JP2003061710A - 簡易微調整機能を有する靴保存型の構造 - Google Patents
簡易微調整機能を有する靴保存型の構造Info
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Abstract
ことなく効果的に靴を定型することのできる簡易微調整
機能を有する靴保存型の構造を提供する。 【解決手段】調整部21と固定部22とより構成される
微調整構造20により、連結桿30を甲当て部10及び
踵当て部40に連結し、該調整部21の歯218が摺動
する、或いは該甲当て部10の歯道12にて固定するよ
うにし、使用者が靴のサイズによって指で直接該調整部
21及び相対する該歯道12を調整することにより、容
易に調整が行えるようにする。
Description
する靴保存型の構造に係り、特に微調整が行えること
で、各サイズの靴に適応して定型するものに関わる。
構造においては、主に弾性を具有する金属片等の一端に
楕円形の木型である本体、並びにもう一端には化学繊維
などにより弾性を具えた支え部等より構成されている。
これらの構造により、靴保存型を靴中に装入すると、そ
の弾性によって靴内部にて靴を定型し、靴の外観が美し
くなるようにするものである。
ように、主に甲当て部1と、該甲当て部1より延伸して
いる連結桿2、並びに踵当て部3より構成されて、各種
サイズの靴に対応できるものもある。該連結桿2の至端
を該踵当て部3中に穿入させると、該連結桿2及び該踵
当て部3の相対する位置には導溝4及び導溝5が設けら
れているため、該連結桿2が該踵当て部3中で摺動する
ようになっており、また該踵当て部3内には連結桿2を
圧迫するばね6が設けられているため、弾性によって靴
内部より靴を定型するのと同時に各サイズの靴に応じて
調節ができるようになっている。
以下のような欠点がある。先ず上述の最も基本的な靴保
存型には、各種サイズの靴に応じて調節することができ
ず、つまり製造者は各サイズの靴に合わせた保存型を製
造しなければならなく実用性に欠けており、大量生産が
実現しない理由にもなっている。では上述の改良型で各
種サイズの靴に対応できるタイプの靴保存型において
は、比較的大きなサイズの靴に対して使用する際、靴内
より弾力により圧迫する力が足らず、また逆に比較的小
さい靴に対して使用した際は、圧迫する力が大き過ぎて
靴を定型するどころか、靴を過度に引き伸ばしてしまう
ことになる。
いことも公知構造における大きな欠点である。その理由
とは、各種靴の踵は、履き心地を考慮して人間の踵の形
状に合わせて設計されており、例えば図1に示すように
内側へ突出するクッション7が比較的靴の上部に近いこ
とにより、靴を履いたり脱いだりする際には靴紐やマジ
ックテープ(登録商標)などを解いたり外したりすること
で脚を靴に入れたり、或いは出したりすることができる
のであり、該クッション7の役割とは人の踵と靴が密着
する構造を提供して靴が脱げないようにすることにある
が、このように重要なクッション7に該踵当て部3が頻
繁に当たることにより、構造と外観が損なわれてしまう
ことも問題である。では図2に示すように、もう一つの
公知構造の靴保存型を例に挙げると、主な構造として甲
当て部1,連結桿2を有し、該連結桿2の至端には軸
2'が設けられており、踵当て部3底部には掛け孔3'が
設けられている。使用の際は適当な該掛け孔3'に軸2'
を嵌合するが、先ず該甲当て部1を靴の先端に装入し、
更に下方に向けて該踵当て部3を回転させて押すこと
で、該踵当て部3が踵部に至るようにする。こうするこ
とで、各種サイズの靴に対応することのできる靴保存型
が提供されるが、しかしこの類の構造のものにも以下二
つの欠点がある。
ぎると抗力を失うが、距離が長過ぎると逆に細かな調整
ができなくなって各種サイズの靴に合わせることができ
なくなってしまうこと、並びに軸2',掛け孔3'の「掛
ける、外す」の動作が不便であることが挙げられる。も
う一つの欠点としては、最良位置Aより靴の先端までの
距離が該クッション7より靴の先端までの距離より大幅
に長くなっていることにより、該踵当て部3は使用の頻
度によって繰り返し、該クッション7を通って靴内に進
入することになり、やはり該クッション7の外観と構造
を損ない易くなっている。では該踵当て部3がスムーズ
に或いは無理にでも靴内に入った場合でも、該踵当て部
3は該最良位置A点にまでは至らず、効果的に靴を定型
する機能を提供していることにはならない。そこでこれ
らの欠点に鑑み、微調節により各種サイズの靴に適応
し、靴の踵部を破損することなく効果的に靴を定型する
本発明の簡易微調整機能を有する靴保存型の構造を提供
する。
成る微調整構造を設け、該調整部の歯より甲当て部に設
けられた歯道にポイント式で位置決めできるようにし、
使用者が異なる靴のサイズに合わせて指によって容易に
該調整部を歯道に合わせて調整が行えるようにする。ま
た微調整構造及び歯道の設計は、特に該歯道の各隣り合
う歯と歯の距離が相当小さいことにより、各サイズの靴
に合わせられるようにする。また該ばねの適度な弾力強
度も合わせて小さな距離の調整を補い、且つ該ばねの可
動範囲を制限することで靴の定型に適度な圧力が提供で
きるようにする。更に該踵当て部より突起した縁を設け
ることにより、靴の踵部上方に設けられているクッショ
ンを傷つけず、外観と機能を保護するようにする。
当て部10,微調整構造20,連結桿30,踵当て部4
0より構成されており、図4にも示すように、使用の際
は該微調整構造20によって長さを調整した後、該甲当
て部10から先に靴内に装入し、次に該踵当て部40を
直接靴底に進入させる。その際ばね50が収縮して該連
結桿30の尾端341が止め座45と接触し、該踵当て
部40が該クッション7と摩擦するのを避けてスムーズ
に靴内に進入できるようにしており、また図5に示すよ
うに、該踵当て部40内のばね50が元の状態に回復す
ると、該踵当て部40後方位置にて突出している縁46
を有することより、該縁46で最良位置Aに接触して内
側より圧迫するようになり、よって靴定型に優れた効果
を提供する目的を達成するようになる。
部10は靴頭部の形状に合わせて形状が設計されてい
る。上方には下向に陥没したような調整空間11を有
し、該調整空間11の底部には歯道12が設けられてお
り、該歯道12の開口段121は該甲当て部10を貫通
して該歯道12との間に該微調整構造20が設置される
ようになっている。該甲当て部10は該上座13及び底
蓋14より構成される。該上座13の底部及び内側面は
空洞状態で、該上座13の底部及び内側面で該底蓋14
を被覆している。その内、該上座13は適当な位置にフ
ック131,嵌合柱132を有し、該底蓋14は該フッ
ク131,嵌合柱132に相対した位置にてフック掛け
孔141,嵌合孔142を有し、該上座13と底蓋14
とが嵌合され易い構造を提供しており、更に相対するね
じ孔付き柱133,ねじ孔143の構造によってもねじ
で該底蓋14を該上座13に螺設固定するのに便利なよ
うになっている。更に該底蓋14は該連結桿30を挿入
する穿溝144を有し、該連結桿30がスムーズに該甲
当て部10と連結されるようになっている。
調整構造20は調整部21,固定部22より構成され
る。該調整部21底部には嵌合孔座210を有し、該嵌
合孔座210の幅は該歯道12よりやや大きく、また該
嵌合孔座210の両側には嵌合孔211が設けられてい
る。また該調整部21上部には凸部212を有し、該凸
部212の幅は該歯道12よりやや大きく設計されてい
る。該嵌合孔座210と該凸部212中間には該歯道1
2よりやや小さい溝体213が設けられ、該溝体213
が図8に示すように、該開口段121より該歯道12中
に挿入されるようになっており、且つ該歯道12で摺動
範囲を制限している。該開口段121の幅と該歯道12
の歯先幅の長さが略相同を呈しているため、該調整部2
1の溝体213を該歯道12中に嵌入し易くなってお
り、該調整部21が該開口段121より外れないように
なっている。また該調整部21は嵌合孔座210,凸部
212がそれぞれ該溝体213上下両端より突出して工
の字型を呈しているため、該調整部21両側は即ち凹型
を呈し、また該歯道12の幅よりやや狭く、よって該調
整部21の溝体213は該歯道12を軌道として移動す
ることができ、且つ該嵌合孔座210,凸部212の上
下制限により、該調整部21が該歯道12上下より外れ
ないようになっている。該調整部21は該歯道12に対
応した個所に略V字型を呈した連結溝214が凹設され
ており、該連結溝214の外側には平直段215を有
し、もう一端には徐々に収縮するような削斜段216を
有する。該調整部21至端面は該平直段215及び該歯
道12に相対した位置に、外側に延伸してコの字型を呈
した弾力部217を有し、該弾力部217の両外端はや
や内側に向かって収縮した状態を呈しており、至端には
更に歯218が設けられ、該弾力部217開口個所には
幅がやや狭い位置制限空間219が設けられている。
該固定部22は該調整部21の底部に設置され、一端は
外側に延伸して略コの字型を呈した弾力部221を有
し、該弾力部221の至端部には内側に向かって相対し
た連結凸部222が設けられており、両該連結凸部22
2は該平直段215を経て該連結桿2調整部21を外側
に開き、該連結凸部222を該連結溝214と相対させ
たとき、該連結凸部222は該連結溝214中に嵌合さ
れ、図8中のB及び図12に示すように、該固定部22
に設けられた位置決め凸部223はちょうど位置制限空
間219内に位置し、靴を定型するべく該弾力部217
及び歯218が該歯道12に固定される。図8中C及び
図13に示すように、該固定部22が該調整部21と隣
接するとき、該固定部22の連結凸部222はちょうど
該連結溝214から外れて該削斜段216に進入する。
このとき該位置決め凸部223は同時に該位置制限空間
219から外れて該歯218を自由な状態にし、該歯2
18が該歯道12の形状に合わせて伸縮するようにな
る。よって使用する者は該調整空間11より該調整部2
1を押すと、その両該歯218は該歯道12の連続する
歯において直線上でポイント固定式の調整ができるよう
になり、該踵当て部40と該甲当て部10が靴のサイズ
に合わせて容易に調整できるようになっている。
0には連結桿30が枢設されており、該連結桿30は適
度な長さを具有し、且つ一端には軸31が設けられ、該
軸31は該調整部21の嵌合孔211中に嵌設されてお
り、該軸31は該嵌合孔211中で自由に回転すること
ができるようになっており、また該連結桿30のもう一
端は該踵当て部40と連結されている。該連結桿30は
適当な位置にストッパー32が突出して設置されてお
り、該連結桿30のストッパー32から軸31まではH
型33となっており、該ストッパー32から尾端341
までは円形柱34を呈している。該ストッパー32と該
円形柱34の断面はそれぞれ円形を呈しており、該ばね
50は尾端341より嵌入されて該ストッパー32を圧
迫する。更に図15,16に示すように、該踵当て部4
0の両蓋体41,42を合わせた後、該ストッパー32
が該ばね室43の側壁43"を圧迫し、該ばね50のも
う一端はもう一方の側壁43'を圧迫した後、該沈頭孔
412,ねじ孔422を螺設固定する。
て設計されており、且つ図3,15に示すように両蓋体
41,42が組み合わされて構成されており、該蓋体4
1,42の連結面には411,挿孔421が設けられ、
両該蓋体41,42は該411,挿孔421を相互に連
結させることにより一体となる。また該蓋体41,42
は略中段位置に沈頭孔412,ねじ孔422が設けられ
ていることにより、ねじを締めることによって該蓋体4
1を該蓋体42と螺設固定し、両該蓋体41,42が緊
密に固定されて一体となる。更に該蓋体41,42の間
にはばね室43が形成されており、該踵当て部40は該
ばね室43の外側に摺動孔44を形成しており、また該
ばね室43内部には摺動孔44'が設けられており、よ
って該連結桿30と該摺動孔44,44'との形状が相
同を呈していることにより、該連結桿30至端部は該踵
当て部40中で摺動することができるようになってい
る。図14に示すように該連結桿30は該ばね室43内
にてストッパー32及びばね50が設けられており、即
ち該ばね50の一端は該連結桿30のストッパー32を
圧迫しており、もう一端は該ばね室43の側壁43'を
圧迫しており、該ばね50の弾力によって該ストッパー
32を該側壁43"に押しつけて位置決めしている。よ
って該連結桿30は圧迫を受けて該踵当て部40内に向
かって収縮し、該ばね50は相対して生じる弾力によっ
て該踵当て部40及び甲当て部10を外側へ押し、該踵
当て部40及び該甲当て部10が適度な弾力によって支
えられて靴内部が定型される機能を提供しており、また
提供される弾力の強度は該微調整構造20によって適度
に調整を行うことができて、力の過不足の問題がないよ
うになっている。
動して内部に収縮した際に位置する止め座45が設けら
れており、該止め座45は該連結桿30が摺動するのを
制限している。また該踵当て部40は靴の踵部最良位置
Aの高さに位置するべく、踵側に環状を呈して突出した
縁46が設けられており、該縁46が該踵当て部40よ
り突出する距離は該最良位置Aと該クッション7との距
離より大きく設計され、該縁46が最良位置Aを圧迫す
る際に該踵当て部40上半部が該クッション7に接触し
ないようにする。またばね50の伸縮範囲は、靴踵部最
良位置Aからクッション7の距離よりやや大きく、こう
することにより図4,5に示すように先ず該甲当て部1
0を傾斜させて靴頭部に向かって挿入し、該踵当て部4
0で以って該ばね50を収縮させることにより、該踵当
て部40及び縁46は該クッション7を避けてスムーズ
に靴内に靴内に挿入される。
においては、大量生産に見合った構造となるべく、該踵
当て部40と該連結桿30とを一体射出成型の方式によ
り製造したものとし、該連結桿30の至端には図12,
13に示すように調整部21を設ける。更に該調整部2
1には工の字型の凸部212及び溝体213,並びに連
結溝214,平直段215、削斜段216,位置制限空
間219を設けた全体の構造に合わせ、弾力部221,
連結凸部222,位置決め凸部223を具有する固定部
22が該調整部21と共に該甲当て部10の調整空間1
1の歯道12中にて連結して調整構造を成しており、上
述の実施例と比較すると、構造が大幅に簡略化されて、
大量生産に相応しい構造となっている。
7と逆の方向にて連結する構造となっており、甲当て部
10と連結桿30を一体射出成型にて製造し、該連結桿
30の至端には図12,13に示すような調整部21が
設置され、該調整部21には工の字型の凸部212及び
溝体213とが設けられ、並びに連結溝214,平直段
215,削斜段216,位置制限空間219を設けた全
体の構造に合わせ、弾力部221,連結凸部222,位
置決め凸部223を具有する固定部22が該調整部21
と共に該踵当て部40に設けられた歯道12中にて連結
して調整構造としても、図17に示す実施例と同様に大
量生産に相応しい構造となっている。
ばね室43が甲当て部10に設置されており、また連結
桿30のストッパー32及びばね50がばね室43中に
設置されており、その弾力によって該甲当て部10内の
該連結桿30による圧力を緩和しており、該連結桿30
のもう一端には軸31が設けられ、該軸31には微調整
構造20が設置されており、即ち該微調整構造20と踵
当て部40の組合せによって図3とちょうど逆の構造を
呈しており、実質上は図3中にて示す実施例と同様の構
造及び機能を具有するものである。
造によって直線上で移動及びポイント固定式の位置決め
が行えて、甲当て部,連結桿及び踵当て部の長さの総和
が容易に調整できるようになり、各サイズの靴に対応し
て使用できる目的が達成できた。また甲当て部を傾斜さ
せて靴頭部に挿入し、該踵当て部を押圧することによ
り、該踵当て部がクッションを避けて靴内部に挿入され
るようになり、使用者が力を施すのを止めると、該甲当
て部と該踵当て部が靴内部より外側に向かって圧迫して
靴が効果的に定型できるようになり、且つ靴の構造や外
観を損なうことのない目的が同時に達成された。
る。
る。
せた構造説明図である。
瞰図,並びに側面図である。
俯瞰図,並びに側面図である。
る。
限されている際の構造説明図である。
る際の構造説明図である。
ある。
造説明図である。
Claims (9)
- 【請求項1】主に甲当て部、微調整構造、連結桿、踵当
て部より構成され、該連結桿が該調整構造によって該甲
当て部,及び踵当て部と連結される靴保存型の構造にお
いて、 該微調整構造が該踵当て部や甲当て部に設けられている
歯道中で摺動させるべく、側面に設けられた溝体と、 該歯道底部位置に設けられた連結溝と、 上端の該歯道位置に相対した位置には外側に延伸してお
り、また至端に歯が設けられており、更に開口部が位置
制限空間を形成している両弾力部と、 を有する調整部と、 位置決め凸部が設けられており、 該調整部の底部に設置され、 一端より弾力部が外側に延伸しており、該弾力部の外側
には連結凸部が内設されており、該連結凸部は該連結溝
より出入する際は、該位置決め凸部がちょうど離れたり
することのできる位置制限空間に位置し、該微調整構造
を該歯道の位置決めポイントにて固定させる、または摺
動できる状態にし、該踵当て部及び甲当て部を靴のサイ
ズに合わせて任意に長さを調整できるようにしている固
定部と、 より構成されることを特徴とする簡易微調整機能を有す
る靴保存型の構造。 - 【請求項2】該踵当て部と連結桿とは一体設計であり、
該連結桿の至端に設けられた調整部が固定部と共に、該
甲当て部に設けられた歯道中にて組み立てられているこ
とを特徴とする請求項1記載の簡易微調整機能を有する
靴保存型の構造。 - 【請求項3】該甲当て部と連結桿とは一体構造であり、
該連結桿の至端に設けられた調整部が固定部と共に、該
踵当て部に設けられた歯道中にて組み立てられているこ
とを特徴とする請求項1記載の簡易微調整機能を有する
靴保存型の構造。 - 【請求項4】靴の踵の形状に合わせて設計される該踵当
て部は二つの蓋体が組み合わされて成っており、該両蓋
体間にはばね室が形成されており、また該踵当て部には
該連結桿が該踵当て部内にて摺動するのを制限するべく
該ばね室に相対する個所に摺動孔が設けられており、更
に該連結桿は該ばね室内でストッパー及びばねが設置さ
れており、 該ばねの一端が該ストッパーを圧迫し、もう一端は該ば
ね室の側壁を圧迫するようになって、該ばねが適当な弾
力を提供することで靴内部を適度に圧迫して定型するこ
とを特徴とする請求項1記載の簡易微調整機能を有する
靴保存型の構造。 - 【請求項5】該踵当て部には靴の踵に相対する最良位置
の高度にて帯状の縁が設置されており、該縁が該踵当て
部より突出する距離は、該最良位置とクッションとの距
離差より大きいことを特徴とする請求項1記載の簡易微
調整機能を有する靴保存型の構造。 - 【請求項6】該微調整構造の調整部底部に設けられた嵌
合孔座は幅が該歯道より広く、また両側壁には嵌合孔が
設置されており、該連結桿に設けられた軸が該調整部の
嵌合孔内に枢設されることを特徴とする請求項1記載の
簡易微調整機能を有する靴保存型の構造。 - 【請求項7】該甲当て部は靴頭部の形状に合わせた形状
に設計されており、上部には下向に凹設された調整空間
を有し、該調整空間底部には更に歯道が開設されている
ことを特徴とする請求項1記載の簡易微調整機能を有す
る靴保存型の構造。 - 【請求項8】ばねによって靴内部より外側に向かって圧
迫する適度な力が提供されるべく、ばねが該踵当て部に
設けられたばね室中に設けられており、 また該連桿のもう一端には調整部と固定部とより構成さ
れる調整構造が設けられ、該微調整構造によって歯道の
設けられた該踵当て部と連結しており、 該調整部が該歯道の制限によって摺動や位置決めが行わ
れることを特徴とする請求項1記載の簡易微調整機能を
有する靴保存型の構造。 - 【請求項9】該調整部には該歯道底部に相対した位置に
略V字型を呈した連結溝が設けられており、該連結溝の
外側片側には平直段が,またもう片側には外側へ徐々に
収縮している形状を呈した削斜段が形成されており、 該固定部の連結凸部を連結溝中に嵌入した時、該固定部
の位置決め凸部が位置制限空間内に位置し、該弾力部及
び歯が内へ入り込まずに該微調整構造を該歯道に位置決
めさせ、 また該固定部を押して調整部と隣接させた際、該固定部
の連結凸部はちょうど該連結溝を離れて該削斜段に進入
し、同時に該位置決め凸部は該位置制限空間より外れて
該歯を自由な状態とすることを特徴とする請求項1記載
の簡易微調整機能を有する靴保存型の構造。
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