JP2003053681A - 破砕機 - Google Patents

破砕機

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JP2003053681A
JP2003053681A JP2001248058A JP2001248058A JP2003053681A JP 2003053681 A JP2003053681 A JP 2003053681A JP 2001248058 A JP2001248058 A JP 2001248058A JP 2001248058 A JP2001248058 A JP 2001248058A JP 2003053681 A JP2003053681 A JP 2003053681A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 粉砕作業中に発生する粉砕物の、破砕機のチ
ゼルとチゼルブッシュとの間に形成される隙間への進入
を防止する。 【解決手段】 チゼル12の鍔部21と、チゼルブッシ
ュ14の開口面を形成するフロントヘッド13a面との
間に、チゼル12の外周を囲むように二重筒状に構成し
た内側コイルばね22、外側コイルばね23を設け、両
コイルばね間に隔離部材24として筒状の布24aを介
在させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、往復動するチゼル
の先端で、掘削、破砕などの対象とする地盤や岩などを
衝撃して、地盤掘削、削岩などの破砕作業を行う破砕機
に関し、特に、破砕作業に伴う岩粉などの破砕物が、チ
ゼルとチゼルブッシュ間の隙間に入らないようにする構
成を有する。
【0002】
【従来の技術】従来、地盤掘削、砕岩、削岩などの所謂
破砕作業には、ブレーカーなどと呼ばれる破砕機が使用
されている。かかる破砕機には、種々の構成のものがあ
るが、先端を鋭角に構成した略直状のチゼルを、ピスト
ンにより往復動可能に構成して、この鋭角状の先端を岩
などに押し当てて、その衝撃力で粉砕する構成が知られ
ている。
【0003】図12には、かかる従来構成の破砕機10
の要部を示した。図12(A)に示すように、破砕機本
体11には、チゼル12を保持するホルダ13が設けら
れている。ホルダ13には、図12(B)に示すよう
に、チゼルブッシュ14が形成され、ホルダ13のフロ
ントヘッド13a面にチゼルブッシュ14の開口部が形
成されている。かかるチゼルブッシュ14内に、チゼル
12が挿入されている。チゼル12の挿入に際しては、
チゼルブッシュ14の内径より小径のチゼル挿入部12
aが挿入されている。
【0004】チゼル挿入部12aの後端側には、チゼル
尾部12bが形成され、チゼルブッシュ14の底面側か
ら往復動可能に突出したピストン15の端部に当接され
ている。ピストン15とチゼルブッシュ14の内側との
摺動部にはグリース16が塗布され、ピストン15の往
復動が円滑に行えるようになっている。
【0005】ピストン15を、油圧、あるいは空気圧な
どで往復駆動させることにより、ピストン15端部にチ
ゼル尾部12bを介して当接させたチゼル12を往復動
させることができる。
【0006】チゼル12のチゼルブッシュ14内での取
り付けは、ホルダ13の側方からチゼルブッシュ14内
を通して反対側に通る貫通孔に、リティナピン12cを
通すことにより、チゼルブッシュ14内に挿入されたチ
ゼル挿入部12a側面の切欠12dがリティナピン12
cにより規制されて抜け防止が図られている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来構成
のチゼルを有した破砕機で、トンネルなどの掘削、砕岩
を行う場合には、図12(A)に示すように、特に母台
より上部の砕岩などの破砕作業時には、砕岩した際の岩
石、岩粉などの破砕物17が落下することによりチゼル
12が損傷する現象がしばしば見られる。
【0008】図12(A)、(B)に示すように、上部
岩石を砕岩する際に、破砕した岩石がホルダ13の端面
のフロントヘッド13a面に当たり、チゼル12および
チゼルブッシュ14を損傷させることとなる。
【0009】さらに、チゼル12とチゼルブッシュ14
との間には隙間18が形成され、この隙間18に通じる
開口部19がフロントヘッド13a面側に形成されてい
る。そのため、落下した岩粉などの小粒径の細かな破砕
物17が、開口部19から、隙間部18内に入り込み、
チゼル12とチゼルブッシュ14およびピストン15を
損傷させることとなる。
【0010】また、ピストン15とチゼルブッシュ14
との摺動部には、グリース16が塗布されているが、チ
ゼル尾部12b側が密閉されていないため、図12
(B)に示すように、グリース16が漏出する。かかる
漏出は破砕機の使用中、ほぼ連続して発生しているた
め、結果としてグリース16が大量に無駄に消費される
こととなる。
【0011】さらに、かかるグリース16の漏出時に、
グリース16と岩粉などの破砕物17とが混ざることに
より、グリース16の中に磨き粉が混ざったと同様の状
態となり、チゼルブッシュ14などの各部を摩耗させる
結果となる。
【0012】本発明の目的は、破砕機のチゼルとチゼル
ブッシュとの間の隙間に、粉砕作業中に発生する破砕物
が進入しないようにすることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、破砕機本体の
チゼルブッシュ内に、ピストンで往復動可能に保持され
たチゼルにより地盤掘削、削岩などの破砕作業を行う破
砕機であって、前記破砕機は、前記チゼルの外周部と前
記チゼルブッシュの内周部との間に形成される隙間部へ
の前記破砕作業に伴う破砕物の進入を防ぐ保護カバーを
有することを特徴とする。
【0014】前記保護カバーは、前記チゼルと前記チゼ
ルブッシュとの間に形成された隙間部の開口面を形成す
るフロントヘッド面から、前記チゼルの胴体途中まで
を、前記開口面を含めて覆うように形成されていること
を特徴とする。
【0015】前記保護カバーは、前記チゼルの胴体途中
に形成された鍔部と、前記フロントヘッド面との間に二
重筒状に重複させて設けた複数のコイルばねと、前記複
数のコイルばねのうち、内側に位置する内側コイルばね
と、外側に位置する外側コイルばねとの間に介在され、
内側コイルばね側を外側から隔離する隔離部材とを有す
ることを特徴とする。
【0016】あるいは、前記保護カバーは、前記鍔部か
ら前記フロントヘッド面にかけて、前記チゼルの外周を
覆う隔離部材と、前記鍔部から前記フロントヘッド面側
に向けて伸ばされ、前記チゼルの最大ストローク長より
短い範囲で、前記隔離部材の外側を覆う鍔部側筒状部材
と、前記フロントヘッド面側から前記鍔部側に向けて伸
ばされ、前記チゼルの最大ストローク長より短い範囲
で、前記隔離部材の外側を覆うブッシュ側筒状部材とを
有し、前記鍔部側筒状部材と、前記ブッシュ側筒状部材
とは、互いの先端部側が常に重複させられていることを
特徴とする。
【0017】前記鍔部側筒状部材と前記ブッシュ側筒状
部材とは、それぞれコイルばねに形成されていることを
特徴とする。コイルばねのコイル巻方向が反対方向であ
ることを特徴とする。
【0018】コイルの巻方向を反対方向にすれば、コイ
ルばねの間に介在させた隔離部材が、例えば、布などの
ような伸縮可能な素材で形成されていても、コイルばね
の各段のばね間への挟み込みが抑制できる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0020】(実施の形態1)図1(A)は、本発明の
破砕機の全体構成を示す斜視図であり、(B)は(A)
の丸で囲んだチゼルとホルダとの構成状況を一部断面で
示す要部の部分拡大断面図である。図2(A)は、保護
カバーを構成する内側コイルばね、隔離部材、外側コイ
ルばねのセット状況を示す斜視図であり、(B)はキャ
ップ部材の構成を示す斜視図である。
【0021】図3(A)は、保護カバー20の取り付け
状況を示す部分断面図であり、(B)はキャップ部材と
鍔部との当接状況を示す部分断面図であり、(C)はキ
ャップ部材とフロントヘッド面との当接状況を示す部分
断面図である。図4(A)はリティナピンによりチゼル
の抜け防止を図る構成を示す斜視図であり、(B)はリ
ティナピンによりチゼルが抜けないように取り付けられ
た状況を示す断面図である。
【0022】図5(A)は、本発明の破砕機のチゼルと
ホルダとの構成の要部を一部破断して示す正面図であ
り、(B)はチゼルをいっぱいに縮めた状態における鍔
部とフロントヘッド面との距離を示す要部説明図であ
り、(C)は(B)における状態での保護カバーを構成
するコイルばね、隔離部材の様子を示す要部断面図であ
る。
【0023】破砕機10の破砕機本体11の前面11a
には、図1(A)に示すように、先端が鋭角に尖って形
成されたチゼル12を保持するホルダ13が設けられて
いる。ホルダ13には、そのフロントヘッド13a面か
ら、図1(B)に示すように、チゼルブッシュ14が設
けられている。チゼルブッシュ14内の底面側からは、
往復動可能に構成されたピストン15の端部が突出させ
られている。
【0024】チゼルブッシュ14内には、チゼルブッシ
ュ14の内径より小径に形成されたチゼル挿入部12a
が挿入されている。チゼル挿入部12aの後端側に設け
たチゼル尾部12bが、ピストン15の端部に当接させ
られている。チゼル挿入部12aの側面には、切欠12
dが形成され、ホルダ13の側面からチゼルブッシュ1
4内を通過して反対側に抜ける貫通孔に着脱自在に挿入
されたリティナピン12cにより、抜けないように取り
付けられている。
【0025】このようにしてチゼルブッシュ14内に、
ピストン15により往復動可能に保持されたチゼル12
の胴体途中から、チゼルブッシュ14の開口面が形成さ
れたフロントヘッド13a面側にかけて保護カバー20
が設けられている。
【0026】チゼル12の胴長途中には、チゼル12の
外周側を囲うように鍔部21が設けられ、鍔部21はチ
ゼル12の後端側に向けて裾広がりになるようなテーパ
面21aが設けられた形状に形成されている。かかる鍔
部21と、フロントヘッド13a面との間に保護カバー
20が設けられることとなる。かかる保護カバー20
は、内側コイルばね22、外側コイルばね23、隔離部
材24とから構成されている。
【0027】チゼル12に設けた鍔部21とフロントヘ
ッド13a面との間にかけてチゼル12の外周面を囲む
ように内側コイルばね22が設けられている。さらに、
内側コイルばね22の外周を囲むように、外側コイルば
ね23が設けられている。すなわち、内側コイルばね2
2と、外側コイルばね23とは、中心にチゼル12を抱
えるようにして、その周囲を二重筒状に囲むように設け
られている。
【0028】内側コイルばね22のフロントヘッド13
a面への取付けに際しては、フロントヘッド13a面に
形成されたチゼルブッシュ14の開口面の外縁に沿っ
て、内側コイルばね22のコイル端面が取り付けられて
いる。すなわち、チゼル12とチゼルブッシュとの間に
形成された隙間18のフロントヘッド13a面側に開口
された開口部19は、内側コイルばね22の内側に内包
されることとなる。
【0029】かかる内側コイルばね22と外側コイルば
ね23との間には、筒状に形成した布24aが筒内側に
内側コイルばね22を内包するように介在させられてい
る。すなわち、布24aが、内側コイルばね22側を、
外側コイルばね23側と隔離する隔離部材24として機
能している。かかる隔離部材24が設けられているた
め、破砕機10の使用時に、地盤掘削や削岩などの破砕
作業に際して発生した岩粉などの小粒径の破砕物17
が、外側コイルばね23のばね間を通して進入しても、
内側コイルばね22側に入り込まない。
【0030】上記構成の内側コイルばね22、外側コイ
ルばね23、隔離部材24とからなる保護カバー20の
実際の取付けは、間に隔離部材24を介して二重筒状に
内側コイルばね22、外側コイルばね23をセットした
構成に、チゼル12を通して取付けるようにすればよ
い。
【0031】図2(A)に示すように、筒状に形成した
隔離部材24の布24aの内側に、コイルばね22を入
れ、布24aの外側に二重筒状に外側コイルばね23を
通す。その状態で、ねじ蓋状に形成したキャップ部材2
5を二重筒状にコイルばねをセットした上記構成の両端
に取り付ける。
【0032】キャップ部材25は、図2(B)に示すよ
うに、外側コイルばね23の径より大径の蓋部25a
と、蓋部25aの中央部に凸状に形成されたねじ切り部
25bとから構成され、チゼル12を通すことができる
貫通孔25cが、蓋部25a、ねじ切り部25bを貫通
させて設けられている。
【0033】また、ねじ切り部25bのねじ溝は、内側
コイルばね22の内周側に螺合できるように形成されて
おり、ねじ切り部25bを内側コイルばね22にねじ込
むことにより、間に布24aを介して二重筒状に構成し
た内側コイルばね22、外側コイルばね23のセット状
態が崩れないようになっている。
【0034】このようにして両端にキャップ部材25を
取り付けてセット状態が崩れないように構成した保護カ
バー20に、キャップ部材25の貫通孔25cを通すよ
うにしてチゼル12を貫通させる。これにより、チゼル
12の外周側は、内側コイルばね22、隔離部材24、
外側コイルばね23の順に囲まれて保護されることとな
る。
【0035】この状態では、両端側に設けられたキャッ
プ部材25の一方の蓋部25aはチゼル12の鍔部21
の下端面に、他方の蓋部25aはフロントヘッド13a
面に当接させられることとなる。当接部は何ら固定する
ことなくフリーな状態にされている。チゼル12は、図
3(A)、(B)、(C)に示すように、そのチゼル挿
入部12aに設けた切欠12dがリティナピン12cを
介して抜けないように取付けられるため、チゼル12の
鍔部21と、ホルダ13のフロントヘッド13a面との
間に、上下端のキャップ部材25は挟まれることとなり
チゼル12の鍔部21と、フロントヘッド13a面との
間に保護カバー20を抜けないように取り付けることが
できる。
【0036】なお、図4(A)、(B)には、チゼル1
2を抜けないようにホルダ13に形成したチゼルブッシ
ュ14内に、リティナピン12cを利用して取付ける様
子を示した。
【0037】隔離部材24として、図1に示す場合に
は、布24aを使用した場合を示したが、伸縮可能な素
材で、上記破砕物17を通過しないような性質を有する
素材であれば、布以外のものを使用しても構わない。例
えば、合成樹脂性の膜、あるいはフィルム、ゴム膜など
を使用しても構わない。あるいは、蛇腹状に伸縮可能に
構成された管状部材を使用しても構わない。
【0038】上記のように構成された破砕機10では、
破砕機本体11に内蔵したピストン15を、油圧または
空気圧で駆動させる。ピストン15の往復動に合わせ
て、ピストン15の端面に当接させたチゼル尾部12b
を介して、チゼル12が往復動することとなる。チゼル
12の往復動は、チゼル挿入部12aがホルダ13のチ
ゼルブッシュ14内に往復動可能に保持された状態で行
われることとなる。
【0039】チゼル12の往復動に際しては、チゼル1
2に設けた鍔部21とホルダ13のフロントヘッド13
a面との間に設けられた内側コイルばね22、外側コイ
ルばね23の双方が、伸縮させられることとなる。
【0040】図1(A)に示すように、チゼル12の先
端を母台より上方の地盤面26を掘削、あるいは破砕す
る場合には、破砕作業に伴って多数の地盤あるいは岩石
の破砕片などの破砕物17が落下してくる。破砕物17
には、小粒径の岩粉などが含まれているが、かかる破砕
物17がチゼル12側に飛び込んできても、外側コイル
ばね23でその通過が阻止される。
【0041】また、岩粉が外側コイルばね23のばね間
より小粒径の場合には、ばね間を通過して外側コイルば
ね23を通過する場合も考えられるが、本発明の構成で
は、前記説明のように、布24aが隔離部材24として
外側コイルばね23と内側コイルばね22との間に介在
させられているため、外側コイルばね23を通過した岩
粉などの粉砕物17でも、内側にチゼル12を内包して
いる内側コイルばね22側へ通過することはない。
【0042】このようにして、上記構成を有する本発明
の破砕機では、破砕作業時に発生する岩粉などの破砕物
が、チゼル12とチゼルブッシュ14との間に形成され
る隙間部18に通じるフロントヘッド13a面に形成さ
れた開口部19に飛び込む心配がない。そのため、従来
構成とは異なり、チゼル12の外周面とチゼルブッシュ
14の内周面との間に形成される隙間部18に破砕物1
7が入り込むことはなく、かかる破砕物17の入り込み
に起因するチゼル12、チゼルブッシュ14などの損傷
を未然に防止することができる。
【0043】また、ピストン15とチゼルブッシュ14
との摺動部分には、グリース16が塗布されているが、
グリース16は、開口部19側から漏出しても、布24
aで構成された隔離部材24により外部へのその漏出が
防止され、グリース16の無駄を無くすことができる。
【0044】図5(B)に示す場合には、チゼル12が
チゼルブッシュ14内に最大に貫入した場合の様子を示
し、図6(A)に示す場合には、チゼル12がチゼルブ
ッシュ14内から最も伸ばされた状態、すなわち、チゼ
ル12が最大ストロークに伸ばされた状態を示してい
る。かかる両状態における鍔部21とフロントヘッド1
3a面との間の距離を、図5(B)に示す場合をαと
し、図6(A)に示す場合をβとすれば、図5(A)に
示すようにβ−αの距離をチゼル12が往復動すること
となる。
【0045】図5(B)に示す場合は、図5(C)に示
すように、内側コイルばね22と、外側コイルばね23
とはいっぱいに縮められた状態になっている。隔離部材
24としての布24aも、いっぱいに縮められた状態に
なっている。一方、図6(A)に示す場合には、図6
(B)に示すように、内側コイルばね22、外側コイル
ばね23はいっぱいに伸ばされた状態となり、両コイル
ばねに挟まれた隔離材24もいっぱいに伸ばされた状態
となっている。
【0046】図5(C)、図6(B)に示すように、隔
離部材24の布24aは、チゼル12がいっぱいに伸ば
された状態でも、いっぱいに縮められた状態でも、いず
れの状態でも、側面に皺が発生しないような弾性伸縮性
がある素材で形成されている。縮めた状態で、周囲に多
数の皺が発生する場合には、皺により弛んだ部分がばね
に挟まれる可能性が発生するため、縮めた状態でも皺が
発生しないことが好ましい。発生しても、ばね間に挟ま
れない程度に皺の発生を抑制できる素材であることが求
められる。
【0047】また、かかる構成では、本発明者の実験に
よれば、図6(C)に示すように、内側コイルばね22
の長さは、上記β+30mm程度が好ましいことが確認
された。
【0048】(実施の形態2)本実施の形態では、上記
実施の形態1とは異なる構成のコイルばねを使用した保
護カバーを有する破砕機について説明する。図7(A)
は、本実施の形態で説明する構成の破砕機のチゼルとホ
ルダとの構成の要部を示す正面図であり、(B)は、チ
ゼルをいっぱいに縮めた状態における様子を一部断面で
示した側面図であり、(C)は(B)の状態におけるコ
イルばねと隔離部材との様子を示す断面図である。
【0049】チゼル12の胴体途中には、前記実施の形
態1に示すと同様の鍔部21が設けられている。かかる
構成のチゼル12は、前記実施の形態1で説明したと同
様の構成により、ピストン15により往復動可能に、チ
ゼルブッシュ14内に保持されている。
【0050】チゼル12は、フロントヘッド13a面か
ら鍔部21にかけて、保護カバー30により外周側が覆
われている。保護カバー30は、フロントヘッド13a
面から鍔部21にかけてのチゼル12の外周を覆う筒状
に形成された隔離部材31と、隔離部材31の外側を、
フロントヘッド13a面側から途中まで覆うブッシュ側
筒状部材32としてのコイルばね32aと、隔離部材3
1の外側を鍔部21側から途中まで覆う鍔部側筒状部材
33としてのコイルばね33aとから構成されている。
【0051】隔離部材31は、前記実施の形態1と同様
に構成すればよく、例えば、布31aを使用しても構わ
ない。2個のコイルばね32a、33aは、隔離部材3
1の外側に設けられ、その一方が外側コイルばねに、他
方が内側コイルばねに相当するように構成されている。
【0052】本実施の形態では、図7(A)に示すよう
に、コイルばね32aが内側コイルばねに形成され、コ
イルばね33aが外側コイルばねに形成されている。図
7(B)に示すように、チゼル12がいっぱいに縮んだ
状態での、鍔部21とフロントヘッド13a面との距離
をαとすれば、コイルばね32aは、α−20(mm)
程度に設定した。
【0053】また、図8(A)に示すように、チゼル1
2をいっぱいに伸ばした状態、すなわち最大ストローク
にのばした状態での鍔部21とフロントヘッド13a面
との距離をβとすると、コイルばね33aは、β−α+
(40〜60)(mm)程度に設定すればよい。
【0054】コイルばね32a、33aを上記長さに設
定することにより、図7(C)、図8(B)に示すよう
に、チゼル12がいっぱいに縮んだ状態であっても、あ
るいはいっぱいに伸ばされた状態であっても、コイルば
ね32a、33aは、その先端部分が必ず重複している
こととなる。
【0055】さらに、本実施の形態では、コイルばね3
2aの外側をコイルばね33aの内側が滑るようにし
て、チゼル12の往復動に合わせて移動することができ
るように両コイルばねの径を構成しておけば、コイルば
ね32aと、コイルばね33aとの間に、破砕作業に発
生する岩粉などの破砕物が入り込む隙間を形成しないよ
うにすることができる。
【0056】特に、図1に示すように、母台から上方の
破砕作業を行う場合には、破砕物が落下してくるため、
コイルばね32aが内側コイルばねに、コイルばね33
aが外側コイルばねとなるように形成しておけば、コイ
ルばね32aとコイルばね33aとの重複部分で発生す
る微小な隙間の開口部を下方へ向けて形成することがで
きるため、より確実に、破砕物の入り込みの防止が行わ
れる。
【0057】上記説明のように構成された本実施の形態
の破砕機では、破砕作業時に発生する岩粉などの破砕物
が、チゼル12とチゼルブッシュ14との間に形成され
る隙間部18に通じるフロントヘッド13a面の開口部
19に飛び込む心配がない。そのため、従来構成とは異
なり、チゼル12とチゼルブッシュ14との間の隙間1
8に破砕物17が入り込みことはなく、かかる破砕物1
7の入り込みに起因するチゼル12、チゼルブッシュ1
4などの損傷を未然に防止することができる。
【0058】また、ピストン15とチゼルブッシュ14
との摺動部分には、グリース16が塗布されているが、
グリース16は、開口部19側から漏出しても、布31
aで構成された隔離部材31によりその漏出が防止され
る。
【0059】さらに、前記実施の形態1では、外側コイ
ルばね22は、破砕作業における、チゼル12の往復動
に合わせて伸縮を行うため、場合によっては、岩粉など
の小粒径の破砕物17が、外側コイルばね22のばね間
に挟まる場合も想定されるが、本実施の形態2の構成で
は、コイルばね32a、33aとも、チゼル12の往復
動にかかわらず伸縮することがないため、かかる破砕物
の挟み込みの虞れが発生しない。
【0060】なお、本実施の形態に示す構成では、両端
のキャップ25間には一つのコイルばねが介在される構
成ではないため、図9に示すように、キャップ部材25
と鍔部21面、キャップ部材25とフロントヘッド13
a面とは、それぞれキャップ部材25に設けた磁石25
dにより着脱自在に取付けるように構成しておけばよ
い。着脱自在の取り付け手段は、上記磁石吸着手段以外
に、着脱の手間はかかるがボルト・ナット取り付け手段
を使用しても構わない。
【0061】本実施の形態では、鍔部側筒状部材32と
してコイルばね32aを、ブッシュ側筒状部材33とし
てコイルばね33aを使用したが、図10(A)に示す
ように、コイルばね32a、32b以外に直筒32b
(32)、33b(33)を使用しても構わない。
【0062】しかし、コイルばね32a、33aを使用
すれば、コイルばねを使用しない構成に比べて、筒状部
材の剛性の確保と共に、フレキシブル性、高弾性の確保
も容易にできる。
【0063】本発明は、上記実施の形態に限定されるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲で必要に応じて
変更してもよい。
【0064】例えば、前記説明では、隔離部材が伸縮可
能な素材で形成されている場合を説明したが、例えば、
図10(B)に示すように、多段式にスライドして二重
筒状に機械的に伸縮できる構成を採用しても構わない。
【0065】前記実施の形態では、コイルばねを使用し
た構成の保護カバーについて説明したが、より簡単に
は、例えば、図10(C)に示すように、鍔部21とフ
ロントヘッド13aとの間を、蛇腹管34でチゼル12
の外周を覆うようにしてもよい。
【0066】また、図11(A)に示すように、板ばね
を円錐状に渦巻に巻いた構成のばねを保護カバー20と
して使用しても構わない。チゼルをいっぱに伸ばした状
態を図11(B)に、チゼルをいっぱいに縮めた状態を
図11(C)に示した。
【0067】前記実施の形態では、保護カバーの構成に
際して、2個のコイルばねを用いる構成を示したが、3
個以上のコイルばねを使用するようにしても構わない。
【0068】前記実施の形態の説明では、鍔部を設けた
構成のチゼルを例にあげ説明したが、鍔部を持たない構
成のチゼルに対しても、例えば、円錐圧縮ばねの構成の
コイルばねを使用することにより本発明の構成を適用す
ることができる。
【0069】
【発明の効果】本発明によれば、保護カバーが設けられ
ているため、破砕作業における破砕物のチゼルとチゼル
ブッシュ間の隙間への進入を防止することができる。そ
のため、破砕した岩石が、フロントヘッド部に当ること
なく、チゼルブッシュやチゼル本体の損傷が生じない。
【0070】本発明によれば、保護カバーが設けられて
いるため、破砕作業における破砕物のチゼルとチゼルブ
ッシュ間の隙間への進入を防止することができる。
【0071】本発明によれば、保護カバーが設けられて
いるため、チゼルブッシュとピストンとの摺動部に塗布
するグリースの破砕機外への漏出を抑制することができ
る。
【0072】保護カバーの構成にコイルばねを使用する
ことにより、簡単な構成で、チゼルの往復動に合わせた
保護カバーの伸縮性の確保が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の一実施の形態の破砕機の使用
状況を示す斜視図であり、(B)は、(A)の丸で囲ん
だ部分の部分拡大断面図である。
【図2】(A)は内側コイルばねと外側コイルばねとの
間に、隔離部材の布を挟んだ状況を示す斜視図であり、
(B)はキャップ部材を示す斜視図である。
【図3】(A)は保護カバー20の取り付け状況を示す
部分断面図であり、(B)はキャップ部材と鍔部との当
接状況を示す部分断面図であり、(C)はキャップ部材
とフロントヘッド面との当接状況を示す部分断面図であ
る。
【図4】(A)はリティナピンによりチゼルの抜け防止
を図る構成を示す斜視図であり、(B)はリティナピン
によりチゼルが抜けないように取り付けられた状況を示
す断面図である。
【図5】(A)は保護カバーを一部破断して示した本発
明の破砕機の正面図であり、(B)はチゼルをいっぱい
に縮めた状態での様子を保護カバーを省略した状態で示
す説明図であり、(C)は(B)の状態における保護カ
バー部分の様子を示す部分断面図である。
【図6】(A)はチゼルをいっぱいに伸ばした状態での
様子を保護カバーを省略した状態で示す説明図であり、
(B)は(A)の状態における保護カバー部分の様子を
示す部分断面図である、図6(C)は保護カバーのコイ
ルばねの様子を示す説明図である。
【図7】(A)は変形例の保護カバーを一部破断して示
した本発明の破砕機の正面図であり、(B)はチゼルを
いっぱいに縮めた状態での様子を保護カバーを省略した
状態で示す説明図である。
【図8】(A)はチゼルをいっぱいに伸ばした状態での
様子を保護カバーを省略した状態で示す説明図であり、
(B)は(A)の状態における保護カバー部分の様子を
示す部分断面図である。
【図9】(A)は保護カバーのキャップ部材を磁石で着
脱自在に取付けた状況を示す正面図であり、(B)はキ
ャップ部材と鍔部との取り付けを、(C)はキャップ部
材とフロントヘッド面との取り付けをそれぞれ示す要部
断面図である。
【図10】(A)は、保護カバーを構成する鍔部側筒状
部材、ブッシュ側筒状部材の変形例を示す説明図であ
り、(B)は隔離部材を機械的に伸縮可能に構成した変
形例を示す説明図であり、(C)はホゴカバーを蛇腹管
で構成した場合を示す説明図である。
【図11】(A)は保護カバーを円錐状の渦巻に構成し
た場合を示す破砕機の正面図であり、(B)はチゼルを
いっぱいに伸ばした様子を示す要部断面図であり、
(C)はチゼルをいっぱいに縮めた様子を示す要部断面
図である。
【図12】(A)は従来構成の破砕機を使用している状
況を示す斜視図であり、(B)は(A)に示す破砕作業
において(A)の丸で囲んだ部分のチゼルとチゼルブッ
シュとの隙間に破砕物が進入する様子を拡大して示す部
分拡大図である。
【符号の説明】
10 破砕機 11 破砕機本体 11a 前面 12 チゼル 12a チゼル挿入部 12b チゼル尾部 12c リティナピン 12d 切欠 13 ホルダ 13a フロントヘッド 14 チゼルブッシュ 15 ピストン 16 グリース 17 破砕物 18 隙間 19 開口部 20 保護カバー 21 鍔部 21a テーパ面 22 内側コイルばね 23 外側コイルばね 24 隔離部材 24a 布 25 キャップ部材 25a 蓋部 25b ねじ切り部 25c 貫通孔 25d 磁石 26 地盤面 30 保護カバー 31 隔離部材 31a 布 32 チゼル側筒状部材 32a コイルばね 32b 直筒 33 ブッシュ側筒状部材 33a コイルばね 33b 直筒
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野間 達也 東京都渋谷区千駄ヶ谷四丁目25番2号 株 式会社フジタ内 (72)発明者 田中 国昭 広島県東広島市西条中央7−17−34 有限 会社ケーティーシー内 Fターム(参考) 2D058 AA12 CA03 DA22 4D063 AA03 AA18 GA07 GC27

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 破砕機本体のチゼルブッシュ内に、ピス
    トンで往復動可能に保持されたチゼルにより地盤掘削、
    削岩などの破砕作業を行う破砕機であって、 前記破砕機は、前記チゼルの外周部と前記チゼルブッシ
    ュの内周部との間に形成される隙間部への前記破砕作業
    に伴う破砕物の進入を防ぐ保護カバーを有することを特
    徴とする破砕機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の破砕機において、 前記保護カバーは、前記チゼルと前記チゼルブッシュと
    の間に形成された隙間部の開口面を形成するフロントヘ
    ッド面から、前記チゼルの胴体途中までを、前記開口面
    を含めて覆うように形成されていることを特徴とする破
    砕機。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の破砕機において、 前記保護カバーは、前記チゼルの胴体途中に形成された
    鍔部と、前記フロントヘッド面との間に二重筒状に重複
    させて設けた複数のコイルばねと、 前記複数のコイルばねのうち、内側に位置する内側コイ
    ルばねと、外側に位置する外側コイルばねとの間に介在
    され、内側コイルばね側を外側から隔離する隔離部材と
    を有することを特徴とする破砕機。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の破砕機において、 前記保護カバーは、鍔部から前記フロントヘッド面にか
    けて、前記チゼルの外周を覆う隔離部材と、 前記鍔部から前記フロントヘッド面側に向けて伸ばさ
    れ、前記チゼルの最大ストローク長より短い範囲で、前
    記隔離部材の外側を覆う鍔部側筒状部材と、 前記フロントヘッド面側から前記鍔部側に向けて伸ばさ
    れ、前記チゼルの最大ストローク長より短い範囲で、前
    記隔離部材の外側を覆うブッシュ側筒状部材とを有し、 前記鍔部側筒状部材と、前記ブッシュ側筒状部材とは、
    互いの先端部側が常に重複させられていることを特徴と
    する破砕機。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の破砕機において、 前記鍔部側筒状部材と前記ブッシュ側筒状部材とは、そ
    れぞれコイルばねに形成されていることを特徴とする破
    砕機。
  6. 【請求項6】 請求項3または5記載の破砕機におい
    て、 コイルばねのコイル巻方向が反対方向であることを特徴
    とする破砕機。
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