JP2003063062A - 制御電圧発生回路及びそれを用いた印刷ヘッド、印刷装置。 - Google Patents

制御電圧発生回路及びそれを用いた印刷ヘッド、印刷装置。

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JP2003063062A
JP2003063062A JP2001252978A JP2001252978A JP2003063062A JP 2003063062 A JP2003063062 A JP 2003063062A JP 2001252978 A JP2001252978 A JP 2001252978A JP 2001252978 A JP2001252978 A JP 2001252978A JP 2003063062 A JP2003063062 A JP 2003063062A
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Akira Nagumo
章 南雲
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子写真プリンタにおけるLEDの列等の被
駆動素子列を選択的且つサイクリックに駆動する駆動回
路に、被駆動素子に供給される電流の値を調節するため
の制御電圧を出力する制御電圧発生回路を低コストで提
供する。 【解決手段】 差動増幅回路(211,213,21
4,216,217)の出力電圧の急激な変化を抑制す
るためのMOS構造のコンデンサ(220)を有する演
算増幅器を備える制御電圧発生回路において、演算増幅
器の出力電圧を増幅するレベルシフト回路(219,2
21)を設け、コンデンサの一方の端子を差動増幅回路
の出力と出力増幅回路の入力とに接続し、コンデンサの
他方の端子をレベルシフト回路の出力に接続し、該コン
デンサに大きなバイアス電圧を印加することにより大き
なコンデンサ容量を得るようにしたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光源に発光ダイ
オード(LED)を用いた電子写真プリンタにおけるL
EDの列、サーマルプリンタにおける発熱抵抗体の列、
表示装置における表示装置の列等の被駆動素子列を選択
的且つサイクリックに駆動する駆動回路に対し、被駆動
素子に供給される電流の値を調節するための制御電圧を
出力する制御電圧発生回路、及びそれを用いた印刷ヘッ
ド、印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真プリンタは、帯電した感光体ド
ラムに対しプリント情報に応じて選択的に光を照射して
静電潜像を形成し、該静電潜像にトナーを付着させて現
像を行うことによりトナー像を形成し、更に該トナー像
を用紙に転写し、定着させるように構成されている。
【0003】図18に一般的な電子写真プリンタにおけ
るプリンタ制御回路の構成を示す。図18において、1
はマイクロプロセッサ、ROM、RAM、入出力ポー
ト、タイマ等によって構成される印刷制御部である。該
印刷制御部1は、図示しない上位コントローラからの制
御信号SG1、ビデオ信号(ドットマップデータを一次
元的に配列したもの)SG2等によってプリンタ全体を
シーケンス制御し、印刷動作を行う。
【0004】上記制御信号SG1によって印刷指示を受
信すると、印刷制御部1はまずヒータ22aを内蔵した
定着器22が使用可能な温度範囲にあるか否かを定着器
温度センサ23によって検出し、該温度範囲になければ
ヒータ22aに通電し、使用可能な温度まで定着器22
を加熱する。次に、現像・転写プロセス用モータ(P
M)3をドライバ2を介して回転させ、同時にチャージ
信号SGCを出力して帯電用高圧電源25をオンにし、
現像器27の帯電を行う。
【0005】そして、セットされている図示しない用紙
の有無及び種類が用紙残量センサ8、用紙サイズセンサ
9によって検出される。用紙送りモータ(PM)5は遊
星ギア機構に連結されており、ドライバ4を介して双方
向に回転可能である。該モータ5の回転方向を変えるこ
とにより、プリンタ内部の異なる紙送りローラを選択す
ることができる。各ページの印刷の開始時には、先ず用
紙送りモータ5を逆転させ、セットされた用紙が用紙吸
入口センサ6に検知されるまであらかじめ設定した量だ
け送る。続いて、正回転させて、用紙をプリンタ内部の
印刷機構内に搬送する。
【0006】印刷制御部1は、用紙が印刷可能位置まで
到達した時点において上位コントローラに対してタイミ
ング信号SG3(主走査同期信号、副走査同期信号を含
む)を送信し、ビデオ信号SG2を受信する。上位コン
トローラにおいてページごとに編集され、印刷制御部1
に受信されたビデオ信号SG2は、印刷データ信号HD
−DATAとしてLEDヘッド19に転送される。LE
Dヘッド19はそれぞれ各ドット(ピクセル)の印字の
ために設けられたLEDを複数個線上に配列したもので
ある。
【0007】印刷制御部1は1ライン分のビデオ信号を
受信すると、LEDヘッド19にラッチ信号HD−LO
ADを送信し、印刷データ信号HD−DATAをLED
ヘッド19に保持させる。これにより、印刷制御部1は
次のビデオ信号SG2を上位コントローラから受信して
いる間も、LEDヘッド19に保持した印刷データ信号
HD−DATAに従い印刷を行うことができる。なお、
HD−CLKは印刷データ信号HD−DATAをLED
ヘッド19に送信するためのクロック信号である。ビデ
オ信号SG2の送受信は、印刷ラインごとに行われる。
【0008】LEDヘッド19が発する光は、マイナス
電位に帯電した図示しない感光体ドラムに照射され、こ
れにより印刷すべき情報は感光体ドラム上に電位の上昇
したドットとして潜像化される。そして、現像器27に
おいて、マイナス電位に帯電した画像形成用のトナーが
電気的な吸引力によって各ドットに吸引され、トナー像
が形成される。一方、転写信号SG4によってプラス電
位の転写用高圧電源26がオンになり、転写器28は感
光体ドラムと転写器28との間の隙間を通過する用紙に
このトナー像を転写する。
【0009】トナー像の転写された用紙は、ヒータ22
aを内蔵する定着器22に当接して搬送され、該定着器
22の熱によってトナー像が用紙に定着する。トナー像
の定着した用紙は、さらに搬送されてプリンタの印刷機
構から用紙排出口センサ7を通過してプリンタ外部に排
出される。印刷制御部1は用紙サイズセンサ9、用紙吸
入口センサ6の検知に対応して、用紙が転写器28を通
過している間だけ転写用高圧電源26の発生する電圧を
転写器28に印加する。そして、印刷が終了し、用紙が
用紙排出口センサ7を通過したときに帯電用高圧電源2
5による現像器27への電圧の印加を終了し、同時に現
像・転写プロセス用モータ3の回転を停止する。以上の
動作を印刷終了まで繰り返す。
【0010】LEDヘッド19の一般的な回路構成を図
19に示す。印刷データ信号HD−DATAはクロック
信号HD−CLKと共にLEDヘッド19に入力され
る。例えば、A4サイズの用紙に印字可能な1インチ当
たり600ドットの解像度を持つプリンタにおいては、
4992ドット分のビットデータがフリップフロップ回
路FF、FF,…,FF4992から成るシフトレ
ジスタに順次転送される。次に、ラッチ信号HD−LO
ADがLEDヘッド19に入力され、これにより上記ビ
ットデータは各ラッチ回路LT、LT,…,LT
4992にラッチされる。続いて、ビットデータと印刷
駆動信号HD−STB−Nとによって、発光素子L
,LD,…,LD4992の中、ビットデータが
HIGH(高)レベルであるものが点灯される。なお、
はインバータ回路、G,G,…,G4992
プリバッファ回路、TR,TR,…,TR4992
は駆動トランジスタ、VDDは電源である。
【0011】図20は、以上説明したLEDへのデータ
転送タイミングとLED駆動の関係を印刷制御部1の入
出力信号と共に示すタイミングチャートである。
【0012】上記LEDヘッド19は、図21に示すよ
うに一定数のLED素子を含む複数のLEDアレイチッ
プをそれぞれ駆動する複数のドライバICから構成され
ている。ここでは、LEDヘッド19は、192個のL
ED素子をそれぞれ有する26個のLEDアレイチップ
101g〜126gと26個のドライバIC101〜1
26とが整列したものとする。LEDヘッド19はま
た、各ドライバICに所定の基準電圧VREFを供給す
る基準電圧発生回路130を有する.ドライバIC10
1〜126は同一の回路構成を有し、隣接するドライバ
ICとカスケードに接続されている。例えば、ドライバ
IC101は、192個のフリップフロップ回路からな
り、印刷データ(以下HD−DATA信号と記す)をク
ロック信号(以下HD−CLK信号と記す)に同期させ
てシフト入力させるシフトレジスタ回路101bと、シ
フトレジスタ回路101bの出力信号をラッチ信号(以
下HD−LOAD信号と記す)に従いラッチするラッチ
回路と101cと、負論理信号であるストローブ信号
(以下HD−STB−Nと記す)を論理反転させるイン
バータ回路101fと、ラッチ回路101c及びインバ
ータ回101fの出力信号の論理積を出力する論理積回
路101e(以下AND回路と記す)と、AND回路1
01eの出力に応答し駆動電流をLED素子101gに
供給するLED駆動回路101dと、駆動電流を所望の
値とするためにLED駆動回路101dに制御電圧を出
力する制御電圧発生回路101aとを備えている。上記
HD−DATA,HD−CLK,HD−LOAD,HD
−STB−Nの各信号は印刷時に印刷制御部1から送ら
れてくる。
【0013】図21に示したように、LEDヘッド19
には多数のLEDアレイが搭載されるが、製造時の諸条
件のばらつきにより各LEDアレイの発光パワーにばら
つきが生じることは避けられず、また、同じLEDアレ
イ内でも各素子の発光パワーにばらつきが生じる。その
結果、感光ドラムへの露光エネルギー量がアレイ間また
は素子間で相違することとなり、感光ドラムを現像する
ときのドット面積の変動となって現れ、印刷濃度のむら
という不具合が生じる。
【0014】このような不具合を防止するため、LED
ヘッド19には、各LED素子の駆動電流を、発光パワ
ーが一定になるように調整するための構成が備えられて
いる。この構成を、図19に示したプリバッフア回路
(G,G,…,G4992)とその周辺回路との接
続関係を示す図22を参照して説明する。
【0015】図22において、一点鎖線で囲まれた部分
がプリバッファ回路Gである。図22では代表してド
ット1(LD)に対応する部分のみを示している。プ
リバッファ回路Gは、AND回路AD、Pチャネル
MOSトランジスタTP、NチャネルMOSトランジ
スタTNを含む。
【0016】また、図22において破線で囲まれる部分
は図21に示した制御電圧発生回路101aである。制
御電圧発生回路は各ドライバICチップに1つずつ設け
られている。制御電圧発生回路101aは、図19に示
した駆動トランジスタTr,Tr,…,Tr
4992等と同じゲート長を有するPチャネルMOSト
ランジスタ201、制御電圧Vcontrolを発生する演算
増幅器202、基準抵抗Rrefを含む。Vrefは図21に
示した基準電圧発生回路130が発生する基準電圧であ
り、演算増幅器202の反転入力端子に入力される。演
算増幅器202、トランジスタ201及び基準抵抗Rr
efはフイードバック制御回路を構成しており、基準抵
抗Rrefに流れる電流、即ちトランジスタ201に流
れる電流は電源電圧VDD電圧によらず基準電圧Vref
と基準抵抗Rrefの値のみにより定まる。
【0017】演算増幅器202の回路構成を図23に示
す。同図において、215は抵抗、210〜214はP
チヤネルMOSトランジスタ、216〜218はNチヤ
ネルMOSトランジスタ、219は半導体IC内部に形
成されたMOS構造からなるコンデンサである。コンデ
ンサ219は演算増幅器の動作を安定させ、発振等の不
具合の発生を防止する機能を有する。抵抗215はPチ
ヤネルMOSトランジスタ210と直列に接続され、ト
ランジスタ211及び212のゲートに印加されるバイ
アス電圧を発生する。PチャネルMOSトランジスタ2
13及び214とNチャネルMOSトランジスタ216
及び217とPチャネルMOSトランジスタ211とで
差動増幅回路が構成され、トランジスタ214のゲート
端子が演算増幅回路202の非反転入力端子(+入力端
子)、トランジスタ213のゲート端子が演算増幅回路
202の反転入力端子(−入力端子)となっている。ま
た、PチャネルMOSトランジスタ212とNチャネル
MOSトランジスタ218とで出力増幅回路が構成さ
れ、両者の接続ノードが演算増幅回路の出力端子となっ
ている。
【0018】ここで、上記の構成を有するLEDヘッド
の回路動作を簡単に説明する。LED素子を駆動するP
チャネルMOSトランジスタTrのゲート・ソース間
電圧とドレーン電流との間には図24のグラフに示すよ
うな関係がある。図中のAは該駆動トランジスタの動作
点を示している。ここでは、動作点Aにおけるゲート・
ソース間電圧(Vgs)は約1.65Vであるとする。
【0019】図22において、電源電圧VDDが3Vの
場合について考えると、トランジスタTrのゲート電
圧は3Vから前述のゲートソース間電圧Vgsを減じた
値であるので1.35Vである。LEDに電流を供給す
る際には、トランジスタTP はオフ状態、トランジス
タTNはオン状態であり、トランジスタTrのゲー
ト電圧は演算増幅器202の出力電圧(Vcontro
l)にほぼ等しい。一方、図23において、Pチャネル
MOSトランジスタ213及び214、NチャネルMO
Sトランジスタ216及び217から構成される差動増
幅回路の出力電圧は約0.9V程度になるように設定さ
れているが、この電圧はコンデンサ219のアクティブ
側電圧に等しい。前述したように、演算増幅器202の
出力電圧は、この例では1.35Vとしているので、コ
ンデンサ220の両端に印加される電圧は0.45Vと
なる。
【0020】図25に演算増幅器202に用いられるコ
ンデンサ219の構造を示す。該コンデンサはモノリシ
ックIC内に集積されるものであって、MOS(Met
alOxide Semiconductor)構造と
して形成されている。図25の(a)はコンデンサ22
0をIC上面より見た図であり、(b)はその断面構造
を示す図である。該コンデンサの容量は、その一方の電
極となるポリ・シリコンと、他方の電極となるPウェル
内の反転層との間で発生する。両者の間には良質な絶縁
体であるゲート酸化膜が介在している。
【0021】ポリ・シリコン膜の直下には、アクティブ
側電極(N+とPwell)とポリ・シリコン電極との
間の電圧が変化しても両電極間で発生する容量の変動を
僅少なものとするために、ゲート酸化膜形成の前に、十
分な濃度で不純物を注入し、ポリ・シリコン膜の電位に
よらず反転層が形成されるようにしている。これによ
り、コンデンサ219の両端に印加される電圧の値に依
らず、該コンデンサの容量をほぼ一定の値に保たれ、演
算増幅器の動作が安定する。尚、ポリシリコン電極以外
に、タングステンシリサイドや、タングステンポリサイ
ド等の電極を用いる場合もある。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】図25に示した構造の
コンデンサは、バイアス電圧の変化による容量変動の少
ない理想的特性を有しているが、該コンデンサを形成す
るためにはポリ・シリコン膜直下へ十分な濃度で不純物
注入を行う必要があり、従って専用のフォトマスク及び
ウェハープロセス工程が必要となる。この様な工程の追
加は、ドライバICの製造コストを上昇させ、LEDヘ
ッドの製造コストを上昇させる要因となり、望ましくな
い。
【0023】本発明は上記の問題に鑑みなされたもので
あり、MOS構造からなるコンデンサを含む演算増幅器
を備える制御電圧発生回路を、その制御動作の安定性を
損なうことなく低コストで提供することを課題とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく、
請求項1に記載の発明は、制御電圧の値に応じた値の駆
動電流を被駆動素子に供給する駆動回路に該制御電圧を
出力するための回路であって、第1及び第2の入力端子
を有し該第1及び第2の入力端子にそれぞれ印加される
電圧の値に応じた値の電圧を前記制御電圧として生成す
る演算増幅器と、該演算増幅器が出力する電圧の値に応
じた値の電流を発生する基準電流発生素子とを含み、前
記第1の入力端子に基準電圧が印加され前記第2の入力
端子に前記基準電流の値に応じた値の電圧が印加され、
前記演算増幅器は、前記第1及び第2の入力端子にそれ
ぞれ印加される電圧の差分に応じた値を有する電圧を出
力する差動増幅回路と、該差動増幅回路の出力電圧を増
幅して前記制御電圧を発生する出力増幅回路と、前記差
動増幅回路の出力に接続されたMOS構造のコンデンサ
とを有する制御電圧発生回路において、前記演算増幅器
の出力電圧をレベルシフトする変換回路を設け、前記コ
ンデンサの一方の端子を前記差動増幅回路の出力に接続
し、前記コンデンサの他方の端子を前記変換回路の出力
に接続したことを特徴とする。
【0025】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記演算増幅器の第2の入力端子を、
外部からの補正信号に応じて選択される抵抗を介してグ
ランドに接続する抵抗選択回路を更に備え、前記基準電
流発生素子の発生した基準電流が前記選択された基準抵
抗を流れることを特徴とする。
【0026】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の発明において、前記コンデンサの前記他方の端子を前
記変換回路の出力に接続する第1の開閉部と、前記コン
デンサの該他方の端子を前記出力増幅回路の出力に接続
する第2の開閉部とを更に備え、前記外部からの補正信
号の値が所定の値を超えているときに前記第1の開閉部
が閉じ且つ前記第2の開閉部が開き、前記外部からの補
正信号の値が前記所定の値以下のときに前記第1の開閉
部が開き且つ前記第2の開閉部が閉じることを特徴とす
る。
【0027】請求項4に記載の発明によれば、請求項1
から3のいずれか一項に記載の制御電圧発生回路と、供
給される駆動電流に応じた大きさのドットを記録媒体に
形成する被駆動素子と、外部から供給される印刷データ
の値と該制御電圧回路が発生する制御電圧の値に応じた
値の駆動電流を前記被駆動素子に供給する駆動回路とを
含むことを特徴とする印刷ヘッドが得られる。
【0028】請求項5に記載の発明によれば、請求項4
に記載の印刷ヘッドと前記印刷データを生成する手段と
を含むことを特徴とする印刷装置が得られる。
【0029】
【発明の実施の形態】図1は、LEDヘッドのドライバ
ICに使用される本発明の第1の実施の形態の制御電圧
発生回路が備える演算増幅器の回路構成を示している。
同図において、210〜214,219,221はPチ
ャネルMOSトランジスタ、216〜218はNチャネ
ルMOSトランジスタ、215は抵抗、220はコンデ
ンサである。
【0030】PチヤネルMOSトランジスタ210のソ
ース端子は電源VDDに接続され、そのドレーン端子は
ゲート端子と共に抵抗215の一端に接続されている。
抵抗215の他端はグランドに接続されている。Pチャ
ネルMOSトランジスタ210と抵抗215とによりバ
イアス電圧発生回路が構成され、両者の接続ノードの電
圧は、PチヤネルMOSトランジスタ211〜212,
219の各ゲート端子にバイアス電圧として印加され
る。PチヤネルMOSトランジスタ213,214及び
NチャネルMOSトランジスタ216,217により差
動増幅回路が構成されており、PチヤネルMOSトラン
ジスタ214のゲート端子が差動増幅回路の非反転入力
端子(+入力)、PチヤネルMOSトランジスタ213
のゲート端子が差動増幅回路の反転入力端子(−入力)
となっている。
【0031】トランジスタ213,214のソース端子
はPチヤネルMOSトランジスタ211のドレーン端子
に接続され、該トランジスタ213,214のドレーン
端子はそれぞれNチャネルMOSトランジスタ216,
217のドレーン端子に接続され、該トランジスタ21
6,217のソース端子はグランドに接続されている。
また、トランジスタ216のドレーン端子は、トランジ
スタ216,217の各ゲート端子にも接続されてい
る。NチャネルMOSトランジスタ218のドレーン端
子はPチヤネルMOSトランジスタ212のドレーン端
子に接続され、トランジスタ218のドレーン端子の電
圧が、演算増幅器の出力信号として外部に出力される。
【0032】トランジスタ218のゲート端子はトラン
ジスタ217のドレーン端子とコンデンサ220の一端
とに接続されている。PチヤネルMOSトランジスタ2
19のドレーン端子はトランジスタ221のソース端子
とコンデンサ220の他端とに接続されている。また、
トランジスタ221のゲート端子は演算増幅器の出力、
即ち、トランジスタ218のドレーン端子に接続されて
いる。
【0033】トランジスタ219はトランジスタ21
1,212と同様、定電流領域で動作するように動作点
が設定されている。トランジスタ219とトランジスタ
と221とによりレベルシフト回路が構成されており、
トランジスタ221のゲート電圧、即ち、演算増幅器の
出力電圧が上昇すると、それにほぼ比例して該トランジ
スタ221のソース電圧も上昇する。
【0034】図2にコンデンサ220の構造を示す。該
コンデンサ220は、先に説明した従来の電子写真プリ
ンタの制御電圧発生回路内の演算増幅器に使用されるコ
ンデンサと同様に、モノリシックIC内に集積されるも
のであって、MOS(Metal Oxide Sem
iconductor)構造として形成されている。図
2の(a)は、該コンデンサをIC上面より見た図であ
り,(b)はその断面構造を示す図である。コンデンサ
のキヤパシタンスは、ポリ・シリコンからなるその一方
の電極と、他方の電極となるPウェル内の反転層との間
に発生し、両者の間には良質な絶縁体であるゲート酸化
膜が介在している。
【0035】図2のコンデンサは、ポリ・シリコン膜直
下に高濃度の不純物注入を行っていない点で図25を参
照して説明した従来のコンデンサと異なる。このような
高濃度の不純物注入を行わないため、IC製造時におい
て該コンデンサ形成のための高濃度不純物の選択的注入
用のフォトマスクを用意する必要が無くなり、また、こ
のようなフォトマスクを使用するウェハー製造プロセス
の工程も省略することができる。
【0036】図2のコンデンサでは、そのポリ・シリコ
ン膜直下に低濃度の不純物が注入されている。これは、
IC内の他の箇所にNチャネルMOSトランジスタを形
成する際、閾値電圧を調整するために低濃度での不純物
注入が行われるが、それがコンデンサ部分にも及ぶから
である。そのため、図2のコンデンサの特性は、理想的
特性から外れ、ポリ・シリコン電極とPウェル内の反転
層(以下、N+側電極という)との間の電位差Vが変化
した場合に、両者の間に発生する容量Cの値が変化す
る、C−V特性を呈することとなる。
【0037】図3は図2の構成のコンデンサのC−V特
性を示すグラフであって、バイアス電圧(N+側電極を
基準とするポリ・シリコン電極の電圧)を変化させたと
きのコンデンサの容量の変化を測定してプロットしたも
のである。図25に示した構成の従来のコンデンサはバ
イアス電圧が変化してもその容量はほとんど変化しない
が、図2の構成のコンデンサは、図3に示されているよ
うに、バイアス電圧によりその容量が大きく変動してお
り、際だった違いを見せている。
【0038】図23の回路構成を有する演算増幅器に、
図3の特性のコンデンサを適用したと仮定すると、該コ
ンデンサ両端に印加される電圧は前に説明した通り0.
45Vであり、図3のB点で動作することになる。この
動作点での容量はCpFであり、これは図25の構成
のコンデンサを使用したときの容量の半分以下である。
従って同じ容量を得るためにはコンデンサのサイズを従
来の2倍以上にする必要がある。そのため、コンデンサ
を形成する際に単にポリ・シリコン膜直下に高濃度の不
純物注入を行わないようにするだけでは、コンデンサ形
成のために確保すべきICチップ面積が大きくなり、コ
ストアップの要因となる。本実施形態における演算増幅
器内のPチヤネルMOSトランジスタ219及び221
から構成されるレベルシフト回路は、このようなICチ
ップ面積の増加を回避するために備えられたものであ
る。以下に、このレベルシフト回路の動作を説明する。
【0039】PチヤネルMOSトランジスタ219は飽
和領域で動作しており、近似的に定電流源として扱うこ
とができる。このためPチヤネルMOSトランジスタ2
21のドレーン電流は一定とみなせるので、該MOSト
ランジスタの閾値電圧をVt、ドレーン電流に応じて決
まるドライブ量を△Vとすると、該トランジスタ221
のソース端子の電圧はゲート端子の電圧に比べ、Vt+
△Vだけ高いものとなる。即ち、トランジスタ219の
ドレーン端子とトランジスタ221のソース端子の接続
ノード(図1のP点)の電圧は、演算増幅器の出力電圧
と比例関係にある。
【0040】図4は、図1の回路構成を有する演算増幅
器の出力電圧Vcontrolと、上記P点の電圧の関
係を示すグラフである。従来技術における場合と同様、
演算増幅器の設定出力電圧は1.35Vである。図4で
は、この電圧に対応する動作点をSとしている。この動
作点Sにおける、前述のP点の電圧は約2.45Vであ
る。この電圧はコンデンサの一方の電極電圧となり、他
方の電極電圧は従来技術の場合と同様に約0.9Vであ
るので、コンデンサの両端に印加されるバイアス電圧は
1.55V程度となる。この電圧を図3においてC点で
表している。
【0041】図23の回路構成では、コンデンサの動作
点はB点(バイアス電圧0.45V)であったのに対し
て、本実施形態の回路構成ではC点(バイアス電圧1.
55V)となる。図3から分かるように、C点を動作点
としたときのコンデンサの容量Cは、B点を動作点と
した場合におけるCのほぼ2倍となる。
【0042】以上説明したように、上記第1の実施形態
では、演算増幅器内部のMOS構造のコンデンサに印加
されるバイアス電圧をレベルシフト回路により上昇さ
せ、ポリ・シリコン膜直下に高濃度の不純物注入を行わ
ないことにより生じる容量低下を補償している。これに
より、所要の静電容量を得るためにコンデンサのサイズ
を従来のものから増大させる必要はなく、ICの所要チ
ップ面積の増大を回避できる。また、コンデンサを形成
するために従来行われてきた、高濃度の不純物注入工程
は不要となるため、ウェハー製造プロセスが簡略化さ
れ、通常のロジックICと同程度の工程で製造可能とな
るので製造コストの低減が可能となる。
【0043】次に、本発明の第2の実施形態を説明す
る。特開平9−109459号公報等に開示されている
ように、LEDの光量ばらつきを補正するための駆動電
流調整手段と、LED素子毎の補正データ及びLEDア
レイチップ毎の補正データを格納する手段とを備え、L
EDの光量ばらつきをLED素子毎及びLEDアレイチ
ップ毎に補正可能なLEDドライバICが知られている
が、第2の実施の形態の制御電圧発生回路はこのような
LEDドライバICにも適用可能な回路構成を有する。
尚、以下の説明において、上述の従来技術及び第1の実
施形態で説明した構成の各要素と同じあるいは対応する
要素には同じ符号を付し、その説明は省略する。
【0044】図5は、本発明の第2の実施形態の制御電
圧発生回路を備えるLEDドライバIC内部の構成を示
すブロック図である。同図において、301a〜301
d,…,348a〜348d,349a〜349dはフ
リップフロップ回路、301e〜301h,…,348
e〜348hはラッチ回路、353,354はEX−N
OR回路、355〜358はインバータ回路、359は
AND回路、352はセレクタ回路、361,362は
抵抗、360は後述する制御回路(CTRL)、301
i〜301l,…,348i〜348lはメモリセル
(MEM)、351は制御電圧発生回路、301m〜3
01p,…,348m〜348pはLED駆動のための
ドライブ回路(DRV)である。
【0045】図5に示すように、このドライバICは、
4つのデータ入力端子DATAI3〜DATAI0と4
つのデータ出力端子DATAO3〜DATAO0を備え
ており、1パルスのクロック信号を入力することによ
り、隣接する4ピクセル分の印刷データを一度に転送す
ることを可能としている。また、各ドライバIC間はカ
スケード接続されており、前段のDATAO3〜DAT
AO0端子からの出力信号は、次段ドライバICのDA
TAI3〜DATAI0端子入力に入力されている。
【0046】STB端子は図示しない制御回路から入力
される負論理のストローブ信号の入力端子である。LO
ADI端子はラッチ信号の入力端子であり、LOADO
端子は該ラッチ信号を次段ドライバICへ伝達するため
の出力端子である。CLKI端子はクロック信号の入力
端子であり、CLKO端子は該クロック信号を次段ドラ
イバICへ伝達するための出力端子である。SEL端子
はセレクト信号端子であり、該端子はカスケード接続さ
れたドライバICの中、奇数段目のドライバICでは開
放され、偶数段目のドライバICでは接地されている。
VREF端子は各ドライバICに共通の基準電圧を入力
するための端子であり、該端子に印加される電圧値によ
りLED素子に供給される駆動電流の値が決定される。
【0047】図6にLED光量補正のためのデータが格
納されるメモリセル(MEM)の内部構成を示す。同図
において、400a〜403a及び400b〜403b
はインバータ回路、400c〜403c及び400d〜
403dはNチヤネルMOSトランジスタ、404はバ
ッファ回路、405はインバータ回路である。破線で囲
まれる部分が1ドット当たり4ビットからなるドット補
正データのメモリ部分である。図6においては、印刷デ
ータドットnとドット(n+1)の2ドット分のメモリ
回路を図示している。
【0048】図7にLED素子に駆動電流を供給する駆
動回路(DRV)の内部構成を示す。同図において、4
10〜419はPチャネルMOSトランジスタ、420
〜424はNチャネルMOSトランジスタ、425〜4
29はAND回路である。
【0049】図8に補正データの書き込みを制御するた
めの制御回路(CTRL)360の内部構成を示す。同
図において、430〜433はフリップフロップ回路、
434はNOR回路、435〜438はAND回路であ
る。フリップフロップ回路430及び431でジョンソ
ンカウンタ回路が構成され、フリップフロップ回路43
2及び433とNOR回路434でリングカウンタ回路
が構成される。この制御回路(CTRL)360はST
B端子とLOAD端子を備えている。STB端子はドラ
イバICの入力端子STBに接続され、該端子には負論
理のストローブ信号STB−Nが入力される。一方、L
OAD端子は図5に示したEX−NOR回路354の出
力端子に接続され、正論理のラッチ信号LOAD−Pが
入力される。AND回路435〜438の出力はW3〜
W0端子を介してドライバICの各メモリセル(ME
M)に接続される。
【0050】図9に制御電圧発生回路(ADJ)351
の内部構成を示す。同図において、440は演算増幅
器、441はPチャネルMOSトランジスタ、442は
基準抵抗選択回路(RDEC)である。制御電圧発生回
路(ADJ)351の入力端子VREFは、演算増幅器
440の反転入力端子に接続される。演算増幅器440
の非反転入力端子は基準抵抗選択回路442(RDE
C)のR端子とPチャネルMOSトランジスタ441の
ドレーン端子に接続される。演算増幅器440の出力端
子はPチヤネルMOSトランジスタ441のゲート端子
及び出力端子Vに接続され、該出力端子Vから制御電圧
Vcontrolが駆動回路(DRV)に出力される。
S3〜S0は抵抗選択信号であり、基準抵抗選択回路
(RDEC)内のデコーダ回路に入力される。なお、こ
の抵抗選択信号の中のS3信号は演算増幅器440のS
端子にも入力される。
【0051】図10に基準抵抗選択回路442の回路構
成を示す。同図において、450〜453はインバータ
回路、454〜469はNチャネルMOSトランジス
タ、R0〜R15は抵抗である。図中の丸印はデコーダ
回路であり、4本の信号線(S0〜S3)に16個の4
入力NOR回路(0〜F)が接続され、それらの出力が
NチヤネルMOSトランジスタ454〜469のゲート
端子に印加されることを示している。S3〜S0の4つ
のロジック信号をデコードすることにより、16通りの
組合せが得られ、それにより16個のNチヤネルMOS
トランジスタ(R0〜R15)のうちの何れか1個を選
択的にオンさせることができる。
【0052】即ち、図9に示した基準抵抗選択回路(R
DEC)442のR端子とグランド間の抵抗値はロジッ
ク信号S3〜S0の論理値により決定され、例えばS3
〜S0が1111の場合にはNチヤネルMOSトランジ
スタ454がオンし、R端子から見た抵抗値はR15に
等しくなる。また、S3〜S0が1110の場合、Nチ
ヤネルMOSトランジスタ455がオンし、R端子から
見た抵抗値はR15とR14の和に等しくなる。同様
に、S3〜S0が0000の場合、NチャネルMOSト
ランジスタ469がオンし、R端子から見た抵抗値はR
15〜R0の抵抗列、即ちR15〜R0の総和に等しく
なる.PチヤネルMOSトランジスタ441のドレーン
端子に流れる基準電流Irefは、R端子とグランドと
の間に接続された上記抵抗列に流れる電流に等しい。ま
た演算増幅器440の負帰還動作により、R端子から見
た抵抗値に基準電流値Irefを乗じた値が該演算増幅
器440の反転入力端子の電圧Vrefに等しくなる。
【0053】図11に演算増幅器440の回路構成を示
す。図11において、図1を参照して説明した第1の実
施形態における演算増幅器の構成要素と同じあるいは対
応する要素には同じ符号を付し、説明は省略する。図1
1において、501はインバータ回路、502,504
はPチヤネルMOSトランジスタ、503,505はN
チヤネルMOSトランジスタである。トランジスタ50
2と503、トランジスタ504と505とにより、そ
れぞれアナログスイッチ回路が構成されている。演算増
幅器440のS端子に入力される信号はインバータ回路
501の入力、NチャネルMOSトランジスタ503の
ゲート、及びPチャネルMOSトランジスタ504のゲ
ートに印加される。インバータ501の出力信号はPチ
ヤネルMOSトランジスタ502のゲート及びNチャネ
ルMOSトランジスタ505のゲートに印加される。
【0054】PチャネルMOSトランジスタ502とN
チャネルMOSトランジスタ503とは並列に接続さ
れ、その一方の接続ノードはコンデンサ220に接続さ
れ、他方の接続ノードはトランジスタ219のドレーン
端子とトランジスタ221のソース端子の接続ノードに
接続される。同様にPチャネルMOSトランジスタ50
4とNチャネルMOSトランジスタ505とは並列に接
続され、その一方の接続ノードはコンデンサ220に接
続され、他方の接続ノードは演算増幅器440の出力に
接続される。
【0055】図12は以上説明した構成を有するドライ
バICの補正データ転送のタイミングチャートである。
尚、図12では、説明を簡単にするためドライバIC1
チップについての転送タイミングを示している。
【0056】不図示の印刷制御部は、補正データ転送の
開始時にLOADI端子をHighレベルとしてから、
最初のクロックパルスに同期して4ビットのチップ補正
データの最上位ビットb3をDATAI3として送出す
る。次のクロックパルスに同期して4個の4ビットのド
ット補正データDOT1〜DOT4のそれぞれの最上位
ビットb3をDATAI0〜DATAI3として送出す
る。この手順をDOT189〜DOT192のドット補
正データのそれぞれの最上位ビットを送出するまで繰り
返す。なお、これに要するクロックパルス数は192/
4+1=49パルスである。
【0057】次いで、ドライバICのSTB端子に、S
TB-N信号を3パルス供給する。これによりドライバ
IC内部に補正データ書き込み信号(補正データbit
3−WR)が発生して、ドライバICシフトレジスタに
転送された補正データは図6に示したメモリセル(ME
M)に書き込まれる。なお、図12に示した補正bit
-WR信号は、補正データbit3-WR、補正データb
it2-WR、補正データbit1-WR、補正データb
it0-WRの各信号を代表して示すものであり、これ
らの信号は図6におけるW3,W2,W1,W0にそれ
ぞれ対応している。
【0058】以上により4ビットの各補正データの最上
位ビットb3の転送がすべて終了し、メモリセルへの書
き込みが終了すると、続いて4ビットの各補正データの
2番目のビットb2についてのデータ転送が行われ、最
上位ビットb3の場合と同様にメモリセルへの書き込み
が行われる。その後、3番目のビットb1と最下位ビッ
トb0についてもデータ転送とメモリセルへの書き込み
が順次行われる。
【0059】図13はドライバICを26個カスケード
接続してなるLEDヘッドヘの補正データ転送の状況を
示すタイミングチャートである。なお、各信号の先頭に
付けられた“HD”はLEDヘッドへの入力信号である
ことを表している。上に説明したように、全ての4ビッ
ト補正データの1つのビットb3(b2、b1、b0に
ついても同じ)を転送するために必要なクロックパルス
数はドライバIC1つ当たり49であるので、ドライバ
ICを26個カスケード接続してなるLEDヘッドで
は、全ての4ビット補正データの1つのビットb3(b
2、b1、b0についても同じ)を転送するのに必要な
クロックパルス数は49×26であり、それぞれ49×
26のクロックパルスに同期して転送された補正データ
の各ビットはメモリセルに順次書き込まれる。
【0060】図14の表にドライバICのドット単位の
補正データとLED駆動電流の関係を示す。この表に示
すように、ドット補正データ0111が補正中心(±0
%)であり、補正データが1段階変化するとLEDの駆
動電流値が+2%(または−2%)ずつ変化する。
【0061】図15の表にドライバICのチップ単位の
補正データとLED駆動電流の関係を示す。この表に示
すように、チップ補正データ0111が補正中心(±0
%)であり、補正データが1段階変化するごとにLED
の駆動電流値が+3%(または−3%)ずつ変化する。
【0062】ここで、図1に示した回路構成を有する演
算増幅器を含む第1の実施形態の制御電圧発生回路を用
いて、ドット単位及びチップ単位で光量の補正が可能な
LEDドライバIC回路を構成する場合に発生する問題
点を、駆動電流を減少させる場合について考察する。
【0063】この場合、図24を参照して説明したPチ
ャネルMOSトランジスタの特性から明らかなように駆
動トランジスタのゲート・ソース間電圧は小さくなる。
駆動トランジスタのゲート・ソース間電圧が小さくなる
とき、すなわち図1の演算増幅器の出力電圧が大きくな
るときには、該演算増幅器内のPチャネルMOSトラン
ジスタ219及び221により構成されるレベルシフト
回路の働きにより、PチヤネルMOSトランジスタ22
1のソース電圧は高くなる。従ってPチャネルMOSト
ランジスタ219のドレーン・ソース間電圧は小さくな
るので、その動作点が飽和領域から外れ、該トランジス
タ219が定電流動作をおこなうことが困難になってく
る。
【0064】この問題は、電源電圧VDDが低い場合に
より深刻になる。即ち、図1の演算増幅器のトランジス
タ219及び221により構成されるレベルシフト回路
の特性は、一般に図4を参照して説明したようなもので
あり、正常なレベルシフト動作が可能な一定の入力電圧
範囲が存在するが、この電圧範囲を越えて動作させよう
とすると、入力電圧と出力電圧との間の関係が線形でな
くなり、最悪の場合、演算増幅器が発振してしまうなど
の不具合が生じてしまう。
【0065】これに対し、図11の回路構成を有する演
算増幅器では上記不具合を未然に防止するために、演算
増幅器の出力電圧が小さい場合には該電圧をレベルシフ
トしたものをコンデンサ220に印加するが、演算増幅
器の出力電圧が大きい場合には該電圧をレベルシフトす
ることなくそのままコンデンサに印加するようにしてい
る。本実施形態では、演算増幅器の出力電圧が大きいか
あるいは小さいかの判定は、ドライバICのチップ補正
データの最上位ビットの値に基づいて行う。
【0066】図16はドライバICのチップ補正データ
の最上位ビットが1、即ち、S端子に入力される信号の
レベルがHighである場合を示している。このときL
EDの駆動電流は大きくなるので、駆動トランジスタ
(例えば図22のTr1あるいは図7における419
等)のゲート・ソース間電圧は大きくなり、演算増幅器
440の出力電圧は小さくなる。この場合には、トラン
ジスタ502及び503からなるアナログスイッチはオ
ンとなり、トランジスタ504及び505からなるアナ
ログスイッチはオフすることになる。図16ではオフし
ているアナログスイッチは破線で示している。このとき
には、図11の演算回路は図1の演算回路と同じ回路構
成を有することとなり、同じ動作(レベルシフト)を行
うことができる。
【0067】一方、図17はドライバICのチップ補正
データの最上位ビットが0、即ち、S端子に入力される
信号のレベルがLowである場合を示している。このと
きLEDの駆動電流は小さくなるので、駆動トランジス
タ(例えば図22のTr1あるいは図7における419
等)のゲート・ソース間電圧は小さくなり、演算増幅器
の出力電圧は大きくなる。この場合にはトランジスタ5
02及び503からなるアナログスイッチはオフとな
り、トランジスタ504及び505からなるアナログス
イッチはオンすることになる。図17ではオフしている
アナログスイッチ及びトランジスタは破線で示してい
る。このときには、図11の演算増幅器は図23を参照
して説明した従来の演算増幅器と同じ回路構成を有する
こととなり、レベルシフト動作は行わない。しかし、こ
れは、演算増幅器440の出力電圧が比較的大きかった
ときに生じるものであり、また、NチヤネルMOSトラ
ンジスタ218のゲート電圧は低いままであるので、コ
ンデンサ220に印加されるバイアス電圧は比較的大き
く、静電容量として十分な値が確保される。
【0068】以上説明したように第2の実施形態では、
演算増幅器の出力電圧が小さい場合にはレベルシフト回
路により該電圧を上昇させてからコンデンサ220に印
加し、一方、演算増幅器の出力電圧が大きい場合にはレ
ベルシフト回路を動作させることなく該電圧をそのまま
コンデンサに印加するようにし、また、演算増幅器の出
力電圧が大きいかあるいは小さいかの判定はドライバI
Cのチップ補正データの最上位ビットに基づいて行う。
【0069】この構成により、駆動トランジスタのゲー
ト・ソース間電圧が小さいとき、即ち、演算増幅器44
0の出力電圧が大きいときに、該演算増幅器のレベルシ
フト回路を構成するPチャネルMOSトランジスタ21
9のドレーン・ソース間電圧が小さくなり、その動作点
が飽和領域から外れ、定電流動作をおこなうことが困難
になり、入力電圧と出力電圧の間の関係が非線形となっ
て最悪の場合、演算増幅器440が発振してしまう等の
不具合の発生を未然に防止することができる。
【0070】以上説明した本発明の第1及び第2の実施
形態では、制御電圧発生回路を備える駆動回路として光
源にLEDを用いた電子写真プリンタについて説明した
が、本発明はこれに限定されるものではなく、サーマル
プリンタにおける発熱抵抗体、表示装置における表示素
子の列を駆動する場合にも適用することができる。
【0071】
【発明の効果】本発明によれば、電子写真プリンタにお
けるLEDの列等の被駆動素子列を選択的且つサイクリ
ックに駆動する駆動回路に対し、被駆動素子に供給され
る電流の値を調節するための制御電圧を出力する制御電
圧発生回路を、その制御動作の安定性を損なうことなく
低コストで提供することができる。本発明によればま
た、そのような制御電圧発生回路を備えた印刷ヘッド、
印刷装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態の制御電圧発生回路
が備える演算増幅器の回路図である。
【図2】 図1の演算増幅器に含まれるコンデンサの構
造を示す図である。
【図3】 図2のコンデンサのバイアス電圧とコンデン
サ容量との関係を示すグラフである。
【図4】 図1の演算増幅器の出力電圧とレベルシフト
回路により得られる電圧との関係を示すグラフである。
【図5】 本発明の第2の実施形態の制御電圧発生回路
を備える電子写真プリンタのLEDドライバICの構成
を示すブロック図である。
【図6】 図5のドライバICに含まれるメモリセルの
回路図である。
【図7】 図5のドライバICに含まれるLED駆動回
路の回路図である。
【図8】 図5のドライバICに含まれる補正データ書
き込み制御回路の回路図である。
【図9】 本発明の第2の実施形態の制御電圧発生回路
の構成を示すブロック図である。
【図10】 図9の制御電圧発生回路が備える基準抵抗
選択回路の回路図である。
【図11】 図9の制御電圧発生回路が備える演算増幅
器の回路図である。
【図12】 図5のドライバICへの補正データ転送の
タイミングチャートである。
【図13】 図5のドライバICをカスケード接続して
なるLEDヘッドへの補正データ転送のタイミングチャ
ートである。
【図14】 図5のドライバICにおけるドット単位の
補正データとLED駆動電流の関係を示す表である。
【図15】 図5のドライバICにおけるチップ単位の
補正データとLED駆動電流の関係を示す表である。
【図16】 図9の演算増幅器の回路動作を説明する図
である。
【図17】 図9の演算増幅器の回路動作を説明する図
である。
【図18】 電子写真プリンタの一般的構成を示すブロ
ック図である。
【図19】 図18の電子写真プリンタが備えるLED
ヘッドの一般的構成を示すブロック図である。
【図20】 図18の電子写真プリンタの印字時のタイ
ミングチャートである。
【図21】 図18の電子写真プリンタが備えるLED
ヘッドの一般的構成を示すブロック図である。
【図22】 図21のLEDヘッドのドライバICにお
けるプリバッファとその周辺回路との接続関係を示す図
である。
【図23】 図21のLEDヘッドの制御電圧発生回路
が備える演算増幅器の回路図である。
【図24】 図21のLEDヘッドのLED駆動トラン
ジスタのゲート−ソース間電圧とドレーン電流との関係
を示すグラフである。
【図25】 図23の演算増幅器に含まれるコンデンサ
の構造を示す図である。
【符号の説明】
1 印刷制御部、 2 モータドライバ、 3 現像・
転写プロセス用モータ、 4 モータドライバ、 5
用紙送りモータ、 6 用紙吸入口センサ、7 用紙排
出口センサ、 8 用紙残量センサ、 9 用紙サイズ
センサ、 19 LEDヘッド、 22 定着器、 2
3 定着器温度センサ、 25 帯電用高圧電源、 2
6 転写用高圧電源、 27 現像器、 28 転写
器、 130 基準電圧発生回路、 202 演算増幅
器、 351 制御電圧発生回路、 352 セレクタ
回路、 360 補正データ書き込み制御回路、 44
0演算増幅器、 442 基準抵抗選択回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // G05F 3/24 Fターム(参考) 2C162 AE21 AE28 AE47 AF34 AF70 AH75 FA04 FA17 5C051 AA02 CA08 DA03 DB02 DB08 DB14 DB16 DB18 DB29 DC02 DC03 DC05 DC07 DE03 5F041 BB06 CB22 DB07 FF13 5H420 NA27 NB02 NB26 NC03 NC14 NC33 NC34

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御電圧の値に応じた値の駆動電流を被
    駆動素子に供給する駆動回路に該制御電圧を出力するた
    めの回路であって、第1及び第2の入力端子を有し該第
    1及び第2の入力端子にそれぞれ印加される電圧の値に
    応じた値の電圧を前記制御電圧として生成する演算増幅
    器と、該演算増幅器が出力する電圧の値に応じた値の電
    流を発生する基準電流発生素子とを含み、前記第1の入
    力端子に基準電圧が印加され前記第2の入力端子に前記
    基準電流の値に応じた値の電圧が印加され、前記演算増
    幅器は、前記第1及び第2の入力端子にそれぞれ印加さ
    れる電圧の差分に応じた値を有する電圧を出力する差動
    増幅回路と、該差動増幅回路の出力電圧を増幅して前記
    制御電圧を発生する出力増幅回路と、前記差動増幅回路
    の出力に接続されたMOS構造のコンデンサとを有する
    制御電圧発生回路において、 前記演算増幅器の出力電圧をレベルシフトする変換回路
    を設け、前記コンデンサの一方の端子を前記差動増幅回
    路の出力に接続し、前記コンデンサの他方の端子を前記
    変換回路の出力に接続したことを特徴とする制御電圧発
    生回路。
  2. 【請求項2】 前記演算増幅器の第2の入力端子を、外
    部からの補正信号に応じて選択される抵抗を介してグラ
    ンドに接続する抵抗選択回路を更に備え、前記基準電流
    発生素子の発生した基準電流が前記選択された基準抵抗
    を流れることを特徴とする請求項1に記載の制御電圧発
    生回路。
  3. 【請求項3】 前記コンデンサの前記他方の端子を前記
    変換回路の出力に接続する第1の開閉部と、前記コンデ
    ンサの該他方の端子を前記出力増幅回路の出力に接続す
    る第2の開閉部とを更に備え、前記外部からの補正信号
    の値が所定の値を超えているときに前記第1の開閉部が
    閉じ且つ前記第2の開閉部が開き、前記外部からの補正
    信号の値が前記所定の値以下のときに前記第1の開閉部
    が開き且つ前記第2の開閉部が閉じることを特徴とする
    請求項2に記載の制御電圧発生回路。
  4. 【請求項4】 請求項1から3のいずれか一項に記載の
    制御電圧発生回路と、供給される駆動電流に応じた大き
    さのドットを記録媒体に形成する被駆動素子と、外部か
    ら供給される印刷データの値と該制御電圧回路が発生す
    る制御電圧の値に応じた値の駆動電流を前記被駆動素子
    に供給する駆動回路とを含むことを特徴とする印刷ヘッ
    ド。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の印刷ヘッドと前記印刷
    データを生成する手段とを含むことを特徴とする印刷装
    置。
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