JP2003068160A - 漏電ブレーカの感震リレー - Google Patents

漏電ブレーカの感震リレー

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JP2003068160A
JP2003068160A JP2001254988A JP2001254988A JP2003068160A JP 2003068160 A JP2003068160 A JP 2003068160A JP 2001254988 A JP2001254988 A JP 2001254988A JP 2001254988 A JP2001254988 A JP 2001254988A JP 2003068160 A JP2003068160 A JP 2003068160A
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JP
Japan
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relay
leakage breaker
earth leakage
seismic
time
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JP2001254988A
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English (en)
Inventor
Koichi Sasahara
幸一 笹原
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Kawamura Electric Inc
Original Assignee
Kawamura Electric Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 抵抗に加わる負荷を軽減して、小型化が可能
な漏電ブレーカの感震リレーを提供する。 【解決手段】 漏電ブレーカ1の電源側電圧線と負荷側
中性線の間にリレー3と抵抗4を直列接続して形成した
疑似漏電電流発生回路を設け、地震発生の際のリレー3
の動作を、オン時間100ms、オフ時間200msと
してトリップ動作するまで断続的にオン動作させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地震の発生を受け
て漏電ブレーカを遮断動作させる感震リレーに関する。
【0002】
【従来の技術】分電盤の内部等に設置され、地震の発生
を受けて漏電ブレーカをトリップ動作させる従来の感震
リレーは、図2に示すように設置されている。図2は単
相3線式電路に設けた分電盤の要部ブロック図を示し、
漏電ブレーカ11の電源側の電圧線X相と負荷側の中性
線N相の間に感震リレー12が設けられている。この感
震リレー12は例えば震度5以上でブレーカがトリップ
動作するように設定され、直列接続された抵抗14及び
リレー13を有し、リレー13を感震センサ(図示せ
ず)からの地震発生信号を受けてマイコン15が図3に
示すように遮断出力を発してリレーをオン作動させ、漏
電ブレーカ11がトリップ動作するまで疑似漏電電流を
流し続けるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記感震リレ
ー12は漏電ブレーカ11がトリップ動作するまでの
間、例えば30mA(6W)の疑似漏電電流を流し続け
るため、リレー13に直列接続されている抵抗14が焼
損する虞があったし、その電流値に耐えうる容量の抵抗
を用いる必要があるため、抵抗を小さくできず感震リレ
ーを小型化する際の障害となっていた。そこで、本発明
は上記問題点に鑑み、抵抗に加わる負荷を軽減して小型
化が可能な漏電ブレーカの感震リレーを提供することを
課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1の発明は、直列接続された抵抗とリレーを
漏電ブレーカを跨いだ主電路間に設け、地震が発生した
際に前記リレーをオンして主電路に疑似漏電電流を流
し、前記漏電ブレーカをトリップ動作させる漏電ブレー
カの感震リレーであって、前記リレーのオン動作を断続
して実施することを特徴とする。
【0005】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、リレーをオンさせた際のオン/オフのデューティー
比率が50%以下であることを特徴とする。また、請求
項3の発明は、請求項1又は2の発明において、リレー
のオン周期が100ms以上500ms以下であること
を特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した実施の
形態を、図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明
に係る漏電ブレーカの感震リレーの一例を示し、(a)
は分電盤の要部ブロック図、(b)はリレーの動作図を
示している。図1(a)において、1は漏電ブレーカ、
2は感震リレーであり、単相3線式電路に感震リレーを
装着した状態を示し、感震リレー2は漏電ブレーカ1の
電源側電圧線と負荷側中性線の間に接続された疑似漏電
電流発生回路を有し、この疑似漏電電流発生回路はリレ
ー3と抵抗4を直列接続して形成されている。そして、
5はマイコン、6はブザーであり、マイコン5は感震セ
ンサ(図示せず)からの地震発生信号を受けて遮断信号
出力を発してリレー2を動作させ、またブザー6を制御
している。
【0007】マイコン5の遮断信号出力は、例えば図1
(b)に示すように、後述する漏電ブレーカの遮断特性
を基にオン時間T1を100ms、オフ時間T2を15
0msとするオン/オフ特性を有し、この時リレー3は
デューティー比率40%で断続的にオン動作する。
【0008】一方、漏電ブレーカ1は、漏電が発生して
からトリップ動作するまでの遮断動作時間が例えば10
0ms以内と設定されているため、上記するようにリレ
ーオン時間を100msとすることで、このオン時間の
間に漏電ブレーカ1は遮断動作する。仮に、この疑似漏
電電流で遮断動作しないことがあったとしても、抵抗4
を流れる電流が連続して100msを超えることがない
ので、抵抗4が焼損する虞もなくなり抵抗に加わる負荷
を小さくできる。その結果、抵抗4を小型なものにする
ことが可能で、例えば面実装抵抗の使用も可能となり、
感震リレーの小型化が容易となる。
【0009】このように、疑似漏電電流を発生させるリ
レーは断続的にオン動作するので、直列接続されている
抵抗が連続して通電されることが無く、抵抗の発熱量を
小さくできる。そのため、焼損の虞がなくなり小型化す
ることも可能となる。尚、リレーの断続オン動作はオフ
時間が短いと、即ちデューティー比率が大きいと抵抗に
対する負荷が大きくなるため、デューティー比率は50
%以下とするのが好ましい。また、リレーオン時間は漏
電遮断器の遮断動作時間に対して十分長く設定すること
もできるが、その分抵抗に対する負荷が増大するし、オ
フ時間が長いと漏電ブレーカのトリップ動作が緩慢にな
るため、リレーオン時間の周期は100ms以上500
ms以下が好ましい。
【0010】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
疑似漏電電流を発生させるリレーは断続的にオン動作す
るので、直列接続されている抵抗が連続して通電される
ことが無く、抵抗の発熱量を小さくできる。そのため、
焼損の虞がなくなり小型化することも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る漏電ブレーカの感震リレーの実施
形態の一例を示し、(a)はブ構成ロック図、(b)は
リレーの動作図である。
【図2】従来の漏電ブレーカの感震リレーの一例を示す
ブロック図である。
【図3】図2のリレーの動作図である。
【符号の説明】
1・・漏電ブレーカ、2・・感震リレー、3・・リレ
ー、4・・抵抗、5・・マイコン、6・・ブザー。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直列接続された抵抗とリレーを漏電ブレ
    ーカを跨いだ主電路間に設け、地震が発生した際に前記
    リレーをオンして主電路に疑似漏電電流を流し、前記漏
    電ブレーカをトリップ動作させる漏電ブレーカの感震リ
    レーであって、前記リレーのオン動作を断続して実施す
    ることを特徴とする漏電ブレーカの感震リレー。
  2. 【請求項2】 リレーをオンさせた際のオン/オフのデ
    ューティー比率が50%以下である請求項1記載の漏電
    ブレーカの感震リレー。
  3. 【請求項3】 リレーのオン周期が100ms以上50
    0ms以下である請求項1又は2記載の漏電ブレーカの
    感震リレー。
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