JP2003052818A - 浣腸器 - Google Patents
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Landscapes
- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】使用が容易な浣腸器を提供する。
【解決手段】挿入部330は、ほぼ垂直に座部310に
下端が連結しており、その先端にはうずらの卵形状の挿
入端部331が設けられ、挿入端部331の先端には注
入口332が設けられている。取手部320は、座部3
10に対して前方に傾いて座部310に下端が連結して
おり、その先端にはホース取付用のホース取付口321
が設けられている。そして、ホース取付口321と注入
口332の間は、本浣腸器300内部を通るチューブ3
25により連結しており、ホース取付口321から供給
された浣腸液が注入口332から出射するようになって
いる。
下端が連結しており、その先端にはうずらの卵形状の挿
入端部331が設けられ、挿入端部331の先端には注
入口332が設けられている。取手部320は、座部3
10に対して前方に傾いて座部310に下端が連結して
おり、その先端にはホース取付用のホース取付口321
が設けられている。そして、ホース取付口321と注入
口332の間は、本浣腸器300内部を通るチューブ3
25により連結しており、ホース取付口321から供給
された浣腸液が注入口332から出射するようになって
いる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、使用が容易な浣腸
器に関するものである。
器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の浣腸器としては、腸挿入部と浣腸
液タンクが一体化したいちじく型の軽弁浣腸器や、腸に
挿入する長いノズルやカテーテルを注射器に連結したガ
ラス浣腸器や、カテーテルを液タンク(イルリガート
ル)に連結したイルリガートル浣腸器が知られている。
液タンクが一体化したいちじく型の軽弁浣腸器や、腸に
挿入する長いノズルやカテーテルを注射器に連結したガ
ラス浣腸器や、カテーテルを液タンク(イルリガート
ル)に連結したイルリガートル浣腸器が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般的に軽弁浣腸器は
その構造より液量が少なく、又、挿入部の長さも短くな
るため、腸内洗浄などの用途には不向きである。一方、
長いノズルやカテーテルを使用するガラス浣腸器やイル
リガートル浣腸器では、ノズルやカテーテルが柔らかく
自己処置する場合に腸に挿入しづらく、又、経験を積ま
ないと適当な長さを挿入することが難しく、これによっ
て腸内壁を傷つけてしまう可能性もある。また、イルリ
ガートル浣腸器は、大量の浣腸液を腸内に注入すること
ができるため腸内洗浄に適した浣腸器であるが、浣腸液
の流量を適時制御することができないという問題があ
る。また、イルリガートル浣腸器は、比較的高価であ
る。また、以上の各浣腸器には注入した液等の漏れを防
ぐための機構が無いという問題もある。
その構造より液量が少なく、又、挿入部の長さも短くな
るため、腸内洗浄などの用途には不向きである。一方、
長いノズルやカテーテルを使用するガラス浣腸器やイル
リガートル浣腸器では、ノズルやカテーテルが柔らかく
自己処置する場合に腸に挿入しづらく、又、経験を積ま
ないと適当な長さを挿入することが難しく、これによっ
て腸内壁を傷つけてしまう可能性もある。また、イルリ
ガートル浣腸器は、大量の浣腸液を腸内に注入すること
ができるため腸内洗浄に適した浣腸器であるが、浣腸液
の流量を適時制御することができないという問題があ
る。また、イルリガートル浣腸器は、比較的高価であ
る。また、以上の各浣腸器には注入した液等の漏れを防
ぐための機構が無いという問題もある。
【0004】そこで、本発明は使用が容易で、比較的安
価に製作することのできる浣腸器を提供することを課題
とする。
価に製作することのできる浣腸器を提供することを課題
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題達成のために、
本発明はたとえば、座部と、座部より上方に突出した外
形略棒状の取手部と、前記取手部よりも後方の位置にお
いて座部の上面より上方に起立した外形略棒状の挿入部
と、浣腸器内部を通る浣腸液の流路とを有し、前記取手
部はその上方端に浣腸液の受入口を有し、前記挿入部
は、その上方端に浣腸液の腸内への注入口を有し、前記
流路は、前記受入口と注入口を連絡していることを特徴
とする浣腸器を提供する。
本発明はたとえば、座部と、座部より上方に突出した外
形略棒状の取手部と、前記取手部よりも後方の位置にお
いて座部の上面より上方に起立した外形略棒状の挿入部
と、浣腸器内部を通る浣腸液の流路とを有し、前記取手
部はその上方端に浣腸液の受入口を有し、前記挿入部
は、その上方端に浣腸液の腸内への注入口を有し、前記
流路は、前記受入口と注入口を連絡していることを特徴
とする浣腸器を提供する。
【0006】このような浣腸器によれば、座部や取手部
の存在によって、自分一人で挿入部を腸に挿入すること
が容易になる。また、挿入部の下側に座部を設けたこと
により、挿入端部の腸への挿入深さを一定とすることが
でき腸内内壁の損傷を防ぐことができるようになる。ま
た、座部を設けたことより、座部によって浣腸液の漏れ
を抑止することができ、使用者も早期の排泄をがまんし
易くなる。
の存在によって、自分一人で挿入部を腸に挿入すること
が容易になる。また、挿入部の下側に座部を設けたこと
により、挿入端部の腸への挿入深さを一定とすることが
でき腸内内壁の損傷を防ぐことができるようになる。ま
た、座部を設けたことより、座部によって浣腸液の漏れ
を抑止することができ、使用者も早期の排泄をがまんし
易くなる。
【0007】また、さらにこのような浣腸器において、
前記挿入端部の上方端部を、球もしくは楕円球もしくは
うずらの卵形状とすることにより、よりスムーズな挿入
が可能となる。また、前記流路を通る浣腸液の流量を調
整するための流量調整部を設けることにより、使用者が
任意に浣腸液の流量を調整できるようになる。また、さ
らに、前記受入口から注入口方向へ向かう浣腸液の流れ
を妨げず、注入口から受入口方法に向かう浣腸液の流れ
を抑止する逆流防止弁を前記流路中に設ければ、浣腸液
の逆流が防止できるので衛生的となる。また、前記挿入
端部を被う脱着可能なカバーを設ければ、カバーの清掃
や交換により、より衛生的な使用が可能となる。また、
前記浣腸液の受入口に一端が接続したチューブと、前記
チューブの他端が接続する浣腸液タンク栓とを設け、前
記浣腸液タンク栓に、前記浣腸液タンク外部から内部へ
空気を導入するための空気孔と、前記浣腸液タンク内部
から前記チューブ内部へ浣腸液を導出するための浣腸液
孔と、前記空気孔を介した前記浣腸液タンク内部から外
部への浣腸液及び空気の流れを妨げる逆流防止弁とを備
えるようにすれば、特別な浣腸液タンクを使用せずと
も、市販の飲料物用のペットボトルなどを浣腸液タンク
として用いることができるようになると共に、浣腸液の
逆流が防止できるので衛生的である。
前記挿入端部の上方端部を、球もしくは楕円球もしくは
うずらの卵形状とすることにより、よりスムーズな挿入
が可能となる。また、前記流路を通る浣腸液の流量を調
整するための流量調整部を設けることにより、使用者が
任意に浣腸液の流量を調整できるようになる。また、さ
らに、前記受入口から注入口方向へ向かう浣腸液の流れ
を妨げず、注入口から受入口方法に向かう浣腸液の流れ
を抑止する逆流防止弁を前記流路中に設ければ、浣腸液
の逆流が防止できるので衛生的となる。また、前記挿入
端部を被う脱着可能なカバーを設ければ、カバーの清掃
や交換により、より衛生的な使用が可能となる。また、
前記浣腸液の受入口に一端が接続したチューブと、前記
チューブの他端が接続する浣腸液タンク栓とを設け、前
記浣腸液タンク栓に、前記浣腸液タンク外部から内部へ
空気を導入するための空気孔と、前記浣腸液タンク内部
から前記チューブ内部へ浣腸液を導出するための浣腸液
孔と、前記空気孔を介した前記浣腸液タンク内部から外
部への浣腸液及び空気の流れを妨げる逆流防止弁とを備
えるようにすれば、特別な浣腸液タンクを使用せずと
も、市販の飲料物用のペットボトルなどを浣腸液タンク
として用いることができるようになると共に、浣腸液の
逆流が防止できるので衛生的である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。
説明する。
【0009】まず、第1の実施形態について説明する。
【0010】図1に本実施形態に係る浣腸器の形状を示
す。
す。
【0011】図中、aは本浣腸器の後面図、bは右側面
図、cは前面図、dは上面図、eは底面図である。な
お、本浣腸器の左側面は右側面と対称に表れる。
図、cは前面図、dは上面図、eは底面図である。な
お、本浣腸器の左側面は右側面と対称に表れる。
【0012】図示するように、本浣腸器100は、上方
よりみて全体としておしゃもじ形状を有している。ま
た、大きく分けて座部110、取手部120、挿入部1
30よりなる。
よりみて全体としておしゃもじ形状を有している。ま
た、大きく分けて座部110、取手部120、挿入部1
30よりなる。
【0013】挿入部130は、座部110に対して後方
に75度から85度程度傾いて座部110に下端が連結
しており、その先端にはうずらの卵形状の挿入端部13
1が設けられ、挿入端部131の先端には注入口132
が設けられている。そして、挿入端部131の下端と座
部110の間を挿入端部131よりもくびれた筒状の部
分で連結している。
に75度から85度程度傾いて座部110に下端が連結
しており、その先端にはうずらの卵形状の挿入端部13
1が設けられ、挿入端部131の先端には注入口132
が設けられている。そして、挿入端部131の下端と座
部110の間を挿入端部131よりもくびれた筒状の部
分で連結している。
【0014】一方、取手部120は、座部110に対し
て前方に傾いて座部110に下端が連結しており、その
先端にはホース取付用のホース取付口121が設けられ
ている。
て前方に傾いて座部110に下端が連結しており、その
先端にはホース取付用のホース取付口121が設けられ
ている。
【0015】このような構成において、ホース取付口1
21と注入口132の間は、本浣腸器100内部を通る
チューブ125により連結しており、ホース取付口12
1から供給された浣腸液が注入口132から出射するよ
うになっている。
21と注入口132の間は、本浣腸器100内部を通る
チューブ125により連結しており、ホース取付口12
1から供給された浣腸液が注入口132から出射するよ
うになっている。
【0016】ここで、取手部120部分のチューブ12
5には、流量制御部123と、逆流防止弁124が挿入
されている。流量制御部123は、チューブ125を流
れる浣腸液の流量を制御するためのものであり、使用者
は、レバー127の操作によって流量制御部123を利
用して腸への浣腸液の流量を任意に調整することができ
る。また、逆流防止弁124は、浣腸液の逆流を防止す
るためのものである。
5には、流量制御部123と、逆流防止弁124が挿入
されている。流量制御部123は、チューブ125を流
れる浣腸液の流量を制御するためのものであり、使用者
は、レバー127の操作によって流量制御部123を利
用して腸への浣腸液の流量を任意に調整することができ
る。また、逆流防止弁124は、浣腸液の逆流を防止す
るためのものである。
【0017】さて、このような本浣腸器100は、たと
えばプラスチック等の化学樹脂製であり、挿入端部13
1には潤滑油を塗布して使用する。また、本浣腸器10
0の大きさは、たとえば、全体の高さL1が113m
m、全体の幅L2が56mm、全体の奥行きL3が15
8mm、挿入端部131の幅(最大直径)L4が18m
m程度、挿入部130の長さL5が57mmである。
えばプラスチック等の化学樹脂製であり、挿入端部13
1には潤滑油を塗布して使用する。また、本浣腸器10
0の大きさは、たとえば、全体の高さL1が113m
m、全体の幅L2が56mm、全体の奥行きL3が15
8mm、挿入端部131の幅(最大直径)L4が18m
m程度、挿入部130の長さL5が57mmである。
【0018】次に、取手部120部分に設けられる流量
制御部123について説明する。
制御部123について説明する。
【0019】図2に、流量制御部123の構造を模式的
に示す。
に示す。
【0020】図中、aは斜視的に示した流量制御部12
3の構造を示している。また、bはチューブ125の流
量を全開とした状態を、cはチューブの流量を全閉とし
た状態を、チューブ125の長手方向に沿った断面と、
チューブ125の長手方向と垂直な断面により模式的に
表したものである。なお、b1、c1がチューブ125
の長手方向に沿った断面により表した流量制御部123
の構造を表しており、b2、c2がチューブ125の長
手方向と垂直な断面により表した流量制御部123の構
造を表している。
3の構造を示している。また、bはチューブ125の流
量を全開とした状態を、cはチューブの流量を全閉とし
た状態を、チューブ125の長手方向に沿った断面と、
チューブ125の長手方向と垂直な断面により模式的に
表したものである。なお、b1、c1がチューブ125
の長手方向に沿った断面により表した流量制御部123
の構造を表しており、b2、c2がチューブ125の長
手方向と垂直な断面により表した流量制御部123の構
造を表している。
【0021】さて、図示するように流量制御部123
は、取手部120に対して回動可能に装着された、チュ
ーブ125の長手方向に沿った断面がくの字形状のレバ
ー127を有し、レバー124の一端は、外部より操作
可能なように、取手部120に設けた切欠きより外部に
突出している。
は、取手部120に対して回動可能に装着された、チュ
ーブ125の長手方向に沿った断面がくの字形状のレバ
ー127を有し、レバー124の一端は、外部より操作
可能なように、取手部120に設けた切欠きより外部に
突出している。
【0022】このような構造において、使用者がレバー
127をbの全開の位置からcの全閉の位置へ向かう方
向に移動するに伴い、レバー127の下部が、チューブ
125を押し潰していき、チューブ125の流量が小さ
くなり、逆に、使用者がレバー127をcの全閉の位置
からbの全開の位置へ向かう方向に移動するに伴い、レ
バー127の下部が、チューブ125を押し潰す量が小
さくなり、チューブ125の流量が増すことになる。
127をbの全開の位置からcの全閉の位置へ向かう方
向に移動するに伴い、レバー127の下部が、チューブ
125を押し潰していき、チューブ125の流量が小さ
くなり、逆に、使用者がレバー127をcの全閉の位置
からbの全開の位置へ向かう方向に移動するに伴い、レ
バー127の下部が、チューブ125を押し潰す量が小
さくなり、チューブ125の流量が増すことになる。
【0023】次に、取手部120部分に設けられる逆流
防止弁124について説明する。
防止弁124について説明する。
【0024】図3に、逆流防止弁124の構造を模式的
に示す。
に示す。
【0025】aは斜視的に示した逆流防止弁124の構
造を示している。また、bはチューブ125の長手方向
に沿った断面により表した逆流防止弁124の構造を示
しており、cはチューブ125の長手方向と垂直な断面
により表した逆流防止弁124の構造を表している。
造を示している。また、bはチューブ125の長手方向
に沿った断面により表した逆流防止弁124の構造を示
しており、cはチューブ125の長手方向と垂直な断面
により表した逆流防止弁124の構造を表している。
【0026】図示するように、逆流防止弁124は、開
口1241を、注入口132の側から覆う、一辺を開口
フレーム1242に固着されたフィルム1243より構
成されている。フィルム1243は、ホース取付口12
1側から注入口132に向かう浣腸液の流れに対して、
その流体の力により傾いて開口を解放して浣腸液の流れ
を妨げない。一方、注入口132側からホース取付口1
21に向かう浣腸液の流れに対して、その流体の力によ
り押されて開口を閉鎖し浣腸液の逆流を排除する。
口1241を、注入口132の側から覆う、一辺を開口
フレーム1242に固着されたフィルム1243より構
成されている。フィルム1243は、ホース取付口12
1側から注入口132に向かう浣腸液の流れに対して、
その流体の力により傾いて開口を解放して浣腸液の流れ
を妨げない。一方、注入口132側からホース取付口1
21に向かう浣腸液の流れに対して、その流体の力によ
り押されて開口を閉鎖し浣腸液の逆流を排除する。
【0027】なお、逆流防止弁124の大きさは、たと
えば、チューブ125の長手方向に見て、奥行きL1を
20mm、高さおよび幅L2を10mmとする。
えば、チューブ125の長手方向に見て、奥行きL1を
20mm、高さおよび幅L2を10mmとする。
【0028】以上、本実施形態に係る浣腸器の形状、構
造について説明した。
造について説明した。
【0029】以下、本浣腸器100の使用形態について
説明する。
説明する。
【0030】図4は、本浣腸器の使用状態を表す図であ
る。
る。
【0031】図示するように、使用時には、本浣腸器1
00のホース取付口121にホース200の一端を取
付、ホース200の他端を、比較的高所に吊した、ぬる
ま湯(体温程度の温度の水)を1.5〜2リットル入れ
たビニール製などの液袋210に連結する。
00のホース取付口121にホース200の一端を取
付、ホース200の他端を、比較的高所に吊した、ぬる
ま湯(体温程度の温度の水)を1.5〜2リットル入れ
たビニール製などの液袋210に連結する。
【0032】そして、使用者は、取手部120を利用し
ながら、ちょうど座部110の上に座るようにして、挿
入部130を肛門より腸に挿入し、浣腸液を腸に注入す
る。また、この際に適宜レバー127を操作して、浣腸
液の流量を調整する。
ながら、ちょうど座部110の上に座るようにして、挿
入部130を肛門より腸に挿入し、浣腸液を腸に注入す
る。また、この際に適宜レバー127を操作して、浣腸
液の流量を調整する。
【0033】以上、本実施形態に係る浣腸器について説
明した。
明した。
【0034】以上のように、本実施形態に係る浣腸器に
よれば、座部110や取手部120の存在および形状や
座部110に対する挿入部130の角度や高さや挿入端
部131の形状や各部の配置によって、極めて自分一人
で挿入部130を腸に挿入し易くなっている。また、挿
入部130の下端に座部110を設けたことにより、挿
入端部130の腸への挿入深さを一定とすることができ
腸内内壁の損傷を防ぐことができるようになる。また、
座部100を比較的水平方向に広い形状とすることによ
り、座部110によって浣腸液の漏れを抑止することが
でき、使用者も早期の排泄をがまんし易くなる。また、
流量制御部123を設けたので、使用者が任意に浣腸液
の流量を調整できる。また、逆流防止弁124によっ
て、浣腸液の逆流が防止できるので衛生的である。
よれば、座部110や取手部120の存在および形状や
座部110に対する挿入部130の角度や高さや挿入端
部131の形状や各部の配置によって、極めて自分一人
で挿入部130を腸に挿入し易くなっている。また、挿
入部130の下端に座部110を設けたことにより、挿
入端部130の腸への挿入深さを一定とすることができ
腸内内壁の損傷を防ぐことができるようになる。また、
座部100を比較的水平方向に広い形状とすることによ
り、座部110によって浣腸液の漏れを抑止することが
でき、使用者も早期の排泄をがまんし易くなる。また、
流量制御部123を設けたので、使用者が任意に浣腸液
の流量を調整できる。また、逆流防止弁124によっ
て、浣腸液の逆流が防止できるので衛生的である。
【0035】また、ビニール袋などの液袋を使用可能と
なるので腸内洗浄に適した大量の液量を使用することが
できる。また、化学樹脂等によって、安価に構成できる
ので、衛生的な使い捨ての浣腸器として提供することが
できるようになる。また、割れ難く安全である。
なるので腸内洗浄に適した大量の液量を使用することが
できる。また、化学樹脂等によって、安価に構成できる
ので、衛生的な使い捨ての浣腸器として提供することが
できるようになる。また、割れ難く安全である。
【0036】なお、以上の実施形態では逆流防止弁12
4を浣腸器100側に設けたが、これはホース200に
逆流防止弁124を挿入するようにしてもかまわない。
4を浣腸器100側に設けたが、これはホース200に
逆流防止弁124を挿入するようにしてもかまわない。
【0037】また、本浣腸器は挿入端部113に潤滑油
を塗布し、カバーを被せた状態で、使用者に供給するよ
うにするのが良い。
を塗布し、カバーを被せた状態で、使用者に供給するよ
うにするのが良い。
【0038】以上、本発明の第1の実施形態について説
明した。
明した。
【0039】以下、本発明の第2の実施形態について説
明する。
明する。
【0040】図5に、本第2実施形態に係る浣腸器セッ
トの構成と使用状態を示す。
トの構成と使用状態を示す。
【0041】図示するように、本第2実施形態に係る浣
腸器セットは、浣腸器300、浣腸器カバー400、ホ
ース500、ペットボトル弁600、ペットボトルホル
ダー700、ペットボトル800よりなる。ただし、ペ
ットボトル800としては使用者手持ちのものを用いて
かまわない。
腸器セットは、浣腸器300、浣腸器カバー400、ホ
ース500、ペットボトル弁600、ペットボトルホル
ダー700、ペットボトル800よりなる。ただし、ペ
ットボトル800としては使用者手持ちのものを用いて
かまわない。
【0042】図示するように、本第2実施形態に係る浣
腸器セットでは、逆流防止弁つきの空気口とホース50
0取付口とを設けたペットボトル弁600で、ペットボ
トル800に栓をした状態において、ペットボトル80
0を袋状のペットボトルホルダー700に入れて、ペッ
トボトル800が逆立ちするように高所に吊り下げ、ペ
ットボトル弁600と浣腸器300を連結するホースを
介して浣腸器300に浣腸液を供給するものである。ま
た、使用者は、浣腸器300の挿入端部に、これを覆
う、交換可能な浣腸器カバー400を取り付けて使用す
るものである。
腸器セットでは、逆流防止弁つきの空気口とホース50
0取付口とを設けたペットボトル弁600で、ペットボ
トル800に栓をした状態において、ペットボトル80
0を袋状のペットボトルホルダー700に入れて、ペッ
トボトル800が逆立ちするように高所に吊り下げ、ペ
ットボトル弁600と浣腸器300を連結するホースを
介して浣腸器300に浣腸液を供給するものである。ま
た、使用者は、浣腸器300の挿入端部に、これを覆
う、交換可能な浣腸器カバー400を取り付けて使用す
るものである。
【0043】以下、以上の各部の詳細について説明す
る。
る。
【0044】図6aに、浣腸器300の形状を示す。
【0045】図中、a−1は本浣腸器300の上面図、
a−2は右側面図、a−3は後面図である。
a−2は右側面図、a−3は後面図である。
【0046】図示するように、本浣腸器300は、前記
第1実施形態に係る浣腸器100とほぼ同様の形状を有
しており、上方よりみて全体として「しゃもじ」形状を
有している。また、大きく分けて座部310、取手部3
20、挿入部330よりなる。
第1実施形態に係る浣腸器100とほぼ同様の形状を有
しており、上方よりみて全体として「しゃもじ」形状を
有している。また、大きく分けて座部310、取手部3
20、挿入部330よりなる。
【0047】ここで、挿入部330は、前記第1実施形
態とは異なり、座部310に対してほぼ垂直に起立する
ように、座部310に下端が連結している。また、その
先端にはうずらの卵形状の挿入端部331が設けられ、
挿入端部331の先端には注入口332が設けられてい
る。そして、挿入端部331の下端と座部310の間を
下方に向かって広がった筒状の部分で連結している。
態とは異なり、座部310に対してほぼ垂直に起立する
ように、座部310に下端が連結している。また、その
先端にはうずらの卵形状の挿入端部331が設けられ、
挿入端部331の先端には注入口332が設けられてい
る。そして、挿入端部331の下端と座部310の間を
下方に向かって広がった筒状の部分で連結している。
【0048】一方、取手部320は、座部310に対し
て前方に傾いて座部310に下端が連結しており、その
先端にはホース取付用のホース取付口321が設けられ
ている。
て前方に傾いて座部310に下端が連結しており、その
先端にはホース取付用のホース取付口321が設けられ
ている。
【0049】このような構成において、ホース取付口3
21と注入口332の間は、本浣腸器300内部を通る
チューブ325により連結しており、ホース取付口32
1から供給された浣腸液が注入口332から出射するよ
うになっている。
21と注入口332の間は、本浣腸器300内部を通る
チューブ325により連結しており、ホース取付口32
1から供給された浣腸液が注入口332から出射するよ
うになっている。
【0050】なお、本浣腸器300には、前記第1実施
形態と異なり、逆流防止弁124と、流量制御部123
は設けられていない。
形態と異なり、逆流防止弁124と、流量制御部123
は設けられていない。
【0051】さて、このような本浣腸器300は、たと
えばABS等の化学樹脂製であり、挿入端部331に、
浣腸器カバー400を取り付けて使用する。また、本浣
腸器300の大きさは、たとえば、全体の高さL1が1
20mm、全体の幅L2が56mm、全体の奥行きL3
が177mm、挿入端部331の幅(最大直径)L4が
18mm程度、挿入部130の長さL5が60mmであ
る。
えばABS等の化学樹脂製であり、挿入端部331に、
浣腸器カバー400を取り付けて使用する。また、本浣
腸器300の大きさは、たとえば、全体の高さL1が1
20mm、全体の幅L2が56mm、全体の奥行きL3
が177mm、挿入端部331の幅(最大直径)L4が
18mm程度、挿入部130の長さL5が60mmであ
る。
【0052】次に、図6bに、浣腸器カバー400の形
状を示す。
状を示す。
【0053】図中、a−1は浣腸器カバー400の上面
図、a−2は右側面図、a−3は前面図である。
図、a−2は右側面図、a−3は前面図である。
【0054】浣腸器カバー400は、肉厚1.1mm程
度のシリコンゴムなどの弾力性ある素材を用いて形成さ
れた部材であり、図示するように浣腸器300の挿入部
330に上側から被せられて、挿入部330を隙間無く
包み込む形状を有している。なお、浣腸器カバー400
の下部は開いており、また、上部の注入口332に重な
る部分には開口401が設けられている。ここで、浣腸
器カバー400は、適宜煮沸消毒して繰り返し使用する
ことができる。また、浣腸器カバー400は、シリコン
ゴム製のソフトなカバーであるので、腸内を傷つけるこ
とを防止する役割も果たしている。
度のシリコンゴムなどの弾力性ある素材を用いて形成さ
れた部材であり、図示するように浣腸器300の挿入部
330に上側から被せられて、挿入部330を隙間無く
包み込む形状を有している。なお、浣腸器カバー400
の下部は開いており、また、上部の注入口332に重な
る部分には開口401が設けられている。ここで、浣腸
器カバー400は、適宜煮沸消毒して繰り返し使用する
ことができる。また、浣腸器カバー400は、シリコン
ゴム製のソフトなカバーであるので、腸内を傷つけるこ
とを防止する役割も果たしている。
【0055】次に、図7aに、ペットボトルホルダー7
00の形状を示す。
00の形状を示す。
【0056】図中a−1はペットボトルホルダー700
の前面図を、a−2は後面図を、a−3は前面図a−1
中の切断栓S−Sによる断面図を表している。
の前面図を、a−2は後面図を、a−3は前面図a−1
中の切断栓S−Sによる断面図を表している。
【0057】図示するようにペットボトルホルダー70
0は、下部が閉じた透明な袋であり、その前面側の壁に
は、上の開口から入れたペットボトル800の首から先
だけを外側に出すための穴720が設けられている。ま
た、適当な係止具を、前面側の壁と後面側の壁とを貫通
させて、ペットボトル800を入れたペットボトルホル
ダー700を壁などに係止するための穴730が設けら
れている。
0は、下部が閉じた透明な袋であり、その前面側の壁に
は、上の開口から入れたペットボトル800の首から先
だけを外側に出すための穴720が設けられている。ま
た、適当な係止具を、前面側の壁と後面側の壁とを貫通
させて、ペットボトル800を入れたペットボトルホル
ダー700を壁などに係止するための穴730が設けら
れている。
【0058】次に、図7bに、ペットボトル弁600の
形状を示す。
形状を示す。
【0059】図示するようにペットボトル弁600は、
ホース500の一端をペットボトル外部において一端に
取り付ける中空管610と、空気導入管620と、逆流
防止器630と、シリコン製の断面楔形状の栓640と
を有する。そして、栓640には、空気導入管620を
ペットボトル800内外の間で貫通させるための穴とを
設が設けられている。また、逆流防止器630は、空気
導入管620の上部に取り付けられており、この逆流防
止器630は、外部から空気導入管620を通ってペッ
トボトル800内部に向かう空気の流れを禁止せず、ペ
ットボトル800内部から外部に向かう空気や浣腸液の
流れを禁止するものである。逆流防止器630は、上部
に通常閉じた状態となるスリットが設けられたシリコン
製の逆流防止弁631を有し、この逆流防止弁631
は、外部から空気導入管620を通ってペットボトル8
00内部に向かう空気の流れに対してはスリットを開い
てこれを通し、ペットボトル800内部から外部に向か
う空気や浣腸液の流れに対してはスリットを閉じたまま
として、これを通さないように作用する。
ホース500の一端をペットボトル外部において一端に
取り付ける中空管610と、空気導入管620と、逆流
防止器630と、シリコン製の断面楔形状の栓640と
を有する。そして、栓640には、空気導入管620を
ペットボトル800内外の間で貫通させるための穴とを
設が設けられている。また、逆流防止器630は、空気
導入管620の上部に取り付けられており、この逆流防
止器630は、外部から空気導入管620を通ってペッ
トボトル800内部に向かう空気の流れを禁止せず、ペ
ットボトル800内部から外部に向かう空気や浣腸液の
流れを禁止するものである。逆流防止器630は、上部
に通常閉じた状態となるスリットが設けられたシリコン
製の逆流防止弁631を有し、この逆流防止弁631
は、外部から空気導入管620を通ってペットボトル8
00内部に向かう空気の流れに対してはスリットを開い
てこれを通し、ペットボトル800内部から外部に向か
う空気や浣腸液の流れに対してはスリットを閉じたまま
として、これを通さないように作用する。
【0060】このような構成により、図5に示した使用
状態において、重力と空気導入管620からのペットボ
トル800内部への空気に取り入れによってペットボト
ル800から浣腸器300への浣腸液の流れが生じると
共に、逆流防止弁630の作用によって、浣腸器300
からペットボトル800方向への浣腸器の流れは禁止さ
れることになる。
状態において、重力と空気導入管620からのペットボ
トル800内部への空気に取り入れによってペットボト
ル800から浣腸器300への浣腸液の流れが生じると
共に、逆流防止弁630の作用によって、浣腸器300
からペットボトル800方向への浣腸器の流れは禁止さ
れることになる。
【0061】以上、本発明の第2の実施形態について説
明した。
明した。
【0062】以上のように本第2実施形態によれば、ペ
ットボトルを浣腸液タンクとして流用可能としているの
で経済的である。また、ソフトな浣腸器カバー400を
浣腸器300の腸内挿入部に被せて使用するようにして
いるので衛生的かつ安全である。また、逆流防止器63
0によって、浣腸液の逆流が防止できるので衛生的であ
る。
ットボトルを浣腸液タンクとして流用可能としているの
で経済的である。また、ソフトな浣腸器カバー400を
浣腸器300の腸内挿入部に被せて使用するようにして
いるので衛生的かつ安全である。また、逆流防止器63
0によって、浣腸液の逆流が防止できるので衛生的であ
る。
【0063】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、使用が
容易で、比較的安価に製作することのできる浣腸器を提
供することができる。
容易で、比較的安価に製作することのできる浣腸器を提
供することができる。
【図1】本発明の第1実施形態に係る浣腸器の形状を示
す図である。
す図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係る浣腸器の流量制御
部の構造を示す図である。
部の構造を示す図である。
【図3】本発明の第1実施形態に係る浣腸器の逆流防止
弁の構造を示す図である。
弁の構造を示す図である。
【図4】本発明の第1実施形態に係る浣腸器の使用状態
を示す図である。
を示す図である。
【図5】本発明の第2実施形態に係る浣腸器セットの構
成と使用状態を示す図である。
成と使用状態を示す図である。
【図6】本発明の第2実施形態に係る浣腸器と浣腸器カ
バーの形状を示す図である。
バーの形状を示す図である。
【図7】本発明の第2実施形態に係るペットボトルホル
ダーとペットボトル栓の形状を示す図である。
ダーとペットボトル栓の形状を示す図である。
100:浣腸器、110:座部、120:取手部、13
0:挿入部、131:挿入端部、132:注入口、12
1:ホース取付口、123:流量制御部、124:逆流
防止弁、125:チューブ、127:レバー、200:
ホース、210:液袋、1241:開口、1242:開
口フレーム、1243:フィルム、300:浣腸器、4
00:浣腸器カバー、500:ホース、600:ペット
ボトル弁、630:逆流防止器、631:逆流防止弁、
700:ペットボトルホルダー、800:ペットボト
ル。
0:挿入部、131:挿入端部、132:注入口、12
1:ホース取付口、123:流量制御部、124:逆流
防止弁、125:チューブ、127:レバー、200:
ホース、210:液袋、1241:開口、1242:開
口フレーム、1243:フィルム、300:浣腸器、4
00:浣腸器カバー、500:ホース、600:ペット
ボトル弁、630:逆流防止器、631:逆流防止弁、
700:ペットボトルホルダー、800:ペットボト
ル。
Claims (6)
- 【請求項1】座部と、座部より上方に突出した外形略棒
状の取手部と、前記取手部よりも後方の位置において座
部の上面より上方に起立した外形略棒状の挿入部と、浣
腸器内部を通る浣腸液の流路とを有し、 前記取手部は、その上方端に浣腸液の受入口を有し、 前記挿入部は、その上方端に浣腸液の腸内への注入口を
有し、 前記流路は、前記受入口と注入口を連絡していることを
特徴とする浣腸器。 - 【請求項2】請求項1記載の浣腸器であって、 前記挿入端部の上方端部は、球もしくは楕円球もしくは
うずらの卵形状を有し、当該上方端部の上方先端に前記
注入口は設けられていることを特徴とする浣腸器。 - 【請求項3】請求項1または2記載の浣腸器であって、 前記流路を通る浣腸液の流量を調整するための流量調整
部を有していることを特徴とする浣腸器。 - 【請求項4】請求項1、2または3記載の浣腸器であっ
て、 前記受入口から注入口方向へ向かう浣腸液の流れを妨げ
ず、注入口から受入口方法に向かう浣腸液の流れを抑止
する逆流防止弁を前記流路中に有することを特徴とする
浣腸器。 - 【請求項5】請求項1または2記載の浣腸器であって、 前記挿入端部を被う脱着可能なカバーを有することを特
徴とする浣腸器。 - 【請求項6】請求項1、2または5記載の浣腸器であっ
て、 前記浣腸液の受入口に一端が接続したチューブと、 浣腸液タンク開口の栓として用いられる、前記チューブ
の他端が接続する浣腸液タンク栓とを有し、 前記浣腸液タンク栓は、 前記浣腸液タンク外部から内部へ空気を導入するための
空気孔と、前記浣腸液タンク内部から前記チューブ内部
へ浣腸液を導出するための浣腸液孔と、前記空気孔を介
した前記浣腸液タンク内部から外部への浣腸液及び空気
の流れを妨げる逆流防止弁とを有することを特徴とする
浣腸器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002032139A JP2003052818A (ja) | 2001-06-08 | 2002-02-08 | 浣腸器 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001-174331 | 2001-06-08 | ||
JP2001174331 | 2001-06-08 | ||
JP2002032139A JP2003052818A (ja) | 2001-06-08 | 2002-02-08 | 浣腸器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003052818A true JP2003052818A (ja) | 2003-02-25 |
Family
ID=26616629
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002032139A Pending JP2003052818A (ja) | 2001-06-08 | 2002-02-08 | 浣腸器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003052818A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007075232A (ja) * | 2005-09-13 | 2007-03-29 | Akita Univ | 自己洗腸療法補助具 |
KR101206515B1 (ko) | 2012-09-14 | 2012-11-30 | 서석윤 | 좌판을 갖는 관장기 |
CN114129804A (zh) * | 2021-11-04 | 2022-03-04 | 四川大学华西医院 | 一种用于危重患者灌肠及直肠压力检测的装置 |
-
2002
- 2002-02-08 JP JP2002032139A patent/JP2003052818A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007075232A (ja) * | 2005-09-13 | 2007-03-29 | Akita Univ | 自己洗腸療法補助具 |
KR101206515B1 (ko) | 2012-09-14 | 2012-11-30 | 서석윤 | 좌판을 갖는 관장기 |
CN114129804A (zh) * | 2021-11-04 | 2022-03-04 | 四川大学华西医院 | 一种用于危重患者灌肠及直肠压力检测的装置 |
CN114129804B (zh) * | 2021-11-04 | 2023-10-20 | 四川大学华西医院 | 一种用于危重患者灌肠及直肠压力检测的装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050113 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070529 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20071023 |