JP2003069487A - 移動局基準周波数の補正方式およびその方法 - Google Patents

移動局基準周波数の補正方式およびその方法

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JP2003069487A
JP2003069487A JP2001260307A JP2001260307A JP2003069487A JP 2003069487 A JP2003069487 A JP 2003069487A JP 2001260307 A JP2001260307 A JP 2001260307A JP 2001260307 A JP2001260307 A JP 2001260307A JP 2003069487 A JP2003069487 A JP 2003069487A
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base station
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control voltage
oscillation frequency
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JP2001260307A
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Kazuo Takahashi
和生 高橋
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MX Mobiling Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】基準基地局をトラフィックの多い場所に配置
し、基準基地局との通信により、移動局のVC−TCX
Oの周波数のズレ分を補正し、常に品質の良い音声通
信、データ通信を可能とする。 【解決手段】前記サービスエリア内でトラヒックが多い
場所に1つの基準基地局を設置し、基準基地局から受信
した受信周波数とVC−TCXOの発振周波数との差分
を検出し、ルックアップテーブルを参照し検出した発振
周波数の差分に対応する制御電圧の補正データを算出
し、算出した補正データを基準値として出荷時に設定し
たルックアップテーブルの補正データを書き替えること
により、経年変化による発振周波数のズレを補正し、補
正後の制御電圧と出力周波数との対応関係を出荷時に設
定した制御電圧と出力周波数と同じ対応関係を維持す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、狭帯域移動通信シ
ステムに関し、特に移動局のシンセサイザー方式発振回
路に使用する基準可変水晶発振器(VC−TCXO)の
周波数補正に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタル移動通信システムは、移動局が
基地局からの送信される無線周波数を受信して通話チャ
ネルを選択しそのチャネル周波数を設定する。
【0003】特に狭帯域デジタル通信の場合、基地局と
移動局間における周波数の変動(ズレ)がBER(ビッ
トエラーレイト)の劣化を招き、音声通信やデータ通信
における品質劣化を招く。
【0004】基地局は設置環境の良い所に設置され、ま
た設置数量も移動局に比べ少なく且つ形状的な制約も比
較的少ないため、高精度、高安定度、高価格の発振器を
使用することが可能であるが、移動局は使用場所が広域
にわたり、使用環境が厳しく、また、小型、軽量、低価
格等の市場ニーズから基地局ほど高精度、高安定度、高
価格の発振器を使用することは困難である。
【0005】通常、移動局には電圧制御型水晶発振器
(VC−TCXO)が使用され、工場出荷時には径年変
化を考慮し最適な周波数が設定されているが、ユーザが
使用する過程において、経年変化による発振周波数の変
動は避けられない。
【0006】そのため、運用中にVC−TCXOの制御
電圧を制御し発振周波数を微調することだけの補正で
は、経年変化が大きくなると限界がある。
【0007】経年変化による発振周波数の変動を抑制す
るために、移動機筐体内部(無線部)の温度や外部の温
度を検出し、電圧制御形水晶発振器(VC−TCXO)
の周波数誤差を検出する度に基地局の基準周波数を基に
温度別の制御電圧補正データを作成し記憶すると共に、
記憶した最適制御電圧補正値を電圧制御形水晶発振器
(VC−TCXO)の電圧制御端子に印可し、経年変化
による周波数変化を補制する、周波数制御装置および周
波数制御方式が特開2000−31815号公報に開示
されている(第1の従来技術)。
【0008】上記第1の従来技術は、温度を電気信号に
変換する温度検知回路と、温度検知回路の出力をデジタ
ル信号に変換するA/D変換器と、電圧制御形温度補償
水晶発振器(VC−TCXO)の電圧制御端子に印可す
る電圧を発生するD/A変換器と、A/D変換器の出力
を基にD/A変換器に印可する最適な設定値を算出する
演算装置と、A/D変換器に対するD/A変換器の設定
値を保持する書き換え可能な記憶装置(EEPROM)
とから構成されている。
【0009】基地局と通信していない状態のときEEP
ROMにD/A変換器が出力するVC−TCXOの制御
電圧の設定範囲の中心値付近の制御電圧データを書き込
みVC−TCXOを初期設定する。
【0010】待時モードのとき基地局からの制御情報を
受信すると2次中間周波数(2nd−IF)信号をカウ
ントしVC−TCXOの周波数誤差を測定し、(周波数
誤差に対する制御電圧の調整量を算出し、)周波数誤差
がシステム上許容される許容範囲(しきい値)内である
とき初期状態のとき設定した制御電圧データ値をそのま
ま保持し、許容範囲外のとき制御電圧データ値における
周波数誤差の大小に対する判定基準値と比較し、判定基
準値内のとき、許容範囲内の電圧制御を行い、判定基準
値外のとき周波数誤差に対する制御電圧の制御を行い周
波数誤差が判定基準値内に収束したとき、EEPROM
内の電圧制御データを最新の電圧制御データ値に更新し
周波数制御を完了する。
【0011】通話モードのとき、2nd−IF信号をカ
ウントしVC−TCXOの周波数誤差を測定し、周波数
誤差に対する制御電圧を算出し、周波数誤差が周波数精
度のしきい値を越えたとき、制御電圧を変更すると共に
このときの温度情報に対するEEPROMのデータを読
み出し、2nd−IF信号のカウント値から算出した制
御電圧データと温度情報に対応するデータの差が許容誤
差範囲を越えたとき、現在の温度情報に対するデータ値
を2nd−IF信号のカウント値を基に算出した制御電
圧の設定値を変更する。
【0012】このとき、2nd−IF信号のカウント値
を基に現在の温度に対する新たな制御電圧補正データ
(更新候補データ)を作成し、通話終了後、通話中に上
昇した内部温度が低下する過程で、内部温度が通信中に
作成した新たな制御電圧補正データ(更新候補データ)
に対応する温度と一致した場合、再度2nd−IF信号
をカウントし制御電圧データを算出し、通話中に求めた
新たな制御電圧補正データ(更新候補データ)との誤差
が許容値以下のときEEPROMのデータを更新(誤差
が許容値以上のときは更新せず)するものである。
【0013】このように第1の従来技術、2nd−IF
信号をカウントしVC−TCXOの周波数誤差を測定
し、予め設定した基準範囲内にVC−TCXOの制御電
圧が収束することにより、VC−TCXOの周波数の経
年変化を随時補正し、経年変化による温度特性の変化に
対応する従って、VC−TCXOの周波数誤差を検出す
る度に基地局の基準周波数を基に温度別の補正データを
作成し、VC−TCXOの径年的な周波数変動を許容範
囲内に収束することができるが、携帯電話機筐体の内部
上昇温度を検出する温度検出回路と、温度検出回路のア
ナログ出力信号をデジタル信号に変換するためのA/D
変換器と、A/D変換器のデジタル出力信号をアナログ
信号に変換するためのD/A変換器が必要になる。
【0014】また、周波数可変用の2つの電圧制御手段
と、温度データを生成する温度検出手段と、周波数補正
データを記憶し保持データとする記憶手段を備え、温度
データの許容範囲を指定し、保持データを電圧制御手段
の一方に供給した後これを径時変化用の電圧制御手段と
して温度データを供給し、他方の電圧制御手段に補正デ
ータを供給してこれを周波数制御用の電圧制御手段とす
る電圧制御水晶発振装置が、例えば特開平5−7544
6号公報に開示されている(第2の従来技術)。
【0015】上記第2の従来技術は、内部に第1、第2
の電圧制御回路を有する水晶発振回路と、水晶発振回路
の発振周波数を制御する補正データを発生するCPU
と、CPUからデジタル信号の補正データをアナログ信
号に変換し第1、第2の電圧制御回路へ供給する第1、
第2のD/A変換器と、CPUからの補正データを記憶
し保持データとするメモリと、温度センサと温度センサ
からのアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変
化器から成る温度検出手段とから構成し、PLL回路等
からAFC(自動周波数制御)用のための誤差データ
(補正データ)が供給される。
【0016】温度センサを用いて周波数補正のための許
容音度範囲を指定し、周波数可変用の一方(第1)の電
圧制御回路をAFC用とし、他方(第2)の電圧制御回
路を径時変化用として、温度センサによって検知された
温度が許容範囲内であればAFCによって補正された周
波数の情報をメモリに保持させ、第1のD/A変換器に
より第1の電圧制御回路にAFC補正をかけると、第1
の電圧制御回路は径時変化に対する補正動作を、第2の
電圧制御回路はAFC補正動作を行う。
【0017】このように第2の従来技術は、温度が周波
数補正のための許容温度範囲内であれば第1、第2の電
圧制御回路の役割が交互に反転しつつ補正データをメモ
リに保持することにより、常時安定な周波数精度を得る
ことができるが、AFC用と径時変化補正用として2つ
の電圧制御回路が必要になる。
【0018】また、水晶発振器の初期エージング時の発
振周波数を測定した径時変化曲線に基づき周波数変化率
が所定の値以上になった時間にその周波数変化率を補償
する高安定水晶発振器が、特開平7−297639号公
報に開示されている(第3の従来技術)。
【0019】上記第3の従来技術は、水晶振動子と発振
回路を組み合わせた水晶発振回路と、水晶発振回路に接
続し負荷容量を可変する可変容量ダイオードと、可変容
量ダイオードに印可する電圧を切り換える切換回路と、
水晶発振回路の周波数径時変化曲線に基づき周波数変化
率(周波数変化/規定周波数)を所定値以上になった時
間その周波数変化率を補償するよう切換回路を制御して
可変容量ダイオードに印可電圧を供給するプログラマブ
ルタイマから構成されている。
【0020】このように第3の従来技術は、周波数変化
率特性が規定の周波数変化率を超えた時間において、可
変容量ダイオードに所定の電圧を印可することにより、
負荷容量を変化させ初期の周波数に戻すことにより新た
な周波数経年変化特性を得るものであり、プログラマブ
ルタイマの出力パルスにより切換回路を駆動し、複数の
分圧抵抗器を切り換えて可変容量ダイオードの印加電圧
を選択することにより長期的な発振周波数の径時変化を
所定の範囲内に抑制することができるが、プログラマブ
ルタイマ、可変容量ダイオードに供給する抵抗分圧回
路、プログラマブルタイマ出力により抵抗分圧回路を切
り換える切換回路が必要となる。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】上記第1の従来技術
は、VC−TCXOの周波数誤差を検出する度に基地局
の基準周波数を基に温度別の補正データを作成し、VC
−TCXOの径年的な周波数変動を許容範囲内に収束す
ることができるが、携帯電話機筐体の内部上昇温度を検
出する温度検出回路と、温度検出回路のアナログ出力信
号をデジタル信号に変換するためのA/D変換器と、A
/D変換器のデジタル出力信号をアナログ信号に変換す
るためのD/A変換器が必要になる。
【0022】また、第2の従来技術は、温度が周波数補
正のための許容温度範囲内であれば第1、第2の電圧制
御回路の役割が交互に反転しつつ補正データをメモリに
保持することにより、常時安定な周波数精度を得ること
ができるが、AFC用と径時変化補正用として2つの電
圧制御回路が必要になる。
【0023】また、第3の従来技術は、プログラマブル
タイマ、可変容量ダイオードに供給する抵抗分圧回路、
プログラマブルタイマ出力により抵抗分圧回路を切り換
える切換回路が必要となる。
【0024】本発明の目的は、基地局の外にトラヒック
の多い場所に基地局より発振周波数精度が高い基準基地
局を設置し、基準基地局からの電波を受信したとき、受
信周波数と移動局のシンセサイザー方式発振回路の発振
周波数との差分を検出し、検出した差分に対応する制御
電圧の補正データをLUTテーブルを参照し算出し、算
出した補正データを基準値として出荷時に設定したルッ
クアップテーブルの補正データを書き替える基準可変水
晶発振器の周波数補正方式おびその方法を提供すること
にある。
【0025】
【課題を解決するための手段】本発明の移動局基準周波
数の補正方式は、移動局が複数の基地局のサービスエリ
ア内を移動しながら通信する狭帯域移動通信システムに
おいて、前記サービスエリア内でトラヒックが多い場所
に少なくとも1つの基準基地局を設置し、前記移動局は
前記基準基地局からの電波を受信したとき、前記基準基
地局から受信した電波の周波数と、基準可変水晶発振器
(以下VC−TCXO)の発振周波数をリファレンスと
して作動するシンセサイザー方式発振器の発振周波数と
の差分を検出し、予め設定されている補正データ群の中
から前記差分に相当する補正データを前記VC−TCX
Oの発振周波数を制御するための制御電圧の基準値とし
前記VC−TCXOの発振周波数を補正することを特徴
とする。
【0026】また、前記基準基地局の発振周波数は、前
記基地局の発振周波数に対し1桁以上の高精度を有する
ことを特徴とする。
【0027】また、前記移動局は、前記基準基地局から
の受信周波数と前記VC−TCXO)の発振周波数との
差分を補正するための複数の異なる差分周波数と前記複
数の異なる差分周波数にそれぞれ対応する補正データを
記憶したルックアップテーブルを有することを特徴とす
る。
【0028】また、前記ルックアップテーブルには、前
記移動局の出荷時に、前記VC−TCXOの制御電圧を
変化させて、その時の出力周波数を測定することにより
作成した制御電圧対発振周波数特性を基に前記VC−T
CXOの経年変化による周波数ズレを想定し、前記制御
電圧対発振周波数特性上の制御電圧の中心値における発
振周波数を基準値とし、想定した周波数ズレ分を複数の
周波数に分割し、分割した前記周波数それぞれに対応し
前記VC−TCXOの制御電圧を制御するための前記補
正データが記憶されていることを特徴とする。
【0029】また、前記移動局は、前記基準基地局から
の電波を受信したとき、受信電波から識別情報を検出し
前記基準基地局からの受信電波であることを識別する基
地局識別手段と、前記基準基地局からの受信周波数と前
記VC−TCXOの発振周波数の差分を検出するする周
波数差分検出手段と、検出された前記発振周波数の差分
に対応する前記制御電圧の補正データを前記ルックアッ
プテーブルを参照し算出する差分補正データ算出手段
と、差分補正データ算出手段により算出された前記補正
データを基準値として前記出荷時に設定した前記ルック
アップテーブルの前記補正データを書き替える補正デー
タ書替手段とを有し、前記補正データ書替手段により書
き替えられた前記補正データにより前記VCーTXCO
の発振周波数を制御することを特徴とする。
【0030】本発明の移動局基準周波数の補正方法は、
移動局が複数の基地局のサービスエリア内を移動しなが
ら通信する狭帯域移動通信システムにおいて、前記サー
ビスエリア内でトラヒックが多い場所に少なくとも1つ
の基準基地局を設置し、前記移動局は、出荷時に、前記
VC−TCXOの制御電圧を変化させて、その時の出力
周波数を測定することにより作成した、前記VC−TC
XOの制御電圧と発振周波数特性を基に前記VC−TC
XOの経年変化による周波数のズレを想定し、前記制御
電圧と発振周波数特性上の制御電圧の中心値における発
振周波数を基準値とし、想定した周波数ズレ分を複数の
周波数に分割し、分割した前記周波数それぞれに対応し
前記VC−TCXOの制御電圧を制御するための補正デ
ータを記憶したルックアップテーブルを有し、前記基地
局と通信中に前記基準基地局からの電波を受信したと
き、受信電波から識別情報を検出し前記基準基地局から
の受信電波であることを識別する第1のステップと、受
信周波数とVC−TCXOの発振周波数の差分を検出す
る第2のステップと、前記ルックアップテーブルを参照
し前記第2のステップで検出された前記発振周波数の差
分に対応する前記制御電圧の補正データを算出する第3
のステップと、第3のステップで算出された前記補正デ
ータを基準値として前記出荷時に設定した前記ルックア
ップテーブルの前記補正データを書き替える第4のステ
ップとを有することを特徴とする。
【0031】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照して説明する。図1は本発明のシステム概要を示
す概念図、図2は本発明の移動局の主要構成を示すブロ
ック図、図3は本発明の基準基地局電波受信時の発振周
波数補正処理を示すフローチャート、図4はルックアッ
プテーブルの構成例を示し、(A)は出荷時の状態を示
し、(B)は経年変化による発振周波数のズレを補正し
たときの状態を示す図である。本発明の移動通信システ
ムは図1に示すように、基地局30,40,50,60
と、基準基地局70と、移動局80とから構成され、基
準基地局70はトラヒックの多い所に設置され、基準基
地局70の発振周波数は一般の基地局30,40,5
0,60の発振周波数に比べ少なくとも1桁以上周波数
精度が高いものとする。
【0032】デジタル通信における周波数追従機能(以
下AFCと称す)は特に狭帯域デジタル通信システムに
おいて、必要不可欠な機能の一つである。
【0033】このAFCの基準となるべき基準可変水晶
発振器(VC−TCXO)の発振周波数が変動すると、
復調した際BER(ビットエラーレイト)の劣化を招
き、音声通信、データ通信の品質が低下する。
【0034】本発明の移動局は図2に示すように、アン
テナ1、RFAMP2、1stMIX3、IF段のcr
yFIL4、AMP5、2ndMIX6、セラミックフ
ィルタ7、IF用のアナログデジタルコンバータ(以下
IF用AD変換器と称す)8、シンセサイザー方式発振
回路9、VC−TCXO10、I,Q分離部のI信号用
ミキサー11、I,Q分離部のQ信号用ミキサー12、
I信号用ルートナイキストフィルタ13、Q信号用ルー
トナイキストフィルタ14、I、Q信号生成用のπ/2
位相器15、検波部16、角度検出部17、補正用デー
タのルックアップテーブル18(以下LUTと称す)、
CPU19、VC−TCXO制御用デジタルアナログコ
ンバータ(以下電圧制御用DA変換器と称す)20とか
ら構成されている。
【0035】なお、LUT18には、出荷時に、VC−
TCXOの制御電圧を変化させて、出力周波数を測定す
ることにより作成した制御電圧対発振周波数特性を基に
経年変化による発振周波数のズレに対応する制御電圧の
補正データが例えば図示しないSRAM等に記憶されて
いる。
【0036】次に図3に図1,2を併せて参照し基地局
と通信中の移動局80が基準基地局70からの電波を受
信したときのVC−TCXOの動作について説明する。
【0037】移動局80は複数の基地局30,40,5
0,60と基準基地局70が混在するサービスエリア内
に在圏し、サービスエリア内を移動しながら通信する。
基準基地局70をサービスエリアの中で、トラヒィック
の多い場所に設置する。
【0038】移動局80のVC−TCXOの発振周波数
は、経年変化により変化する。
【0039】基準基地局70は原振に、ルビジウムある
いは、高安定水晶発振器を使用しており、送信周波数の
安定度は他の基地局30,40,50,60に比べ1桁
以上よいものである。
【0040】基準基地局70が送信するコマンドには基
準基地局であることを示す所定の識別情報が含まれてお
り、移動局80は基準基地局70の電波を受信したした
とき、基準基地局からの受信電波であることを判別する
ことが可能となる。
【0041】基地局30,40,50,60と通信中
(図3のステップS101)に移動局80が基準基地局
70からの電波を受信すると(S102)、移動局80
は復調した受信コマンドに含まれている識別情報から基
準基地局70からの電波であることを識別する。
【0042】移動局80のアナログ部において、アンテ
ナ1が受信した(S102)基準基地局70からの電波
は、RFアンプ2で増幅され、1stミキサー3で第一
中間周波数に変換される(S103)。
【0043】その後、第一中間周波数に変換された受信
信号は、cryFIL4を通過し、AMP5で増幅され
た後、2ndMIX6で第二中間周波数に変換され(S
104)、さらにセラミックフィルタ7で帯域制限さ
れ、IF用AD変換器8に入力され、デジタルデータと
してデジタル部へ入力される(S105)。
【0044】シンセサイザー方式発振回路9は、CPU
19からのチャンネル設定データ等を受け取り、必要な
チャンネルの周波数に設定される(S106)。
【0045】VC−TCXO10は、シンセサイザー方
式発振回路9のリファレンス周波数として使用される。
【0046】移動局80のデジタル部は、IF用AD変
換器8でデジタル信号に変換された信号は、I,Q分離
部のI信号用ミキサー11、Q信号用ミキサー12およ
びπ/2位相器15において、I信号およびQ信号に変
換される(S107)。π/2位相器15、そのI,Q
信号を生成するためのものである。
【0047】I信号は、ルートナイキストフィルタ13
に入力され帯域制限され、検波部16へ入力される。同
様にQ信号は、ルートナイキストフィルタ14に入力さ
れ、帯域制限されて検波部16へ入力され遅延検波され
る(S108)。
【0048】遅延検波されたI信号およびQ信号は、角
度検出部17へ入力される。角度検出部17では、受信
信号の角度を検出して(S109)、この情報をもと
に、受信した周波数がどのくらいズレているかを算出す
る(S110)。
【0049】CPU19は、角度検出部17で算出され
た受信周波数の周波数ズレの有無を判定する(S11
1)。
【0050】ステップS111の判定結果が周波数ズレ
有り場合、CPU19はLUTから発振周波数のズレ分
に対応する制御電圧の補正データを読み出し電圧制御用
DA変換器20を介してVC−TCXOへ発振周波数の
補正制御を行う。
【0051】LUTには予め、図4(A)に示すように
VC−TCXO10の制御電圧対発振周波数特性上の任
意の点(例えば制御電圧の制御可能範囲のセンタ)を基
準値とし、基準値を中心に発振周波数のズレ分(プラス
方向とマイナス方向)を所定のステップに分割し(例え
ばズレ分を±30Hzと見込んだとき10Hz毎に分割
し)、分割した各周波数に対応する制御電圧を制御する
ための補正データを書き込んでおく。
【0052】図4(A)によれば、経年変化による発振
周波数のズレを±30Hzと見込んだ場合、基準値
「0」中心にプラス方向に「+10Hz」、「+20H
z」、「+30Hz」、マイナス方向に「10Hz」、
「−20Hz」、「−30Hz」と発振周波数のズレを
分割し、「+10Hz」、「+20Hz」、「+30H
z」に対し、制御電圧に対応する補正データが例えば、
「+10」、「+20」、「+30」を、「−10H
z」、「−20Hz」、「−30Hz」に対し、「−1
0」、「−20」、「−30」を書き込んでおく。発振
周波数の基準値「0」に対する補正データは当然「0」
が書き込まれている。
【0053】ステップS111において周波数ズレが例
えば「+20Hz」と検出された場合、LUTから「+
20Hz」に対応して記憶されている補正データ「+2
0」を読み出し周波数ズレ分の補正データを算出する
(S112)。
【0054】ステップS112において補正データが算
出されると、基準基地局からの受信電波か否かを判定し
(S113)、基準基地局からの受信電波であるとき
は、経年変化によりずれた周波数に対応する補正データ
を基準値として各周波数ズレに対応する補正データを書
き替える(S114)。
【0055】例えば周波数ズレが「+20Hz」の場
合、図4(A)の周波数ズレ「+20Hz」に対応する
補正データを、図4(B)に示すように基準値として各
周波数に対応する補正データを書き替える。
【0056】このようにLUTの補正データを書き替え
ることにより経年変化による発振周波数のズレが補正さ
れるので、次回基準基地局から電波を受信したときは、
図4(B)の周波数ズレ「+20Hz」を基準値として
VC−TCXOが制御される。
【0057】デジタル移動通信において、移動機に搭載
しているVC−TCXOは出荷時において良く調整され
ているが、時間が経つとともに経年変化のために、次第
に調整されていた制御電圧と出力周波数の関係がズレて
しまい、そのためVC−TCXOの制御電圧と出力周波
数の関係が大きくズレると、受信した周波数に追従出来
なくなってしまう。
【0058】本発明によれば、ある通信可能なエリアの
中でとくにトラフィックの多いと思われる場所に基準基
地局を設置し、通常の基地局との通信においては、移動
機は従来通りのAFC機能を有するが、基準基地局と通
信する場合は、従来通りのAFC機能を働かせた上で、
基準基地局から受信した電波の周波数とVC−TCXO
の発振周波数をリファレンスとして作動するシンセサイ
ザー方式発振回路の発振周波数との差を比較して、その
値を求める。
【0059】VC−TCXOの制御電圧と出力周波数は
比例関係に有ることを利用して、LUTのテーブル値を
この求めた値の分だけ更新(テーブル値をプラス、ある
いはマイナス側にシフト)することにより、出荷時と同
じ制御電圧と出力周波数の関係に再調整できるので、運
用中にでもVC−TCXOの経年変化分を補正すること
が可能となる。
【0060】また、この補正はVC−TCXOの経年変
化分の補正であるため、頻繁に行う必要もない。
【0061】さらに基準基地局もトラフィックの多い場
所に設置するため、エリア内の移動機は必ず基準基地局
と通信できる。このため、あるエリアだけ更新できない
などの偏りはないと考えられる。
【0062】従って、従来のようにVC−TCXOの経
年変化により、基地局との通信に支障をきたすことな
く、常に基地局に追従出来る性能を保つことが可能とな
り、その結果BERの劣化がなくなり、音声通話やデー
タ伝送等にみられた支障は大幅に軽減される。
【0063】また、追従させる電圧も小さな値で可能な
ことから、追従速度も落とさず高速移動通信においても
対応可能である。
【0064】また、低価格で小型でその上経年変化の大
きいVC−TCXOを使用しても、問題ない。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、出荷後フ
ィールドにおいて、通常の運用をしながらVC−TCX
Oの経年変化により周波数ズレを補正するので、品質の
よい、音声通信、データ通信等が可能になる。
【0066】移動局の出荷時に、VC−TCXOの制御
電圧を変化させて、その時の出力周波数を測定すること
により作成した制御電圧対発振周波数特性を基にVC−
TCXOの経年変化による周波数ズレを想定し、制御電
圧対発振周波数特性上の制御電圧の中心値における発振
周波数を基準値とし、想定した周波数ズレ分を複数の周
波数に分割し、分割した周波数それぞれに対応しVC−
TCXOの制御電圧を制御するための補正データを記憶
するルックアップテーブルを備え、基準基地局から受信
した受信周波数とVC−TCXOの発振周波数をリファ
レンスとして作動するシンセサイザー方式発振回路の発
振周波数との差分を検出し、ルックアップテーブルを参
照し検出した発振周波数の差分に対応する制御電圧の補
正データを算出し、算出した補正データを基準値として
出荷時に設定したルックアップテーブルの補正データを
書き替えるので、経年変化による発振周波数のズレが補
正され、経年変化でズレた制御電圧と出力周波数との対
応関係を出荷時に設定した制御電圧と出力周波数と同じ
対応関係を維持することができ、高品質な音声通信、デ
ータ通信を実現することができる。
【0067】また、経年変化による発振周波数のズレ分
を補正できるので、従来より移動局の使用期間(発振周
波数の補正の限界を超えることによる使用不能となる)
が延びるだけでなく、小型で、低価格なVC−TCXO
が使用でき、低価格化も可能である。
【0068】また、経年変化の大きい、低価格なVC−
TCXOを使用することができる。
【0069】また、VC−TCXOの制御電圧と出力周
波数との相対関係の補正は経年変化に対する補正である
ため頻繁に行う必要がなく、更に、基準基地局もトラヒ
ック多い場所に設置するため、サービスエリア内に在圏
する移動機は基準基地局と必ず通信することがで、従っ
て特定なサービスエリアだけ制御電圧と出力周波数との
相対関係の補正(更新)ができないなどの偏りは発生し
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステム概要を示す概念図である。
【図2】本発明の移動局の主要構成を示すブロック図で
ある。
【図3】本発明の基準基地局電波受信時の発振周波数補
正処理を示すフローチャートである。
【図4】本発明のルックアップテーブルの構成例を示す
図であり(A)は出荷時の状態を示し、(B)は経年変
化による発振周波数のズレを補正したときの状態を示す
図である。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 RFAMP 3 1stMIX 4 cryFIL 5 AMP 6 2ndMIX 7 セラミックフィルタ 8 アナログデジタルコンバータ 9 シンセサイザー方式発振回路 10 VC−TCXO 11 I,Q分離部のI信号用ミキサー 12 I,Q分離部のQ信号用ミキサー 13 I信号用ルートナイキストフィルタ 14 Q信号用ルートナイキストフィルタ 15 I、Q信号生成用のπ/2位相器 16 検波部 17 角度検出部 18 ルックアップテーブル 19 CPU 20 デジタルアナログコンバータ 30 基地局 40 基地局 50 基地局 60 基地局 70 基準基地局 80 移動局

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動局が複数の基地局のサービスエリア
    内を移動しながら通信する狭帯域移動通信システムにお
    いて、前記サービスエリア内でトラヒックが多い場所に
    少なくとも1つの基準基地局を設置し、前記移動局は前
    記基準基地局からの電波を受信したとき、前記基準基地
    局から受信した電波の周波数と、基準可変水晶発振器
    (以下VC−TCXO)の発振周波数をリファレンスと
    して作動するシンセサイザー方式発振器の発振周波数と
    の差分を検出し、予め設定されている補正データ群の中
    から前記差分に相当する補正データを前記VC−TCX
    Oの発振周波数を制御するための制御電圧の基準値とし
    前記VC−TCXOの発振周波数を補正することを特徴
    とする移動局基準周波数の補正方式。
  2. 【請求項2】 前記基準基地局の発振周波数は、前記基
    地局の発振周波数に対し1桁以上の高精度を有すること
    を特徴とする請求項1記載の移動局基準周波数の補正方
    式。
  3. 【請求項3】 前記移動局は、前記基準基地局からの受
    信周波数と前記シンセサイザー方式発振器の発振周波数
    との差分を補正するための複数の異なる差分周波数と前
    記複数の異なる差分周波数にそれぞれ対応する補正デー
    タを記憶したルックアップテーブルを有することを特徴
    とする請求項1、2記載の移動局基準周波数の補正方
    式。
  4. 【請求項4】 前記ルックアップテーブルには、前記移
    動局の出荷時に、前記VC−TCXOの制御電圧を変化
    させて、その時の出力周波数を測定することにより作成
    した制御電圧対発振周波数特性を基に前記VC−TCX
    Oの経年変化による周波数ズレを想定し、前記制御電圧
    対発振周波数特性上の制御電圧の中心値における発振周
    波数を基準値とし、想定した周波数ズレ分を複数の周波
    数に分割し、分割した前記周波数それぞれに対応し前記
    VC−TCXOの制御電圧を制御するための前記補正デ
    ータが記憶されていることを特徴とする請求項1乃至3
    記載の移動局基準周波数の補正方式。
  5. 【請求項5】 前記移動局は、前記基準基地局からの電
    波を受信したとき、受信電波から識別情報を検出し前記
    基準基地局からの受信電波であることを識別する基地局
    識別手段と、前記基準基地局からの受信周波数と前記シ
    ンセサイザー方式発振器の発振周波数との差分を検出す
    るする周波数差分検出手段と、検出された前記発振周波
    数の差分に対応する前記制御電圧の補正データを前記ル
    ックアップテーブルを参照し算出する差分補正データ算
    出手段と、差分補正データ算出手段により算出された前
    記補正データを基準値として前記出荷時に設定した前記
    ルックアップテーブルの前記補正データを書き替える補
    正データ書替手段とを有し、前記補正データ書替手段に
    より書き替えられた前記補正データにより前記VCーT
    XCOの発振周波数を制御することを特徴とする請求項
    1乃至4記載の移動局基準周波数の補正方式。
  6. 【請求項6】 移動局が複数の基地局のサービスエリア
    内を移動しながら通信する狭帯域移動通信システムにお
    いて、前記サービスエリア内でトラヒックが多い場所に
    少なくとも1つの基準基地局を設置し、前記移動局は、
    出荷時に、前記VC−TCXOの制御電圧を変化させ
    て、その時の出力周波数を測定することにより作成し
    た、前記VC−TCXOの制御電圧と発振周波数特性を
    基に前記VC−TCXOの経年変化による周波数のズレ
    を想定し、前記制御電圧と発振周波数特性上の制御電圧
    の中心値における発振周波数を基準値とし、想定した周
    波数ズレ分を複数の周波数に分割し、分割した前記周波
    数それぞれに対応し前記VC−TCXOの制御電圧を制
    御するための補正データを記憶したルックアップテーブ
    ルを有し、前記基地局と通信中に前記基準基地局からの
    電波を受信したとき、受信電波から識別情報を検出し前
    記基準基地局からの受信電波であることを識別する第1
    のステップと、受信周波数とVC−TCXOの発振周波
    数をリファレンスとして作動するシンセサイザー方式発
    振器の発振周波数との差分を検出する第2のステップ
    と、前記ルックアップテーブルを参照し前記第2のステ
    ップで検出された前記発振周波数の差分に対応する前記
    制御電圧の補正データを算出する第3のステップと、第
    3のステップで算出された前記補正データを基準値とし
    て前記出荷時に設定した前記ルックアップテーブルの前
    記補正データを書き替える第4のステップとを有するこ
    とを特徴とする移動局基準周波数の補正方法。
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