JP2003069982A - Catvネットワークシステムを用いた安否確認方法及び安否確認システム - Google Patents

Catvネットワークシステムを用いた安否確認方法及び安否確認システム

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JP2003069982A JP2001255480A JP2001255480A JP2003069982A JP 2003069982 A JP2003069982 A JP 2003069982A JP 2001255480 A JP2001255480 A JP 2001255480A JP 2001255480 A JP2001255480 A JP 2001255480A JP 2003069982 A JP2003069982 A JP 2003069982A
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Shinsuke Nagai
新介 永井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】安価で確実な安否確認方法とそのシステムを提
供する。 【解決手段】CATVネットワークシステムにおいて、
各需要家の端末制御装置であるホームターミナル40に
電源スイッチ49のオンオフを検知するスイッチセンサ
48を設ける。そして、需要家によるTV受信時、即ち
ホームターミナル40の電源スイッチ49のオン時に、
CPU47がそのオン情報を中央装置10のホームター
ミナル制御装置15に送信する。ホームターミナル制御
装置15は、そのオン情報を蓄積し、需要家の安否を判
断する。例えば、所定期間オンされない場合は、その需
要家に直接、電話回線19でメッセージを告知する。応
答がない場合は、更に、その需要家の管理者18にイン
タネット17、電話回線19等で安否確認を促す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークシス
テムによって在宅者の安否を確認する確認方法及びその
システムに関する。特に、CATVネットワークシステ
ムを用いて、その端末制御装置のオンオフ、使用頻度、
使用時間等を調べることにより在宅者の安否を容易に確
認する安否確認方法及び安否確認システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、電話回線とコンピュータ装置
を用いた安否確認システムがある。それは、例えば需要
家のコンピュータ装置に冷蔵庫等の生活電気機器を接続
し、電気機器の利用を屋外のコンピュータ装置に送信す
るシステムである。又は、屋外のコンピュータ装置から
の要請によって、屋内のコンピュータ装置が生活電気機
器の動作を監視し、そのデータを送信するシステムであ
る。例えば、生活電気機器が冷蔵である場合は、その扉
に扉開閉センサを備える。そして、その扉の開閉を屋内
のコンピュータ装置が電話回線を用いて屋外の管理者の
コンピュータ装置に送信する。管理者は、所定期間内に
開閉があれば、需要家を健常と判定し、なければ否と判
定する。
【0003】
【発明が解決しようする課題】しかしながら、上記電話
回線とコンピュータ装置を用いた安否確認システムで
は、需要家はコンピュータ装置を常時稼動させておく必
要がある。又、需要家は、生活電気機器にセンサを取り
付け、そのセンサ出力を例えば有線又は無線等で読みと
る必要がある。この方法は、コンピュータ装置の常時稼
動が扉の開閉時間に比較して極めて長く非効率的であ
る。又、需要家は、センサとその通信装置が必要となり
需要家負担が大となるシステムである。又、扉の開閉に
応じてコンピュータ装置を稼動させ、その結果を管理者
のコンピュータ装置に送信するシステムも考えられる。
しかしながら、その場合は、扉の開閉に応じてコンピュ
ータ装置を駆動させる駆動装置が新たに必要である。何
れにしても、従来のシステムは需要家に負担を強いるコ
スト効率の低いシステム、即ち無駄の多いシステムであ
った。
【0004】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、CATVネットワークシステム
を安否確認システムに利用し、端末制御装置のオンオフ
信号を検出することにより、容易に、安価に、需要家の
安否を確認することである。又、管理者への送信を、イ
ンタネット等の他のネットワークを使用して行うことに
より、その安否確認システムの範囲をより広域とするこ
とである。又、そのシステムを提供することである。
尚、上記の目的は、個々の発明が個々に達成する目的で
あって、個々の発明が全ての上記の目的を達成するもの
と解釈されるべきではない。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載のCATVネットワークシステムを
用いた安否確認方法は、CATVネットワークシステム
を利用した安否確認方法であって、中央装置が端末制御
装置のデータを収集することにより、需要家の安否を確
認することを特徴とする。CATVネットワークシステ
ムは、需要家においては例えばホームターミナルと呼ば
れる端末制御装置を備え、それにTV装置を接続してい
る。よって、端末制御装置がTV装置のデータ(状態)
を検知し、中央装置がそのデータを端末制御装置から収
集するようにする。このようにすれば、中央装置はTV
装置、即ち需要家の状態を把握することができる。即
ち、従来例で示したように例えばコンピュータ装置、無
線通信装置、又は新たな配線等が不要となる。よって、
容易に安価に需要家の状態を把握することができる。
【0006】又、請求項2に記載のCATVネットワー
クシステムを用いた安否確認方法は、請求項1に記載の
CATVネットワークシステムを用いた安否確認方法で
あって、データは端末制御装置のオンオフであることを
特徴とする。CATVネットワークシステムにおいて、
需要家がTV装置で受信する場合は必ず端末制御装置を
オンにする必要がある。よって、データとしてこの端末
制御装置のオンオフを検知すれば、TV装置のオンオフ
が検知できる。即ち、需要家の安否を容易に確認するこ
とができる。
【0007】又、請求項3に記載のCATVネットワー
クシステムを用いた安否確認方法は、請求項1又は請求
項2に記載のCATVネットワークシステムを用いた安
否確認方法であって、データは端末制御装置の使用頻
度、又はオン時間であることを特徴とする。中央装置
は、端末制御装置のオンオフの回数をカウントすれば、
使用頻度を検知することができる。又、例えば端末制御
装置のオン(開始)からオフ(終了)までの時間を総計
すれば、TV受信時間の総計を検知することができる。
よって、この使用頻度とオン時間(全使用時間)に基づ
けばより正確に需要家の安否を推定することができる。
即ち、使用頻度が多ければ、又、オン時間の総計が多け
れば需要家は健常であることが推定される。
【0008】又、請求項4に記載のCATVネットワー
クシステムを用いた安否確認方法は、請求項1乃至請求
項3の何れか1項に記載のCATVネットワークシステ
ムを用いた安否確認方法であって、端末制御装置のデー
タ収集は中央装置が端末制御装置のアドレスを指定し、
その端末制御装置がデータを送信するポーリング方式で
あることを特徴とする。ポーリング方式は、中央装置が
例えば各端末制御装置に割り当てられたアドレスに従っ
て順次又は点呼式で問合せデータを送信し、その問合せ
データを受信した各端末制御装置がその状態を知らせる
方式である。状態とは、例えば各端末制御装置のオンオ
フ状態である。中央装置は、上記ポーリング方式によ
り、必要時に、必要な端末制御装置のデータを収集する
ことができる。従って、より効率よく各端末制御装置の
データ、即ち需要家の安否を確認することができる。
【0009】又、請求項5に記載のCATVネットワー
クシステムを用いた安否確認方法は請求項1乃至請求項
3の何れか1項に記載のCATVネットワークシステム
を用いた安否確認システムであって、データ収集は端末
制御装置のオン時に端末制御装置側から能動的にデータ
を送信し、中央装置が端末装置に蓄積されたそのデータ
を収集することを特徴とする。この方法によれば、中央
装置はいちいち各端末制御装置に命令を送る必要がな
い。各端末制御装置から自動的に送信されるデータを収
集し、例えばその頻度を分析すればよい。より効率的な
安否確認方法となる。
【0010】又、請求項6に記載のCATVネットワー
クシステムを用いた安否確認方法は、請求項1乃至請求
項5の何れか1項に記載のCATVネットワークシステ
ムを用いた安否確認方法であって、中央装置はデータに
基づいて、端末制御装置の需要家又は需要家の管理者に
CATVネットワークシステム又は他のネットワークシ
ステムを介してメッセージを送信することを特徴とす
る。中央装置はデータ、即ち安否確認の結果に基づい
て、例えば所定期間内に端末制御装置のオンオフがない
場合、CATVの告知放送システムで需要家又は需要家
の管理者に安否確認のメッセージを送信する。又は、他
のネットワークシステムで、例えば有線/無線の電話回
線網等で需要家又は需要家の管理者にメッセージを送信
する。
【0011】メッセージとは、CATVネットワークシ
ステムを使用する場合は、例えば告知放送、電子メール
等である。又、他のネットワークシステムの場合は、例
えば有線/無線の電話回線網を使用した音声メッセージ
又は文字メッセージ等である。即ち、需要家に直接、安
否を確認する方法、又は管理者にその需要家の安否を直
接確認させる方法である。これにより、より確実に需要
家の安否を確認することができる。尚、上記メッセージ
送信において、その順序は問わない。例えば、最初に需
要家にメッセージを送信し、応答がない場合に次に管理
者に送信してもよい。又、直接、管理者のみに送信して
もよい。どちらでもよい。両者を含む。
【0012】又、請求項7に記載のCATVネットワー
クシステムを用いた安否確認方法は請求項6に記載のC
ATVネットワークシステムを用いた安否確認方法であ
って、他のネットワークシステムは、有線及び/又は無
線の電話回線網であることを特徴とする。電話回線網
は、広く分布している。よって、管理者は電話回線網の
管理領域であれば、何れの個所からも需要家の安否を確
認することができる。よって、利便性に優れた安否確認
方法となる。
【0013】又、請求項8に記載のCATVネットワー
クシステムを用いた安否確認方法は、請求項6に記載の
CATVネットワークシステムを用いた安否確認方法で
あって、他のネットワークシステムはインタネットであ
ることを特徴とする。インタネットは、メッセージを文
字データで高速に安価に転送することができる。よっ
て、インタネットを経由して、市中の管理者にそのメッ
セージを転送すれば、需要家安否の管理コストを低減す
ることができる。
【0014】又、請求項9に記載のCATVネットワー
クシステムを用いた安否確認システムは、CATVネッ
トワークシステムの中央装置が各需要家の端末制御装置
のデータを収集することにより、需要家の安否を確認す
る安否確認システムであって、端末制御装置にその端末
制御装置をオンオフさせるスイッチと、そのスイッチの
オンオフ状態を検知するセンサ装置と、そのセンサ装置
の状態を中央装置に送信する送信器を備えたことを特徴
とする。スイッチは、TV受信される場合、需要家によ
って常にオンされる。センサ装置は、そのスイッチのオ
ンオフ状態を検出する。そして、送信器がそのセンサ装
置の状態をCATVケーブルを介して中央装置に送信す
る。この時、送信器は、例えばセンサ装置がオンを検出
した時に稼動し、それを中央装置に送信する。これによ
り、中央装置は端末制御装置のオンを認識することがで
きる。即ち、需要家の安否を容易に確認することができ
る。
【0015】又、請求項10に記載のCATVネットワ
ークシステムを用いた安否確認システムによれば、中央
装置は端末制御装置に命令を送信し端末制御装置からの
データを受信する送受信器を備え、端末制御装置は中央
装置の命令を受信する受信器とコンピュータ装置を備え
ていることを特徴とする。中央装置の送受信器は、端末
制御装置に命令としてデータ収集命令を送信する。この
時、データ収集命令は、単命令であっても複数命令であ
ってもよい。両者を含む。そして、端末制御装置の受信
器は上記命令を受信し、コンピュータ装置(CPU)が
受信した命令に従ってデータを収集する。データとは、
例えば端末制御装置のオン時間、頻度等である。中央装
置の送受信器は、端末制御装置から送信されたデータを
受信し、例えば端末制御装置のオン時間、頻度等から、
需要家の安否を判定する。
【0016】又、中央装置の送受信器は、端末制御装置
に対して命令として告知命令を送信することができる。
告知命令とは、例えば端末制御装置にスピーカ装置があ
る場合は、需要家に音声を流す命令である。例えば、オ
ン時間が長時間に渡る場合は、中央装置は端末制御装置
に告知命令を送信する。端末制御装置のコンピュータ装
置は告知命令を受信した場合は、所定のメッセージを需
要家に流す。例えば、安否確認のため端末制御装置をオ
フにするように告知する。応答(オフ)があれば、安否
が確認される。上記のようにこのシステムによれば、中
央装置からの様々な命令に従って、端末制御装置は様々
にデータを収集、又は様々に出力(告知)することがで
きる。よって、需要家の安否をより正確に把握すること
ができる。
【0017】又、請求項11に記載のCATVネットワ
ークシステムを用いた安否確認システムによれば、中央
装置は他のネットワークシステムへの接続装置を備えて
いることを特徴とする。中央装置は、接続装置を備えて
いるので他のネットワークシステムに接続でき、それを
介して需要家の安否を確認することができる。例えば、
CATVシステムがスピーカ装置を備えていない場合
は、他のネットワークシステムで、音声で、直接需要家
に安否を確認することができる。又は、管理者を介して
間接的に需要家の安否を確認することができる。
【0018】又、請求項12に記載のCATVネットワ
ークシステムを用いた安否確認システムによれば、他の
ネットワークシステムへの接続装置は、電話回線網及び
/又はインタネットへの接続装置であることを特徴とす
る。中央装置が電話回線網への接続装置を備えていれ
ば、電話回線で需要家に直接安否を確認することができ
る。又は、管理者に安否を確認させることができる。電
話回線網は、広く分布している。よって、何れの個所の
需要家に対しても安否を確認することができる。よっ
て、利便性に優れた安否確認システムとなる。又、中央
装置がインタネットへの接続装置を備えていれば、中央
装置はインタネットを介して例えば管理者に連絡するこ
とができる。インタネットは、メッセージを文字データ
で高速に安価に転送することができる。よって、インタ
ネットを経由して、市中の管理者にそのメッセージを転
送すれば、需要家安否の管理コストを低減する安否確認
システムとなる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。尚、本発明は下記実施例に
限定されるものではない。 (実施例)図1に、本発明の安否確認方法を使用する安
否確認システムを示す。図は、CATVネットワークシ
ステムを用いた安否確認システムの構成図である。本発
明の安否確認システムは、CATV局に配設された中央
装置10、中央装置10に設けられたホームターミナル
制御装置15、送受信器14、他のネットワークシステ
ムと接続する接続装置16、インタネット17、電話回
線19、中央装置10から敷設された光ファイバケーブ
ル20、光ファイブケーブル20途中に複数設けられた
中継装置29、その中継装置29から延出された分岐ケ
ーブル21、分岐ケーブル21に接続された需要家シス
テム30、需要家システム30に接続された端末制御装
置であるホームターミナル40、TV受信装置36、コ
ンピュータ装置37から構成される。尚、需要家システ
ム30におけるホームターミナル40は、それぞれCA
TVネットワークシステムにおけるアドレスを有してい
るものとする。又、需要家システム30は、多数の需要
家を有する構内ネットワークシステムでもよくその場合
は信号経路は分配器31によって多数の需要家に分配さ
れる。
【0020】上記構成において、需要家がTV受信装置
36、又はコンピュータ装置37を使用する場合は、ホ
ームターミナル40をオンにする必要がある。よって、
中央装置10側でそのホームターミナル40のオンオフ
状態を受信し、ホームターミナル制御装置15でそのオ
ンオフの頻度を計数すれば需要家の安否を確認すること
ができる。例えば、数日に渡ってオンオフがなければ需
要家は不在、若しくはトラブル発生と判断し、管理者1
9に該当する需要家の安否確認を促す。又は、ホームタ
ーミナル40のオン時間、オフ時間等の計数により判断
する。例えば、24時間連続してオン状態であれば管理
者18に需要家の安否確認を促す。又は、接続装置16
を介してインタネット17に接続された管理者18等に
確認を促す。又は、電話回線19を介して無線で管理者
18にその需要家30の安否を確認させる。
【0021】図2に本実施例に用いるホームターミナル
40を示す。図は、ブロック図である。ホームターミナ
ル40は、分岐器41、分波フィルタ42、チューナ4
3、復調器44、受信器45、送信器46、コンピュー
タ装置であるCPU47、センサ装置であるスイッチセ
ンサ48、電源をオンオフするスイッチである電源スイ
ッチ49から構成される。分岐器41は、70〜770
MHzの下り信号を分岐する装置である。分波フィルタ
42は、分岐器41によって分岐された下り信号を受信
器45側に分波し、又送信器46からの上り信号を上流
に送出する装置である。受信器45は、中央装置10か
らの指令を受信しCPU47に送出する装置である。
又、送信器46は、CPU47からの情報を10〜55
Mz帯の上り信号で中央装置10に送信する装置であ
る。CPU47は中央装置10の指令を実行し、又スイ
ッチセンサ48の情報を送信器46を介して中央装置1
0に送出する装置である。スイッチセンサ48は、電源
スイッチ49のオンオフ状態を検知するセンサである。
【0022】図3に本実施例のホームターミナル40を
CATVネットワークシステムに用いた詳細図を示す。
図は、中央装置10の各要素とホームターミナル40の
各要素の関係を示すシステム構成図である。本実施例の
ホームターミナル40は、図のように分岐線21、中継
装置29、光電変換器25、光ファイバ20で中央装置
10側の送受信器14、ホームターミナル制御装置15
に接続される。このシステム図を用いて、需要家の安否
を確認する方法を説明する。先ずホームターミナル40
のCPU47は、各需要家によって電源スイッチ49が
オンオフされるとその状態を送信器45を介して、中央
装置10に送信する。そのデータを、上り信号帯域の例
えば空き帯域を用いて送信する。中央装置10側では、
その上り信号を分波器14cを介して受信器14bで受
信し、ホームターミナル制御装置15でそのデータを蓄
積する。
【0023】ホームターミナル制御装置15は、その蓄
積されたデータに基づいて安否を判断する。例えば、上
記のように一日のオンオフ回数、オン状態オフ状態の連
続時間等で判断する。トラブル発生が推定される場合
は、ホームターミナル制御装置15が、予め録音された
メッセージをインタネット17、又は電話回線19によ
って需要家に送る。需要家から応答がなければ、ホーム
ターミナル制御装置15は、管理者18に所定のメッセ
ージを送信する。管理者18はそのメッセージを受けて
該当する需要家を訪問する。このようにすれば、確実に
需要家の安否を確認することができる。
【0024】(変形例)以上、本発明を表わす1実施例
を示したが、他にさまざまな変形例が考えられる。例え
ば、上記実施例では、ホームターミナル40の電源スイ
ッチ49が押される毎にCPU47がその状態を中央装
置10に送信していたが、中央装置10からの指令に応
じてその時点の電源スイッチ49の状態を検出し、それ
を送信してもよい。所謂、ポーリング方式でもよい。即
ち、ホームターミナル制御装置15は、常に稼動してい
なくてもよい。昼食時等の所定時間帯にのみ稼動するよ
うにしてもよい。そして、そのホームターミナル40の
稼動状況(電源スイッチ49のオン状態)を調査する。
これにより、より効率的となり安価な安否確認システム
となる。この場合は、例えば中央装置10側のホームタ
ーミナル制御装置15が、全需要家の全ホームターミナ
ル40にアドレスとデータ(指令)を送信する。アドレ
スの合致したCPU47はそのデータを読みとり、例え
ばスイッチセンサ48から電源スイッチ49の状態を検
出する。そして、その結果を送信器46を用いて、逆の
経路で中央装置10に送信する。中央装置10側では、
その結果をホームターミナル制御装置15で集計する。
そして、その集計結果に基づいて、上記安否確認を管理
者18に促してもよい。このようにすれば、より効率的
に需要家の安否を確認することができる。
【0025】又、上記実施例では、ホームターミナル制
御装置14は管理者にインタネット17又は無線の電話
回線で管理者18にメッセージを送ったが、勿論有線の
電話回線でもよい。同様なシステムを構成することがで
き、同様な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る安否確認システム構成
図。
【図2】本発明の実施例に係る端末制御装置(ホームタ
ーミナル)の構成図。
【図3】本発明の実施例に係る中央装置構成要素と端末
制御装置構成要素の詳細関係図。
【符号の説明】
10…中央装置 14…送受信器 15…ホームターミナル制御装置 16…接続装置 17…インタネット 19…電話回線 20…光ファイバ 21…分岐ケーブル 29…中継装置 30…需要家システム 36…TV受信器 37…コンピュータ装置 40…ホームターミナル 45…受信器 46…送信器 47…CPU 48…スイッチセンサ 49…電源スイッチ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネットワークシステムを利用した安否確認
    方法であって、CATVネットワークシステムの中央装
    置が各需要家の端末制御装置のデータを収集することに
    より、需要家の安否を確認することを特徴とするCAT
    Vネットワークシステムを用いた安否確認方法。
  2. 【請求項2】前記データは、前記端末制御装置のオンオ
    フであることを特徴とする請求項1に記載のCATVネ
    ットワークシステムを用いた安否確認方法。
  3. 【請求項3】前記データは、前記端末制御装置の使用頻
    度、又はオン時間であることを特徴とする請求項1又は
    請求項2に記載のCATVネットワークシステムを用い
    た安否確認方法。
  4. 【請求項4】前記端末制御装置のデータ収集は、前記中
    央装置が前記端末制御装置のアドレスを指定し当該端末
    制御装置がデータを送信するポーリング方式であること
    を特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載
    のCATVネットワークシステムを用いた安否確認方
    法。
  5. 【請求項5】前記データ収集は、前記端末制御装置のオ
    ン時に前記端末制御装置側から能動的にデータを送信
    し、中央装置が前記端末装置に蓄積された該データを収
    集することを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか
    1項に記載のCATVネットワークシステムを用いた安
    否確認方法。
  6. 【請求項6】前記中央装置は前記データに基づいて、前
    記端末制御装置の需要家又は該需要家の管理者に、前記
    CATVネットワークシステム又は他のネットワークシ
    ステムを介してメッセージを送信することを特徴とする
    請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載のCATVネ
    ットワークシステムを用いた安否確認方法。
  7. 【請求項7】前記他のネットワークシステムは、有線及
    び/又は無線の電話回線網であることを特徴とする請求
    項6に記載のCATVネットワークシステムを用いた安
    否確認方法。
  8. 【請求項8】前記他のネットワークシステムは、インタ
    ネットであることを特徴とする請求項6に記載のCAT
    Vネットワークシステムを用いた安否確認方法。
  9. 【請求項9】CATVネットワークシステムの中央装置
    が各需要家の端末制御装置のデータを収集することによ
    り、需要家の安否を確認するCATVネットワークシス
    テムを用いた安否確認システムであって、 前記端末制御装置に、該端末制御装置をオンオフさせる
    スイッチと、 前記スイッチのオンオフ状態を検知するセンサ装置と、 該センサ装置の状態を前記中央装置に送信する送信器と
    を備えたことを特徴とするCATVネットワークシステ
    ムを用いた安否確認システム。
  10. 【請求項10】前記中央装置は、前記端末制御装置に命
    令を送信して端末制御装置からのデータを受信する送受
    信器を備え、前記端末制御装置は前記中央装置の命令を
    受信する受信器とコンピュータ装置を備えていることを
    特徴とする請求項9に記載のCATVネットワークシス
    テムを用いた安否確認システム。
  11. 【請求項11】前記中央装置は、他のネットワークシス
    テムへの接続装置を備えていることを特徴とする請求項
    10に記載のCATVネットワークシステムを用いた安
    否確認システム。
  12. 【請求項12】前記他のネットワークシステムへの接続
    装置は、電話回線網及び/又はインタネットへの接続装
    置であることを特徴とする請求項11に記載のCATV
    ネットワークシステムを用いた安否確認システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014207505A (ja) * 2013-04-10 2014-10-30 ホーチキ株式会社 告知放送システム

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