JP2003056411A - 内燃機関の排気還流装置 - Google Patents

内燃機関の排気還流装置

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JP2003056411A
JP2003056411A JP2001245838A JP2001245838A JP2003056411A JP 2003056411 A JP2003056411 A JP 2003056411A JP 2001245838 A JP2001245838 A JP 2001245838A JP 2001245838 A JP2001245838 A JP 2001245838A JP 2003056411 A JP2003056411 A JP 2003056411A
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Sadao Miki
貞雄 三木
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M26/00Engine-pertinent apparatus for adding exhaust gases to combustion-air, main fuel or fuel-air mixture, e.g. by exhaust gas recirculation [EGR] systems
    • F02M26/50Arrangements or methods for preventing or reducing deposits, corrosion or wear caused by impurities

Abstract

(57)【要約】 【課題】 運転中に弁体と弁座との間に噛み込んだ切削
粉のような異物を確実に除去する。 【解決手段】 排気還流制御弁は、ステッピングモータ
によって上下動する弁体を有し、弁座と弁体との間の開
度が可変制御される。機関の始動の際には、イグニッシ
ョンキースイッチがONとなったことを確認し(ステッ
プ1)、排気還流制御弁7が最大開度となるようにステ
ッピングモータを駆動し(ステップ2)、その後、弁体
が全閉となるようにステッピングモータを駆動する。ス
テップ4で、全閉位置の学習を行い、ステップ5でスタ
ータモータによる機関のクランキングを開始する。全閉
→全開→全閉の異物除去動作を、停止直後ではなく、始
動時に行うことにより、異物を付着させる要因となる油
分が蒸発しているので、噛み込まれていた異物が確実に
脱落する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、内燃機関の排気
の一部を吸気系に戻す排気還流装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関の排気還流装置は、周知のよう
に、内燃機関の排気通路と吸気通路とを連通するように
設けられた排気還流通路と、この排気還流通路の途中に
設けられた排気還流制御弁と、を備えており、上記排気
還流制御弁によって、排気還流量ひいては排気還流率が
機関運転条件に応じて最適となるように制御される。こ
の排気還流制御弁として、従前は、ダイヤフラムを用い
た機械式(負圧式)のものが多用されていたが、近時
は、モータ例えばステッピングモータによって弁体を上
下動させ、その開度を制御するようにした電気制御型排
気還流制御弁が多く使用されつつある。
【0003】このようなステッピングモータを用いた電
気制御型排気還流制御弁にあっては、機関運転条件に応
じた排気還流率制御をオープンループ制御で容易に実現
できる反面、機械式のものと異なり、微小開度に維持さ
れる期間が存在することから、カーボン粒子等の排気中
の異物の噛み込みが問題となる。すなわち、これらの異
物が、弁座と弁体との間に噛み込まれた状態となると、
弁体が完全に着座できなくなり、ステッピングモータの
脱調ひいては排気還流制御の不良が発生する虞がある。
【0004】なお、従来、特開平8−303307号公
報において、ステッピングモータによって上下動する弁
体の弁軸と該弁軸が貫通するガスシールとの間のデポジ
ットによる固着現象を防止するために、弁体を一旦全開
位置まで開いた後、トルクの大きな低速度でもって全閉
位置まで移動させ、運転中に弁軸に付着した異物を掻き
落とすようにした技術が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に記載の装置では、主に、弁軸でのカーボンデポジッ
トの堆積を抑制することを企図しており、従って、未燃
燃料や潤滑油成分などからなる粘性を有する油分が含ま
れた湿った状態のカーボン等が完全に固化する前、つま
り機関の停止直後に、弁体を全開位置から着座方向へ動
かす構成となっている。そのため、弁体と弁座との間に
噛み込まれた異物に着目すると、例えばカーボン粒子の
ような異物であれば、弁体が弁座に強く押し付けられる
ことで、細かく潰され、あるいは噛み切られることにな
るが、切削粉のような金属異物であると、シート面の間
で却って強く食い込んでしまうような形となり、その除
去が困難である。また、機関の停止直後に、一旦弁体が
全開状態となるが、この段階では、排気中に含まれる未
燃燃料や潤滑油成分によって、弁体や弁座の表面さらに
は異物そのものが、湿った粘性を有する状態にあるの
で、単に全開としただけでは異物が脱落しにくく、全閉
位置に戻ったときに再び噛み込まれてしまう。
【0006】つまり、上記従来の装置では、機関の運転
中に弁体と弁座との間に噛み込まれた切削粉のような硬
い異物を十分に除去することができない。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
内燃機関の排気通路と吸気通路とを連通するように設け
られた排気還流通路と、この排気還流通路の途中に設け
られ、弁座に対する弁体の開度がモータによる弁体の往
復動によって制御される排気還流制御弁と、を備えてな
る内燃機関の排気還流装置において、所定条件成立時
に、上記弁体を少なくとも一度全開位置まで開く異物除
去動作を実行する異物除去制御手段を備えていることを
特徴としている。
【0008】より具体的な請求項2の発明は、上記異物
除去動作は、弁体を全閉位置から全開位置まで駆動した
後に全閉位置に戻すことを特徴としている。
【0009】さらに請求項3に係る発明は、上記の「全
閉→全開→全閉」の移動を複数回繰り返し実行すること
を特徴としている。
【0010】このように、本発明では、異物除去は、主
に、弁体を全開位置まで大きく開くことによってなされ
る。例えば切削粉のような異物が噛み込まれていた場
合、弁体を全開位置まで開いた際に脱落する。
【0011】また、請求項4に係る発明では、上記の所
定条件成立時として、上記異物除去動作が、内燃機関の
始動の際のクランキング開始前に実行されるようになっ
ている。このように、内燃機関の停止直後ではなく、始
動時に行うことにより、異物を付着させる要因となる粘
性を有する油分がある程度蒸発し、異物が乾燥した状態
となるので、弁体を全開位置まで大きく開くことによっ
て、弁座との間に噛み込まれていた異物の脱落が一層確
実となる。しかも、実際の始動の前に弁体の開閉が実行
されるので、機関の運転性に悪影響を与えることは全く
ない。
【0012】また、この場合、請求項5のように、内燃
機関の再始動時には、異物除去動作を省略することが望
ましい。つまり、機関の停止後、異物を付着させる要因
となる油分の蒸発が十分に進行していない間に再始動さ
れた場合、異物の脱落があまり期待できないので、異物
除去動作を省略し、速やかにクランキングを開始するこ
とが望ましい。
【0013】具体的な請求項6の発明では、内燃機関の
停止からの経過時間を計測するタイマ手段を有し、この
経過時間が所定値に達していない場合には異物除去動作
を省略するようになっている。
【0014】また請求項7の発明では、内燃機関の冷却
水温を検出する温度検出手段を有し、この冷却水温が所
定温度以上の場合には異物除去動作を省略するようにな
っている。つまり、冷却水温が高い場合には、機関の停
止からあまり時間が経過していないと判断することがで
きる。
【0015】さらに、請求項8に係る発明は、上記のよ
うに異物除去動作を行うものにおいて、上記排気還流制
御弁の弁体および弁座の下方に、除去された異物を収容
する凹部が設けられていることを特徴としている。
【0016】この構成では、異物除去動作によって脱落
した異物が、上記凹部によって捕獲され、再び排気流に
乗って弁体と弁座との間に噛み込まれることが抑制され
る。
【0017】
【発明の効果】この発明に係る内燃機関の排気還流装置
によれば、運転中に弁体と弁座との間に噛み込まれてい
た異物とりわけ切削粉のような硬い異物を、除去するこ
とができ、異物の噛み込みによる弁体が完全に着座でき
ない状態の発生、ひいてはこれに起因する排気還流制御
の不良を回避できる。
【0018】特に、請求項4〜6のように、停止直後で
はなく内燃機関の始動の際に異物除去動作を実行するこ
とによって、未燃燃料や潤滑油成分などからなる油分が
蒸発した状態で弁体が大きく開くので、一層確実に異物
を除去できる。
【0019】また請求項8のように凹部を設けておけ
ば、一旦脱落した異物の飛散を抑制でき、弁体と弁座と
の間で再度噛み込まれてしまうことを回避できる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好ましい実施の
形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0021】図1は、この発明に係る排気還流装置の全
体的な構成を示しており、内燃機関1に吸気通路2と排
気通路3とが接続されているとともに、この排気通路3
と吸気通路2とを互いに連通するように金属パイプから
なる排気還流通路4が設けられている。なお、吸気通路
2には、スロットル弁5およびエアフロメータ6が配置
されているが、上記排気還流通路4は、スロットル弁5
よりも下流側に接続されている。
【0022】上記排気還流通路4には、排気通路3から
吸気通路2へ導入される排気還流量を制御する排気還流
制御弁7が介装されている。この排気還流制御弁7は、
後述するようにステッピングモータを用いて開度を変化
させるように構成したものであって、内燃機関1全体の
種々の制御を行うエンジンコントロールユニット8によ
って、機関運転条件に応じた排気還流率となるように、
その開度が制御される。なお、上記エンジンコントロー
ルユニット8には、スロットル開度センサ9、エアフロ
メータ6、クランク角センサ10、水温センサ11等の
機関運転条件を示す種々のセンサ類の検出信号が入力さ
れているほか、運転者による始動操作を検知するために
イグニッションキースイッチ12から始動信号が入力さ
れるようになっている。
【0023】図2は、上記排気還流制御弁7の詳細を示
す断面図であって、この排気還流制御弁7は、ハウジン
グ21として、上部のモータハウジング22と、中間ハ
ウジング23と、下方のロアハウジング24と、の3者
を備え、全体として略円筒状をなすように上下に互いに
一体化されている。上記ロアハウジング24は、上下に
貫通した中心孔25を有し、その下端が排気入口26と
なっているとともに、ここに、円環状の弁座27が取り
付けられている。上記中心孔25の側面には、下流側つ
まり吸気通路2寄りの排気還流通路4が接続される排気
出口28が開口している。
【0024】上記弁座27は、外側つまり下方へ向かっ
て拡がったテーパ状の着座面を有し、この着座面に、い
わゆる外開き式のポペット弁として構成された弁体29
が外側から着座するようになっている。この弁体29の
弁軸30は、ロアハウジング24および中間ハウジング
23の中心に沿って上方へ延びており、かつその上端部
が、モータハウジング22内に収容された図示せぬステ
ッピングモータのロータとねじ機構を介して連係してい
る。つまり、ステッピングモータの回転運動によって弁
軸30が上下に直線運動し、弁体29と弁座27との間
の開度が変化する。また上記弁軸30が貫通するモータ
ハウジング22下面およびロアハウジング24上面に
は、弁軸30との間をシールする第1ガスシール31お
よび第2ガスシール32がそれぞれ配置されており、か
つ両ガスシール31,32の間に設けられたコイルスプ
リング33によってそれぞれ各ハウジング22,24へ
押し付けられている。
【0025】上記ロアハウジング24の排気入口26に
は、該排気還流制御弁7よりも上流側となる排気還流通
路4が接続されている。この排気還流通路4は、略L字
形に湾曲した金属パイプからなり、その上端に、ロアハ
ウジング24に固定するためのフランジ部38を備えて
いる。
【0026】次に、上記の排気還流制御弁7に対しエン
ジンコントロールユニット8によって実行される異物除
去制御を図3のフローチャートに基づいて説明する。こ
の異物除去は、主に、弁体29と弁座27との間に噛み
込んでいた切削粉のような異物を除去しようとするもの
であり、機関の始動直前に実行される。つまり、停止直
後は、弁体29や弁座27に未燃ガスや潤滑油成分など
からなる粘性の油分が残っているので、異物が湿った状
態で付着し、弁体29あるいは弁座27から脱落しにく
い。そこで、油分がある程度蒸発した状態となる次の始
動の際に異物除去を行うのである。なお、始動前の機関
停止状態では、一般に、排気還流制御弁7は全閉となっ
ている。
【0027】まず、ステップ1では、制御の開始後、イ
グニッションキースイッチがONとなったことを確認
し、ステップ2へ進む。ステップ2では、排気還流制御
弁7が最大開度となるステップ数にステッピングモータ
を指示し、弁体29を全開位置とする。その後、ステッ
プ3へ進んで、弁体29が全閉となるようにステッピン
グモータを駆動する。これは、一般に、全閉位置相当の
ステップ数を下回るステップ数に指示し、機械的に全閉
となるまでステッピングモータを駆動する。そして、ス
テップ4で、ステッピングモータ制御のイニシャライズ
つまり全閉位置の学習を行う。以上で、弁体29の強制
的な移動による異物除去が完了したことになり、ステッ
プ5へ進んで、スタータモータによる機関のクランキン
グつまり実際の始動を開始する。
【0028】このように、弁体29を、全閉→全開→全
閉とフルストロークで一往復動作させることによって、
仮に、比較的大きな異物が弁体29と弁座27との間に
噛み込まれていたとしても、容易に除去され、下方へ落
下する。また、実際の始動の前に実行されるので、機関
の運転性に悪影響を与えることは全くない。しかも、停
止直後ではなく、始動時に行うことにより、一般に異物
を付着させる要因となる粘性を有する油分がある程度蒸
発した状態となり、異物が乾燥した状態にあるので、弁
体29と弁座27との間に噛み込まれていた異物の除去
が一層確実となる。なお、全閉→全開→全閉の動作をさ
らに複数回繰り返すようにしてもよい。
【0029】次に、図4は、異物除去制御の異なる実施
例を示すフローチャートである。この実施例では、ステ
ップ1で、イグニッションキースイッチがONとなった
ことを確認した後に、ステップ1Aへ進み、ここで、機
関を停止してから所定時間(例えば8時間)以上経過し
ているか判定する。そして、所定時間以上経過していれ
ば、ステップ2へ進む。ステップ1Aを除く各ステップ
は、前述した実施例と基本的に同様であり、ステップ2
では、排気還流制御弁7が最大開度となるステップ数に
ステッピングモータを指示し、弁体29を全開位置とす
る。その後、ステップ3へ進んで、弁体29が全閉とな
るようにステッピングモータを駆動する。これは、一般
に、全閉位置相当のステップ数を下回るステップ数に指
示し、機械的に全閉となるまでステッピングモータを駆
動する。そして、ステップ4で、ステッピングモータ制
御のイニシャライズつまり全閉位置の学習を行う。以上
で、弁体29の強制的な移動による異物除去が完了した
ことになり、ステップ5へ進んで、スタータモータによ
る機関のクランキングつまり実際の始動を開始する。一
方、ステップ1Aで所定時間が経過していなければ、異
物を付着させる要因となる油分の蒸発が十分に進行して
いないとみなし、弁体29の強制的な往復移動は行わな
い。これにより、速やかに機関のクランキングが開始さ
れる。
【0030】図5は、異物除去制御のさらに異なる実施
例を示すフローチャートである。この実施例では、前述
したステップ1Aに代えて、ステップ1Bとして、内燃
機関1の冷却水温が所定温度(例えば40℃)以下とな
っているかを判定するようにしている。ここで所定温度
以下であれば、前回の運転停止から十分に時間が経過し
ていることを意味し、油分が蒸発して異物が乾燥してい
ると考えられるので、前述した実施例と同じくステップ
2以降へ進んで、異物除去動作を行う。これに対し、ス
テップ1Bで冷却水温が所定温度より高ければ、機関の
停止からあまり時間が経過しておらず、油分の蒸発が十
分に進行していないと考えられるので、弁体29の強制
的な往復移動は行わない。これにより、速やかに機関の
クランキングが開始される。
【0031】次に、図6は、排気還流制御弁7の異なる
実施例を示している。この実施例においては、該排気還
流制御弁7よりも上流側となる排気還流通路4が、弁座
27の下方位置において略水平方向に延びる第1通路部
34と、この第1通路部34から略垂直方向に延びて上
端が上記排気入口26に接続された第2通路部35と、
からなり、かつ上記第2通路部35の下端が上記第1通
路部34との交差部よりも下方へ延長されていて、この
延長部が、異物捕獲用の凹部36となっている。上記第
1通路部34および第2通路部35は、略T字形に接続
された金属パイプからなり、第2通路部35の上端に、
ロアハウジング24に固定するためのフランジ部38を
備えている。そして、上記凹部36を構成する第2通路
部35の下端は、断面略U字形をなす金属製プラグ37
を圧入することによって閉塞されている。
【0032】上記の実施例においては、上述した異物除
去動作によって弁体29と弁座27との間から脱落した
異物が、凹部36内に確実に捕獲される。そして、凹部
36内に異物が入り込んだ状態では、排気の主流は、凹
部36の上方を通過するので、この排気流によって、凹
部36内に集められた異物が再び飛散するようなことは
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る排気還流装置の全体構成を示す
構成説明図。
【図2】その排気還流制御弁を示す断面図。
【図3】異物除去制御の流れを示すフローチャート。
【図4】異物除去制御の異なる実施例を示すフローチャ
ート。
【図5】異物除去制御のさらに異なる実施例を示すフロ
ーチャート。
【図6】排気還流制御弁の異なる実施例を示す断面図。
【符号の説明】
4…排気還流通路 7…排気還流制御弁 8…エンジンコントロールユニット 27…弁座 29…弁体 36…凹部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関の排気通路と吸気通路とを連通
    するように設けられた排気還流通路と、この排気還流通
    路の途中に設けられ、弁座に対する弁体の開度がモータ
    による弁体の往復動によって制御される排気還流制御弁
    と、を備えてなる内燃機関の排気還流装置において、 所定条件成立時に、上記弁体を少なくとも一度全開位置
    まで開く異物除去動作を実行する異物除去制御手段を備
    えていることを特徴とする内燃機関の排気還流装置。
  2. 【請求項2】 上記異物除去動作は、弁体を全閉位置か
    ら全開位置まで駆動した後に全閉位置に戻すことを特徴
    とする請求項1に記載の内燃機関の排気還流装置。
  3. 【請求項3】 「全閉→全開→全閉」の移動を複数回繰
    り返し実行することを特徴とする請求項2に記載の内燃
    機関の排気還流装置。
  4. 【請求項4】 上記異物除去動作が、内燃機関の始動の
    際のクランキング開始前に実行されることを特徴とする
    請求項1〜3のいずれかに記載の内燃機関の排気還流装
    置。
  5. 【請求項5】 内燃機関の再始動時には、異物除去動作
    を省略することを特徴とする請求項4に記載の内燃機関
    の排気還流装置。
  6. 【請求項6】 内燃機関の停止からの経過時間を計測す
    るタイマ手段を有し、この経過時間が所定値に達してい
    ない場合には異物除去動作を省略することを特徴とする
    請求項5に記載の内燃機関の排気還流装置。
  7. 【請求項7】 内燃機関の冷却水温を検出する温度検出
    手段を有し、この冷却水温が所定温度以上の場合には異
    物除去動作を省略することを特徴とする請求項5に記載
    の内燃機関の排気還流装置。
  8. 【請求項8】 上記排気還流制御弁の弁体および弁座の
    下方に、除去された異物を収容する凹部が設けられてい
    ることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の内
    燃機関の排気還流装置。
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