JP2003057100A - 重量測定器 - Google Patents
重量測定器Info
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- JP2003057100A JP2003057100A JP2001245695A JP2001245695A JP2003057100A JP 2003057100 A JP2003057100 A JP 2003057100A JP 2001245695 A JP2001245695 A JP 2001245695A JP 2001245695 A JP2001245695 A JP 2001245695A JP 2003057100 A JP2003057100 A JP 2003057100A
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- Japan
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- load cell
- rail
- load
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Abstract
ト、高寿命で、静止計量が可能、測定時に衝撃が発生し
ない 【解決手段】 枕木2におけるレール4の取付位置に対
応する部分に、ロードセル8が埋め込まれている。ロー
ドセル8の上部にレール4を介して荷重が印加される。
Description
る列車や電車のような車両の輪重や軸重の測定に使用で
きる枕木型重量測定器に関する。
る装置としては、台秤式輪重計や、剪断ゲージ式輪重計
や、フランジ乗り上げ式輪重計がある。
を測定しようとする区間のレールを、それらの前後のレ
ールと切断し、これら切断されたレールをそれぞれ別個
の支持台の上面で支持し、これら支持台の下面の4隅を
それぞれ4つのロードセルで支持して、切断された各レ
ール毎に台秤を構成したものである。
に間隔をおいて配置された2本の枕木間にあるレールの
両側面に、それぞれ2枚若しくは4枚のストレインゲー
ジを貼り付けたものである。
ルの内面側にアダプタを設け、このアダプタの上面側に
長尺のロードセルをレールの長さ方向に沿って配置し、
車両の車輪が有するフランジを長尺のロードセルに接触
させて、レールから車輪を切り離して、輪重を測定する
ものである。
度な計量が可能であるが、台秤を収容するためのピット
を、切断されたレールの下方に配置しなければならず、
設置のための工期が長くなることや、コストが高くなる
という問題があった。また、剪断ゲージ式の輪重計で
は、比較的安価であるが、レールに直接にストレインゲ
ージを貼り付けるため、耐環境性が低く、寿命が短いと
いう問題があった。さらにフランジ乗り上げ式輪重計
は、コスト的には、台秤式と剪断ゲージ式との中間に位
置し、設置場所を比較的自由に移動できるが、車輪のフ
ランジがロードセルに乗り上げるときに、比較的大きな
衝撃が発生したり、静止計量が困難であるという問題が
ある。
で、設置のために大規模の土木工事が不要で、工期が短
く、低コストで、高寿命で、静止計量が可能で、測定時
に衝撃が発生しない輪重計や軸重計として使用可能な重
量測定器を提供することを目的とする。
は、枕木を有している。この枕木におけるレールの取付
位置に対応する部分にロードセルが埋め込まれている。
このロードセルに、上部にレールを介して荷重が印加さ
れる。なお、枕木の両側にあるレールの取付位置それぞ
れにロードセルを埋め込んで、1本の枕木上にある2本
のレールを走行する2つの車輪の重量を測定することも
できる。
め込んだ構成であるので、設置する場合には、通常の枕
木と同様に設置すればよいので、設置のために大規模な
土木工事は不要であり、その工期も短く、低コストであ
る。また、ロードセルは枕木に埋め込まれているので、
寿命が長く、静止計量も可能であり、レールの上に乗っ
た車輪の重量がレールを介してロードセルに印加されて
いるので、測定時に衝撃音が発生することはない。
長さ方向に沿って前記枕木の上面から内部に向かって形
成された凹所内に前記ロードセルを配置することによっ
て行われている。従って、ロードセルの取付が容易に行
える。
有し、この枕木の一端部からその長さ方向に沿ってレー
ルの取付位置付近まで凹所が形成されている。この凹所
の上面が開口し、かつ一端部側で側面が開口している。
この凹所内における前記取付位置付近に長尺のロードセ
ルが配置されている。このロードセルを前記枕木に取付
具が着脱自在に取り付けている。
述した態様の重量測定器と同様な効果を奏する上に、取
付具を外すことによって、凹所に沿って長尺のロードセ
ルを摺動させ、枕木の一端部側からロードセルを取り出
すことができるので、ロードセルの保守点検を容易に行
える。
に利用することができる。即ち、取付具は、レールとロ
ードセルとの枕木への取り付けに兼用することができ
る。
測定器は、図1及び図2に示すように、線路に布設され
る多数の枕木のうち、予め定めた枕木2に設けられてい
る。この枕木2には、2本のレールが枕木2の長さ方向
に間隔をあけて取り付けられている。図1では、1本の
レール4のみを示してある。このレール4は、その縦断
面形状がI字状のものである。
位置には、枕木2の上面からその内部に向けて凹所、例
えば矩形の開口6が形成されている。この開口6に合致
する形状の長尺型のロードセル8が、開口6内に収容さ
れている。このロードセル8は、その上面、即ち枕木2
の上面方向から印加された荷重を検出するように配置さ
れている。このロードセル8の上面に、レール4の下部
4aが接触するように配置されている。レール4の下部
4aに接触し、かつロードセル8の上面にも接触するよ
うに押圧具10が、レール4の下部4aの両側に配置さ
れている。これら押圧具10は、着脱自在な取付具、例
えばボルト12によってロードセル8に固定されてい
る。従って、押圧具10によってレール4もロードセル
8に固定されている。
ないもう一方のレールの下方の枕木の部分にも、同様に
凹所を設け、その中にロードセルを配置することもでき
る。
の車輪がレール4上を通過するとき、或いはレール4上
で停止しているとき、車輪の荷重がレール4を介してロ
ードセル8に印加され、車輪の荷重、即ち輪重を測定す
ることができる。また、他方のレール側にも同様にロー
ドセルを設けていれば、他方のレール上の車輪の輪重を
測定することができる。さらに、それら測定された輪重
を合算することによって軸重を測定することができる。
セル8を設けた枕木2を設置することによって、この重
量測定器を設置することができる。従って、重量測定器
の設置のために、大規模な土木工事が不要である。しか
も、設置に要する時間は短時間であり、工期が短い。そ
の構成は枕木2とロードセル8と押圧具10からなる簡
単なものであるので低コストである。ロードセル8は凹
所6内に収容されているので、耐環境性が良好であり高
寿命である。また、荷重がレール4を介して印加される
構成であるので、静止計量が可能であるし、測定時にな
んら衝撃が発生しない。
は、図3及び図4に示すように、枕木2aには、凹所6
に代えて、溝6aが形成されている。この溝6aは、レ
ール4の設置位置よりも幾分内側の位置に内奥端部を有
し、レール4の一端部側の側面で開口されている直線状
のもので、その長さはロードセル8の長さよりも長い。
無論、その上面は全て開口されている。
が収容され、更に、溝6aの長さ方向に沿って、内奥端
部に突き当たるまで摺動されて、レール4の下方の位置
に配置されている。押圧具10とボルト12とによって
レール4とロードセル8とが枕木2aに着脱自在に取り
付けられている。
ロードセル8に合致する形状の凹所6を使用していたの
で、ロードセル8を枕木2に固定する必要はなかった。
しかし、この実施の形態では、溝6aを使用しているの
で、ロードセル8を枕木2aに固定する必要がある。こ
の固定は、レール4をロードセル8に結合するために使
用していたボルト10を利用して行われている。
ル8それぞれの固定に兼用されている。そのため、ボル
ト10は、枕木2a内の溝6aの底面よりも下方に埋設
されたナット14に、押圧具10、ロードセル8を貫通
して、螺合している。
よりも長くされているので、枕木2aの一端部側におい
て、溝6aは開放されたままである。
ールに対してロードセル8を設けているが、第1の実施
の形態で述べたと同様に、もう一方のレールに対しても
同様に溝6a、ナット14を設けることができる。
同様にして輪重や軸重を測定することができる。さら
に、ロードセル8を保守点検する場合、ボルト12を緩
めて、押圧具10も取り除いた後、ロードセル8を溝6
aに沿って枕木の一端部側まで摺動させることによっ
て、ロードセル8を容易に取り外すことができる。第1
の実施の形態では、凹所6内にロードセル8を収容して
いるので、保守点検時には、ロードセル8を枕木2の上
面側に取り出さなければならず、その作業性が悪く、保
守点検に時間がかかる可能性が高い。しかし、第2の実
施の形態では、ロードセル8を溝6aに沿って摺動させ
ることによって容易に保守点検を行うことができる。
aの一方の端部からレール4の設置位置の近傍までしか
形成しなかったが、枕木2aの一方の端部から他方の端
部にまで溝6aを形成し、2本のレールにそれぞれ対応
する2つのロードセルに共通に形成しても良い。その場
合、2つのロードセルの間の溝には、適当なブロックを
挿入すればよい。
では、枕木内にロードセルを埋設した構成であるので、
設置のためにピットを掘るような大規模な土木工事が不
要で、その設置の工期が短い。しかも、枕木とロードセ
ルという簡単な構成であるので低コストである。さら
に、ロードセルが外部環境にさらされることがないの
で、高寿命である。また、レールを介して車輪の荷重が
ロードセルに印加されるので、静止計量が可能であり、
また車輪のフランジがロードセルに乗り上げることもな
いので、測定時に衝撃が発生しない。また、枕木に設け
た溝内にロードセルを配置すると、ロードセルが容易に
取り出せるので、保守点検も容易に行える。
面図である。
面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 枕木と、 この枕木におけるレールの取付位置に対応する部分に埋
め込まれ、上部にレールを介して荷重が印加されるロー
ドセルとを、具備する重量測定器。 - 【請求項2】 請求項1記載の重量測定器において、前
記ロードセルの埋め込みは、前記枕木の長さ方向に沿っ
て前記枕木の上面から内部に向かって形成された凹所内
に前記ロードセルを配置することによって行われている
重量測定器。 - 【請求項3】 枕木と、 この枕木の一端部からその長さ方向に沿ってレールの取
付位置付近まで形成され、一端部側で側面が開口し、か
つ上面が開口した凹所と、 この凹所内における前記取付位置付近に配置された長尺
のロードセルと、 このロードセルを前記枕木に着脱自在に取り付ける取付
具とを、具備する重量測定器。 - 【請求項4】 請求項3記載の重量測定器において、前
記取付具は、前記レールも前記枕木にも結合する重量測
定器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001245695A JP2003057100A (ja) | 2001-08-13 | 2001-08-13 | 重量測定器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001245695A JP2003057100A (ja) | 2001-08-13 | 2001-08-13 | 重量測定器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003057100A true JP2003057100A (ja) | 2003-02-26 |
Family
ID=19075394
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001245695A Pending JP2003057100A (ja) | 2001-08-13 | 2001-08-13 | 重量測定器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003057100A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008224564A (ja) * | 2007-03-15 | 2008-09-25 | Railway Technical Res Inst | まくらぎ下面応力計測用センシングまくらぎ |
JP2009539079A (ja) * | 2006-05-30 | 2009-11-12 | エアバス・オペレーションズ・ゲーエムベーハー | 試験装置 |
GB2499602A (en) * | 2012-02-21 | 2013-08-28 | Abmech Design And Analysis Ltd | Load measuring elastomeric rail pad |
KR101971886B1 (ko) * | 2018-12-14 | 2019-04-24 | 대원강업주식회사 | 고속철도용 레일 체결장치의 체결스프링 특성 시험 장치 및 시험 방법 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04232820A (ja) * | 1990-07-26 | 1992-08-21 | Pfister Messtechnik Gmbh | 力の測定装置 |
-
2001
- 2001-08-13 JP JP2001245695A patent/JP2003057100A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH04232820A (ja) * | 1990-07-26 | 1992-08-21 | Pfister Messtechnik Gmbh | 力の測定装置 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101027 |
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A521 | Written amendment |
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A02 | Decision of refusal |
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