JP2003069896A - フレア補正方法とこの方法を用いるカメラ並びに前記フレア補正方法のプログラムおよびこれを記録した媒体 - Google Patents

フレア補正方法とこの方法を用いるカメラ並びに前記フレア補正方法のプログラムおよびこれを記録した媒体

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JP2003069896A
JP2003069896A JP2001259366A JP2001259366A JP2003069896A JP 2003069896 A JP2003069896 A JP 2003069896A JP 2001259366 A JP2001259366 A JP 2001259366A JP 2001259366 A JP2001259366 A JP 2001259366A JP 2003069896 A JP2003069896 A JP 2003069896A
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弘文 榎本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】画像中の各画素毎にフレアを補正するようにし
た、しかも処理が比較的簡便で精度の高いフレア補正方
法を提供すること。 【解決手段】フレアが各種カメラ固有の特性であること
を前提として、その特性(フレア特性)を予め測定し、
この情報をデジタル演算処理機能部に保存しておき、撮
影した全ての画像を、上述のフレア特性を用いて補正す
ることを特徴とする。補正は、画像の照度毎に変えて行
うことが好ましい。また、このフレア補正機能はカメラ
に搭載することも可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フレア補正方法お
よびこの方法を用いるカメラに関し、より具体的には、
画像中の各画素毎にフレアを補正するようにした、しか
も処理が比較的簡便で精度の高いフレア補正方法および
この方法を用いるカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】デジタルスチルカメラに代表される、C
CD等を用いた2次元デジタルカメラにより2次元画像
を取得するシステムにおいては、被写体全体の輝度分布
が、撮影用レンズを通してCCDセンサ上に一画面同時
に結像されるため、一般写真用カメラと同様に、カメラ
内にフレアが生じ、その影響を受けて、得られた2次元
画像が実際の画像とは異なったものになってしまう。
【0003】被写体には、通常、明るい部分と暗い部分
とが共存しており、特に、暗い部分の画像は、明るい部
分の画像からの影響を受けやすく、正確な画像の再現が
困難な場合がある。また、2次元デジタルカメラの場
合、一般の写真感光材料に比べてCCDセンサ表面の反
射率が高いこともあって、その影響が大きくなるという
事情もある。
【0004】このような場合、撮影目的が一般的な画像
撮影であれば、用いる出力手段(表示装置,プリンタな
ど)の特性を考慮して階調補正を行うことにより、不自
然な感じをある程度補正することが可能である。しか
し、解析用の高精度な撮像を行うカメラにおいては、本
質的にフレアを除去した正確な画像の再現が必要とされ
る場合が多く、この場合には、上述のような階調補正な
どによる方法は用いることができない。
【0005】ところで、フレアは、これも周知のよう
に、例えば、撮像装置を構成するレンズやフィルタ等の
ガラス部材と空気との界面における光の反射、あるい
は、レンズ枠,絞り,感光材料やCCDの受光面からの
光の反射などに起因するといわれている。これらのフレ
アは、ガラス部材に反射防止膜をコーティングしたり、
それらのクリーニングを行ったりすることで、ある程度
低減させることは可能であるが、完全に除去することは
不可能である。
【0006】一方、フレアを電気的な処理により除去す
る方法としては、前述のような、撮像装置により得られ
た画像データを、各画素毎に補正することも試みられて
はいるが、十分な精度が得られなかったり、多数の画素
に対する処理に膨大な時間を要してしまうという問題が
あった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事情に
鑑みてなされたもので、その目的とするところは、従来
の技術における問題を解消し、画像中の各画素毎にフレ
アを補正するようにした、しかも処理が比較的簡便で精
度の高いフレア補正方法とこの方法を用いるカメラ並び
に前記フレア補正方法のプログラムおよびこれを記録し
た媒体を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係るフレア補正方法においては、上記フレ
アが各種カメラ固有の特性であることを前提として、そ
の特性(フレア特性)を予め測定し、この情報をデジタ
ル演算処理機能部に保存しておき、撮影した全ての画像
を、上述のフレア特性を用いて補正することを特徴とす
る。
【0009】ここで、前記フレア特性を用いる補正は、
被写体の各種の平均照度に対応するフレア係数Ff の関
係を用いるものであることが好ましい。また、前記被写
体の各種の平均照度に対応するフレア係数Ff の関係
は、面積率の異なる網点パターン、もしくは、平行線パ
ターンを用いて得ることが可能である。さらに、前記被
写体の各種の平均照度に対応するフレア係数Ff の関係
は、これをテーブル化しておいて用いることが好まし
い。
【0010】また、前記被写体の各種の平均照度に対応
するフレア係数Ff の関係を用いる補正は、前記フレア
係数Ff を用いてフレアの影響を受けた受光面の最小被
写体照度(Imin )からフレアの影響を補正した値(I
0min)を求め、この両者からその被写体固有のフレア光
量(If )を求めて、対象画像の各画素からこの被写体
固有のフレア光量If を差し引くものであることが好ま
しい。
【0011】なお、前記フレア係数Ff を用いてフレア
の影響を受けた受光面の最小被写体照度(Imin )から
フレアの影響を補正した値(I0min)を求めるには、 I0min=Imin /Ff なる関係を用い、また、被写体固有のフレア光量If
は、If=Imin −I0minなる関係から求め、最終的に
各画素の照度Ii から、 I0i=Ii −If なる関係に基づいて、補正済みの各画素の照度I0iを算
出することが好ましい。
【0012】またさらに、上記各項に記載のフレア特性
を用いる補正に加えて、さらに、このフレア特性を用い
る補正の強度を規定する補正係数を用いるようにするこ
とも好ましい。
【0013】本発明は、2次元画像の取り込みが可能な
デジタルカメラであって、上記各項に記載のフレア補正
方法を実行するためのフレア補正制御部を備えたことを
特徴とするカメラとして具体化することも可能である。
【0014】また、本発明に係るフレア補正方法は、こ
れをコンピュータに実行させるためのプログラムとして
商品化することが可能である。その際には、このプログ
ラムを記録した媒体として流通させることが可能であ
る。
【0015】以下、本発明の原理を、詳細に説明する。
一般写真用カメラとうにおけるフレア特性を表わす量と
して、式(1)に示すフレア係数(ここでは、Ff と表
記する)があるが、2次元デジタルカメラにおいても同
様のフレア係数を用いることができる。 Ff =(Lmax /Lmin )/(Imax /Imin ) (1) ここで、Lmax :最大被写体輝度Lmin :最小被写体輝
度 Imax :受光面の最大被写体照度 Imin :受光面の最小被写体照度
【0016】ここで、フレアが全くない場合を想定し、
そのときの照度Imax をI0max、Imin をI0minとする
と、Ff は1.0となり、被写体輝度と受光面照度の関
係は式(2)で表わせる。 (Lmax /Lmin )=(I0max/I0min) (2) 従って、式(1)は式(3)で表わすことができる。 Ff =(I0max/I0min)/(Imax /Imin ) (3)
【0017】ここで、実際にはフレアの影響をほとんど
受けないImax はI0maxに等しく、式(3)のImax を
0maxに置き換えることができるので、式(3)から式
(4)を導くことができる。 I0min=Imin /Ff (4) 式(4)から、フレア係数Ff が既知であれば、フレア
の影響を受けたIminから、フレアの影響を受けないI0
minを求めることができる。
【0018】仮に、フレア係数Ff が1. 6のカメラで
受光したある被写体の最も明るい部分の照度Imax が
1.0で、フレアの影響を受けた最も暗い部分の照度I
min が0. 016(−LogImin =1. 8)であったと
すると、式(5)に示すように、フレアの影響を受けた
Imin は、フレアを補正したI0minに変換することがで
きる。 I0min=0. 016/1. 6 =0. 01(−LogI0min=2. 0) (5)
【0019】しかし、実際の被写体照度でフレアの影響
を受けるのはImin だけでなく、Imax からImin まで
の全ての画素照度(Ii )が、照度に応じて影響を受け
るため、全ての照度値を補正する必要がある。その方法
として、式(4)で得られた補正済みのI0minと未補正
のImin から、式(6)を用いて、その被写体固有のフ
レア光量If を求める。このIf は全ての画素に同一量
が加算されているので、全ての画素照度Ii は式(7)
を用いてフレアの影響を除いたI0iに補正することがで
きる。 If=Imin −I0min (6) I0i=Ii −If (7) 以上が、本発明の基本原理である。
【0020】ただし、現実には、フレア係数は被写体の
輝度分布や対象画像の細かさ(解像度)によって変化す
るため、一被写体から求めた一義的なフレア係数で全て
の被写体画像の正確な補正を行うことはできない。そこ
で、被写体の輝度分布と解像度に応じたフレア係数を求
め、その値を用いて補正することが望ましい。以下、こ
の点について説明する。
【0021】上述のような複数の一連のフレア係数を求
める方法としては、いくつかの方法が考えられる。基本
的には、濃度値か透過率値が正確に判っている黒白(明
暗)のモザイク状のパターン(ドット,ストライプ等)
を用いる。それらのパターンは、複数必要であり、白地
の中に全面積の5%から95%程度の面積を有する、一
連の黒のパターンを規則的に配列したものがよく、コン
トラストは透過率比で1:100程度のものがよい。ま
た、要求される解像度に対応するため、パターンは細か
いものから粗いものまで必要である。なお、この調整は
CCDカメラの撮影倍率を変更することによって実現す
ることも可能である。以下では、本発明の具体的構成
を、実施形態に基づいて説明する。
【0022】
【発明の実施の形態】図1および図4は、本発明に係る
フレア補正方法の要点を説明するためのフローチャート
である。図1は準備段階に相当する。図1において、ス
テップ11は、対象カメラの固有のフレア係数を求める
ステップである。ステップ12は、ステップ11で得た
結果を、使いやすいようにテーブル化するステップであ
る。
【0023】上述のような、被写体の輝度分布と解像度
に応じたフレア係数を求める方法としては、例えば、図
2に示すような網点パターン(ここでは、例として、2
種類のパターンを示している)を用いる方法が好適に用
い得るが、もちろん、本発明はこれに限定されるもので
はなく、前述のようにストライプで構成されたパターン
なども好適に用い得る。ここで用いる網点パターンは、
黒と白のコントラストの高いもの(いわゆる、ハードド
ット)が望ましく、また、要求される解像度に対応する
ため、網点サイズの細かいものから粗いものまでが必要
である。
【0024】図3は、網点面積率が5%から95%まで
の5種類の網点パターンを用いて測定した、2次元デジ
タルカメラにおける被写体の平均照度率(1−網点面積
率)に対するフレア係数Ff の例を示すものである。な
お、ここで用いた網点サイズは、CCDセンサ上に換算
して、1. 5(c /mm)である。
【0025】図3に示した被写体の平均照度率とフレア
係数Ff の関係を基に、被写体の平均照度率Iave (最
大値で正規化した値)に対するフレア係数Ff を選択し
て用いることにより、各種平均照度率の被写体のフレア
を補正することができる。ここで、図3の関係は、テー
ブル化して用いることも可能であり、これにより計算が
さらに容易になるという効果も得られる。
【0026】図4は、実測段階に相当する動作フロー図
である。実測における補正の段階では、下記の各ステッ
プが適用される。ステップ21では、対象被写体を撮影
して画像を取得する。ステップ22では、撮影した画像
の全データから、最大値,最小値,平均値を検出(もし
くは、算出)する。ステップ23では、先に作成したテ
ーブルを用いて、平均値に対するフレア係数を求める。
【0027】次に、ステップ24では、先に説明した式
(4)を用いて、フレアの影響を受けたImin から、フ
レアの影響を受けないI0minを求める。さらに、ステッ
プ25では、これも先に説明した式(6)を用いて、上
で求めたI0minと未補正のImin から、その被写体固有
のフレア光量If を求める。最後に、ステップ24で、
先に説明した式(7)に従い、上で求めた被写体固有の
フレア光量If を用いて、全ての画素のデータを、フレ
ア補正する。
【0028】上記実施形態によれば、コントラストの高
い網点パターンを用いて作製した、被写体の平均照度率
とフレア係数Ff の関係を用いたことにより、高忠実度
の画像が要求される場合にも、十分なフレアの補正を行
うことが可能になる。ただし、この方法では、特にコン
トラストの低い明るい被写体(この種の被写体の画像に
ついては、一般的には、フレアの補正を行う必要がない
場合が多いのであるが)には、補正が十分に行われない
ことがある。
【0029】そこで、これについては、以下のような精
密補正方法を適用してもよい。式(8)は、上述のよう
な場合に、フレア係数が好ましくない異常な値にならな
いようにするための補正係数Kを求める式である。式
(8)の意味するところは、被写体の平均照度率が最大
の場合には、Kがほぼ1. 0になり、最小の場合に、K
がほぼ0になることに基づいている。 K=(Iave −Imin )2 /Iave2 (8) ここで、Iave :実際の被写体の平均照度率 Imin :実際の被写体の最小照度率
【0030】本実施形態においては、図3に示した関係
を用いて実際のFf を求める場合の平均照度率Iave
は、下記の式(9)を用いて補正した値I0aveを用いる
ものとする。 I0ave=K*Iave =(Iave −Imin )2 /Iave (9)
【0031】上記実施形態によれば、前述の、コントラ
ストの高い網点パターンを用いて作製した、被写体の平
均照度率とフレア係数Ff の関係を、補正係数を介して
用いるようにしたことにより、特にコントラストの低
い、明るい被写体の場合にも、十分なフレアの補正を行
うことが可能となり、高忠実度の画像が要求される場合
にも、十分なフレアの補正を行うことが可能になる。
【0032】上記各実施形態に示したフレアの補正のた
めの演算機能は、通常は、図5に示すように、撮像装置
(カメラ部)とは別体の処理装置(処理機能部)に持た
せてもよいが、撮像装置内に組み込んで、単体でフレア
補正機能を有するカメラとして具体化することも可能で
ある。なお、ここでいうカメラとしては、一般的なデジ
タルカメラの他に、例えば、マルチバンドカメラと呼ば
れる解析用の高忠実度画像の取得が可能なカメラなども
挙げることができる。
【0033】また、本発明は、これ以外にも、一般写真
用カメラでフィルム上に撮影した画像(ネガ,リバーサ
ル)を、CCDスキャナでデジタルデータに変換し、デ
ジタルプリンタにより出力するようなシステムにおい
て、フィルム画像の読み取りを行う装置(画像読取装
置)のフレア補正に適用することができる。さらに、写
真用途に限らず、2次元デジタルカメラを用いる産業用
の各種画像解析装置にも応用可能である。
【0034】上記各実施形態はいずれも本発明の一例を
示すものであり、本発明はこれらに限定されるものでは
なく、本発明の要旨を変更しない範囲内で、適宜の変
更,改良を行ってもよいことはいうまでもない。
【0035】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、画像中の各画素毎にフレアを補正するようにし
た、しかも処理が比較的簡便で精度の高いフレア補正方
法を提供することができる。
【0036】また、上記方法に基づくカメラは、解析用
などの高忠実度カメラとして極めて有効なものであり、
さらに、上記フレア補正方法をコンピュータに実行させ
るためのプログラムおよびこれを記録した媒体は、これ
を商品として流通させることが可能なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るフレア補正方法の要点を説明す
るフローチャート(その1)である。
【図2】 被写体の輝度分布と解像度に応じたフレア係
数を求める方法に用いる網点パターンの例を示す図であ
る。
【図3】 5種類の網点パターンを用いて測定した、2
次元デジタルカメラにおける被写体の平均照度率に対す
るフレア係数Ff の例を示す図である。
【図4】 本発明に係るフレア補正方法の要点を説明す
るフローチャート(その2)である。を示す図である。
【図5】 一実施形態に係るカメラと処理装置を示す図
である。
【符号の説明】
11,12,21〜26 処理ステップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B047 AB04 BA03 BB04 DA06 5C021 PA16 PA38 PA66 PA67 PA71 RB05 RB07 XA43 XA66 YA01 YB03 ZA01 5C022 AB37 AB51 AC42 AC76 5C077 LL04 MP01 PP08 PP10 PP46 PP47 PQ12 PQ23 SS01 TT09

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各種カメラにつき、そのフレア特性を予め
    測定し、この情報を保存しておき、撮影した全ての画像
    を、前記フレア特性を用いて補正することを特徴とする
    フレア補正方法。
  2. 【請求項2】前記フレア特性を用いる補正は、被写体の
    各種の平均照度に対応するフレア係数Ff の関係を用い
    るものであることを特徴とする請求項1に記載のフレア
    補正方法。
  3. 【請求項3】前記被写体の各種の平均照度に対応するフ
    レア係数Ff の関係を、面積率の異なる網点パターンを
    用いて得ることを特徴とする請求項2に記載のフレア補
    正方法。
  4. 【請求項4】前記被写体の各種の平均照度に対応するフ
    レア係数Ff の関係を、面積率の異なる平行線パターン
    を用いて得ることを特徴とする請求項2に記載のフレア
    補正方法。
  5. 【請求項5】前記被写体の各種の平均照度に対応するフ
    レア係数Ff の関係を、テーブル化しておいて用いるこ
    とを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載のフ
    レア補正方法。
  6. 【請求項6】前記被写体の各種の平均照度に対応するフ
    レア係数Ff の関係を用いる補正は、前記フレア係数F
    f を用いてフレアの影響を受けた受光面の最小被写体照
    度(Imin )からフレアの影響を補正した値(I0min)
    を求め、この両者からその被写体固有のフレア光量(I
    f )を求めて、対象画像の各画素からこの被写体固有の
    フレア光量If を差し引くものであることを特徴とする
    請求項2〜5のいずれか1項に記載のフレア補正方法。
  7. 【請求項7】前記フレア係数Ff を用いてフレアの影響
    を受けた受光面の最小被写体照度(Imin )からフレア
    の影響を補正した値(I0min)を求めるには、 I0min=Imin /Ff なる関係を用い、また、被写体固有のフレア光量If
    は、If=Imin −I0minなる関係から求め、最終的に
    各画素の照度Ii から、 I0i=Ii −If なる関係に基づいて補正済みの各画素の照度I0iを、算
    出するものであることを特徴とする請求項6に記載のフ
    レア補正方法。
  8. 【請求項8】請求項2〜7のいずれか1項に記載のフレ
    ア特性を用いる補正に加えて、さらに、このフレア特性
    を用いる補正の強度を規定する補正係数を用いるように
    したことを特徴とするフレア補正方法。
  9. 【請求項9】2次元画像の取り込みが可能なデジタルカ
    メラであって、請求項1〜8のいずれか1項に記載のフ
    レア補正方法を実行するためのフレア補正制御部を備え
    たことを特徴とするカメラ。
  10. 【請求項10】請求項1〜8のいずれか1項に記載のフ
    レア補正方法をコンピュータに実行させるためのプログ
    ラム。
  11. 【請求項11】請求項1〜8のいずれか1項に記載のフ
    レア補正方法をコンピュータに実行させるためのプログ
    ラムを記録した媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7663677B2 (en) * 2003-08-18 2010-02-16 Ricoh Company, Ltd. Imaging apparatus with gradation sequence conversion based at least upon zoom position
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