JP2003057184A - 六価クロムの定量方法 - Google Patents

六価クロムの定量方法

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chromium
hexavalent chromium
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nacl aqueous
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Naoto Kamiyasu
直登 上安
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 六価クロムを簡便かつ正確に定量できる六価
クロムの定量方法を提供すること。 【解決手段】 本発明の六価クロムの定量方法は、クロ
ム含有化合物をNaCl水溶液中に保持してNaCl水
溶液にクロム含有化合物から六価クロムを溶出させる溶
出工程と、六価クロムが溶出したNaCl水溶液中のC
r元素を発光分光分析により定量する定量工程と、を有
することを特徴とする。本発明の六価クロムの定量方法
は、正確な定量を行うことができる効果を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クロム含有化合物
中に含まれる六価クロム量を定量する六価クロムの定量
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、環境問題への関心が高まってきて
いる。この関心の高まりにともない、人体および環境に
対して高負荷な物質の排出が規制されるようになった。
この有害な物質の一つとして、六価クロムがある。
【0003】この六価クロムの排出に関する規制とし
て、たとえば、欧州ELV規制がある。この欧州ELV
規制は、2003年7月以降、自動車における六価クロ
ムの使用量を2g/台以下にすることを掲げている。
【0004】ここで、自動車に使用される六価クロム
は、クロムメッキ等の処理被膜中に含まれている。この
クロムメッキは、ボルトなどの金属部材の防錆処理とし
て施されている。
【0005】また、六価クロムの使用の規制を有効なも
のとするために、六価クロムの使用量を正確に測定する
ことが求められている。
【0006】従来の六価クロムの定量は、たとえば、六
価クロムが溶出した試料水を硫酸酸性としてジフェニル
カルバジドを添加して発色させ、この溶液の吸光度を測
定することで行われていた。
【0007】しかしながら、この吸光度を測定する定量
方法では、六価クロム量の正確な定量が困難であった。
すなわち、試料水中に六価クロム以外の浮遊物、沈殿物
などからなる副生成物が存在すると、この副生成物に六
価クロムが吸着されて、正確な測定値が得られなくなっ
ていた。
【0008】副生成物に六価クロムが吸着することを防
ぐことを目的として、副生成物が生成した試料水に強酸
を添加する方法がある。すなわち、強酸を添加して、副
生成物を溶解させる。
【0009】しかしながら、この強酸を添加する方法で
は、試料水中の六価クロムが三価クロムに変化するた
め、正確な定量が困難であった。すなわち、吸光度を用
いた測定方法は、六価クロムを測定する方法であり、三
価クロムの測定はできないためである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記実情に鑑
みてなされたものであり、六価クロムを簡便かつ正確に
定量できる六価クロムの定量方法を提供することを課題
とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明者は、NaCl水溶液中にクロム含有化合物を
保持すると六価クロムのみがクロム含有化合物からNa
Cl水溶液に溶出することに着目し、NaCl水溶液に
六価クロムのみを溶出させてこのNaCl水溶液中のC
r元素を定量する方法とすることで上記課題を解決でき
ることを見出した。
【0012】すなわち、本発明の六価クロムの定量方法
は、クロム含有化合物をNaCl水溶液中に保持してN
aCl水溶液にクロム含有化合物から六価クロムを溶出
させる溶出工程と、六価クロムが溶出したNaCl水溶
液中のCr元素を発光分光分析により定量する定量工程
と、を有することを特徴とする。
【0013】本発明の六価クロムの定量方法は、NaC
l水溶液にクロム含有化合物から六価クロムのみを溶出
させて定量を行っているため、三価クロムによる定量値
の変化が抑えられている。また、本発明の六価クロムの
定量方法は、溶出した六価クロムをクロム元素として定
量するため、六価クロムを三価のクロムに価数を変化さ
せても定量を行うことができる。
【0014】すなわち、本発明の六価クロムの定量方法
は、正確な定量を行うことができる効果を有する。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の定量方法は、溶出工程
と、定量工程と、を有する。
【0016】溶出工程は、クロム含有化合物をNaCl
水溶液中に保持してNaCl水溶液にクロム含有化合物
から六価クロムを溶出させる工程である。クロム含有化
合物をNaCl水溶液中に保持することで、クロム含有
化合物中に含まれる六価クロムのみが溶出する。すなわ
ち、環境への負荷が生じない三価クロムはNaCl水溶
液に溶出しない。また、クロム含有化合物は、六価クロ
ムを溶出させた後にNaCl水溶液から取り出される。
【0017】なお、クロム含有化合物とは、クロム元素
を含有した固体部材である。このような固体部材として
は、たとえば、クロムメッキが施された部材をあげるこ
とができる。
【0018】定量工程は、六価クロムが溶出したNaC
l水溶液中のCr元素を発光分光分析により定量する工
程である。すなわち、六価クロムが溶出したNaCl水
溶液中のCr元素を定量することでクロム含有化合物に
含まれる六価クロムを定量することができる。
【0019】なお、発光分光分析は、溶液中に含まれる
元素を定量することができる分析方法である。さらに、
発光分光分析は、NaCl水溶液中のクロム元素を定量
するため、水溶液に溶出した六価クロムが三価クロムに
変化を生じても、定量を行うことができる。
【0020】詳しくは、NaCl水溶液には六価クロム
のみが溶出しているため、NaCl水溶液中に存在する
クロム元素は六価クロムのみである。発光分光分析によ
りNaCl水溶液中のクロム元素を定量すると、NaC
l水溶液に溶出した六価クロムを定量できる。NaCl
水溶液中に溶出した六価クロムが定量されることで、ク
ロム含有化合物からの六価クロムの溶出量、すなわち、
クロム含有化合物の六価クロムの含有量を得ることがで
きる。
【0021】発光分光分析は、アーク、スパークまたは
高周波放電などにより励起された原子やイオンの外側電
子が低いエネルギー準位に再び遷移するとき発する光を
測定することで分析を行う分析方法であり、元素の原子
構造に特有なスペクトル線の波長位置から定性分析を強
度から定量分析を行うことができる。
【0022】さらに、発光分光分析は、吸光度や滴定を
用いた測定方法と比較して簡便かつ正確に測定を行うこ
とができる効果を有する。
【0023】定量工程は、六価クロムが溶出したNaC
l水溶液に水を添加して所望の体積に調整した後に発光
分光分析によりCr元素を定量することが好ましい。N
aCl水溶液に水を添加して体積を調整することで、N
aCl水溶液中のCr元素量の算出が容易となる。すな
わち、発光分光分析は微量の水溶液を採取し、この微量
の水溶液中のCr元素量を測定するため、NaCl水溶
液全体中に含まれるCr元素量は、測定されたCr元素
量から算出して求められる。このため、NaCl水溶液
の全体量を100mlといった計算の容易な量としてお
くことで、NaCl水溶液中のCr元素量の算出が容易
となる。
【0024】六価クロムが溶出したNaCl水溶液は、
酸あるいは塩基が添加されることが好ましい。酸あるい
は塩基が添加されることで、NaCl水溶液中に生じた
副生成物を溶解させることができる。詳しくは、クロム
含有化合物をNaCl水溶液中に保持すると、クロム含
有化合物の材質によっては白さび等の浮遊物や鉄さび等
の沈殿物よりなる副生成物がNaCl水溶液中に生じ
る。この副生成物は、NaCl水溶液に溶出した六価ク
ロムを吸着し、正確なクロムの定量を阻害していた。こ
のため、NaCl水溶液中に酸あるいは塩基を添加する
ことで、この副生成物を溶解させ、クロムの正確な定量
を行うことができるようになる。
【0025】また、酸あるいは塩基を添加することで、
NaCl水溶液に溶出した六価クロムの価数が変化を生
じてもよい。すなわち、本発明の定量方法は、NaCl
水溶液に溶出した六価クロムをクロム元素として定量し
ているため、酸あるいは塩基を添加してNaCl水溶液
に溶出した六価クロムが三価のクロムに変化しても、N
aCl水溶液に溶出したクロム元素量が変化を生じない
ため、問題なくクロム量の定量を行うことができる。
【0026】六価クロムが溶出したNaCl水溶液に添
加される酸あるいは塩基は、副生成物を溶解させること
ができれば、特に限定されるものではない。すなわち、
従来の吸光度を用いた測定方法では、測定される溶液の
pHの調整が要求されるが、本発明の測定方法において
は、このpH調整を必要としないため、NaCl水溶液
中に生成した副生成物を溶解させることができる酸ある
いは塩基であればよい。好ましくは、容易に副生成物を
溶解させることができる強酸あるいは強塩基である。添
加される酸として、たとえば、塩酸をあげることができ
る。
【0027】発光分光分析は、ICP発光分光分析であ
ることが好ましい。ICP発光分光分析は、誘導結合高
周波プラズマ(inductively couple
dplasma)放電を利用した発光分光分析法であ
り、クロム元素の正確な定量ができる。また、このIC
P発光分光分析は、通常のICP発光分光分析装置を用
いて行うことができる。
【0028】クロム含有化合物は、複数のNaCl水溶
液中に保持されることが好ましい。ここで、クロム含有
化合物が複数のNaCl水溶液中に保持されたときに
は、複数のNaCl水溶液のそれぞれに含まれる六価ク
ロム量を定量し、それぞれのNaCl水溶液に含まれる
六価クロム量の合計量を算出することで、クロム含有化
合物中に含まれる六価クロム量を定量する。
【0029】複数のNaCl水溶液中にクロム含有化合
物が保持され、それぞれのNaCl水溶液に含まれる六
価クロム量を定量することで、クロム含有化合物中の六
価クロムの定量がより正確になる。
【0030】すなわち、複数のNaCl水溶液中にクロ
ム含有化合物を保持することで、溶出した六価クロムが
NaCl水溶液中で飽和しても、いずれかのNaCl水
溶液に六価クロムが溶出するようになる。このため、複
数のNaCl水溶液のすべてを定量し、合計量を算出す
ることで、クロム含有化合物に含まれる六価クロム量を
より正確に定量できる。
【0031】溶出工程において、NaCl水溶液中での
クロム含有化合物の保持される時間は、特に限定される
のもではない。すなわち、クロム含有化合物によりクロ
ム含有量や六価クロムの溶出しやすさが異なるためであ
る。たとえば、クロムメッキ被膜は成膜した後に時間が
経過するにつれて、NaCl水溶液に六価クロムが溶出
しにくくなる性質を有している。
【0032】クロム含有化合物が複数のNaCl水溶液
中に保持されるとき、後段のNaCl水溶液における保
持ほど保持時間が長くなることが好ましい。すなわち、
後段になるにつれてクロム含有化合物からの六価クロム
溶出量が減少するため、保持時間を長くすることで化合
物中の六価クロムの溶出が促進されるようになる。
【0033】溶出工程において、クロム含有化合物が保
持されるNaCl水溶液のNaCl濃度は5〜10wt
%であることが好ましい。ここで、NaCl水溶液の濃
度を示すwt%は、水溶媒の重量に対するNaClの重
量である。
【0034】溶出工程において、クロム含有化合物が保
持されるNaCl水溶液は、高温に保持されることが好
ましい。すなわち、NaCl水溶液が高温に保持される
ことで、クロム含有化合物からの六価クロムの溶出が促
進される。ここで、NaCl水溶液の保持される高温と
は、室温以上であればよく、温度が高くなるほど六価ク
ロムが溶出しやすくなる。より好ましくは70〜90℃
である。
【0035】本発明の六価クロムの定量方法は、NaC
l水溶液にクロム含有化合物から六価クロムのみを溶出
させて定量を行っているため、三価クロムによる定量値
の変化が抑えられている。また、本発明の六価クロムの
定量方法は、溶出した六価クロムをクロム元素として定
量するため、六価クロムを三価のクロムに価数を変化さ
せても定量を行うことができる。
【0036】すなわち、本発明の六価クロムの定量方法
は、正確な定量を行うことができる効果を有する。
【0037】
【実施例】以下、実施例を用いて本発明を説明する。
【0038】(実施例)本発明の実施例としてクロムメ
ッキ被膜を形成したテストピースを製造し、このテスト
ピースに含まれる六価クロム量を測定した。
【0039】(テストピース)両面にクロムメッキ被膜
が形成された鉄片をテストピースとした。
【0040】詳しくは、まず、鉄板を直径18mmの円
板状に切断した。切断された円盤の両面に焼付型亜鉛ク
ロム酸複合被膜処理により両面にクロムメッキ被膜を形
成して製造された。
【0041】焼付型亜鉛クロム酸複合被膜処理は、日本
ダクロシャムロック社製DX−380を用いて100℃
で10分間の処理を施した後に300℃で13分間の処
理を施す2回コート、べーく処理を施すことでなされ
た。
【0042】(六価クロムの定量)5wt%NaCl水
溶液を調整し、50mlを分取した。このNaCl水溶
液を75℃に保持し、テストピースをNaCl水溶液中
に投入し、NaCl水溶液中に保持した。
【0043】NaCl水溶液中にテストピースを45分
間保持した後に、テストピースをNaCl水溶液から取
り出した。
【0044】その後、NaCl水溶液に32Nの塩酸を
10ml添加して静置し、NaCl水溶液中に生じた副
生成物を溶解させた。
【0045】塩酸が添加されたNaCl水溶液に水を添
加して100mlまでメスアップし、ICP発光分光分
析機を用いて水溶液中のCr元素量を定量した。ここ
で、ICP発光分光分析機は、島津製作所製ICPS2
000が用いられた。
【0046】このICP発光分光分析機により定量され
たNaCl水溶液中のクロム元素量、すなわち、六価ク
ロム量は、37μg/cm2であった。
【0047】以上のことから、クロムメッキが施された
テストピースに含まれる六価クロムの定量が簡便かつ正
確に行うことができることが明らかである。
【0048】(定量方法の他の形態)六価クロムの定量
方法の他の形態として、テストピースを保持して六価ク
ロムを溶出させるNaCl水溶液を第一水溶液と第二水
溶液との2つとした形態を説明する。
【0049】たとえば、本形態においては、まず、第一
水溶液中にテストピースを1時間保持する。その後、第
一水溶液中から取り出されたテストピースを第2水溶液
中に3時間保持する。
【0050】つづいて、第一水溶液および第二水溶液の
それぞれに塩酸を添加して、それぞれの水溶液中に存在
した副生成物を溶解させ、その後、それぞれの水溶液に
水を添加して100mlにメスアップする。
【0051】メスアップされた第一および第二水溶液の
それぞれに含まれるクロム元素量を、ICP発光分光分
析機を用いて測定する。
【0052】分析機により測定されたクロム元素量か
ら、第一および第二水溶液中の六価クロム量を求め、こ
の二つの水溶液中に含まれる六価クロムの合計量からテ
ストピースに含まれる六価クロム量を求める。
【0053】また、本形態においては、六価クロムを溶
出させるNaCl水溶液を第一水溶液と第二水溶液の2
つの水溶液としているが、NaCl水溶液を3以上の水
溶液としても何ら問題はない。このときは、NaCl水
溶液を2つとした形態と同様に、すべての水溶液に含ま
れる六価クロム量を測定することで、定量を行うことが
できる。
【0054】
【発明の効果】本発明の六価クロムの定量方法は、Na
Cl水溶液にクロム含有化合物から六価クロムのみを溶
出させて定量を行っているため、三価クロムによる定量
値の変化が抑えられている。また、本発明の六価クロム
の定量方法は、溶出した六価クロムをクロム元素として
定量するため、六価クロムを三価のクロムに価数を変化
させても定量を行うことができる。
【0055】すなわち、本発明の六価クロムの定量方法
は、正確な定量を行うことができる効果を有する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G042 AA01 BC06 CA03 CB06 EA01 EA02 FA01 FA02 FA19 FB02 GA01 GA04 2G043 AA01 BA07 CA03 DA02 EA08 GA07 GB21 2G052 AB22 AC01 AD12 AD32 AD46 BA02 FD09 JA09

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クロム含有化合物をNaCl水溶液中に
    保持して該NaCl水溶液に該クロム含有化合物から六
    価クロムを溶出させる溶出工程と、 六価クロムが溶出した該NaCl水溶液中のCr元素を
    発光分光分析により定量する定量工程と、を有すること
    を特徴とする六価クロムの定量方法。
  2. 【請求項2】 六価クロムが溶出した前記NaCl水溶
    液は、酸あるいは塩基が添加される請求項1記載の六価
    クロムの定量方法。
  3. 【請求項3】 前記発光分光分析は、ICP発光分光分
    析である請求項1記載の六価クロムの定量方法。
  4. 【請求項4】 前記クロム含有化合物は、複数のNaC
    l水溶液中に保持される請求項1記載の六価クロムの定
    量方法。
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