JP2003057600A - 2つのライトバルブを用いた投影ディスプレイ - Google Patents

2つのライトバルブを用いた投影ディスプレイ

Info

Publication number
JP2003057600A
JP2003057600A JP2001233965A JP2001233965A JP2003057600A JP 2003057600 A JP2003057600 A JP 2003057600A JP 2001233965 A JP2001233965 A JP 2001233965A JP 2001233965 A JP2001233965 A JP 2001233965A JP 2003057600 A JP2003057600 A JP 2003057600A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
color
light
prism
polarized
light valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001233965A
Other languages
English (en)
Inventor
Fu-Ming Juang
福 明 荘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Prokia Tech Co Ltd
Original Assignee
Prokia Tech Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Prokia Tech Co Ltd filed Critical Prokia Tech Co Ltd
Priority to JP2001233965A priority Critical patent/JP2003057600A/ja
Publication of JP2003057600A publication Critical patent/JP2003057600A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 光の漏れ成分を最小限に抑えることによって
最適の影像品質を得ることができる投影ディスプレイを
提供する。 【解決手段】 偏光ビーム分光プリズムと、入射光ビー
ムの第1カラー成分を第2及び第3カラー成分と異なる
偏光状態に処理する第1偏光セレクタ231と、第1、
第2及び第3カラー成分を同一の偏光状態に処理する第
2偏光セレクタ232と、第1カラー成分を変調させる
第1のライトバルブ261と、第2、第3カラー成分を
変調させる第2のライトバルブ262と、第1ライトバ
ルブからの反射ビームを前記偏光ビーム分光プリズムへ
反射させる第1の2色分光器251と、第2ライトバル
ブから反射された第2と第3カラー成分が偏光ビーム分
光プリズムへ反射される第2の2色分光器252と、偏
光ビーム分光プリズム及び第2ライトバルブの間に配置
され、カラー成分のみを透過させるよう操作できるカラ
ースイッチ27とをそなえた構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、投影ディスプレイ
に関し、特に二つのライトバルブを用いた投影ディスプ
レイに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の投影ディスプレイにおいて、原色
成分例えば赤・緑・青の三色成分が影像になるように処
理されてスクリーンに投影するものであるが、光処理の
際、最もすぐれた影像品質が得られるには、光漏れの問
題と取り組まなければならなかった。
【0003】図8を参照すると、従来の投影ディスプレ
イ1は、それぞれ対面する入射面111と第2分光面1
13及び出力面114と第1分光面112を有すると共
に入射面111と第1分光面112及び出力面114と
第2分光面113は互いに直角を挟んで隣接している偏
光ビーム分光プリズム11、プリズム11と対面する第
1の分光面112及び出力面114を挟んで設けられた
第1のライトバルブ14とS偏光器18、プリズム11
の入射面111と第2分光面113とを挟んで設けられ
たP偏光器12と第2ライトバルブ15、プリズム11
の入射面111とP偏光器12との間に設けられた第1
偏光セレクタ13、プリズム11の出力面114とS偏
光器18との間に設けられた第2の偏光セレクタ17、
第2分光面113と第2ライトバルブ15との間に設け
られたカラースイッチ16、及び、S偏光器18の第2
偏光器17側とは反対側に設けられた投影レンズ19を
そなえてなる。
【0004】偏光ビーム分光プリズム11は、S偏光を
直角方向へ反射すると共にP偏光を透過させ、第1の偏
光セレクタ13は、赤色光の偏光状態を変換し透過させ
ると共に、P偏光器12は、P偏光を直接透過させると
共にS偏光を吸収する。一方、S偏光器18はP偏光を
透過させないようにすることができる。投影レンズ19
はS偏光器18を透過した光を受入れることができ、カ
ラースイッチ16は、所定のカラー順序に従ってカラー
成分を透過させるものである。
【0005】従来の投影ディスプレイ1においては、第
1と第2のライトバルブ14、15が能動(ON)状態
である場合、投射光線の偏光状態を変調及び変換させ、
得られた変調光を逆方向へ反射させる。以下、能動状態
下での第1と第2のライトバルブ14、15を用いた従
来の投影ディスプレイによる作用を詳しく説明する。な
お、影像コントラスト品質を高めるものとして、一対の
4分の1波長板の一つが偏光ビーム分光プリズム11及
び第1または第2ライトバルブ14、15の間に配置さ
れる。
【0006】今、白色光10が入力されてP偏光器12
へ投射されると、P偏光された第1、第2と第3カラー
成分101、102、103だけが透過し(例えば、
赤、青と緑成分)、第1偏光セレクタ13に行着く。第
1偏光セレクタ13においては、第1カラー成分101
をS偏光の偏光状態に変換させると共に、第2と第3カ
ラー成分102、103をP偏光の偏光状態のままにし
ている。偏光ビーム分光プリズム11に、第1偏光セレ
クタ13から第1、第2及び第3カラー成分101、1
02、103が当たると、第1ライトバルブ14の方へ
S偏光の第1カラー成分101が反射されるが、P偏光
の第2と第3カラー成分102、103が直接偏光ビー
ム分光プリズム11を透過する。偏光ビーム分光プリズ
ム11からの第2と第3カラー成分102、103はカ
ラースイッチ16を通って処理され第2ライトバルブ1
5へと伝送される。なお、第3カラー成分103につい
ては、第2カラー成分102の挙動と同一なのでその説
明を省略する。
【0007】第1と第2ライトバルブ14、15が能動
(ON)状態であれば、第1ライトバルブ14によって
S偏光の第1カラー成分101が変調され、P偏光状態
に変換される。P偏光の第1カラー成分101はそれか
ら第1ライトバルブ14によって反射され、偏光ビーム
分光プリズム11に戻されると共に、偏光ビーム分光プ
リズム11を通って第2偏光セレクタ17へ達する。第
2偏光セレクタ17はP偏光の第1カラー成分101の
偏光状態をS偏光に変換させ、第1カラー成分101は
S偏光器18を透過してスクリーン(図示せず)に投影
するための投影レンズ19に達する。一方、P偏光の第
2カラー成分102は第2ライトバルブ15によって変
調されると共にP偏光の第2カラー成分102の偏光状
態をS偏光に変換させる。S偏光の第2カラー成分10
2は第2ライトバルブ15にて偏光ビーム分光プリズム
11へ反射される。さらに偏光ビーム分光プリズム11
にて反射され第2偏光セレクタ17及びS偏光器18を
透過して投影レンズ19に届く。かくして、第2カラー
成分102が投影レンズ19に投影されると、第1カラ
ー成分101と共にスクリーン(図示せず)にて影像を
結ぶ。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この従来の投影ディス
プレイ1においては、白色光がいくつかのカラー成分に
分けられ、両ライトバルブによって変調されて再び投影
スクリーンにて結像するよう合成される。しかしなが
ら、現在の製造上の限度と偏光特性により、P偏光の偏
光ビーム分光プリズムを通る透過効率は高くない。この
ように、P偏光が直接偏光ビーム分光プリズムを透過す
るとき、P偏光の一部分が反射されて図8の仮想線に示
される光の漏れ成分が生じる。一方、S偏光の一部分が
偏光ビーム分光プリズムを透過するとき、その分だけ光
の漏れ成分になるが、S偏光による漏れ成分はP偏光に
よる分よりもはるかに少ない。即ち、図8の従来の投影
ディスプレイ1において、偏光ビーム分光プリズム11
によって反射されたP偏光には約10%の漏れ成分とな
るが、偏光ビーム分光プリズム11に反射されたS偏光
はせいぜい2%程度の漏れ成分しかない。従って、S偏
光の第1カラー成分101が偏光ビーム分光プリズム1
1によって反射されたとき、約2%の第1カラー成分1
01が偏光ビーム分光プリズム11を直接透過する第1
の漏れ成分101aとなって第2ライトバルブ15に届
く。第2ライトバルブ15は第1の漏れ成分101aの
偏光状態をP偏光に変換させると共に、偏光ビーム分光
プリズム11へ反射される。この際、P偏光の第1の漏
れ成分101aが約10%、第2偏光セレクタ17及び
S偏光器18を透過し、偏光ビーム分光プリズム11に
て投影レンズ19へ反射されて光漏れ成分101bにな
る。かくして、投影レンズ19に至る光漏れ成分は0.
02×0.1即ち0.2%になるものと考えられる。
【0009】同じく、P偏光の第2カラー成分102が
直接偏光ビーム分光プリズム11を透過する際、第2カ
ラー成分102が約10%偏光ビーム分光プリズム11
に反射され、第1ライトバルブ14に行着いて第2の漏
れ成分102aとなる。第1ライトバルブ14は第2の
漏れ成分102aの偏光状態をS偏光に変換し、S偏光
の第2の漏れ成分102aもまた偏光ビーム分光プリズ
ム11へ反射される。この際、S偏光の第2の漏れ成分
102aが約98%偏光ビーム分光プリズム11によっ
て第1偏光セレクタ13へ反射されると共に、S偏光の
第2の漏れ成分102aの約2%が直接偏光ビーム分光
プリズム11で反射され、第2偏光セレクタ17及びS
偏光器18を透過した光漏れ成分102bとなって投影
レンズ19に届く。かくして、投影レンズ19に当たる
漏れ成分が0.02×0.1即ち0.2%になるものと
考えられる。このため、従来の投影ディスプレイ1によ
れば、この投影レンズ19に紛れ込む大量の光漏れ成分
が影像ディスプレイに大きな悪影響をもたらすことにな
る。
【0010】したがって、上記従来の投影ディスプレイ
における問題点に鑑み、本発明の目的は、投影レンズに
投射される光の漏れ成分を最小限に抑えることによっ
て、最適の影像品質を得ることができる2つのライトバ
ルブを用いた投影ディスプレイを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、入射面
と、入射面と隣接する第1分光面と、入射面と対向する
第2分光面と、第1分光面と対向する出力面とを有し、
入射面より入射した光は、第1の偏光状態の光が反射さ
れて第1分光面を透過すると共に、入射面に入射した第
2の偏光状態の光が反射されて第2分光面を透過する偏
光ビーム分光プリズムと、入射面と隣接し、第1、第2
と第3カラー成分を含む入射光ビームを受入れ、入射光
ビームを第1カラー成分を第2及び第3カラー成分と異
なる偏光状態に処理する第1偏光セレクタと、出力面と
隣接して配置された投影レンズと、出力面及び投影レン
ズの間に配置され、出力面を透過した光を受取り第1、
第2及び第3カラー成分を同一の偏光状態に処理するこ
とができる第2偏光セレクタと、第1分光面と隣接し、
偏光ビーム分光プリズムからの第1カラー成分を変調さ
せる第1のライトバルブと、第2分光面と隣接し、偏光
ビーム分光プリズムからの第2、第3カラー成分を変調
させる第2のライトバルブと、偏光ビーム分光プリズム
及び第1ライトバルブの間に配置され、偏光ビーム分光
プリズムからの第1カラー成分を第1ライトバルブへ指
向させると共に、第1ライトバルブからの反射ビームを
偏光ビーム分光プリズムへ反射させる第1の2色分光器
と、偏光ビーム分光プリズム及び第2ライトバルブの間
に配置され、偏光ビーム分光プリズムの第2と第3カラ
ー成分を第2ライトバルブへ指向させると共に、第2ラ
イトバルブから反射された第2と第3カラー成分が偏光
ビーム分光プリズムへ反射される第2の2色分光器と、
偏光ビーム分光プリズム及び第2ライトバルブの間に配
置され、カラー成分のみを透過させるよう操作できるカ
ラースイッチとをそなえた構成をする。
【0012】
【発明の実施の形態】図1を参照すると、図示の本発明
の投影ディスプレイの第1の実施例は、偏光ビーム分光
プリズム24、偏光ビーム分光プリズム24の入射面2
41と隣接する第1偏光器21、第1偏光器21及び入
射面241の間に設けられる第1偏光セレクタ231、
偏光ビーム分光プリズム24の出力面244と隣接する
投影レンズ29、出力面244及び投影レンズ29の間
に設けられる第2偏光セレクタ232、第2偏光セレク
タ232及び投影レンズ29の間に設けられる第2偏光
器22、偏光ビーム分光プリズム24の第1分光面24
2と隣接する第1の2色分光器251、偏光ビーム分光
プリズム24の第2分光面243と隣接する第2の2色
分光器252、第1の2色分光器251と隣接する第1
ライトバルブ261、第2の2色分光器252と隣接す
る第2ライトバルブ262、第2分光面243及び第2
の2色分光器252の間に設けられるカラースイッチ2
7、第1の2色分光器251と第1のライトバルブ26
1との間に設けられる第1の4分の1波長板281、第
2の2色分光器252と第2のライトバルブ262との
間に設けられる第2の4分の1波長板282、及び、第
1分光面242と第1の2色分光器251との間に設け
られる光路補償板283などをそなえた構成による。
【0013】投影ディスプレイ2において、第1偏光器
21へ入射光ビーム20が与えられ、投影レンズ29か
ら光ビームが投射されスクリーンにて影像を結ぶ。使用
する際、入射光ビーム20は白色光で、第1カラー成分
201例えば赤色成分、及び第2と第3カラー成分20
2、203、例えば青と緑色成分にそれぞれ分けられ
る。第1カラー成分201は第1のライトバルブ261
によって変調されることができ、カラースイッチ27を
用いて順に第2と第3カラー成分202、203が第2
のライトバルブ262を透過し変調される。以下、それ
ぞれのカラー成分の処理過程について説明するが、第2
と第3カラー成分202、203の経路と処理過程は同
じであるので、第2カラー成分202のみ説明をする。
【0014】第1の実施例によれば、第1偏光器21は
P偏光を透過させると共にS偏光を吸収し、第2偏光器
22はS偏光を透過させると共にP偏光を吸収する。図
1の投影ディスプレイ2において、第1偏光器21はP
偏光カラー成分201P、202Pのみを偏光ビーム分
光プリズム24へ通すことを許容するが、第2偏光器2
2はS偏光カラー成分201S、202Sのみを投影レ
ンズ29へ通すようになっている。
【0015】各第1と第2偏光セレクタ231、232
は、例えばカラーリンク社製のカラーセレクトフィルタ
のような、所定のカラー成分のみの偏光状態の変換に使
われる。第1の実施例においては、第1偏光セレクタ2
31は、P偏光の第1カラー成分201pを透過させS
偏光の第1カラー成分201sに変換させると共に、P
偏光の第2カラー成分202pの偏光状態をそのまま透
過させる。また第2偏光セレクタ232は投射してきた
P偏光の第1カラー成分201pを元のS偏光状態に変
換させると共に、後からきた第2カラー成分202sの
偏光状態をそのまま透過させる。
【0016】偏光ビーム分光プリズム24は、直交方向
にS偏光を反射させると共に、P偏光をそのまま透過さ
せる。したがって、S偏光の第1カラー成分201sと
P偏光の第2カラー成分201pは、第1偏光セレクタ
231から偏光ビーム分光プリズム24の入射面241
にて受入れられるとき、S偏光の第1カラー成分201
sは第1の2色分光器251に向って反射されることに
対して、P偏光の第2カラー成分202pはそのままカ
ラースイッチ27を介し第2の2色分光器252に至
る。
【0017】カラースイッチ27は、カラーリンク社製
の市販品の、単独または混り合った違う色の光を所定の
順に透過させるものであり、この例においては、カラー
スイッチ27は違うカラー成分を順番に透過させること
ができる。
【0018】光路補償板283は、光路補償をするため
のもので、本発明の投影ディスプレイ2においては、違
う経路をたどるカラー成分の行程を互いに同一にするこ
とができる。また、光路補償板283は第1の2色分光
器251と一体に形成することもできる。
【0019】投影ディスプレイ2の第1と第2の2色分
光器251、252は、違う屈折率をした薄膜を積重ね
てなるカラー分解層をそなえた直角プリズム(直方柱)
である。膜を形成する物質、厚さ及び積層数の制御によ
り、カラー分解層により特定波長の光を透過、または反
射するようにすることができる。製造上では、第1及び
第2の2色分光器251、252は、それぞれ一対の直
角三角プリズムを貼り合せて造られる。図1の例におい
て、第1の2色分光器251は光路補償板283からの
S偏光の第1カラー成分201sを反射させると共に、
第2カラー成分202をそのまま透過させることができ
ることに対して、第2の2色分光器252はカラースイ
ッチ27からのP偏光の第2カラー成分202pを反射
させると共に、第1のカラー成分201をそのまま透過
させることができる。
【0020】第1と第2の4分の1波長板281、28
2は、従来から、投影ディスプレイ2における影像コン
トラストの質の向上を図る作用をするものとして知られ
ている。
【0021】第1と第2のライトバルブ261、262
が能動(ON)状態のとき、第1と第2ライトバルブ2
61、262それぞれは、第1と第2カラー成分20
1、202とを変調させて偏光状態を変えると共に、変
調された第1または第2カラー成分201、202を反
射させる。即ち、第1ライトバルブ261が第1の4分
の1波長板281から入るS偏光の第1カラー成分20
1sを変調させると共に、P偏光に変調された第1カラ
ー成分201pを第1の4分の1波長板281へ反射す
ることに対して、第2ライトバルブ262は第2の4分
の1波長板282から入るP偏光の第2カラー成分20
2pを変調させると共に、S偏光に変調された第2カラ
ー成分202sを第2の4分の1波長板282に反射さ
せる。
【0022】使用の際、P偏光の第1カラー成分201
pが第1偏光器21を透過した後、この第1カラー成分
201pの偏光状態が第1偏光セレクタ231によって
S偏光の第1カラー成分201sに変換される。S偏光
の第1カラー成分201sはまた反射されて光路補償板
283を透過して第1の2色分光器251に達する。こ
のとき、S偏光の第1カラー成分201sが第1の2色
分光器251によって反射され第1の4分の1波長板2
81を透過して第1ライトバルブ261に至ると共に、
第1ライトバルブ261によってP偏光の第1カラー成
分201pに変調され、成分が第1の4分の1波長板2
81を介し第1の2色分光器251へと反射される。第
1の2色分光器251がP偏光の第1カラー成分201
pを反射させ光路補償板283を透過して偏光ビーム分
光プリズム24に届くと共に、偏光ビーム分光プリズム
24はP偏光の第1カラー成分201pをそのまま透過
させ第2の偏光セレクタ232に達し、第2の偏光セレ
クタ232がP偏光の第1カラー成分201pの偏光状
態をS偏光に変換させる。第2の偏光セレクタ232か
らのS偏光の第1カラー成分201sが第2偏光器22
を透過して投影レンズ29に行着く。
【0023】その一方、P偏光の第2カラー成分202
pは、第1偏光器21及び第1偏光セレクタ231を透
過し、偏光ビーム分光プリズム24に届く。さらに、偏
光ビーム分光プリズム24をそのまま透過してカラース
イッチ27を介し、第2の2色分光器252に達するこ
とができる。次いで、P偏光の第2カラー成分202p
は、第2の2色分光器252によって反射され、第2の
4分の1波長板282を透過し、第2ライトバルブ26
2に達すると共に、第2ライトバルブ262によってS
偏光の第2カラー成分202sに変調され、第2の4分
の1波長板282を介し第2の2色分光器252へ反射
される。第2の分光器252は、S偏光の第2カラー成
分202sを反射させ、カラースイッチ27を透過して
偏光ビーム分光プリズム24に達する。再び偏光ビーム
分光プリズム24にてS偏光の第2カラー成分202s
が反射され第2偏光セレクタ232及び第2偏光器22
を透過して投影レンズ29に至る。
【0024】実際に、偏光が偏光ビーム分光プリズム2
4及び第1と第2の2色分光器251、252を透過し
たとき、偏光ビーム分光プリズム24及び第1と第2の
2色分光器251、252の特性上、少量の成分が光漏
れとなる。この実施例において、P偏光が偏光ビーム分
光プリズム24を透過したとき、約10%の光漏れ成分
になることに対して、S偏光が偏光ビーム分光プリズム
24を透過したときは、約1%の光成分が漏れになる。
【0025】以下、第1カラー成分201による光漏れ
成分について説明する。S偏光の第1カラー成分201
sが偏光ビーム分光プリズム24に達したとき、約99
%が第1の2色分光器251へ反射されると同時に、約
1%がそのまま透過して第1の漏れ成分になり、カラー
スイッチ27を介し第2の分光器252に達する。そし
て、第1の漏れ成分の約10%が第2の2色分光器25
2によって反射され第2の漏れ成分になり第2の4分の
1波長板282を介して第2ライトバルブ262に届く
と同時に、第1の漏れ成分の約90%が第3の漏れ成分
になり、そのまま第2の2色分光器252を透過するた
め投影レンズ29に達することはない。第2の漏れ成分
の偏光は、第2ライトバルブ262によってP偏光に変
換されると共に、反射されて第2の4分の1波長板28
2を透過し、第2の2色分光器252に達する。P偏光
の第2漏れ成分は、約その10%が第2の2色分光器2
52によって反射され、第4の漏れ成分としてカラース
イッチ27を透過し、偏光ビーム分光プリズム24に達
すると同時に、約その90%が第5の漏れ成分になり、
そのまま第2の2色分光器252を透過するので、投影
レンズ29に届かない。そして、第4漏れ成分の約90
%が第6の漏れ成分になり、そのまま偏光ビーム分光プ
リズム24を透過して投影レンズ29に届かない。ま
た、第4漏れ成分の約10%が偏光ビーム分光プリズム
24によって反射され、第7の漏れ成分になり、第2偏
光セレクタ232及び第2偏光器22を透過して投影レ
ンズ29に至る。投影レンズ29に至る第7漏れ成分の
割合は0.01×0.1×0.1×0.1即ち0.00
1%である。
【0026】さらに第2カラー成分202による光漏れ
成分について以下説明する。P偏光の第2カラー成分2
02pが偏光ビーム分光プリズム24に達するとき、約
90%がそのままカラースイッチ27を介して第2の2
色分光器252に達すると同時に、約その10%が、第
1の漏れ成分として光路補償板283を介し第1の2色
分光器251へ反射される。そして、第1の漏れ成分の
約90%が第2の漏れ成分になり、そのまま第1の2色
分光器251を透過するので投影レンズ29に届かない
と同時に、約その10%が第1の2色分光器251によ
って反射されて第3の漏れ成分になり、第1の4分の1
波長板281を介して第1ライトバルブ261に行着
く。第3漏れ成分の偏光は、第1ライトバルブ261に
よりS偏光に変換されると共に、反射されて第1の4分
の1波長板281を透過し、第1の2色分光器251に
届く。そしてS偏光の第3漏れ成分の約10%は、第1
の2色分光器251によって反射される第4の漏れ成分
として偏光ビーム分光プリズム24に届くと同時に、S
偏光の第3漏れ成分の約90%が第5の漏れ成分として
そのまま第1の2色分光器251を透過するので、投影
レンズ29に届かない。第4漏れ成分は約99%が第6
の漏れ成分として偏光ビーム分光プリズム24によって
反射されるので、投影レンズ29に届かないが、第4漏
れ成分の約1%がそのまま偏光ビーム分光プリズム24
を透過して第7の漏れ成分として第2偏光セレクタ23
2及び第2偏光器22を順に透過し、投影レンズ29に
至る。投影レンズ29に至る第7漏れ成分の割合は0.
1×0.1×0.1×0.01即ち0.001%であ
る。
【0027】このようにして、本発明の投影ディスプレ
イ2によれば、投影レンズ29における光の漏れ成分を
大幅に減らすことができるので、最もすぐれた影像品質
が得られる。
【0028】図2を参照すると、本発明の第2実施例の
投影ディスプレイ3は、ほぼ第1実施例のように第1偏
光器31、第2偏光器32、第1偏光セレクタ331、
第2偏光セレクタ332、偏光ビーム分光プリズム3
4、第1の2色分光器351、第2の2色分光器35
2、第1ライトバルブ361、第2ライトバルブ36
2、カラースイッチ37、第1の4分の1波長板38
1、第2の4分の1波長板382、光路補償板383及
び投影レンズ39をそなえた構成をとる。ただ、この例
においては、第1実施例中の直角プリズムの代りに、第
1と第2の2色分光器351、352それぞれが直角三
角形プリズムによって構成される。光路補償板383は
偏光ビーム分光プリズム34及び第1の2色分光器35
1の入射面353の間に配置され、第1ライトバルブ3
61と第1の4分の1波長板381は第1の2色分光器
351の入射面353と直交して出力面355と隣接す
る。カラースイッチ37は偏光ビーム分光プリズム34
及び第2の2色分光器352の入射面354の間に設け
られる。第2ライトバルブ362及び第2の4分の1波
長板382は第2の2色分光器352の入射面354と
直交状に出力面356と隣接する。第1と第2の2色分
光器351、352のそれぞれの斜面にダイクロイック
カラー分解膜層357、358が形成される。なお、ダ
イクロイックカラー分解膜層357、358は、前の実
施例の投影ディスプレイ2における第1と第2の2色分
光器のカラー分解層と同一な特性及び作用を有するの
で、その説明を省略する。
【0029】図3は本発明の投影ディスプレイ4の第3
の実施例を概略示す。第3の実施例は第1の実施例の変
形である。第1の実施例と違って、第1の2色分光器4
1は第1カラー成分401を透過させる共に第2カラー
成分402を反射する。第2の2色分光器42は第2カ
ラー成分402を透過させると共に第1カラー成分40
1を反射する。第1ライトバルブ43は第1の2色分光
器41の片側に設けられ、第1カラー成分401を変調
させるためのものである。第2ライトバルブ44は第2
の2色分光器42の片側に設けられ、第2カラー成分4
02を変調させるためのものである。
【0030】この構成によれば、第1カラー成分401
は、偏光ビーム分光プリズム45によって第1の2色分
光器41へ反射され、第1の2色分光器41を透過し第
1ライトバルブ43によって変調される。第1カラー成
分401の一部の光漏れ成分は、第1の2色分光器41
を透過し第1ライトバルブ43に届くと共に、第1ライ
トバルブ43によって反射され、再び第1の2色分光器
41によって反射方向とは垂直の方向へ反射されるの
で、投影レンズには届かない。そして第1の2色分光器
41への偏光ビーム分光プリズム45によって反射され
る第1カラー成分401の光漏れ成分は、ほとんど偏光
ビーム分光プリズム45を透過して第2の2色分光器4
2に行着く。このとき、漏れ成分のほとんどは第2の2
色分光器42によって直角方向に反射され、偏光ビーム
分光プリズム45に受け止められて投影レンズに紛れ込
むのはごく一部分だけである。同様に、第2カラー成分
402は、偏光ビーム分光プリズム45を透過しさら
に、第2の2色分光器42を透過し第2ライトバルブ4
4によって変調される。第2の2色分光器42を経て第
2ライトバルブ44にて変調された第2カラー成分40
2の光漏れ成分は、第2の2色分光器42によって直交
方向へ反射されるので投影レンズに届かない。そして、
偏光ビーム分光プリズム45を透過して第2の2色分光
器42へ向った第2カラー成分402に伴う光漏れ成分
は、偏光ビーム分光プリズム45によって反射され第1
の2色分光器41に行着く。この際、漏れ成分のほとん
どは第1の2色分光器41によって直角反射され、偏光
ビーム分光プリズム45によって投影レンズへ紛れ込む
のはごく一部分だけである。
【0031】図4は、本発明の第3の実施例の変形例で
ある第4の実施例の投影ディスプレイ5を概略示してい
る。この例において、第1と第2の2色分光器51、5
2におけるカラー分解層511、521の45°傾斜は
第3実施例におけるのとは逆方向である。また、第1ラ
イトバルブ53の第1の2色分光器51に対しての配置
も第3の実施例と違う。本実施例の投影ディスプレイ5
も同様に光の漏れ成分が少ししか投影レンズに届かない
効果が得られる。
【0032】図5は本発明の第1の実施例の変形である
第5の実施例の投影ディスプレイ6を概略示している。
この例においては、S偏光が使用され、第1偏光器61
としてはS偏光だけを透過させP偏光を吸収するS偏光
器による。第1偏光セレクタ62は、S偏光の第2カラ
ー成分602sをP偏光の第2カラー成分602pに変
換すると共に、S偏光の第1カラー成分601の偏光状
態をそのまま保持するものとする。この構成によれば、
前記実施例と同様な効果が得られる。
【0033】図6は、本発明の第1の実施例の変形であ
る第6の実施例の投影ディスプレイ7を概略示してい
る。第1の実施例と比べて、カラースイッチ71と光路
補償板72との配置が入代わり、第1ライトバルブ73
と第2ライトバルブ74との配置も入れかえている。そ
して、第1偏光器76と第1偏光セレクタ77は、第1
カラー成分701がP偏光状態で、第2カラー成分70
2がS偏光状態で、偏光ビーム分光プリズム75に到達
させるように設定される。かくして、P偏光の第1カラ
ー成分701は、偏光ビーム分光プリズム75及び光路
補償板72を透過したのち、第1ライトバルブ73によ
って変調され、S偏光の第2カラー成分702は、偏光
ビーム分光プリズム75によって反射され、カラースイ
ッチ71を透過して第2ライトバルブ74に至る。
【0034】図7は、本発明の第1の実施例の変形であ
る第7の実施例の投影ディスプレイ8を概略示してい
る。この例においては、各第1と第2の2色分光器8
1、82は、片面にダイクロイックカラー分解膜層が形
成されてある平面板ガラスである。第1と第2の2色分
光器81、82それぞれの角度、ダイクロイックカラー
分解膜層の分色特性は、第1の実施例における第1と第
2の2色分光器と同一作用を有する。この構成によれ
ば、上記実施例と同様な効果をも得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における2つのライトバルブを用いた投
影ディスプレイの第1の実施例の構成を示す概略図であ
る。。
【図2】本発明における2つのライトバルブを用いた投
影ディスプレイの第2の実施例の構成を示す概略図であ
る。
【図3】本発明における2つのライトバルブを用いた投
影ディスプレイの第3の実施例の構成を示す概略図であ
る。
【図4】本発明における2つのライトバルブを用いた投
影ディスプレイの第4の実施例の構成を示す概略図であ
る。
【図5】本発明における2つのライトバルブを用いた投
影ディスプレイの第5の実施例の構成を示す概略図であ
る。
【図6】本発明における2つのライトバルブを用いた投
影ディスプレイの第6の実施例の構成を示す概略図であ
る。
【図7】本発明における2つのライトバルブを用いた投
影ディスプレイの第7の実施例の構成を示す概略図であ
る。
【図8】従来の2つのライトバルブを用いた投影ディス
プレイを示す概略図である。
【符号の説明】
2〜8 投影ディスプレイ 20 入射光ビーム 201、202、203 第1、第2、第3カラー成分 21 第1偏光器 22 第2偏光器 231 第1偏光セレクタ 232 第2偏光セレクタ 24 偏光ビーム分光プリズム 241 入射面 242 第1分光面 244 出力面 251 第1の2色分光器 252 第2の2色分光器 261 第1ライトバルブ 262 第2ライトバルブ 27 カラースイッチ 281 第1の4分の1波長板 282 第2の4分の1波長板 283 光路補償板 29 投影レンズ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/74 H04N 5/74 K 9/31 9/31 B Fターム(参考) 2H088 EA15 EA16 2H099 AA12 BA09 BA17 CA02 CA07 CA11 DA09 5C058 AB06 BA05 EA11 EA13 EA26 5C060 BA03 BA09 BC03 DB13 GA02 GB02 GB06 HC10 HC24 HC25 JA07 JA19 JB06

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入射面と、該入射面と隣接する第1分光
    面と、該入射面と対向する第2分光面と、該第1分光面
    と対向する出力面とを有し、前記入射面より入射した光
    は、第1の偏光状態の光が反射されて第1分光面を透過
    すると共に、前記入射面に入射した第2の偏光状態の光
    が反射されて第2分光面を透過する偏光ビーム分光プリ
    ズムと、 前記入射面と隣接し、第1、第2と第3カラー成分を含
    む入射光ビームを受入れ、該入射光ビームを前記第1カ
    ラー成分を前記第2及び第3カラー成分と異なる偏光状
    態に処理する第1偏光セレクタと、 前記出力面と隣接して配置された投影レンズと、 前記出力面及び前記投影レンズの間に配置され、該出力
    面を透過した光を受取り前記第1、第2及び第3カラー
    成分を同一の偏光状態に処理することができる第2偏光
    セレクタと、 前記第1分光面と隣接し、前記偏光ビーム分光プリズム
    からの第1カラー成分を変調させる第1のライトバルブ
    と、 前記第2分光面と隣接し、前記偏光ビーム分光プリズム
    からの第2、第3カラー成分を変調させる第2のライト
    バルブと、 前記偏光ビーム分光プリズム及び前記第1ライトバルブ
    の間に配置され、前記偏光ビーム分光プリズムからの第
    1カラー成分を第1ライトバルブへ指向させると共に、
    該第1ライトバルブからの反射ビームを前記偏光ビーム
    分光プリズムへ反射させる第1の2色分光器と、 前記偏光ビーム分光プリズム及び前記第2ライトバルブ
    の間に配置され、前記偏光ビーム分光プリズムからの第
    2と第3カラー成分を前記第2ライトバルブへ指向させ
    ると共に、該第2ライトバルブから反射された第2と第
    3カラー成分が前記偏光ビーム分光プリズムへ反射され
    る第2の2色分光器と、 前記偏光ビーム分光プリズム及び前記第2ライトバルブ
    の間に配置され、カラー成分のみを透過させるよう操作
    できるカラースイッチとをそなえた構成をすることを特
    徴とする投影ディスプレイ。
  2. 【請求項2】 前記偏光ビーム分光プリズムの入射面
    と、第1偏光器が隣接し、 前記第2偏光セレクタ及び前記投影レンズの間に、第2
    偏光器が設けられていることを特徴とする請求項1に記
    載の投影ディスプレイ。
  3. 【請求項3】 前記第1の2色分光器と前記第1のライ
    トバルブとの間に、第1の4分の1波長板が設けられ、 前記第2の2色分光器と前記第2のライトバルブとの間
    に、第2の4分の1波長板が設けられていることを特徴
    とする請求項1に記載の投影ディスプレイ。
  4. 【請求項4】 前記偏光ビーム分光プリズムと前記第1
    の2色分光器との間に、光路補償板が設けられているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の投影ディスプレイ。
  5. 【請求項5】 前記第1及び第2の2色分光器が、直角
    プリズムであることを特徴とする請求項1に記載の投影
    ディスプレイ。
  6. 【請求項6】 前記第1と第2の2色分光器それぞれが
    直角三角形プリズムによって構成され、該直角三角形プ
    リズムは前記偏光ビーム分光プリズムと隣接する入射面
    と、該入射面と直交状に前記第1と第2のライトバルブ
    とに隣接する出力面と、ダイクロイックカラー分解膜層
    が形成された斜面とを有することを特徴とする請求項1
    に記載の投影ディスプレイ。
  7. 【請求項7】 前記第1及び第2の2色分光器は、片面
    にダイクロイックカラー分解膜層が形成されてある平面
    板ガラスであることを特徴とする請求項1に記載の投影
    ディスプレイ。
JP2001233965A 2001-08-01 2001-08-01 2つのライトバルブを用いた投影ディスプレイ Pending JP2003057600A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001233965A JP2003057600A (ja) 2001-08-01 2001-08-01 2つのライトバルブを用いた投影ディスプレイ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001233965A JP2003057600A (ja) 2001-08-01 2001-08-01 2つのライトバルブを用いた投影ディスプレイ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003057600A true JP2003057600A (ja) 2003-02-26

Family

ID=19065662

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001233965A Pending JP2003057600A (ja) 2001-08-01 2001-08-01 2つのライトバルブを用いた投影ディスプレイ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003057600A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006040707A (ja) * 2004-07-27 2006-02-09 Olympus Corp 光ビーム照射装置
US7374291B2 (en) 2004-06-17 2008-05-20 Canon Kabushiki Kaisha Projection optical system and image display apparatus using same
JP2011508283A (ja) * 2007-12-28 2011-03-10 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 光合成器
JP2011524019A (ja) * 2008-05-15 2011-08-25 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 光学素子及び色合成器

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7374291B2 (en) 2004-06-17 2008-05-20 Canon Kabushiki Kaisha Projection optical system and image display apparatus using same
JP2006040707A (ja) * 2004-07-27 2006-02-09 Olympus Corp 光ビーム照射装置
JP4511893B2 (ja) * 2004-07-27 2010-07-28 オリンパス株式会社 光ビーム照射装置
JP2011508283A (ja) * 2007-12-28 2011-03-10 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 光合成器
JP2011524019A (ja) * 2008-05-15 2011-08-25 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 光学素子及び色合成器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6678015B2 (en) Color separating/synthesizing apparatus
JP2005512118A5 (ja)
US20070216869A1 (en) Projection type image display apparatus
WO1999060440A1 (fr) Projecteur a cristaux liquides
JP2009139944A (ja) 補償カラーマネージメントシステムおよび方法
JPH11271677A (ja) カラー投影表示装置
JP3417757B2 (ja) 液晶表示装置およびその光束分離方法
US6457831B1 (en) Projection display using reflective light modulators
US6623121B2 (en) Polarization beam splitter, optical device for projection type display device, projection type display device, and polarization beam splitter manufacturing method
EP1443356B1 (en) Projection type image display apparatus
US6545804B2 (en) Projection display with two reflective light valves
US7137704B2 (en) Color splitting/combining optical system and image projecting apparatus
US20050275807A1 (en) Color combining optical system and image projection apparatus
JP4380180B2 (ja) 画像表示装置
JP2004163782A (ja) 偏光変換ユニット及び、それを用いたプロジェクタ装置
JP2003057600A (ja) 2つのライトバルブを用いた投影ディスプレイ
US6992833B2 (en) Color combining optical system, projection-type display optical system, projection-type image display apparatus, and image display system
JP2003075778A (ja) 色分解合成光学系、画像表示光学系および投射型画像表示装置
JP2002372686A (ja) 色分離・合成素子及び投影装置
JP2003043255A (ja) 色分離素子及び投影装置
JP2002303825A (ja) 色分離装置,色合成装置,色分離合成装置およびプロジェクタ
JP3489582B2 (ja) 画像表示装置
JP2004012864A (ja) 投射型画像表示装置
US20050128368A1 (en) Liquid crystal projector
JP2006507525A (ja) 3パネル式色管理システムおよび方法

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20070319