JP2003060514A - 送信機 - Google Patents

送信機

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JP2003060514A JP2001249527A JP2001249527A JP2003060514A JP 2003060514 A JP2003060514 A JP 2003060514A JP 2001249527 A JP2001249527 A JP 2001249527A JP 2001249527 A JP2001249527 A JP 2001249527A JP 2003060514 A JP2003060514 A JP 2003060514A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の周波数帯で送信可能で、かつ所定の周
波数帯の送信信号路に遮断回路が挿入された送信機にお
いて、所定周波数帯の送信時、前記遮断回路のダイオー
ドに簡単な構成で逆バイアス電圧を印加することがで
き、小型化、低価格化の点で有利となる無線機を提供す
ること。 【解決手段】 接続点Aと接地間に接続されたPINダ
イオード57に並列に、2つの直列接続のスイッチング
ダイオード581,582からなる整流回路58を並列
に接続する。所定周波数帯と異なる周波数帯での送信時
はバイアス端子55からPINダイオード57を順方向
にバイアスしてPINダイオード57をオンさせること
により入出力端子間を遮断させるが、所定周波数帯での
送信時は、入力端子51に印加される高周波電圧の電圧
波高値に応じて整流回路58に発生する負電圧によって
PINダイオード57に逆バイアスが印加される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送信機に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の周波数帯で送信を行える送信機が
知られている。その送信機で、一組の広帯域増幅回路の
出力に複数の整合回路およびLPF(ローパスフィル
タ)回路を接続して複数の周波数帯で送信できるように
構成する場合、1つの周波数帯(例えば、145MH
z)にて送信した時に発生する3倍の高調波が他の周波
数帯(例えば、435MHz)のLPF回路の通過帯域
内に入るようなときに、その高調波成分が前記他の周波
数帯のLPF回路を通過してアンテナ端子から出力され
てしまう問題がある。この問題をなくすためには、高調
波関係にあるLPF回路を遮断して高調波成分の通過を
阻止する必要がある。
【0003】図3は、LPF回路を遮断する回路を備え
た従来の送信機の全体的なブロック図を示す。この図に
おいて、11は入力端子で、この入力端子11から入力
された音声信号は変調・増幅回路12で変調・増幅され
て第1周波数帯(例えば、435MHz)あるいは第2
周波数帯(例えば、145MHz)の高周波信号とな
る。この第1周波数帯あるいは第2周波数帯の高周波信
号は一組の広帯域増幅回路13で増幅された後、周波数
の高い第1周波数帯の信号は、HPF(ハイパスフィル
タ)型の第1整合回路14により第2周波数帯の信号と
分離される。その後、第1周波数帯の信号は、第1LP
F回路15、遮断回路16、第2LPF回路17および
周波数共用器18を介してアンテナ19に供給され、電
波として輻射される。一方、周波数の低い第2周波数帯
の信号は、LPF型の第2整合回路20により第1周波
数帯の信号と分離され、その後、第3LPF回路21お
よび前記周波数共用器18を介して前記アンテナ19に
供給され、電波として輻射される。
【0004】第2周波数帯(例えば、145MHz)で
送信する際、3倍の高調波が第1周波数帯(例えば、4
35MHz)のLPF回路15,17の通過帯域内に入
る場合、その高調波成分が第1周波数帯のLPF回路1
5,17を通過してアンテナ19から電波として輻射さ
れてしまう。これを防止するため、第2周波数帯の送信
時に第1周波数帯の第2LPF回路17を遮断するため
に遮断回路16が挿入されている。
【0005】この遮断回路16の従来の具体的な回路図
を図4に示す。この図において、31は遮断回路入力端
子であり、この入力端子31は第1キャパシタ32およ
び第2キャパシタ33を直列に介して遮断回路出力端子
34に接続される。第1キャパシタ31と第2キャパシ
タ33の接続点Aには、第1バイアス端子35がインダ
クタ36を介して接続される。また、接続点Aは、PI
Nダイオード37を順方向に介して、さらには第3キャ
パシタ38を介して接地される。39は第2バイアス端
子で、抵抗40を介して前記PINダイオード37のカ
ソードに接続される。
【0006】このように構成された遮断回路16におい
ては、第2周波数帯での送信時、第1バイアス端子35
に制御電圧(“H”レベル)を印加してPINダイオー
ド37を順方向にバイアスし、このPINダイオード3
7をオンさせ、このPINダイオード37を介して接続
点Aを接地に短絡することにより、入出力端子31,3
4間を遮断(すなわち、第1周波数帯の第2LPF回路
17を遮断)することができる。一方、第1周波数帯で
の送信時は、第1バイアス端子35をハイインピーダン
スに設定し、かつ第2バイアス端子39に制御電圧
(“H”レベル)を印加して、PINダイオード37を
逆バイアス状態(オフ状態)に設定することにより、接
続点Aを接地から分離し、入出力端子31,34間を導
通させることにより、第1周波数帯の第2LPF回路1
7を動作可能とする。
【0007】ところで、第1周波数帯で送信する場合、
第1LPF回路15の出力インピーダンスすなわち第2
LPF回路17の入力インピーダンスによっては、信号
路上に高電圧が発生する場合がある。例えば、アンテナ
が不整合である場合や、アンテナの接続が外れている場
合などで、途中のLPF回路による位相特性によりイン
ピーダンスが高くなり、しかも出力制御が充分に行われ
なかったような場合に発生する。
【0008】発生する電圧が高くなると、図4の遮断回
路16のPINダイオード37は高周波電圧を整流し始
め、送信電力を消費してしまう。送信電力の消費は素子
の破壊につながる。
【0009】PINダイオードはその物性的特性により
整流作用は起きにくいため、高周波電圧が印加されても
直流電圧の発生は小さい。しかし、ある程度以上の電圧
が印加されると整流が始まり、僅かながら電流が流れ始
める。この順方向の電流によってPINダイオードは高
周波抵抗値が低下し、電力損失を生じ易い状態となる。
【0010】この電力損失を防止するためには、図4に
おいて、第1バイアス端子35に負電圧を、あるいは第
2バイアス端子39に正電圧を印加して、PINダイオ
ード37に逆バイアス電圧を印加すればよい。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の方法で
逆バイアス電圧をPINダイオード37に印加するには
多くの部品点数を必要とし、小型化、低価格化の点で不
利である。
【0012】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
遮断回路のダイオードに簡単な構成で逆バイアス電圧を
印加することができ、小型化、低価格化の点で有利とな
る無線機を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の無線機は、複数
の周波数帯で送信可能で、かつ所定の周波数帯の送信信
号路に遮断回路が挿入された送信機において、前記所定
の周波数帯の送信信号路と接地間に接続されたダイオー
ドと、このダイオードを順方向にバイアスする手段と、
前記ダイオードに並列に接続された整流回路とを前記遮
断回路として具備し、前記所定の周波数帯と異なる周波
数帯での送信時は前記手段により前記ダイオードを順方
向にバイアスして前記ダイオードをオンさせることによ
り前記所定周波数帯の送信信号路を遮断し、前記所定周
波数帯での送信時は、該所定周波数帯の前記送信信号路
に印加される高周波電圧の電圧波高値に応じて前記整流
回路に発生する電圧によって前記ダイオードが逆バイア
スされることを特徴とする。
【0014】より具体的には、前記所定周波数帯の送信
信号路に挿入された2つの直列キャパシタと、この2つ
のキャパシタ相互の接続点と接地間に、前記接続点側を
アノードとして接続されたPINダイオードと、前記接
続点側をアノードとして、前記PINダイオードに並列
接続された整流回路としての2つ以上の直列接続のスイ
ッチングダイオードと、前記接続点にインダクタを介し
て接続され、前記所定周波数帯以外の周波数帯の送信時
に前記PINダイオードを順方向にバイアスする手段と
を前記遮断回路として具備する。
【0015】好ましい形態として、前記遮断回路は、前
記所定周波数帯と異なる周波数帯の送信時、前記所定周
波数帯のLPF回路を遮断するための回路である。
【0016】また、本発明の無線機は、送信出力を検出
し、その検出電圧と基準電圧とを比較して送信出力を制
御する手段を有し、前記所定周波数帯の送信時、前記遮
断回路の整流回路で発生する電圧が所定電圧以上となっ
たときに、前記手段の基準電圧を変移させることによ
り、前記所定周波数帯の送信出力を低下させる。
【0017】
【発明の実施の形態】次に添付図面を参照して本発明に
よる無線機の実施の形態を詳細に説明する。本発明の実
施形態の無線機の全体的な構成は図3と同一である。そ
こで、全体的な構成については説明を省略する。
【0018】本発明の実施形態の無線機は、遮断回路1
6の具体的な構成が従来と相違する。本発明の実施形態
では、遮断回路16は、図1のように構成される。図1
において、51は遮断回路入力端子であり、この入力端
子51は第1キャパシタ52および第2キャパシタ53
を直列に介して遮断回路出力端子54に接続される。第
1キャパシタ52と第2キャパシタ53の接続点Aに
は、バイアス端子55がインダクタ56を介して接続さ
れる。また、接続点Aと接地間には、接続点A側にアノ
ードを接続してPINダイオード57が接続される。こ
のPINダイオード57には並列に整流回路58が接続
される。整流回路58は、直列接続された2つのスイッ
チングダイオード581,582からなり、アノードを
接続点Aに、カソードを接地に接続してこの2つのスイ
ッチングダイオード581,582が前記PINダイオ
ード57に並列に接続される。
【0019】このように構成された遮断回路16におい
ては、従来と同様に、第2周波数帯(例えば、145M
Hz)での送信時は、バイアス端子55に制御電圧
(“H”レベル)を印加することによりPINダイオー
ド57を順方向にバイアスし、このPINダイオード5
7をオンさせ、このPINダイオード57を介して接続
点Aを接地に短絡することにより、入出力端子51,5
4間を遮断(すなわち、図3の第2LPF回路17を遮
断)することができる。これにより、第2周波数帯での
送信時、3倍の高調波が図3の第1周波数帯(例えば、
435MHz)のLPF回路15,17の通過帯域内に
入っても、第2LPF回路17が遮断されることによ
り、高調波成分がIPF回路を通過してアンテナ19か
ら電波として輻射されることが防止される。
【0020】一方、遮断回路16が設けられた第1周波
数帯(例えば、435MHz)での送信時は、遮断回路
入力端子51に印加された高周波電圧の電圧波高値から
整流回路58(一対のスイッチングダイオード581,
582)の順方向電圧を差し引いた負の電圧が整流回路
58の両端に発生し、この電圧がPINダイオード57
に逆バイアス電圧として印加される。例えば、図1中の
波形図に示すように+20V〜−20Vの電圧波高値を
有する高周波電圧が入力端子51に印加された場合は、
−20Vから一対のスイッチングダイオードの順方向電
圧0.6V×2=1.2Vを差し引いた−18.8Vの
負の電圧が整流回路58のアノード側、すなわち接続点
Aに発生し、PINダイオード57に逆バイアス電圧と
して印加される。これは、高周波電圧の電圧波高値の正
の半サイクルでは、整流回路58に電流が流れて接続点
Aの電圧は順方向電圧1.2Vになるが、電圧波高値の
負の半サイクルでは電流が流れず、入力端子51のマイ
ナス電圧に応じて接続点Aの電圧は負に低下し、この2
つが繰返されつつ平滑作用により接続点Aの電圧は−1
8.8Vに落ち着くからである。そして、このような逆
バイアス電圧がPINダイオード57に印加されれば、
その分、PINダイオード57で整流が始まる高周波電
圧の電圧波高値が高くなる。したがって、アンテナの不
整合や、アンテナの外れなどで高電圧が遮断回路16に
印加されても、PINダイオード57での整流現象を防
止でき、PINダイオード57の破壊を防ぐことができ
る。また、このような逆バイアス電圧の発生法によれ
ば、一対のスイッチングダイオード581,582をP
INダイオード57に並列に接続すればよいだけである
から、小型化、低価格化の点で有利となる。
【0021】なお、上記のように、整流回路58を、2
個以上の直列接続のスイッチングダイオードで構成した
場合は、電力印加時の相互変調などの歪を最小限に留め
る効果も有する。また、一般的に、PINダイオードの
順方向電圧はスイッチングダイオードの順方向電圧に比
較して高いため、第2周波数帯での送信時、バイアス端
子55に制御電圧を印加してPINダイオード57を順
方向にバイアスしたときに充分なオン電流を流すために
も、複数のスイッチングダイオードの直列接続で整流回
路58を構成することは好ましい。
【0022】図2は、本発明による送信機の他の実施の
形態を示す。この他の実施の形態は、第1周波数帯での
送信時、遮断回路16の上記整流回路58で発生した電
圧をバイアス端子55から取出して、その発生電圧が所
定電圧以上となったときに(すなわち、遮断回路16に
印加される高周波電圧の電圧波高値が高くなったとき
に)、自動送信出力制御回路の基準電圧を変移させて、
第1周波数帯の送信出力を低下させることにより(すな
わち、遮断回路16に印加される高周波電圧の電圧波高
値を低下させることにより)、PINダイオード57の
破壊をより確実に防止するようにしたものである。
【0023】図2の送信機では、図3の回路に、電流/
電圧変換器61、可変利得増幅器62、電力制御回路6
3、基準電圧源64、抵抗器65および電圧シフト回路
66が追加される。
【0024】電圧シフト回路66は、例えばツェナーダ
イオードを直列に接続した回路で構成し、遮断回路16
の整流回路58で発生してバイアス端子55から取出さ
れた負の電圧が所定電圧以上になったときに出力電圧を
発生させる。基準電圧源64は、自動送信出力制御回路
の基準電圧を発生させる。この基準電圧が抵抗器65を
介して電力制御回路63へ入力されるが、上記電圧シフ
ト回路66から出力電圧が発生すると、電力制御回路6
3に入力される基準電圧値が変移される。可変利得増幅
器62は変調・増幅回路12と広帯域増幅回路13間に
挿入され、送信信号入出力端子の他に利得制御電圧入力
端子を有し、この利得制御電圧入力端子の制御電圧が低
いときは利得が低下し、制御電圧がある値のときに最大
の利得となるように動作する。
【0025】電流/電圧変換器61は、広帯域増幅回路
13へ供給する電源の電流を監視するもので、電流が多
く流れると出力電圧が上昇し、電流が少ないと出力電圧
が低下するように動作する。この電流/電圧変換器61
の出力電圧は、すなわち送信出力検出電圧である。電力
制御回路63は電圧比較器とその出力を分圧する回路か
らなり、基準電圧入力端子と検出電圧入力端子とを有
し、検出電圧入力端子に供給される送信出力検出電圧
(電流/電圧変換器61の出力電圧)が基準電圧入力端
子に供給される基準電圧よりも低い場合は高い制御電圧
を出力し、可変利得増幅器62の利得を高めて送信機の
出力を増加させるように働く。
【0026】抵抗器65は、基準電圧源64からの基準
電圧を所定電圧値の基準電圧にして電力制御回路63の
基準電圧入力端子に供給する。この抵抗器65の出力端
子に電圧シフト回路66の出力を接続することにより、
遮断回路16の整流回路58に所定電圧以上の負の電圧
が発生した際、基準電圧を変移(低下)させることがで
きる。
【0027】このように構成された無線機においては、
電流/電圧変換器61出力の送信出力検出電圧と基準電
圧源64からの基準電圧とを電力制御回路63で比較し
て、その差に応じた電力制御回路63の出力で可変利得
増幅器62の利得を制御することにより、送信出力を所
望の一定値に制御することができる。
【0028】また、第1周波数帯での送信時、遮断回路
16に印加される高周波電圧の電圧波高値がアンテナ不
整合やアンテナ外れなどにより所定の値以上となって、
遮断回路16の整流回路58で発生する電圧が所定の電
圧以上になると、電圧シフト回路66から出力電圧が発
生することにより、電力制御回路63に供給される基準
電圧が低下する。したがって、電流−電圧変換器61出
力の送信出力検出電圧が変化しなくても電力制御回路6
3出力の制御電圧が低下して可変利得増幅器62の利得
が低下することにより、送信出力が低下する。その結
果、遮断回路16に印加される高周波電圧の電圧波高値
が低下し、遮断回路16のPINダイオード57が破壊
されることがより確実に防止される。
【0029】なお、電力制御回路63は高入力インピー
ダンスで、また電圧シフト回路66はツェナダイオード
を直列に挿入した回路を使用するので、電圧シフト回路
66の入力インピーダンスは高く、よって、遮断回路1
6のバイアス端子55から流出する電流は著しく少な
く、遮断回路16が導通状態(通過状態)となっている
動作時の特性劣化は殆どない。
【0030】以上、本発明の実施の形態について詳述し
た。この実施の形態においては、無線機全体は図3およ
び図2のように構成されるが、これに限定されるもので
はない。また、遮断回路16は、第2周波数帯の送信
時、第1周波数帯の第2LPF回路17を遮断するため
に使用されたが、その他の回路を遮断するためにも使用
できる。さらに、遮断回路16の整流回路58は、2個
以上のスイッチングダイオードを直列接続して構成して
もよい。
【0031】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明の無線
機によれば、遮断回路のダイオードに簡単な構成で逆バ
イアス電圧を印加することができ、小型化、低価格化の
点で有利となる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による無線機の実施の形態で使用される
遮断回路を示す回路図。
【図2】本発明の無線機の他の実施の形態を示すブロッ
ク図。
【図3】無線機の全体的な構成を示すブロック図。
【図4】従来の遮断回路の具体的回路を示す回路図。
【符号の説明】
16 遮断回路 A 接続点 51,54 遮断回路入出力端子 52,53 キャパシタ 55 バイアス端子 56 インダクタ 57 PINダイオード 58 整流回路 581,582 スイッチングダイオード 61 電流/電圧変換器 62 可変利得増幅器 63 電力制御回路 64 基準電圧源 66 電圧シフト回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の周波数帯で送信可能で、かつ所定
    の周波数帯の送信信号路に遮断回路が挿入された送信機
    において、 前記所定の周波数帯の送信信号路と接地間に接続された
    ダイオードと、 このダイオードを順方向にバイアスする手段と、 前記ダイオードに並列に接続された整流回路とを前記遮
    断回路として具備し、 前記所定の周波数帯と異なる周波数帯での送信時は前記
    手段により前記ダイオードを順方向にバイアスして前記
    ダイオードをオンさせることにより前記所定周波数帯の
    送信信号路を遮断し、 前記所定周波数帯での送信時は、該所定周波数帯の前記
    送信信号路に印加される高周波電圧の電圧波高値に応じ
    て前記整流回路に発生する電圧によって前記ダイオード
    が逆バイアスされることを特徴とする送信機。
  2. 【請求項2】 複数の周波数帯で送信可能で、かつ所定
    の周波数帯の送信信号路に遮断回路が挿入された送信機
    において、 前記所定周波数帯の送信信号路に挿入された2つの直列
    キャパシタと、 この2つのキャパシタ相互の接続点と接地間に、前記接
    続点側をアノードとして接続されたPINダイオード
    と、 前記接続点側をアノードとして、前記PINダイオード
    に並列接続された整流回路としての2つ以上の直列接続
    のスイッチングダイオードと、 前記接続点にインダクタを介して接続され、前記所定周
    波数帯以外の周波数帯の送信時に前記PINダイオード
    を順方向にバイアスする手段とを前記遮断回路として具
    備することを特徴とする送信機。
  3. 【請求項3】 前記遮断回路は、前記所定周波数帯と異
    なる周波数帯の送信時、前記所定周波数帯のLPF回路
    を遮断するための回路であることを特徴とする請求項1
    または2に記載の送信機。
  4. 【請求項4】 送信出力を検出し、その検出電圧と基準
    電圧とを比較して送信出力を制御する手段を有し、 前記所定周波数帯の送信時、前記遮断回路の整流回路で
    発生する電圧が所定電圧以上となったときに、前記手段
    の基準電圧を変移させることにより、前記所定周波数帯
    の送信出力を低下させることを特徴とする請求項1ない
    し3のいずれかに記載の送信機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010263575A (ja) * 2009-05-11 2010-11-18 Kenwood Corp 送受信切替回路及び無線通信機
CN112187240A (zh) * 2020-09-29 2021-01-05 泰新半导体(南京)有限公司 一种控制电压互补型pin开关

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