JP2003062370A - 保護・移送用のローラと交換可能なシェービング剤とを有する湿式のシェービング装置 - Google Patents
保護・移送用のローラと交換可能なシェービング剤とを有する湿式のシェービング装置Info
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- JP2003062370A JP2003062370A JP2002125491A JP2002125491A JP2003062370A JP 2003062370 A JP2003062370 A JP 2003062370A JP 2002125491 A JP2002125491 A JP 2002125491A JP 2002125491 A JP2002125491 A JP 2002125491A JP 2003062370 A JP2003062370 A JP 2003062370A
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- B26—HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
- B26B—HAND-HELD CUTTING TOOLS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B26B21/00—Razors of the open or knife type; Safety razors or other shaving implements of the planing type; Hair-trimming devices involving a razor-blade; Equipment therefor
- B26B21/40—Details or accessories
- B26B21/44—Means integral with, or attached to, the razor for storing shaving-cream, styptic, or the like
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- Forests & Forestry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Dry Shavers And Clippers (AREA)
- Adhesive Tape Dispensing Devices (AREA)
- Cosmetics (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】 新規な湿式のシェービング装置の提供。
【解決手段】 このシェービング装置は、ハンドル１４
に支持され、複数の刃を有する替え刃カートリッジ１６
を支持するカミソリ・ヘッド１２を有する。保護・移送
用ローラは、カミソリ刃に先行してカミソリ・ヘッド上
に回転するように支持され、カミソリ・ヘッド中の分配
スロットに対する閉止部材を形成し、分配スロット中に
配置された石鹸調合品の湿ったブロックから石鹸フィル
ムを受け取って、湿ったブロックからの石鹸フィルムを
先行刃の前方に移してシェービング中においてシェービ
ングすべき肌に付着させる。分配スロット中に配置さ
れ、通常石鹸調合品のブロックを付勢してローラに係合
させるバネ付勢プッシャは、手動で分配スロットから引
き出されて、消耗した石鹸調合品の補充を容易にする。
に支持され、複数の刃を有する替え刃カートリッジ１６
を支持するカミソリ・ヘッド１２を有する。保護・移送
用ローラは、カミソリ刃に先行してカミソリ・ヘッド上
に回転するように支持され、カミソリ・ヘッド中の分配
スロットに対する閉止部材を形成し、分配スロット中に
配置された石鹸調合品の湿ったブロックから石鹸フィル
ムを受け取って、湿ったブロックからの石鹸フィルムを
先行刃の前方に移してシェービング中においてシェービ
ングすべき肌に付着させる。分配スロット中に配置さ
れ、通常石鹸調合品のブロックを付勢してローラに係合
させるバネ付勢プッシャは、手動で分配スロットから引
き出されて、消耗した石鹸調合品の補充を容易にする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的にはシェー
ビング装置に関し、特に固形で水溶性のシェービング剤
を含む湿式剃毛型のカミソリに関する。
ビング装置に関し、特に固形で水溶性のシェービング剤
を含む湿式剃毛型のカミソリに関する。
【０００２】
【発明の背景】カミソリの技術分野において、洗浄、潤
滑、皮膚の治癒若しくは湿潤化の効果、又はこれらの任
意の組み合わせを提供するように調合された石鹸調合品
のような、固形で水溶性のシェービング剤や表面活性剤
を含む湿式のシェービング装置又はカミソリが周知にな
っている。しかしながら、シェービング操作中に皮膚表
面に固形で水溶性のシェービング剤が直接接触するなら
ば、これは、皮膚接触、温水、及び他のシェービング剤
によって高い率で磨耗し侵食される。また、シェービン
グ剤の表面は、剃りかすが刺さって見苦しくなり、非衛
生的であるとの印象を与える。
滑、皮膚の治癒若しくは湿潤化の効果、又はこれらの任
意の組み合わせを提供するように調合された石鹸調合品
のような、固形で水溶性のシェービング剤や表面活性剤
を含む湿式のシェービング装置又はカミソリが周知にな
っている。しかしながら、シェービング操作中に皮膚表
面に固形で水溶性のシェービング剤が直接接触するなら
ば、これは、皮膚接触、温水、及び他のシェービング剤
によって高い率で磨耗し侵食される。また、シェービン
グ剤の表面は、剃りかすが刺さって見苦しくなり、非衛
生的であるとの印象を与える。
【０００３】このようなシェービング剤をカミソリに保
持させるためには、取付手段を設ける必要がある。カミ
ソリの技術分野の当業者は、シェービング剤として働く
固形石鹸やこれと同様の製品の限られた機械的特性に気
付くであろう。そのような製品をシェービング剤として
用いる場合には、その製品のかなりの部分がこれをカミ
ソリ・ヘッドに固定するために用いなければならず、そ
の製品がかなりのパーセンテージで使用不可能になる。
持させるためには、取付手段を設ける必要がある。カミ
ソリの技術分野の当業者は、シェービング剤として働く
固形石鹸やこれと同様の製品の限られた機械的特性に気
付くであろう。そのような製品をシェービング剤として
用いる場合には、その製品のかなりの部分がこれをカミ
ソリ・ヘッドに固定するために用いなければならず、そ
の製品がかなりのパーセンテージで使用不可能になる。
【０００４】したがって、本発明は、水溶性のシェービ
ング剤の湿ったブロックからシェービング剤のフィルム
を受け取って、このシェービング剤のフィルムを、皮脂
の洗浄、潤滑、皮膚の湿潤化、または他の効果を得るた
め、前進する装置の先行する切刃の直前の皮膚上に送っ
てそれを付着させるための手段を備える改良型の湿式の
シェービング装置を提供することを一般的目的とする。
ング剤の湿ったブロックからシェービング剤のフィルム
を受け取って、このシェービング剤のフィルムを、皮脂
の洗浄、潤滑、皮膚の湿潤化、または他の効果を得るた
め、前進する装置の先行する切刃の直前の皮膚上に送っ
てそれを付着させるための手段を備える改良型の湿式の
シェービング装置を提供することを一般的目的とする。
【０００５】さらに、本発明は、固形で水溶性のシェー
ビング剤を効率的に使用でき、その無駄使いを防止し
て、必要ならば消耗したシェービング剤の取替えを可能
にする、改良型の湿式のシェービング装置を提供するこ
とを目的とする。
ビング剤を効率的に使用でき、その無駄使いを防止し
て、必要ならば消耗したシェービング剤の取替えを可能
にする、改良型の湿式のシェービング装置を提供するこ
とを目的とする。
【０００６】
【発明の概要】本発明によれば、湿式のシェービング装
置が、少なくとも１つの刃を支持するカミソリ・ヘッド
であって、概ね円筒状のローラ表面を有し、先行刃の前
方に支持されてこの刃に関する軸のまわりに回転する保
護・分配用ローラを含むカミソリ・ヘッドを有する。こ
の装置は、さらに固形で水溶性のシェービング剤をロー
ラに関して分配位置に支持するためカミソリ・ヘッド上
に設けたマウント手段と、マウント手段中にシェービン
グ剤を分離可能に保持する保持手段と、シェービング剤
をこれがローラ表面に接触する分配位置に付勢する付勢
手段とを備える。保護・分配用ローラは、先行刃に対す
るガードとして機能するとともに、通常の湿式のシェー
ビングの間に、シェービング剤材料のフィルムを、マウ
ント手段に支持された水溶性のシェービング剤から、先
行刃の直前の皮膚表面に移送する手段として機能する。
置が、少なくとも１つの刃を支持するカミソリ・ヘッド
であって、概ね円筒状のローラ表面を有し、先行刃の前
方に支持されてこの刃に関する軸のまわりに回転する保
護・分配用ローラを含むカミソリ・ヘッドを有する。こ
の装置は、さらに固形で水溶性のシェービング剤をロー
ラに関して分配位置に支持するためカミソリ・ヘッド上
に設けたマウント手段と、マウント手段中にシェービン
グ剤を分離可能に保持する保持手段と、シェービング剤
をこれがローラ表面に接触する分配位置に付勢する付勢
手段とを備える。保護・分配用ローラは、先行刃に対す
るガードとして機能するとともに、通常の湿式のシェー
ビングの間に、シェービング剤材料のフィルムを、マウ
ント手段に支持された水溶性のシェービング剤から、先
行刃の直前の皮膚表面に移送する手段として機能する。
【０００７】
【発明の実施の形態】図１は本発明を具体化した湿式の
シェービング装置の斜視図を示し、図２は図１に示す湿
式のシェービング装置をわずかに拡大した一部破断側面
図を示し、図３は 図１に示す湿式のシェービング装置
をわずかに拡大した一部破断裏面図を示し、図４は図３
の４−４線に沿って得た一部破断断面の概要図を示し、
図５は図１に示す湿式のシェービング装置の分解斜視図
を示し、図６は図１と同様のものであるが、本発明を具
体化した別の湿式のシェービング装置を示し、図７は別
の保護・移送用ローラの側面図を示し、図８は本発明の
実施に使用するさらに別の保護・移送用ローラの側面図
を示す。以下の図面及び記述において、本発明は、これ
を具体化したシェービング装置又はカミソリであって一
般に符号１０で示されるものを参照して図示及び説明さ
れる。図示のカミソリ１０は、図１〜５に示すように、
本質的には、一般に符号１２で指示されハンドル１４に
支持されたカミソリ・ヘッドからなる。一般に符号１６
で示されカミソリ・ヘッド１２の一部を構成する替え刃
カートリッジが、カミソリ１０上に分離可能に支持され
ており、先行刃すなわちシート刃からなる少なくとも１
つの刃１８を支持している。カミソリ・ヘッド１２は、
一般に符号２０で指示されるシェービング剤用の分配装
置であって、符号Ｓで示され図４に最も分かりやすく図
示されている薬用石鹸調合品のブロックのような、分離
可能になっている固形で水溶性のシェービング剤を受容
して内蔵するシェービング剤分配装置をさらに含んでい
る。保護・分配用ローラ２２は、先行刃１８の前にカミ
ソリ・ヘッド上で回転するように支持されて刃の保護部
材すなわちガードとして機能する。また、保護・分配用
ローラ２２は、通常の剃毛行為すなわちシェービング中
において、シェービング剤分配装置２０と協働して、シ
ェービング剤分配装置中のシェービング剤から、シェー
ビング剤の材料からなる薄い被覆又はフィルムを取り出
して、これを先行刃１８の前方の皮膚表面に運んでここ
に付着させる。これらについては、以下においてより十
分に説明する。
シェービング装置の斜視図を示し、図２は図１に示す湿
式のシェービング装置をわずかに拡大した一部破断側面
図を示し、図３は 図１に示す湿式のシェービング装置
をわずかに拡大した一部破断裏面図を示し、図４は図３
の４−４線に沿って得た一部破断断面の概要図を示し、
図５は図１に示す湿式のシェービング装置の分解斜視図
を示し、図６は図１と同様のものであるが、本発明を具
体化した別の湿式のシェービング装置を示し、図７は別
の保護・移送用ローラの側面図を示し、図８は本発明の
実施に使用するさらに別の保護・移送用ローラの側面図
を示す。以下の図面及び記述において、本発明は、これ
を具体化したシェービング装置又はカミソリであって一
般に符号１０で示されるものを参照して図示及び説明さ
れる。図示のカミソリ１０は、図１〜５に示すように、
本質的には、一般に符号１２で指示されハンドル１４に
支持されたカミソリ・ヘッドからなる。一般に符号１６
で示されカミソリ・ヘッド１２の一部を構成する替え刃
カートリッジが、カミソリ１０上に分離可能に支持され
ており、先行刃すなわちシート刃からなる少なくとも１
つの刃１８を支持している。カミソリ・ヘッド１２は、
一般に符号２０で指示されるシェービング剤用の分配装
置であって、符号Ｓで示され図４に最も分かりやすく図
示されている薬用石鹸調合品のブロックのような、分離
可能になっている固形で水溶性のシェービング剤を受容
して内蔵するシェービング剤分配装置をさらに含んでい
る。保護・分配用ローラ２２は、先行刃１８の前にカミ
ソリ・ヘッド上で回転するように支持されて刃の保護部
材すなわちガードとして機能する。また、保護・分配用
ローラ２２は、通常の剃毛行為すなわちシェービング中
において、シェービング剤分配装置２０と協働して、シ
ェービング剤分配装置中のシェービング剤から、シェー
ビング剤の材料からなる薄い被覆又はフィルムを取り出
して、これを先行刃１８の前方の皮膚表面に運んでここ
に付着させる。これらについては、以下においてより十
分に説明する。
【０００８】カミソリ１０をより詳細に考察すると、図
面に示されるように、替え刃カートリッジ１６とこの替
え刃カートリッジに支持されて先行刃１８のガードとな
る保護・分配用ローラ２２とは、図１の符号Ａによって
指示される共通軸に支持されており、これらの軸は、図
５に示し以下においてより詳細に説明するように、シェ
ービング剤分配装置２０の対向する側面の固定位置にマ
ウントされて軸方向に離間した一対の同軸軸体シャフト
２１、２１によって規定される。保護・分配用ローラ２
２は、様々な材料から形成することができ、様々な形状
をとることができるが、好ましくは、図示のローラ２２
のように、ステンレス鋼で形成された中空で概ね円筒状
の管状部材で形成され、軸体２１、２２を受けるための
同軸で円筒状の通孔２５、２５を有する半径方向に配置
された対向端面２４、２４を含む。管状のローラ２２
は、概ね円筒状のローラ表面２６と、その内部に形成さ
れた複数の通孔であってこの面２６を通る開口部２８、
２８を画定する複数の通孔とを備える。開口部２８、２
８の数、サイズ、形状、及び配置は、変更可能である
が、図示の開口部は、概ね矩形で、概ね軸Ａに平行に一
直線に並んだ規則的パターンとして配置されている。ロ
ーラ２２が軸支されている軸体２１、２１の自由な端部
は、幾分直径が減少しており通孔２５、２５と概ね相補
的になっていて、これによりローラは、軸体上で回転自
在になっており、その軸方向の運動が制限される。
面に示されるように、替え刃カートリッジ１６とこの替
え刃カートリッジに支持されて先行刃１８のガードとな
る保護・分配用ローラ２２とは、図１の符号Ａによって
指示される共通軸に支持されており、これらの軸は、図
５に示し以下においてより詳細に説明するように、シェ
ービング剤分配装置２０の対向する側面の固定位置にマ
ウントされて軸方向に離間した一対の同軸軸体シャフト
２１、２１によって規定される。保護・分配用ローラ２
２は、様々な材料から形成することができ、様々な形状
をとることができるが、好ましくは、図示のローラ２２
のように、ステンレス鋼で形成された中空で概ね円筒状
の管状部材で形成され、軸体２１、２２を受けるための
同軸で円筒状の通孔２５、２５を有する半径方向に配置
された対向端面２４、２４を含む。管状のローラ２２
は、概ね円筒状のローラ表面２６と、その内部に形成さ
れた複数の通孔であってこの面２６を通る開口部２８、
２８を画定する複数の通孔とを備える。開口部２８、２
８の数、サイズ、形状、及び配置は、変更可能である
が、図示の開口部は、概ね矩形で、概ね軸Ａに平行に一
直線に並んだ規則的パターンとして配置されている。ロ
ーラ２２が軸支されている軸体２１、２１の自由な端部
は、幾分直径が減少しており通孔２５、２５と概ね相補
的になっていて、これによりローラは、軸体上で回転自
在になっており、その軸方向の運動が制限される。
【０００９】図２に最も良く示されている替え刃カート
リッジ１６は、フレーム３０を有し、これは、耐久性の
ある軽量で弾力性を有するプラスチック材料から成型す
ることが好ましく、一対の離間した側壁３２、３２であ
ってこれらの間に延在する連結壁３４によって一体に接
合されたものを含むことが好ましい。図示の刃カートリ
ッジ１６は、３つの刃を支持しており、これらは、シー
ト刃１８と、このシート刃１８と実質的に同一であり符
号１８ａ、１８ｂで示される２つの追加のフラット刃と
を含む。図示の３つのフラット刃１８、１８ａ、１８ｂ
は、平行で直線的に延びる切刃を有するとともに、その
平坦面が互いに平行で離間した状態で配置されている。
３つの刃は、図示しているように側壁３２、３２に支持
されてこれらの間に延在する。刃カートリッジ１６は、
好ましくは１又はそれ以上の皮膚保護用レールを含み、
５つのこのようなレールは、図において符号４０〜４８
で示されている。
リッジ１６は、フレーム３０を有し、これは、耐久性の
ある軽量で弾力性を有するプラスチック材料から成型す
ることが好ましく、一対の離間した側壁３２、３２であ
ってこれらの間に延在する連結壁３４によって一体に接
合されたものを含むことが好ましい。図示の刃カートリ
ッジ１６は、３つの刃を支持しており、これらは、シー
ト刃１８と、このシート刃１８と実質的に同一であり符
号１８ａ、１８ｂで示される２つの追加のフラット刃と
を含む。図示の３つのフラット刃１８、１８ａ、１８ｂ
は、平行で直線的に延びる切刃を有するとともに、その
平坦面が互いに平行で離間した状態で配置されている。
３つの刃は、図示しているように側壁３２、３２に支持
されてこれらの間に延在する。刃カートリッジ１６は、
好ましくは１又はそれ以上の皮膚保護用レールを含み、
５つのこのようなレールは、図において符号４０〜４８
で示されている。
【００１０】半径方向の外側に開口する鍵穴スロット５
０が、図５に示すように、各側壁３２、３２中に形成さ
れている。刃カートリッジは、保護・分配用ローラ２２
に跨るように軸体２１、２１に分離可能に取り付けられ
て、対向する側壁３２、３２の対向する内面間の間隔が
ローラ２２の軸方向の長さと実質的に等しくなってい
る。側壁３２、３２の先行部分は、ローラ表面２６の円
筒形状と実質的に相補的になるように部分的円筒形状を
有する。実質的に平坦なシート刃１８は、ローラ表面２
６に概ね接する平面中に配設され、その切刃がその全長
に亘ってローラ表面２６から実質的に一様に離間してい
る。鍵穴スロット５０、５０は、軸体２１、２１の関連
部分とスナップ係合するようになっており、替えカート
リッジ１６の保護・分配用ローラ２２に対する組み立て
後の位置においてこの替えカートリッジ１６を分離可能
に保持するように作用する。ローラ２２は、カミソリ・
ハンドル１４、シェービング剤分配装置２０及び刃カー
トリッジ１６に対して軸Ａのまわりに回転自在に支持さ
れており、一方、刃カートリッジは、軸体２１、２１に
支持されて、通常位置若しくは休止位置から、通常のシ
ェービング運動に伴って皮膚表面上でカミソリが運動す
るに従って、剃毛されている皮膚表面に追従するカミソ
リ・ハンドルに対しての追従位置の範囲に亘って、限定
された往復枢支又は揺動する。図２において、休止位置
にある替え刃カートリッジ１６が実線で示されており、
ほぼ最大限のトラッキング位置が破線で示されている。
周知のタイプの刃カートリッジ付勢手段（図示せず）が
刃カートリッジを図２の休止位置に向けての反時計方向
に付勢するために設けられており、例えば、シェービン
グ剤分配装置２０と刃カートリッジ１６との間に作用し
て通常状態で刃カートリッジをその休止位置に付勢する
バネ付勢プランジャや板バネからなる。
０が、図５に示すように、各側壁３２、３２中に形成さ
れている。刃カートリッジは、保護・分配用ローラ２２
に跨るように軸体２１、２１に分離可能に取り付けられ
て、対向する側壁３２、３２の対向する内面間の間隔が
ローラ２２の軸方向の長さと実質的に等しくなってい
る。側壁３２、３２の先行部分は、ローラ表面２６の円
筒形状と実質的に相補的になるように部分的円筒形状を
有する。実質的に平坦なシート刃１８は、ローラ表面２
６に概ね接する平面中に配設され、その切刃がその全長
に亘ってローラ表面２６から実質的に一様に離間してい
る。鍵穴スロット５０、５０は、軸体２１、２１の関連
部分とスナップ係合するようになっており、替えカート
リッジ１６の保護・分配用ローラ２２に対する組み立て
後の位置においてこの替えカートリッジ１６を分離可能
に保持するように作用する。ローラ２２は、カミソリ・
ハンドル１４、シェービング剤分配装置２０及び刃カー
トリッジ１６に対して軸Ａのまわりに回転自在に支持さ
れており、一方、刃カートリッジは、軸体２１、２１に
支持されて、通常位置若しくは休止位置から、通常のシ
ェービング運動に伴って皮膚表面上でカミソリが運動す
るに従って、剃毛されている皮膚表面に追従するカミソ
リ・ハンドルに対しての追従位置の範囲に亘って、限定
された往復枢支又は揺動する。図２において、休止位置
にある替え刃カートリッジ１６が実線で示されており、
ほぼ最大限のトラッキング位置が破線で示されている。
周知のタイプの刃カートリッジ付勢手段（図示せず）が
刃カートリッジを図２の休止位置に向けての反時計方向
に付勢するために設けられており、例えば、シェービン
グ剤分配装置２０と刃カートリッジ１６との間に作用し
て通常状態で刃カートリッジをその休止位置に付勢する
バネ付勢プランジャや板バネからなる。
【００１１】カミソリ・ヘッド１２に形成されたこの好
適なシェービング剤分配装置２０は、ハンドル１４に支
持されて概ね矩形の分配装置ハウジング５２であって、
上部壁５６と、横方向に離間して分離された一対の底部
壁５８、５８と、上部壁５６及び底部壁５８、５８の前
方端部間を接続する一対の対向する側壁６０、６０とを
有する分配装置ハウジング５２を備える。上部壁、底部
壁、及び側壁は、協働して、図３に示すように、前方と
後方に開放するとともに、概ね矩形の断面を有し、シェ
ービング剤の材料、或いは薬用の石鹸調剤品Ｓの概ね矩
形のブロックを受容して内臓する分配スロット６２を画
定する。側壁６０、６０に形成された一対のガイド・ス
ロット６４、６４は、分配スロット６２と連通して側壁
の長手方向に延び、その後端を通って外側に開放してい
る。
適なシェービング剤分配装置２０は、ハンドル１４に支
持されて概ね矩形の分配装置ハウジング５２であって、
上部壁５６と、横方向に離間して分離された一対の底部
壁５８、５８と、上部壁５６及び底部壁５８、５８の前
方端部間を接続する一対の対向する側壁６０、６０とを
有する分配装置ハウジング５２を備える。上部壁、底部
壁、及び側壁は、協働して、図３に示すように、前方と
後方に開放するとともに、概ね矩形の断面を有し、シェ
ービング剤の材料、或いは薬用の石鹸調剤品Ｓの概ね矩
形のブロックを受容して内臓する分配スロット６２を画
定する。側壁６０、６０に形成された一対のガイド・ス
ロット６４、６４は、分配スロット６２と連通して側壁
の長手方向に延び、その後端を通って外側に開放してい
る。
【００１２】ハウジング５２は、さらに上方及び後方に
開放されたバネ容器すなわちバネ穴６５を含み、このバ
ネ容器６５は、以下に明らかにする理由によって、底部
壁５８、５８から支持されてハウジング５２の下部側に
沿った中心で正面から後方に延びる。バネ容器は、分配
スロット６２中に向かって上側に開放し、ハウジング５
２の後部を経て外側に開放している。バネ穴６５の前方
部分は、特にコイルバネを受容するようになっており、
一方、穴の後方部分は、コイルバネのテール部を受容す
るため上方に開放されて直線的に延びる溝を画定する。
ハウジング５２の最下部の壁体は、側壁６０、６０の後
端から後方に、これを超えてある程度の距離だけ延び、
分配装置ハウジング５２の後部においてガイド・スロッ
ト６４、６４の高さ位置以下に段差すなわち棚部６７を
形成している。
開放されたバネ容器すなわちバネ穴６５を含み、このバ
ネ容器６５は、以下に明らかにする理由によって、底部
壁５８、５８から支持されてハウジング５２の下部側に
沿った中心で正面から後方に延びる。バネ容器は、分配
スロット６２中に向かって上側に開放し、ハウジング５
２の後部を経て外側に開放している。バネ穴６５の前方
部分は、特にコイルバネを受容するようになっており、
一方、穴の後方部分は、コイルバネのテール部を受容す
るため上方に開放されて直線的に延びる溝を画定する。
ハウジング５２の最下部の壁体は、側壁６０、６０の後
端から後方に、これを超えてある程度の距離だけ延び、
分配装置ハウジング５２の後部においてガイド・スロッ
ト６４、６４の高さ位置以下に段差すなわち棚部６７を
形成している。
【００１３】図示のシェービング剤分配装置ハウジング
５２は、カミソリ・ハンドル１４に支持されているが、
このハンドルに一体的に接続することができ、或いはこ
れに分離可能に接続することができる。ハウジング５２
は、これに設けた上部壁及び底部壁５６、５８、５８が
それぞれ平行で、軸Ａの軸面から等距離だけ離れてお
り、保護・分配用ローラ２２が上述の軸面によって２分
される分配スロット６２の前端部に対する実質的な仕切
りすなわち閉止部材となっている。好ましくは、そして
図示のように、分配スロット６２の鉛直方向の幅は、ロ
ーラ表面２６の直径よりも幾分少なくなっている。横方
向に延びるプッシャ６６は、分配スロット６２中に配置
され、後者のスロットを横断するように延びて、くびれ
て概ね矩形の断面を有し対向する端部６８、６８を有
し、これらの端部は、ガイド・スロットの関連部分に対
して相補的な形状を有し、ハウジング５２の対向側部で
ガイド・スロット６４、６４から横方向の外側に突起す
る。プッシャ端部６８、６８は、ガイド・スロット６
４、６４と協働して、プッシャ６６をプッシャの前方面
が垂直向きの前方対向位置になるよう、すなわちローラ
２２の方向に向くように保持する。拡径された頭部であ
るフィンガ・グリップ６９、６９が、以下に説明する理
由によってくびれた細径部６８、６８の外側端に形成さ
れている。バネ穴６５中に受容されたつるまき定圧バネ
７０は、分配装置ハウジング５２に対して固定された位
置に保持されたつるまき内部端（図示せず）を有してい
る。つるまきバネ７０の後方突出端部又はテール部は、
図３に示すようにプッシャ６６に連結されている。つる
まき定圧バネ７０は、プッシャを分配スロット６２中に
おいて前方向に保護・移送用ローラ２２に向けて連続的
に付勢する。
５２は、カミソリ・ハンドル１４に支持されているが、
このハンドルに一体的に接続することができ、或いはこ
れに分離可能に接続することができる。ハウジング５２
は、これに設けた上部壁及び底部壁５６、５８、５８が
それぞれ平行で、軸Ａの軸面から等距離だけ離れてお
り、保護・分配用ローラ２２が上述の軸面によって２分
される分配スロット６２の前端部に対する実質的な仕切
りすなわち閉止部材となっている。好ましくは、そして
図示のように、分配スロット６２の鉛直方向の幅は、ロ
ーラ表面２６の直径よりも幾分少なくなっている。横方
向に延びるプッシャ６６は、分配スロット６２中に配置
され、後者のスロットを横断するように延びて、くびれ
て概ね矩形の断面を有し対向する端部６８、６８を有
し、これらの端部は、ガイド・スロットの関連部分に対
して相補的な形状を有し、ハウジング５２の対向側部で
ガイド・スロット６４、６４から横方向の外側に突起す
る。プッシャ端部６８、６８は、ガイド・スロット６
４、６４と協働して、プッシャ６６をプッシャの前方面
が垂直向きの前方対向位置になるよう、すなわちローラ
２２の方向に向くように保持する。拡径された頭部であ
るフィンガ・グリップ６９、６９が、以下に説明する理
由によってくびれた細径部６８、６８の外側端に形成さ
れている。バネ穴６５中に受容されたつるまき定圧バネ
７０は、分配装置ハウジング５２に対して固定された位
置に保持されたつるまき内部端（図示せず）を有してい
る。つるまきバネ７０の後方突出端部又はテール部は、
図３に示すようにプッシャ６６に連結されている。つる
まき定圧バネ７０は、プッシャを分配スロット６２中に
おいて前方向に保護・移送用ローラ２２に向けて連続的
に付勢する。
【００１４】プッシャ６６は、定圧バネ７０と協働して
分配スロット６２の後部端に対して閉止部材となってお
り、これにより、水溶性のシェービング剤Ｓのブロック
を分配スロット６２中に保持するとともに、シェービン
グ剤Ｓを保護・分配用ローラ２２に付勢してこれに係合
させる。
分配スロット６２の後部端に対して閉止部材となってお
り、これにより、水溶性のシェービング剤Ｓのブロック
を分配スロット６２中に保持するとともに、シェービン
グ剤Ｓを保護・分配用ローラ２２に付勢してこれに係合
させる。
【００１５】湿ったカミソリ・ヘッド１２が定型的なシ
ェービング運動に伴って皮膚表面に沿って前進すると、
保護・分配用ローラ２２が皮膚に摩擦係合した状態で配
置され、図３の配置から時計方向に回転し、開口部２
８、２８を覆ってローラ表面２６上に形成されるシェー
ビング剤材料のフィルムを採取し、シェービング剤のフ
ィルムを前進する前方刃すなわちシート刃１８の前方に
おいて皮膚表面上に移して付着させる。
ェービング運動に伴って皮膚表面に沿って前進すると、
保護・分配用ローラ２２が皮膚に摩擦係合した状態で配
置され、図３の配置から時計方向に回転し、開口部２
８、２８を覆ってローラ表面２６上に形成されるシェー
ビング剤材料のフィルムを採取し、シェービング剤のフ
ィルムを前進する前方刃すなわちシート刃１８の前方に
おいて皮膚表面上に移して付着させる。
【００１６】シェービング剤Ｓのブロックが部分的に消
費され、プッシャ６６の前向き面がつるまき定圧バネ７
０の中心軸の概ね上側の位置に達すると、バネは、付勢
手段としての効力を失う。この時点で、消耗したシェー
ビング剤Ｓは、カミソリ・ヘッド中に補充されることに
なる。
費され、プッシャ６６の前向き面がつるまき定圧バネ７
０の中心軸の概ね上側の位置に達すると、バネは、付勢
手段としての効力を失う。この時点で、消耗したシェー
ビング剤Ｓは、カミソリ・ヘッド中に補充されることに
なる。
【００１７】カミソリ・ハンドルが一方の手に保持され
ている間に、プッシャ６６の両外側端上のフィンガ・グ
リップ６９、６９が他方の手の親指と人指し指との間に
つかまれて、プッシャ６６が分配スロット６２及びガイ
ド・スロット６４、６４の後方外部に引っ張られる。そ
うして、プッシャ６６が棚部６７上の着座位置、すなわ
ち図４の破線で示すプッシャ６６の位置に向けて下方に
移動させられる。この際、分配スロット６２の後方端
は、シェービング剤Ｓの新しいブロックを受け入れるた
め開放される。分配スロット６２は、十分な長さを有し
ており、スロット中ですでに部分的に消費されたブロッ
クＳと、スロット６２中に挿入されている新品すなわち
使用されていないシェービング剤のブロック（図示せ
ず）と、その着座位置から上昇して分配スロット６２の
後部の動作位置に戻って新品ブロックを後方から押すプ
ッシャ６６とを収容することができる。シェービング剤
の新品すなわち補充されたブロックは、今や、部分的に
消費したブロックを保護・移送用ローラ２２に向けてこ
れに係合するように付勢するプッシャとして動作する。
シェービング剤の新品ブロックは、部分的に消費したブ
ロックがシェービングによって完全に消耗するまで、ロ
ーラ表面２６に接触しない。従って、このカミソリ１０
は、シェービング剤を最も効率的に使用するこができ、
しかも、シェービング剤の固体ブロックと皮膚表面とが
直接接触することを防止する。
ている間に、プッシャ６６の両外側端上のフィンガ・グ
リップ６９、６９が他方の手の親指と人指し指との間に
つかまれて、プッシャ６６が分配スロット６２及びガイ
ド・スロット６４、６４の後方外部に引っ張られる。そ
うして、プッシャ６６が棚部６７上の着座位置、すなわ
ち図４の破線で示すプッシャ６６の位置に向けて下方に
移動させられる。この際、分配スロット６２の後方端
は、シェービング剤Ｓの新しいブロックを受け入れるた
め開放される。分配スロット６２は、十分な長さを有し
ており、スロット中ですでに部分的に消費されたブロッ
クＳと、スロット６２中に挿入されている新品すなわち
使用されていないシェービング剤のブロック（図示せ
ず）と、その着座位置から上昇して分配スロット６２の
後部の動作位置に戻って新品ブロックを後方から押すプ
ッシャ６６とを収容することができる。シェービング剤
の新品すなわち補充されたブロックは、今や、部分的に
消費したブロックを保護・移送用ローラ２２に向けてこ
れに係合するように付勢するプッシャとして動作する。
シェービング剤の新品ブロックは、部分的に消費したブ
ロックがシェービングによって完全に消耗するまで、ロ
ーラ表面２６に接触しない。従って、このカミソリ１０
は、シェービング剤を最も効率的に使用するこができ、
しかも、シェービング剤の固体ブロックと皮膚表面とが
直接接触することを防止する。
【００１８】図６では、本発明に係る他の湿式シェービ
ング装置すなわちカミソリが、一般に符号１０ａで示さ
れている。図示のカミソリ１０ａは、前述のカミソリ１
０と多くの部分で実質的に同一であり、前述のカミソリ
１０の部分に対応するカミソリ１０ａの部分について
は、同一の番号及び添字ａを付して詳細な説明を省略す
る。
ング装置すなわちカミソリが、一般に符号１０ａで示さ
れている。図示のカミソリ１０ａは、前述のカミソリ１
０と多くの部分で実質的に同一であり、前述のカミソリ
１０の部分に対応するカミソリ１０ａの部分について
は、同一の番号及び添字ａを付して詳細な説明を省略す
る。
【００１９】カミソリ１０ａは、符号２２ａで示される
保護・移送用ローラの構造及び配置に関してカミソリ１
０と異なる。ローラ２２と異なり、ローラ２２ａは、目
下のところプラスチックやセラミックが好ましいが任意
の適当な材料で形成され得る中実部材で形成されてい
る。ローラ２２ａは、概ね円筒状のローラ表面２６ａを
有する。ローラ２２ａに形成され表面２６ａを介して外
側に開放する複数の浅い溝７６、７６は、ローラ表面に
符号２８ａ、２８ａで示される複数の開口部を画定す
る。ローラ２２ａは、ローラ表面に沿って軸方向に離間
した位置でローラを同軸で取り巻く摩擦材料からなる複
数の環状バンド７８、７８を含む点で、前述のローラと
異なる。バンド７８、７８は、皮膚との摩擦係合を増大
させ、通常のシェービング中にローラが皮膚表面に沿っ
て運動する際の牽引を改善するため、好ましくはローラ
２２ａを形成する材料と異なる材料で形成される。
保護・移送用ローラの構造及び配置に関してカミソリ１
０と異なる。ローラ２２と異なり、ローラ２２ａは、目
下のところプラスチックやセラミックが好ましいが任意
の適当な材料で形成され得る中実部材で形成されてい
る。ローラ２２ａは、概ね円筒状のローラ表面２６ａを
有する。ローラ２２ａに形成され表面２６ａを介して外
側に開放する複数の浅い溝７６、７６は、ローラ表面に
符号２８ａ、２８ａで示される複数の開口部を画定す
る。ローラ２２ａは、ローラ表面に沿って軸方向に離間
した位置でローラを同軸で取り巻く摩擦材料からなる複
数の環状バンド７８、７８を含む点で、前述のローラと
異なる。バンド７８、７８は、皮膚との摩擦係合を増大
させ、通常のシェービング中にローラが皮膚表面に沿っ
て運動する際の牽引を改善するため、好ましくはローラ
２２ａを形成する材料と異なる材料で形成される。
【００２０】保護・分配用ローラの更に異なる形態が、
図７に符号２２ｂで示される。図示のローラ２２ｂは、
ローラ表面２６ｂと、ランダムなパターンでローラの表
面上に分散配置された表面開口部２８ｂ、２８ｂを画定
する複数の浅い溝と、を有する中実ローラを備える。
図７に符号２２ｂで示される。図示のローラ２２ｂは、
ローラ表面２６ｂと、ランダムなパターンでローラの表
面上に分散配置された表面開口部２８ｂ、２８ｂを画定
する複数の浅い溝と、を有する中実ローラを備える。
【００２１】さらに別のローラが図８に示されており、
ローラは、符号２２ｃで示されている。前述のローラと
異なり、中実ローラ２２ｃは、その表面２６ｃ中に開口
部２８ｃ、２８ｃを有し、これらは、ローラの表面上に
おいてローラ軸Ａの周りに螺旋パターンで配置されてい
る。開口部２８ｃ、２８ｃの並んだ螺旋列の各々は、互
いに螺旋状にオフセットして配置され、これにより、ロ
ーラがシェービング剤のブロックに接触して回転するの
に伴って開口部上に形成される石鹸フィルムが、皮膚表
面上に転送されて互いに重なり合うように付着し、剃毛
すなわちシェービングされる領域の完全な表面被覆を保
障する。
ローラは、符号２２ｃで示されている。前述のローラと
異なり、中実ローラ２２ｃは、その表面２６ｃ中に開口
部２８ｃ、２８ｃを有し、これらは、ローラの表面上に
おいてローラ軸Ａの周りに螺旋パターンで配置されてい
る。開口部２８ｃ、２８ｃの並んだ螺旋列の各々は、互
いに螺旋状にオフセットして配置され、これにより、ロ
ーラがシェービング剤のブロックに接触して回転するの
に伴って開口部上に形成される石鹸フィルムが、皮膚表
面上に転送されて互いに重なり合うように付着し、剃毛
すなわちシェービングされる領域の完全な表面被覆を保
障する。
【図１】本発明を具体化した湿式のシェービング装置の
斜視図である。
斜視図である。
【図２】図１に示す湿式のシェービング装置をわずかに
拡大した一部破断側面図である。
拡大した一部破断側面図である。
【図３】図１に示す湿式のシェービング装置をわずかに
拡大した一部破断裏面図である。
拡大した一部破断裏面図である。
【図４】図３の４−４線に沿って得た一部破断断面の概
要図である。
要図である。
【図５】図１に示す湿式のシェービング装置の分解斜視
図である。
図である。
【図６】図１と同様のものであるが、本発明を具体化し
た別の湿式のシェービング装置を示す。
た別の湿式のシェービング装置を示す。
【図７】別の保護・移送用ローラの側面図である。
【図８】本発明の実施に使用するさらに別の保護・移送
用ローラの側面図である。
用ローラの側面図である。
１０ カミソリ
１２ カミソリ・ヘッド
１４ カミソリ・ハンドル
１６ カートリッジ
１８ シート刃
２０ シェービング剤分配装置
２２ ローラ
２２ 保護・移送用ローラ
２６ ローラ表面
２８ 開口部
５２ 分配装置ハウジング
６２ 分配スロット
６６ プッシャ
６９ フィンガ・グリップ
７０ バネ
Ｓ シェービング剤ブロック
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 デイヴィッド・チャールズ・コーフィン
アメリカ合衆国コネティカット州06460.
ミルフォード．ウェストリヴァーストリー
ト909
Claims (14)
- 【請求項１】 カミソリ・ヘッドと、 前記カミソリ・ヘッドに支持された少なくとも１つの刃
と、 水溶性のシェービング剤のブロックを支持して、前記カ
ミソリ・ヘッドに対して運動させるためのマウント手段
と、 概ね円筒状のローラ表面を有し、前記マウント手段に対
して固定された軸のまわりに回転するように、前記少な
くとも１つの刃に先行する関係で、前記カミソリ・ヘッ
ド上に支持される保護・移送用ローラと、 前記カミソリ・ヘッドに対して前記マウント手段に支持
された水溶性のシェービング剤のブロックを分離可能に
保持する保持手段と、 前記マウント手段に支持された水溶性のシェービング剤
のブロックを前記ローラ表面に付勢して係合させる付勢
手段とを備える湿式のシェービング装置。 - 【請求項２】 前記ローラ表面に複数の開口部を有する
請求項１記載の湿式のシェービング装置。 - 【請求項３】 前記保護・移送用ローラは、前記ローラ
表面を画定する管状の壁部を有する中空のローラであ
り、前記複数の開口部は、前記管状の壁部を通って前記
中空のローラの内部と連通する通孔によって画定される
請求項２記載の湿式のシェービング装置。 - 【請求項４】 前記保護・移送用ローラは、中実のロー
ラであり、前記複数の開口は、前記保護・移送用ローラ
の溝によって画定される請求項２記載の湿式のシェービ
ング装置。 - 【請求項５】 前記マウント手段は、水溶性のシェービ
ング調剤品のブロックを受容して内蔵するための前記カ
ミソリ・ヘッド中に形成された分配スロットを備え、前
記保護・移送用ローラは、前記分配スロットの閉止部材
を形成する請求項１記載の湿式のシェービング装置。 - 【請求項６】 前記分配スロットは、その対向する端部
にスロット開口を有し、前記保護・移送用ローラは、前
記スロット開口の一方に対する閉止部材を形成し、前記
保持手段は、前記スロット開口の他方に対する閉止部材
を形成する請求項５記載の湿式のシェービング装置。 - 【請求項７】 前記保持手段は、前記分配スロット中に
収容されるプッシャを備える請求項６記載の湿式のシェ
ービング装置。 - 【請求項８】 前記保持手段は、前記付勢手段を備える
請求項１記載の湿式のシェービング装置。 - 【請求項９】 前記少なくとも１つの刃は、前記カミソ
リ・ヘッドに分離可能に固定された替え刃カートリッジ
に支持されている請求項１記載の湿式のシェービング装
置。 - 【請求項１０】 前記替え刃カートリッジは、前記軸の
まわりに制限された角度で運動するように支持されてい
る請求項９記載の湿式のシェービング装置。 - 【請求項１１】 前記保護・移送用ローラは、前記ロー
ラ表面上に軸方向に離間して同軸の複数の環状バンドを
有しており、前記複数の環状バンドの各々は、前記ロー
ラ表面の直径よりも大きな直径を有する請求項１記載の
湿式のシェービング装置。 - 【請求項１２】 前記保護・移送用ローラは、単一の材
料で形成され、前記環状バンドは、他の材料で形成され
ている請求項１１記載の湿式のシェービング装置。 - 【請求項１３】 カミソリ・ヘッドと、 前記カミソリ・ヘッドにマウントされた細長い直線的な
切刃を有する少なくとも１つの刃と、 前記切刃のほぼ全長に亘って前記切刃に対して一様に離
間して延在する概ね円筒のローラ表面を有し、前記切刃
に平行する軸のまわりに回転するため前記少なくとも１
つの刃に先行して前記カミソリ・ヘッドに支持される前
記保護・分配用ローラと、 交換可能な水溶性のシェービング剤の固形ブロックを、
前記カミソリ・ヘッド上に支持して、前記シェービング
剤が前記ローラ表面の実質的な全長に亘って前記保護・
分配用ローラに係合する分配位置に移動させるためのマ
ウント手段と、 シェービング剤を分離可能に前記カミソリ・ヘッド上に
保持する保持手段と、 シェービング剤を分配位置に向けて付勢する付勢手段と
を備える湿式のシェービング装置。 - 【請求項１４】 固形で水溶性のシェービング剤を受容
して内蔵する分配スロットを画定するとともにその対向
する端部に端部開口を有するシェービング剤分配装置を
含むカミソリ・ヘッドと、 概ね円筒状のローラ表面と当該ローラ表面に表面開口部
とを有し、固定された軸のまわりに前記シェービング剤
に対して回転するように前記カミソリ・ヘッドに支持さ
れ、前記端部開口の一方に対する実質的な閉止部材を形
成する保護・移送用ローラと、 固定位置にマウントされ各々が直線的に延びる切刃を有
する複数の刃を有する替え刃カートリッジと、 前記軸のまわりに制限された角度で前記シェービング剤
分配装置に対して運動するように、前記保護・移送用ロ
ーラが前記複数の刃に対して先行するとともに、前記直
線的に延びる切刃が前記軸と平行に位置決めされている
前記替え刃カートリッジをシェービング装置に対して分
離可能に支持するマウント手段と、 前記シェービング剤分配装置中に固形で水溶性のシェー
ビング剤を分離可能に保持して、前記シェービング剤を
前記ローラ表面に向けて連続的に付勢して係合させ、前
記分配スロット中に配置されて前記シェービング剤を支
持しその両端に前記シェービング剤分配装置の外側に露
出する指グリップを有している細長いプッシャを含む保
持付勢手段と、 前記シェービング剤分配装置に支持されて前記シェービ
ング剤分配装置と前記プッシャとの間で作用して、前記
プッシャを前記分配スロット中に保持し、前記プッシャ
を前記保護・移送用ローラの方向に付勢する定圧バネと
を備える湿式のシェービング装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US28710101P | 2001-04-27 | 2001-04-27 | |
| US60/287101 | 2001-04-27 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003062370A true JP2003062370A (ja) | 2003-03-04 |
| JP3703137B2 JP3703137B2 (ja) | 2005-10-05 |
Family
ID=23101450
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002125491A Expired - Fee Related JP3703137B2 (ja) | 2001-04-27 | 2002-04-26 | 保護・移送用のローラと交換可能なシェービング剤とを有する湿式のシェービング装置 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6655028B2 (ja) |
| EP (1) | EP1252985B1 (ja) |
| JP (1) | JP3703137B2 (ja) |
| AU (1) | AU3564102A (ja) |
| CA (1) | CA2383040A1 (ja) |
| DE (1) | DE60206686T2 (ja) |
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