JP2003052735A - 頭部冷却具 - Google Patents

頭部冷却具

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Publication number
JP2003052735A
JP2003052735A JP2001245101A JP2001245101A JP2003052735A JP 2003052735 A JP2003052735 A JP 2003052735A JP 2001245101 A JP2001245101 A JP 2001245101A JP 2001245101 A JP2001245101 A JP 2001245101A JP 2003052735 A JP2003052735 A JP 2003052735A
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JP
Japan
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head
turban
insertion slit
electromagnetic waves
forehead
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001245101A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Ito
晋次 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taihei-Sansho KK
Original Assignee
Taihei-Sansho KK
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Publication date
Application filed by Taihei-Sansho KK filed Critical Taihei-Sansho KK
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  • Electrotherapy Devices (AREA)
  • Thermotherapy And Cooling Therapy Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 頭を冷やすと同時に、電磁波を遮断して、脳
や目を守ることのできる頭部冷却具の提供を目的とす
る。 【構成】 額から後頭部に亘り巻着可能な伸縮布ターバ
ン1には、保冷剤3を出し入れできる挿入用スリット2
a,2bが形成されており、保冷剤3の表面には、電磁
波を遮断できる素材がコーティングまたはラミネートさ
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、頭部を良好に冷却で
きる頭部冷却具に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来、額を冷やしたりする
際には、氷を額に当てる等しているが、氷がズレる等し
て、良好に頭部に保持させることが困難であった。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の問題
点に鑑み案出したものであって、良好に頭部を冷却する
ことのできる頭部冷却具を提供せんことを目的とし、そ
の第1の要旨は、額から後頭部に亘り巻着可能な伸縮布
ターバンには、保冷剤を出し入れできる挿入用スリット
が形成されていることである。また第2の要旨は、前記
挿入用スリットは、伸縮布ターバンの少なくとも前部と
後部に形成されていることである。また第3の要旨は、
前記保冷剤の表面には、電磁波を遮断できる素材がコー
ティングまたはラミネートされていることである。
【0004】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、頭部冷却具の分解一部破断斜視構成図で
あり、頭部冷却具は、額から後頭部に亘り巻着可能な伸
縮布ターバン1と、保冷剤3で構成されており、伸縮布
ターバン1は、伸縮性,通気性のある布とか不織布で形
成されて、内部は中空袋状の構造となっており、この伸
縮布ターバン1の裏面側には、前部挿入用スリット2a
と後部挿入用スリット2bがそれぞれ横方向にスリット
状に開口形成されており、この挿入用スリット2a,2
bを開けて、伸縮布ターバン1の内部に保冷剤3を入れ
ることができるように構成されている。
【0005】例えば、伸縮布ターバン1の前部挿入用ス
リット2aは額に当たる位置に設けられており、また、
後部挿入用スリット2bは後頭部に当たる位置に形成さ
れている。保冷剤3は、予め冷凍庫などで冷却された状
態で、挿入用スリット2a,2bから図2の断面図で示
すように、伸縮布ターバン1内に入れられるものであ
る。
【0006】なお、本例の保冷剤3は、吸水樹脂4を内
部に封入した袋部3a,3a,3aが繋ぎ部3b,3b
で連結された分包状に形成されたものであり、例えば4
個の袋部3a,3a,3a,3aのそれぞれの吸水樹脂
4に水を吸わせて膨らませ、その状態で冷凍庫内で凍結
させた状態で、挿入用スリット2a,2b内に挿入され
るものであり、この袋部3a,3aの数は、その都度、
4個とか3個とか2個とか、適宜増減させて挿入スリッ
ト2a,2b内に入れることができるものである。
【0007】例えば、前部挿入用スリット2aには、3
個の袋部3a,3a,3aからなる保冷剤3を入れ、後
部挿入用スリット2bには、5個とか6個の袋部3a,
3a,3aからなる保冷剤3を入れて、後頭部を重点的
に冷やすように調整することもでき、伸縮布ターバン1
内に入れる保冷剤3の量は適宜調整できるものである。
【0008】なお、吸水樹脂4内に水を吸水させる際
に、水とともに、スギ,ヒノキ,ヒバなどから抽出した
テルペン類のフィトンチッドと呼ばれる精油から生成し
たヒノキチオール等とか、α−テルピニルアセテート,
サビネン,4−テルピネオール,リモネン,エレモー
ル,α−ピネン等のアルファ波を増幅する成分を吸水樹
脂4に吸着させて、この状態で凍結させて用いれば、保
冷剤3から発せられる冷気とともに、このようなアルフ
ァ波を増幅する成分が気化して、アロマテラピー効果に
よる自律神経の安定,快適睡眠,鎮静作用,リラクゼー
ション作用を良好にもたらすことができるものとなる。
なお、その他、吸水樹脂4には、ラベンダーをはじめと
する各種ハーブ,カモミール,ペパーミント,ハッカ,
メントール,白檀等のリラクゼーション効果をもたらす
成分を吸着させて、良好に冷気とともに気化させること
ができるものとなる。
【0009】なお、保冷剤3は、片面側表面が通気性の
不織布で形成され、他方の表面はポリエチレン等のフイ
ルムで形成されているが、このフイルム表面に、図1に
示すように、格子状の格子模様5を形成させておくこと
ができ、この格子模様5は、例えばフイルムにアルミニ
ウムを蒸着させて、その後に、一部のアルミニウムを溶
かして透明に形成し、内部の吸水樹脂4等が見えるよう
に格子状にしたものであり、アルミ蒸着で表面に格子模
様5を形成させたことにより電磁波を良好に遮断する効
果があり、このような電磁波遮断効果は、銅とかニッケ
ルとか銀等の金属を蒸着させても同様な効果が得られ
る。しかも、格子状にこれらの金属で表面格子模様5を
形成させておけば、より良好な電磁波遮断効果が得られ
るものとなる。
【0010】なお、保冷剤3の表面に、蒸着以外の方法
でコーティングまたはラミネートして、電磁波遮断効果
のある素材を格子模様5状に設けておくことができるも
のであり、このような表面格子模様5を形成した保冷剤
3を伸縮布ターバン1内に入れて頭を冷やす時には、電
磁波,電波障害をこの表面格子模様5で良好に防止し
て、パソコン等を行なう際等に脳や目を守ることができ
るものとなる。
【0011】なお、伸縮布ターバン1内に図2のように
凍結状態の保冷剤3を入れた場合には、袋部3a間の繋
ぎ部3bと伸縮布ターバン1間に良好な隙間が形成され
て、この隙間内が空気の通路となり、良好に冷気が通っ
て、伸縮布ターバン1から良好に冷気が外側へ出て、頭
を冷やすことができ、伸縮布ターバン1はその伸縮性に
より頭にズレることなく保持されるため、保冷剤3が額
とか後頭部でズレることなく、良好にこの部分を冷やす
ことができ、作業を行なう際にも、ズレることなく快適
な状態で仕事とか勉強を行なうことができるものとな
り、また、老人の熱中症をも予防できるものとなる。ま
た、保冷剤3が結露状態となっても、伸縮布ターバン1
が良好に水分を吸い込んで、不快感を生じることなく、
長時間使用を継続することができるものとなる。
【0012】なお、本例では、分包状でかつ内部に吸水
樹脂4を入れた保冷剤3を例示しているが、この保冷剤
3は内部にゲル状の蓄冷材を封入した一般的なブロック
状のものであっても良く、良好に冷気を発して頭を冷や
すことができるものとなる。なお、さらには、伸縮布タ
ーバン1を構成する繊維中に、銅とか銀の粉末を混入さ
せておけば、電磁波をより確実に遮断することができる
とともに、銅とか銀イオンの抗菌効果により、汗の臭い
とか体臭も除去することができるものとなる。
【0013】なお、伸縮布ターバン1の挿入用スリット
2a,2bは、2カ所以上に開口形成させておくことも
でき、また、各挿入用スリット内に入れる保冷剤の量は
適宜調整して、炎天下等で使用する場合は、その量を増
やして熱中症を予防することができ、また、パソコン等
の作業時には、保冷剤3を差ほど冷やさずに挿入用スリ
ット2a,2b内に入れて、主に電磁波遮断効果により
脳や目を守るために使用することができるものとなる。
【0014】
【発明の効果】本発明の頭部冷却具は、額から後頭部に
亘り巻着可能な伸縮布ターバンには、保冷剤を出し入れ
できる挿入用スリットが形成されていることにより、タ
ーバンとしても用いることができ、また、挿入用スリッ
ト内に保冷剤を入れて頭に巻いて使用することにより、
保冷剤からの冷気により良好に頭部を冷却することがで
きるものとなる。
【0015】また、挿入用スリットは、伸縮布ターバン
の少なくとも前部と後部に形成されていることにより、
額と後頭部を良好に冷やすことができるものとなり、前
部と後部にそれぞれ入れる保冷剤の量を適宜調整して、
特に冷やしたい部分を集中的に冷やすことができるもの
となる。
【0016】また、保冷剤の表面には、電磁波を遮断で
きる素材がコーティングまたはラミネートされているこ
とにより、良好に電磁波を遮断することができ、電磁
波,電波障害から脳や目を良好に守ることができる効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】伸縮布ターバンと保冷剤の分解斜視図である。
【図2】伸縮布ターバン内に保冷剤を入れた状態の断面
拡大図である。
【符号の説明】
1 伸縮布ターバン 2a 前部挿入用スリット 2b 後部挿入用スリット 3 保冷剤 3a 袋部 3b 繋ぎ部 4 吸水樹脂 5 表面格子模様

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 額から後頭部に亘り巻着可能な伸縮布タ
    ーバンには、保冷剤を出し入れできる挿入用スリットが
    形成されていることを特徴とする頭部冷却具。
  2. 【請求項2】 前記挿入用スリットは、伸縮布ターバン
    の少なくとも前部と後部に形成されていることを特徴と
    する請求項1に記載の頭部冷却具。
  3. 【請求項3】 前記保冷剤の表面には、電磁波を遮断で
    きる素材がコーティングまたはラミネートされているこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2に記載の頭部冷
    却具。
JP2001245101A 2001-08-10 2001-08-10 頭部冷却具 Pending JP2003052735A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008247894A (ja) * 2007-03-08 2008-10-16 Shiseido Co Ltd ストレス応答力改善剤

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008247894A (ja) * 2007-03-08 2008-10-16 Shiseido Co Ltd ストレス応答力改善剤

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