JP3170907U - 靴支持体構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】ブーツの筒部を直立状態に保持し、ブーツが変形するのを防ぐことができる靴支持体構造を提供する。【解決手段】挟み棒ユニット1と、挟み留め具2とからなる。前記挟み棒ユニットは、対称の左、右二本の棒体11を備え、前記左、右二本の棒体の上端は相互に向かい合わせて嵌め込んで固定されるか、或いは、一体成型される。前記挟み留め具2は、C型形状を呈するとともに、弾性開口を備え、前記挟み留め具は、前記弾性開口によって挟み棒ユニット1の二本の棒体の適切な位置に被せて固定され、それにより、二本の棒体の弾力性をもつ開閉部分の長さを調整することができる。また、各種異なる高さの筒部をもつブーツに適用できるだけでなく、ブーツを安定して支持することができ、適用性と実用性が向上する。【選択図】図5
Description
本考案は靴支持体に関し、特にブーツの筒部を直立状態に保持し、ブーツが変形するのを防ぐため、ブーツを置いておくのに便利なブーツの靴支持体に関する。
一般的な靴業者は、靴を置いておく時や運送する時に、押されて変形し、靴が本来もつ美しい外形がくずれるのを避けるために、通常は、靴内に靴支持体を設けることによって靴の形状を維持させる。市場でよく見られる靴支持体の多くは、薄片状の材質を一体成型させてなる。その靴支持体の外形は、靴の形状に合わせて様々な形状に形成される。しかしながら、この種の靴支持体は、靴の変形を防止する機能はあるものの、一般的な靴にしか適用させることができず、ブーツの二本の筒部を相互にくっつけて留めることで筒部が本来あるべき直立状の外観を保持させることができない。従って、履いてない状態のブーツは、その筒部が傾きやすく、それによって、折れ曲がった跡がついて外観に影響するとともに、風通しが悪くなって異臭が生じることになり、使用者にとって困ったことになる。
上述の問題を解決するために、台湾特許第M338564号の「靴支持体」が考案された。その靴支持体は棒体からなり、棒体は二組からなる。二組の棒体の内壁と末端に近い箇所は相互にくっついた状態であり、二本の棒体の内壁は上方に向かうに従って間隔が大きくなるとともに、棒体頂端の連結部まで延伸するため、二本の棒体には、弾性をもつ適切な長さの開閉部分が形成される。また、棒体のくっついた部分には、下に向かって外向き延伸部が設けられ、高い筒部をもつ靴を支持しやすいとともに、前述の連結部の上方には引っかけ部が設けられ、引っかけ部には引っかけ孔が設けられ、引っかけ孔は複数であり、それにより、この靴支持体を壁に引っかけることができる。また、棒体には引っかけ棒が設けられ、引っかけ棒には除臭剤を設けることができ、除臭剤は高い筒部をもつ靴の筒部内に設けることができる。
このような従来の靴支持体は、ブーツを優雅な直立状態にし、ブーツがあるべき外観を保持して風通しをよくすることができるため、保管するときや販売する時に並べて置いておくのに便利であり、しかも、ブーツの使用寿命を延ばすことができる。しかしながら、その二組の棒体の内壁は、上方に向かうに従って間隔が大きくなり、しかも、挟みこんで固定する部分の長さが固定されているため、ブーツの筒部の高さの違いに合わせて調整することができない。従って、使用する際、挟み込んで固定するための最良の効果を得ることができず、靴支持体を使用した筒部が変形する恐れがあり、靴支持体が傾いて筒部を固定する作用が失われやすい。
本考案は、挟み棒ユニットに挟み込んで固定する挟み留め具の位置を自由に変更することで、挟み棒ユニットの二本の棒体の弾力性をもつ開閉部分の長さを調整することができ、各種異なる高さの筒部をもつブーツに適用させることができ、適用性が向上する靴支持体構造を提供することを目的とする。
また、本考案は、使用する際、挟み留め具は、ブーツの筒部の高さの違いに応じて調整することができ、それにより、挟み棒ユニットの二本の棒体は、必要な弾力性をもつ開閉部分の長さを形成し、弾力性をもつ開閉部分は挟みこんで固定する一定の力があるため、靴支持体を使用したブーツの筒部が変形することがなく、しかも、靴支持体が傾いて筒部を支持・固定する作用が失われることがなく、それにより、実用性が向上する靴支持体構造を提供することを目的とする。
本考案の靴支持体構造は、挟み棒ユニットと、挟み留め具とからなる。前記挟み棒ユニットは、対称の左、右二本の棒体を備え、前記左、右二本の棒体の上端は相互に向かい合わせて嵌め込んで固定されるか、或いは、一体成型される。前記挟み留め具は、C型形状を呈するとともに、弾性開口を備え、前記挟み留め具は、前記弾性開口によって挟み棒ユニットの二本の棒体の適切な位置に被せて固定され、それにより、二本の棒体の弾力性をもつ開閉部分の長さを調整することができる。本考案によると、各種異なる高さの筒部をもつブーツに適用できるだけでなく、ブーツを安定して支持することができ、適用性と実用性が向上する。
(実施例1)
図1から図3に示すように、本考案の靴支持体は、挟み棒ユニット1と、挟み留め具2とによって構成する。挟み棒ユニット1は、対称の左、右二本の棒体11、12を備え、左、右二本の棒体11、12上端の内側面には、対応する二組のオス嵌合部111とメス嵌合部121が設けられ、また、左、右二本の棒体11、12外側面には、複数の位置決め孔112、122が等間隔で設けられる。左、右棒体11、12外側面における各位置決め孔112、122の箇所には、それぞれ、横向誘導溝113、123が設けられ、左、右二本の棒体11、12下端には外向き延伸部114、124が設けられ、挟み留め具2はC型形状を呈するとともに、弾性開口21を備え、挟み留め具2の内側面には、向かい合う二つの位置決め凸部22が設けられ、外側面には、凹凸状のグリップ部23が設けられる。
図1から図3に示すように、本考案の靴支持体は、挟み棒ユニット1と、挟み留め具2とによって構成する。挟み棒ユニット1は、対称の左、右二本の棒体11、12を備え、左、右二本の棒体11、12上端の内側面には、対応する二組のオス嵌合部111とメス嵌合部121が設けられ、また、左、右二本の棒体11、12外側面には、複数の位置決め孔112、122が等間隔で設けられる。左、右棒体11、12外側面における各位置決め孔112、122の箇所には、それぞれ、横向誘導溝113、123が設けられ、左、右二本の棒体11、12下端には外向き延伸部114、124が設けられ、挟み留め具2はC型形状を呈するとともに、弾性開口21を備え、挟み留め具2の内側面には、向かい合う二つの位置決め凸部22が設けられ、外側面には、凹凸状のグリップ部23が設けられる。
また、挟み棒ユニット1の左、右二本の棒体11、12は向かい合わせにくっつけられ、左、右二本の棒体11、12上端の内側面の二組のオス嵌合部111とメス嵌合部121は相互に嵌め合わせられ、挟み留め具2は、その弾性開口21によって挟み棒ユニット1の二本の棒体11、12に被せて固定され、その内側面の二つの位置決め凸部22は、誘導溝113、123の誘導により、挟み棒ユニット1の二本の棒体11、12の向かい合う位置決め孔112、122内に嵌め合わせ位置決めされ、それにより、二本の棒体の適切な長さの開閉部分に弾力性をもたせることができる。以上のようにして、本考案の靴支持体が形成される。
使用する時は、図4から図6に示すように、挟み留め具2を、ブーツ3の筒部31の高さの違いに応じて自由に変換し、挟み棒ユニット1上の位置に嵌め合わせて固定することができ、それにより、挟み棒ユニット1の二本の棒体11、12の弾力性をもつ開閉部分の長さを調整することができる。そして、前記弾力性をもつ開閉部分をブーツ3の併せられた二本の筒部31内に挿入し、ブーツ3の二本の筒部31を挟みこんで固定することにより、ブーツを優雅に直立させ、ブーツのあるべき外観を保持させ、風通しをよくさせることができる。
(実施例2)
また、図7は、本考案の実施例2の斜視図である。上述の挟み棒ユニット1の左、右二本の棒体11、12の上端箇所は一体成型され、左、右二本の棒体11、12外側面には、複数の位置決め孔112、122と横向誘導溝113、123が等間隔で設けられ、左、右二本の棒体11、12の下端には外向き延伸部114、124が設けられる。
また、図7は、本考案の実施例2の斜視図である。上述の挟み棒ユニット1の左、右二本の棒体11、12の上端箇所は一体成型され、左、右二本の棒体11、12外側面には、複数の位置決め孔112、122と横向誘導溝113、123が等間隔で設けられ、左、右二本の棒体11、12の下端には外向き延伸部114、124が設けられる。
上述の具体的な実施例の構造によると、以下の効果を得ることができる。
1、本考案は、挟み棒ユニット1に挟みこんで固定する挟み留め具2の位置を簡単に変更できるため、挟み棒ユニット1の二本の棒体11、12弾力性をもつ開閉部分の長さを調整することができるとともに、各種異なる高さの筒部31をもつブーツ3に適用することができ、適用性が向上する。
2.本考案を使用する際、挟み留め具2は、ブーツ3の筒部31の高さの違いに応じて調整することができ、それにより、挟み棒ユニット1の二本の棒体11、12は、必要な弾力性をもつ開閉部分の長さを形成する。しかも、前記弾力性をもつ開閉部分は、挟みこんで固定する一定の力があるため、靴支持体を使用したブーツ3の筒部31が変形することがなく、しかも、靴支持体が傾いて筒部31を支持・固定する作用が失われることがなく、それにより、実用性が向上する。
1、本考案は、挟み棒ユニット1に挟みこんで固定する挟み留め具2の位置を簡単に変更できるため、挟み棒ユニット1の二本の棒体11、12弾力性をもつ開閉部分の長さを調整することができるとともに、各種異なる高さの筒部31をもつブーツ3に適用することができ、適用性が向上する。
2.本考案を使用する際、挟み留め具2は、ブーツ3の筒部31の高さの違いに応じて調整することができ、それにより、挟み棒ユニット1の二本の棒体11、12は、必要な弾力性をもつ開閉部分の長さを形成する。しかも、前記弾力性をもつ開閉部分は、挟みこんで固定する一定の力があるため、靴支持体を使用したブーツ3の筒部31が変形することがなく、しかも、靴支持体が傾いて筒部31を支持・固定する作用が失われることがなく、それにより、実用性が向上する。
1 挟み棒ユニット
11 棒体
111 オス嵌合部
112 位置決め孔
113 誘導溝
114 延伸部
12 棒体
121 メス嵌合部
122 位置決め孔
123 誘導溝
124 延伸部
2 挟み留め具
21 弾性開口
22 定位凸部
23 グリップ部
3 ブーツ
31 筒部
11 棒体
111 オス嵌合部
112 位置決め孔
113 誘導溝
114 延伸部
12 棒体
121 メス嵌合部
122 位置決め孔
123 誘導溝
124 延伸部
2 挟み留め具
21 弾性開口
22 定位凸部
23 グリップ部
3 ブーツ
31 筒部
Claims (6)
- 挟み棒ユニットと、挟み留め具とからなるブーツの靴支持体構造であって、
前記挟み棒ユニットは、対称の左、右二本の棒体を備え、前記左、右二本の棒体の上端は相互に向かい合わせて嵌め込んで固定されるか、或いは、一体成型され、
前記挟み留め具は、C型形状を呈するとともに、弾性開口を備え、
前記挟み留め具は、前記弾性開口によって挟み棒ユニットの二本の棒体の適切な位置に被せて固定され、それにより、二本の棒体の弾力性をもつ開閉部分の長さを調整し、ブーツの二本の筒部を挟んで固定することができることを特徴とする、ブーツの靴支持体構造。 - 前記挟み棒ユニットの左、右二本の棒体の外側面には、複数の位置決め孔が等間隔で設けられ、前記挟み留め具の内側面には、向かい合う二つの位置決め凸部が設けられることを特徴とする、請求項1に記載のブーツの靴支持体構造。
- 前記挟み棒ユニットの左、右二本の棒体の外側面における各位置決め孔の箇所には、それぞれ、横向誘導溝が設けられることを特徴とする、請求項2に記載のブーツの靴支持体構造。
- 前記挟み棒ユニットの左、右二本の棒体の上端の内側面には、対応する二組のオス嵌合部とメス嵌合部が設けられることを特徴とする、請求項1に記載のブーツの靴支持体構造。
- 前記挟み棒ユニットの左、右二本の棒体の下端には外向き延伸部が設けられることを特徴とする、請求項1に記載のブーツの靴支持体構造。
- 前記挟み留め具の外側面にはグリップ部が設けられることを特徴とする、請求項1に記載のブーツの靴支持体構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011004318U JP3170907U (ja) | 2011-07-26 | 2011-07-26 | 靴支持体構造 |
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JP2011004318U JP3170907U (ja) | 2011-07-26 | 2011-07-26 | 靴支持体構造 |
Publications (1)
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JP (1) | JP3170907U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013075091A (ja) * | 2011-09-30 | 2013-04-25 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 靴用クリップ |
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2011
- 2011-07-26 JP JP2011004318U patent/JP3170907U/ja not_active Expired - Fee Related
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