JP2003066884A - 映像表示装置および映像表示方法 - Google Patents

映像表示装置および映像表示方法

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JP2003066884A
JP2003066884A JP2001261393A JP2001261393A JP2003066884A JP 2003066884 A JP2003066884 A JP 2003066884A JP 2001261393 A JP2001261393 A JP 2001261393A JP 2001261393 A JP2001261393 A JP 2001261393A JP 2003066884 A JP2003066884 A JP 2003066884A
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video signal
vertical
signal
raster
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Shigeru Takasu
茂 高須
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フリッカーを生じることなく、高解像度の表
示装置によって低解像度の画像を表示した場合に生じる
問題を解決する。 【解決手段】 フレームメモリ4によって、入力ビデオ
信号の垂直周波数がN倍(Nは2以上の整数)とされ
る。フレームメモリ4からのN倍速とされたディジタル
ビデオ信号がD/A変換器5およびビデオアンプ6を介
してCRT(ブラウン管)7に供給される。制御部9
は、D/A変換器10にして出力する数値データを入力
ビデオ信号の垂直周期の1/Nの垂直周期毎に変化させ
る。数値データに対応するD/A変換器10の出力デー
タが垂直偏向回路11の出力(のこぎり波の垂直偏向信
号)に対して直流分として重畳される。直流分がウォブ
リングの振幅を規定する。水平周波数も約N倍とされ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばコンピュ
ータディスプレイに対して適用でき、高解像度の映像を
表示することが可能な映像表示装置および映像表示方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばCRTを使用したコンピュータデ
ィスプレイでは、文字も明瞭に表示できるように、アパ
ーチャグリルおよび蛍光体のピッチが細かいものとさ
れ、また、電子ビームのスポット径が小さくなり、例え
ば(1920画素×1080ライン)のような高解像度のものが
使用される傾向がある。そのようなディスプレイによっ
て、低解像度の画像例えばVGA(Video Graphics Arr
ay,640画素×480ライン)を表示すると、垂直方向でラ
スター(多数の走査線で構成されるテレビジョン画面)
に隙間が見え、画像の品位が落ちてしまう問題がある。
【0003】例えば文字を低解像度で表示すると、ドッ
ト状の表示となり、文字が認識しにくくなる問題があっ
た。パーソナルコンピュータのBIOS設定画面は、V
GAの画面であるため、文字が判別しにくくなる。例え
ばビデオゲームの映像は、ノンインターレースで走査線
数が250本程度であり、走査線の本数が少なく、隙間
が見えて画像の品質が低下する。このような問題を解決
するために、ラスターを2本の走査線の間まで上下に振
動(ウォブリング)させる方法が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ラスターをウォブリングさせる表示装置では、入力信号
の同期信号にしたがって電子ビームを偏向させているの
で、例えば垂直周波数が60Hzのノンインターレースの
映像信号を垂直周期でラスターをウォブリングさせる
と、1つの場所の画像の垂直周波数が半分の30Hzとな
り、各走査線が視認できる程度の距離で画面を見ている
と、走査線がちらつくようなフリッカーが発生する問題
があった。
【0005】また、大型のテレビジョン受像機におい
て、ラスターをウォブリングせずに、水平周波数を2倍
(例えばVGAでは15.75kHzの2倍の水平周波
数)とすることによって、走査線の本数を2倍とする方
法も提案されているが、インターレース信号の場合で
は、入力したフィールドの走査線をそのまま2倍の密度
にすると、次のフィールドの異なる情報の画面が同一走
査線上で重なる問題が発生する。さらに、2倍の密度と
するために、時間的に連続する2フィールドの平均値で
形成された走査線で元の走査線間を埋めると、動画の場
合には、1フィールド時間のズレがあるために、画質が
劣化する問題があった。
【0006】したがって、この発明の目的は、かかる問
題を解決し、低解像度の画像を表示する場合でも、高品
位でフィールドフリッカーのない画像を表示できる映像
表示装置および映像表示方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、低解
像度のビデオ信号と高解像度のビデオ信号とが入力され
る映像表示装置において、低解像度のビデオ信号が入力
される場合に、垂直周波数をN倍すると共に、水平周波
数をほぼN倍(N:2以上の整数)とする走査変換手段
と、同じフィールドのラスターで次のラスターとの間の
隙間を少なくするように、N倍に変換後の垂直周波数の
1周期毎もしくは複数周期毎にラスターの垂直方向の位
置を変化させるウォブリング手段とを備えた映像表示装
置である。請求項7の発明は、低解像度のビデオ信号と
高解像度のビデオ信号とが入力される映像表示方法にお
いて、走査変換ステップと、ウォブリングステップとを
備えた映像表示方法である。
【0008】この発明では、ウォブリングによって画面
上の隙間を埋めるように、ラスターが上下にウォブリン
グされる。したがって、低解像度の画像信号を高解像度
の表示装置に表示させても、走査されない隙間が減り、
表示画像の品質を向上できる。表示画像がN倍の垂直周
波数とされているので、フリッカーが生じることがな
い。同じフィールドのラスターで次のフィールドのラス
ターとの間の隙間を埋めるので、平均値で埋めるものと
異なり、動きがある場合の画像の劣化が生じない利点が
ある。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態につい
て図面に基づいて説明する。図1は、一実施形態の全体
の構成を示し、参照符号1は、アナログビデオ信号の入
力端子であり、参照符号2がディジタルビデオ信号の入
力端子である。通常、アナログビデオ信号およびディジ
タルビデオ信号の一方が入力される。また、入力ビデオ
信号としては、高解像度のビデオ信号と低解像度のビデ
オ信号との両方が入力されるようになされている。アナ
ログビデオ信号がA/D変換器3によってディジタル信
号に変換され、フレームメモリ4に対して入力される。
A/D変換器3では、必要とする帯域の2倍以上のサン
プリング周波数でもってアナログビデオ信号が量子化さ
れる。ディジタルビデオ信号は、直接、フレームメモリ
4に対して入力される。フレームメモリ4は、低解像度
のディジタルビデオ信号の垂直周波数をN倍(Nは2以
上の整数)とするものである。すなわち、フレームメモ
リ4に書き込まれた画像をN倍の垂直周波数でN回読み
出すことによってN倍速とされたディジタルビデオ信号
がフレームメモリ4から取り出される。高解像度のビデ
オ信号が入力される場合では、フレームメモリ4は、倍
速化の処理を行なわず、入力ビデオ信号と同一の垂直周
波数のビデオ信号をフレームメモリ4が出力する。
【0010】フレームメモリ4から読み出されたディジ
タルビデオ信号がD/A変換器5によってアナログビデ
オ信号に変換される。アナログビデオ信号がビデオアン
プ6を介してCRT(ブラウン管)7に供給される。フ
レームメモリ4は、連続的にビデオデータが書き込ま
れ、連続的にビデオデータが出力されるものである。そ
のために、二つのフレームメモリを用意し、一方のフレ
ームメモリが書き込み動作を行なっている間では、他方
のフレームメモリが読み出し動作を行うようになされ
る。二つのフレームメモリを用意しないで、非同期で書
き込みと読み出しが可能なフレームメモリを使用しても
良い。なお、図1では、簡単のために、ビデオ信号のみ
についての構成が示されているが、カラービデオ信号の
場合では、三原色信号(R,G,B)の各コンポーネン
ト毎にフレームメモリ4が設けられている。
【0011】フレームメモリ4に対して、アドレスタイ
ミング発生回路8で生成されたアドレス信号およびコン
トロール信号が供給される。アドレスタイミング発生回
路8は、CPUによって構成された制御部9によって制
御される。A/D変換器2において使用するサンプリン
グクロックおよびアナログビデオ信号中の同期信号と、
入力ディジタルビデオ信号に同期したクロックと入力デ
ィジタルビデオ信号中の同期信号とが制御部9に供給さ
れる。制御部9は、これらのクロックおよび同期信号に
基づいてフレームメモリ4を操作するように、アドレス
タイミング発生回路8に対してコントロール信号および
タイミング信号を供給する。
【0012】さらに、制御部9は、低解像度のビデオ信
号が入力され、フレームメモリ4によってN倍速化の処
理がなされる時に、D/A変換器10にして出力する数
値データを入力ビデオ信号の垂直周期の1/Nの垂直周
期毎に変化させる。数値データに対応するD/A変換器
10の出力データが垂直偏向回路11の出力に対して直
流分として重畳される。数値データは、入力ビデオ信号
に応じて生成される。すなわち、入力ビデオ信号の走査
方式(ノンインターレースか、インターレースか)、並
びに入力ビデオ信号の垂直解像度(ライン数)が入力ビ
デオ信号の水平同期信号および垂直同期信号に基づいて
検出され、検出結果に応じて数値データの値が決定され
る。数値データは、後述するように、ラスターのウォブ
リングの振幅を規定するものである。入力ビデオ信号が
高解像度の信号の場合では、制御部9が発生する数値デ
ータが固定の値とされ、ラスターのウォブリングがなさ
れない。なお、制御部9は、入力ビデオ信号が高解像度
か、低解像度かを判別し、低解像度の場合にのみ、倍速
化とウォブリングの処理を行うように、各部を制御す
る。
【0013】垂直偏向回路11に対しては、アドレスタ
イミング発生回路8からの垂直周波数(通常の垂直周波
数例えば60Hz、または垂直N倍速処理を行なっている
場合では、N倍の周波数例えばN・60Hzである)のパ
ルス信号がD/A変換器10および垂直偏向回路11に
対して供給される。垂直偏向回路11からは、垂直周波
数ののこぎり波の垂直偏向信号(電圧)が発生する。垂
直偏向信号の直流分として重畳される信号がD/A変換
器10から供給される。直流分が重畳された垂直偏向信
号が垂直偏向アンプ12に供給される。垂直偏向アンプ
12から出力される垂直偏向信号がCRT7の垂直偏向
コイル(図示しない)に供給される。
【0014】制御部9がD/A変換器10に対して数値
データを与える。この数値データがアドレスタイミング
発生回路8からの垂直周波数のパルス信号に同期してア
ナログ信号(直流電圧)としてD/A変換器10から出
力される。一例として、直流電圧が正側に動くと、画面
が下に移動し、直流電圧が負側に動くと、画面が上に移
動する。直流電圧と画面の移動方向の関係が逆の場合も
ある。
【0015】なお、水平偏向に関連する構成は、省略さ
れているが、垂直周波数が3倍とされる場合には、水平
周波数が約3倍とされる。例えば水平周波数が15.7
5kHzであれば、その3倍の47.25kHzとされる。
高解像度の画像を表示するCRTディスプレイの場合で
は、元々水平周波数が高くされている。したがって、水
平周波数を大きく変えることを避けるために、低解像度
の入力ビデオ信号の水平周波数をN倍とした結果が高解
像度の画像を表示する場合の水平周波数となるべく近く
なるように、倍速比Nが選定されることが好ましい。ま
た、水平周波数が丁度N倍とならなくても良い。
【0016】図2および図3を参照して、この発明の一
実施形態において、低解像度のビデオ信号が入力される
場合の動作について説明する。図2Aは、例えばノンイ
ンターレース(例えばビデオゲームの信号がノンインタ
ーレースであり、ノンインターレースがプログレッシブ
と呼ばれることもある)方式の入力ビデオ信号を示し、
A,B,C,・・・が時間的に連続する各フィールドの
画像を示す。フレームメモリ4において、3倍速化の処
理がなされ、フレームメモリ4から図2Bに示すよう
に、垂直周期が入力ビデオ信号のそれの略1/3とされ
たビデオ信号が発生する。
【0017】例えば画像Aと同一の内容で、同一の解像
度(画素数)の画像A1,A2,A3がフレームメモリ
4から発生する。入力ビデオ信号の垂直周波数が例えば
60Hzの場合では、180Hzの垂直周波数の画像A1,
A2,・・・がフレームメモリ4から発生する。このビ
デオ信号がD/A変換器5およびビデオアンプ6を介し
てCRT7の所定の電極に供給される。
【0018】図2Cは、D/A変換器10が発生する直
流電圧(DC)を示す。D/A変換器10は、フレーム
メモリ4の出力ビデオ信号の垂直周期と同期して、+,
0,−のそれぞれの直流電圧を発生する。0は、通常の
位置にラスターを表示する場合の直流電圧である。+
は、0を中心として+側に所定の電圧シフトした電圧を
意味し、−は、0を中心として−側に所定の電圧シフト
した電圧を意味している。
【0019】直流電圧の値は、制御部9からD/A変換
器10に対して供給される命令が指示する値に対応して
いる。直流電圧の変化幅は、垂直偏向電圧の振幅に比し
て充分小さな値である。制御部9は、垂直同期信号およ
び水平同期信号を使用して入力ビデオ信号がインターレ
ースかノンインターレースかを検出し、また、入力ビデ
オ信号の垂直方向の解像度を検出する。これらの検出結
果に基づいて、直流電圧の変化幅(ウォブリングの振
幅)を規定する値を決定する。同期信号以外に他の情報
を使用して直流電圧の変化幅を規定する値を決定しても
良い。
【0020】図3に示すように、同じフィールドのラス
ターAで次のラスターBとの間の隙間を少なくするよう
に、N倍に変換後の垂直周波数の1周期毎にラスターの
垂直方向の位置が上下に変化される。すなわち、−側に
シフトされた直流電圧によって、第2番目の画像A2,
B2,C2,・・・が元のラスターの垂直方向の間隔の
1/3の量だけ上側にシフトされ、+側にシフトされた
直流電圧によって、第3番目の画像A3,B3,C3,
・・・が元のラスターの垂直方向の間隔の1/3の量だ
け下側にシフトされる。このように、ノンインターレー
スビデオ信号のラスターの隙間が埋まるように、ウォブ
リングがなされる。なお、図3は、実際には、極めて多
数(例えば480本)のラスターが描かれるが、簡単の
ために数本のラスターのみを示している。
【0021】図2および図3に示す例では、元々のラス
ターの間隔の約1/3の間隔にラスターの間隔が埋まる
ので、スポットサイズが小さくてもラスターの隙間が見
えることが防止できる。また、同一の場所の画像(例え
ばA1,B1,・・・)の周期は、元の周期に等しいも
のであり、フリッカーが出ることを防止できる。
【0022】図4は、入力ビデオ信号(低解像度ビデオ
信号)がインターレース信号の場合にこの発明を適用し
た例を示す。インターレース信号の場合では、画像例え
ばAの走査線の中間に次のフィールドの画像Bの走査線
が入る。したがって、図3のように、同じフィールド内
の走査線の間を埋めつくす方法をインターレース信号に
対して適用すると、画像AおよびBのラスターの垂直方
向の位置関係が正しくなくなる問題が生じる。この問題
を生じないように、図4に示すように、ウォブリングの
振幅を図3より小さく例えば図3における振幅の半分と
する。この振幅は、二つのフィールドによって構成され
る1フレームの走査線の間隔の約1/3である。
【0023】図4の画像Aのフィールドに続いて画像B
のフィールドが表示されると、図5に示す状態となる。
第1フィールドAおよび第2フィールドBによってラス
ターの間隔が埋めつくされる。したがって、スポットサ
イズが小さくても隙間が見えることが防止できる。ま
た、同一の場所の画像の周期は、元の周期に等しいもの
であり、フリッカーが出ることを防止できる。図5から
分かるように、1枚のフレームを構成する二つのフィー
ルドのラスターの垂直方向の位置関係が正しいものに保
持される。さらに、各フィールドの情報だけで考えれ
ば、リフレッシュが3倍の周波数でなされるので、フリ
ッカーをより軽減することができる。
【0024】この発明は、上述したこの発明の一実施形
態等に限定されるものでは無く、この発明の要旨を逸脱
しない範囲内で様々な変形や応用が可能である。例えば
上述した例では、垂直周波数を3倍としているが、これ
以外に垂直周波数を2倍、4倍、5倍等にしても良い。
垂直周波数を2倍とする場合には、奇数と偶数でラスタ
ーの位置を変えれるようになされる。例えば奇数フィー
ルドのラスターの中央に偶数フィールドのラスターがく
るように、偶数フィールド時の垂直方向位置を変えれ
ば、1フレーム中の走査線が2倍の密度になるので、画
像が見やすくなる。垂直周波数を4倍、5倍等に垂直周
波数を高くする方法は、高い水平周波数を通常の水平周
波数としているCRTディスプレイに対してこの発明を
適用する場合に有効である。垂直周波数を4倍、5倍の
ように高くする方法では、ラスターを均等な間隔で並べ
る方法に限らず、何本かのラスターが同じ位置を上書き
するようにしても良い。例えば4倍化によってA1,A
2,A3,A4のフィールドを生成した場合、A1およ
びA2のラスター位置とA3およびA4のラスター位置
が同じになるようにしても良い。
【0025】また、この発明は、コンピュータディスプ
レイに限らず、テレビジョンモニタに対しても適用でき
る。さらに、CRTモニタ、CRTを映像源として使用
するプロジェクタ、レーザビームをスキャンさせるディ
スプレイまたはプロジェクタ等の表示装置に対して適用
できる。
【0026】
【発明の効果】この発明では、ウォブリングによって画
面上の隙間を埋めるように、ラスターが上下にウォブリ
ングされ、したがって、低解像度の画像信号を高解像度
の表示装置に表示させても、走査されない隙間が減り、
表示画像の品質を向上できる。この発明では、表示画像
がN倍の垂直周波数とされているので、フリッカーが生
じることがない。さらに、同じフィールドのラスターで
次のフィールドのラスターとの間の隙間を埋めるので、
平均値で埋めるものと異なり、動きがある場合の画像の
劣化が生じない利点がある。さらに、入力ビデオ信号の
解像度を検出して、ウォブリングの振幅を入力ビデオ信
号の解像度に応じたものとすることによって、解像度に
応じて適切なウォブリングを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態の一構成例を示すブロッ
ク図である。
【図2】この発明の一実施形態の動作説明に用いるタイ
ミングチャートである。
【図3】この発明の一実施形態の動作説明に用いる略線
図である。
【図4】この発明をインターレース信号に適用した場合
の動作説明に用いる略線図である。
【図5】この発明をインターレース信号に適用した場合
の動作説明に用いる略線図である。
【符号の説明】
1・・・アナログビデオ信号の入力端子、2・・・ディ
ジタルビデオ信号の入力端子、4・・・フレームメモ
リ、6・・・ビデオアンプ、7・・・CRT、9・・・
制御部、11・・・垂直偏向回路、12・・・垂直偏向
アンプ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 低解像度のビデオ信号と高解像度のビデ
    オ信号とが入力される映像表示装置において、 上記低解像度のビデオ信号が入力される場合に、垂直周
    波数をN倍すると共に、水平周波数をほぼN倍(N:2
    以上の整数)とする走査変換手段と、 同じフィールドのラスターで次のラスターとの間の隙間
    を少なくするように、N倍に変換後の垂直周波数の1周
    期毎もしくは複数周期毎にラスターの垂直方向の位置を
    変化させるウォブリング手段とを備えた映像表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記走査変換手段は、ディジタルビデオ信号が書き込ま
    れ、N倍の垂直周波数でディジタルビデオ信号が読み出
    されるディジタルメモリで構成された映像表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 上記ウォブリング手段は、垂直偏向信号の直流分を変化
    させる構成とされた映像表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 上記低解像度のビデオ信号の解像度に応じてウォブリン
    グの量を変更するようにした映像表示装置。
  5. 【請求項5】 請求項1において、 入力ビデオ信号がノンインターレース信号である映像表
    示装置。
  6. 【請求項6】 請求項1において、 入力ビデオ信号がインターレース信号である映像表示装
    置。
  7. 【請求項7】 低解像度のビデオ信号と高解像度のビデ
    オ信号とが入力される映像表示方法において、 上記低解像度のビデオ信号が入力される場合に、垂直周
    波数をN倍すると共に、水平周波数をほぼN倍(N:2
    以上の整数)とする走査変換ステップと、 同じフィールドのラスターで次のラスターとの間の隙間
    を少なくするように、N倍に変換後の垂直周波数の1周
    期毎もしくは複数周期毎にラスターの垂直方向の位置を
    変化させるウォブリングステップとを備えた映像表示方
    法。
  8. 【請求項8】 請求項7において、 上記走査変換ステップは、ディジタルビデオ信号が書き
    込まれ、N倍の垂直周波数でディジタルビデオ信号が読
    み出されるディジタルメモリでなされる映像表示方法。
  9. 【請求項9】 請求項7において、 上記ウォブリングステップは、垂直偏向信号の直流分を
    変化させることでなされる映像表示方法。
  10. 【請求項10】 請求項7において、 上記低解像度のビデオ信号の解像度に応じてウォブリン
    グの量を変更するようにした映像表示方法。
  11. 【請求項11】 請求項7において、 入力ビデオ信号がノンインターレース信号である映像表
    示方法。
  12. 【請求項12】 請求項7において、 入力ビデオ信号がインターレース信号である映像表示方
    法。
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