JP2003065188A - 燃料噴射弁の冷却構造 - Google Patents

燃料噴射弁の冷却構造

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JP2003065188A
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fuel injection
injection valve
sleeve
annular groove
valve
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JP2001251670A
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Kazuki Maetani
一樹 前谷
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Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Co Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M61/00Fuel-injectors not provided for in groups F02M39/00 - F02M57/00 or F02M67/00
    • F02M61/14Arrangements of injectors with respect to engines; Mounting of injectors
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M2200/00Details of fuel-injection apparatus, not otherwise provided for
    • F02M2200/85Mounting of fuel injection apparatus
    • F02M2200/858Mounting of fuel injection apparatus sealing arrangements between injector and engine

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  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スリーブと燃料噴射弁の間から火炎が侵入す
ることを防止しうる燃料噴射弁の冷却構造を提供するこ
とである。 【解決手段】 燃料噴射弁を支持するスリーブの内周面
に環状溝を設け、前記環状溝に止め輪を設け、前記止め
輪によりスリーブと燃料噴射弁の間から火炎が侵入する
ことを防止した。前記止め輪を複数個設けた。前記溝を
燃料噴射弁の弁座近傍の位置に設けた。前記止め輪に切
れ目を軸方向と傾斜させて設け、又は段違いの鍵状に設
けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、温度上昇しにくい
内燃機関の燃料噴射弁の冷却構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来の燃料噴射弁200の断面
略図である。燃料噴射弁200は、内部に弁体92を備
えており、弁体92が上下方向に移動することにより燃
料を噴射又は噴射の停止を行う。燃料噴射弁200の外
周はスリーブ90により覆われており、スリーブ90の
下端には半径方向の内周側へ突出する火よけ91が設け
てある。この火よけ91により燃焼室94における爆発
による火炎93がスリーブ90と燃料噴射弁200の間
の環状の空間95に侵入するのを防止しようとしてい
る。ところが、火よけ91は、空間95と燃焼室94と
を完全に遮断ことができず、図6に示すように、火炎9
3は空間95内へ侵入してしまう。火炎93が空間95
内へ侵入すると、燃料噴射弁200は温度上昇し易くな
り、燃焼により生じた残渣物が燃料噴射弁200の至る
ところに付着し、例えば弁座96に残渣物が付着すると
燃料の噴射にも悪影響を及ぼす恐れがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明では、ス
リーブと燃料噴射弁の間から火炎が侵入することを防止
しうる燃料噴射弁の冷却構造を提供することを課題とし
ている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
請求項1の発明では、燃料噴射弁を支持するスリーブの
内周面に環状溝を設け、前記環状溝に止め輪を設け、前
記止め輪によりスリーブと燃料噴射弁の間から火炎が侵
入することを防止した。請求項2の発明では請求項1の
発明において、前記止め輪を複数個設けた。請求項3の
発明では請求項1の発明において、前記溝を燃料噴射弁
の弁座近傍の位置に設けた。請求項4の発明では請求項
1の発明において、前記止め輪に切れ目を軸方向と傾斜
させて設け、又は段違いの鍵状に形成して設けた。
【0005】
【発明の実施の形態】(請求項1,3の発明の実施例)
図1は、請求項1の発明を実施した燃料噴射弁100の
断面略図である。シリンダヘッド1の孔1aにはスリー
ブ2が設置されている。スリーブ2には大径の内周面2
a及び小径の内周面2bが形成されている。
【0006】内周面2bには環状溝7が設けてある。こ
の環状溝7には止め輪8が装着されている。図2は止め
輪8の正面図であり、また、図3は図2の止め輪8の平
面図である。
【0007】図2及び図3に示すように、止め輪8には
切れ目11が設けてある。切れ目11は軸方向(図2で
見て上下方向)と傾斜しており、止め輪8を環状溝7へ
装着する際には止め輪8の内径が収縮するように切れ目
11の隙間は狭まり、環状溝7に装着されると元の径
(自然径)に戻る。
【0008】外力が作用しない自然の状態での止め輪8
の内径は、燃料噴射弁100が丁度収まる大きさか、又
は止め輪8と燃料噴射弁100とが密着するように燃料
噴射弁100により若干押し広げられる程度の大きさで
あることが好ましい。
【0009】環状溝7に止め輪8を装着した後に、スリ
ーブ2内に燃料噴射弁100を上方から設置する。図1
に示すように環状溝7は、止め輪8が弁座5に極めて近
い位置に配置されるようにスリーブ2に設けるのが好ま
しい。
【0010】弁座5には図示しないばねで下向きに付勢
されている弁体4が着座している。弁体4は、油圧によ
り上方へ移動(リフト)し、燃料供給路10から供給さ
れた燃料は弁体4と弁座5の間から室12に至り、さら
に噴口6から燃焼室9内へ噴射される。
【0011】燃焼室9では燃焼が行われ、火炎が発生す
る。この火炎は止め輪8によりスリーブ2と燃料噴射弁
100の間の空間に侵入することができず、止め輪8よ
り上方における燃料噴射弁100の弁本体3は火炎によ
り加熱されず、燃焼室9に突出している部分(噴口6
等)よりも低温である。
【0012】弁座5は燃焼室9に近く、火炎からの熱伝
播により温度が高くなるが、この熱は弁本体3の低温部
分へと伝達され、伝達された分だけ弁座5の温度は低下
する。さらに弁座5付近の熱は、止め輪8を介してスリ
ーブ2へと移動するため、熱が移動した分だけ弁座5の
温度は低下する。
【0013】したがって、弁座5の近傍に止め輪8を設
けると、止め輪8を介してスリーブ2へと熱が伝達さ
れ、又、本体3の火炎と接触しない部分へ熱が伝達さ
れ、弁座5近傍の放熱効果が高まり、弁座5の温度低下
を図り易くなる。
【0014】弁座5の温度が200〜300℃になる
と、燃焼残渣物(燃え滓)が付着し易くなる。弁座5に
燃焼残渣物が付着すると、弁体4が弁座5に確実に着座
することができなくなり、弁体4と弁座5の間から燃料
がリークしてしまう。更に、弁座5が高温になると弁座
5の疲労強度が低下し、弁体4の衝撃により弁座5の摩
耗,へたりが生じ、弁座5と弁体4の当接部分における
気密性が保持されない。請求項3の発明により、止め輪
8を弁座5の近傍に設けることにより、弁座5の温度を
150℃以下にすることができ、燃焼残渣物の噛み込み
による燃料の漏れを防止することができる。
【0015】(請求項2の発明の実施例)複数個の止め
輪8(図2)を環状溝7に設けることもできる。その
際、切れ目11の位置をずらして設けるようにするのが
好ましく、火炎の侵入を確実に防止することができる。
【0016】スリーブ2には環状溝7を1つ設け、この
1つの環状溝7に複数の止め輪8を設けてもよいし、ス
リーブ2に複数の環状溝を設け、各環状溝にそれぞれ1
つずつ止め輪8を装着するようにしてもよい。
【0017】(請求項4の発明の実施例)図4は、止め
輪13の正面図であり、また、図5は止め輪13の平面
図である。止め輪13には第1端部17と第2端部18
とが形成されており、第1端部17と第2端部18とが
対向して段違い(ステップ状)の切れ目14が形成され
ている。なお、図4では説明を解り易くするため、第1
端部17と第2端部18とを隔離してある。
【0018】切れ目14は、第1端部17の面15と第
2端部18の面16とを接触させながら図4で見て左右
方向に両端を移動させることができ、止め輪13の直径
を収縮または拡大させることができる。このような切れ
目14を図1に示す環状溝7に装着することにより、火
炎の侵入を確実に阻止することができる。
【0019】上述した全ての実施例において、環状溝7
はスリーブ2側に設けるようにしている。理由は、環状
溝7を消耗品で交換部品である弁本体3に設けるより
も、スリーブ2側に設けた方が製造時の加工工数が少な
くて済むからである。また、弁本体3に環状溝を設けて
止め輪8を装着すると、弁本体3の交換時には、止め輪
8も同時に抜かなければ成らず、さらに新品の弁本体3
を装着する際には、止め輪8を弁本体3に新たに装着し
てスリーブ2内に設置しなければならない。このような
構成では止め輪8のスリーブ2内での移動距離が長くな
り、スリーブ2を摩耗させることになるので、本発明
(特に請求項3の発明)では環状溝7をスリーブ2に設
け、止め輪8と弁本体3の摺動長さが短くなるように配
慮した。
【0020】
【発明の効果】請求項1の発明では、スリーブ2の内周
面2bに環状溝7を設け、環状溝7に止め輪8を装着す
るようにしたので、スリーブ2と燃料噴射弁100(弁
本体3)の間に火炎が侵入することを防止することがで
きる。したがって弁本体3の火炎にさらされる部分を少
なくすることができ、弁本体3の温度上昇を抑制するこ
とができる。これにより弁座5に燃焼残渣物が付着する
こと及び弁本体3の疲労強度低下を防止することがで
き、燃料噴射弁100の機能を良好に保つことができ
る。
【0021】請求項2の発明では、止め輪8を複数個設
けるようにしたので、さらに火炎を遮断し易くなる。し
たがって、弁座5の温度低下を促進し易く、燃料噴射弁
100の機能を良好に保つことができる。
【0022】請求項3の発明では、弁座5の近傍に止め
輪8を設けるようにしたので、弁座5における放熱効果
をさらに向上させることができ、燃料噴射弁100の機
能を良好に保つことができる。
【0023】請求項4の発明では、止め輪8の切れ目1
1を軸方向と傾斜させて設け、又は止め輪13の切れ目
14を段違いに形成したので、切れ目を軸方向と平行に
設けた場合よりも火炎を遮断し易く、弁座5の温度上昇
を抑制し易くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 請求項1の発明を実施した燃料噴射弁の断面
略図である。
【図2】 止め輪の正面図である。
【図3】 図2の止め輪の平面図である。
【図4】 図2とは別の止め輪の正面図である。
【図5】 図4の止め輪の平面図である。
【図6】 従来の燃料噴射弁の断面略図である。
【符号の説明】
1 シリンダヘッド 2 スリーブ 3 弁本体 4 弁体 5 弁座 6 噴口 7 環状溝 8 止め輪 9 燃焼室 10 燃料供給路 11 切れ目 13 止め輪 14 切れ目 17 第1端部 18 第2端部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料噴射弁を支持するスリーブの内周面
    に環状溝を設け、前記環状溝に止め輪を設け、前記止め
    輪によりスリーブと燃料噴射弁の間から火炎が侵入する
    ことを防止したことを特徴とする燃料噴射弁の冷却構
    造。
  2. 【請求項2】 前記止め輪を複数個設けた請求項1に記
    載の燃料噴射弁の冷却構造。
  3. 【請求項3】 前記溝を燃料噴射弁の弁座近傍の位置に
    設けた請求項1に記載の燃料噴射弁の冷却構造。
  4. 【請求項4】 前記止め輪に切れ目を軸方向と傾斜させ
    て設け、又は段違いの鍵状に設けた請求項1に記載の燃
    料噴射弁の冷却構造。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN101852155A (zh) * 2009-03-30 2010-10-06 爱知机械工业株式会社 喷射器的安装构造和气缸盖侧构件以及具有该气缸盖侧构件的内燃机
EP2305994A1 (en) * 2008-12-11 2011-04-06 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Cooling structure for fuel injection valve
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WO2020160834A1 (de) * 2019-02-06 2020-08-13 Robert Bosch Gmbh Injektor mit verbessertem korrosionsschutz

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