JP2003053222A - 車両全体養生シート - Google Patents

車両全体養生シート

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JP2003053222A
JP2003053222A JP2001285934A JP2001285934A JP2003053222A JP 2003053222 A JP2003053222 A JP 2003053222A JP 2001285934 A JP2001285934 A JP 2001285934A JP 2001285934 A JP2001285934 A JP 2001285934A JP 2003053222 A JP2003053222 A JP 2003053222A
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JP
Japan
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sheet
vehicle
adhesive tape
curing
edge
Prior art date
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Application number
JP2001285934A
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English (en)
Inventor
Takashi Yamazaki
喬 山崎
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JOHOKU KOGYO KK
Original Assignee
JOHOKU KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】塗装時に車両全体を養生するにあたり、作業時
間の短縮およびコストの削減が図れる、車両全体養生シ
ートを提供する。 【解決手段】多層に折り畳んだ、上側シート(1)と下
側シート(2)の2枚のシートを、端縁部に沿って平行
にずらして重ね、上側シート端縁部(1a)と下側シー
ト端縁部(2a)の上に、粘着テープ(3)を、その粘
着面(3a)が一定の糊しろ幅を保持するように、平行
に貼り付けながら、ロール状に巻き取ったことを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、車両等の塗装時
に、塗料が塗装面以外の部位に飛散して付着することを
防ぐために使用される、養生シートに関するものであ
る。 【0002】 【従来の技術】従来、車両等の塗装時に、塗料が塗装面
以外の部位に飛散して付着することを防ぐために、非塗
装部をシート等で覆いをする養生作業が行われており、
その際使用される、様々な養生シートが開発されてき
た。例えば、「特開平6−155610号 両面粘着テ
ープ付マスクシート」、「特開平9−234790号
無機フィラー入りマスキングフィルム」、「特開平10
−128193号 耐塗料バリヤー効果を持つマスキン
グシート」、「特開2001−172584号 段差を
有する粘着テープ付塗装被覆材」等の公報がある。 【0003】ここ数年では、高鮮映性、超速乾性を有し
た塗料の開発に伴い、塗料の微粒化が進み、そのために
吹き付けた塗料の飛沫が、周囲に霧状に立ちこめる様に
なり、これらの塗料が車両の非塗装面に付着するのを防
ぐため、車両全体を養生シートで覆う、全体養生が一般
化しつつある。その際、図5および図6に示す、一枚の
多層シート(6)の片側端縁部に、粘着テープ(3)の
粘着面(3a)を付けながらロール状に巻き取った車両
用養生シートや、図7に示す、管状シート(7)の両側
外辺からシートの内方向にシート両側部を均等に押し込
み、さらに、上側長辺中央部に切れ目(8)を入れなが
ら巻き取った、粘着テープの付かない車両用養生シート
が広く使われている。 【0004】前述の公報の内、「特開平10−1281
93号」公報は、特に注目すべき文献であるが、あくま
で高圧力での吹き付け塗装や、骨材入り塗料の吹き付け
塗装時に、塗料の浸透を防ぐ耐塗料バリヤー効果を追求
したものであって、その構成からも本発明の目指す「車
両等の全体養生時に、作業の効率化およびコストの削減
が図れる、車両全体養生シート」とは、全く異なるもの
である。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べた、
車両の全体養生で使用されている養生シートには、次の
ような問題点があった。 (イ)図5および図6に示した、従来の粘着テープ付車
両用養生シートは、あらかじめ多層に折り畳まれたシー
トの端縁部に粘着テープが付いているため、作業性には
優れているが、展開したときの最大シート幅が1,80
0〜2,100mmのものしかなく、一台の車両全体を
覆って養生するためには、二度以上に渡って、養生シー
トの貼り付け作業を行う必要があった。 (ロ)図7に示した、従来の粘着テープの付いていない
車両用養生シートには、展開したときの最大シート幅が
4,000mmのものもあるが、4層までしか折り畳め
ないため、巻き取った製品幅が1,000mm以上にな
っていた。また、巻きメートル数も、その製法上から短
尺に巻き取ることが難しく、100〜200mの長尺巻
きになり重量が大きくなるため、養生作業を行う際に、
専用の設置台等が必要となる上、養生シート自体の運搬
や保管も容易ではなかった。 (ハ)さらに、粘着テープの付いていない車両用養生シ
ートを用いて、一人で車両全体を均等に覆うことは容易
でなく、養生シートの位置を決めた後も、塗装中にシー
トがずれないように、端縁部を粘着テープ等で留める作
業が必要であった。 本発明は、従来の技術の有するこれらの問題点を解決す
るためになされたものである。 【0006】 【課題を解決するための手段】多層に折り畳んだ、上側
シート(1)と下側シート(2)の2枚のシートを、端
縁部に沿って平行にずらして重ね、さらに、上側シート
端縁部(1a)と下側シート端縁部(2a)の上に、粘
着テープ(3)を、その粘着面(3a)が一定の糊しろ
幅を保持するように平行に貼り付けながら、ロール状に
巻き取る。 【0007】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。多層に折り畳んだ、上側シート(1)と下
側シート(2)の2枚のシートを、端縁部に沿って数ミ
リ程度、平行にずらして重ね、さらに、上側シート端縁
部(1a)と下側シート端縁部(2a)の上に、粘着テ
ープ(3)を、その粘着面(3a)が一定の糊しろ幅を
保持するように平行に貼り付けながら、ロール状に巻き
取る。本発明は以上のような構造で、これを使用すると
きは、図3に示すように、ロール状に巻き取った車両全
体養生シート(4)の端縁部に付いた粘着テープ(3)
の粘着面(3a)を、全体養生をする車両(5)の中心
部に沿って貼り付けながら、横方向に展開する。次に、
図4に示すように、多層に折り畳まれた状態の上側シー
ト(1)を180度折り返し、粘着テープ(3)が付い
ていない側のシート端縁部(1b)を引き出しながら縦
方向に展開した後、同じく多層に折り畳まれた状態の下
側シート(2)の、粘着テープ(3)が付いていない側
のシート端縁部(2b)を引き出しながら反対側縦方向
に展開して、車両全体を養生する。 【0008】なお、図8で示すように、図7で示した粘
着テープの付いていない車両用養生シートを、切れ目
(8)が内側になるように半分に折り畳み、その折り目
の上に、粘着テープ(3)の粘着面(3a)が一定の糊
しろ幅を保持するように平行に貼り付けながら、ロール
状に巻き取ったものも、上述の構造のものと同様に使用
することができる。 【0009】 【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。 (イ)本発明の養生シートは、多層に折り畳んだ2枚の
シートの端縁部に、粘着テープを付けることにより、従
来の粘着テープ付養生シートと同じ優れた作業性を持ち
ながら、一度の貼り付け作業で車両の全体養生ができる
ため、作業の効率化、および、コストの低減が図れる。 (ロ)多層に折り畳んだシートを2枚重ねることによ
り、広幅のシートを10分の1以下の幅に仕上げること
ができる。(例えば、展開したときの最大シート幅4,
200mmのものを、仕上がり製品幅で300mmにす
ることが可能である。)また、巻きメートル数も、短尺
に巻き取ることができるので、小型で軽量になる。その
ため、専用の設置台等がなくても養生作業を行うことが
可能で、シート自体の運搬や保管作業も容易になる。 (ハ)あらかじめ、養生シートの中心部に粘着テープが
付いているので、一人の作業者でも、車両の中央部に沿
って粘着テープを貼り付けた後、シートを展開するだけ
で、車両全体を均等に覆うことが容易にできる。また、
塗装中にシートの位置がずれることもなくなる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の斜視図 【図2】本発明の分解断面図 【図3】本発明を車両に貼り付ける状態を示す斜視図 【図4】本発明で車両を養生した状態を示す斜視図 【図5】従来の粘着テープ付車両用養生シートの斜視図 【図6】従来の粘着テープ付車両用養生シートの分解断
面図 【図7】従来の粘着テープの付かない車両用養生シート
の斜視図 【図8】本発明の応用例を示す分解断面図 【符号の説明】 1 上側シート 1a,1b 上側シート端縁部 2 下側シート 2a,2b 下側シート端縁部 3 粘着テープ 3a 粘着面 4 車両全体養生シート 5 車両 6 多層シート 7 管状シート 8 切れ目

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】多層に折り畳んだ、上側シート(1)と下
    側シート(2)の2枚のシートを、端縁部に沿って平行
    にずらして重ね、上側シート端縁部(1a)と下側シー
    ト端縁部(2a)の上に、粘着テープ(3)を、その粘
    着面(3a)が一定の糊しろ幅を保持するように、平行
    に貼り付けながら、ロール状に巻き取ったことを特徴と
    する車両全体養生シート(4)。
JP2001285934A 2001-08-16 2001-08-16 車両全体養生シート Pending JP2003053222A (ja)

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