JP2003061095A - 画像符号化装置及び画像符号化方法 - Google Patents

画像符号化装置及び画像符号化方法

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JP2003061095A
JP2003061095A JP2001241283A JP2001241283A JP2003061095A JP 2003061095 A JP2003061095 A JP 2003061095A JP 2001241283 A JP2001241283 A JP 2001241283A JP 2001241283 A JP2001241283 A JP 2001241283A JP 2003061095 A JP2003061095 A JP 2003061095A
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JP2001241283A
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English (en)
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Koji Imura
康治 井村
Shinya Sumino
眞也 角野
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/70Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals characterised by syntax aspects related to video coding, e.g. related to compression standards

Abstract

(57)【要約】 【課題】 送信側において擬似同期の発生を予め防
止し、送信側で意図した通りの画像を受信側で復元させ
ること。 【解決手段】 同期語包含可能性検出部212では、量
子化されたDCT係数が同期語となるビット列となり得
るかどうかを判断し、その可能性が検出されたときに、
制御信号を画像情報変更部213に出力する。画像情報
変更部213では、その制御信号を受けると、画像情報
(量子化されたDCT係数)を変更する。変更された画
像情報は、可変長符号化部208に出力されると共に、
逆量子化部209に出力される。同期語の包含の可能性
が検出されない場合には、量子化されたDCT係数が可
変長符号化部208に出力されると共に、逆量子化部2
09に出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像符号化装置及
び画像符号化方法に関し、特に、伝送単位を識別する同
期語との擬似同期発生を抑制する画像符号化装置及び画
像符号化方法に関する。
【0002】
【従来の技術】画像符号化技術は、画像の時間的・空間
的な冗長度と統計的な冗長度を利用して元の画質をでき
るだけ劣化させずにデータ量を削減する技術である。こ
れらの技術としては、国際標準化機構・国際電気標準会
議(ISO/IEC)で標準化された汎用圧縮技術であ
るMPEG(Moving Picture Experts Group)−2や、
電気通信標準化部門(ITU−T)で標準化されたテレ
ビ会議向けのH.263などがある。
【0003】ここで、画像符号化技術について説明す
る。画像符号化は、「動き補償予測符号化方式」、「離
散コサイン変換」、「可変長符号化方式」の3つの要素
技術で実現されている。
【0004】動き補償予測符号化方式においては、入力
画像ピクチャと前符号化ピクチャとを比較し、その間の
動き量を測定(動き検出)する。その動き量と前符号化
ピクチャとから入力画像ピクチャを予測する。この予測
された画像(予測画像)と入力画像ピクチャの差分(予
測誤差信号)を算出し、その予測誤差信号と前述の動き
量を受信側に伝送する事により、少ないデータ量で画像
情報を伝送する。
【0005】また、この動き補償予測符号化方式とは別
に、前符号化ピクチャとの差分ではなく、その画像デー
タそのものを符号化するイントラ符号化方式がある。こ
れは、発生符号量が増えるが、予測誤差を用いないため
に、演算誤差をリセットするためや、伝送エラーにおけ
る画質劣化から回復させるために用いられることが多
い。
【0006】離散コサイン変換は、前述の予測誤差信号
を周波数領域へ変換する処理である。予測誤差信号は、
周波数領域に変換されると、ある特定の周波数領域(低
周波領域)にパワーが集中する特徴がある。この特徴を
活かし、次に述べる方式と組み合わせて、さらに少ない
データ量で画像情報を伝送できる。
【0007】可変長符号化方式は、符号化するデータの
出現頻度に偏りがある場合、その偏りを利用し、出現頻
度の高い事象に対しては短い符号長、出現頻度の低い事
象に対しては長い符号長で表現することにより、平均符
号長を短くする方式である。この方式を用いることによ
り、少ないデータ量で画像情報を伝送できる。実際に受
信側へ伝送する画像情報としては、前述の離散コサイン
変換したDCT係数、動き量、符号化モード(動き補償
予測モードやイントラモードなど)があり、それぞれの
種別毎に可変長符号テーブルが定められている。すなわ
ち、符号化したい画像データの種別及びその値を与える
と、所望の可変長符号のビット列を得ることができ、そ
のビット列を伝送する。
【0008】この3つの要素技術は、画像ピクチャ全体
に適用するのではなく、ピクチャを16×16画素の符
号化ブロック(マクロブロック)に分割した単位毎に対
して適用する。前記の動き補償予測符号化方式とイント
ラ符号化方式もマクロブロック単位で切り替えることが
可能である。
【0009】一方、近年の無線移動体通信の急速な発達
により、携帯端末による画像通信が脚光を浴び出してい
る。無線通信では、有線網と比較して伝送エラー率が高
いために、エラー耐性を高めるための工夫が必要とな
る。ISO/IECでは、伝送エラー耐性を高める圧縮
技術であるMPEG−4の標準化を行った。また、エラ
ー耐性を向上させる基本的な技術としてビデオパケット
と呼ばれる技術がある。この技術においては、符号化さ
れた複数でかつ任意の数のマクロブロックを1つの伝送
単位とし、先頭に特定の同期語とヘッダ情報を付与し、
これをビデオパケットと呼んでいる。
【0010】ビデオパケットを構成することにより、符
号化ビット列に、伝送エラーがのった場合、エラーのあ
るビデオパケットは復号できないが、次のビデオパケッ
トからは復号が可能となるために、画質劣化をビデオパ
ケットの範囲に抑えることができる。画像符号化技術で
は、符号化効率を向上させるために、前述の可変長符号
を用いているが、ビデオパケットのサイズは固定長には
ならない。このため、伝送の際の同期をとるために、上
記同期語を用いている。これにより、可変長符号を用い
てビデオパケット伝送を実現している。したがって、エ
ラー発生後の再同期を図るためには、同期語の検出を行
うのが一般的である。
【0011】一方、伝送エラーが発生した場合のデコー
ダの動作は、規格では規定されておらず、実装依存とな
っている。一般的に、伝送エラーが発生すると、該当ビ
デオパケットは、隠蔽処理と呼ばれる画質劣化を目立た
なくさせる処理を行い、次のビデオパケットの先頭を見
つけるために同期語をサーチするという処理が行われて
いる。
【0012】ビデオパケットの構成方法の一例として、
ビデオパケットあたりのビット量をある程度一定にする
方法が用いられる。このような構成にすることで、背景
などの符号量を多く必要としない画像領域においては、
ビデオパケットには多くのマクロブロックが含まれる結
果となる。このような領域を含むビデオパケットが、伝
送中に欠落したとしても、受信側では比較的劣化を目立
たせないような処理を行うことが容易であるために、多
くのマクロブロックを1つのビデオパケットに含ませた
方が効率が良い。一方、動きが激しい部分や、細かいテ
クスチャを含む画像領域においては、ビデオパケットに
は少ないマクロブロックしか含まれない結果となる。こ
のような視覚上重要な領域を含むビデオパケットが伝送
中に欠落すると、受信側では劣化を目立たなくするため
の処理が極めて困難なために、できるだけ少ない領域に
するようにマクロブロックでビデオパケットを構成した
方が効率が良い。
【0013】従来の画像符号化処理について、図7を用
いて説明する。入力画像は、符号化ブロック分割部70
1において、マクロブロックと呼ばれる符号化単位に分
割される。マクロブロックは、動き検出部702におい
て、フレームメモリ703から入力される前ピクチャと
比較され、最も類似している部分が検出される。そし
て、入力されたマクロブロックと最も類似する前ピクチ
ャにおけるある領域(予測参照画像)の位置と、現マク
ロブロック位置のずれを動きベクトルとして出力する。
【0014】メモリ制御部704は、予測参照画像を出
力するよう、フレームメモリ703に対する読み出しア
ドレスを算出する。マクロブロックと予測参照画像の差
分値を減算器705で算出し、その差分値は、離散コサ
イン変換部706で周波数領域における係数値(DCT
係数値)に変換される。さらに、DCT係数値は、量子
化部707において量子化される。量子化されたDCT
係数は、可変長符号化部712に入力され、可変長符号
化された後に出力される。
【0015】また、量子化されたDCT係数は、逆量子
化部709においてDCT係数に戻され、さらに逆離散
コサイン変換部710において差分値に復元される。復
元された差分値は、予測参照画像と加算器711で加算
され、復号側と同一の再生画像を得て、次の符号化処理
に用いられる。
【0016】また、ビットカウンタ714では、符号化
された可変長符号のビット数をカウントし、累計ビット
数がある閾値を超えた場合、そのマクロブロックまでを
1つのビデオパケットとし、次のマクロブロックの可変
長符号ビット列を出力する前に、同期語や必要なヘッダ
情報をヘッダ生成部713で生成して付加する。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、可変長
符号化された画像データをビデオパケット伝送する場合
において、画像符号化における同期語の位置付けは極め
て重要である。同期語は、可変長符号化された様々な画
像データのいかなる組み合わせによっても、同じビット
列になってはならない。しかしながら、これらの組み合
わせは画像データに依存し、近年の入力画像素材として
は、自然画像やコンピュータグラフィック画像、合成画
像など様々なものがあるために、全ての組合せを検証す
るのは極めて困難である。その結果、ある特定の組合せ
によっては、可変長符号化されたビット列が同期語と一
致してしまうことがある(擬似同期:エミュレーショ
ン)。
【0018】このような擬似同期が発生した場合、受信
側では画像データを復号途中であるにもかかわらず、ビ
デオパケットの境界がきたものと認識して、あたかも伝
送エラーが発生したかのように動作する可能性がある。
これは、送信側で意図して送ったデータが、受信側にお
いて異なる復元がなされることを意味し、画像通信にお
いて極めて大きな問題である。
【0019】このような問題は、図7の可変長符号化部
712において発生する可能性がある。MPEG−4で
定められている同期語は、動きベクトルの示す範囲にも
依存するが、16ビットのゼロのあとに1を配置した1
7ビットのビット列である。2進数で表現すると、"000
0 0000 0000 0000 1"となる。イントラ符号化方式にお
いて、DCT係数のうちの直流成分を符号化する場合
に、−255という値をMPEG−4の可変長符号テー
ブルを使用して符号化すると、"0000 0000"という符号
になる。この後、ある特定の交流成分の符号化を行う
と、"0000 0000 1110"という符号になる。これら2つを
組み合わせると、"0000 0000 0000 0000 1110"となり、
最初の17ビットが同期語と同一になってしまう。
【0020】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、送信側において擬似同期の発生を予め防止し、送
信側で意図した通りの画像を受信側で復元させることを
保証する画像符号化装置及び画像符号化方法を提供する
ことを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明の画像符号化装置
は、入力画像を、所定のビット列の同期語を含むストリ
ームに符号化する画像符号化装置であって、前記同期語
が付加される前のストリームを構成するビット列もしく
はビット列に対応する画像情報から前記同期語と同じビ
ット列を包含する可能性を有するか否かを判定する同期
語包含可能性検出手段と、前記同期語包含可能性検出手
段の判定結果に基づいて前記画像情報を前記同期語と同
じビット列を包含する可能性を有しない画像情報に変更
する画像情報変更手段と、を具備する構成を採る。
【0022】この構成によれば、同期語が包含される可
能性があるかどうかを検出し、その可能性が検出された
場合に、画像情報(DCT係数)を変更するので、符号
化側・復号側でミスマッチを起こすことがなく、同期語
のエミュレーションを回避することが可能となり、送信
側で意図した通りの画像を受信側で復元させることを保
証することができる。
【0023】本発明の画像符号化装置は、入力画像を、
所定のビット列の同期語を含むストリームに符号化する
画像符号化装置であって、前記同期語が付加される前の
ストリームを構成するビット列もしくはビット列に対応
する画像情報から前記同期語と同じビット列を包含する
可能性を有するか否かを判定する同期語包含可能性検出
手段と、前記同期語包含可能性検出手段の判定結果に基
づいて前記ビット列を前記同期語と同じビット列を包含
する可能性を有しないビット列に変更するビット列変更
手段と、を具備する構成を採る。
【0024】この構成によれば、同期語が包含される可
能性があるかどうかを検出し、その可能性が検出された
場合に、ビット列を変更するので、符号化側・復号側で
ミスマッチを起こすことがなく、同期語のエミュレーシ
ョンを回避することが可能となり、送信側で意図した通
りの画像を受信側で復元させることを保証することがで
きる。
【0025】本発明の画像符号化装置は、上記構成にお
いて、ビット列変更手段で変更されたビット列に対応す
る局所復号画像データを変更する局所復号画像データ変
更手段を具備する構成を採る。この構成によれば、ビッ
ト列の変更局所復号画像に反映させることができる。
【0026】本発明の画像符号化装置は、上記構成にお
いて、ストリームを構成するビット列は、第1のビット
列と前記第1のビット列に続く第2のビット列を含み、
同期語包含可能性検出手段は、前記第1のビット列に対
応する画像情報に対して判定を行い、画像情報変更手段
は、前記第2のビット列に対応する画像情報に対して変
更を行う構成を採る。
【0027】この構成によれば、第1のビット列を用い
て同期語が包含される可能性があるかどうかを検出し、
その可能性が検出された場合に、第2のビット列の画像
情報(DCT係数)を変更するので、符号化側・復号側
でミスマッチを起こすことがなく、同期語のエミュレー
ションを回避することが可能となり、送信側で意図した
通りの画像を受信側で復元させることを保証することが
できる。
【0028】本発明の画像符号化装置は、上記構成にお
いて、第1のビット列が同期語と同じビット列を包含す
る可能性を有する場合に、第2のビット列に対応する画
像情報を所定の最大値以下又は所定の最小値以上の値と
する構成を採る。
【0029】この構成によれば、同期語とならない値と
なり、エミュレーションを回避することができる。
【0030】本発明の画像符号化装置は、上記構成にお
いて、ストリームを構成するビット列は、第1のビット
列と前記第1のビット列に続く第2のビット列を含み、
同期語包含可能性検出手段は、前記第1のビット列に対
して判定を行い、ビット列変更手段は、前記第2のビッ
ト列に対して変更を行う構成を採る。
【0031】この構成によれば、第1のビット列を用い
て同期語が包含される可能性があるかどうかを検出し、
その可能性が検出された場合に、第2のビット列を変更
するので、符号化側・復号側でミスマッチを起こすこと
がなく、同期語のエミュレーションを回避することが可
能となり、送信側で意図した通りの画像を受信側で復元
させることを保証することができる。
【0032】本発明の画像符号化装置は、上記構成にお
いて、数画素単位で入力画像に対して変換符号化処理を
行う変換符号化手段を具備する構成を採る。
【0033】本発明の画像符号化装置は、上記構成にお
いて、変換符号化処理は離散コサイン変換であり、ビッ
ト列は前記離散コサイン変換された直流成分及び交流成
分を含む構成を採る。
【0034】本発明の画像符号化装置は、上記構成にお
いて、変換符号化処理は離散コサイン変換であり、ビッ
ト列はカラー信号のうちの異なるカラー成分を含む構成
を採る。
【0035】本発明の画像符号化装置は、上記構成にお
いて、第1のビット列が同期語と同じビット列を包含す
る可能性を有する場合に、離散コサイン変換された交流
成分を全て0とする構成を採る。
【0036】これらの構成によれば、同期語とならない
値となり、エミュレーションを回避することができる。
【0037】本発明の画像符号化方法は、入力画像を、
所定のビット列の同期語を含むストリームに符号化する
画像符号化方法であって、前記同期語が付加される前の
ストリームを構成するビット列もしくはビット列に対応
する画像情報から前記同期語と同じビット列を包含する
可能性を有するか否かを判定する同期語包含可能性検出
工程と、前記同期語包含可能性検出工程における判定結
果に基づいて前記画像情報を前記同期語と同じビット列
を包含する可能性を有しない画像情報に変更する画像情
報変更工程と、を具備する。
【0038】この方法によれば、同期語が包含される可
能性があるかどうかを検出し、その可能性が検出された
場合に、画像情報(DCT係数)を変更するので、符号
化側・復号側でミスマッチを起こすことがなく、同期語
のエミュレーションを回避することが可能となり、送信
側で意図した通りの画像を受信側で復元させることを保
証することができる。
【0039】本発明の画像符号化方法は、入力画像を、
所定のビット列の同期語を含むストリームに符号化する
画像符号化方法であって、前記同期語が付加される前の
ストリームを構成するビット列もしくはビット列に対応
する画像情報から前記同期語と同じビット列を包含する
可能性を有するか否かを判定する同期語包含可能性検出
工程と、前記同期語包含可能性検出工程における判定結
果に基づいて前記ビット列を前記同期語と同じビット列
を包含する可能性を有しないビット列に変更するビット
列変更工程と、を具備する。
【0040】この方法によれば、同期語が包含される可
能性があるかどうかを検出し、その可能性が検出された
場合に、ビット列を変更するので、符号化側・復号側で
ミスマッチを起こすことがなく、同期語のエミュレーシ
ョンを回避することが可能となり、送信側で意図した通
りの画像を受信側で復元させることを保証することがで
きる。
【0041】本発明の画像符号化プログラムは、コンピ
ュータを、所定のビット列の同期語を含むストリームを
構成するビット列もしくはビット列に対応する画像情報
から前記同期語と同じビット列を包含する可能性を有す
るか否かを判定する同期語包含可能性検出手段、前記同
期語包含可能性検出手段の判定結果に基づいて前記画像
情報を前記同期語と同じビット列を包含する可能性を有
しない画像情報に変更する画像情報変更手段として機能
させるための画像符号化プログラムである。
【0042】このプログラムによれば、同期語が包含さ
れる可能性があるかどうかを検出し、その可能性が検出
された場合に、画像情報(DCT係数)を変更するの
で、符号化側・復号側でミスマッチを起こすことがな
く、同期語のエミュレーションを回避することが可能と
なり、送信側で意図した通りの画像を受信側で復元させ
ることを保証することができる。
【0043】本発明の画像符号化プログラムは、コンピ
ュータを、所定のビット列の同期語を含むストリームを
構成するビット列もしくはビット列に対応する画像情報
から前記同期語と同じビット列を包含する可能性を有す
るか否かを判定する同期語包含可能性検出手段、前記同
期語包含可能性検出手段における判定結果に基づいて前
記ビット列を前記同期語と同じビット列を包含する可能
性を有しないビット列に変更するビット列変更手段とし
て機能させるための画像符号化プログラムである。
【0044】このプログラムによれば、同期語が包含さ
れる可能性があるかどうかを検出し、その可能性が検出
された場合に、ビット列を変更するので、符号化側・復
号側でミスマッチを起こすことがなく、同期語のエミュ
レーションを回避することが可能となり、送信側で意図
した通りの画像を受信側で復元させることを保証するこ
とができる。
【0045】
【発明の実施の形態】本発明の骨子は、所定のビット列
の同期語を含むストリームに符号化する画像符号化にお
いて、前記同期語が付加される前のストリームに、前記
同期語と同一の語が包含される可能性を検出し、検出し
たときに画像情報やビット列を変更することにより、同
期語のエミュレーションを回避して、送信側で意図した
通りの画像を受信側で復元させることを保証することで
ある。
【0046】以下、本発明の実施の形態について、添付
図面を参照して詳細に説明する。 (実施の形態1)本実施の形態では、同期語が包含され
る可能性を検出し、検出されたときに画像情報を変更す
る場合について説明する。
【0047】図1は、本発明の実施の形態1〜4に係る
画像符号化復号装置を備えた無線通信装置の構成を示す
ブロック図である。
【0048】この無線通信装置において、送信側では、
カメラなどの撮像部101で画像が撮像され、撮像され
た画像信号がA/D変換部102に出力される。画像信
号は、A/D変換部102によってディジタル信号に変
換され、画像符号化復号装置103の画像符号化部10
31に出力される。画像符号化部1031は、ディジタ
ル信号に対して画像符号化処理を行い、符号化した画像
情報を無線変調部104に出力する。無線変調部104
は、符号化された画像情報をディジタル変調して、送信
部105に出力する。送信部105では、変調後の信号
に所定の無線送信処理を施す。この信号は、アンテナ1
06を介して送信される。
【0049】一方、無線通信装置の受信側では、アンテ
ナ106で受信した受信信号は、受信部107で所定の
無線受信処理が施され、無線復調部108に出力され
る。無線復調部108では、受信信号に対して復調処理
を行い、復調後の信号を画像符号化復号装置103の画
像復号部1032に出力する。画像復号部1032は、
復調後の信号に復号処理を行ってディジタル信号を得
て、そのディジタル信号をD/A変換部109へ出力す
る。D/A変換部109は、画像復号部1032から出
力されたディジタル信号をアナログ信号に変換してディ
スプレイなどの表示部110に出力する。
【0050】図2は、本発明の実施の形態1に係る画像
符号化装置の構成を示すブロック図である。入力画像
は、符号化ブロック分割部101において、マクロブロ
ックと呼ばれる符号化単位に分割される。符号化ブロッ
ク分割部101で分割されたマクロブロックは、動き検
出部202に出力されると共に、減算部205に出力さ
れる。
【0051】マクロブロックは、動き検出部202にお
いて、フレームメモリ203から出力される前ピクチャ
と比較され、最も類似している部分が検出される。そし
て、入力されたマクロブロックと最も類似する前ピクチ
ャにおけるある領域(予測参照画像)の位置と、現マク
ロブロック位置とのずれを動きベクトルとし、この動き
ベクトルをメモリ制御部204に出力する。
【0052】メモリ制御部204では、予測参照画像を
出力するように、フレームメモリ203に対する読み出
しアドレスを算出する。そして、メモリ制御部204
は、読み出しアドレスに対応する予測参照画像をフレー
ムメモリ203から減算部205に出力させる。
【0053】減算部205では、マクロブロックと予測
参照画像の差分値を算出し、その差分値を離散コサイン
変換部206に出力する。離散コサイン変換部206で
は、差分値を、周波数領域における係数値(DCT係数
値)に変換する。これにより、数画素単位で入力画像に
対して変換符号化処理が行われる。このDCT係数値
は、量子化部207に出力される。量子化部207で
は、DCT係数値を量子化し、量子化されたDCT係数
を同期語包含可能性検出部212に出力すると共に、画
像情報変更部213に出力する。
【0054】同期語包含可能性検出部212では、量子
化されたDCT係数が同期語となるビット列となり得る
かどうかを判断し、その可能性が検出されたときに、制
御信号を画像情報変更部213に出力する。画像情報変
更部213では、その制御信号を受けると、画像情報
(量子化されたDCT係数)を変更する。画像情報の変
更については後述する。変更された画像情報は、可変長
符号化部208に出力されると共に、逆量子化部209
に出力される。なお、同期語の包含の可能性が検出され
ない場合には、量子化されたDCT係数が可変長符号化
部208に出力されると共に、逆量子化部209に出力
される。
【0055】可変長符号化部208では、量子化された
DCT係数に対して可変長符号化処理を行う。可変長符
号化された可変長符号は、ビットカウンタ215に出力
され、ビットカウンタ215では、符号化された可変長
符号のビット数をカウントし、累計ビット数がある閾値
を超えた場合、そのマクロブロックまでを1つのビデオ
パケットとする。また、可変長符号化部208では、次
のマクロブロックの可変長符号ビット列を出力する前
に、ヘッダ生成部214で生成した、同期語や必要なヘ
ッダ情報を可変長符号に付加する。
【0056】一方、量子化されたDCT係数又は変更さ
れた量子化されたDCT係数は、逆量子化部209にお
いてDCT係数に復元され、そのDCT係数は逆離散コ
サイン変換部210に出力される。逆離散コサイン変換
部210においては、DCT係数に逆離散コサイン変換
を施して差分値に復元する。復元された差分値は、加算
部211に出力され、加算部211で予測参照画像と加
算され、復号側と同一の再生画像を得て、フレームメモ
リ203に格納され、次の符号化処理に用いられる。
【0057】上記構成を有する画像符号化装置において
本発明の画像符号化を行う場合について説明する。
【0058】入力画像は、前ピクチャとの間で差分がと
られた後に、この差分が離散コサイン変換され、量子化
される。この量子化されたDCT係数が同期語包含可能
性検出部212に入力される。同期語包含可能性検出部
212では、量子化されたDCT係数から、次に符号化
された可変長符号のビット列次第では、同期語と一致す
る可能性があるか否かを判断する。一例として、可変長
符号のうち、全てのビットが8ビット以上のゼロである
場合などが挙げられる。
【0059】例えば、図3(a)に示すように、輝度情
報301の2番目のマクロブロック(図3(a)におい
て”2”で示す領域)の直流成分3011はDC=−2
55であり、ビット列で表すと、"0000 0000"である。
そして、その後に続く交流成分のうち、AC=21であ
る場合、ビット列で表すと、"0000 0000 1110"となる。
この場合、直流成分のビット列に続いて交流成分のビッ
ト列が続くと、"00000000 0000 0000 1110"となり、同
期語である"0000 0000 0000 0000 1"が含まれることに
なる。すなわち、このビット列は、離散コサイン変換さ
れた直流成分及び交流成分(離散コサイン変換の成分)
を含んでいる。
【0060】また、図3(b)に示すように、輝度情報
301の後には、色差情報(Cb)302及び色差情報
(Cr)303が続く。輝度情報301の4番目のマク
ロブロック(図3(b)において”4”で示す領域)に
交流成分がない場合("00000000")であって、色差情報
(Cb)302の直流成分がDC=−255であるとき
("0000 0000 1")には、上記と同様に、同期語である"
0000 0000 0000 0000 1"が含まれることになる。すなわ
ち、このビット列は、カラー信号のうちの異なるカラー
成分(離散コサイン変換の成分)を含んでいる。
【0061】同期語包含可能性検出部212では、上記
のようなケースが起こる可能性を検出する。この検出
は、8ビットの"0"が続くかどうかを検出することによ
り行う。これは、8ビットの"0"が続くことにより、上
述したように同期語となる可能性が高いので、8ビット
の"0"が続くことを検出して、同期語と一致してしまう
ことを防止するためである。したがって、8ビットの"
0"が続くことが検出できれば良いので、例えば、直流成
分がDC=−255であることを検出しても良く、8ビ
ットの"0"のビット列を検出するようにしても良い。な
お、直流成分がDC=−255であることを検出する場
合には、あらかじめDC=−255が8ビットの"0"の
ビット列であることを対応づけたテーブルなどを用い
て、そのテーブルを参照することにより検出を行う。
【0062】量子化されたDCT係数に同期語が包含さ
れている可能性が検出されたときには、制御信号によ
り、その旨が画像情報変更部213に送られる。画像情
報変更部213では、量子化されたDCT係数の値を、
同期語を包含する可能性を有しない別の値(所定の最大
値以下又は所定の最小値以上の値)に書き換える。この
ように書き換えることにより、同期語とならない値とな
り、エミュレーションを回避することができる。
【0063】例えば、DCT係数値の値を1加算するこ
とが考えられる。具体的には、DC=−255をDC=
−254に書き換える。なお、ここでは、1加算する場
合について説明しているが、同期語を包含する可能性の
ないものに書き換えるのであれば特に制限はない。ただ
し、あまり本来の値から離れた値に変更すると画像劣化
に繋がることも考えられるので、できるだけ近い値に変
更することが望ましい。
【0064】この書き換えた後のDCT係数値を可変長
符号化部208で可変長符号化し、局所復号画像を生成
する。なお、可変長符号化については、通常の可変長符
号化処理と同じ方法で行われる。また、書き換えた後の
DCT係数値は、逆量子化部209に送られ、逆量子
化、逆離散コサイン変換に供されて差分値となる。そし
て、差分値は、予測参照画像に加算されて復号側と同一
の再生画像となり、この再生画像がフレームメモリ20
3に格納される。
【0065】同期語が包含されていると検出されない場
合には、通常と同様に、量子化されたDCT係数が可変
長符号化されると共に、逆量子化、逆離散コサイン変換
に供されて差分値となる。そして、差分値は、予測参照
画像に加算されて復号側と同一の再生画像となり、この
再生画像がフレームメモリ203に格納される。
【0066】このように、同期語が包含される可能性が
あるかどうかを検出し、その可能性が検出された場合
に、画像情報(DCT係数)を変更するので、符号化側
・復号側でミスマッチを起こすことがなく、同期語のエ
ミュレーションを回避することが可能となり、送信側で
意図した通りの画像を受信側で復元させることを保証す
ることができる。
【0067】本実施の形態では、同期語が包含される可
能性を検出した場合に画像情報変更部に制御信号を出力
する場合について説明しているが、同期語が包含される
可能性を検出した場合に検出した旨の制御信号を画像情
報変更部に出力し、同期語が包含される可能性を検出し
ない場合に検出しない旨の制御信号を画像情報変更部に
出力するようにしても良い。
【0068】本実施の形態によれば、同期語を包含する
可能性のある場合に画像情報を変更するために、完全に
同期語と一致しない場合においても、画像情報を変更す
る可能性を有するが、処理が簡略であるという効果を有
する。
【0069】(実施の形態2)本実施の形態では、同期
語が包含される可能性を検出し、検出されたときに可変
長符号化後のビット列及びそれに対応する画像データを
変更する場合について説明する。
【0070】図4は、本発明の実施の形態2に係る画像
符号化装置の構成を示すブロック図である。なお、図4
において、図2と同じ部分については図2と同じ符号を
付してその詳細な説明は省略する。
【0071】図4に示す画像符号化装置は、画像情報変
更部213の代わりに、同期語が包含される可能性が検
出された場合に可変長符号化された後のビット列を変更
するビット列変更部401と、変更されたビット列に対
応して局所復号画像データを変更する局所復号画像デー
タ変更部402とを備えている。
【0072】図4に示す画像符号化装置においては、量
子化されたDCT係数が同期語包含可能性検出部21
2、可変長符号化部208、及び逆量子化部209に出
力される。同期語包含検出部212において、同期語が
包含される可能性が検出されたときに、その旨の制御信
号がビット列変更部401及び局所復号画像データ変更
部402に出力される。なお、同期語包含可能性検出部
212での検出については実施の形態1と同じである。
【0073】可変長符号化部208では、量子化された
DCT係数を可変長符号化し、局所復号画像を生成す
る。なお、可変長符号化については、通常の可変長符号
化処理と同じ方法で行われる。このように可変長符号化
されたDCT係数はビット列となる。可変長符号化され
た局所復号画像は、ビット列変更部401に出力され、
そこでビット列が変更される。すなわち、ビット列変更
部401は、同期語が包含される可能性が検出された旨
の制御信号を受けた場合、同期語を包含しないビット列
に局所復号画像を書き換える。書き換えた局所復号画像
は、局所復号画像データ変更部402に出力される。
【0074】一方、量子化されたDCT係数は、逆量子
化、逆離散コサイン変換に供されて差分値となる。そし
て、差分値は、局所復号画像データ変更部402に出力
される。局所復号画像データ変更部402では、変更し
たビット列に対応した値に画像データ(逆離散コサイン
変換後の差分値)を書き換える。これにより、ビット列
の変更局所復号画像に反映させることができる。
【0075】例えば、ビット列変更部401でビット
列"0000 0000"を別のビット列"0000 0001"に書き換え、
局所復号画像データ変更部402でビット列"0000 000
1"に対応する画素値に画像データを変更する。
【0076】このように変更された画像データ(差分
値)は、加算部211に出力され、予測参照画像に加算
されて復号側と同一の再生画像となり、この再生画像が
フレームメモリ203に格納される。
【0077】このように、同期語が包含される可能性が
あるかどうかを検出し、その可能性が検出された場合
に、可変長符号化後のビット列を変更するので、符号化
側・復号側でミスマッチを起こすことがなく、同期語の
エミュレーションを回避することが可能となり、送信側
で意図した通りの画像を受信側で復元させることを保証
することができる。
【0078】本実施の形態では、同期語が包含される可
能性を検出した場合にビット列変更部及び局所復号画像
データ変更部に制御信号を出力する場合について説明し
ているが、同期語が包含される可能性を検出した場合に
検出した旨の制御信号をビット列変更部及び局所復号画
像データ変更部に出力し、同期語が包含される可能性を
検出しない場合に検出しない旨の制御信号をビット列変
更部及び局所復号画像データ変更部に出力するようにし
ても良い。
【0079】また、本実施の形態では、同期語が包含さ
れる可能性を検出してビット列を変更する場合について
説明しているが、同期語そのもののビット列を検出して
ビット列を変更するようにしても良い。
【0080】本実施の形態によれば、同期語を包含する
可能性のある場合に画像情報を変更するために、完全に
同期語と一致しない場合においても、画像情報を変更す
る可能性を有するが、処理が簡略であるという効果を有
する。
【0081】(実施の形態3)本実施の形態では、第1
のビット列と第2のビット列とで同期語が構成される可
能性がある場合において、第1のビット列で同期語が包
含される可能性を検出し、検出されたときに第2のビッ
ト列に対する画像情報を変更する場合について説明す
る。
【0082】上記実施の形態1で説明したように、同期
語が包含される場合、同期語が2つのビット列の組み合
わせで構成される。上記実施の形態1,2では、2つの
ビット列のうち前半のビット列(第1のビット列)で同
期語が包含される可能性を検出し、検出されたときに第
1のビット列に対応する画像情報を変更したり、打第1
のビット列を変更したりしたが、本実施の形態及び以下
の実施の形態4では、同期語が包含される可能性は前半
のビット列で検出し、検出されたときに第2のビット列
に対応する画像情報を変更したり、第2のビット列を変
更する。
【0083】図5は、本発明の実施の形態3に係る画像
符号化装置の構成を示すブロック図である。なお、図5
において、図2と同じ部分については図2と同じ符号を
付してその詳細な説明は省略する。
【0084】図5に示す画像符号化装置は、同期語が包
含される可能性を検出した結果を遅延させる遅延部50
1を備えている。この遅延部501は、第1のビット列
を用いて同期語包含可能性を検出したときに、その検出
した旨の制御信号を、その出力タイミングを遅延させ
て、第2のビット列を処理するタイミングで画像情報変
更部213に出力する。
【0085】図5に示す画像符号化装置においては、同
期語包含可能性検出部212で、量子化されたDCT係
数から同期語が包含される可能性を検出する。この検出
については実施の形態1と同じである。
【0086】例えば、図3(a)に示す場合のように、
第1のビット列が直流成分3011のDC=−255
(ビット列"0000 0000")であり、第2のビット列が交
流成分のAC=21(ビット列"0000 0000 1110")であ
る場合、第1のビット列(量子化されたDCT係数)に
同期語が包含されている可能性が検出されたときには、
遅延部501で遅延させて、第2のビット列が処理され
るタイミングで制御信号が画像情報変更部213に出力
される。画像情報変更部213では、第2のビット列に
対応する値を、同期語を包含する可能性を有しない別の
値に書き換える。
【0087】具体的には、第1のビット列でDC=−2
55を検出したときに、DCT係数値の値である21を
20又は19に書き換える。なお、ここでは、DCT係
数値の値である21を20又は19に書き換える場合に
ついて説明しているが、第1のビット列との組み合わせ
で同期語とならない値に変更すれば値自体は特に制限は
ない。例えば、第1のビット列が同期語と同じビット列
を包含する可能性を有する場合に、離散コサイン変換さ
れた交流成分を全て0とするようにしても良い。このよ
うに変更することにより、同期語とならない値となり、
エミュレーションを回避することができる。
【0088】この書き換えた後の第2のビット列(DC
T係数値)を可変長符号化部208で可変長符号化し、
局所復号画像を生成する。なお、可変長符号化について
は、通常の可変長符号化処理と同じ方法で行われる。ま
た、書き換えた後のDCT係数値は、逆量子化部209
に送られ、逆量子化、逆離散コサイン変換に供されて差
分値となる。そして、差分値は、予測参照画像に加算さ
れて復号側と同一の再生画像となり、この再生画像がフ
レームメモリ203に格納される。
【0089】同期語が包含されていると検出されない場
合には、通常と同様に、量子化されたDCT係数が可変
長符号化されると共に、逆量子化、逆離散コサイン変換
に供されて差分値となる。そして、差分値は、予測参照
画像に加算されて復号側と同一の再生画像となり、この
再生画像がフレームメモリ203に格納される。
【0090】このように、第1のビット列を用いて同期
語が包含される可能性があるかどうかを検出し、その可
能性が検出された場合に、第2のビット列の画像情報
(DCT係数)を変更するので、符号化側・復号側でミ
スマッチを起こすことがなく、同期語のエミュレーショ
ンを回避することが可能となり、送信側で意図した通り
の画像を受信側で復元させることを保証することができ
る。
【0091】本実施の形態では、同期語が包含される可
能性を検出した場合に画像情報変更部に制御信号を出力
する場合について説明しているが、同期語が包含される
可能性を検出した場合に検出した旨の制御信号を画像情
報変更部に出力し、同期語が包含される可能性を検出し
ない場合に検出しない旨の制御信号を画像情報変更部に
出力するようにしても良い。
【0092】本実施の形態によれば、同期語と一致した
場合に画像情報変更処理を行うため、実施の形態1及び
実施の形態2に比べて多少処理量は増加するが、無駄に
画像情報の変更を行うことがなくなる。
【0093】(実施の形態4)本実施の形態では、第1
のビット列を用いて同期語が包含される可能性を検出
し、検出されたときに可変長符号化後の第2のビット列
及びそれに対応する画像データを変更する場合について
説明する。
【0094】図6は、本発明の実施の形態4に係る画像
符号化装置の構成を示すブロック図である。なお、図6
において、図5と同じ部分については図5と同じ符号を
付してその詳細な説明は省略する。
【0095】図6に示す画像符号化装置は、画像情報変
更部213の代わりに、同期語が包含される可能性が検
出された場合に可変長符号化された後のビット列を変更
するビット列変更部401と、変更されたビット列に対
応して局所復号画像データを変更する局所復号画像デー
タ変更部402とを備えている。また、図6に示す画像
符号化装置は、同期語が包含される可能性を検出した結
果を遅延させる遅延部501を備えている。この遅延部
501は、第1のビット列を用いて同期語包含可能性を
検出したときに、その検出した旨の制御信号の出力タイ
ミングを遅延させ、第2のビット列を処理するタイミン
グで局所復号画像データを変更する局所復号画像データ
変更部402に出力する。
【0096】図6に示す画像符号化装置においては、量
子化されたDCT係数が同期語包含可能性検出部21
2、可変長符号化部208、及び逆量子化部209に出
力される。同期語包含検出部212において、第1のビ
ット列を用いて、同期語が包含される可能性が検出され
たときに、その検出した旨の制御信号を、その出力タイ
ミングを遅延させて、第2のビット列を処理するタイミ
ングでビット列変更部401及び局所復号画像データ変
更部402に出力する。なお、同期語包含可能性検出部
212での検出については実施の形態1と同じである。
【0097】可変長符号化部208では、量子化された
DCT係数(第1のビット列及び第2のビット列)を可
変長符号化し、局所復号画像を生成する。なお、可変長
符号化については、通常の可変長符号化処理と同じ方法
で行われる。可変長符号化された局所復号画像は、ビッ
ト列変更部401に出力され、そこで第2のビット列が
変更される。すなわち、ビット列変更部401は、第1
のビット列について同期語が包含される可能性が検出さ
れた旨の制御信号を受けた場合、第2のビット列につい
て、同期語を包含しないビット列に局所復号画像を書き
換える。書き換えた局所復号画像は、局所復号画像デー
タ変更部402に出力される。
【0098】一方、量子化されたDCT係数は、逆量子
化、逆離散コサイン変換に供されて差分値となる。そし
て、差分値は、局所復号画像データ変更部402に出力
される。局所復号画像データ変更部402では、変更し
たビット列に対応した値に画像データ(逆離散コサイン
変換後の差分値)を書き換える。
【0099】例えば、図3(a)に示す場合のように、
第1のビット列が直流成分3011のDC=−255
(ビット列"0000 0000")であり、第2のビット列が交
流成分のAC=21(ビット列"0000 0000 1110")であ
る場合、第1のビット列(量子化されたDCT係数)に
同期語が包含されている可能性が検出されたときには、
ビット列変更部401で、第2のビット列を、同期語を
包含する可能性を有しない別のビット列に書き換える。
【0100】このように変更された画像データ(差分
値)は、加算部211に出力され、予測参照画像に加算
されて復号側と同一の再生画像となり、この再生画像が
フレームメモリ203に格納される。
【0101】このように、第1のビット列について同期
語が包含される可能性があるかどうかを検出し、その可
能性が検出された場合に、可変長符号化後の第2のビッ
ト列を変更するので、符号化側・復号側でミスマッチを
起こすことがなく、同期語のエミュレーションを回避す
ることが可能となり、送信側で意図した通りの画像を受
信側で復元させることを保証することができる。
【0102】本実施の形態では、同期語が包含される可
能性を検出した場合にビット列変更部及び局所復号画像
データ変更部に制御信号を出力する場合について説明し
ているが、同期語が包含される可能性を検出した場合に
検出した旨の制御信号をビット列変更部及び局所復号画
像データ変更部に出力し、同期語が包含される可能性を
検出しない場合に検出しない旨の制御信号をビット列変
更部及び局所復号画像データ変更部に出力するようにし
ても良い。
【0103】本実施の形態によれば、同期語と一致した
場合に画像情報変更処理を行うため、実施の形態1及び
実施の形態2に比べて多少処理量は増加するが、無駄に
画像情報の変更を行うことがなくなる。
【0104】なお、上記実施の形態1から4において説
明した画像符号化装置は、画像符号化復号装置として構
成しても良く、無線基地局や通信端末などの無線通信装
置に搭載しても良い。
【0105】本発明は上記実施の形態1から4に限定さ
れず、種々変更して実施することが可能である。例え
ば、上記実施の形態1から4においては、画像符号化装
置などのハードウェアとして説明しているが、本発明は
ソフトウェアによる実現も可能である。すなわち、RO
Mなどの書き込み可能な記録媒体に本発明の方法(同期
語が包含される可能性を検出し、検出したときに画像情
報やビット列(画像データ)を変更する方法)をプログ
ラム化して記憶させておき、この記憶させたプログラム
をCPUにて処理させるようにすることができる。ま
た、本発明は、このソフトウェアを記録媒体から読み出
してコンピュータで実現することも可能である。また、
画像配信サーバに上記実施の形態1から4で説明した機
能を搭載させることにより、同期語とエミュレーション
を起こさない画像配信を実現することが可能である。
【0106】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、所定のビ
ット列の同期語を含むストリームに符号化する画像符号
化において、同期語が包含される可能性を検出し、検出
したときに画像情報やビット列を変更するので、同期語
のエミュレーションを回避して、送信側で意図した通り
の画像を受信側で復元させることを保証することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1から4における画像符号
化装置を備えた無線通信装置の構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態1に係る画像符号化装置の
構成を示すブロック図
【図3】本発明の実施の形態1に係る画像符号化装置に
おける画像符号化を説明するための図
【図4】本発明の実施の形態2に係る画像符号化装置の
構成を示すブロック図
【図5】本発明の実施の形態3に係る画像符号化装置の
構成を示すブロック図
【図6】本発明の実施の形態4に係る画像符号化装置の
構成を示すブロック図
【図7】従来の画像符号化装置の構成を示すブロック図
【符号の説明】
201 符号化ブロック分割部 202 動き検出部 203 メモリ 204 メモリ制御部 205 減算部 206 離散コサイン変換部 207 量子化部 208 可変長符号化部 209 逆量子化部 210 逆離散コサイン変換部 211 加算部 212 同期語包含可能性検出部 213 画像情報変更部 214 ヘッダ生成部 215 ビットカウンタ 401 ビット列変更部 402 局所復号画像データ変更部 501 遅延部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C059 MA00 MA05 MA23 MC11 MC38 ME01 NN01 PP04 RC02 RF18 SS06 TA41 TA76 TB13 TC04 TD18 UA02 UA05 UA33 5J064 AA01 BA09 BA16 BB09 BC01 BC02 BC05 BC06 BC07 BC08 BC16 BD02

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力画像を、所定のビット列の同期語を
    含むストリームに符号化する画像符号化装置であって、
    前記同期語が付加される前のストリームを構成するビッ
    ト列もしくはビット列に対応する画像情報から前記同期
    語と同じビット列を包含する可能性を有するか否かを判
    定する同期語包含可能性検出手段と、前記同期語包含可
    能性検出手段の判定結果に基づいて前記画像情報を前記
    同期語と同じビット列を包含する可能性を有しない画像
    情報に変更する画像情報変更手段と、を具備することを
    特徴とする画像符号化装置。
  2. 【請求項2】 入力画像を、所定のビット列の同期語を
    含むストリームに符号化する画像符号化装置であって、
    前記同期語が付加される前のストリームを構成するビッ
    ト列もしくはビット列に対応する画像情報から前記同期
    語と同じビット列を包含する可能性を有するか否かを判
    定する同期語包含可能性検出手段と、前記同期語包含可
    能性検出手段の判定結果に基づいて前記ビット列を前記
    同期語と同じビット列を包含する可能性を有しないビッ
    ト列に変更するビット列変更手段と、を具備することを
    特徴とする画像符号化装置。
  3. 【請求項3】 ビット列変更手段で変更されたビット列
    に対応する局所復号画像データを変更する局所復号画像
    データ変更手段を具備することを特徴とする請求項2記
    載の画像符号化装置。
  4. 【請求項4】 ストリームを構成するビット列は、第1
    のビット列と前記第1のビット列に続く第2のビット列
    を含み、同期語包含可能性検出手段は、前記第1のビッ
    ト列に対応する画像情報に対して判定を行い、画像情報
    変更手段は、前記第2のビット列に対応する画像情報に
    対して変更を行うことを特徴とする請求項1記載の画像
    符号化装置。
  5. 【請求項5】 第1のビット列が同期語と同じビット列
    を包含する可能性を有する場合に、第2のビット列に対
    応する画像情報を所定の最大値以下又は所定の最小値以
    上の値とすることを特徴とする請求項4記載の画像符号
    化装置。
  6. 【請求項6】 ストリームを構成するビット列は、第1
    のビット列と前記第1のビット列に続く第2のビット列
    を含み、同期語包含可能性検出手段は、前記第1のビッ
    ト列に対して判定を行い、ビット列変更手段は、前記第
    2のビット列に対して変更を行うことを特徴とする請求
    項2又は請求項3記載の画像符号化装置。
  7. 【請求項7】 数画素単位で入力画像に対して変換符号
    化処理を行う変換符号化手段を具備することを特徴とす
    る請求項1から請求項6のいずれかに記載の画像符号化
    装置。
  8. 【請求項8】 変換符号化処理は離散コサイン変換であ
    り、ビット列は前記離散コサイン変換された直流成分及
    び交流成分を含むことを特徴とする請求項7記載の画像
    符号化装置。
  9. 【請求項9】 変換符号化処理は離散コサイン変換であ
    り、ビット列はカラー信号のうちの異なるカラー成分を
    含むことを特徴とする請求項7記載の画像符号化装置。
  10. 【請求項10】 第1のビット列が同期語と同じビット
    列を包含する可能性を有する場合に、離散コサイン変換
    された交流成分を全て0とすることを特徴とする請求項
    8記載の画像符号化装置。
  11. 【請求項11】 入力画像を、所定のビット列の同期語
    を含むストリームに符号化する画像符号化方法であっ
    て、前記同期語が付加される前のストリームを構成する
    ビット列もしくはビット列に対応する画像情報から前記
    同期語と同じビット列を包含する可能性を有するか否か
    を判定する同期語包含可能性検出工程と、前記同期語包
    含可能性検出工程における判定結果に基づいて前記画像
    情報を前記同期語と同じビット列を包含する可能性を有
    しない画像情報に変更する画像情報変更工程と、を具備
    することを特徴とする画像符号化方法。
  12. 【請求項12】 入力画像を、所定のビット列の同期語
    を含むストリームに符号化する画像符号化方法であっ
    て、前記同期語が付加される前のストリームを構成する
    ビット列もしくはビット列に対応する画像情報から前記
    同期語と同じビット列を包含する可能性を有するか否か
    を判定する同期語包含可能性検出工程と、前記同期語包
    含可能性検出工程における判定結果に基づいて前記ビッ
    ト列を前記同期語と同じビット列を包含する可能性を有
    しないビット列に変更するビット列変更工程と、を具備
    することを特徴とする画像符号化方法。
  13. 【請求項13】 コンピュータを、所定のビット列の同
    期語を含むストリームを構成するビット列もしくはビッ
    ト列に対応する画像情報から前記同期語と同じビット列
    を包含する可能性を有するか否かを判定する同期語包含
    可能性検出手段、前記同期語包含可能性検出手段の判定
    結果に基づいて前記画像情報を前記同期語と同じビット
    列を包含する可能性を有しない画像情報に変更する画像
    情報変更手段として機能させるための画像符号化プログ
    ラム。
  14. 【請求項14】 コンピュータを、所定のビット列の同
    期語を含むストリームを構成するビット列もしくはビッ
    ト列に対応する画像情報から前記同期語と同じビット列
    を包含する可能性を有するか否かを判定する同期語包含
    可能性検出手段、前記同期語包含可能性検出手段におけ
    る判定結果に基づいて前記ビット列を前記同期語と同じ
    ビット列を包含する可能性を有しないビット列に変更す
    るビット列変更手段として機能させるための画像符号化
    プログラム。
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