JP2003066517A - ストロボの防護構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、従来の光学系筐体に装備さ
れている系合部を利用してこれに突起部を係合するフレ
ームを形成しこのフレームをフレネルレンズの前面に装
着することでフレネルレンズを何等かの衝突物から防護
するストロボの防護構造を提供するものである。 【解決手段】 カメラに機械的及び電気的に結合され、
カメラの操作に連動してフラッシュをするストロボにお
いて、前記ストロボのフレネルレンズの前面を防護する
フレームを前記ストロボの発光系筐体に取り付けて成る
ことを特徴としたストロボの防護構造。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、カメラに機械的及
び電気的に結合され、カメラの操作に連動してフラッシ
ュをするストロボに係わり、特にフレネルレンズを何等
かの衝突物から保護するストロボの防護構造に関する。

【０００２】

【従来の技術】一般にカメラに機械的及び電気的に結合
され、カメラの操作に連動してフラッシュをするストロ
ボは、中間で屈曲出来る構造で連絡された光学系筐体
と、この光学系をカメラの機能に連動して発光させるイ
ンタフエース機能内蔵のインタフェース機能筐体とから
構成される。

【０００３】そして、光学系筐体の前面にはフレネルレ
ンズが装着されているが、このフレネルレンズは構造的
に衝撃に弱くこれを簡単な構造で防護する必要がある。
そこで光学系筐体の前面に各種のフイルタを着脱する凹
んだ係合部が既設されていることに着目する必要があ
る。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の課題
は従来の光学系筐体に装備されている系合部を利用して
これに突起部を係合するフレームを形成しこのフレーム
をフレネルレンズの前面に装着することでフレネルレン
ズを何等かの衝突物から防護するストロボの防護構造を
提供するものである。

【０００５】

【課題を解決するための手段】本発明の課題を解決する
請求項１の手段は、カメラに機械的及び電気的に結合さ
れ、カメラの操作に連動してフラッシュをするストロボ
において、前記ストロボのフレネルレンズの前面を防護
するフレームを前記ストロボの発光系筐体に取り付けて
成ることを特徴としたストロボの防護構造で前記フレネ
ルレンズを何等かの衝突物から保護しようとするもので
ある。

【０００６】請求項２の手段は、前記フレームは前記ス
トロボの発光系筐体に着脱自在に取り付けてなることを
特徴とした前記請求項１記載のストロボの防護構造で自
在な着脱を実現したものである。

【０００７】請求項３の手段は、前記フレームの内側に
は前記フレネルレンズを装着した前記発光系筐体の側部
に設けたフィルタを装着する係合部に係合する突起部を
左右に設けて成ることを特徴とする前記請求項１記載の
ストロボの防護構造で簡単な構造でフレネルレンズの防
護を実現したものである。

【０００８】請求項４の手段は、カメラに機械的及び電
気的に結合され、カメラの操作に連動してフラッシュを
するストロボにおいて、前記ストロボのフレネルレンズ
の前面を防護するフレームを前記ストロボの発光系筐体
に一体的に設けて成ることを特徴としたストロボの防護
構造でフレームを発光系筐体と一体に形成し、より簡単
にフレネルレンズの防護を実現できるものである。

【０００９】

【発明の実施の形態】図１、図２、図３は本発明の一実
施例に係わるもので図１は斜視図、図２はフレームの斜
視図、図３は要部の拡大図である。１はカメラとストロ
ボとのインタフェースをとるインタフェース機能筐体、
２は光学系筐体で前面にプラスチック製のフレネルレン
ズ３を装着している。前記光学系筐体２とインタフェー
ス機能筐体１とは矢視Aのように屈曲できる屈曲構造で
結合されている。前記フレネルレンズ３の前面にはフレ
ーム４が装着される。つまりフレーム４はかご形に構成
され左右の内側にフレーム４と一体的に突起部５を設け
てある。

【００１０】この突起５は前記光学系筐体２の左右に形
成された凹んだ係合部６に係合するものである。またフ
レーム４の外周枠は前記光学系筐体２のフレネルレンズ
３側の外周枠よりやや大きめに寸法を設定してある。し
たがって、フレーム４は光学系筐体２に嵌合する構造で
装着される。

【００１１】

【発明の効果】以上、本発明はフレネルレンズの前面に
フレームを装備するようにしたのでフレネルレンズを確
実に衝突物から防護できるストロボの防護構造が提供で
きる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例のカメラ本体の斜視図。

【図２】同例のフレームの斜視図。

【図３】同例の要部の斜視図。

【符号の説明】

１ インタフェース機能筐体 ２ 光学系筐体 ３ フレネルレンズ ４ フレーム ５ 突起部 ６ 係合部

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】カメラに機械的及び電気的に結合され、カ
   メラの操作に連動してフラッシュをするストロボにおい
   て、前記ストロボのフレネルレンズの前面を防護するフ
   レームを前記ストロボの発光系筐体に取り付けて成るこ
   とを特徴としたストロボの防護構造。
2. 【請求項２】前記フレームは前記ストロボの発光系筐体
   に着脱自在に取り付けてなることを特徴とした前記請求
   項１記載のストロボの防護構造。
3. 【請求項３】前記フレームの内側には前記フレネルレン
   ズを装着した前記発光系筐体の側部に設けたフィルタを
   装着する係合部に係合する突起部を左右に設けて成るこ
   とを特徴とする前記請求項１記載のストロボの防護構
   造。
4. 【請求項４】カメラに機械的及び電気的に結合され、カ
   メラの操作に連動してフラッシュをするストロボにおい
   て、前記ストロボのフレネルレンズの前面を防護するフ
   レームを前記ストロボの発光系筐体に一体的に設けて成
   ることを特徴としたストロボの防護構造。