JP2003057389A - 原子力発電所の圧縮空気供給システム - Google Patents

原子力発電所の圧縮空気供給システム

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Abstract

(57)【要約】 【課題】IA系,SA系供給設備の信頼性向上と供給設
備の設備仕様及び運転性の経済性を同時に向上可能な原
子力発電所の圧縮空気供給システムを提供する。 【解決手段】計装用系及び所内用系の空気圧縮機26
と、後部冷却器27が接続された気水分離器28と、そ
の下流に流入空気を分配する中空糸膜入口エアヘッダ3
1、並列に並んだ中空糸膜エレメント30、中空糸膜出
口エアヘッダ32、中空糸膜で除去された湿分を系外に
放出するためのブリード用空気制御部45を備えた中空
糸膜除湿ユニット29にて構成される圧縮空気供給設備
を複数系統並列に設け、さらにその下流に空気貯槽33
及び機器接続配管34,35を配置した原子力発電所の
圧縮空気供給システムであって、低負荷時に圧縮機内に
滞留するドレンを連続排気する大気放出ライン41と中
空糸膜除湿装置ユニットの中空糸膜で除去された湿分を
系外に放出する連続ブリードラインを前記中空糸膜除湿
ユニット側に設けて統合しているので、設備構成が簡略
化される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は原子力発電プラント
の所内及び計装用の圧縮空気供給システムに関する。
【0002】
【従来の技術】原子力プラントにおける計装用空気系
(以下IA系と略す。)は主に空気作動弁及び計装制御
機器の作動等にオイルレスでかつ除湿、除塵された圧縮
空気を供給するための系統である。
【0003】また、原子力プラントにおける所内空気系
(以下SA系と略す。)は主に各建屋内外の脱塩装置、
濾過装置の再生・逆洗及び空気作動工具等に必要な圧縮
空気を供給するための系統である。
【0004】そこで、まずIA系の系統構成について図
3を参照しながら説明する。この系統は図に示すように
並列に2系統の空気圧縮機系列を有し、それぞれの系統
には空気圧縮機6と後部冷却器7が接続された気水分離
器8及び機器接続配管から構成されている。気水分離器
8から下流側は合流して空気貯槽9に接続され、この空
気貯槽9の下流側は再び2系統に分岐して除湿装置10
に接続され、その下流側は再び合流して各負荷先へ供給
する構成となっている。なお、空気貯槽9内の空気はそ
の一部を圧縮機制御用空気20として使用される。そし
て、IA系の設備仕様としては、1系列100%容量と
し片系列を予備機としている。
【0005】次に、IA系の運転状態はプラント通常運
転中が最も負荷率が高く平均40〜60%程度である
が、プラント定期点検中においては負荷率が10〜20
%程度と非常に低いため、長期間のアンロード運転状態
となることから機器内にドレンが滞留し、発錆を起因と
した作動不良を招く可能性がある。この対策として、空
気圧縮機6と後部冷却器7の間に連続排気する目的で大
気放出ライン18が接続されている。
【0006】次に、IA系除湿装置10の機能について
説明する。IA系除湿装置10は空気貯槽9の出口から
の飽和湿り空気を中空糸膜除湿ユニット入口の濾過部1
1に流入させる。この濾過部11は流入した飽和湿り空
気をプロセスの負荷である計測制御機器の使用に支障の
ない程度まで除塵する。濾過部11で除塵されたプロセ
ス空気は、中空糸膜エレメント13を備えた除湿部に流
入する。
【0007】除湿部は、中空糸膜エレメント13に均一
に空気を分配する中空糸膜入口エアヘッダ12と並列に
並んだ中空糸膜エレメント13及び中空糸膜出口エアヘ
ッダ15で構成されている。除湿部に流入したプロセス
空気は中空糸膜エレメント13にて除湿され、乾燥空気
として中空糸膜出口エアヘッダ15に流出し、プラント
内に計装用空気として供給される。この時の出口露点は
露点要求の最も高い特定負荷の要求値露点−40℃以上
(低露点)を満足するようにしている。
【0008】一方、中空糸膜除湿ユニットを経て乾燥し
た空気の一部は、中空糸膜で除去された湿分を系外に放
出するために必要とされるブリード(大気放出)用空気
としてブリード用空気制御部16に分岐される。ブリー
ド用空気量は定格除湿流量に対して15〜20%程度必
要となる。
【0009】ブリード用空気制御部16はブリード用空
気遮断弁14と中空糸膜エレメントにブリード用空気を
供給するためのブリード用空気配管にて構成され、ブリ
ード用空気配管を経て中空糸膜エレメントにブリード空
気が供給され、中空糸膜で除去された湿分と共にブリー
ド(大気放出)ライン19から系外に放出される。
【0010】次にSA系の系統構成について図3を参照
しながら説明する。この系統は図に示したように並列に
2系統の空気圧縮機系列を有し、各々の系統には空気圧
縮機1と後部冷却器2が接続された気水分離器3及び機
器接続配管から構成されている。気水分離器3から下流
側は合流し空気貯槽4を経て各負荷先へ供給する構成と
なっている。なお、空気貯槽4の空気はその一部を圧縮
機制御用空気5として使用される。そして、SA系の設
備仕様としては、1系列50%容量とし2系列100%
容量としており、片系列を常用待機機(負荷率の上昇に
伴い、片系列自動起動)としている。
【0011】SA系の運転状態は、IA系と逆にプラン
ト通常運転は負荷率が低く一台当たり平均5〜10%程
度でしかなく、プラント定期点検中においては最大負荷
率が1台目が100%であり、2台目が10〜40%程
度まで上昇する。プラント通常運転中は長期間のアンロ
ード運転状態となることから機器内にドレンが滞留し、
発錆を起因とした作動不良を招く可能性がある。この対
策として、IA系と同様に空気圧縮機と後部冷却器の間
に連続排気する目的で大気放出ライン17が接続されて
いる。
【0012】なお、IA系,SA系の空気圧縮機は貯槽
内圧力にて加圧(ロード運転)/無負荷(アンロード運
転)の運転制御が行われている。さらに、IA系とSA
系は各々のバックアップとして、空気貯槽4,9の下流
側を弁21を介してバックアップ配管22にて接続され
ている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、SA系の運
転負荷率はプラント運転中において非常に低いため、長
期間のアンロード運転状態となることから機器内にドレ
ンが滞留し、発錆を起因とした作動不良を招く可能性が
ある。また、IA系はSA系とは逆にプラント定検中の
運転負荷率が非常に低いため、長期間のアンロード運転
状態となることから機器内にドレンが滞留し、発錆を起
因とした作動不良を招く可能性がある。
【0014】さらに、錆による影響として従来の空気圧
縮機の制御用空気は空気貯槽から分岐された乾燥前の飽
和湿り空気を使用しており、空気貯槽内面からの錆等が
混入し圧縮機自体の動作不良を招く可能性がIA系,S
A系両方にある。
【0015】IA系除湿装置の露点性能は、露点要求の
最も高い特定負荷の露点−40℃以上(低露点)を満足す
るようにしているが、本負荷は全体の数パーセントでし
かなく、他の負荷の露点要求は−10℃程度であり、設
備仕様としては不経済なものになっている。
【0016】またIA系中空糸膜除湿装置は、定格除湿
流量の20%程度のブリード空気が常時一定に消費され
るため、現状構成では低負荷時においても定格除湿流量
の20%程度のブリード空気が系外に放出されることに
なり、ブリード量としても不経済なものになっている。
【0017】本発明は上述した事情を考慮してなされた
もので、その課題は、IA系,SA系供給設備の信頼性
向上と供給設備の設備仕様及び運転性の経済性を同時に
向上可能な原子力発電所の圧縮空気供給システムを提供
することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1は、計装用空気系及び所内空気系の空気圧縮
機と、この空気圧縮機の下流側に配設され後部冷却器が
接続された気水分離器と、この気水分離器の下流側に配
設され内部に流入した空気中の湿分を除去する中空糸膜
エレメントを備えた中空糸膜除湿ユニットとから構成さ
れる圧縮空気供給設備を複数系統並列に設け、さらにそ
の下流を合流させて空気貯槽及び機器接続配管を配置し
た低負荷時に前記圧縮機内に滞留するドレンを連続排気
する大気放出ラインと前記中空糸膜除湿装置ユニットの
中空糸膜で除去された湿分を系外に放出する連続ブリー
ドラインを前記中空糸膜除湿ユニット側に設けたことを
特徴とする。
【0019】請求項1によると、圧縮機と後部冷却器間
に設けていた大気放出ラインの機能と中空糸除湿装置ユ
ニットの中空糸膜で除去された湿分を系外に放出するた
めに必要とされる連続ブリードラインの機能を中空糸膜
除湿ユニット側に統合することになり、設備構成の簡略
化が図られる。
【0020】請求項2は、請求項1記載の原子力発電所
の圧縮空気供給システムにおいて、中空糸膜除湿装置ユ
ニットの出口部の露点を検出し、この検出された露点の
推移を基に前記ブリードラインのブリード量を制御する
ことを特徴とする。
【0021】請求項2によると、中空糸除湿装置ユニッ
トの中空糸膜で除去された湿分を系外に放出するために
必要とされる連続ブリードライン(大気放出)の機能に
対して、除湿ユニット出口の露点推移をもしくは空気圧
縮機ロード・アンロード時間からの実際の負荷量の推移
を基にブリードラインのブリード量を制御することで効
率の良いブリード量制御が図られる。
【0022】請求項3は、請求項1記載の原子力発電所
の圧縮空気供給システムにおいて、中空糸膜除湿装置ユ
ニットの中空糸膜で除去された湿分を系外に放出する連
続ブリードラインの空気圧縮機ロード及びアンロード時
間からの負荷率を算定し、実際の負荷量の推移を基に前
記ブリードラインのブリード量を制御することを特徴と
する。請求項3によると、IA系負荷先の必要露点に合
わせて乾燥空気を供給することで除湿装置の仕様を下
げ、かつ効率の良い乾燥空気の使用が図られる。
【0023】請求項4は、請求項1記載の原子力発電所
の圧縮空気供給システムにおいて、前記機器接続配管か
ら分岐した低露点要求の高い特定負荷への接続ラインに
はさらに中空糸膜除湿ユニットを設けて低露点の乾燥空
気を供給することを特徴とする。
【0024】請求項4によると、空気圧縮機の制御用空
気は、これまで圧縮空気系空気貯槽からの空気(飽和湿
り空気)を用いていたが、乾燥空気を使用することにな
るため、制御機器側の信頼性が向上する。
【0025】請求項5は、請求項1記載の原子力発電所
の圧縮空気供給システムにおいて、前記空気貯槽に前記
空気圧縮機の制御装置に接続する配管を接続し、圧縮機
の制御用空気に乾燥空気を使用することを特徴とする。
請求項5によると、SA系供給空気が低露点の乾燥空気
となることで、供給配管内の発錆低減が図られる。
【0026】請求項6は、請求項1記載の原子力発電所
の圧縮空気供給システムにおいて、計装用空気系空気圧
縮装置システムと所内空気系空気圧縮装置システムを1
つのシステムに統合することで所内空気系供給空気が低
露点の乾燥空気となることを特徴とする。請求項6によ
ると、IA系空気圧縮装置システムとSA系空気圧縮装
置システムを1つのシステムに統合し、設備構成を簡略
化できる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図を
参照して説明する。図1は本発明の第1実施形態(請求
項1、請求項2及び請求項4〜請求項6対応)の構成図
である。
【0028】図に示すように、IA,SA系統合の空気
圧縮機26にて加圧された空気は、後部冷却器27で冷
却されてドレンが発生し、そのドレンは気水分離器28
にて処理される。飽和湿り空気となったIA,SA供給
空気は片系列の中空糸膜除湿ユニット29に流入する。
中空糸膜除湿ユニット29にはフィルタが内蔵されてお
り、流入した飽和湿り空気はフィルタ部でプロセスの負
荷である計測制御機器の使用に支障のない程度まで除塵
される。
【0029】フィルタ部で除塵されたプロセス空気は、
中空糸膜エレメント30を備えた除湿部に流入する。除
湿部は中空糸膜エレメント30へ均一に空気を分配する
中空糸膜入口エアヘッダ31と並列に並んだ中空糸膜エ
レメント30及び中空糸膜出口エアヘッダ32にて構成
される。除湿部に流入したプロセス空気は中空糸膜エレ
メント30にて除湿され乾燥空気として中空糸膜出口エ
アヘッダ32に流出し、さらに合流してIA,SA系空
気貯槽33に流入する。一方、中空糸膜除湿ユニット2
9を経て乾燥した空気の一部は、ブリード用空気として
ブリード空気流量調節弁45を介してブリード用空気制
御部39に分岐される。
【0030】この除湿装置のブリード空気は、ブリード
用空気配管を経て中空糸膜エレメント30に供給され、
中空糸膜で除去された湿分と共にブリードライン41か
ら系外に放出されることから従来の技術で示した圧縮機
の発錆を起因とした作動不良防止用の空気圧縮機、後部
冷却器間の連続排気の機能も兼ねている。また、ブリー
ドされる空気量は除湿装置出口に設けられる露点計46
で出口露点を検出し、検出された露点推移を基に演算器
47からの出力信号47aでブリード空気流量調節弁4
5の開度を制御しブリード流量を最適値に制御する。
【0031】IA,SA系空気貯槽33の出口ライン
は、SA供給ライン34及びIA供給ライン35に分割
され、さらにIA供給ライン35上から低露点要求の特
定負荷へ供給するために分岐された専用供給ライン36
には低露点の乾燥空気を発生させるための中空糸膜除湿
ユニット37が設置されている。なお、IA,SA系空
気貯槽33内の空気の一部は圧縮機制御用空気42とし
て使用される。
【0032】従って、IA系には計測制御機器の使用に
支障のない程度まで除湿された高露点の乾燥空気が、S
A系にも高露点の乾燥空気が、さらに移動式炉心内計装
パージ装置等の特定負荷には必要露点を満足した低露点
の乾燥空気が各々に供給されることになる。
【0033】なお、従来のIA,SA系空気圧縮機の容
量は同じであるため、各供給空気の負荷率としては、 プラント運転中 IA(40〜60%)/台 +SA(5〜10%)/台
=45〜70%/台 at 圧縮機1台運転 プラント定検中 IA(10〜20%)/台+SA[1台目(100
%)、2台目(10〜40%)]=1台目(100%)+
2台目(20〜60%)at 圧縮機2台運転 となり、IA,SA系全体を1つの供給システムで賄う
ことができる。
【0034】また、空気貯槽33内面は常時、低露点乾
燥空気の雰囲気となり、空気貯槽内面の発錆が抑制さ
れ、圧縮機制御用としての空気も錆混入の可能性の低
い、清浄な乾燥空気が供給されることになる。さらに、
空気圧縮機26,26および中空糸膜除湿ユニット2
9,29の各々の一台運転の場合は除湿装置切替ライン
40の切替弁40aおよび供給ライン切替弁43,44
を適宜開閉させることによって、切替運転を行うことが
できる。
【0035】図2は本発明の第2実施形態(請求項3対
応)の構成図である。本実施形態が図1の第1実施形態
と相違する構成は、ブリードされる空気量を圧縮機本体
にロード時間とアンロード時間を検出し、その各測定時
間から実際の負荷率及び負荷量を算定する演算器48を
設けている点であり、その他の構成は同一であるので、
同一構成部分には同一符号を付して重複説明は省略す
る。
【0036】本実施形態によると、演算器48からの負
荷量推移の出力信号を基に、ブリード空気流量調節弁4
5の開度を制御し、ブリード流量を最適値に制御するこ
とができる。なお、圧縮機負荷量の算定式は下記のとお
りである。すなわち、 圧縮機負荷量=ロード時間/(ロード時間+アンロード
時間)×圧縮機定格流量 となる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
IA系,SA系供給設備の信頼性向上と供給設備の設備
仕様及び運転経済性の向上可能な原子力発電所の圧縮空
気供給システムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の構成図。
【図2】本発明の第2実施形態の構成図。
【図3】従来の原子力プラントにおける圧縮空気供給シ
ステムの構成図。
【符号の説明】 1…SA系空気圧縮機、2…後部冷却器、3…気水分離
器、4…空気貯槽、5…圧縮機制御空気、6…IA系空
気圧縮機、7…後部冷却器、8…気水分離器、9…空気
貯槽、10…IA系除湿装置、11…濾過部、12…中
空糸膜入口エアヘッダ、13…中空糸膜エレメント、1
4…ブリード用空気遮断弁、15…中空糸膜出口エアヘ
ッダ、16…ブリード用空気制御部、19…ブリード
(大気放出)ライン、26…IA,SA系空気圧縮機、
27…後部冷却器、28…気水分離器、29…中空系膜
除湿ユニット、30…中空糸膜エレメント、31…中空
糸膜入口エアヘッダ、32…中空糸膜出口エアヘッダ、
33…IA,SA系空気貯槽、34…SA供給ライン、
35…IA供給ライン、36…専用供給ライン、37…
中空糸膜除湿ユニット、39…ブリード用空気制御部、
40…除湿装置切替ライン、41…ブリードライン、4
3,44…供給ライン切替弁、45…ブリード空気流量
調節弁、46…露点計、47…演算器(露点温度信号−
弁開度信号変換)、48…演算器(圧縮機負荷量信号−
弁開度信号変換)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3J071 AA04 BB03 BB14 CC11 DD22 FF07 4D006 GA41 HA02 KA01 KB30 MA01 PB17 PB65 PC72 PC80 4D052 AA01 EA01 GA01 GA03 GB07

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計装用空気系及び所内空気系の空気圧縮
    機と、この空気圧縮機の下流側に配設され後部冷却器が
    接続された気水分離器と、この気水分離器の下流側に配
    設され内部に流入した空気中の湿分を除去する中空糸膜
    エレメントを備えた中空糸膜除湿ユニットとから構成さ
    れる圧縮空気供給設備を複数系統並列に設け、さらにそ
    の下流を合流させて空気貯槽及び機器接続配管を配置し
    低負荷時に前記圧縮機内に滞留するドレンを連続排気す
    る大気放出ラインと前記中空糸膜除湿装置ユニットの中
    空糸膜で除去された湿分を系外に放出する連続ブリード
    ラインを前記中空糸膜除湿ユニット側に設けたことを特
    徴とした原子力発電所の空気圧縮供給システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の原子力発電所の圧縮空気
    供給システムにおいて、中空糸膜除湿装置ユニットの出
    口部の露点を検出し、この検出された露点の推移を基に
    前記ブリードラインのブリード量を制御することを特徴
    とした原子力発電所の圧縮空気供給システム。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の原子力発電所の圧縮空気
    供給システムにおいて、中空糸膜除湿装置ユニットの中
    空糸膜で除去された湿分を系外に放出する連続ブリード
    ラインの空気圧縮機ロード及びアンロード時間からの負
    荷率を算定し、実際の負荷量の推移を基に前記ブリード
    ラインのブリード量を制御することを特徴とした原子力
    発電所の圧縮空気供給システム。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の原子力発電所の圧縮空気
    供給システムにおいて、前記機器接続配管から分岐した
    低露点要求の高い特定負荷への接続ラインにはさらに中
    空糸膜除湿ユニットを設けて低露点の乾燥空気を供給す
    ることを特徴とした原子力発電所の圧縮空気供給システ
    ム。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の原子力発電所の圧縮空気
    供給システムにおいて、前記空気貯槽に前記空気圧縮機
    の制御装置に接続する配管を接続し、圧縮機の制御用空
    気に乾燥空気を使用することを特徴とした原子力発電所
    の圧縮空気供給システム。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の原子力発電所の圧縮空気
    供給システムにおいて、計装用空気系空気圧縮装置シス
    テムと所内空気系空気圧縮装置システムを1つのシステ
    ムに統合することで所内空気系供給空気が低露点の乾燥
    空気となることを特徴とした原子力発電所の圧縮空気供
    給システム。
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