JP2003057541A - ズームレンズ及びそれを有する光学機器 - Google Patents

ズームレンズ及びそれを有する光学機器

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JP2003057541A
JP2003057541A JP2001249042A JP2001249042A JP2003057541A JP 2003057541 A JP2003057541 A JP 2003057541A JP 2001249042 A JP2001249042 A JP 2001249042A JP 2001249042 A JP2001249042 A JP 2001249042A JP 2003057541 A JP2003057541 A JP 2003057541A
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Teruhiro Nishio
彰宏 西尾
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 全変倍範囲にわたり高い光学性能を有した2
つのレンズ群より成るレンズ全長の短いズームレンズ及
びそれを用いた光学機器を得ること。 【解決手段】 物体側より順に、正の屈折力の第1レン
ズ群と負の屈折力の第2レンズ群を有し、広角端から望
遠端への変倍に際し、第2レンズ群が第1レンズ群に接
近するように各レンズ群が物体側へ移動し、第1レンズ
群と第2レンズ群のレンズ構成と広角端と望遠端におけ
る全レンズ系の焦点距離、第1、第2レンズ群の焦点距
離を適切に設定したこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はズームレンズ及びそ
れを有する光学機器に関し、特にデジタルカメラ、ビデ
オカメラ、フィルム用カメラ等の比較的バックフォーカ
スの短いレンズシャッターカメラに最適なものである。
【0002】
【従来の技術】近年、非球面レンズの加工技術の発展に
伴い、非球面レンズを多用しレンズ枚数の削減、レンズ
全長の短縮、光学性能の向上等を図ったズームレンズが
種々提案されている。
【0003】非球面レンズは球面レンズに比べ成形コス
トが高いため、必要最小限に非球面レンズの使用枚数を
留め、効率的に非球面の効果を得ることが望ましい。
【0004】一方、レンズシャッターカメラ用で最も簡
素な構成のズームレンズとして、物体側より順に、正の
屈折力の第1レンズ群と負の屈折力の第2レンズ群から
成り、2つのレンズ群の軸上空気を変化させてズーミン
グを行う2群ズームレンズが従来より多く提案されてい
る。
【0005】この内、特開昭56−128911号公報
には、第1レンズ群を正、負、正、正レンズの4つのレ
ンズで構成し、第2レンズ群を正、負レンズの2つのレ
ンズで構成してレンズ系全体の簡素化を図った小型のズ
ームレンズが提案されている。
【0006】また、特開昭63−311224号公報に
は、第1レンズ群を正、負、正、正レンズの4つのレン
ズで構成し、第2レンズ群を正、負レンズの2つのレン
ズで構成し、更に各レンズ群に非球面を用いて光学性能
の向上を図った小型のズームレンズが提案されている。
【0007】更には、特開昭62−113120号公
報、特開平3−116110号公報には、第1レンズ群
を正、負、正、正レンズの4つのレンズで構成し、第2
レンズ群を正、負レンズの2つのレンズ、ないしは正、
負、負レンズの3つのレンズより構成した変倍比1.5
程度の2群ズームレンズが提案されている。
【0008】また、特開平5−232382号公報、特
開平7−146440号公報には第1レンズ群を正、
負、正、正レンズの4つのレンズで構成し、第2レンズ
群をプラスチックより成る非球面レンズ、負レンズの2
つのレンズで構成した2群ズームレンズが提案されてい
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前述した正の屈折力の
第1レンズ群と負の屈折力の第2レンズ群の2つのレン
ズ群よりなる2群ズームレンズにおいて、各レンズ群の
屈折力やレンズ構成を適切に設定しないと高変倍であり
ながらレンズ系全体の小型化を図りつつ全変倍範囲にお
いて高い光学性能を得るのが難しくなってくる。
【0010】本発明は各レンズ群のレンズ構成を適切に
設定することにより、レンズ全長の短縮化を図った全変
倍範囲にわたり高い光学性能を有するズームレンズ及び
それを有する光学機器の提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明のズーム
レンズは物体側より順に、正の屈折力の第1レンズ群と
負の屈折力の第2レンズ群を有し、広角端から望遠端へ
の変倍に際し、前記第2レンズ群が前記第1レンズ群に
接近するように各レンズ群が物体側へ移動し、前記第1
レンズ群は物体側より順に、屈折力の絶対値が像面側に
比べ物体側の面が強く、物体側に凸面を向けた正レン
ズ、両レンズ面が凹面の負レンズ、両レンズが凸面の正
レンズを有する第B1aレンズ成分と、両レンズ面が凸
面の正レンズを有する第B1bレンズ成分を有し、前記
第2レンズ群は物体側より順に、光軸から離れるに従っ
て正の屈折力が大きくなる形状の非球面を有した正レン
ズ、屈折力の絶対値が像面側に比べ物体側の面が強く、
物体側に凹面を向けた負レンズを有し、FWを広角端に
おける全レンズ系の焦点距離、FTを望遠端における全
レンズ系の焦点距離、F1aを第B1aレンズ成分の焦
点距離、F1bを第B1bレンズ成分の焦点距離、Fi
を第iレンズ群の焦点距離、Riを物体側より数えて第
i番目の面の曲率半径とするとき 0.15 < F1/FT < 0.25 0.30 < |F2/FW| < 0.80 |F1/F1a| < 0.15 0.8 < F1b/F1 < 1.5 |(R3+R4)/(R3−R4)| < 0.1 ―0.15 < (R4―R5)/(R4+R5) < 0 なる条件式の1以上を満足することを特徴としている。
【0012】請求項2の発明は請求項1の発明において
前記第2レンズ群中の正レンズの両レンズ面は非球面で
あることを特徴としている。
【0013】請求項3の発明は請求項1の発明において
前記第1レンズ群と第2レンズ群の間には光彩絞りが配
置されており、該光彩絞りは変倍の際に第1レンズ群と
一体的に光軸上を移動することを特徴としている。
【0014】請求項4の発明の光学機器は請求項1から
3のいずれか1項のズームレンズを用いて撮像手段に像
を形成していることを特徴としている。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施形態1のズー
ムレンズの広角端におけるレンズ断面図、図2、図3、
図4は、実施形態1のズームレンズの広角端、中間のズ
ーム位置、望遠端における収差図である。
【0016】図5は本発明の実施形態2のズームレンズ
の広角端におけるレンズ断面図、図6、図7、図8は、
実施形態2のズームレンズの広角端、中間のズーム位
置、望遠端における収差図である。
【0017】図9は本発明の実施形態3のズームレンズ
の広角端におけるレンズ断面図、図10、図11、図1
2は実施形態3のズームレンズの広角端、中間のズーム
位置、望遠端における収差図である。
【0018】図1、図5、図9に示したレンズ断面図に
おいて、L1は正の屈折力の第1レンズ群(第1群)、
L2は負の屈折力の第2レンズ群(第2群)であり、広
角端から望遠端への変倍に際して第2群が第1群に接近
するように(両レンズ群の間隔を減少させつつ)両レン
ズ群を矢印の如く物体側へ移動させている。SPは光彩
絞りであり、第1群L1と第2群L2との間に配置され
ており、変倍に際して第1群L1と一体的に移動してい
る。
【0019】IPは像面であり、CCDやフィルム等の
撮像手段の撮像面が位置している。
【0020】第1群L1は第Blaレンズ成分LB1a
と第B1bレンズ成分LB1bを有している。
【0021】第B1aレンズ成分LB1aは物体側より
順に、屈折力の絶対値が像面側に比べ物体側の面が強
く、物体側に凸面を向けた正レンズ、両レンズ面が凹面
の負レンズ、両レンズが凸面の正レンズを有している。
【0022】第B1bレンズ成分LB1bは両レンズ面
が凸面の単一の正レンズ又は正レンズと負レンズとを接
合し、全体として物体側と像面側のレンズ面が凸面とな
る接合レンズより構成されている。
【0023】第2群L2は物体側より順に、光軸から離
れるに従って正の屈折力が大きくなる形状の非球面を有
した正レンズ、屈折力の絶対値が像面側に比べ物体側の
面が強く物体側に凹面を向けた負レンズを有している。
【0024】第1群L1の第B1aレンズ成分LB1a
は正、負、正レンズのトリプレット構成であり、全体と
して比較的弱い屈折力を成し、正の球面収差を発生させ
ている。第B1bレンズ成分LB1bは正の単レンズ又
は接合レンズから成ることにより負の球面収差を発生さ
せ第B1aレンズ成分LB1aで発生する正の球面収差
とのキャンセル関係を行っている。また同時に、第B1
aレンズ成分LB1aにて歪曲収差の補正をしている。
【0025】さらに、第2群L2は主に軸外収差の補正
を行い、特に広角域において像面湾曲の補正を行ってい
る。第2群L2の負レンズに軸外光線が入射するとき軸
外光線が光軸から離れるに従って像面湾曲収差が多く発
生する。
【0026】この場合、第2群L2を正、負レンズのレ
ンズ構成で良好な収差補正効果を得るために、第2群L
2中の正レンズに光軸から離れるに従って正の屈折力が
大きくなるような形状の非球面を設けている。
【0027】このようなズーム方式及びレンズ構成を採
ると共にFWを広角端における全レンズ系の焦点距離、
FTを望遠端における全レンズ系の焦点距離、F1aを
第B1aレンズ成分の焦点距離、F1bを第B1bレン
ズ成分の焦点距離、Fiを第i群の焦点距離、Riを物
体側より数えて第i番目の面の曲率半径とするとき 0.15 < F1/FT < 0.25・・・(1) 0.30 < |F2/FW| < 0.80・・・(2) 0.005 < |F1/F1a| < 0.15・・・(3) 0.8 < F1b/F1 < 1.5 ・・・(4) |(R3+R4)/(R3−R4)| < 0.1・・・(5) ―0.15 <(R4―R5)/(R4+R5) < 0・・(6) なる条件式の1以上を満足するようにしている。
【0028】次に前述の各条件式の技術的意味について
説明する。
【0029】条件式(1)は第1群L1の屈折力(焦点
距離の逆数)に対する望遠端での全系(全レンズ系)の
屈折力の比に関するものである。
【0030】下限値を越えて第1群L1の正の屈折力が
強くなってくると、負の球面収差が大きく発生してきて
これを補正することが困難になってくる。
【0031】他方、上限値を越えると望遠端において一
定の長さの焦点距離を確保するために第2群L2の負の
屈折力を弱めることになりなり、テレフォト系の作用が
弱くなってくるため、結果としてレンズ全長が増加して
くるため良くない。
【0032】条件式(2)は第2群L2の屈折力に対す
る広角端での全系の屈折力の比に関するものである。
【0033】上限値を越えて第2群L2の負の屈折力が
弱くなってくると、変倍時に第2群L2による変倍作用
が弱くなってくるため一定の変倍比を得るために各レン
ズ群の移動量を大きくしなければならなくなり結果とし
てレンズ全長が長くなってくる。
【0034】他方、下限値を越えるとレンズ全体として
テレフォト系の作用が強まってくるため、バックフォー
カスが短く成りすぎると同時に、一定の周辺光量を確保
するために第2群L2のレンズ外径の大型化をまねいて
しまう、また同時に像面湾曲や非点収差が多く発生して
くるため良くない。
【0035】条件式(3)は第1群L1の屈折力に対す
る、正、負、正レンズを有する、第B1aレンズ成分L
B1aの屈折力の比に関するものである。
【0036】上限値を越えて第B1aレンズ成分LB1
aの正の屈折力が増してくると第B1aレンズ成分でL
B1a軸上光線の収斂作用が起きてくるため、第B1b
レンズ成分LB1bに入射する軸上光線束の光軸の離れ
量が小さくなってくる。そのため第B1bレンズ成分L
B1bで高次の負の球面収差の補正作用が弱まってしま
い良くない。
【0037】他方、下限値を超えると逆に第B1aレン
ズ成分LB1aで軸上光線束の発散作用が大きくなって
きて第B1bレンズ成分LB1bで発生する高次の負の
球面収差の補正作用が過剰になってくると同時に、レン
ズ外径の増加をまねいてしまう。
【0038】条件式(4)は第B1bレンズ成分LB1
bの屈折力に対する第1群L1の屈折力の比に関するも
のである。
【0039】条件式(4)の上限値を越えて第B1bレン
ズ成分LB1bの屈折力が弱くなってくると、特に望遠
端にて負方向に補正を行うような高次の球面収差の発生
作用が弱まり変倍域全体で良好な画質を得ることが困難
となってくる。
【0040】条件式(4)の下限値を越えて、第B1b
レンズ成分LB1bの屈折力が強くなってくると、変倍
域全体で負の球面収差が過剰に発生してしまいこれを他
のレンズ群にて補正することが困難になってくるため良
くない。
【0041】条件式(5)は物体側から数えて第2番目
のレンズ(負レンズ1b)のレンズ形状に関し、条件式
(6)は負レンズ1bの像面側のレンズ面と第3番目のレ
ンズ(正レンズ1C)の物体側のレンズ面とで形成される
空気レンズの形状に関するものである。
【0042】負レンズ1bは正の球面収差を大きく発生
させ、正レンズ1Cの物体側のレンズ面はそれの補正を
行い、前記第B1bレンズ成分LB1bにて発生する負
の球面収差と併せて、低次から高次まで良好な球面収差
を得るために負レンズ1bのレンズ形状と空気レンズの
形状は密接な関係がある。
【0043】条件式(5)、(6)の数値範囲を外れる
と良好な球面収差の補正を行うのが困難になってきた
り、軸上収差と軸外収差をバランス良く補正することが
困難となってくるため良くない。
【0044】尚、各実施形態において更にレンズ構成の
簡素化を図りつつ、全変倍範囲にわたり、又画面全体に
わたり良好なる光学性能を得るには、次の諸条件のうち
の少なくとも1つを満足させるのが良い。それによれば
各条件に対応した効果が得られる。
【0045】(ア−1) 第2群L2中の正レンズの両
レンズ面を非球面とすることである。これによれば、広
角端における高次の像面湾曲収差と望遠端における球面
収差をバランス良く補正することができる。
【0046】(ア−2) 前記第1群L1と第2群L2
の間に光彩絞りを配置し、該光彩絞りを変倍の際に第1
群L1と一体に光軸上を移動させることである。これに
よれば第1群L1の各レンズを保持するための鏡筒を一
体の構造とすることが容易になりレンズ相互の相対偏心
や光軸位置ズレの発生の防止が行えると同時に、第1群
L1全体を任意に偏心させることによって製造、組み立
て時に生じる第2群L2との相対偏心の低減を行えるメ
カ機構の達成が容易になる。
【0047】(ア−3) 高変倍で小型なズームレンズ
を達成するとともに、更に光学性能向上のためはレンズ
系の一部に非球面の導入や回折光学素子、屈折分布型光
学材料を導入するのが良い。
【0048】(ア−4) レンズ群やレンズ群の一部を
任意に偏心させても良く、これによれば手ぶれ等が原因
となる像位置変位を補正する作用が得られる。
【0049】尚、各実施形態において更に好ましくは、
前述に各条件式の数値範囲を次の如く設定するのが良
い。
【0050】 0.2 < F1/FT < 0.23 ・・・(1a) 0.4 < |F2/FW| < 0.7 ・・・(2a) 0.01 < |F1/F1a| < 0.1・・・(3a) 0.9 < F1b/F1 < 1.3 ・・・(4a) |(R3+R4)/(R3−R4)| < 0.08・・・(5a) −0.13 < (R4−R5)/(R4+R5) < −0.005・ ・・(6a) 次に本発明のズームレンズを撮影光学系として用いたデ
ジタルスチルカメラ(光学機器)の実施形態を図13を
用いて説明する。
【0051】図13において、10はカメラ本体、11
は本発明のズームレンズによって構成された撮影光学
系、12は被写体像を観察するためのファインダーであ
る。
【0052】13はストロボ装置、14は測定窓、15
はカメラの動作を知らせる液晶表示窓、16はレリーズ
ボタン、17は各種のモードを切り替える操作スイッチ
である。
【0053】次に実施形態1〜3に各々対応する数値実
施例1〜3を示す。各数値実施例においてiは物体側か
らの光学面の順序を示し、Riは第i番目の光学面(第
i面)の曲率半径、Diは第i面と第i+1面との間の
間隔、Niとνiはそれぞれd線に対する第i番目の光
学部材の材質の屈折率、アッベ数を示す。fは焦点距
離、FnoはFナンバー、ωは半画角を示す。またkを
離心率、B、C、D、E、F・・・を非球面係数、光軸
からの高さhの位置での光軸方向の変位を面頂点を基準
にしてxとするとき、非球面形状は、x=(h/R)
/[1+[1−(1+k)(h/R)]1/2]+Ah
+Bh+Ch+Dh+Eh10で表示される。但
しRは曲率半径である。また、例えば「e−Z」の表示
は「10−Z」を意味する。また、各数値実施例におけ
る上述した条件式との対応を表1に示す。
【0054】
【外1】
【0055】
【外2】
【0056】
【外3】
【0057】
【表1】
【0058】
【発明の効果】本発明によれば、以上のように、各レン
ズ群のレンズ構成を適切に設定することにより、レンズ
全長の短縮化を図った全変倍範囲にわたり高い光学性能
を有するズームレンズ及びそれを有する光学機器を達成
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 数値実施例1のレンズ断面図
【図2】 数値実施例1の広角端の収差図
【図3】 数値実施例1の中間のズーム位置の収差図
【図4】 数値実施例1の望遠端の収差図
【図5】 数値実施例2のレンズ断面図
【図6】 数値実施例2の広角端の収差図
【図7】 数値実施例2の中間のズーム位置の収差図
【図8】 数値実施例2の望遠端の収差図
【図9】 数値実施例3のレンズ断面図
【図10】 数値実施例3の広角端の収差図
【図11】 数値実施例3の中間のズーム位置の収差図
【図12】 数値実施例3の望遠端の収差図
【図13】 本発明の光学機器の要部概略図
【符号の説明】
L1 第1群 L2 第2群 LB1a 第B1aレンズ成分 LB1b 第B1bレンズ成分 SP 開口絞り IP 像面 ΔS サジタル像面 ΔM メリディオナル像面 S.C 正弦条件 ω 画角 f 焦点距離 fno Fナンバー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体側より順に、正の屈折力の第1レン
    ズ群と負の屈折力の第2レンズ群を有し、広角端から望
    遠端への変倍に際し、前記第2レンズ群が前記第1レン
    ズ群に接近するように各レンズ群が物体側へ移動し、前
    記第1レンズ群は物体側より順に、屈折力の絶対値が像
    面側に比べ物体側の面が強く、物体側に凸面を向けた正
    レンズ、両レンズ面が凹面の負レンズ、両レンズが凸面
    の正レンズを有する第B1aレンズ成分と、両レンズ面
    が凸面の正レンズを有する第B1bレンズ成分を有し、
    前記第2レンズ群は物体側より順に、光軸から離れるに
    従って正の屈折力が大きくなる形状の非球面を有した正
    レンズ、屈折力の絶対値が像面側に比べ物体側の面が強
    く、物体側に凹面を向けた負レンズを有し、FWを広角
    端における全レンズ系の焦点距離、FTを望遠端におけ
    る全レンズ系の焦点距離、F1aを第B1aレンズ成分
    の焦点距離、F1bを第B1bレンズ成分の焦点距離、
    Fiを第iレンズ群の焦点距離、Riを物体側より数え
    て第i番目の面の曲率半径とするとき 0.15 < F1/FT < 0.25 0.30 < |F2/FW| < 0.80 |F1/F1a| < 0.15 0.8 < F1b/F1 < 1.5 |(R3+R4)/(R3−R4)| < 0.1 ―0.15 < (R4―R5)/(R4+R5) < 0 なる条件式の1以上を満足することを特徴とするズーム
    レンズ。
  2. 【請求項2】 前記第2レンズ群中の正レンズの両レン
    ズ面は非球面であることを特徴とする請求項1記載のズ
    ームレンズ。
  3. 【請求項3】 前記第1レンズ群と第2レンズ群の間に
    は光彩絞りが配置されており、該光彩絞りは変倍の際に
    第1レンズ群と一体的に光軸上を移動することを特徴と
    する請求項1記載のズームレンズ。
  4. 【請求項4】 請求項1から3のいずれか1項のズーム
    レンズを用いて撮影手段に像を形成することを特徴とす
    る光学機器。
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