通じて電子掲示板２
０に送信することが可能である。通信装置１０、１１を
所有する利用者が屋外に出ている場合の位置情報を、本
明細書において特に「外出先情報」という。

【００２２】また、本発明の自動位置管理システムにお
ける通信装置１０、１１は、外出先情報を電子掲示板２
０に送信する手段を有している。かかる手段を有するの
で、通信装置１０、１１を所有する利用者は、アンテナ
のない屋外に出た場合、すなわち通信装置１０、１１が
電子掲示板２０に位置情報を送信することができない範
囲に出た場合に、通信装置１０、１１を操作して自己の
存在する場所を電子掲示板２０に送信することが可能と
なる。

【００２３】また、通信装置１０、１１は、他の通信装
置と通信可能なものである。従って、通信装置１０、１
１を所有する利用者は、通信装置１０、１１を用いて電
話をかけることが可能であり、通信装置１０、１１同士
で電話による通信も可能となり、利用者（担当者）同士
の連絡が容易である。また、通信装置１０、１１の利用
者は、通信装置１０、１１を利用して電子メールを送受
信したり電子データ送受信することが可能となる。

【００２４】電子掲示板２０はイントラネット等のネッ
トワーク４０と接続されているので、通信装置１０、１
１を所有する人の位置をネットワーク４０を介してネッ
トワーク端末により見ることが可能である。

【００２５】次に、本発明の自動位置管理システムの動
作について図１を参照して説明する。通信装置１０を所
有する利用者は、先ず電子掲示板２０に自己の利用者情
報を登録する（ステップ１０１）。ここで、「利用者情
報」とは、通信装置と利用者とを対応させるための情報
であって、どの通信装置を誰が所有しているかについて
の情報である。利用者が利用者情報の登録を行うと、電
子掲示板２０は通信装置１０に対して利用者ＩＤを送付
する（ステップ１０２）。これにより、本発明の自動位
置管理システムは使用可能となる。

【００２６】次いで、通信装置１０を有する利用者が屋
内にいる場合、すなわち電子掲示板２０が位置情報を受
信できる範囲に通信装置１０が存在する場合には通信装
置１０から一定の時間間隔で自動的に位置情報が送信さ
れる（ステップ２０１）。また、通信装置１０を所有す
る利用者が屋内に外出した場合には外出先情報が送信さ
れる（ステップ３０１）。この外出先情報は、電話回線
を通じて電子掲示板２０に送信され、また一定の時間間
隔で自動的に送信される。また、通信装置１０を所有す
る利用者は、通信装置１０を操作することにより外出先
情報を電子掲示板２０に送信することもできる。

【００２７】また、通信装置１０を所有する利用者がど
こに位置するかを知りたい人６０は、電子掲示板２０を
目視し情報を取得することができる（ステップ４０
１）。また、電子掲示板２０はイントラネット４０と接
続されているので、通信装置１０を所有する利用者がど
こに位置するかを知りたい人は、イントラネット４０に
接続されたネットワーク端末５０を用いて情報を取得す
ることができる（ステップ４０２）。

【００２８】通信装置１０を所有する利用者を呼び出し
たい場合には、電子掲示板を見て、利用者の存在する場
所に電話をかけて呼び出すことが可能である。この場
合、屋内にいるのであれば内線電話により呼び出すこと
ができ、屋外にいる場合には、その利用者の存在する建
物等に電話をかけて呼び出すか、又は通信装置１０は他
の通信装置と通信可能なものであるので、直接通信装置
１０に電話をかけることも可能である（ステップ５０
２）。また、電子掲示板２０経由で呼び出すこともでき
る。また、電子情報等を利用者に対して送信したい場合
も、直接通信装置１０に対して送信することができる
（ステップ５０５）。

【００２９】本発明の自動位置管理システムは、携帯可
能な通信装置を複数有しており、他の通信装置１１は、
携帯通信モジュールにより情報を取得することができ
（ステップ４０３）、また、電子掲示板２０に対して情
報提供（ステップ５０４）をしたり、通信装置１１を呼
び出すこともできる（ステップ５０１）。更に、通信装
置１０と通信装置１１との間で通話をすることもできる
（ステップ５０３）。

【００３０】次に、本発明の自動位置管理方法について
説明する。本発明の自動位置管理方法は、携帯可能な通
信装置と電子掲示板との間で行われ、前記通信装置を利
用する利用者が自己の利用者情報を前記電子掲示板に送
信するステップ、前記通信装置が、一定の時間間隔で自
動的に位置情報を前記電子掲示板に送信するステップを
有することを特徴とする。

【００３１】前記通信装置、前記電子掲示板等について
は、上述した本発明の自動位置管理システムにおいて説
明した通りである。本発明の自動位置管理方法において
は、通信装置を利用する利用者が自己の利用者情報を電
子掲示板に登録するステップを有する。利用者情報と
は、上述したように、通信装置と利用者とを対応させる
ための情報であり、どの通信装置を誰が所有しているか
についての情報である。利用者が利用者情報を登録する
と、電子掲示板が通信装置に対して利用者ＩＤを送付
し、これにより、本発明の自動位置管理方法が使用可能
となる。

【００３２】本発明の自動位置管理方法においては、通
信装置が、一定の時間間隔で自動的に位置情報を電子掲
示板に送信するステップを有する。一定の時間間隔は任
意に設定することが可能であり、本発明の自動位置管理
方法を会社等の屋内において使用する場合は、通信装置
１０、１１から送信される位置情報を受信するためのア
ンテナが多数設置されており、該アンテナが位置情報を
受信し、受信された位置情報が電子掲示板に送信され、
電子掲示板に掲示される。

【００３３】本発明の自動位置管理方法においては、通
信装置が一定の時間間隔で自動的に位置情報を電子掲示
板に送信するので、通信装置を有する利用者の位置が自
動的に更新され、利用者の位置を正確に把握することが
可能である。また、利用者が移動した場合に自己の位置
が変更になったことを更新し忘れることがなくなる。な
お、位置情報の送信は、無線技術やブルーツース技術を
用いて送信することが可能である。利用者が屋外に出て
しまった場合、すなわち電子掲示板が通信装置から送信
される位置情報を受信することができない場合等には本
発明の自動位置管理方法においては、通信装置は、位置
情報を電話回線を通じて電子掲示板に送信することが可
能である。

【００３４】また、本発明の自動位置管理方法における
通信装置は、外出先情報を電子掲示板に送信する手段を
有している。かかる手段を有するので、通信装置を所有
する利用者は、アンテナのない屋外に出た場合であって
も、通信装置を操作して自己の存在する場所を電子掲示
板に送信することが可能である。

【００３５】

【発明の効果】以上説明したように、本発明の自動位置
管理システムは、屋外にいる場合であっても位置情報の
更新を容易に実施することができると共に、担当者同士
の連絡を容易にすることのできる自動位置管理システム
である。また、本発明の自動位置管理方法によれば、屋
外にいる場合であっても位置情報の更新を容易に実施す
ることができると共に、担当者同士の連絡を容易にする
ことができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本発明の自動位置管理システムの構成を示す
図である。

【符号の説明】

１０ 通信装置 １１ 通信装置 ２０ 電子掲示板 ４０ イントラネット ５０ ネットワーク端末

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 携帯可能な通信装置と電子掲示板とから
   なる自動位置管理システムであって、 前記通信装置が、位置情報を前記電子掲示板に送信する
   手段を有し、前記電子掲示板が、前記通信装置から送信
   された位置情報を受信し、受信した位置情報を掲示する
   手段を有することを特徴とする自動位置管理システム。
2. 【請求項２】 前記通信装置が、一定の時間間隔で自動
   的に位置情報を前記電子掲示板に送信する手段を有す
   る、請求項１に記載の自動在席管理システム。
3. 【請求項３】 前記通信装置が、外出先情報を前記電子
   掲示板に送信する手段を有する、請求項１又は２に記載
   の自動在席管理システム。
4. 【請求項４】 前記電子掲示板がネットワークと接続さ
   れている、請求項１〜３のいずれか１項に記載の自動在
   席管理システム。
5. 【請求項５】 前記通信装置が、他の通信装置と通信可
   能なものである、請求項１〜４のいずれか１項に記載の
   自動在席管理システム。
6. 【請求項６】 携帯可能な通信装置と電子掲示板との間
   で行われる自動位置管理方法であって、 前記通信装置を利用する利用者が自己の利用者情報を電
   子掲示板に登録するステップ、及び前記通信装置が、一
   定の時間間隔で自動的に位置情報を前記電子掲示板に送
   信するステップを有することを特徴とする自動位置管理
   方法。
7. 【請求項７】前記利用者が、前記通信装置を用いて外出
   先情報を前記電子掲示板に送信するステップを有する、
   請求項６に記載の自動位置管理方法。