JP2003058903A - 画像処理プログラム、画像処理プログラムを記録した記録媒体、画像処理装置及び方法 - Google Patents

画像処理プログラム、画像処理プログラムを記録した記録媒体、画像処理装置及び方法

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JP2003058903A
JP2003058903A JP2002133585A JP2002133585A JP2003058903A JP 2003058903 A JP2003058903 A JP 2003058903A JP 2002133585 A JP2002133585 A JP 2002133585A JP 2002133585 A JP2002133585 A JP 2002133585A JP 2003058903 A JP2003058903 A JP 2003058903A
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T17/00Three dimensional [3D] modelling, e.g. data description of 3D objects
    • G06T17/20Finite element generation, e.g. wire-frame surface description, tesselation
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
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    • G06T11/40Filling a planar surface by adding surface attributes, e.g. colour or texture
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T15/003D [Three Dimensional] image rendering
    • G06T15/04Texture mapping

Abstract

(57)【要約】 【課題】 多数の小面積ポリゴンを効率良く処理し、ま
た、ピクセルフィルレートを上げることも可能とする。 【解決手段】 ピクセル化部45の演算レンジ(処理ビ
ット長)を限定し、投入ポリゴンがピクセル化処理の演
算レンジの範囲内か否かをエリアサイズ比較部43にて
判断し、ピクセル化部45の演算レンジの範囲内のポリ
ゴンについてはそのままピクセル化部45で処理し、一
方、その演算レンジを超えるようなポリゴンについては
ポリゴン分割部44で再帰的に分割して当該演算レンジ
に収まるようにしてからピクセル化部45で処理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、3次元画像情報か
らテレビジョンモニタ装置などの2次元スクリーン上へ
描画する2次元画像情報を生成する画像処理プログラ
ム、画像処理プログラムを記録した記録媒体、画像処理
装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のテレビゲーム機やパーソナルコン
ピュータは、プロセッサやメモリ等の高集積化、高速化
等が進んでおり、その結果として、3次元画像情報から
精細且つリアリティ性の高い2次元画像をリアルタイム
に生成して2次元スクリーン上に描画することが可能と
なっている。
【0003】また、現在の画像処理システムは、殆どの
ものがポリゴン単位での描画処理を基本にして2次元画
像を生成している。現在の画像処理システムが、2次元
画像の生成にポリゴン描画処理を用いるのは、ポリゴン
のデータが多角形の頂点単位で表されるデータであり容
易にコントロールできること、ポリゴンデータからピク
セルデータへの変換は描画面に対する頂点の線形補間処
理により実現でき、メモリアクセスや演算にローカリテ
ィがあるため高速な処理が可能であること、線形補間処
理の際に例えばDDA(Digital Differential Analy
zer)を用いることでその演算の殆どを加算で済ますこ
とができ、現在実装可能な回路規模でも充分効果的なリ
アルタイム描画を実現できること、などの理由による。
【0004】2次元画像を生成する処理は、データ形式
の変遷の観点から見た場合、以下のようになる。
【0005】先ず、ワールド座標系のポリゴンデータ
は、座標変換処理,クリッピング(Clipping)処理,ラ
イティング(Lighting)処理等のジオメトリ(Geometr
y)演算処理が施される。そのジオメトリ演算処理後の
ポリゴンデータは、投影変換処理により、スクリーン座
標系のポリゴンデータに変換される。そのスクリーン座
標系のポリゴンデータは、レンダリング処理により、ス
クリーン上のピクセルデータに変換(ピクセル化)され
る。その後、ピクセルデータは、2次元スクリーン上に
表示するためのスクリーンデータに変換される。このス
クリーンデータは、テレビジョンモニタ装置に送られ、
2次元スクリーン上に2次元画像として表示される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ポリゴンデ
ータは頂点単位のデータである。一方、ピクセルデータ
はピクセル単位のデータである。つまりこれら双方の処
理単位は互いに異なっている。このため、ポリゴンデー
タからピクセルデータへ変換する時に、データ処理が滞
り、演算回路が効率良く動作できなくなることが多々あ
る。具体的に説明すると、レンダリング処理は、ポリゴ
ンの面積に直接影響を受ける処理である。このため、大
面積ポリゴンのピクセル化の処理時間は長くなり、小面
積ポリゴンのピクセル化の処理時間は短くなる。これに
対して、ジオメトリ演算処理や投影変換処理は、ポリゴ
ンの面積によらない頂点単位の演算処理である。このた
め、ジオメトリ演算処理や投影変換処理は、大面積ポリ
ゴンと小面積ポリゴンの何れであっても略々同じ所要時
間で実行できる。これらのことから、例えば大面積ポリ
ゴンの次に小面積ポリゴンを描画するような場合、小面
積ポリゴンに対するジオメトリ演算処理や投影変換処理
は、レンダリング処理での大面積ポリゴンのピクセル化
の処理が終了するまで休止状態になされてしまう。
【0007】また、レンダリング処理を行う従来の演算
回路は、1ポリゴンについて1処理サイクル当たり複数
ピクセルを生成するものが主流になっている。そして、
そのピクセル数は、ハードウェアに依存し、固定数とな
されている。その一方で、小面積ポリゴンは、レンダリ
ング処理を行ってもハードウェアに依存した固定のピク
セル数を満たさないものであることが少なくない。した
がって、固定ピクセル数を満たさない小面積ポリゴンが
増加した場合、演算回路の処理効率が低下し、その結
果、ピクセルフィルレートも減少してしまう。
【0008】以上のことから、画像処理システムは、ジ
オメトリ演算やセットアップ処理とレンダリング処理
(ピクセル化処理)のための回路構成,性能比率(性能
差)などにより、描画面に対して最も効率の良い処理を
行えるポリゴンの大きさが、略々一意に決まっていると
言える。特に、従来の画像処理システムは、比較的大面
積のポリゴンを効率良く描画できるように設定されてい
る。すなわちこのことを言い換えると、従来の画像処理
システムは、効率の良い処理を行える大きさ以外のポリ
ゴンについては効率的な処理ができていないことを意味
している。
【0009】一方で、今後、描画モデルは複雑化し、ま
たレンダリングも多様化していくと考えられる。このよ
うに、描画モデルの複雑化やレンダリングの多様化が進
むと、ポリゴンの面積は必然的に小さくなり、また小面
積ポリゴンの数が著しく増加し、さらにそれらポリゴン
の頂点に掛かるパラメータも増加すると予測される。ま
たそれに伴い、画像処理システムは、ピクセルフィルレ
ートを大幅に上げなければならなくなると予想される。
【0010】上述のように、多数の小面積ポリゴンを効
率良く処理するためには、画像処理システムは、ピクセ
ル化処理を高速化し、ポリゴンのスループットを上げな
ければならなくなる。また、ピクセルフィルレートを上
げるためには、画像処理システムは、より広い面積のポ
リゴンを同時に描画しなければならなくなる。しかしな
がら、従来の画像処理システムは、これらの双方の要求
を同時に満足させること、つまり多数の小面積ポリゴン
を高速に処理すると共にピクセルフィルレートも上げる
ようなことは困難である。なお、それら双方の要求を満
足させようとした場合、従来の画像処理システムは、高
価かつ巨大なDDAを多数備えたものでなければならな
くなり、コスト及び回路規模の観点から非現実的であ
る。
【0011】本発明は、このような課題に鑑みてなされ
たものであり、回路構成の大型化やコストの大幅な上昇
を伴うことなく、多数の小面積ポリゴンを効率良く処理
でき、また、ポリゴンの大きさに処理が影響されること
もなく、さらにピクセルフィルレートを上げることも可
能とする画像処理プログラム、画像処理プログラムを記
録した記録媒体、画像処理装置及び方法を提供すること
を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、ポリゴンの大
きさを所定の閾値と比較し、上記閾値を超える三角形状
のポリゴンの最長辺を検出し、その最長辺上の所定の点
と当該最長辺に対向する頂点とを結ぶ線分により当該ポ
リゴンを分割し、上記閾値を超えないポリゴンをピクセ
ル化する。特に、上記所定の点は、ポリゴンの最長辺の
中点とする。
【0013】すなわち、本発明は、上記閾値を超えるポ
リゴンについては、上記最長辺の中点とその最長辺に対
向する頂点とを結ぶ線分で分割する。そして、その分割
は、ポリゴンの大きさが上記閾値の範囲内に収束するま
で再帰的に行われる。ここで、上記閾値は、例えばピク
セル化のための演算レンジに相当する。言い換えると、
本発明は、ピクセル化のための演算レンジをある程度小
さく限定することで、ピクセル化の処理を行うための構
成を、小型化可能として並列度を高め易くする。同時
に、本発明は、上記再帰的な分割を行うことで、上記閾
値を超えるポリゴンを、上記演算レンジが小さく限定さ
れたピクセル化処理に最適な大きさのポリゴンに収束さ
せる。このように、本発明は、上記閾値を超えるポリゴ
ンを再帰的に分割することで、どのような大きさのポリ
ゴンであっても、ピクセル化処理の演算レンジに最適な
大きさへ収束させることができ、さらに、ピクセル化処
理を並列化することで、ポリゴンのスループットを上
げ、ピクセルフィルレートも大幅に向上させている。
【0014】さらに、本発明では、ピクセル化処理にお
ける処理サイクルを固定化しやすく、元から複数のポリ
ゴンパイプラインを持った回路と比較し、ポリゴン処理
順序を保持できる利点がある。
【0015】
【発明の実施の形態】図1を用いて、本発明にかかるポ
リゴンのピクセル化処理の概要を説明する。
【0016】3次元画像情報から2次元画像を生成する
場合において、大面積ポリゴンPlはその数が少ない。
一方、小面積ポリゴンPsはその数が多い。また描画モ
デルがより精巧になれば、小面積ポリゴンPsはその数
が増加すると考えられる。したがって、小面積ポリゴン
Psに合わせてピクセル化処理の演算レンジ(ピクセル
化の処理ビット長)をある程度小さくし、さらに処理を
並列化すれば、処理パフォーマンスを高めることができ
ると考えられる。ただし、ピクセル化処理の演算レンジ
を小面積ポリゴンPsに合わせてしまうと、上記演算レ
ンジを超える大面積ポリゴンPlの処理はできなくな
る。
【0017】そこで、本実施の形態の画像処理装置は、
ピクセル化処理の演算レンジをある程度小さく限定して
おき、演算レンジの範囲内のポリゴン(小面積ポリゴン
Ps)については、そのままピクセル化処理する。一
方、演算レンジを超えるポリゴン(大面積ポリゴンP
l)の場合、本実施の形態の画像処理装置は、その大面
積ポリゴンPlを、演算レンジに収まる大きさまで分割
(ポリゴン分割処理D)する。そして、画像処理装置
は、上記小面積ポリゴンPsと、ポリゴン分割処理Dに
より得られた各小面積ポリゴンPdに対して、ピクセル
化処理を実行する。これにより、ピクセル化処理は、ど
のような大きさのポリゴンに対しても行え、無駄の少な
い効率的な処理となる。また、ピクセル化処理は、演算
レンジが小さく限定されているため、簡略化した小型の
構成で実現でき、並列化も容易となる。
【0018】また、本実施の形態では、後述するよう
に、ポリゴンの最も長い稜線の中点とそれに対向する頂
点とを結ぶ線分により当該ポリゴンを分割するようにし
ており、さらにその分割を再帰的に行うことで、ポリゴ
ンの3辺の長さが均等に近づくようにして、ポリゴン全
体をピクセル化処理の演算レンジに最適な大きさにして
いる。
【0019】すなわち、本実施の形態の画像処理装置
は、ピクセル化処理の演算レンジを小さく限定すること
で、ピクセル化処理の負荷を軽減すると共に、並列処理
の多重度を上げている。また、本実施の形態の画像処理
装置は、大面積ポリゴンPlをピクセル化処理の演算レ
ンジに最適な大きさの小面積ポリゴンPdへ分割し、並
列化したピクセル化処理PXを行うことで、無駄の少な
い効率的なピクセル化処理を実現し、ピクセルフィルレ
ートを高めている。
【0020】[構成例]図2は、ピクセル化処理を実行
するための具体的構成例を示す。ピクセル化処理は、例
えばディジタルシグナルプロセッサ(DSP)若しくは
グラフィックプロセッサ(GP)等のハードウェア構成
により実現できる。また、ピクセル化処理は、ソフトウ
ェア(コンピュータが実行可能なアプリケーションプロ
グラム)により実現することも可能である。図2は、ピ
クセル化処理を実現するDSPやGPの内部処理ユニッ
トを示している。なお、ソフトウェアによりピクセル化
処理を実現する場合、アプリケーションプログラムは、
図2の各構成要素に相当するプログラムステップを含む
ものとなる。そして、パーソナルコンピュータ等の情報
処理装置のCPUは、そのアプリケーションプログラム
に基づいて動作する。
【0021】図2において、情報格納部32は、ポリゴ
ンなどの図形情報(頂点座標値,RGBの頂点カラー
値,マップ座標値,ベクトル値などの頂点情報や頂点連
結情報)を格納する。なお、図形情報は、例えばCD−
ROMやDVD−ROM、半導体メモリ等の各種記録媒
体や、有線或いは無線による通信媒体,伝送媒体等を介
して取り込まれたものである。
【0022】ジオメトリ演算部31は、情報格納部32
に格納された図形情報を読み出し、その図形情報に対し
て、いわゆるアフィン変換、スクリーン座標への投影変
換、頂点に対する光源処理などを行う。投影変換後の図
形情報(ポリゴンデータ)は、レンダリング部33へ送
られる。
【0023】レンダリング部33は、ポリゴンをスクリ
ーン上に描画するための演算処理を行う部分であり、ジ
オメトリ演算部31から送られてきたポリゴンデータを
ピクセル化する。レンダリング部33は、大別して、ポ
リゴンセットアップ部41と、ピクセル演算部42と、
フレームバッファリング部46とからなる。
【0024】ポリゴンセットアップ部41は、ジオメト
リ演算部31から送られてくるポリゴンデータの取り込
みとそのバッファリングを行う。そして、ポリゴンセッ
トアップ部41は、ストリップ(strip)状やファン(fa
n)状などのポリゴンメッシュ構造を独立ポリゴンに変換
し、ピクセル演算部42に送出する。また、ポリゴンセ
ットアップ部41は、エリア選択(area culling)や
バック選択(back culling)などを行って不要なポリ
ゴンを廃棄することも行う。不要なポリゴンの廃棄は、
後段のピクセル演算部42で行われる処理の効率を上げ
るために行われる。
【0025】ピクセル演算部42は、前述の図1で説明
した演算レンジに応じて大面積ポリゴンを分割する処理
とピクセル化の並列処理とを行う。当該ピクセル演算部
42は、エリアサイズ比較部43、ポリゴン分割部4
4、ピクセル化部45を備えている。
【0026】ピクセル演算部42は、先ず、ポリゴンセ
ットアップ部41から送られてきたポリゴンデータを、
エリアサイズ比較部43に投入する。エリアサイズ比較
部43は、ポリゴンの大きさが演算レンジの範囲内に入
るか否か判定する。そして、エリアサイズ比較部43
は、演算レンジの範囲内に入るポリゴンのデータをピク
セル化部45へ送り、一方、演算レンジの範囲を超える
ポリゴンのデータをポリゴン分割部44へ送る。なお、
エリアサイズ比較部43の具体的な構成及び動作は後述
する。
【0027】ポリゴン分割部44は、演算レンジの範囲
を超えるポリゴンを例えば2分割して二片のポリゴンを
再構築する。この分割後の二片のポリゴンデータはエリ
アサイズ比較部43へ送られ、大きさが再判定される。
その再判定において演算レンジの範囲を超えていると判
定された場合、ポリゴン分割部44は、そのポリゴンを
さらに2分割する。すなわち、ピクセル演算部42は、
演算レンジの範囲を超えるポリゴンを再帰的に分割する
ことにより、前記大面積ポリゴンPlを演算レンジの範
囲内に入る小面積ポリゴンPdに変換する。なお、ポリ
ゴン分割部44の具体的な構成及び動作については後述
する。
【0028】分割により演算レンジの範囲内に収束した
ポリゴンのデータ、若しくは、当初より演算レンジの範
囲内に収まっていたポリゴンのデータは、エリアサイズ
比較部43からピクセル化部45へ送られる。
【0029】ピクセル化部45は、ポリゴンデータをラ
スタデータすなわちピクセルデータ(各ピクセルのカラ
ー値)へ変換し、フレームバッファリング部46へ送
る。なお、ピクセル化部45は、ポリゴンデータの頂点
カラー値の補間やマップ座標値の取得などにより、各ピ
クセルのカラー値を生成する。当該ピクセル化部45
は、x軸方向とy軸方向の演算レンジが同等となされる
と共に、その演算レンジが小さく限定された処理部を複
数並列化して構成されている。すなわち、ピクセル化部
45は、x軸方向とy軸方向の演算レンジに差を設け
ず、かつその演算レンジを小さく限定することで各構成
を簡易にし、また並列処理の多重度を上げることで、効
率的な処理を行えるものとなされている。
【0030】フレームバッファリング部46は、テレビ
ジョンモニタ装置等のディスプレイ(スクリーン)35
に対応したメモリ空間上に、各ピクセルのカラー値を書
き込む。そして、メモリ空間上に形成されたフレーム単
位のスクリーンデータは、ディスプレイコントロール部
34からの要求に応じて読み出される。
【0031】ディスプレイコントロール部34は、テレ
ビジョンモニタ装置の水平同期信号、垂直同期信号など
を生成すると共に、そのモニタ装置の表示タイミングに
応じて、フレームバッファリング部46からピクセルの
カラー値をライン状に順次取り出す。当該取り出された
カラー値は、テレビジョンモニタ装置等のディスプレイ
35上に2次元画像として表示される。
【0032】[エリアサイズ比較部の詳細な動作及び構
成]次に、図3及び図4を用いて、エリアサイズ比較部
43の動作及び構成を説明する。以下の説明は、ポリゴ
ンが演算レンジの範囲内に入るか否かの判定と、その判
定結果に応じた転送先の変更(選択)の処理にかかる情
報の流れを主に述べている。
【0033】図3において、ポリゴンセットアップ部4
1からのポリゴンデータは、エリアサイズ比較部43の
入力部51へ投入される。また、ポリゴン分割部44か
らのポリゴンデータは、入力部52へ投入される。
【0034】ここで、ポリゴンは、各頂点座標値が図4
に示すVa(Vax,Vay),Vb(Vbx,Vby),Vc
(Vcx,Vcy)で表される三角形ポリゴンP0であると
する。頂点座標部53は、三角形ポリゴンP0の各頂点
座標値のうちのx座標値Vax,Vbx,Vcxを取り出す。
一方、頂点座標部54は、三角形ポリゴンP0の各頂点
座標値のうちのy座標値Vay,Vby,Vcyを取り出す。
x座標値Vax,Vbx,Vcx、及びy座標値Vay,Vby,
Vcyは、投入されたポリゴンデータと共に、それぞれ対
応する最大・最小選択部55,56へ送られる。
【0035】最大・最小選択部55は、式(1),
(2)により、x座標値Vax,Vbx,Vcxのうちの最大
x座標値Vxmaxと最小x座標値Vxminを求める。
【0036】 Vxmax=max(Vax,Vbx,Vcx) (1) Vxmin=min(Vax,Vbx,Vcx) (2) また、最大・最小選択部56は、式(3),(4)によ
り、y座標値Vay,Vby,Vcyのうちの最大y座標値V
ymaxと最小y座標値Vyminを求める。
【0037】 Vymax=max(Vay,Vby,Vcy) (3) Vymin=min(Vay,Vby,Vcy) (4) 図4の例の場合、最大x座標値VxmaxはVcxとなり、最
小x座標値VxminはVax、最大y座標値VymaxはVay、
最小y座標値VyminはVbxとなる。なお、最大・最小選
択部55,56で求めた最大及び最小の座標値は、スク
リーン座標に対する三角形ポリゴンP0のオフセット座
標成分に相当する。
【0038】これら最大x座標値Vxmax、最小x座標値
Vxmin、最大y座標値Vymax、最小y座標値Vyminは、
ポリゴンデータと共に、それぞれ対応する差分演算部5
7,58へ送られる。
【0039】差分演算部57は、式(5)により、最大
x座標値Vxmaxと最小x座標値Vxminの差分を求める。
すなわち、差分演算部57は、三角形ポリゴンP0の各
頂点を含む四角形(図中点線で示すバウンダリボックス
BB)のx軸方向の辺の長さWxを求める。なお、バウ
ンダリボックスBBの縦辺はスクリーンのx軸に対して
平行な辺であり、横辺はスクリーンのy軸に対して平行
な辺である。
【0040】 Wx=Vxmax−Vxmin (5) また、差分演算部58は、式(6)により、最大y座標
値Vymaxと最小y座標値Vyminの差分を求める。すなわ
ち差分演算部58は、バウンダリボックスBBのy軸方
向の辺の長さWyを求める。
【0041】 Wy=Vymax−Vymin (6) なお、この図3の構成は、最大・最小選択部55,56
により最大及び最小の座標値を求め、さらに差分演算部
57,58により差分を求めて、投入ポリゴンのデータ
をオフセットと差分で表すことにより、後のピクセル化
に使用されるデータビット長を最小化している。これに
より、後段のピクセル化部45は、演算処理が軽減さ
れ、回路も簡素化可能となる。
【0042】差分演算部57,58の演算により得られ
た各長さWx,Wyは、差分比較部59へ送られる。一
方、差分演算部57,58を介したポリゴンデータは、
出力選択部60へ送られる。
【0043】差分比較部59は、式(7)により、それ
ら各辺の長さWx,Wyを、ピクセル化部45の演算レ
ンジに相当する所定の閾値RANGEと比較し、その比較結
果を出力選択部60へ送る。差分比較部59は、長さW
xとWyの何れか一方が閾値RANGEより大きい時、その
旨を示す信号を出力選択部60へ送る。一方、差分比較
部59は、長さWxとWyが両方ともに閾値RANGEより
小さいことを示している時、その旨を示す信号を出力選
択部60へ送る。
【0044】出力選択部60は、式(7)により、差分
比較部59での比較結果に応じて、ポリゴンデータを出
力部61からポリゴン分割部44へ送るか、又は、出力
部62を介してピクセル化部45へ送るかの出力選択を
行う。出力選択部60は、長さWxとWyの何れか一方
でも閾値RANGEより大きい時、ポリゴンデータをポリゴ
ン分割部44へ送る。一方、出力選択部60は、長さW
xとWyが両方ともに閾値RANGEより小さいことを示し
ている時、ポリゴンデータをピクセル化部45へ送る。
【0045】if((Wx>RANGE)||(Wy>RANGE)) ポリゴン分割部(); else ピクセル化部(); (7) なお、エリアサイズ比較部43の回路構成は、大小比較
器や差分演算器、スイッチなどの非常に簡易な構成によ
り実現できる。したがって、エリアサイズ比較部43の
回路構成は、コストを上昇させたり構成を大型化させる
ことなく、容易に並列化できる。また、並列化されたエ
リアサイズ比較部43は、ポリゴンセットアップ部41
からのポリゴンデータと、ポリゴン分割部44からの分
割ポリゴンデータを、競合すること無く処理することが
できる。したがって、並列化されたエリアサイズ比較部
43は、特に、新たな投入ポリゴンデータの処理を待た
せてしまう事態を回避することが可能となる。
【0046】[ポリゴン分割部の詳細な動作及び構成]
図5〜図8を用いて、図2のポリゴン分割部44の動作
及び構成を説明する。
【0047】図5において、ポリゴン分割部44の入力
部71には、エリアサイズ比較部43から送られてきた
ポリゴンデータが入力される。上記入力されたポリゴン
データは、頂点座標部72〜77と出力選択部90,ポ
リゴン再構築部93へ送られる。
【0048】レジスタ等からなる頂点座標部72は、例
えば図6に示す三角形ポリゴンP0の各頂点座標値Va
(Vax,Vay),Vb(Vbx,Vby),Vc(Vcx,V
cy)のうち、頂点座標値Va(Vax,Vay)のx座標値
Vaxを取り出す。頂点座標部73は、頂点座標値Va
(Vax,Vay)のy座標値Vayを取り出す。頂点座標部
74は、頂点座標値Vb(Vbx,Vby)のx座標値Vbx
を取り出す。頂点座標部75は、頂点座標値Vb(Vb
x,Vby)のy座標値Vbyを取り出す。頂点座標部76
は、頂点座標値Vc(Vcx,Vcy)のx座標値Vcxを取
り出す。頂点座標部77は、頂点座標値Vc(Vcx,V
cy)のy座標値Vcyを取り出す。頂点座標部72により
取り出されたx座標値Vaxは、最小値選択部78及び8
0へ送られる。頂点座標部73により取り出されたy座
標値Vayは、最小値選択部78及び80へ送られる。頂
点座標部74により取り出されたx座標値は、最小値選
択部78及び79へ送られる。頂点座標部75により取
り出されたy座標値Vbyは、最小値選択部78及び79
へ送られる。頂点座標部76により取り出されたx座標
値Vcxは、最小値選択部79及び80へ送られる。頂点
座標部77により取り出されたy座標値Vcyは、最小値
選択部79及び80へ送られる。
【0049】最小値選択部78は、頂点座標部72と7
4から供給されたx座標値VaxとVbxの何れか小さい方
を選択する。また、最小値選択部78は、頂点座標部7
3と75から供給されたy座標値VayとVbyの何れか小
さい方を選択する。最小値選択部79は、頂点座標部7
4と76から供給されたx座標値VbxとVcxの何れか小
さい方を選択する。また、最小値選択部79は、頂点座
標部75と77から供給されたy座標値VbyとVcyの何
れか小さい方を選択する。最小値選択部80は、頂点座
標部72と76から供給されたx座標値VaxとVcxの何
れか小さい方を選択する。また、最小値選択部80は、
頂点座標部73と77から供給されたy座標値VayとV
cyの何れか小さい方を選択する。なお、図6の例の場
合、最小値選択部78はx座標値Vaxとy座標値Vbyを
選択する。最小値選択部79はx座標値Vbxとy座標値
Vbyを選択する。最小値選択部80はx座標値Vaxとy
座標値Vcyを選択する。
【0050】最小値選択部78は、前段の頂点座標部7
2,73,74,75から供給された各x,y座標値を
そのまま出力選択部87,90及び幅演算部81へ送
る。また、最小値選択部78は、何れの座標値を選択し
たのかを示す情報を、幅演算部81に送る。最小値選択
部79は、前段の頂点座標部74,75,76,77か
ら供給された各x,y座標値をそのまま出力選択部8
7,90及び幅演算部82へ送る。また、最小値選択部
79は、何れの座標値を選択したのかを示す情報を、幅
演算部82に送る。最小値選択部80は、前段の頂点座
標部72,73,76,77から供給された各x,y座
標値をそのまま出力選択部87,90及び幅演算部83
へ送る。また、最小値選択部80は、何れの座標値を選
択したのかを示す情報を、幅演算部83に送る。
【0051】幅演算部81は、最小値選択部78が選択
したx座標値Vaxをx座標値Vbxから減算することによ
り図6中の幅Xbを求める。また、幅演算部81は、最
小値選択部78が選択したy座標値Vbyをy座標値Vay
から減算することにより図6中の幅Ybを求める。幅演
算部82は、最小値選択部79が選択したx座標値Vbx
をx座標値Vcxから減算することにより図6中の幅Xc
を求める。また、幅演算部82は、最小値選択部79が
選択したy座標値Vbyをy座標値Vcyから減算すること
により図6中の幅Ycを求める。幅演算部83は、最小
値選択部80が選択したx座標値Vaxをx座標値Vcxか
ら減算することにより図6中の幅Xaを求める。また、
幅演算部83は、最小値選択部80が選択したy座標値
Vcyをy座標値Vayから減算することにより図6中の幅
Yaを求める。つまり、最小値選択部78〜80は、そ
れぞれ併設された幅演算部81〜83でマイナスの値が
得られないようするために、上述した小さい方の座標値
を求めている。幅演算部81は、各幅XbとYbを、稜
線演算部84へ送る。幅演算部82は、各幅XcとYc
を、稜線演算部85へ送る。幅演算部83は、各幅Xa
とYaを、稜線演算部86へ送る。
【0052】これら稜線演算部84〜86では、三角形
ポリゴンP0の各稜線(各辺)を、簡易的に幅XbとY
b、XcとYc、XaとYaの合計の値として求める。
すなわち、稜線演算部84では、幅演算部81から得ら
れた幅Xb,Ybを用い、下記式(8)に示すようにし
て図6の三角形ポリゴンP0の稜線Ebを求める。
【0053】 Eb=Xb+Yb (8) また、稜線演算部85では、幅演算部82から得られた
幅Xc,Ycを用い、下記式(9)に示すようにして図
6の稜線Ecを求める。
【0054】 Ec=Xc+Yc (9) 同様に、稜線演算部86では、幅演算部83から得られ
た幅Xa,Yaを用い、下記式(10)に示すようにし
て図6の稜線Eaを求める。
【0055】 Ea=Xa+Ya (10) これら各稜線演算部84〜86により得られた各稜線E
b,Ec,Eaは最長稜線選択部89へ送られる。
【0056】最長稜線選択部89は、各稜線演算部84
〜86より得られた各稜線Eb,Ec,Eaのうち最長
の稜線を選択し、出力選択部87,90で行われる出力
選択の制御信号を生成する。なお、図6の例の場合、当
該最長稜線選択部89は、稜線Ebを選択する。
【0057】出力選択部87は、最長稜線選択部89か
らの制御信号に基づいて、最小値選択部78〜80より
供給された各x,y座標値のうち、最長の稜線Ebを構
成する各頂点座標値Va(Vax,Vay),Vb(Vbx,
Vby)を選択して出力する。出力選択部87から出力さ
れた頂点座標値Va(Vax,Vay),Vb(Vbx,Vb
y)は、座標演算部88に送られる。
【0058】座標演算部88は、図7に示すように、出
力選択部87から得られた頂点座標値Va(Vax,Va
y)とVb(Vbx,Vby)の中点座標値であるVd(Vd
x,Vdy)を求め、当該中点座標値Vd(Vdx,Vdy)
を頂点情報演算部91へ送る。なお、当該座標値演算部
88は、複数ビット値で表される座標値を1ビット右シ
フトすることにより、中点座標値を求める。
【0059】また、出力選択部90は、最小値選択部7
8〜80より供給された各x,y座標値と、最長稜線選
択部89からの制御信号とに基づいて、入力部71から
送られてきたポリゴンデータから、頂点座標値Va(V
ax,Vay),Vb(Vbx,Vby)に対応するパラメータ
を選択出力する。当該選択された頂点座標値Va(Va
x,Vay),Vb(Vbx,Vby)に対応するパラメータ
は、頂点情報演算部91へ送られる。
【0060】頂点情報演算部91は、図7に示すよう
に、出力選択部90から得られた頂点座標値Va(Va
x,Vay)及びVb(Vbx,Vby)に対応する中点パラ
メータを求め、当該中点パラメータをパースペクティブ
補正部92へ送る。
【0061】パースペクティブ補正部92は、中点パラ
メータの値を、z値を使用して補正し、その補正後のパ
ラメータをポリゴン再構築部93へ送る。
【0062】ポリゴン再構築部93は、入力部71から
供給されたポリゴンデータと、パースペクティブ補正部
92から供給された補正後のパラメータとを使用して、
図8に示す2分割されたポリゴンP1,P2を構成す
る。すなわち、この図8に示すポリゴンP1,P2は、
図6に示したポリゴンP0を、その最長稜線Ebの中点
座標値Vd(Vdx,Vdy)と頂点座標値Vc(Vcx,V
cy)との間で分割したポリゴンである。これらポリゴン
P1,P2は、出力部94を介して、再びエリアサイズ
比較部43へ送られる。
【0063】なお、エリアサイズ比較部43において、
ポリゴンP1,P2が演算レンジを超える大きさのポリ
ゴンであると判定された場合、これらポリゴンP1,P
2は、再度ポリゴン分割部44の入力部71へ入力され
る。この場合、ポリゴンP1は、各頂点座標値がVa1
(Vax1,Vay1),Vb1(Vbx1,Vby1),Vc1(Vcx
1,Vcy1)となされ、また各稜線がEa1,Eb1,Ec1と
なされて上述の処理がなされる。ポリゴンP2は、各頂
点座標値がVa2(Vax2,Vay2),Vb2(Vbx2,Vby
2),Vc2(Vcx2,Vcy2)となされ、また各稜線がEa
2,Eb2,Ec2となされて上述の処理がなされる。
【0064】このように、ピクセル演算部42は、ポリ
ゴンの分割を再帰的に行うことで、最終的に、演算レン
ジの範囲内に入るポリゴンを得る。
【0065】上述したように、ポリゴン分割部44は、
三角形ポリゴンの3つの稜線(図6の稜線Eb,Ec,
Ea)のうちで最も長い稜線を選出し、その最長稜線の
中点とそれに対向する頂点とを結んで新たな稜線とし、
その稜線を共有する2つのポリゴンを生成することで、
ポリゴン分割を実現している。また、ピクセル演算部4
2は、ピクセル化部45の演算レンジを超える大きさの
ポリゴンを再帰的に分割する。これにより、演算レンジ
を超える三角形ポリゴンは、その大きさが順次小さくな
ると共に3辺の長さが均等に近づくようになり、ピクセ
ル化部45の演算レンジに対して最適で且つ最も処理効
率の良い大きさに収束することになる。つまり、再帰的
分割により得られるポリゴンは、前記ピクセル化部45
の演算レンジを略々有効に使用できるものとなる。な
お、本実施の形態では、三角形ポリゴン全体がなるべく
小さくなるように分割(3辺が均等に近づくように分
割)しているため、上記演算レンジを超える大きさのポ
リゴンをピクセル化部45の演算レンジ(処理ビット
長)の範囲内に収束させるまでの再帰回数(大面積ポリ
ゴンの分割回数)は、最も多く見積もっても、(元ポリ
ゴン頂点のビット長−ピクセル化部の処理ビット長)×
2回の分割で良い。また、ポリゴンの2分割を行うため
の構成は、固定小数点演算、不動小数点演算の何れの演
算器であっても良く、非常に単純に実現できる。元の投
入ポリゴンの大きさが大きいほど分割回数は増加するこ
とになるが、面積が大きいポリゴンは元々その数が少な
いため、全体としての処理時間が影響を受けることは無
い。
【0066】以上説明したように、図2の構成は、ピク
セル化部45の演算レンジ(処理ビット長)を限定し、
その演算レンジの範囲内のポリゴンについてはそのまま
ピクセル化部45で処理する。一方、その演算レンジを
超えるポリゴンは、ポリゴン分割部44で再帰的に分割
されて、当該演算レンジに収められてからピクセル化部
45で処理される。すなわち、図2の構成は、ピクセル
演算部42において、三角形ポリゴンを再帰的に分割し
てピクセル化の演算レンジ内に収束させると共に、ピク
セル化部45において、処理を並列的に実行している。
これにより、図2の構成は、どのような大きさのポリゴ
ンでもピクセル化処理が可能となり、また、無駄の少な
い効率的で且つ並列化による高速なピクセル化処理を実
現でき、その結果、ピクセルフィルレートを高めること
も可能である。
【0067】なお、ピクセル化のための演算レンジがx
軸方向とy軸方向で同等の場合に、上述のように再帰的
な分割を行って3辺の長さを均等に近づけた三角形ポリ
ゴン(演算レンジに対して全体がなるべく小さくなるよ
うに分割されたポリゴン)をピクセル化することは、実
際の計算シミュレーション等により、処理効率の上で最
も好ましいことが確認されている。
【0068】[具体的適用例]次に、図1に示したピク
セル化処理は、例えば図9に示すテレビゲーム機のグラ
フィックプロセッサユニット(GPU)101で行われ
る画像処理に適用できる。
【0069】図9に示すテレビゲーム機は、メインCP
U100と、グラフィックプロセッサユニット(GP
U)101と、IOプロセッサ(IOP)104と、光
ディスク再生部112と、メインメモリ105と、MA
SK−ROM106と、サウンドプロセッサユニット
(SPU)108とを基本構成として備える。メインC
PU100は、テレビゲームを実現するゲームアプリケ
ーションプログラム等の各種プログラムに基づいて、信
号処理や内部構成要素の制御を行う。GPU101は、
前述したピクセル化処理を含む画像処理を行う。IOP
104は、外部と装置内部との間のインターフェイス処
理や下位互換性を保つための処理を行う。光ディスク再
生部112は、アプリケーションプログラムやマルチメ
ディアデータが記録されているDVDやCD等の光ディ
スクの再生を行う。メインメモリ105は、メインCP
U100のワークエリアや光ディスクから読み出された
データを一時的に格納するバッファとして機能する。M
ASK−ROM106は、主にメインCPU100やI
OP104が実行するオペレーティングシステムプログ
ラムを格納している。SPU108は、音声信号処理を
行う。
【0070】また、このテレビゲーム機は、CD/DV
Dディジタルシグナルプロセッサ(DSP)110と、
ドライバ111と、メカコントローラ109と、カード
型コネクタ(PCカードスロット)107も有してい
る。DSP110は、光ディスク再生部112によりC
D或いはDVDから読み出されてRFアンプ113で増
幅されたディスク再生信号に対して、例えば誤り訂正処
理(CIRC処理)や伸張復号化処理等を施すことによ
り、それらCD或いはDVDに記録されたデータを再生
(復元)する。ドライバ111及びメカコントローラ1
09は、光ディスク再生部112のスピンドルモータの
回転制御、光ピックアップのフォーカス/トラッキング
制御、ディスクトレイのローディング制御等を行う。カ
ード型コネクタ107は、例えば通信カードや外付けの
ハードディスクドライブ等の接続ポートである。
【0071】これらの各部は、主にバスライン102,
103等を介してそれぞれ相互に接続されている。な
お、メインCPU100とGPU101は、専用バスで
接続されている。また、メインCPU100とIOP1
04はSBUSにより接続されている。IOP104と
DSP110、MASK−ROM106、SPU10
8、カード型コネクタ107は、SSBUSにより接続
されている。
【0072】メインCPU100は、MASK−ROM
106に記憶されているメインCPU用のオペレーティ
ングシステムプログラムを実行することにより、当該ゲ
ーム機2の全動作を制御する。また、メインCPU10
0は、CD−ROMやDVD−ROM等の光ディスクか
ら読み出されてメインメモリ105にロードされたり、
通信ネットワークを介してダウンロードされた、ゲーム
アプリケーションプログラム等を実行し、ゲームの動作
等を制御する。
【0073】IOP104は、MASK−ROM106
に記憶されているIOプロセッサ用のオペレーティング
システムプログラムを実行することにより、ゲームプレ
イヤーの操作に応じたコントローラ20からの信号やゲ
ームの設定等を記憶するメモリカード26からのデータ
の入出力、その他、USB接続端子5やIEEE139
4接続端子6、図示しないPCカードスロット等におけ
るデータの入出力を制御する。
【0074】GPU101は、座標変換等の処理を行う
ジオメトリトランスファエンジンの機能と、レンダリン
グプロセッサの機能とを有し、メインCPU100から
の描画指示に従ってピクセル化処理を含む描画を行い、
描画された画像を図示しないフレームバッファに格納す
る。すなわち例えば、光ディスクに記録されているアプ
リケーションプログラムがテレビゲームのように所謂3
次元(3D)グラフィックを利用するものである場合、
当該GPU101は、ジオメトリ演算処理により、3次
元オブジェクトを構成するためのポリゴンの座標計算等
を行い、さらに、レンダリング処理により、この3次元
オブジェクトを仮想的なカメラで撮影することにより得
られる画像を生成するための諸計算、すなわち透視変換
を行い、最終的に得られた画像データをフレームバッフ
ァ上へ書き込む。そして、GPU101は、この作成し
た画像に対応するビデオ信号を出力する。
【0075】SPU108は、ADPCM(Adaptive D
ifferential Pulse Code Modulation)復号機能、オー
ディオ信号再生機能、信号変調機能等を備えている。A
DPCM復号機能とは、適応予測符号化された音響デー
タを復号する機能である。オーディオ信号再生機能と
は、当該SPU108に内蔵或いは外付けされた図示し
ないサウンドバッファに記憶されている波形データを読
み出すことで、効果音等のオーディオ信号を再生して出
力する機能である。信号変調機能とは、サウンドバッフ
ァに記憶されている波形データを変調させて様々な音波
形データを生成する機能である。すなわち、SPU10
8は、メインCPU100からの指示に基づいて、サウ
ンドバッファに記憶されている波形データから、楽音や
効果音等のオーディオ信号を発生する、いわゆるサンプ
リング音源としても動作する。
【0076】以上のような構成を有するテレビゲーム機
は、例えば電源が投入されると、MASK−ROM10
6からメインCPU用及びIOP用のオペレーティング
システムプログラムが読み出される。メインCPU10
0とIOP104は、それぞれ対応したオペレーティン
グシステムプログラムを実行する。これにより、メイン
CPU100は、テレビゲーム機の各部を統括的に制御
する。また、IOP104は、コントローラ20やメモ
リカード26等との間の信号の入出力を制御する。ま
た、メインCPU100は、オペレーティングシステム
プログラムを実行すると、動作確認等の初期化処理を行
った後、光ディスク再生部112を制御して、光ディス
クに記録されているゲーム等のアプリケーションプログ
ラムを読み出し、メインメモリ105にロードした後、
そのゲームアプリケーションプログラムを実行する。こ
のゲームアプリケーションプログラムの実行により、メ
インCPU100は、IOP104を介してコントロー
ラ20から受け付けたゲームプレイヤーの指示に応じ
て、GPU101やSPU108を制御し、画像の表示
や効果音、楽音の発生を制御する。
【0077】なお、上述した実施の形態の説明は、本発
明の一例である。このため、本発明は上述した実施の形
態に限定されることなく、本発明に係る技術的思想を逸
脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可
能であることはもちろんである。例えば、ポリゴンの分
割は、2分割だけでなく、3以上の複数分割であっても
よい。このようにポリゴンを一度に複数分割すれば、再
帰回数は削減可能となる。また、ポリゴンが四角形以上
の多角形である場合、本実施の形態の画像処理装置は、
そのポリゴンを分割して三角形ポリゴンを生成し、その
三角形ポリゴンに対して上述した閾値の比較や再帰的分
割等を行っても良い。
【0078】
【発明の効果】本発明は、ポリゴンの大きさを所定の閾
値と比較し、上記閾値を超える三角形状のポリゴンの最
長辺を検出し、その最長辺の中点と当該最長辺に対向す
る頂点とを結ぶ線分により当該ポリゴンを分割して、上
記閾値を超えないポリゴンを3辺の長さが均等に近づく
ようにしてピクセル化の演算レンジ内に収束させると共
に、ピクセル化の処理の演算レンジを小さく限定しつつ
処理の並列度を高めることで、回路構成の大型化やコス
トの大幅な上昇を伴うことなく、多数の小面積ポリゴン
を効率良くピクセル化できると同時に、ピクセル化処理
を並列化し易くなり、ピクセルフィルレートを上げるこ
とも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ピクセル化処理の概念説明に用いる図である。
【図2】ピクセル化処理をDSPやGP若しくはソフト
ウェア的に実現する場合の処理の説明に用いる図であ
る。
【図3】エリアサイズ比較処理の説明に用いる図であ
る。
【図4】エリアサイズ比較処理の説明に用いる三角形ポ
リゴンの一例を示す図である。
【図5】ポリゴン分割処理の説明に用いる図である。
【図6】ポリゴン分割処理の説明に用いる三角形ポリゴ
ンの一例を示す図である。
【図7】三角形ポリゴンの最長稜線とその中点の説明に
用いる図である。
【図8】分割後のポリゴンの説明に用いる図である。
【図9】ピクセル化処理をテレビゲーム機のGPUに適
用した具体的構成例を示すブロック図である。
【符号の説明】
Pl…大面積ポリゴン、Ps,Pd…小面積ポリゴン、
D…ポリゴン分割処理、PXピクセル化処理、31…ジ
オメトリ演算部、32…情報格納部、33…レンダリン
グ部、34…ディスプレイコントロール部、35…表示
部、41…ポリゴンセットアップ部、42…ピクセル演
算部、43…エリアサイズ比較部、44…ポリゴン分割
部、45…ピクセル化部、46…フレームバッファリン
グ部、53,54,72〜77…頂点座標部、55,5
6…最大・最小選択部、57,58…差分演算部、59
…差分比較部、60,87,90…出力選択部、78〜
80…最小値選択部、81〜83…幅演算部、84〜8
6…稜線演算部、88…座標演算部、89…最長稜線選
択部、91…頂点情報演算部、92…パースペクティブ
補正部、93…ポリゴン再構築部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年9月10日(2002.9.1
0)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】削除
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B050 AA08 BA07 BA08 BA09 BA18 CA07 EA09 EA24 EA27 EA28 FA02 FA05 5B080 AA14 BA05 CA01 CA03 FA02 FA16 GA00 GA26

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータグラフィックスのオブジェ
    クトを構成するための三角形状のポリゴンのデータを取
    り込むステップと、 上記ポリゴンの大きさを所定の閾値と比較するステップ
    と、 上記閾値を超えるポリゴンの最長辺を検出し、上記最長
    辺上の所定の点と当該最長辺に対向する頂点とを結ぶ線
    分により当該ポリゴンを分割するステップと、 上記閾値を超えないポリゴンをピクセル化するステップ
    とをコンピュータに実行させるための画像処理プログラ
    ム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像処理プログラムであ
    って、 上記分割のステップでは、上記ポリゴンの各辺をそれぞ
    れ斜辺とする三つの直角三角形を求め、それら三つの直
    角三角形のうち直角頂点を共有する二辺を加算した値が
    最大となる直角三角形を選択し、上記選択された直角三
    角形の斜辺を上記ポリゴンの最長辺として検出すること
    を特徴とする画像処理プログラム。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の画像処理プ
    ログラムであって、 上記分割のステップでは、上記ポリゴンの最長辺の中点
    を上記所定の点とすることを特徴とする画像処理プログ
    ラム。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のうち、何れか1
    項記載の画像処理プログラムであって、 上記ピクセル化のステップでは、ポリゴンのピクセル化
    を並列的に行うことを特徴とする画像処理プログラム。
  5. 【請求項5】 コンピュータグラフィックスのオブジェ
    クトを構成するための三角形状のポリゴンのデータを取
    り込むポリゴン取り込み部と、 上記ポリゴンの大きさを所定の閾値と比較する比較部
    と、 上記閾値を超えるポリゴンの最長辺を検出し、上記最長
    辺の中点と当該最長辺に対向する頂点とを結ぶ線分によ
    り当該ポリゴンを分割する分割部と、 上記閾値を超えないポリゴンをピクセル化するピクセル
    化部とを備えることを特徴とする画像処理装置。
  6. 【請求項6】 コンピュータグラフィックスのオブジェ
    クトを構成するための三角形状のポリゴンのデータを取
    り込むステップと、 上記ポリゴンの大きさを所定の閾値と比較するステップ
    と、 上記閾値を超えるポリゴンを分割するステップと、 上記閾値を超えないポリゴンをピクセル化するステップ
    とをコンピュータに実行させるための画像処理プログラ
    ムを記録した記録媒体。
  7. 【請求項7】 コンピュータグラフィックスのオブジェ
    クトを構成するための三角形状のポリゴンのデータを取
    り込むステップと、 上記ポリゴンの大きさを所定の閾値と比較するステップ
    と、 上記閾値を超えるポリゴンの最長辺を検出し、上記最長
    辺上の所定の点と当該最長辺に対向する頂点とを結ぶ線
    分により当該ポリゴンを分割するステップと上記閾値を
    超えないポリゴンをピクセル化するステップとをコンピ
    ュータに実行させるための画像処理プログラムを記録し
    た記録媒体。
  8. 【請求項8】 コンピュータグラフィックスのオブジェ
    クトを構成するための三角形状のポリゴンのデータを取
    り込み、 上記ポリゴンの大きさを所定の閾値と比較し、 上記閾値を超えるポリゴンを分割し、 上記閾値を超えないポリゴンをピクセル化することを特
    徴とする画像処理方法。
  9. 【請求項9】 コンピュータグラフィックスのオブジェ
    クトを構成するための三角形状のポリゴンのデータを取
    り込むステップと、 上記ポリゴンの大きさを所定の閾値と比較するステップ
    と、 上記閾値を超えるポリゴンを分割するステップと、 上記閾値を超えないポリゴンをピクセル化するステップ
    とをコンピュータに実行させるための画像処理プログラ
    ム。
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