JP2003057409A - 光学素子および光学機器 - Google Patents

光学素子および光学機器

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JP2003057409A
JP2003057409A JP2001250699A JP2001250699A JP2003057409A JP 2003057409 A JP2003057409 A JP 2003057409A JP 2001250699 A JP2001250699 A JP 2001250699A JP 2001250699 A JP2001250699 A JP 2001250699A JP 2003057409 A JP2003057409 A JP 2003057409A
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liquid
optical element
gas
optical
container
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JP2001250699A
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Ichiro Onuki
一朗 大貫
Goro Noto
悟郎 能登
Eirishi Kawanami
英利子 川浪
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Original Assignee
Canon Inc
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    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B26/00Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements
    • G02B26/004Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements based on a displacement or a deformation of a fluid
    • G02B26/005Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements based on a displacement or a deformation of a fluid based on electrowetting
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B3/00Simple or compound lenses
    • G02B3/12Fluid-filled or evacuated lenses
    • G02B3/14Fluid-filled or evacuated lenses of variable focal length

Abstract

(57)【要約】 【課題】 容器の一部に弾性膜を備えた温度補償部を設
けた場合、弾性膜が破れた場合等の液体漏出が問題とな
る。 【解決手段】 容器102,105,106内に液体1
21,122を密封収容した光学素子において、上記容
器内に、気体を封入した弾性変形可能な気体封入部材1
08を、液体とともに収容する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体を利用した光
学素子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光学系において、レンズを機械的に移動
させることなく焦点距離を可変とするための提案が種々
なされている。
【0003】例えば、特開平11−133210号公報
には、透明液体を密閉容器に封止し、容器が備えている
第1電極と導電性弾性板との間に電位差を与えるように
した光学素子が提案されている。
【0004】この光学素子では、第1電極と導電性弾性
板との間に電位差を与えることにより、クーロン力によ
る吸引力を発生させて両者の間隔を狭め、両者の間隔か
ら排斥された透明液体の体積をもって、透明弾性板の中
央部分を透明液体に背向して凸形に変形させ、凸状に変
形した透明弾性板と透明板と両者の間を満たしている透
明液体とで凸レンズを形成させる。そして、この上記電
位差を変化させることによって凸レンズのパワーを変化
させることで、可変焦点距離の光学素子を構成してい
る。
【0005】一方、エレクトロウェッティング効果(電
気毛管現象)を用いた可変焦点レンズが、国際特許99
/18456号にて開示されている。この可変焦点レン
ズでは、容器内に第1の透明液体と第2の透明液体とを
密封し、これら第1の透明液体と第2の透明液体との界
面によりレンズを形成する。そして、電気エネルギを印
加して上記界面の形状を変化させることにより焦点距離
を可変としている。
【0006】また、特開2000−81503号公報に
て提案の可変焦点レンズ装置では、アクチュエータでレ
ンズ容器を弾性変形させることにより焦点距離を変化さ
せる。
【0007】ところで、一般に液体は熱膨張係数(単位
温度変化に対する体積変化率)が大きいため、周囲温度
が変化すると液体が膨張あるいは収縮し、液体を収容す
る容器に無理な力が作用し、液体が漏れ出るおそれがあ
る。
【0008】このため、上記特開2000−81503
号公報にて提案の可変焦点レンズ装置では、以下に説明
する温度補償手段を備えている。
【0009】すなわち、容器の外周部に、容器内の透明
液体が収容されている空間に連通するタンクを備えた温
度補償部を設け、この温度補償部によって熱膨張および
熱収縮によって増減する透明液体の体積の変動分を吸収
するようにしている。なお、温度補償部のタンク壁面の
うち少なくとも一部は変形容易な弾性壁となっている。
【0010】これにより、周囲の温度環境の変化や長時
間動作に伴う温度上昇などによって容器中の透明液体が
熱膨張や熱収縮を起こした場合でも、温度補償部によっ
て透明液体の体積のうち温度変動分が吸収または供給さ
れ、温度変化等による光学パワーの変動を抑制すること
ができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開2000−81503号公報にて提案の可変焦点レン
ズ装置のように、容器の一部に弾性膜を備えた温度補償
部を設けた場合、弾性膜が直接外界にさらされているた
め、落下等の衝撃で弾性膜が破れたような場合に容器内
から液体が漏れ出てしまう。
【0012】そこで本発明は、衝撃等に対する液体の密
封信頼性が高く、周囲温度の変化に伴う液体の体積変化
を適切に吸収できるようにした光学素子を提供すること
を目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明では、容器内に液体を密封収容した光学素
子において、上記容器内に、気体を封入した弾性変形可
能な気体封入部材を、液体とともに収容している。
【0014】ここで、気体封入部材としては、内部に気
泡が分散配置された高分子マトリクスや、相互に接合さ
れたフィルム状の2枚の弾性部材の間に気体を封入して
構成されたものを用いることが可能である。
【0015】このように、弾性変形によって体積が可変
である気体封入部材を液体とともに容器内に収容するこ
とで、容器の全周を固体構造とすることが可能となり、
液体の密封信頼性を低下させずに液体の体積変化を確実
に吸収することが可能となる。特に単なる弾性部材では
なく気体を封入した部材を容器内に収容することで、液
体にわずかな体積変化が生じた場合でも弾性変形可能と
なり、そのわずかな体積変化をも確実に吸収することが
可能となる。
【0016】また、上記液体として、導電性又は有極性
を有する第1の液体と、この第1の液体と混合しない第
2の液体とが容器内に収容されている場合には、上記気
体封入部材を、第1および第2の液体のうち体積が大き
い側の液体に接するように配置するとよい。
【0017】これにより、2つの液体に体積変化が生じ
ても、これらの界面の形状変化を少なくすることが可能
となり、光学素子の焦点距離変動を少なくすることが可
能である。
【0018】なお、気体封入部材の表面に、気体および
液体の透過を防止するための処理を施すことにより、気
体封入部材の性能劣化や光学素子の光学特性変化を防止
することが可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1には、本発
明の第1実施形態である光学素子の構成を示している。
本実施形態の光学素子は、カメラ等の光学機器における
可変焦点距離の結像(対物)光学系として用いられる。
【0020】図1において、101は上記光学素子の全
体を示している。102は中央に凹部を設けた透明アク
リル製の透明基板である。透明基板102の上面には、
酸化インジウムスズ製の透明電極(ITO)103がス
パッタリングで形成され、その上面には透明アクリル製
の絶縁層104が密着して設けられている。
【0021】絶縁層104は、透明電極103の中央に
レプリカ樹脂を滴下し、ガラス板で押しつけて表面を平
滑にした後、UV照射を行ない硬化させて形成する。
【0022】絶縁層104の中央上面には、直径D1の
範囲内に撥水処理剤が塗布され、撥水層111が形成さ
れる。撥水処理剤としては、フッ素化合物等が好適であ
る。
【0023】絶縁層104の外周部上面には、遮光性を
有した円筒型の容器本体105が接着固定されている。
容器本体105の内側には、予めリング状に成型された
マイクロカプセル108が貼り付けられている。
【0024】このマイクロカプセル108は、高分子マ
トリクスに発泡剤を混合し、マトリクスをリング状に成
型する過程で発泡剤を発泡させ、中空粒子すなわち気泡
108aを分散生成させる。その後、マトリクスの表面
全体にアルミニウムを蒸着し、防湿コートを形成する。
【0025】ここで、高分子マトリクスに弾性材料を用
いることで、周囲の圧力変動が生じると、気泡108a
の体積変化とマトリクスの弾性変形とにより、マイクロ
カプセル108の体積が変化する。アルミニウムの蒸着
膜は非常に薄いため、マイクロカプセル108の弾性変
形の妨げにはならない。
【0026】なお、本実施形態では、マイクロカプセル
108の表面の防湿コートをアルミ蒸着により形成する
場合について説明したが、金属材料のメッキや防湿性有
機材料の塗装等で代替してもよい。
【0027】容器本体105の上端には、透明アクリル
製のカバー板106が接着固定される。カバー板106
には、後述する液体を注入するための注入孔106aが
形成されている。
【0028】107は中央部に所定寸法の開口を有した
絞り板であり、液体注入後に上記注入孔106aをふさ
ぐ蓋の役目も兼ねている。そして、カバー板106と絞
り板107には、棒状電極125が貫通挿入され、接着
剤で封止固定される。
【0029】透明電極103と棒状電極125との間に
は、給電回路126が接続され、スイッチ127のオン
・オフ操作に応じて両電極間に所定の電圧が印加された
り電圧印加が停止されたりするようになっている。
【0030】以上の構成により、透明基板102、絶縁
層104、容器本体105、カバー板106で囲まれ、
かつマイクロカプセル108が収容された所定体積の空
間、すなわち後述する液体を満たすための液室を有した
筐体としての容器が形成される。
【0031】次に、上記液室への液体の充填方法を説明
する。まずカバー板106に形成された注入孔106a
を通して、絶縁層104上の撥水膜111の上に第2の
液体122が所定量だけ滴下される。この第2の液体1
22は無色透明で、比重1.06、室温での屈折率1.
49のシリコンオイルが用いられる。
【0032】次に、液室内の残りの空間に、第1の液体
121が充填される。この第1の液体121は、水とエ
チルアルコールが所定比率で混合され、さらに所定量の
食塩が加えられた、比重1.06、室温での屈折率1.
38の電解液である。
【0033】すなわち、第1および第2の液体121,
122には、比重が等しく、かつ互いに混合することの
ない液体が選定される。
【0034】そして、第1の液体121を充填する際に
は、第1の液体121によって液室が満たされたあと、
圧力を印加して更に所定量余分に第1の液体121を注
入する。これにより、マイクロカプセル108内の気泡
108aが上記圧力によって収縮し、マイクロカプセル
108の全体が弾性変形してその体積が減少し、その
分、第1の液体121が余分に充填されることになる。
こうして液質内の圧力が所定値に達したところで第1の
液体121の充填を停止し、カバー板106の上に絞り
板107を接着して光学素子の組み立てが完了する。
【0035】この状態では、両液体121,122は界
面124aを形成し、混ざり合わずにそれぞれが独立し
て液室内に存在する。そしてマイクロカプセル108
は、第2の液体122よりも体積が大きい第1の液体1
21に接しているとともに、両液体121,122に
は、マイクロカプセル108の気泡108aの復元力に
よって所定の圧力が加わっている。
【0036】ここで、光学素子101の周囲温度が上昇
すると、第1および第2の液体121,122が膨張す
るが、これに応じてマイクロカプセル108が収縮する
ため、液体の膨張が吸収される。
【0037】一方、光学素子101の周囲温度が下降す
ると、第1および第2の液体121,122が収縮する
が、これに応じてマイクロカプセル108が膨張するこ
とで、液体121,122の収縮が吸収される。
【0038】そしていずれの場合にも、液体121には
気泡108aの復元力による圧力が付与されるため、液
体に溶解した気体が析出するのを防止できる。
【0039】また、マイクロカプセル108の表面には
防湿コートが施されているため、気泡108a内の気体
が第1の液体121に溶出するのを防止したり、第1の
液体がマイクロカプセル108内に浸透するのを防止し
たりすることができる。
【0040】次に、光学素子101内の液体界面の形状
について説明する。まず、第1の液体121に電圧が印
加されていない場合、界面124aの形状は、両液体間
の界面張力、第1の液体121と絶縁層104との界面
張力、第2の液体122と絶縁層104上の撥水膜11
1との界面張力および第2の液体122の体積で決ま
る。
【0041】本実施形態においては、第2の液体122
の材料であるシリコンオイルと撥水膜111との界面張
力が相対的に小さくなるように材料選定されている。す
なわち両材料間の濡れ性が高いため、第2の液体122
が形成するレンズ状液滴の外縁は広がる性向を持ち、外
縁が撥水膜111の塗布領域に一致したところで安定す
る。
【0042】すなわち、第2の液体122が形成するレ
ンズ底面の直径は、撥水膜111の直径D1に等しい。
【0043】一方、両液体121,122の比重は前述
したように等しいため、重力は作用しない。このため、
界面124aは光軸123を中心とする球面になり、そ
の曲率半径および高さh1は第2の液体122の体積に
より決まる。
【0044】スイッチ127がオン操作され、第1の液
体121に電圧が印加されると、電気毛管現象によって
第1の液体121と絶縁層104との界面張力が減少
し、第1の液体121が疎水膜111の外縁を乗り越え
て疎水膜111内に侵入する。その結果、第2の液体1
22が作るレンズの底面の直径はD1からD2に減少
し、球状の界面124aは124bのように盛り上が
り、高さはh1からh2に増加する。
【0045】このように第1の液体121への電圧印加
によって、2種類の液体121,122の界面が絶縁層
104と交わる点で、界面張力の釣り合いが変化して両
液体間の界面の形状が変わる。
【0046】よって、給電回路126の電圧制御によっ
て界面124の形状を自在に変えることができる。ま
た、第1および第2の液体121,122が異なる屈折
率を有しているため、光学レンズとしてのパワーが付与
されることになり、光学素子101の焦点距離を界面1
24の形状変化、つまりは印加電圧値によって変化させ
ることができる。
【0047】また、本実施形態では、第2の液体122
よりも第1の液体121の体積が大きいため、温度変化
に伴う体積変化量の大半は、第1の液体121の量に支
配される。このため、前述したように、液体の体積変化
を吸収するマイクロカプセル108は第1の液体121
に接する位置に設けられている。この結果、2種類の液
体121,122の体積変化が生じても、界面124a
の形状変化が少なく、光学素子101の焦点距離変動を
少なくすることができる。
【0048】なお、マイクロカプセルの製法は上記方法
に限定されるものではなく、他の方法で製造してもよ
い。
【0049】(第2実施形態)上記第1実施形態では、
光学素子を構成する液体の体積変化を吸収する気体封入
部材として、高分子マトリクス内に中空粒子である気泡
を分散させたマイクロカプセルを用いた場合について説
明したが、本実施形態では、図2に示すように、互いに
接合される2枚のフィルム間に気体を封入したエアシー
ト部材208を用いている。
【0050】図2において、201は本実施形態の光学
素子の全体を示している。202は中央に凹部を設けた
透明アクリル製の透明基板であり、第1実施形態と同様
にその上面には、酸化インジウムスズ製の透明電極(I
TO)203と透明アクリル製の絶縁層204が密着し
て設けられ、さらに直径D1の範囲内に撥水処理剤が塗
布され、撥水層211が形成される。
【0051】絶縁層204の外周部上面には、遮光性を
有した円筒型の容器本体205が接着固定されている。
容器本体205の内側には、気室を有した帯状のエアシ
ート部材208がリング状に貼り付けられている。
【0052】エアシート部材208は、一般にいわゆる
エアキャップシートと称されるものであり、多数の凸部
を形成したエアキャップフィルムと平坦なバックフィル
ムとを重ね、両フィルムを接着あるいは熱溶着すること
で、エアキャップフィルムの凸部内に空気が封じ込めら
れた気体室208aが形成される。このようにして製造
されたエアシート部材208の表面全体には、アルミニ
ウムが蒸着されて防湿コートが形成されている。
【0053】容器本体205の上端には、第1実施形態
と同様のカバー板206が接着され、棒状電極225、
給電回路226およびスイッチ227がそれぞれ取り付
け又は接続される。
【0054】以上の構成により、透明基板202、絶縁
層204、容器本体205およびカバー板206で囲ま
れた所定体積の空間、すなわち液室を有した筐体として
の容器が形成される。
【0055】次に上記液室への液体の充填方法を説明す
る。まず、カバー板206の注入孔206aを通して、
絶縁層204上の撥水膜211の上に、第1実施形態と
同様の第2の液体222が所定量だけ滴下される。その
後、液室内の残りの空間に第1実施形態と同様の第1の
液体221が充填される。そして、第1の液体221を
充填する際に、第1の液体221によって液室が満たさ
れたあと、圧力を印加して更に所定量余分に第1の液体
221を注入する。これにより、エアシート部材208
内の気体室208aが上記圧力によって収縮し、その
分、第1の液体221を余分に充填することができる。
【0056】そして、容器内の圧力が所定値に達したと
ころで第1の液体221の充填を停止し、カバー板20
6の上に絞り板207を接着して光学素子の組み立てが
完了する。
【0057】この状態では、両液体221,222は光
軸223を中心とする球面形状の界面224aを形成
し、互いに混ざり合わずにそれぞれが独立して液室内に
存在する。そしてエアシート部材208は、第2の液体
222よりも体積が大きい第1の液体221に接してい
るとともに、両液体221,222には、気体室208
aの復元力によって所定の圧力が加わっている。
【0058】ここで、光学素子201の周囲温度が上昇
すると、第1および第2の液体221,222が膨張す
るが、気体室208aが収縮することで、液体の膨張が
吸収される。
【0059】また、光学素子201の周囲温度が下降す
ると、第1および第2の液体221,222は収縮する
が、気体室208aが膨張することで、液体の収縮が吸
収される。そしていずれの場合にも、液体には気体室2
08aの復元力による圧力が付与されるため、液体に溶
解した気体が析出するのを防止できる。
【0060】また、エアシート部材208の表面には防
湿コートが施されているため、気体室208a内の気体
が第1の液体221に溶出したり、第1の液体221が
気体室208a内に浸透したりするのが防止される。
【0061】光学素子201内の液体同士の界面224
aは、第1実施形態と同様のメカニズムで球状の界面を
形成し、給電回路226によって電圧が印加されると、
界面は224bのように変形する。これにより、光学素
子201の焦点距離が変化する。
【0062】また、本実施形態でも、第2の液体222
よりも第1の液体221の体積が大きいため、温度変化
に伴う体積変化量の大半は、第1の液体221の量に支
配される。このため、体積変化を吸収するエアシート部
材208は第1の液体221に接する位置に設けられて
いる。この結果、2種類の液体に体積変化が生じても、
界面224aの形状変化が少なく、光学素子の焦点距離
変動を少なくすることができる。
【0063】なお、上記各実施形態では、全体として略
円筒型に構成された光学素子について説明したが、本発
明は略矩形筒型や略多角筒型に構成された光学素子にも
適用することができる。
【0064】(第3実施形態)図3には、上記第1およ
び第2実施形態にて説明した光学素子101,201
を、光学機器に応用した場合の光学機器の構成を示して
いる。本実施形態では、光学機器150として、静止画
像を撮像素子によって電気信号に光電変換し、これをデ
ジタルデータとして記録する、いわゆるデジタルスチル
カメラを例として説明する。
【0065】140は複数のレンズ群からなる撮影光学
系(結像光学系)であり、第1レンズ群141と、第2
レンズ群142と、光学素子101,201とにより構
成される。この撮影光学系140では、第1レンズ群1
41の光軸方向の進退によって焦点調節がなされ、光学
素子101,201の光学パワー変化によってズーミン
グがなされる。
【0066】なお、撮影光学系のズーミングを行うに
は、通常は複数のレンズ群のパワー変化や群の移動が必
要であるが、本実施形態では、光学素子101,201
のパワー変化でズーミング動作を代表させている。
【0067】第2レンズ群142は移動しないリレーレ
ンズ群である。そして、第1レンズ群141と第2レン
ズ群142の間に光学素子201が配置され、第1レン
ズ群141と光学素子101,201との間には、絞り
開口径を変化させて撮影光束の光量を調節する絞りユニ
ット143が配置されている。
【0068】また、撮影光学系140の焦点位置(予定
結像面)には、撮像素子144が配置されている。この
撮像素子144は、照射された光エネルギを電荷に変換
する複数の光電変換部と、この電荷を蓄える電荷蓄積部
と、この電荷を転送して外部に送出する電荷転送部とか
らなる2次元CCDやCMOS等の光電変換素子が用い
られる。
【0069】145は画像信号処理回路で、撮像素子1
44から入力されたアナログの画像信号をA/D変換
し、デジタル画像信号に対してAGC制御、ホワイトバ
ランス、γ補正、エッジ強調等の画像処理を施す。
【0070】151は液晶ディスプレイ等の表示器で、
撮像素子144を通じて得られた被写体の画像データや
本光学機器150の動作状況等を示す情報を表示する。
【0071】152はCPU130をスリープ状態から
プログラム実行状態に起動するメインスイッチである。
153aおよび153bはそれぞれ、ワイド側およびテ
レ側のズームスイッチで、撮影者の操作に応じて後述す
る変倍動作を行なわせ、撮影光学系140の焦点距離を
変更させる。
【0072】154は上記スイッチ以外の操作スイッチ
群で、撮影準備スイッチ、撮影開始スイッチ、シャッタ
ー秒時等を設定する撮影条件設定スイッチ等で構成され
る。
【0073】155は焦点検出ユニットであり、一眼レ
フカメラに用いられる位相差検出方式の焦点検出ユニッ
ト等が好適である。
【0074】156はフォーカス駆動ユニットであり、
第1レンズ群141を光軸方向に進退させるアクチュエ
ータとドライバ回路とを含み、焦点検出ユニット155
で演算されたフォーカス信号に基づいてフォーカス駆動
を行ない、撮影光学系140の焦点調節を行う。
【0075】157はメモリであり、撮影された画像信
号を記録する。具体的には、着脱可能なPCカード型の
フラッシュメモリ等が好適である。
【0076】図4には、図3に示した光学機器150が
有するCPU130の制御フローチャートである。ま
ず、ステップS101において、メインスイッチ152
がオン操作されたかどうかを判別し、オン操作されてい
ない時は、そのまま各種スイッチの操作を待つ待機モー
ドとなる。ステップS101においてメインスイッチ1
52がオン操作されたと判定すると、待機モードを解除
し、次のステップS102以降へと進む。
【0077】ステップS102では、撮影者による撮影
条件の設定を受け付ける。例えば、露出制御モードの設
定(シャッター優先AE、プログラムAE等)や画質モ
ード(記録画素数の大小、画像圧縮率の大小等)、スト
ロボモード(強制発光、発光禁止等)等の設定を受け付
ける。
【0078】ステップS103では、撮影者によってワ
イド(W)側ズームスイッチ153aが操作されたか否
かを判別する。操作されていない場合はステップS10
4に進む。ここでワイド側ズームスイッチ153aが操
作された場合は、ステップS121に移行する。
【0079】ステップS121では、ワイド側ズームス
イッチ153aの操作量(操作方向やオン時間等)を検
出し、ステップS122では、その操作量に基づいて対
応する焦点距離変化量を演算する。そして、ステップS
123では、この演算結果に応じて光学素子101,2
01への印加電圧量を決定し、次のステップS124
で、給電回路131の出力電圧を制御して光学素子10
1,201に当該電圧を印加する。そしてステップS1
02へ戻る。
【0080】つまり、ワイド側ズームスイッチ153a
が操作され続けている場合は、ステップS102からス
テップS124を繰り返し実行し、ワイド側ズームスイ
ッチ153aのオン操作が終了した時点でステップS1
04へと移行する。
【0081】ステップS104では、撮影者によってテ
レ(T)側ズームスイッチ153bが操作されたか否か
を判別する。操作されていない場合はステップS105
に進む。ここでテレ側ズームスイッチ153bが操作さ
れた場合は、ステップS121に移行する。
【0082】ステップS121では、テレ側ズームスイ
ッチ153bの操作量(操作方向やオン時間等)を検出
し、ステップS122では、その操作量に基づいて対応
する焦点距離変化量を演算する。そして、ステップS1
23では、その演算結果に応じて光学素子101,20
1への印加電圧量を決定し、次のステップS124にて
給電回路131の出力電圧を制御して光学素子101,
201に電圧を印加する。そしてステップS102へ戻
る。
【0083】つまり、テレ側ズームスイッチ153bが
操作され続けている場合は、ステップS102からステ
ップS124を繰り返し実行し、テレ側ズームスイッチ
153bのオン操作が終了した時点でステップS105
へと移行する。
【0084】ステップS105では、撮影者によって操
作スイッチ群154のうち、撮影準備スイッチ(図4の
フローチャートではSW1と記す)のオン操作が行われ
たか否かを判別する。オン操作されていない場合はステ
ップS102に戻り、撮影条件設定の受け付けや、ズー
ムスイッチ153の操作の判別を繰り返す。ステップS
105で撮影準備スイッチがオン操作されたと判定した
ときは、ステップS111へ移行する。
【0085】ステップS111では、撮像素子144お
よび信号処理回路145を駆動して、プレビュー画像を
取得する。プレビュー画像とは、最終記録用画像の撮影
条件を適切に設定するため、および撮影者に撮影構図を
把握させるために撮影前に取得する画像のことである。
【0086】ステップS112では、ステップS111
で取得したプレビュー画像の受光レベルを認識する。具
体的には、撮像素子144が出力する画像信号におい
て、最高、最低および平均の出力信号レベルを演算し、
撮像素子144に入射する光量を認識する。
【0087】ステップS113では、ステップS112
で認識した受光量に基いて、撮影光学系140内に設け
られた絞りユニット143を駆動して適正光量になるよ
うに絞りユニット143の開口径を調整する。
【0088】ステップS114では、ステップS111
で取得したプレビュー画像を表示器151に表示する。
続いてステップS115では、焦点検出ユニット155
を用いて撮影光学系140の焦点調節状態を検出する。
続いてステップS116では、フォーカス駆動ユニット
156により、第1レンズ群141を光軸方向に進退さ
せて合焦動作を行う。
【0089】その後、ステップS117に進み、撮影ス
イッチ(フローチャートではSW2と記す)のオン操作
がなされたか否かを判別する。オン操作されていない時
はステップS111に戻り、プレビュー画像の取得から
フォーカス駆動までのステップを繰り返し実行する。
【0090】以上のようにして撮影準備動作を繰り返し
実行している最中に、撮影者が撮影スイッチをオン操作
すると、ステップS117からステップS131にジャ
ンプする。
【0091】ステップS131では撮像を行う。すなわ
ち、撮像素子144上に結像した被写体像を光電変換さ
せ、光学像の強度に比例した電荷を各受光部近傍の電荷
蓄積部に蓄積させる。ステップS132では、ステップ
S131で蓄積された電荷を電荷転送ラインを介して読
み出し、読み出しされたアナログ信号を信号処理回路1
45に入力させる。
【0092】ステップS133では、信号処理回路14
5に、入力されたアナログ画像信号をA/D変換させ、
AGC制御、ホワイトバランス、γ補正、エッジ強調等
の画像処理を行わせ、さらに必要に応じてCPU130
内に記憶された画像圧縮プログラムでJPEG圧縮等を
施す。
【0093】ステップS134では、上記ステップS1
33で得られた画像信号をメモリ157に記録すると同
時に、ステップS135にて一旦プレビュー画像を消去
した後に、ステップS133で得られた画像信号を表示
器151に改めて表示する。その後、ステップS136
で、給電回路131を制御して光学素子101,201
への電圧印加をオフし、一連の撮影動作を終了する。
【0094】なお、本実施形態では、光学素子を備えた
光学機器の一例としてデジタルスチルカメラを取り挙げ
たが、それ以外のビデオカメラや銀塩カメラ等にも光学
素子を用いることができる。
【0095】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
弾性変形によって体積が可変である気体封入部材を液体
とともに容器内に収容したので、容器の全周を固体構造
とすることができる。したがって、液体の密封信頼性を
低下させずに液体の体積変化を吸収することができる。
【0096】特に単なる弾性部材ではなく気体を封入し
た部材を容器内に収容することで、液体にわずかな体積
変化が生じた場合でも弾性変形可能となり、そのわずか
な体積変化をも確実に吸収することができる。
【0097】また、上記液体として、導電性又は有極性
を有する第1の液体と、この第1の液体と混合しない第
2の液体とが容器内に収容されている場合には、上記気
体封入部材を、第1および第2の液体のうち体積が大き
い側の液体に接するように配置すれば、2つの液体に体
積変化が生じても、これらの界面の形状変化を少なくす
ることが可能となり、光学素子の焦点距離変動を少なく
することができる。
【0098】さらに、気体封入部材の表面に、気体およ
び液体の透過を防止するための処理を施すようにすれ
ば、気体封入部材の性能劣化や光学素子の光学特性変化
を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態である光学素子の断面図
である。
【図2】本発明の第2実施形態である光学素子の断面図
である。
【図3】本発明の第3実施形態である光学機器の構成図
である。
【図4】上記光学機器の動作フローチャートである。
【符号の説明】
101,201 光学素子 102,202 透明基板 103,203 透明電極 104,204 絶縁層 105,205 容器本体 106,206 上カバー 108 マイクロカプセル 108a 気泡(中空粒子) 121,221 第1の液体 122,222 第2の液体 123,223 光軸 124,224 界面 125,225 棒状電極 126,226 給電回路 208 エアシート部材 208a 気体室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/225 G02B 7/04 D E (72)発明者 川浪 英利子 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2H044 AA20 AC00 BF01 DA01 DA02 DB00 EF05 5C022 AB21 AB43 AC54 AC74

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器内に液体を密封収容した光学素子で
    あって、 前記容器内に、気体を封入した弾性変形可能な気体封入
    部材が、前記液体とともに収容されていることを特徴と
    する光学素子。
  2. 【請求項2】 前記液体として、導電性又は有極性を有
    する第1の液体と、この第1の液体と混合しない第2の
    液体とが前記容器内に収容されており、 前記気体封入部材が、前記第1および第2の液体のうち
    体積が大きい側の液体に接していることを特徴とする請
    求項1に記載の光学素子。
  3. 【請求項3】 前記気体封入部材が、内部に気泡が分散
    配置された高分子マトリクスにより構成されていること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の光学素子。
  4. 【請求項4】 前記気体封入部材が、相互に接合された
    フィルム状の2枚の弾性部材の間に気体を封入して構成
    されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の光
    学素子。
  5. 【請求項5】 前記気体封入部材の表面に、気体および
    液体の透過を防止するための処理が施されていることを
    特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の光学素
    子。
  6. 【請求項6】 請求項1から5のいずれかに記載の光学
    素子を備えたことを特徴とする光学機器。
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