JP3820120B2 - 送信機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、送信機に関する。
【0002】
【従来の技術】
複数の周波数帯で送信を行える送信機が知られている。その送信機で、一組の広帯域増幅回路の出力に複数の整合回路およびLPF(ローパスフィルタ)回路を接続して複数の周波数帯で送信できるように構成する場合、1つの周波数帯(例えば、145MHz)にて送信した時に発生する3倍の高調波が他の周波数帯(例えば、435MHz)のLPF回路の通過帯域内に入るようなときに、その高調波成分が前記他の周波数帯のLPF回路を通過してアンテナ端子から出力されてしまう問題がある。この問題をなくすためには、高調波関係にあるLPF回路を遮断して高調波成分の通過を阻止する必要がある。
【0003】
図3は、LPF回路を遮断する回路を備えた従来の送信機の全体的なブロック図を示す。この図において、11は入力端子で、この入力端子11から入力された音声信号は変調・増幅回路12で変調・増幅されて第1周波数帯(例えば、435MHz)あるいは第2周波数帯(例えば、145MHz)の高周波信号となる。この第1周波数帯あるいは第2周波数帯の高周波信号は一組の広帯域増幅回路13で増幅された後、周波数の高い第1周波数帯の信号は、HPF(ハイパスフィルタ)型の第1整合回路14により第2周波数帯の信号と分離される。その後、第1周波数帯の信号は、第1LPF回路15、遮断回路16、第2LPF回路17および周波数共用器18を介してアンテナ19に供給され、電波として輻射される。一方、周波数の低い第2周波数帯の信号は、LPF型の第2整合回路20により第1周波数帯の信号と分離され、その後、第3LPF回路21および前記周波数共用器18を介して前記アンテナ19に供給され、電波として輻射される。
【0004】
第2周波数帯(例えば、145MHz)で送信する際、3倍の高調波が第1周波数帯(例えば、435MHz)のLPF回路15,17の通過帯域内に入る場合、その高調波成分が第1周波数帯のLPF回路15,17を通過してアンテナ19から電波として輻射されてしまう。これを防止するため、第2周波数帯の送信時に第1周波数帯の第2LPF回路17を遮断するために遮断回路16が挿入されている。
【0005】
この遮断回路16の従来の具体的な回路図を図4に示す。この図において、31は遮断回路入力端子であり、この入力端子31は第1キャパシタ32および第2キャパシタ33を直列に介して遮断回路出力端子34に接続される。第1キャパシタ31と第2キャパシタ33の接続点Aには、第1バイアス端子35がインダクタ36を介して接続される。また、接続点Aは、PINダイオード37を順方向に介して、さらには第3キャパシタ38を介して接地される。39は第2バイアス端子で、抵抗40を介して前記PINダイオード37のカソードに接続される。
【0006】
このように構成された遮断回路16においては、第2周波数帯での送信時、第1バイアス端子35に制御電圧(“H”レベル)を印加してPINダイオード37を順方向にバイアスし、このPINダイオード37をオンさせ、このPINダイオード37を介して接続点Aを接地に短絡することにより、入出力端子31,34間を遮断(すなわち、第1周波数帯の第2LPF回路17を遮断)することができる。一方、第1周波数帯での送信時は、第1バイアス端子35をハイインピーダンスに設定し、かつ第2バイアス端子39に制御電圧(“H”レベル)を印加して、PINダイオード37を逆バイアス状態(オフ状態)に設定することにより、接続点Aを接地から分離し、入出力端子31,34間を導通させることにより、第1周波数帯の第2LPF回路17を動作可能とする。
【0007】
ところで、第1周波数帯で送信する場合、第1LPF回路15の出力インピーダンスすなわち第2LPF回路17の入力インピーダンスによっては、信号路上に高電圧が発生する場合がある。例えば、アンテナが不整合である場合や、アンテナの接続が外れている場合などで、途中のLPF回路による位相特性によりインピーダンスが高くなり、しかも出力制御が充分に行われなかったような場合に発生する。
【0008】
発生する電圧が高くなると、図4の遮断回路16のPINダイオード37は高周波電圧を整流し始め、送信電力を消費してしまう。送信電力の消費は素子の破壊につながる。
【0009】
PINダイオードはその物性的特性により整流作用は起きにくいため、高周波電圧が印加されても直流電圧の発生は小さい。しかし、ある程度以上の電圧が印加されると整流が始まり、僅かながら電流が流れ始める。この順方向の電流によってPINダイオードは高周波抵抗値が低下し、電力損失を生じ易い状態となる。
【0010】
この電力損失を防止するためには、図4において、第1バイアス端子35に負電圧を、あるいは第2バイアス端子39に正電圧を印加して、PINダイオード37に逆バイアス電圧を印加すればよい。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記の方法で逆バイアス電圧をPINダイオード37に印加するには多くの部品点数を必要とし、小型化、低価格化の点で不利である。
【0012】
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、遮断回路のダイオードに簡単な構成で逆バイアス電圧を印加することができ、小型化、低価格化の点で有利となる無線機を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明の無線機は、複数の周波数帯で送信可能で、かつ所定の周波数帯の送信信号路に遮断回路が挿入された送信機において、前記所定の周波数帯の送信信号路と接地間に接続されたダイオードと、このダイオードを順方向にバイアスする手段と、前記ダイオードに並列に接続された整流回路とを前記遮断回路として具備し、前記所定の周波数帯と異なる周波数帯での送信時は前記手段により前記ダイオードを順方向にバイアスして前記ダイオードをオンさせることにより前記所定周波数帯の送信信号路を遮断し、前記所定周波数帯での送信時は、該所定周波数帯の前記送信信号路に印加される高周波電圧の電圧波高値に応じて前記整流回路に発生する電圧によって前記ダイオードが逆バイアスされることを特徴とする。
【0014】
より具体的には、前記所定周波数帯の送信信号路に挿入された2つの直列キャパシタと、この2つのキャパシタ相互の接続点と接地間に、前記接続点側をアノードとして接続されたPINダイオードと、前記接続点側をアノードとして、前記PINダイオードに並列接続された整流回路としての2つ以上の直列接続のスイッチングダイオードと、前記接続点にインダクタを介して接続され、前記所定周波数帯以外の周波数帯の送信時に前記PINダイオードを順方向にバイアスする手段とを前記遮断回路として具備する。
【0015】
好ましい形態として、前記遮断回路は、前記所定周波数帯と異なる周波数帯の送信時、前記所定周波数帯のLPF回路を遮断するための回路である。
【0016】
また、本発明の無線機は、送信出力を検出し、その検出電圧と基準電圧とを比較して送信出力を制御する手段を有し、前記所定周波数帯の送信時、前記遮断回路の整流回路で発生する電圧が所定電圧以上となったときに、前記手段の基準電圧を変移させることにより、前記所定周波数帯の送信出力を低下させる。
【0017】
【発明の実施の形態】
次に添付図面を参照して本発明による無線機の実施の形態を詳細に説明する。本発明の実施形態の無線機の全体的な構成は図3と同一である。そこで、全体的な構成については説明を省略する。
【0018】
本発明の実施形態の無線機は、遮断回路16の具体的な構成が従来と相違する。本発明の実施形態では、遮断回路16は、図1のように構成される。図1において、51は遮断回路入力端子であり、この入力端子51は第1キャパシタ52および第2キャパシタ53を直列に介して遮断回路出力端子54に接続される。第1キャパシタ52と第2キャパシタ53の接続点Aには、バイアス端子55がインダクタ56を介して接続される。また、接続点Aと接地間には、接続点A側にアノードを接続してPINダイオード57が接続される。このPINダイオード57には並列に整流回路58が接続される。整流回路58は、直列接続された2つのスイッチングダイオード581,582からなり、アノードを接続点Aに、カソードを接地に接続してこの2つのスイッチングダイオード581,582が前記PINダイオード57に並列に接続される。
【0019】
このように構成された遮断回路16においては、従来と同様に、第2周波数帯(例えば、145MHz)での送信時は、バイアス端子55に制御電圧(“H”レベル)を印加することによりPINダイオード57を順方向にバイアスし、このPINダイオード57をオンさせ、このPINダイオード57を介して接続点Aを接地に短絡することにより、入出力端子51,54間を遮断(すなわち、図3の第2LPF回路17を遮断)することができる。これにより、第2周波数帯での送信時、3倍の高調波が図3の第1周波数帯(例えば、435MHz)のLPF回路15,17の通過帯域内に入っても、第2LPF回路17が遮断されることにより、高調波成分がIPF回路を通過してアンテナ19から電波として輻射されることが防止される。
【0020】
一方、遮断回路16が設けられた第1周波数帯(例えば、435MHz)での送信時は、遮断回路入力端子51に印加された高周波電圧の電圧波高値と整流回路58(一対のスイッチングダイオード581,582)の順方向電圧から決る負の電圧が整流回路58の両端に発生し、この電圧がPINダイオード57に逆バイアス電圧として印加される。例えば、図1中の波形図に示すように+20V〜−20Vの電圧波高値を有する高周波電圧が入力端子51に印加された場合は、前記電圧波高値と一対のスイッチングダイオードの順方向電圧0.6V×2=1.2Vから、−18.8Vの負の電圧が整流回路58のアノード側、すなわち接続点Aに発生し、PINダイオード57に逆バイアス電圧として印加される。これは、高周波電圧の電圧波高値の正の半サイクルでは、整流回路58に電流が流れて接続点Aの電圧は順方向電圧1.2Vになるが、電圧波高値の負の半サイクルでは電流が流れず、入力端子51のマイナス電圧に応じて接続点Aの電圧は負(−38.8V)に低下し、この2つが繰返され、接続点Aの中点電位は−18.8Vになるからである。そして、このような逆バイアス電圧がPINダイオード57に印加されれば、その分、PINダイオード57で整流が始まる高周波電圧の電圧波高値が高くなる。したがって、アンテナの不整合や、アンテナの外れなどで高電圧が遮断回路16に印加されても、PINダイオード57での整流現象を防止でき、PINダイオード57の破壊を防ぐことができる。また、このような逆バイアス電圧の発生法によれば、一対のスイッチングダイオード581,582をPINダイオード57に並列に接続すればよいだけであるから、小型化、低価格化の点で有利となる。
【0021】
なお、上記のように、整流回路58を、2個以上の直列接続のスイッチングダイオードで構成した場合は、電力印加時の相互変調などの歪を最小限に留める効果も有する。また、一般的に、PINダイオードの順方向電圧はスイッチングダイオードの順方向電圧に比較して高いため、第2周波数帯での送信時、バイアス端子55に制御電圧を印加してPINダイオード57を順方向にバイアスしたときに充分なオン電流を流すためにも、複数のスイッチングダイオードの直列接続で整流回路58を構成することは好ましい。
【0022】
図2は、本発明による送信機の他の実施の形態を示す。この他の実施の形態は、第1周波数帯での送信時、遮断回路16の上記整流回路58で発生した電圧をバイアス端子55から取出して、その発生電圧が所定電圧以上となったときに(すなわち、遮断回路16に印加される高周波電圧の電圧波高値が高くなったときに)、自動送信出力制御回路の基準電圧を変移させて、第1周波数帯の送信出力を低下させることにより(すなわち、遮断回路16に印加される高周波電圧の電圧波高値を低下させることにより)、PINダイオード57の破壊をより確実に防止するようにしたものである。
【0023】
図2の送信機では、図3の回路に、電流/電圧変換器61、可変利得増幅器62、電力制御回路63、基準電圧源64、抵抗器65および電圧シフト回路66が追加される。
【0024】
電圧シフト回路66は、例えばツェナーダイオードを直列に接続した回路で構成し、遮断回路16の整流回路58で発生してバイアス端子55から取出された負の電圧が所定電圧以上になったときに出力電圧を発生させる。基準電圧源64は、自動送信出力制御回路の基準電圧を発生させる。この基準電圧が抵抗器65を介して電力制御回路63へ入力されるが、上記電圧シフト回路66から出力電圧が発生すると、電力制御回路63に入力される基準電圧値が変移される。可変利得増幅器62は変調・増幅回路12と広帯域増幅回路13間に挿入され、送信信号入出力端子の他に利得制御電圧入力端子を有し、この利得制御電圧入力端子の制御電圧が低いときは利得が低下し、制御電圧がある値のときに最大の利得となるように動作する。
【0025】
電流/電圧変換器61は、広帯域増幅回路13へ供給する電源の電流を監視するもので、電流が多く流れると出力電圧が上昇し、電流が少ないと出力電圧が低下するように動作する。この電流/電圧変換器61の出力電圧は、すなわち送信出力検出電圧である。電力制御回路63は電圧比較器とその出力を分圧する回路からなり、基準電圧入力端子と検出電圧入力端子とを有し、検出電圧入力端子に供給される送信出力検出電圧(電流/電圧変換器61の出力電圧)が基準電圧入力端子に供給される基準電圧よりも低い場合は高い制御電圧を出力し、可変利得増幅器62の利得を高めて送信機の出力を増加させるように働く。
【0026】
抵抗器65は、基準電圧源64からの基準電圧を所定電圧値の基準電圧にして電力制御回路63の基準電圧入力端子に供給する。この抵抗器65の出力端子に電圧シフト回路66の出力を接続することにより、遮断回路16の整流回路58に所定電圧以上の負の電圧が発生した際、基準電圧を変移(低下)させることができる。
【0027】
このように構成された無線機においては、電流/電圧変換器61出力の送信出力検出電圧と基準電圧源64からの基準電圧とを電力制御回路63で比較して、その差に応じた電力制御回路63の出力で可変利得増幅器62の利得を制御することにより、送信出力を所望の一定値に制御することができる。
【0028】
また、第1周波数帯での送信時、遮断回路16に印加される高周波電圧の電圧波高値がアンテナ不整合やアンテナ外れなどにより所定の値以上となって、遮断回路16の整流回路58で発生する電圧が所定の電圧以上になると、電圧シフト回路66から出力電圧が発生することにより、電力制御回路63に供給される基準電圧が低下する。したがって、電流−電圧変換器61出力の送信出力検出電圧が変化しなくても電力制御回路63出力の制御電圧が低下して可変利得増幅器62の利得が低下することにより、送信出力が低下する。その結果、遮断回路16に印加される高周波電圧の電圧波高値が低下し、遮断回路16のPINダイオード57が破壊されることがより確実に防止される。
【0029】
なお、電力制御回路63は高入力インピーダンスで、また電圧シフト回路66はツェナダイオードを直列に挿入した回路を使用するので、電圧シフト回路66の入力インピーダンスは高く、よって、遮断回路16のバイアス端子55から流出する電流は著しく少なく、遮断回路16が導通状態(通過状態)となっている動作時の特性劣化は殆どない。
【0030】
以上、本発明の実施の形態について詳述した。この実施の形態においては、無線機全体は図3および図2のように構成されるが、これに限定されるものではない。また、遮断回路16は、第2周波数帯の送信時、第1周波数帯の第2LPF回路17を遮断するために使用されたが、その他の回路を遮断するためにも使用できる。さらに、遮断回路16の整流回路58は、2個以上のスイッチングダイオードを直列接続して構成してもよい。
【0031】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように本発明の無線機によれば、遮断回路のダイオードに簡単な構成で逆バイアス電圧を印加することができ、小型化、低価格化の点で有利となる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による無線機の実施の形態で使用される遮断回路を示す回路図。
【図2】本発明の無線機の他の実施の形態を示すブロック図。
【図3】無線機の全体的な構成を示すブロック図。
【図4】従来の遮断回路の具体的回路を示す回路図。
【符号の説明】
16 遮断回路
A 接続点
51,54 遮断回路入出力端子
52,53 キャパシタ
55 バイアス端子
56 インダクタ
57 PINダイオード
58 整流回路
581,582 スイッチングダイオード
61 電流/電圧変換器
62 可変利得増幅器
63 電力制御回路
64 基準電圧源
66 電圧シフト回路
Claims (4)
- 複数の周波数帯で送信可能で、かつ所定の周波数帯の送信信号路に遮断回路が挿入された送信機において、
前記所定の周波数帯の送信信号路と接地間に接続されたダイオードと、
このダイオードを順方向にバイアスする手段と、
前記ダイオードに並列に接続された整流回路とを前記遮断回路として具備し、前記所定の周波数帯と異なる周波数帯での送信時は前記手段により前記ダイオードを順方向にバイアスして前記ダイオードをオンさせることにより前記所定周波数帯の送信信号路を遮断し、
前記所定周波数帯での送信時は、該所定周波数帯の前記送信信号路に印加される高周波電圧の電圧波高値に応じて前記整流回路に発生する電圧によって前記ダイオードが逆バイアスされることを特徴とする送信機。 - 複数の周波数帯で送信可能で、かつ所定の周波数帯の送信信号路に遮断回路が挿入された送信機において、
前記所定周波数帯の送信信号路に挿入された2つの直列キャパシタと、
この2つのキャパシタ相互の接続点と接地間に、前記接続点側をアノードとして接続されたPINダイオードと、
前記接続点側をアノードとして、前記PINダイオードに並列接続された整流回路としての2つ以上の直列接続のスイッチングダイオードと、
前記接続点にインダクタを介して接続され、前記所定周波数帯以外の周波数帯の送信時に前記PINダイオードを順方向にバイアスする手段とを前記遮断回路として具備することを特徴とする送信機。 - 前記遮断回路は、前記所定周波数帯と異なる周波数帯の送信時、前記所定周波数帯のLPF回路を遮断するための回路であることを特徴とする請求項1または2に記載の送信機。
- 送信出力を検出し、その検出電圧と基準電圧とを比較して送信出力を制御する手段を有し、
前記所定周波数帯の送信時、前記遮断回路の整流回路で発生する電圧が所定電圧以上となったときに、前記手段の基準電圧を変移させることにより、前記所定周波数帯の送信出力を低下させることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の送信機。
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