JP2003056799A - ボイルオフガス処理装置 - Google Patents

ボイルオフガス処理装置

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JP2003056799A
JP2003056799A JP2001242337A JP2001242337A JP2003056799A JP 2003056799 A JP2003056799 A JP 2003056799A JP 2001242337 A JP2001242337 A JP 2001242337A JP 2001242337 A JP2001242337 A JP 2001242337A JP 2003056799 A JP2003056799 A JP 2003056799A
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boil
gas
tank
pressure
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Takahiro Kuriiwa
貴寛 栗岩
Takeaki Shimada
毅昭 島田
Yoshio Nuitani
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Honda Motor Co Ltd
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    • Y02E60/50Fuel cells

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  • Fuel Cell (AREA)
  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボイルオフガスを燃料電池へ燃料として供給
する際の供給速度を速めるとともに、ボイルオフガス処
理装置の小型・軽量化を図る。 【解決手段】 燃料電池2で発生した電力で駆動する燃
料電池自動車に搭載した液体水素タンク1から発生する
ボイルオフガスを処理するボイルオフガス処理装置であ
って、液体水素タンク1から排出されたボイルオフガス
を昇圧する昇圧器10と、この昇圧器10により昇圧さ
れたボイルオフガスを貯蔵し燃料電池2に接続可能な高
圧水素タンク20を備える。昇圧器10は、水素吸蔵合
金タンク11と、水素吸蔵合金タンク11を加熱する電
気ヒータ12および触媒燃焼器13を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、液体水素のボイ
ルオフガスを処理するボイルオフガス処理装置に関し、
特に、水素エンジンや燃料電池などの水素利用機器によ
って駆動する車両に搭載するボイルオフガス処理装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】燃料電池には、固体高分子電解質膜の両
側にアノード電極とカソード電極とを備え、アノード電
極に燃料ガスとして水素ガスを供給し、カソード電極に
酸化剤ガスとして例えば空気を供給して、これらガスの
酸化還元反応にかかる化学エネルギを直接電気エネルギ
として抽出するようにしたものがある。この固体高分子
電解質型の燃料電池は、高効率、クリーンなどの理由に
よって、自動車などに多く搭載されている。
【0003】この燃料電池への水素の供給方法として
は、高圧水素タンクや水素貯蔵合金タンクや液体水素タ
ンクなどの貯蔵手段に貯蔵された純水素を供給する方法
と、炭化水素燃料を改質器によって水素を含む改質ガス
に改質して供給する方法などが検討されている。前者の
純水素を供給する方法において、液体水素はエネルギー
貯蔵密度が比較的に高く、燃料タンクへの水素充填速度
が比較的に速いなどの利点から、燃料電池や水素エンジ
ンなど水素を燃料とする水素利用機器で駆動する車両
(水素燃料車両)の水素供給源として検討されている。
【0004】しかしながら、液体水素は沸点がマイナス
253゜Cと極めて低く、車載用の液体水素貯蔵タンク
において、外部(外気)から侵入した熱により液体水素
が気化することによってボイルオフガスが発生する。こ
のボイルオフガスの発生によりタンク内の圧力が上昇す
るので、貯蔵タンク内のボイルオフガスは適宜に外部に
排出し処理する必要がある。
【0005】このボイルオフガスを処理する方法とし
て、特開平5−180397号公報には、タンカーでの
液体水素輸送中に発生するボイルオフガスを水素貯蔵合
金に吸蔵し貯蔵する技術が開示されている。水素吸蔵合
金は単位容積当たりの吸蔵量が比較的に高いので、ボイ
ルオフガス処理装置に利用するのに優れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ボイルオフ
ガスは水素であることに変わりはなく、水素利用機器の
燃料となり得ることから、燃費向上のためボイルオフガ
スを燃料として再利用することが検討されている。しか
しながら、ボイルオフガスを貯蔵した水素吸蔵合金から
水素を放出するためには水素吸蔵合金を所定温度以上に
加熱する必要があり、この加熱に要する時間だけ水素利
用機器への供給が遅くなり、すなわち供給速度が遅いと
いう問題がある。
【0007】そこで、この発明は、ボイルオフガスを水
素利用機器へ燃料として供給する際の供給速度を速める
ことができるとともに、装置の小型・軽量化が可能なボ
イルオフガス処理装置を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載した発明は、水素利用機器(例え
ば、後述する実施の形態における燃料電池2)による動
力で駆動する水素燃料車両に搭載した液体水素タンク
(例えば、後述する実施の形態における液体水素タンク
1)から発生するボイルオフガスを処理するボイルオフ
ガス処理装置であって、前記液体水素タンクから排出さ
れたボイルオフガスを昇圧する昇圧手段(例えば、後述
する実施の形態における昇圧器10)と、この昇圧手段
により昇圧されたボイルオフガスを貯蔵し、貯蔵したボ
イルオフガスを前記水素利用機器に供給可能な圧力容器
(例えば、後述する実施の形態における高圧水素タンク
20)を備えることを特徴とするボイルオフガス処理装
置である。
【0009】このように構成することにより、液体水素
タンクから排出されたボイルオフガスを昇圧手段で昇圧
し、圧縮して圧力容器に貯蔵することが可能になる。ま
た、圧力容器に貯蔵されたボイルオフガスを水素利用機
器に燃料として供給することが可能になる。なお、この
発明において水素利用機器とは、水素エンジンや燃料電
池など、水素を燃料として動力を得ることができる機器
をいう。
【0010】請求項2に記載した発明は、請求項1に記
載の発明において、前記水素利用機器の始動時には、前
記圧力容器の水素を優先して前記水素利用機器に供給す
ることを特徴とする。このように構成することにより、
圧力容器に貯蔵されたボイルオフガスを確実に再利用す
ることができる。また、水素利用機器の始動後の早い時
期に圧力容器内を空もしくはそれに近い状態にすること
が可能になる。
【0011】請求項3に記載した発明は、請求項1また
は請求項2に記載の発明において、前記昇圧手段は、加
熱することによってボイルオフガスを昇圧することが可
能な水素貯蔵材料(例えば、後述する実施の形態におけ
る水素吸蔵合金)と、該水素貯蔵材料を加熱する加熱手
段(例えば、後述する実施の形態における電気ヒータ1
2あるいは触媒燃焼器13)を備えることを特徴とす
る。このように構成することにより、昇圧手段をコンパ
クトにすることが可能になる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係るボイルオフ
ガス処理装置の実施の形態を図1から図3の図面を参照
して説明する。この実施の形態におけるボイルオフガス
処理装置は、アノード電極に水素を供給しカソード電極
に空気を供給して発電する固体高分子電解質膜型の燃料
電池(水素利用機器)で得た電力でモータを駆動して駆
動力を得る燃料電池自動車(水素燃料車両)に搭載され
た態様である。図1はボイルオフガス処理装置の概略構
成を示す図である。液体水素タンク1には液体水素が貯
蔵されており、この液体水素が気化して生じた水素ガス
は、水素利用機器としての燃料電池2が運転されている
ときには、制御弁3を介して燃料電池2のアノード電極
に燃料として供給される。ここで、液体水素タンクから
供給された水素ガスは前述したように極低温であるため
燃料電池2を保護するために供給過程で約60°C程度
まで加熱される。
【0013】燃料電池2の運転を停止しているときに、
外部の熱によって液体水素タンク1が暖められると、液
体水素タンク1内で気化した水素が増大し、液体水素タ
ンク1内の圧力が上昇する。液体水素タンク1内の圧力
が所定圧力P1に達すると、液体水素タンク1のガス出
口管4に設けられた開放弁5が開弁して、気化した水素
をボイルオフガスとしてボイルオフガス排出路6に放出
し、液体水素タンク1内の圧力が前記所定圧力P1以下
になると開放弁5は閉弁する。これにより、液体水素タ
ンク1内は前記所定圧力P1以下に保たれることにな
る。開放弁5は開弁信号を図示しない中央制御装置(E
CU)に出力する。
【0014】開放弁5を介して液体水素タンク1から放
出されたボイルオフガスは、ボイルオフガス排出路6か
ら昇圧器10を介して高圧水素タンク20(圧力容器)
に供給可能であるとともに、触媒燃焼器30に供給可能
になっている。昇圧器10は、内部に所定量の水素吸蔵
合金(水素貯蔵材料)を収納してなる水素吸蔵合金タン
ク11と、この水素吸蔵合金タンク11を加熱するため
の電気ヒータ12および触媒燃焼器13を備えている。
水素吸蔵合金タンク11とボイルオフガス排出路6は制
御弁7を介して接続され、触媒燃焼器13とボイルオフ
ガス排出路6は制御弁8を介して接続されている。
【0015】水素吸蔵合金タンク11に収納されている
水素吸蔵合金は、水素の吸蔵・放出に熱の出入りを伴
い、水素を吸蔵させる時には水素吸蔵合金の水素化反応
により熱を放出する発熱反応となり、水素を放出する時
には熱を吸熱する吸熱反応となる。ところで、一般的
に、水素吸蔵合金は合金温度が高くなるほど水素解離圧
(水素放出平衡圧)が高くなる性質を有しており、した
がって、水素吸蔵合金から水素を放出させるときに吸熱
量以上に水素吸蔵合金を加熱すると水素解離圧(以下、
解離圧と略す)が上昇していく。したがって、水素吸蔵
合金は、加熱することによって水素を昇圧することが可
能な水素貯蔵材料ということができる。
【0016】この実施の形態における水素吸蔵合金は、
常温付近で水素の吸蔵・放出をすることができ、高温時
(例えば、100〜200゜C)に所定の解離圧(例え
ば、10〜15MPa)を有する必要がある。このよう
な作動条件を満たす水素吸蔵合金としては、TiC
2、(Zr,Ti)(Ni,Mn,V,Fe)2等のラ
ーベス相合金(AB2型合金)、LaNi5、MmNi5
等AB5型合金、Ti−V−Cr、Ti−V−Cr−M
n等BCC合金を例示することができる。これら水素吸
蔵合金では、水素を1g放出する毎に15〜20kJの
熱を吸収する。
【0017】触媒燃焼器13は、制御弁8を介して供給
されるボイルオフガスを燃焼しその熱で水素吸蔵合金タ
ンク11を加熱するように構成されており、電気ヒータ
12は、ECUによってON・OFF制御され、通電時
に発熱して水素吸蔵合金タンク11を加熱するように構
成されている。なお、触媒燃焼器13から排出される燃
焼ガスは水素吸蔵合金タンク11を加熱した後に大気に
排出される。
【0018】水素吸蔵合金タンク11は逆止弁21を介
して高圧水素タンク20に接続されている。逆止弁21
は、水素吸蔵合金タンク11から高圧水素タンクへ向か
うガスの流通を許容し、その逆方向へのガスの流通を阻
止する。高圧水素タンク20は、水素吸蔵合金タンク1
1から放出される高圧のボイルオフガスを一時的に貯蔵
するものであり、高圧水素タンク20の常用最大圧力
は、水素吸蔵合金タンク11に収納されている水素吸蔵
合金の解離圧によって決定される。高圧水素タンク20
にはその内部圧力を検出するための圧力センサ22が設
けられており、圧力センサ22の出力信号はECUに入
力される。また、高圧水素タンク20は制御弁23を介
して燃料電池2に接続されていて、高圧水素タンク20
に貯蔵されたボイルオフガスを燃料電池2のアノード電
極に燃料として供給可能になっている。ここで、高圧水
素タンク20は、加熱された水素吸蔵合金から水素を供
給されるので、常温またはそれ以上の温度で水素を貯蔵
している。高圧水素タンク20から燃料電池2に供給さ
れる水素は、燃料電池2の保護の観点から約60°C程
度まで加熱されることになるが、その加熱に要する時間
が液体水素と比べて短くて済み、すなわち、供給速度が
速くなる。
【0019】一方、触媒燃焼器30は制御弁31を介し
てボイルオフガス排出路6に接続されている。この触媒
燃焼器30は制御弁31を介して供給されるボイルオフ
ガスを燃焼して、燃焼ガスを大気に放出する。
【0020】このように構成されたボイルオフガス処理
装置では、水素吸蔵合金タンク11が所定のボイルオフ
ガス吸蔵量に達すると、高圧水素タンク20が受け入れ
可能である場合は、電気ヒータ12あるいは触媒燃焼器
13で水素吸蔵合金タンク11を加熱して、水素吸蔵合
金タンク11のボイルオフガスを高圧水素タンク20に
送出する。そして、高圧水素タンク20内に所定の上限
圧力以下において可能な限り高圧な状態でボイルオフガ
スを貯蔵する。そして、燃料電池2の始動時には、液体
水素タンク1の水素よりも、高圧水素タンク20に貯蔵
されているボイルオフガスの方を優先して燃料電池2の
アノード電極に燃料として供給する。
【0021】次に、図2のフローチャートを参照して、
この実施の形態の燃料電池2の停止時(制御弁3が閉じ
ていて燃料電池2へ水素を供給していない状態)におけ
るボイルオフガス処理制御について説明する。まず、ス
テップS101において、水素吸蔵合金タンク11のボ
イルオフガス吸蔵量が予め設定した所定の吸蔵量を越え
ているか否か判定する。ステップS101における判定
結果が「NO」(所定の吸蔵量を超えていない)である
場合は、本ルーチンの実行を一旦終了する。この場合、
各制御弁の開閉状態は、制御弁7は開き、他の制御弁
8,23,31は閉じている。液体水素タンク1内の圧
力が前記所定圧力P1になり、開放弁5が開いてボイル
オフガスが液体水素タンク1からボイルオフガス排出路
6に排出されたときには、ボイルオフガスは制御弁7を
通って水素吸蔵合金タンク11に吸蔵されることとな
る。
【0022】一方、ステップS101の判定結果が「Y
ES」(所定の吸蔵量を超えている)である場合は、ス
テップS102に進み、開放弁5が開いているか否か判
定する。ステップS102における判定結果が「YE
S」(開放弁5が開いている)である場合は、ステップ
S103に進み、高圧水素タンク20の圧力が予め設定
した上限圧よりも低いか否か判定する。
【0023】ステップS103の判定結果が「YES」
(上限圧よりも低い)である場合は、高圧水素タンク2
0には未だボイルオフガスを受け入れる余裕があるの
で、ステップS104に進んで制御弁8を開き、本ルー
チンの実行を一旦終了する。これにより、ボイルオフガ
スは制御弁8を通り昇圧器10の触媒燃焼器13に供給
されて燃焼し、その熱で水素吸蔵合金タンク11が加熱
される。その結果、水素吸蔵合金タンク11の水素吸蔵
合金に吸蔵されていたボイルオフガスが昇圧されて放出
され、その高圧のボイルオフガスが高圧水素タンク20
に送られて貯蔵される。つまり、この場合は、液体水素
タンク1で発生したボイルオフガスが開放弁5から排出
されているにもかかわらず、水素吸蔵合金タンク11が
ほぼ満杯でボイルオフガスを収容できない状態であるの
で、開放弁5から排出されるボイルオフガスを昇圧器1
0の触媒燃焼器13で燃焼して消費するとともに、水素
吸蔵合金タンク11に吸蔵されているボイルオフガスを
高圧水素タンク20に送出して、水素吸蔵合金タンク1
1のボイルオフガス吸蔵量を減少させるのである。
【0024】一方、ステップS103の判定結果が「N
O」(高圧水素タンク20の圧力が上限圧力以上)であ
る場合は、高圧水素タンク20にボイルオフガスを受け
入れる余裕がないので、ステップS105に進んで制御
弁31を開き、本ルーチンの実行を一旦終了する。これ
により、ボイルオフガスは制御弁31を通って触媒燃焼
器30に供給され、燃焼後に大気に排出される。つま
り、この場合は、液体水素タンク1で発生したボイルオ
フガスが開放弁5から排出されているにもかかわらず、
水素吸蔵合金タンク11および高圧水素タンク20がほ
ぼ満杯でボイルオフガスを収容できない状態であるの
で、開放弁5から排出されるボイルオフガスを触媒燃焼
器31で燃焼して大気に排出するのである。
【0025】また、ステップS102の判定結果が「N
O」(開放弁5が閉じている)である場合は、ステップ
S106に進み、高圧水素タンク20の圧力が上限圧よ
りも低いか否か判定する。ステップS106の判定結果
が「YES」(上限圧よりも低い)である場合は、高圧
水素タンク20には未だボイルオフガスを受け入れる余
裕があるので、ステップS107に進んで電気ヒータ1
2に通電して、本ルーチンの実行を一旦終了する。これ
により、電気ヒータ12で生じた熱で水素吸蔵合金タン
ク11が加熱される。その結果、水素吸蔵合金タンク1
1の水素吸蔵合金に吸蔵されていたボイルオフガスが昇
圧されて放出され、その高圧のボイルオフガスが高圧水
素タンク20に送られて貯蔵される。つまり、この場合
は、液体水素タンク1で気化した水素は開放弁5から排
出されていないものの、水素吸蔵合金タンク11がほぼ
満杯でボイルオフガスを収容できない状態になっている
ので、電気ヒータ12で水素吸蔵合金タンク11を加熱
することにより、水素吸蔵合金タンク11に吸蔵されて
いるボイルオフガスを高圧水素タンク20に送出して、
水素吸蔵合金タンク11のボイルオフガス吸蔵量を減少
させ、吸蔵可能な状態にするのである。
【0026】一方、ステップS106の判定結果が「N
O」(高圧水素タンク20の圧力が上限圧力以上)であ
る場合は、高圧水素タンク20にボイルオフガスを受け
入れる余裕がないので、何もせずに、本ルーチンの実行
を一旦終了する。つまり、この場合は、水素吸蔵合金タ
ンク11および高圧水素タンク20がほぼ満杯でボイル
オフガスを収容できない状態ではあるが、液体水素タン
ク1で気化した水素も開放弁5から排出されていないの
で、現状を維持させるのである。
【0027】このように制御することにより、水素吸蔵
合金タンク11が所定のボイルオフガス吸蔵量に達する
と、高圧水素タンク20が受け入れ可能である場合は、
電気ヒータ12あるいは触媒燃焼器13で水素吸蔵合金
タンク11を加熱して、水素吸蔵合金タンク11のボイ
ルオフガスを高圧水素タンク20に送出するので、水素
吸蔵合金タンク11をボイルオフガス吸蔵可能な状態に
することができる。しかも、その時に、開放弁5からボ
イルオフガスが排出されているときにはそのボイルオフ
ガスを触媒燃焼器13で燃焼して水素吸蔵合金タンク1
1を加熱し、開放弁5からボイルオフガスが排出されて
いないときだけ電気ヒータ12に通電して水素吸蔵合金
タンク11を加熱するようにしているので、ボイルオフ
ガスを有効に利用することができる。
【0028】また、前述のように制御することにより、
高圧水素タンク20内を上限圧以下において可能な限り
高圧な状態でボイルオフガスを貯蔵することができるの
で、高圧水素タンク20からボイルオフガスを燃料電池
2に燃料として供給するときの供給速度を速めることが
できる。
【0029】次に、この実施の形態のボイルオフガス処
理装置において、燃料電池2の始動時におけるボイルオ
フガス供給処理を、図3に示すフローチャートを参照し
て説明する。まず、ステップS201で燃料電池2の始
動開始信号を受けると、ステップS202において電気
ヒータ12に通電を行う。これにより、電気ヒータ12
で生じた熱で水素吸蔵合金タンク11が加熱される。そ
の結果、水素吸蔵合金タンク11の水素吸蔵合金に吸蔵
されていたボイルオフガスが昇圧されて放出され、その
高圧のボイルオフガスが高圧水素タンク20に送られ
る。
【0030】なお、このステップS202では、電気ヒ
ータ12で水素吸蔵合金タンク11を加熱するようにし
ているが、触媒燃焼器13で水素吸蔵合金タンク11を
加熱することも可能である。その場合には、高圧水素タ
ンク20から触媒燃焼器13にボイルオフガスを供給可
能にしておき、高圧水素タンク20のボイルオフガスを
触媒燃焼器13で燃焼するようにする。また、水素吸蔵
合金タンク11内の水素吸蔵量を検知して、水素が吸蔵
されているときにだけ電気ヒータ12や触媒燃焼器13
で水素吸蔵合金タンク11を加熱するようにしてもよ
い。このようにすると、電気ヒータ12の電力や触媒燃
焼器13の燃料を節約することができる。
【0031】次に、ステップS203に進み、制御弁2
3を開き、高圧水素タンク20に貯蔵されているボイル
オフガスを燃料電池2のアノード電極に燃料として供給
する。この時、水素吸蔵合金タンク11に吸蔵されてい
るボイルオフガスも高圧水素タンク20を介して燃料電
池2のアノード電極に供給される。
【0032】次に、ステップS204に進み、高圧水素
タンク20内の圧力が所定の下限圧よりも低いか否か判
定する。ステップS204の判定結果が「NO」(下限
圧以上)である場合は、再びステップS204に戻る。
ステップS204の判定結果が「YES」(下限圧より
も低い)である場合は、ステップS205に進んで、制
御弁23を閉じ、制御弁3を開いて、本ルーチンの実行
を一旦終了する。これにより、高圧水素タンク20から
燃料電池2へのボイルオフガス供給(すなわち燃料供
給)が終了し、液体水素タンク1から燃料電池2への燃
料供給が開始される。
【0033】このように制御することにより、燃料電池
2の始動時には、液体水素タンク1の水素よりも、高圧
水素タンク20に貯蔵されているボイルオフガスの方が
優先して、燃料電池2のアノード電極に燃料として供給
されるようになる。しかも、高圧水素タンク20からボ
イルオフガスを燃料電池2に供給している間、電気ヒー
タ12で水素吸蔵合金タンク11を加熱し、水素吸蔵合
金タンク11に吸蔵されているボイルオフガスも高圧水
素タンク20を通って燃料電池2のアノード電極に供給
されるので、水素吸蔵合金タンク11と高圧水素タンク
20の両方をほぼ空にすることができる。したがって、
次回、燃料電池2を停止した後に液体水素タンク1でボ
イルオフガスが発生し、開放弁5からボイルオフガスが
排出されるときに、ボイルオフガスを充分に吸蔵および
貯蔵することができる。
【0034】したがって、この実施の形態のボイルオフ
ガス処理装置によれば、液体水素タンク1から排出され
たボイルオフガスを昇圧手段10で昇圧することにより
圧縮して高圧水素タンク20に貯蔵することができるの
で、ボイルオフガス処理装置の小型化および軽量化が可
能になり、車両搭載性が向上する。また、高圧水素タン
ク2に貯蔵されたボイルオフガスを燃料電池2に燃料と
して供給するときには、圧縮されているボイルオフガス
を解放して供給することとなるので、ボイルオフガスを
燃料電池2に迅速に供給することができる。
【0035】さらに、燃料電池2の始動時には、液体水
素タンク1の水素よりも、高圧水素タンク20に貯蔵さ
れているボイルオフガスの方を優先して、燃料電池2の
アノード電極に燃料として供給するので、高圧水素タン
ク20に貯蔵されたボイルオフガスを確実に再利用する
ことができ、燃料電池自動車の燃費が向上する。また、
燃料電池自動車の始動後の早い時期に高圧水素タンク2
0内を空もしくはそれに近い状態にすることができるの
で、次回の燃料電池2の停止時におけるボイルオフガス
処理の準備ができる。
【0036】前述した実施の形態では、水素利用機器を
燃料電池とし、水素燃料車両を燃料電池自動車とした
が、水素利用機器を水素エンジンとし、水素燃料車両を
水素エンジン自動車とすることも可能である。また、前
述した実施の形態における昇圧器10は水素吸蔵合金と
その加熱手段(電気ヒータ12および触媒燃焼器13)
で構成したが、昇圧の効率を上げるために、昇圧器10
を直列に多段化したり、あるいは、昇圧器10と電気化
学的昇圧手段を組み合わせることも可能である。ここ
で、電気化学的昇圧手段とは、電気を流すことにより水
素を昇圧することができるものである。
【0037】
【発明の効果】以上説明するように、請求項1に記載の
発明によれば、液体水素タンクから排出されたボイルオ
フガスを昇圧手段で昇圧することにより圧縮して圧力容
器に貯蔵することができるので、ボイルオフガス処理装
置の小型化および軽量化が可能になり、車両搭載性が向
上する。また、圧力容器に貯蔵されたボイルオフガスを
水素利用機器に燃料として供給するときには、圧縮され
ているボイルオフガスを解放して供給することとなるの
で、ボイルオフガスを水素利用機器に迅速に供給するこ
とができる。
【0038】請求項2に記載の発明によれば、圧力容器
に貯蔵されたボイルオフガスを確実に再利用することが
できるので、水素燃料車両の燃費が向上する。また、水
素燃料車両の始動後の早い時期に圧力容器内を空もしく
はそれに近い状態にすることができるので、次回の燃料
電池2の停止時におけるボイルオフガス処理の準備がで
きる。請求項3に記載の発明によれば、昇圧手段をコン
パクトにすることができるので、ボイルオフガス処理装
置をコンパクトにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係るボイルオフガス処理装置の一
実施の形態における概略構成図である。
【図2】 ボイルオフガス処理のフローチャートであ
る。
【図3】 燃料電池の始動時におけるボイルオフガス供
給処理のフローチャートである。
【符号の説明】
1 液体水素タンク 2 燃料電池(水素利用機器) 10 昇圧器(昇圧手段) 11 水素吸蔵合金タンク 12 電気ヒータ(加熱手段) 13 触媒燃焼器(加熱手段) 20 高圧水素タンク(圧力容器)
フロントページの続き (72)発明者 縫谷 芳雄 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 Fターム(参考) 3E072 AA03 DA05 DB03 EA01 3E073 DD00 5H026 AA06 RR03 5H027 AA06 BA13 BA14

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水素利用機器による動力で駆動する水素
    燃料車両に搭載した液体水素タンクから発生するボイル
    オフガスを処理するボイルオフガス処理装置であって、 前記液体水素タンクから排出されたボイルオフガスを昇
    圧する昇圧手段と、 この昇圧手段により昇圧されたボイルオフガスを貯蔵
    し、貯蔵したボイルオフガスを前記水素利用機器に供給
    可能な圧力容器、 を備えることを特徴とするボイルオフガス処理装置。
  2. 【請求項2】 前記水素利用機器の始動時には、前記圧
    力容器の水素を優先して前記水素利用機器に供給するこ
    とを特徴とする請求項1に記載のボイルオフガス処理装
    置。
  3. 【請求項3】 前記昇圧手段は、加熱することによって
    ボイルオフガスを昇圧することが可能な水素貯蔵材料
    と、該水素貯蔵材料を加熱する加熱手段を備えることを
    特徴とする請求項1または請求項2に記載のボイルオフ
    ガス処理装置。
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