JP2003057968A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003057968A
JP2003057968A JP2001242839A JP2001242839A JP2003057968A JP 2003057968 A JP2003057968 A JP 2003057968A JP 2001242839 A JP2001242839 A JP 2001242839A JP 2001242839 A JP2001242839 A JP 2001242839A JP 2003057968 A JP2003057968 A JP 2003057968A
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JP2001242839A
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Hisahiro Saito
久弘 斎藤
Koichi Hiroshima
康一 廣島
Kenichi Iida
健一 飯田
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 温湿度環境が変化した場合でも最適転写バイ
アスを印加できるようにし、かつファーストプリントア
ウトタイムの短縮化を図れるようにする。 【解決手段】 画像形成動作直前以外の非画像形成時
に、転写高圧電源11によって転写ローラ2を定電圧制
御するときの出力電圧を変化させて、このときの出力電
流を検知して、その検知結果に応じて転写動作時に転写
高圧電源11から転写ローラ2に印加する転写バイアス
を予測し、予測した転写バイアスに対して、環境センサ
15から入力される温湿度環境及びDCコントローラ1
0内のRAM10bから入力される転写ローラ2の抵抗
変化情報に基づいて修正を行い、最適な転写バイアスを
決定することにより、飛び散りやプラスメモリの発生を
防止して良好な画像を得ることができ、かつファースト
プリントアウトタイムの短縮を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式や静
電記録方式などによって画像形成を行う複写機、プリン
タ、ファクシミリ等の画像形成装置に関する。 【0002】 【従来の技術】像担持体としての感光ドラム表面に形成
したトナー像を紙等の転写材に転写する工程を含む周知
の電子写真方式の画像形成装置は、感光ドラムとこれに
圧接する転写ローラ等の転写部材との間の当接部に形成
された転写部位に前記転写材を通過させ、このタイミン
グに合わせて前記転写部材に転写バイアスを印加し、こ
の印加転写バイアスによって形成される電界の作用で感
光ドラム表面のトナー像を転写材に転写させて出力画像
を得ることができる。 【0003】上記転写部材として用いられる転写ローラ
は、通常ゴム、スポンジ等に導電性粒子を分散させてこ
の抵抗値を適宣に調整したものが用いられているが、製
造時のバラツキ、湿度耐久変動等の影響によって抵抗値
が大きく変化するため、常時安定した転写バイアスを印
加することが困難である。 【0004】そこで、良好な転写性を常に得るためには
転写部位に通電する電荷量を制御してやるのが理想的で
あり、例えば転写ローラを定電流制御することが考えら
れる。しかしながら、転写部位において転写材の有る部
分と無い部分とで転写ローラの感光ドラムに対する負荷
インピーダンスが異なり、転写材の無い部分で負荷イン
ピーダンスが小さくなる。 【0005】このため、使用される転写材のサイズの変
化により、転写部位において転写ローラが感光ドラム表
面に当接している幅が変わることで転写材の無い部に多
くの電流が集中的に流入する場合が生じ、転写材の有る
部分で転写不良をきたしてしまう。従って、転写部材と
しての転写ローラを定電圧制御する必要がある。 【0006】このため、抵抗値の異なる転写ローラから
転写部位に常に同程度の電荷量を通電するため、以下に
述べる方式が既に提案されている。 【0007】即ち、転写動作以前の非通紙時(転写部位
に転写材が存在しないとき)に、通紙時(転写動作時)
に転写ローラへ流す電流を推定した一定電流を転写ロー
ラに流し、転写時に必要とする転写電圧(発生電圧)を
ハード的に保持し、その後の通紙時に前記転写電圧、も
しくは前記転写電圧に係数倍、定数加算といった補正を
加えた電圧を印加するというバイアス制御方式(以下、
ATVC(Automatic Transfer V
oltage Control)という)である。 【0008】また、上記ATVCに対して、転写ローラ
に印加する電圧をデジタル的に増減させる手段と、転写
ローラから感光ドラムに流入する電流を検出する手段
と、前記流入する電流が所望の値(ターゲット電流)に
達しているか否かを判断する手段とを用いて、転写ロー
ラから感光ドラムに流入する電流を一定値に収束させ、
前記のATVC方式の定電流回路と同等の制御を可能に
した、PTVC(Programable Trans
fer Voltage Contorol)方式も提
案されている。 【0009】このような転写バイアス制御としてのAT
VCやPTVCを用いることによって、接触転写部材
(転写ローラなど)を有するレーザプリンタ等の画像形
成装置で一定の効果を挙げている。 【0010】 【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、オン
デマンドプリントと称し、ホストコンピュータからプリ
ントコマンドが送られた後に最初の出力画像が得られる
までの時間(以下、FPOT(First Print
Out Time)という)の短縮が重要な課題とな
っている。これは、ユーザにとっては、画像形成装置の
性能を評価する指標の一つであり、製品カタログなどに
記載されている重要な設計パラメータでもある。 【0011】一方、上記ATVCやPTVCは、画像形
成動作開始の直前に実施することにより、もっとも効果
を発揮するものの実際に制御を実行するにあたり要する
時間は、プロセス速度や、感光ドラムなどの潜像担持体
の大きさにもよるが、おおよそ3秒程度の時間を要して
しまう。 【0012】近年、FPOTを低減させるために、定着
装置や制御系の工夫がなされており、各設計者らは創意
工夫を凝らしており、その結果、FPOTが30秒程度
の画像形成装置が提案されている中で、このATVCや
PTVCに要する時間は、けして無視できるものではな
く、むしろ、更なる改善が要する重要課題である。 【0013】本発明の解決したい課題は、そのような状
況の中で発生した課題である。以下、課題について説明
する。 【0014】FPOTを低減するため、PTVCの起動
タイミングは、電源投入時の感光ドラムの前多回転時、
その後は、画像形成動作終了時に行っている。これは、
画像形成動作開始の直前の前回転時毎にPTVCを実施
すると、FPOTを長くしてしまうからである。 【0015】通常の使用方法では、上記の起動タイミン
グで、画像に影響を与えるような問題点は発生すること
はなく、PTVCとして十分な効果が得られることは確
認されているものの、あらゆる状況下で常に最良の効果
を得るには、不十分であることが分かった。例えば、朝
一番で画像形成装置が冷えた状態で電源を投入し、PT
VCを実行した場合の転写バイアスの値が、実際に使う
ときに最適な値であるかどうかは保証できない。 【0016】なぜなら、朝一番で画像形成装置が冷えた
状態と、実際に使うときの周囲の温湿度が同じであると
は言い切れないからである。むしろ、空調などの影響に
より変化している場合が多い。環境が異なってしまえ
ば、転写バイアスの最適値は変化してしまう。 【0017】これは、接触転写部材としての転写ローラ
の抵抗が温湿度に大きく依存するからである。イオン導
電系の転写ローラは、イオン性キャリアにより電荷が輸
送される。このイオンの運動は、高分子の鎖の振動に依
存することから、温度依存性が大きく、また、イオンが
親水性であることから湿度依存性も大きい。 【0018】従って、最適な転写バイアスは変化し、そ
の結果、良好な出力画像が得られないといった不具合を
生じてしまう。 【0019】そこで本発明は、環境によらず最適な転写
バイアスを印加できるようにし、かつFPOTの短縮化
を図ることができる画像形成装置を提供することを目的
とする。 【0020】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、転写ニップ部を形成する接触転写部材と、
前記転写ニップ部に搬送される転写材の裏面側に接触す
る前記接触転写部材に定電圧制御された転写バイアスを
印加して前記トナー像を前記転写材の表面側に転写させ
る電圧印加手段と、を備えた画像形成装置において、前
記電圧印加手段の前記接触転写部材への転写バイアス印
加を制御する制御手段と、画像形成装置内又は周囲の温
湿度環境を検知する環境検知手段と、通紙耐久による前
記接触転写部材の抵抗変化情報を記憶している記憶手段
と、を有し、前記制御手段は、画像形成動作直前以外の
非画像形成時に、前記電圧印加手段によって前記接触転
写部材を定電圧制御するときの出力電圧を変化させて、
このときの出力電流を検知して、その検知結果に応じて
転写動作時に前記電圧印加手段から前記接触転写部材に
印加する転写バイアスを予測し、前記予測した転写バイ
アスに対して、前記環境検知手段から入力される温湿度
環境情報及び前記記憶手段から入力される前記接触転写
部材の抵抗変化情報に基づいて修正を行い、最適な転写
バイアスを決定することを特徴としている。 【0021】 【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
に基づいて説明する。 【0022】〈実施の形態1〉図1は、本発明の実施の
形態1に係る画像形成装置(本実施の形態では、電子写
真方式のレーザプリンタなどの画像形成装置)を示す概
略構成図である。 【0023】この画像形成装置は、矢印方向(時計方
向)に回転する像担持体としての感光ドラム1を備え、
その周囲に帯電ローラ3、現像装置4、転写ローラ2、
クリーニング装置5が設置されている。また、帯電ロー
ラ3と現像装置4間の上方には露光装置(レーザスキャ
ナユニット)6が設置されている。 【0024】感光ドラム1は、例えばアルミニウム等か
らなる導電性のドラム基体の周面上に感光層(有機光導
体層)が形成されて構成されており、駆動装置(不図
示)によって矢印方向(時計方向)に所定のプロセスス
ピード(周速度)で回転駆動される。 【0025】帯電ローラ2は、感光ドラム1表面に所定
の押圧力で接触し、1次高圧電源8から印加される帯電
バイアスによって、感光ドラム1を負極性の所定電位に
帯電する。 【0026】現像装置4は、回転自在な現像スリーブ4
aを備えており、現像スリーブ4a上にネガトナー(不
図示)を担持して、現像位置にて感光ドラム1表面に形
成された静電潜像にトナーを付着させてトナー像として
反転現像(可視像化)する。現像スリーブ4aには、現
像高圧電源9から現像バイアスが印加される。 【0027】転写ローラ2は、感光ドラム1表面に所定
の押圧力で接触し、転写高圧電源11から印加される前
記トナーとは逆極性の転写バイアスにより、感光ドラム
1と転写ローラ2間の転写ニップ部Nで感光ドラム1表
面のトナー像を転写材Pに転写する。転写高圧電源11
は、感光ドラム1と転写ローラ2との間に一定電圧を印
加可能な定電圧電源である。 【0028】本実施の形態で用いた転写ローラ2は、直
径8mmのSUS芯金の表面にイオン導電系の導電性ス
ポンジローラを肉厚6mmで形成して構成されており、
外径20mmとした。また、転写ローラ2の抵抗値は、
2.94Nの荷重時において、転写ローラ2を接地した
回転可能な金属ローラに圧接させて50mm/secの
周速で回転させ、その芯金に1.0KVの電圧を印加し
て測定された電流の関係から抵抗値を測定したところ、
約10Ωであった。 【0029】露光装置6は、入力される画像情報の時系
列電気デジタル信号が画素信号に応じて変調されたレー
ザ光による走査露光Lにより、帯電ローラ2で帯電され
た感光ドラム1上に画像情報に応じた静電潜像を形成す
る。 【0030】本画像形成装置は、装置内の温湿度を検知
する環境センサ15を備えており、装置内の温度と湿度
を検知することが可能である。環境センサ15で検知し
た温湿度情報は、制御手段としてのDCコントローラ1
0内のCPU10aに入力される。また、上記した転写
ローラ2の抵抗値は初期抵抗データとして、記憶手段と
してのDCコントローラ10内のRAM10bに記憶さ
れる。 【0031】この記憶手段は不揮発性記憶手段であり、
信号情報を書き換え可能に記憶、保持するものならば特
に制限は受けないが、書き換え可能なROM等の電気的
な記憶手段、磁気記憶媒体や磁気バブルメモリ、光磁気
メモリなどの磁気的記憶手段などを用いることができ
る。 【0032】次に、上記した画像形成装置による画像形
成動作について説明する。 【0033】画像形成時には、感光ドラム1は駆動装置
(不図示)により矢印方向に所定のプロセススピード
(例えば50mm/sec)で回転駆動され、1次高圧
電源8から帯電バイアスが印加された帯電ローラ3によ
って負極性の所定電位に帯電される。本実施の形態で
は、感光ドラム1上の帯電ローラ3による1次帯電電位
は、暗電位(非露光部電位)VD=−600V、露光装
置6のレーザ光による露光電位(明電位)VL=−10
0Vである。 【0034】そして、露光装置6から画像信号に対応し
たレーザ光による走査露光Lが感光ドラム1上に付与さ
れ、感光ドラム1上の電位は走査露光Lされた部分の電
位が低下して、静電潜像が形成される。そして、現像装
置4の現像高圧電源9から現像バイアスが印加された現
像スリーブ4aによって感光ドラム1上の静電潜像にト
ナーを付着させてトナー像として反転現像(可視像化)
する。 【0035】そして、所定のタイミングで用紙などの転
写材Pがレジストローラ(不図示)によって感光ドラム
1と転写ローラ2との間の転写ニップ部Nに転写前ガイ
ド7を介して搬送される。この際、転写ローラ2に転写
高圧電源11から負極性に帯電しているトナーと逆極性
の転写バイアスが印加され、感光ドラム1から転写材P
上にトナー像が転写される(本実施の形態における転写
高圧電源11から転写ローラ2への転写バイアスの印加
制御は後述する)。 【0036】トナー像が転写された転写材Pは定着装置
(不図示)へ搬送され、定着装置の定着ローラ(不図
示)と加圧ローラ(不図示)間の定着ニップで、未定着
トナー像が転写材P上に熱定着されて外部に排出され
る。 【0037】また、トナー像転写後の感光ドラム1表面
は、その表面がクリーニング装置5のクリーニングブレ
ード5aによって転写残トナーやその他の付着物が除去
されてクリーニングされ、次の画像形成に供される。 【0038】次に、本実施の形態における転写バイアス
の印加制御について説明する。本実施の形態では、上記
したPTVC方式による転写バイアス制御である。 【0039】図1において、駆動装置(不図示)によっ
て感光ドラム1を駆動し、帯電ローラ3に1次高圧電源
8から1次帯電用バイアスを印加して、感光ドラム1表
面をVD電位に一様に帯電する。そして、感光ドラム1
の帯電部が転写ニップ部Nに到達すると、D/Aコンバ
ータ12にDCコントローラ10からの信号(HVTI
N)が入力され、デジタル的に電圧を増加する動作を始
める。 【0040】D/Aコンバータ12から順次増加した一
定電圧が、転写高圧電源11より出力されるのに応じて
転写ローラ2から感光ドラム1に対して流れた電流は、
電流検出回路14を介してA/Dコンバータ13に入力
され、0〜5Vの電圧に変換されてデジタル信号(HV
TOUT)となってDCコントロール10内のCPU1
0aに送られ、予め設定されている電流目標値と比較さ
れる。 【0041】この電流目標値について説明しておく。電
流目標値は、以下の現象を防止するために決定される。 【0042】感光ドラム1表面と転写ローラ2が直接触
れる場合、例えば、紙などの転写材Pが転写ニップ部N
へ進入する直前などの場合において、高い転写バイアス
(正極性)を印加すると、感光ドラム1表面に正電荷の
ダメージが残存し、次の画像形成時に画像にでてしまう
といった欠陥が生じる。この現象を以下、「プラスメモ
リ」という。 【0043】また、転写バイアスが低い場合、特に両面
画像形成時の2面目画像において、紙などの転写材Pの
裏面への転写電荷付与の不足により、転写材P上の2面
目画像のトナー像が飛び散ってしまう現象が生じてしま
う。この現象を以下、「飛び散り」という。 【0044】上記の本実施の形態の画像形成装置におい
て、プラスメモリや飛び散りを防止するために、上記の
電流目標値を検討した結果、3.5μAに設定すること
により、これらの画像欠陥を防止できることが分かっ
た。従って、本実施の形態における電流目標値を3.5
μAに設定した。なお、この電流目標値は、電圧変換の
値をソフト上で変更することにより任意の値に設定する
ことが可能である。 【0045】そして、この電流目標値と、電流検出回路
14で検出した検出電流をA/Dコンバータ13により
変換した値とが一致したときにPTVCの制御を終了す
るようにしている。このとき、略3.5μAの電流を流
すことが可能な転写電圧値と、環境センサ15から得ら
れた環境情報(温湿度情報)も同時にDCコントローラ
10内のRAM10bに記憶する。 【0046】以上のPTVC制御は、電源投入時におけ
る前多回転時、及び画像形成動作の終了時に行われる。 【0047】ところで、このようなPTVCを実施し、
一般ユーザが上記画像形成装置を使用する環境変化(温
度湿度変化)を想定して、画像形成動作を繰り返したと
ころ、周囲の環境変化にともなう転写ローラ2の抵抗変
化により、最適な転写バイアス変化し、画像不良をもた
らすという現象が発生してしまった。この現象につい
て、以下に説明する。 【0048】ケース1として、日本の夏期における朝一
の環境を想定した。大部分のオフィスでは、夜間には空
調が切れている状況であり、温湿度が非常に高くなる。
そして、朝、社員の出勤時間に合わせて空調が入り、徐
々に温湿度が低下していく。 【0049】そこで、ケース1の条件として、温度30
℃、湿度80%RHの高温高湿環境に12時間、上記の
画像形成装置を放置し、その後、電源投入して上記のP
TVCを実施し、1時間かけて温度25℃、湿度60%
RHの常温常湿環境へ変化させ、その環境で4時間放置
した後に画像形成を行い、出力画像を調査した。 【0050】一方、ケース2として、日本の冬期におけ
る状況を想定した。夜間、空調がきれて低温低湿環境に
なるのに対し、朝、社員の出勤とともに常温常湿環境へ
と変化していく。 【0051】そこで、ケース2の条件として、温度15
℃、湿度20%RHの低温低湿環境に12時間、上記の
画像形成装置を放置し、その後、電源投入して上記のP
TVCを実施し、1時間かけて温度25℃、60%RH
の常温常湿環境へ変化させ、その環境で4時間放置した
後に画像形成を行い、出力画像を調査した。 【0052】その結果、ケース1では飛び散りが発生
し、ケース2ではプラスメモリが発生して画像不良が生
じた。本発明者らは、この画像不良の発生理由について
以下のように考察した。 【0053】先ず、転写ローラ2の抵抗と環境の関係に
ついて説明する。転写ローラ2の抵抗(ローラ抵抗)
は、空気中の水分量(以下、絶対水分量という)に依存
し、図2に示すような関係となることが、本発明者らの
実験により分かっている。図2から明らかなように、空
気中の水分量が増えると転写ローラ2の抵抗は低下し、
絶対水分量とローラ抵抗の関係は、次式で近似される。 【0054】 R=−0.0718W+9.4225…(式1) ただし、R:logr、r:転写ローラ2のローラ抵抗
値、W:絶対水分量(g/m) また、耐久後には、logrで0.5桁上昇することも
実験的に求めた。 【0055】ここでいう絶対水分量は、環境センサ15
で検知される温度・湿度情報に基づいて、DCコントロ
ーラ10内のCPU(不図示)で算出され、温度25
℃、湿度60%RHでは絶対水分量は約10.5g/m
に相当し、温度15℃、湿度20%RHでは絶対水分
量は約1g/mに相当し、温度30℃、湿度80%R
Hでは絶対水分量は約18g/mに相当する。 【0056】一方、転写ローラ2の抵抗に応じて最適な
バイアス(転写バイアス)があり、その関係は、図3に
示すような関係となることが、本発明者らの実験により
分かっている。転写ローラ2の抵抗(ローラ抵抗)と最
適転写バイアスの関係は、次式で近似される。 【0057】 V=0.8362R−12.845R+50.136…(式2) ただし、V:最適転写バイアス(KV)、R:log
r、r:転写ローラ2の抵抗(Ω) この最適転写バイアスは、前述したようなプラスメモリ
や飛び散りを防止することができる転写バイアスであ
る。 【0058】従って、図3に示すような最適転写バイア
スを選択すれば、高いバイアスを選択してしまうことに
より発生するプラスメモリや、低いバイアスを選択して
しまうことにより発生する飛び散りなどの画像不良を防
止できる。 【0059】上記のケース1では、電源投入時にPTV
Cを実施した場合は、環境は温度30℃、湿度80%R
Hであり、転写ローラ2のローラ抵抗は1E+8Ω付近
にあり、1.0KV付近のバイアスを選択する。そし
て、環境が、温度25℃、湿度60%RHへ変化して、
調湿が大部分完了すると、転写ローラ2のローラ抵抗は
1E+9Ω付近へ上昇し、最適転写バイアスは2.3K
V付近の電圧が最適であるにも拘らず、1.0KVのバ
イアスで転写するため、飛び散りが発生してしまった。 【0060】また、上記のケース2では、電源投入時の
環境は、温度15℃、湿度20%RHであり、転写ロー
ラ2のローラ抵抗は3E+9Ω付近であり、3.5KV
付近のバイアスをPTVCで選択する。そして、環境が
温度25℃、湿度60%RHへ変化すると、転写ローラ
2のローラ抵抗は1E+9Ω付近へ低下し、最適電圧
は、2.3KV付近であるにも拘らず、PTVCで得ら
れた3.5KVのバイアスで転写するため、プラスメモ
リが発生してしまった。 【0061】そこで、上記のケース1や2の場合でも飛
び散りやプラスメモリの発生を防止するための、本実施
の形態における最適転写バイアスの印加制御を、図4に
示すフローチャートを参照して説明する。 【0062】先ず、電源投入後、上述したようなPTV
Cを実施し、PTVCによる転写バイアスを予測する
(ステップS1)。そして、ステップS1で予測した転
写バイアスデータV0と、環境センサ15から入力され
るそのときの環境(温湿度)データD0を、DCコント
ローラ10内のRAM10bに格納する(ステップS
2)。 【0063】そして、画像形成開始信号(プリントリク
エスト信号)がDCコントローラ10に入力されると
(ステップS3)、このときに環境センサ15から入力
される環境データとステップS2のPTVC実行時に記
憶していた環境データD0とを比較し、環境変動が発生
しているかどうかを判定する(ステップS4)。ステッ
プS4の判定で、両者の環境が変化していなければ、ス
テップS1のPTVCで選択した転写バイアスデータを
保持し、この転写バイアス(最適転写バイアス)で画像
形成動作(プリント動作)を開始していく(ステップS
7)。 【0064】そして、ステップS4の判定で、両者の環
境が変化していて異なる場合は、以下のようにDCコン
トローラ10は、環境センサ15から入力される環境情
報、及びRAM10bから入力される通紙耐久による転
写ローラ2の抵抗変化情報に基づいてバイアスの変更を
行い、最適転写バイアスを算出する(ステップS6)。 【0065】この場合は環境情報が変化しているため、
画像形成開始信号(プリントリクエスト信号)が入力さ
れたときの環境情報から得られる絶対水分量Wを上記し
た式(1)に代入して、転写ローラ2のローラ抵抗Rを
予測する。 【0066】また、転写ローラ2のローラ抵抗Rは、通
紙枚数の積算とともに比例増加し、最終的には寿命まで
に約0.5桁上昇することが実験的に求められているた
め、積算された通紙枚数(A4横通紙枚数で換算、以
下、耐久情報という)P1に基づいて、以下の式で転写
ローラ2のローラ抵抗Rを補正する。 【0067】そして、本実施の形態で使用した転写ロー
ラ2の耐久枚数による寿命を50万枚とし、補正された
転写ローラ2のローラ抵抗をR1とすると、 R1=R+0.5×P1/500000…(式3) で表される。 【0068】そして、上記の式(2)から転写ローラ2
の補正されたローラ抵抗R1の場合における最適転写バ
イアスV1は、次式で近似される。 【0069】 V1=0.8362R1−12.845R1+50.136…(式4) ただし、V1:最適転写バイアス(KV)、R1:lo
gr、r:転写ローラ2の抵抗(Ω) そして、式(4)で算出された最適転写バイアスV1に
変更して、この最適転写バイアスV1で画像形成動作
(プリント動作)を開始していく(ステップS7)。 【0070】そして、上記のケース1及びケース2にお
いて、上記した本実施の形態における最適転写バイアス
の印加制御を行い、本発明の効果を評価した。その結
果、ケース1においては、対策投入前に発生していた転
写不足による飛び散り現象は発生せず、ケース2におい
ても対策投入前に発生していたプラスメモリによる画像
不良は発生せず、良好な画像が得られた。 【0071】このように本実施の形態では、電源投入時
にのみPTVCを行い、電源投入時と画像形成開始信号
(プリントリクエストタイム信号)が入力されたときの
環境(温湿度)が変化していて、転写ローラ2の抵抗が
変化した場合でも、PTVCで得られた転写バイアスを
修正して最適転写バイアスを決定することができるの
で、飛び散りやプラスメモリの発生を防止して良好な画
像を得ることができ、かつ電源投入時にのみPTVCを
行うだけなので、FPOT(ファーストプリントアウト
タイム)の短縮を図ることができる。 【0072】〈実施の形態2〉上述したATVCやPT
VCによって転写バイアスを制御する場合において、上
下限リミッタなどによって転写バイアスの選択範囲に制
限を設けて使用する方法がある。しかしながら、この方
法では、実施の形態1で述べたケース1やケース2の場
合のように、転写ローラの抵抗値変動が非常に大きく、
選択する最適転写バイアスの範囲が非常に広い場合にお
いては、常に良好な画像を得ることを可能とする観点か
らは有効な手段となりえなかった。 【0073】そこで、本実施の形態では、例えば一瞬の
接点不良などによってATVCやPTVCで得られた転
写バイアスの値が、本来得られる転写バイアスの値に対
して大きくずれた場合でも、最適転写バイアスを得るこ
とができるようにした。 【0074】本実施の形態に係る画像形成装置も、図1
に示した実施の形態1の画像形成装置と同様の構成であ
り、本実施の形態では、画像形成装置の構成及び画像形
成動作の説明は省略する。以下、本実施の形態における
最適転写バイアスの印加制御を、図5、図6に示すフロ
ーチャートを参照して説明する。なお、本実施の形態で
は、例えば一瞬の接点不良などによってATVCで得ら
れた転写バイアスの値が、本来得られる転写バイアスの
値に対して非常に高いバイアス値を選択してしまうケー
スを想定した。 【0075】先ず、電源投入後、上述したようなPTV
Cを実施し、PTVCによる転写バイアスV0を得ると
ともに、環境センサ15から入力されるそのときの環境
(温湿度)情報を、DCコントローラ10内のRAM1
0bに格納する(ステップS10)。なお、上記のPT
VCでは、目標電流として3.5μA流したときに得ら
れた転写バイアスV0を採用した。 【0076】そして、環境センサ15から入力される環
境情報、及びRAM(不図示)から入力される通紙耐久
情報に基づいて転写ローラ2の抵抗値を予測して、この
予測抵抗値から最適転写バイアスV1を算出し、算出し
たこの最適転写バイアスV1(KV)とステップS10
のPTVCで得られた転写バイアスV0(KV)とを比
較する(ステップS11)。ステップS11のV1とV
0の比較において、V0が、 V1−α≦V0≦V1+α の範囲内にあれば、ステップS10のPTVCで得られ
たV0を選択し(ステップS12)、範囲外であれば予
測値であるV1に置き換える(ステップS13)。な
お、本実施の形態では、α(KV)は0.2という値を
用いた。そして、ステップS12又はステップS13で
得られたV1又はV0が、決定された転写バイアスの値
である(ステップS14)。 【0077】そして、画像形成開始信号(プリントリク
エスト信号)がDCコントローラ10に入力されると
(ステップS15)、このときに環境センサ15から入
力される環境情報とステップS10のPTVC実行時に
記憶していた環境情報とを比較し、環境変動が発生して
いるかどうかを判定する(ステップS16)。ステップ
S16の判定で、両者の環境が変化していなければ、ス
テップS14で決定した転写バイアスデータを保持し
(ステップS17)、この転写バイアスで画像形成動作
(プリント動作)を開始していく(ステップS19)。 【0078】そして、ステップS16の判定で、両者の
環境が変化していて異なる場合は、DCコントローラ1
0は環境センサ15から入力される環境情報、及びRA
M10bから入力される通紙耐久による転写ローラ2の
抵抗変化情報に基づいてバイアスの変更を行い、最適転
写バイアスを予測する(ステップS18)。ステップS
18で予測される最適転写バイアスの算出は、実施の形
態1で述べた通りである。 【0079】そして、一時的に発生させた接点不良によ
ってATVCで得られた転写バイアスの値が、本来得ら
れる転写バイアスの値に対して非常に高いバイアス値を
選択した場合において、上記した本実施の形態における
最適転写バイアスの印加制御を行い、本実施の形態の効
果を評価した。その結果、対策投入前に発生していた飛
び散りやプラスメモリによる画像不良は発生せず、良好
な画像が得られた。 【0080】このように本実施の形態では、実施の形態
1で得られる効果以外に、例えば一瞬の接点不良などに
よってATVCで得られた転写バイアスの値が、本来得
られる転写バイアスの値に対して非常に高いバイアス値
を選択してしまうケースが発生した場合でも、最適転写
バイアスを決定することができるので、飛び散りやプラ
スメモリの発生を防止して良好な画像を得ることができ
る。 【0081】なお、上述した各実施の形態では、1つの
感光ドラムで構成されるモノクロ用の画像形成装置の場
合であったが、複数の感光ドラムを有するカラー画像形
成装置や中間転写体を用いた画像形成装置などにおける
転写部位での転写バイアスの印加制御においても、同様
に本発明を適用することができる。 【0082】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画像形成動作直前以外の非画像形成時に、電圧印加手段
によって接触転写部材を定電圧制御するときの出力電圧
を変化させて、このときの出力電流を検知して、その検
知結果に応じて転写動作時に電圧印加手段から接触転写
部材に印加する転写バイアスを予測し、予測した転写バ
イアスに対して、環境検知手段から入力される温湿度環
境情報及び記憶手段から入力される接触転写部材の抵抗
変化情報に基づいて修正を行い、最適な転写バイアスを
決定することにより、環境(温湿度)の変化により接触
転写部材の抵抗が変化した場合でも、画像形成動作直前
以外の非画像形成時に予測した転写バイアスを修正して
最適な転写バイアスを決定することができるので、飛び
散りやプラスメモリの発生を防止して良好な画像を得る
ことができ、かつ画像形成動作直前以外の非画像形成時
にのみ転写バイアスを予測するだけなので、ファースト
プリントアウトタイムの短縮を図ることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施の形態1に係る画像形成装置を示
す概略構成図。 【図2】絶対水分量と転写ローラの抵抗との関係を示す
図。 【図3】転写ローラの抵抗と最適転写バイアスとの関係
を示す図。 【図4】本発明の実施の形態1における最適転写バイア
スの選択制御を示すフローチャート。 【図5】本発明の実施の形態2における最適転写バイア
スの選択制御を示すフローチャート。 【図6】本発明の実施の形態2における最適転写バイア
スの選択制御を示すフローチャート。 【符号の説明】 1 感光ドラム(像担持体) 2 転写ローラ(接触転写部材) 3 帯電ローラ 4 現像装置 5 クリーニング装置 6 露光装置 8 1次高圧電源 9 現像高圧電源 10 DCコントローラ 10a CPU(制御手段) 10b RAM(記憶手段) 11 転写高圧電源(電圧印加手段) 12 D/Aコンバータ 13 A/Dコンバータ 14 電流検出回路 15 環境センサ(環境検知手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 飯田 健一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2H027 DA01 DA11 DA14 DA45 DE07 DE09 EA03 EC06 EC08 EC10 ED24 EE08 EF01 EF15 2H200 FA01 FA18 GA23 GA34 GA44 GA56 GA59 GB12 GB25 HA03 HB12 HB22 HB48 JA02 JA26 JA28 JA29 JA30 JB10 MB06 NA02 PA05 PA06 PA10 PA19 PA24 PA29 PB02 PB05 PB08 PB27 PB28

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 トナー像が形成される像担持体と、前記
    像担持体に当接して転写ニップ部を形成する接触転写部
    材と、前記転写ニップ部に搬送される転写材の裏面側に
    接触する前記接触転写部材に定電圧制御された転写バイ
    アスを印加して前記トナー像を前記転写材の表面側に転
    写させる電圧印加手段と、を備えた画像形成装置におい
    て、 前記電圧印加手段の前記接触転写部材への転写バイアス
    印加を制御する制御手段と、 画像形成装置内又は周囲の温湿度環境を検知する環境検
    知手段と、 通紙耐久による前記接触転写部材の抵抗変化情報を記憶
    している記憶手段と、を有し、 前記制御手段は、画像形成動作直前以外の非画像形成時
    に、前記電圧印加手段によって前記接触転写部材を定電
    圧制御するときの出力電圧を変化させて、このときの出
    力電流を検知して、その検知結果に応じて転写動作時に
    前記電圧印加手段から前記接触転写部材に印加する転写
    バイアスを予測し、前記予測した転写バイアスに対し
    て、前記環境検知手段から入力される温湿度環境情報及
    び前記記憶手段から入力される前記接触転写部材の抵抗
    変化情報に基づいて修正を行い、最適な転写バイアスを
    決定する、 ことを特徴とする画像形成装置。
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