JP2003052379A - アレルギー疾患関連il−4遺伝子多型及びその利用方法 - Google Patents

アレルギー疾患関連il−4遺伝子多型及びその利用方法

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JP2003052379A
JP2003052379A JP2001248876A JP2001248876A JP2003052379A JP 2003052379 A JP2003052379 A JP 2003052379A JP 2001248876 A JP2001248876 A JP 2001248876A JP 2001248876 A JP2001248876 A JP 2001248876A JP 2003052379 A JP2003052379 A JP 2003052379A
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seq
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Yumiko Igarashi
由美子 五十嵐
Takeshi Fujita
毅 藤田
Masaharu Kiyama
政晴 木山
Takeshi Sakamoto
健 坂本
Tomoyasu Ra
智靖 羅
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アレルギー疾患の発症初期の段階で他のアレ
ルゲンに対する発症危険率、進行重症度などの遺伝的感
受性を予測し、より効果的な生活指導及び治療を可能に
すること。 【解決手段】 ヒト由来ゲノムDNAのIL-4遺伝子多型を
検出することによりアレルギー疾患の遺伝的素因を検査
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アレルギー疾患関
連インターロイキン−4(IL-4)遺伝子多型及びその利
用方法に関する。より具体的には、ヒト由来ゲノムDNA
のIL-4遺伝子多型を検出することによりアレルギー疾患
の遺伝的素因を検査する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】アレルギー疾患には遺伝的素因が強く関
与し、アレルギーを起こしやすい体質(遺伝的素因)はア
トピーと定義される。アトピー、すなわちアレルギー疾
患にかかり易い遺伝的素因は複雑に多数の遺伝子に関係
し、しかもその発症には環境因子などの非遺伝的要因も
強く影響することから、アトピーの原因遺伝子を同定す
ることは極めて難しいといわれる。
【0003】一塩基多型(SNP)はヒトゲノムでは約300
塩基対に一つ存在する高密度なDNA多型であり、任意の
遺伝子の近傍に高い確率で存在する。近年、SNPを遺伝
的マーカーとして利用することにより、連鎖解析によっ
て絞り込まれた領域から疾患原因遺伝子を同定すること
が可能となりつつある。とりわけ個々の原因遺伝子の浸
透率が低いと予想される多数の遺伝子が複雑に関係した
多遺伝子疾患では、SNPの遺伝的マーカーとしての有効
性がクローズアップされる。また、SNP自身が遺伝的発
現物質の質的・量的な変化をもたらす場合には、SNPは直
接診断、治療のターゲットともなり得る。
【0004】アレルギー疾患は免疫応答系の多数の遺伝
子が関与する多遺伝子疾患であるため、複数遺伝子の一
塩基多型の組み合わせが疾患に対する感受性を決定して
いる可能性が高い。近年、染色体5q31-q33部位とアトピ
ー性喘息とが連鎖することが示された(Marshら Scienc
e 264:1152-1156(1994))。この部位には、いわゆるT
h2サイトカインと呼ばれるIL-4、IL-5、IL-9、IL-13な
どのTh2細胞や活性化されたマスト細胞から放出される
サイトカインの遺伝子が存在する。アレルギー疾患患者
は健常者に比べ血中総IgE値が高いが、IL-4、IL-13は抗
原特異的なIgEの産生誘導に必須といわれる。またIL-4
はナイーブT細胞からTh2細胞が分化、成熟する過程で重
要な働きをする。IL-13及びIL-4レセプターα鎖では既
にアミノ酸置換を伴う多型が見出されているが、これら
の多型とアレルギー疾患との関連については未だ報告が
ない。
【0005】一方、SNPの検出技術も多数開発されてい
る。発明者らは蛍光ラベル化したオリゴヌクレオチドプ
ライマーを用いてPCRを行った後、両面温調式電気泳動
装置(米国特許番号:5976338)を用いた高速、高精度
一本鎖DNA高次構造多型(Single-Stranded Conformatio
n Polymorphism:SSCP)解析法〔以下、本明細書におい
てはSSCP法という〕を基にSNPを効率的に検出する技術
を開発した(KiyamaらBioTechniques 21: 710-716(199
6))。この技術はゲルの温度を精密にコントロールす
ることにより高電界印加下でのSSCP分離像の再現性を向
上し、結果としてSSCP解析を効率化したものである。発
明者らはこの技術を用いてアレルギーをはじめとする種
々の疾患に関連する遺伝子多型領域の解析に応用してき
た(Fujitaら International Journal of Oncology 1
5:927-934 (1999)、藤田ら 医学の歩み192(10):95
2-959(2000)、Fujitaら BioTechniques 19: 532-534
(1995)、藤田ら 組織培養工学26:28-33(200
0))。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】最近、環境要因の悪化
から何らかのアレルギー疾患を持つ人が急増している
が、アレルギーの発症初期の段階で、患者の他のアレル
ゲンに対する発症危険度や重症進行度を予測することが
できれば、より効果的な治療や生活指導が行える。そこ
で、アレルギー疾患に対する遺伝的素因マーカーとなり
うる遺伝子多型を特定することが望まれている。本発明
は、アレルギー疾患の遺伝的素因マーカーとなりうる遺
伝子多型を見出し、これを利用したアレルギー疾患の遺
伝的素因を検査する方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、連鎖解析
等によりアレルギー疾患との関連性が示唆されている染
色体領域5q31-q33部位に存在し、アレルギー反応との関
連が示唆されている遺伝子を調査した。さらに、免疫応
答に関連する遺伝子群の中でTh2反応系のサイトカイン
及びサイトカイン受容体遺伝子に関する多型解析、有意
差検討を重ねた結果、サイトカインの一種であるIL-4遺
伝子配列中にアレルギー患者群とコントロール群間で有
意にアレル頻度の異なる新規遺伝子多型を同定すること
に成功した。
【0008】すなわち本発明は、以下の(1)〜(6)を
提供するものである。 (1)配列番号1又は配列番号2で特定され、ヒトインタ
ーロイキン4の遺伝子のイントロン3非翻訳領域に存在
する8412番目の塩基置換部位を含むDNA断片。 (2)上記(1)記載のDNA断片からなるアレルギー疾患
の遺伝的素因マーカー。 (3)上記(2)記載のマーカーを含むDNA断片に特異的
にハイブリダイズし、該マーカーを検出するための15〜
50塩基長のオリゴヌクレオチド。 (4)配列番号3、配列番号4、配列番号5及びこれらに相
補的な配列から選ばれるいずれか1の塩基配列を含む、
上記(3)記載のオリゴヌクレオチド。 (5)ヒトゲノムDNAより上記(2)記載のマーカーを検
出することによりアレルギー疾患の遺伝的素因を検査す
る方法。 (6)前記アレルギー疾患がアトピー性皮膚炎である、
上記(5)記載の方法。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳述する。
ヒトIL-4遺伝子は公知であり、本発明は、ヒトIL-4遺伝
子の新規多型及び該多型を検出することにより個体にお
けるアレルギー疾患発症の遺伝的素因を検出する方法を
提供するものである。
【0010】本発明において、「DNA」とは2本鎖DNAの
みならずそれを構成する1本鎖DNAも含み、「DNA断片」
とは全長DNAのみならず部分DNAも含むものとする。ま
た、「遺伝子多型」とはヒト染色体における遺伝子の変
異を意味し、遺伝子の配列が野生型(正常遺伝子の塩基
配列)と異なる場合を意味するものとする。本発明にか
かるヒトIL-4遺伝子の新規多型新規多型は、例えば以下
のようにして検出しうる。
【0011】まずアレルギー疾患患者群及び健常人ボラ
ンティアによるコントロール群の検体から公知の方法に
従いゲノムDNAを抽出する。前記検体は、被験者の体細
胞であれば特に限定されず、例えば抹消血や白血球等の
血液検体を好適に用いることができる。また、DNAの抽
出は市販の抽出キット、例えば「ドナクイック」(大日本
製薬)や「QIAamp midi kit」(QIAGEN社)を用いて行
うことができる。
【0012】次に抽出したゲノムDNAを鋳型として(蛍
光オリゴヌクレオチドプライマーを用いて)PCRを行
い、サイトカイン遺伝子又はサイトカイン受容体遺伝子
のエキソン領域をその両端に40〜120塩基長のイントロ
ン配列を含んだDNA断片として増幅する。またプロモー
ター領域を含む5’UTR領域もDNA断片をオーバーラップ
させるように増幅する。
【0013】次いで増幅したDNA断片をSSCP法によって
解析し、遺伝子多型をタイピングする。SSCP法ではPCR
増幅産物を加熱処理によって一本鎖に熱変性する。一本
鎖に解離したDNA断片はその塩基配列に依存した独自の
高次構造を形成するため、これをポリアクリルアミドゲ
ル等の非変性ゲル上で電気泳動することにより、一塩基
置換の多型を移動度の差として検出することができる。
検出された遺伝子多型及び野生型の遺伝子(塩基)配列
は、PCR産物又は切り出したアクリルアミドゲルから再
度PCRを行った産物を公知の方法でシーケンシングして
決定する。
【0014】最後に患者群とコントロール群の検体につ
いて上記のように解析した結果をデータベース化し、多
型ごとに多型アレル出現頻度を計算し、患者群とコント
ロール群の間の有意差を検定することで、アレルギー疾
患と有意に関連する遺伝子多型を特定することができ
る。かくして、本発明は、ヒトIL-4のイントロン3非翻
訳領域に存在する8412番目のアデニンからシトシンへの
塩基置換をアレルギー疾患と有意に関連する遺伝子多型
として特定した。
【0015】配列番号1は、ヒトIL-4のイントロン3非
翻訳領域に存在する8412番目の塩基置換部位から5’側9
塩基の連続した塩基配列を、配列番号2はヒトIL-4のイ
ントロン3非翻訳領域に存在する8412番目の塩基置換部
位から3’側7塩基の連続した塩基配列を示す。これらの
配列は、本発明にかかる新規多型の特異的検出に必要な
最小限の塩基配列である。すなわち、配列番号1又は配
列番号2で特定されるDNA断片はアレルギー疾患の遺伝的
素因マーカーであり、該マーカーを含むDNA断片を検出
することにより個体におけるアレルギー疾患の遺伝的素
因を検査することができる。
【0016】本発明のマーカーを含むDNA断片の検出
は、具体的には、(1)マーカーを含む領域でPCRを行い、
SSCP法で検出する方法、(2)同PCR産物を直接シーケンシ
ングし、配列を決定する方法、(3)マーカーを含む領域
をプローブとして使用し、個体DNAとハイブリダイズさ
せることで検出するASO(allele specific oligonucleo
tide)法、(4)マーカー近傍の配列をプローブとして用
いて質量分析装置等で検出する方法など、公知の方法を
用いて達成しうる。
【0017】検出には、本発明のオリゴヌクレオチド、
すなわち本発明のマーカーを含むDNA断片に特異的にハ
イブリダイズし、該マーカーを検出するためのオリゴヌ
クレオチドが用いられる。該オリゴヌクレオチドは通常
15〜50、好ましくは15〜25塩基長である。
【0018】好ましい実施態様において、前記オリゴヌ
クレオチドは、配列番号3、配列番号4、配列番号5及び
これらに相補的な配列から選ばれるいずれか1の塩基配
列を含む。ここで、配列番号3は多型部位の5’側に隣接
する8塩基、配列番号4は多型部位の3’側に隣接する7塩
基、配列番号5は多型部位の両側16塩基の連続した塩基
配列である。ある実施態様においては、本発明のオリゴ
ヌクレオチドは本発明のマーカーを含むDNA断片に相補
的な配列を含むオリゴヌクレオチド「プローブ」として
設計され、放射性物質、蛍光物質、酵素等で適当に標識
される。
【0019】例えばASO法の1例であるTaqMan PCR法(L
ivak KJ. Genet Anal14, 143 (1999)、Morris T et al.
J Clin Microbiol 34, 2933 (1996)))の場合では、
多型部位含む領域に相補的な20塩基長程度のオリゴヌク
レオチドがプローブとして設計される。該プローブは
5’末端を蛍光色素、3’末端を消光物質により標識さ
れ、検体DNAと特異的にハイブリダイズするがそのまま
では発光せず、別に加えられたPCRプライマーの上流か
らの伸長反応により5’側の蛍光色素結合が切断され、
遊離した蛍光色素により検出される。
【0020】ASO法の別の1例であるInvader法(Lyamich
ev V. et al. Nat Biotechnol 17,292 (1999))では、
多型部位に隣接する配列(3’側と5’側2種)に相補的
なオリゴヌクレオチドがプローブとして設計される。検
出は、これら2種のプローブと検体とは無関係な第3のプ
ローブによって達成される。
【0021】別な実施態様においては、本発明のオリゴ
ヌクレオチドは本発明のマーカーを含むDNA断片に特異
的にハイブリダイズしうるオリゴヌクレオチド「プライ
マー」として設計される。前記プライマーは多型部位の
5’側に隣接する配列に対して相補的に設計され、標的D
NA断片に特異的にハイブリダイズした後、一塩基だけPC
R伸長され、この一塩基伸長産物が検出の対象となる。
【0022】例えばMass Array法にMALDI-TOF/MS(Matr
ix-Assisted Laser Desorption Ionization Time-Of-Fl
ight Mass Spectrometry)を応用した方法(Haff LA et
al.Genome Res 7, 378 (1997),Little DP et al. Natu
re Medicine vol.3 No.12 1413-1416, (1997))では、
シリコンチップ上に固定した検体DNAに前記プライマー
をハイブリダイズさせ、ddNTPを添加して一塩基だけ伸
長させる。次いで一塩基伸長産物を分離し、質量分析法
により多型を検出する。この方法では、プライマーは通
常15塩基長以上で可能な限り短く設計することが望まし
い。
【0023】さらに別の実施態様においては、本発明の
オリゴヌクレオチドは適当な基盤上に整列化して固定さ
せることで、多型検出用のDNAチップとして利用でき
る。本発明にかかる検査方法は、ヒトIL-4遺伝子のイン
トロン3非翻訳領域に存在する8412番目の塩基置換を検
出することによりアレルギー疾患の遺伝的素因を検査す
る方法であって、ヒトゲノムDNAより本発明のマーカー
を検出することにより達成される。本発明の検査方法
は、本発明のオリゴヌクレオチドを用いて検出を行うこ
とが好ましく、特にアトピー性皮膚炎の遺伝的素因の検
査に有用である。本発明の検査方法を利用すれば、被験
者のアレルギー疾患に対する発症危険率や重症進行度を
予測し、より効果的な治療や生活指導が可能となる。
【0024】
【実施例】以下、本発明を実施例によってさらに詳しく
説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
なお、実施例において特に断らない限り、各操作はBioT
echniques 21: 710-716、 Kiyamaら(1996)に記載した
方法に基づいて行った。
【0025】実験例1 1. 検体の入手及び全血からのゲノムDNAの抽出 アトピー性皮膚炎患者群(181例)及び健常人ボランテ
ィアコントロール群(71例)よりInformed Consentを得
たうえで採血を行い末梢血リンパ球を原料として染色体
DNAを抽出した。DNAの抽出は市販の抽出キットである
「ドナクイック」(大日本製薬)および「QIAamp midi ki
t」(QIAGEN社)を使用し、キットに添付された説明書
のプロトコルに従って行った。1 ml 全血から10〜25 μ
gのゲノムDNAを抽出した。
【0026】2. SSCP解析用蛍光標識オリゴヌクレオチ
ドプライマー及び泳動条件の設定 (1) IL-4遺伝子の塩基配列(配列番号6)はGenBank デ
ータベースAccession No.:M23442 (Arai, N. ら、06-J
AN-1995 )より入手した。IL-4遺伝子の各エキソン領域
及びプロモーター領域を含む5’UTR領域(以下、「5’U
TR領域」という。)をその両端に40〜120塩基長のイン
トロン配列を含んだ遺伝子断片として増幅するためのPC
Rプライマーをプライマー設計ソフト、Oligo(Molecula
r Biology Insights社)を用いて設計した。これらのPC
R用プライマーは5’末端側をローダミン蛍光色素で標識
した。以下に、用いたPCRプライマーの塩基配列を示
す。
【0027】エキソン1領域 Forward primer: 5’-ACT CAT TTT CCC TCG GTT TCA G-
3’(配列番号7) Reverse primer: 5’-AGC TGT TAA CGT TTT CAT GCC TA
G A-3’(配列番号8)エキソン2領域 Forward primer: 5’- TCT GTC CGG TTG GAG GTT AAC T
CT G -3’(配列番号9) Reverse primer: 5’- CCC GCT CGT TTT CCA TTA GAC A
AG T -3’(配列番号10)
【0028】エキソン3領域 Forward primer: 5’- AGC TGG CAC ATT GCT ATC TGT -
3’(配列番号11) Reverse primer: 5’- GTG AAT GAA TGA ATG GGT TGA C
-3’(配列番号12)エキソン4領域 Forward primer: 5’- GGC CTT GGT TTT ATA AGT GT -
3’(配列番号13) Reverse primer: 5’- TGT CAA GTA AAC ATA GCC AAT A
-3’(配列番号14)
【0029】5’UTR‐1領域 Forward primer: 5’- CGT GGT GGG GCA CTG AC -3’
(配列番号15) Reverse primer: 5’- CCC TAG CAG TAG GTG CGT GGT C
-3’(配列番号16)5’UTR‐2領域 Forward primer: 5’- CCT AGG CAA CAT AGT GAG ACT C
TT A -3’(配列番号17) Reverse primer: 5’- AGA ATA ACA GGC AGA CTC TCC T
AC C -3’(配列番号18)
【0030】5’UTR‐3領域 Forward primer: 5’- GAC CTG TCC TTC TCA AAA CAC T
AA -3’(配列番号19) Reverse primer: 5’- TTC AGC ATA GGA AAT TAC ACC A
TA A -3’(配列番号20)5’UTR‐4領域 Forward primer: 5’- GGC CTC TCC CTT CTA TGC AA -
3’(配列番号21) Reverse primer: 5’- TTA TCA GGA GAA GCT AAC GAT G
CA A -3’(配列番号22)
【0031】(2) 次に、上記プライマーを用いて各領域
のPCR増幅を行った。抽出したゲノムDNA(鋳型)20ng、
各プライマー10pmolずつ、各ヌクレオチド3燐酸(dNTP)
を10nmolずつ、トリス塩酸緩衝液(pH8.3)10μM、KCl 5
0mM、MgCl2 1.5mM、TaqDNAポリメラーゼ(Perkin Elme
r社製)1unit を加え、全液量を50μlとしてPCR反応を
行った。PCR反応の条件は、最初の変性条件のみは94℃
で3分間、その後は、それぞれ次の反応条件下で増幅反
応を行った。変性条件は94℃で20秒間、アニーリングは
55〜60℃で40秒間、伸長反応は72℃で1分間のサイクル
を35回繰り返し、最後に72℃で5分間の伸長反応を行
い、目的のPCR産物を得た。PCR反応の確認は、2〜4μl
のPCR産物を2%アガロースで電気泳動を行い、蛍光イメ
ージアナライザーFMBIO-100(日立ソフト社)で確認し
た。
【0032】なお、IL-4遺伝子の各解析領域の配列につ
いては、エキソン1領域は配列番号6の-126〜215番ま
で;エキソン2領域は配列番号6の351〜547番まで;エキ
ソン3領域は配列番号6の5618〜5949番まで;エキソン4
領域は配列番号6の8307〜8653番まで;5’UTR‐1領域は
配列番号6の-1144〜-852番まで;5’UTR‐2領域は配列
番号6の-945〜-552番まで;5’UTR‐3領域は配列番号6
の-630〜-284番まで;5’UTR‐4領域は配列番号6の-380
〜-42番までとして表記されている。
【0033】3. SSCP法による遺伝子多型のスクリーニ
ング SSCP法はKiyamaらの方法(BioTechniques 21:710-716
(1996))に従って行った。PCR反応液3μlを18μlのロ
ーディング液(組成は1mM EDTA-2Na、95% ホルムアミ
ド、0.05% メチルバイオレット)で希釈したものを泳
動サンプルとして用いた。90℃で1.5分間、加熱変性
後、このうちの3μlを14%T-1% C濃度のポリアクリルア
ミドゲル(高さ15 cm×幅19cm×厚さ0.3mm)にアプライ
して分析した。泳動バッファ組成は1×TBE(8.9mM Tri
s-Borate、0.25mM EDTA、pH=8.3)を用いた。泳動は
予備泳動を恒温水槽で水流温度20℃に調整しながら1000
V(100V/cm)で30分行った後に、サンプルをローディン
グし、本泳動を5〜30℃の範囲で水流温度を一定に保ち
ながら1200Vで2〜3時間行った。ゲルイメージデータの
測定は蛍光イメージアナライザーFMBIO-II(日立ソフト
社)で行った。
【0034】4. ダイレクトシーケンス及びSSCPで分離
したフラグメントからのシーケンスによる塩基配列の決
SSCP法で異常パターンの見られたPCR産物はオートシー
クエンサーを用いたダイレクトシーケンス法により塩基
配列を解析した。すなわちアクリルアミドゲルで分離し
たPCR産物の正常及び異常バンドを切り出し、水20μl中
に落とし凍結融解してこれを鋳型とし、ゲノムからのPC
R増幅と同一条件で再度PCR増幅を行い、一本鎖由来の再
PCR産物を得た。再PCR産物からプライマー除去キット
(microcon30;Amicon社)を用いてプライマーを除き、
Thermo Sequenase によるサイクルシーケンシング反応
(Thermo Sequenase cycle sequencing kit with 7-dea
za-dGTP / Amersham 社)を行い、DNAシーケンサー(日
立SQ-5500)で電気泳動して多型及び野生型の塩基配列
を決定した。SSCP法で異常パターンの見られなかったPC
R産物は直接、プライマーを除去してシーケンスし、多
型の存在しないことを確認した。塩基配列解析の結果、
IL-4遺伝子の5’側UTR領域に5個、エキソン1領域に2
個、エキソン2領域に1個、エキソン4領域の3’UTRに2個
の遺伝子多型が検出された。これらの多型部位を表1に
記載する。
【0035】
【表1】
【0036】5’UTR−1領域に異常バンドパターン(図1)
が検出された個体は翻訳開始点から-1097番目の塩基
に、野生型の塩基配列であるチミン(T)の他にグアニ
ン(G)が検出され、TからGへの置換が生じていること
が同定された。また、-914番目の塩基でTからシトシン
(C)への置換が生じていることが同定された。同様に
5’UTR−3領域に異常バンドパターン(図2)が検出された
個体は翻訳開始点から-589番目の塩基でCからTへの置換
が生じていることが同定された。
【0037】エキソン1領域に異常バンドパターン(図3)
が検出された個体は翻訳開始点から-33番目の塩基でCか
らTへの置換が、43番目の塩基でCからTへの置換が、81
番目の塩基でCからTへの置換が、生じていることが同定
された。-33番目の塩基置換は既知の変異(JST005938)
であり、また43番目、81番目の2箇所の塩基置換はアミ
ノ酸置換を伴わないサイレント変異であった。
【0038】また、エキソン2領域(図4)に異常バンドパ
ターンが検出された個体は翻訳開始点から429番目の塩
基でGからアデニン(A)への置換が生じており、この一
塩基置換によって53番目のアミノ酸に対するコドンがGT
AからATAに変化し、その結果、アミノ酸がバリン(Va
l)からイソロイシン(Ile)に置換していることが同定
された。エキソン4領域に異常バンドパターン(図5)が検
出された個体は翻訳開始点から8375番目の塩基でAからG
への置換が、8412番目の塩基でCからAへの置換が同定さ
れた。これら2箇所の一塩基多型はともにイントロン3に
存在する。
【0039】5. IL-4遺伝子多型の頻度解析 (1)上述のように検出同定されたIL-4遺伝子における1
0箇所について、アトピー性皮膚炎患者群(181例)及び
健常人ボランティアによるコントロール群(71例)の両
群を対象にして、多型解析を行い、その出現頻度を算出
した(表1)。コントロール群の解析の結果、-33番目の塩
基はCよりもTの出現頻度が高く、8375番目の塩基はAよ
りGの出現頻度が高く、また8412番目の塩基も8375番目
と同様にCよりもAの出現頻度が高かった。データベース
より引用した配列番号6のIL-4遺伝子配列は一個人の配
列をシーケンスしたものである。今回の解析により日本
人では-33番目の塩基置換は野生型TからCへの置換、837
5番目の塩基置換は野生型GからAへの置換、8412番目の
塩基置換は野生型AからCへの置換であることが判明し
た。
【0040】(2)次にそれぞれの多型について患者群
とコントロール群の間の有意差をカイ2乗法を用いて検
定した(表1)。10箇所の多型のなかで8412番目のAから
Cへの塩基置換は自由度1、有意水準P<0.05の有意差を
示し、この多型がアトピー性皮膚炎患者で有意に多く存
在することがわかった。他の多型に関しては-589番目の
CからTへの塩基置換が有意水準P<0.1の有意差を示し、
アトピー性皮膚炎患者で有意に少ないことがわかった。
以上より8412番目のAからCへの塩基置換はアレルギー疾
患に有意に関連する新規遺伝子多型であり、個体におけ
るアレルギー疾患発症の遺伝的素因を検査するマーカー
として用いることができることが判明した。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、アレルギー疾患の発症
初期の段階で本発明にかかる遺伝子多型の有無を調べる
ことにより、他のアレルゲンに対する発症危険率、進行
重症度などの遺伝的感受性を予測し、より効果的な生活
指導及び治療が可能となる。
【0042】
【配列表】 SEQUENCE LISTING <110> Hitachi LTD. <120> New Single Nucleotide Polymorphism of IL-4 gene for allergic risk factor and the Use thereof <130> H101109 <140> Japan <160> 22 <210> 1 <211> 9 <212> DNA <213> Homo sapiens <220> Polymorphism in IL-4 gene <221> variation <222> 9 <400> 1 aaatgtttc 9 <210> 2 <211> 7 <212> DNA <213> Homo sapiens <220> Polymorphism in IL-4 gene <221> variation <222> 1 <400> 2 cttttgc 7 <210> 3 <211> 8 <212> DNA <213> Homo sapiens <220> Sequence for Detecting Polymorphism in IL-4 gene <400> 3 aaatgttt 8 <210> 4 <211> 6 <212> DNA <213> Homo sapiens <220> Sequence for Detecting Polymorphism in IL-4 gene <400> 4 gcaaaa 6 <210> 5 <211> 15 <212> DNA <213> Homo sapiens <220> Sequence for Detecting Polymorphism in IL-4 gene <221> variation <222> 9 <400> 5 aaatgtttct tttgc 15 <210> 6 <211> 9900 <212> DNA <213> Homo sapiens <220> <221> cds <222> 1..135, 408..455, 5656..5832, 8421..8519 <300> <308> M23442 <309> 1995-01-06 <400> 6 -1170 gaattcaata aaaaacaagc agggcgcgtg gtggggcact gactaggagg gctgatttgt -1111 aagttggtaa gactgtagct ctttttccta attagctgag gatgtgttta ggttccattc -1051 aaaaagtggg cattcctggc caggcatggt ggctcacacc tgtaatctca gagctttggg -991 agactgaggt aggaggatca cttgagccca ggaatttgag atgagcctag gcaacatagt -931 gagactctta tctctatcaa aaaataaaaa taaaaatgag ccaggcatgg tgcggtggac -871 cacgcaccta ctgctagggg ggctgaggtg ggaggatcat tgagcctggg aggttgaggc -811 tgcagtgatc cctgatcaaa cattgcattt cagcctgggt gacagagtga gaccctgtct -751 cagaaaaaaa aaaaaaaagt cattcctgaa acctcagaat agacctacct tgccaagggc -691 ttccttatgg gtaaggacct tatggacctg ctgggaccca aactaggcct cacctgatac -631 gacctgtcct tctcaaaaca ctaaacttgg gagaacattg tcccccagtg ctggggtagg -571 agagtctgcc tgttattctg cctctatgca gagaaggagc cccagatcat cttttccatg -511 acaggacagt ttccaagatg ccacctgtac ttggaagaag ccaggttaaa atacttttca -451 agtaaaactt tcttgatatt actctatctt tccccaggag gactgcatta caacaaattc -391 ggacacctgt ggcctctccc ttctatgcaa agcaaaaagc cagcagcagc cccaagctga -331 taagattaat ctaaagagca aattatggtg taatttccta tgctgaaact ttgtagttaa -271 ttttttaaaa aggtttcatt ttcctattgg tctgatttca caggaacatt ttacctgttt -211 gtgaggcatt ttttctcctg gaagagaggt gctgattggc cccaagtgac tgacaatctg -151 gtgtaacgaa aatttccaat gtaaactcat tttccctcgg tttcagcaat tttaaatcta -91 tatatagaga tatctttgtc agcattgcat cgttagcttc tcctgataaa ctaattgcct -31 cacattgtca ctgcaaatcg acacctatta -1 atg ggt ctc acc tcc caa ctg ctt ccc cct ctg ttc ttc ctg cta 45 Met Gly Leu Thr Ser Gln Leu Leu Pro Pro Leu Phe Phe Leu Leu 1 5 10 15 gca tgt gcc ggc aac ttt gtc cac gga cac aag tgc gat atc acc 90 Ala Cys Ala Gly ASN Phe Val His Gly His Lys Cys Asp Ile Thr 16 20 25 30 tta cag gag atc atc aaa act ttg aac agc ctc aca gag cag aag 135 Leu Gln Glu Ile Ile Lys Thr Leu Asn Ser Leu Thr Glu Gln Lys 31 35 40 45 gtgag tacctatctg 150 gcaccatctc tccagatgtt ctggtgatgc tctcagtatt tctaggcatg aaaacgttaa 210 cagctgctag agaagttgga actggtggtt ggtggcagtc cagggcacac agcgaggctt 270 ctccctgcca ctcttttttc tgagggtttg taggaagttt cctcagttgg agggagtgag 330 agctgctcat caaggacttc tctgtccggt tggaggttaa ctctgtctct tgctctctca 390 tttctgcctg gaccaag 407 act ctg tgc acc gag ttg acc gta aca gac atc ttt gct gcc tcc 452 Thr Leu Cys Thr Glu Leu Thr Val Thr Asp Ile Phe Ala Ala Ser 46 50 55 60 aag 455 Lys 61 gtaag aagccgtccc acggtctgtt ttagcaaatg gggagatcca tccccaaatg 510 tctgaacaag aaacttgtct aatggaaaac gagcgggccc aaattaactc taaggtgtta 570 gatgttttca aagaacgaga agtctgatct ttactcttaa gcatgttttg gtctttctgg 630 tttcacttga tttagaagac atgtaataga aagcttacat gctgtagtcc tgactcagat 690 cctggtcaaa gaaaagccct cttgggtttt acttagcttt ggcatagtgc ctggaacgta 750 ggaggcactc aataaatgcc tgttgaatga gagaattttt ctggcccata catttctgaa 810 aaaccaaata ctctcacaga aacagatatt gagatgacag gttgagggag ctttcatttt 870 gtctaagaga cttcctatgg caacagaaaa ggtatcgcca gagcccctcc tcttccacag 930 cctggccacc taacagccct ctggttccgg ggctgccgtc cagagctctc agcttgctct 990 ggccggccga actcccctcc agctcggtct ggaaccatcc tgctgggcag cgtccagcac 1050 atccctgctt cgggctgcct gggcacctcg cctctctgcc tcctgtgctg cctcaccccc 1110 acccctctat ctgtagtggg agggagatag atttgacagc tgatagtgca ttttctctga 1170 caaacacatg actacagccg tatcaatagt tttgtgcatt tcagttcctg ttttcatgga 1230 aacacacggc tgagaatgaa agccccaaag cctcaatttc acagtggtct cctaactacc 1290 tgctttccat gcaaactagg gagatgatat ggccaggagt gaagccctgt gtgttgggca 1350 gggtcacact ccagcaccca gaccatagaa cagggcccat cctgcttcat gagggaaact 1410 gctcttcggg cctttagctg gactatctca tttcattagt tatcccggga gtccgataca 1470 ggatgagatt ctgaagggca aatacacact tttttttttt ttttgagata gggtcttgtt 1530 ctgtcaccca ggctggagtg cagtggtgcg atttcagctc atagcagcct ccacctccca 1590 ggctcaagct atcttcctac ctcagcctcc caagtagccg ggacgacagg tgtgcaccac 1650 cacgcctggc taatttttgt atttttttgt agagatggag tcttgccatt ttgcccaggc 1710 ttgtctcgaa cttctgggct caagcaatcc gtccacctcg gcctctcaaa gtgctgggat 1770 tagccactgc acctgggcaa cagtttatgt gtgtgtgtgt gtgtgtgtgt atatatgtgt 1830 gtgtgtgtat atatatgtgt gtatgtatat atgtgtatgt atatgtgtgt gtgtgtgtgt 1890 gtgtgtgtgt gtgtataaaa tctccaagtc catccaaccg agatggctcc tactagaagc 1950 caagagtcca ccgggttgag cactgggtct ctggaggcct gtcggactgc tgagaaggct 2010 ctaacaaagc caagggaagg gccacctcac tagaagccag gcctggagga agggtgaggg 2070 ctgagggctg gaggtaagac tgcctgtggt tttagaccca ggctctgcca ctgactagct 2130 gtgtggctgg ccttcagaca tcttcacagc tctctgcacc tcagtttcca catgtgaaga 2190 tatgaaagtg attctgaagg tgattgcaag gttgattgga atccagctct tgagttagtg 2250 caaagtgtta ttgtgagatg atataaccac gattaaaagc aagaacaggt gcagagaagc 2310 gatgattcta agaaggaggg gaccgggttg gaaaggatca aaccatccag gatgccgagt 2370 ctggggcaat ccatctgggc tgtttctgga agacccccgg gtgcaggcca ggacactgct 2430 gccctcccgt ccttaactcc cctcttcact cagtcctcac tcacctccct ctcacacaca 2490 caaacatctc ctagaataat ccccactgcc tgccttcact cttacccgtc tcatttgcct 2550 cccctgaact tcatcctcct ggagttcacg atctcactct tcactctttt cttcccctcg 2610 aagattcagc actgcttact tacatgttaa gatatttcag aacagtgaaa tgttgctatt 2670 ttcaaaaacc tacaaaggtg gtatgcagag gaaaaggtac ttctttgtgt tcccaaagaa 2730 aacatctttc caaaatccag cctattgatt ttatttcttc gggggaacaa gaattttagt 2790 atctctaagt tgggtagcat tctactcttg gcagttgctg gaaagaaggc actggtctag 2850 gtcctgggct tcacaggtaa cacctgtcag ggtgtctatg aagtcaaggc tgtctgagga 2910 acagcaaagt gggaagaagc aagctggctg gctgatgaag ggtttcttgg gtggacaagt 2970 agttggagcg atttcctatt taccaaagag agctaaagtt cataattcta cagagagttc 3030 cataatgaac ctcaaatacc tctgtttttt gaaggagttt ctcatataca gcactagctg 3090 actatcctgg gcaggatggg agataatgaa tgcagtgcca atcgggctgg atttatatgg 3150 tcctagtgag gctggtcaag aaccgagtta gaactctcac agagtcactg cccacagaag 3210 aaatctccca agtggctgtt tcctgacatt cccgggaggc aggcctcctt ctgagtcact 3270 ccctaagcag ttctgaactg tgaggtcagc caggctgtcc aagtgcactc cctgagccac 3330 tggcagacac actcagcagc cagagctaga caggcaggtg gtaggagtcc agggccacgg 3390 cagggatgga gtgtcgcccc ctcgctgcga taccagagca agtaaaacgt taaggccttg 3450 cactaaagct gcccttagga tgcattcttt taaagttttt ccatttaatg cagactcttt 3510 tcaattctta ttttatcctt gtttccttta gaaagtcctt tgaaaaatat ctttagaggg 3570 ttttttccta tactatgtgg ccatatacgg gtcaaaatta agtttaattt ccaggctcca 3630 agccagcgtt tcagaaaaat ctcaccaagg tttgtggtaa aagaagcaaa gggctgactt 3690 tttggttttc ttgaatctca ctgttccctc tgcagcagca tgcatgtctg cccacctcca 3750 gacacacagg caccatctgc cgccccccat cagcccgtgt cccttccacc tcgactcgcc 3810 tacaaagccc agagaggtct gtttcttggc ccccagagcc caaagatact gacacactct 3870 tacatttcca actagaatca ggaacgagga gtgactctca gtcagttcat taagtaaatg 3930 tctttctaac cgctctgccc atgggacatc acgccccaca ggggaaaggg gaagcttctg 3990 tagcctggga ttctggtgcc tcagtctggg tctagacttt cctgaaaaaa cgttaaaata 4050 tgaactgcat tcctagaatt tagcctacat aaataagaga tgaacacaaa gatttctata 4110 gtttactcac tgccgcttat ttacagaagc aaaaatctgc cacgataggg gcctgacaaa 4170 tgacagtacc actgtgcaat gcgtttctac gcagctctca atcccatgtt ctctaatacc 4230 accgaaggct taggaaatgc ttatggtata tgtaaagagt aaagaagtta caaacagtat 4290 caacagttga cccctatttt aaaaagtatt tttgaaaagt gtgacgatat ttaccaaaat 4350 attaacgagc aatagttacc tctggctggt gggatgagtg aatgtatttt tgttgaatat 4410 atgttacctt tatagtaaat atatgttatc ttgatcatca gaaaaaaaaa tatgtaagaa 4470 cttgaaagct gcttggacag cgctgctgat agaaacccct gagcatcttg tcactgttct 4530 tctgattcag agggtctggg tggggcaggg gtggtctgag attctgtatt tctaagaagc 4590 tcccagtgat gtccatgctg ctgtccatgg accacacttt gagtatcaag ggaccagagc 4650 atgtcggggg agaggctggg gatagctttc tttatctgaa ctggataaag gaactgggct 4710 caagctaaga accctctcca ggttctgcat ctttgttctt cagtgaaaaa tgagaggaca 4770 caccaggcca ggttcagact gagacacaat ccctctcctg ggttcccaat gacttgtctc 4830 ttgtccattc ccttctctaa ggctaagggc cccccaggaa gagccatgtg gccagaccct 4890 cacagttgct ggcattccaa ggagattctc actccgcatc attggtccaa aaggcccctt 4950 acagaagctc tgcccaaggc tcagatcaat ggcacctgct cccagagctc ctctgatctc 5010 ccaggacacc tttccctgat ctgtgcactt atctcttgct gcctggcaaa atgtcttagc 5070 tcctcacttg ggccatgtgc tgctctcctc tcccatgggg agagccacac ggagagtgct 5130 ggccaaagca gcagagttca ggccaaagga tgtgcactca tttattcaac aggcatgcag 5190 gatttccagg gaaagctgga ttttaaaacc tctgggaaca agagcagaac ctgactgaga 5250 gctcatgtgg gcacttttca tagcagaata gctcatgagg tatagagaca cggacgcaga 5310 acgtgggctg tagcgacaga tggtcctgca ttctagtccc cactgtgcct tttcctcatg 5370 ggatgacttt attcaggtac cctttcggca aaatcctcca agagaaagga aactgggagg 5430 ttctggggag aaggctgctg cgtttgcaat tgggagaggt tgttgacaga ggtttatgtc 5490 tgtggcaagc agccttcctt cagtggaata cttgaagaca ggtctgtagt tgagcaaact 5550 cacctccatt tgtcctcctg gaaagaagaa atcaagagga aaaatctctc tcccatcctc 5610 caaatggagc tggcacattg ctatctgtgg catttgtctt tccag 5655 aac aca act gag aag gaa acc ttc tgc agg gct gcg act gtg ctc 5700 Asn Thr Thr Glu Lys Glu Thr Phe Cys Arg Ala Ala Thr Val Leu 62 65 70 75 cgg cag ttc tac agc cac cat gag aag gac act cgc tgc ctg ggt 5745 Arg Gln Phe Tyr Ser His His Glu Lys Asp Thr Arg Cys Leu Gly 80 85 90 gcg act gca cag cag ttc cac agg cac aag cag ctg atc cga ttc 5790 Ala Thr Ala Gln Gln Phe His Arg His Lys Gln Leu Ile Arg Phe 95 100 105 ctg aaa cgg ctc gac agg aac ctc tgg ggc ctg gcg ggc ttg 5832 Leu Lys Arg Leu Asp Arg Asn Leu Trp Gly Leu Ala Gly Leu 110 115 120 gtaagctg cactgtattc 5850 ctggcaagcc ggccgcgtgg ctcctggtgg acagcagcct cacttctaaa cactccttag 5910 gagctgcagc acccttggtc aacccattca ttcattcact cattcaataa gtatttgctg 5970 aagttccaca agtgctgggt gtggttctag gtgctgagga cgtgtcacta aagacagcag 6030 gccgagtccc tgttctcatg gaatgttcta atgggagagt tagaaaaaca aacatgtaaa 6090 atgatggcca gcagtgatac gtgctacaaa gaaaaacata gaaataaaga acataagagt 6150 catgggggag ggggctgact taggagctgg tgacattatc tgagcagata tttgaattga 6210 gggagcaggc cacatgacta actagggaga ccattccagg gagaaggagg aggtatgcaa 6270 aggccttagg atggaaatga actaacttcc tgtatttaaa gaccagtagg aaggccagtg 6330 tggctggatc agagtgagtg aggggtagtt tccaggacag cagatcacac aaggccttta 6390 gattccacca cgagtatgga gggaacacct gcagagcttt gggcaggaca aagactgtac 6450 aatctgattt acgtgattta aaagggtcag tctggctact gtgtggtaaa taggctgaaa 6510 gggggaaagc atagaagcaa gatggcctgt tgggaggcta ccacagtaaa ccaggctaga 6570 gatgatggtg gcgtggacag aatgaagcaa gatggcctgt tgggaggcta ccacagtaaa 6630 ccaggctaga gatgatggtg gcgtggacag aatgaagcaa gatggcctgt tgggaggcta 6690 ccacagtaaa ccaggctaga gatgatggtg gcgtggacaa atggagcagt tgaggtgaac 6750 agatttggga tatgactaaa aataaaacca gaagatttgc tgacagatcg gttgtagggg 6810 gtaagataca ggggaggaaa agatgacctc tttgttcctg cccaaacccc tctggcgatg 6870 gtcagtactg tttacagaga gatgaaagac tggcggcaag gcagggctgg aggttcagca 6930 gaagatcaag agttcaattt tgtacatcgt acatgtaagg tggctcttgg atagccaagt 6990 gaaggtgttg agaagatggt tagaaaagtc tggaacttag gggagaggtc agaacttgca 7050 atacaaaaag gagagtcctt agatagatac tgctgaaaat ctgaatgaca gaaagggaga 7110 gatcaaagga ctgagcctga gatcaacaca tggaggtcag gagaggagga tccagccaag 7170 gggcctgagg aggagtgacc agtgaggcag gagaacatgg agagtgggcg gtaccccagg 7230 aagccggtga ggacactcaa ggagggaggg ttgactgtgt caaatgtact gaaaggacag 7290 gtcaggtgag gaccaagaaa ggcccctggg tttggctgat ggaggccatg ggtgaggctg 7350 atgtaaatgg agaggcagga aggaaagccc agctggagtg ggctcaccga ggatagggtg 7410 gcgagaggag acaaagaagg aacagtgagg gcagacaact ctttgaagat gtttagctat 7470 aaggctgcag agaaactgag cccacagctg cagggtggtt atggagtgag ggaagctctt 7530 ttaaggttgg gggtataccc agcatgttaa tgcacctggg ggaatggtcc agtggagcag 7590 gaagaactga agagagcaga aagaggaaga atcattaggg ggcagaagtc cttgtagccc 7650 agagtggatg ttatctaata tcgagtggag gaattaattg gctttagagg agaacaagga 7710 catgtatccc ctctctgggc ctatcacctt gtagacaatg ggataggtca tgggatagga 7770 acttggcaca acacatgttc tctcttttaa ttctctccat tatcttatga agcaggcaag 7830 taggcaaaca attgtcccaa ctttacaaaa gaaactgaag cttttataaa ttaagtagta 7890 catcctaagc aatacaatta ataaatggta gagctgagat tcaaactgaa gcagtggcct 7950 gggggtagca tctggaatcc ttcccacctt tagggctgct gtgctgcggt gctgctgttt 8010 aatggcacag agggccagat gactgaatct ctctcagcag tccaggcagt catgcagaag 8070 gcccagtaga gcaccgggca ggtctgagcc agcatcttca agttccaccc tgtgagcaag 8130 cacttagctg tgacacactt ctcgagagac tggactcccc cccgcgcaac ccacccaaaa 8190 gcagataggt aatggtatac agtaaccatt tctagaagtg taagtagtat gcacccaaaa 8250 taggcaaaac ctgctggcct agtgatagag acaactccca gtcaggctag actggaggcc 8310 ttggttttat aagtgttcag gtgacaagtg ccacagtagg cttgatcaag tagacaggca 8370 ggcaagacaa atgcttacca atgcaagcta atgaaatgtt tcttttgcag 8420 aat tcc tgt cct gtg aag gaa gcc aac cag agt acg ttg gaa aac 8465 Asn Ser Cys Pro Val Lys Glu Ala Asn Gln Ser Thr Leu Glu Asn 121 125 130 135 ttc ttg gaa agg cta aag acg atc atg aga gag aaa tat tca aag 8510 Phe Leu Glu Arg Leu Lys Thr Ile Met Arg Glu Lys Try Ser Lys 136 140 145 150 tgt tcg agc tga 8522 Cys Ser Ser * 153 atatttta atttatgagt ttttgatagc 8550 tttatttttt aagtatttat atatttataa ctcatcataa aataaagtat atatagaatc 8610 taacagcaat ggcatttaat gtattggcta tgtttacttg acaaatgaaa ttatggtttg 8670 caacttttag ggaaatcaat ttagtttacc aagagactat aaatgctatg gagccaaaac 8730 <210> 7 <211> 22 <212> DNA <213> Artificial Sequence <220> <223> Oligonucleotide designed to act as primer for amplifying exon 1 re gion of IL-4 gene. <400> 7 actcattttc cctcggtttc ag 22 <210> 8 <211> 25 <212> DNA <213> Artificial Sequence <220> <223> Oligonucleotide designed to act as primer for amplifying exon 1 re gion of IL-4 gene. <400> 8 agctgttaac gttttcatgc ctaga 25 <210> 9 <211> 25 <212> DNA <213> Artificial Sequence <220> <223> Oligonucleotide designed to act as primer for amplifying exon 2 re gion of IL-4 gene. <400> 9 tctgtccggt tggaggttaa ctctg 25 <210> 10 <211> 25 <212> DNA <213> Artificial Sequence <220> <223> Oligonucleotide designed to act as primer for amplifying exon 2 re gion of IL-4 gene. <400> 10 cccgctcgtt ttccattaga caagt 25 <210> 11 <211> 21 <212> DNA <213> Artificial Sequence <220> <223> Oligonucleotide designed to act as primer for amplifying exon 3 re gion of IL-4 gene. <400> 11 agctggcaca ttgctatctg t 21 <210> 12 <211> 22 <212> DNA <213> Artificial Sequence <220> <223> Oligonucleotide designed to act as primer for amplifying exon 3 re gion of IL-4 gene. <400> 12 gtgaatgaat gaatgggttg ac 22 <210> 13 <211> 20 <212> DNA <213> Artificial Sequence <220> <223> Oligonucleotide designed to act as primer for amplifying exon 4 re gion of IL-4 gene. <400> 13 ggccttggtt ttataagtgt 20 <210> 14 <211> 22 <212> DNA <213> Artificial Sequence <220> <223> Oligonucleotide designed to act as primer for amplifying exon 4 re gion of IL-4 gene. <400> 14 tgtcaagtaa acatagccaa ta 22 <210> 15 <211> 17 <212> DNA <213> Artificial Sequence <220> <223> Oligonucleotide designed to act as primer for amplifying 5'UTR-1 r egion of IL-4 gene. <400> 15 cgtggtgggg cactgac 17 <210> 16 <211> 22 <212> DNA <213> Artificial Sequence <220> <223> Oligonucleotide designed to act as primer for amplifying 5'UTR-1 r egion of IL-4 gene. <400> 16 ccctagcagt aggtgcgtgg tc 22 <210> 17 <211> 25 <212> DNA <213> Artificial Sequence <220> <223> Oligonucleotide designed to act as primer for amplifying 5'UTR-2 r egion of IL-4 gene. <400> 17 cctaggcaac atagtgagac tctta 25 <210> 18 <211> 25 <212> DNA <213> Artificial Sequence <220> <223> Oligonucleotide designed to act as primer for amplifying 5'UTR-2 r egion of IL-4 gene. <400> 18 agaataacag gcagactctc ctacc 25 <210> 19 <211> 24 <212> DNA <213> Artificial Sequence <220> <223> Oligonucleotide designed to act as primer for amplifying 5'UTR-3 r egion of IL-4 gene. <400> 19 gacctgtcct tctcaaaaca ctaa 24 <210> 20 <211> 25 <212> DNA <213> Artificial Sequence <220> <223> Oligonucleotide designed to act as primer for amplifying 5'UTR-3 r egion of IL-4 gene. <400> 20 ttcagcatag gaaattacac cataa 25 <210> 21 <211> 20 <212> DNA <213> Artificial Sequence <220> <223> Oligonucleotide designed to act as primer for amplifying 5'UTR-4 r egion of IL-4 gene. <400> 21 ggcctctccc ttctatgcaa 20 <210> 22 <211> 25 <212> DNA <213> Artificial Sequence <220> <223> Oligonucleotide designed to act as primer for amplifying 5'UTR-4 r egion of IL-4 gene. <400> 22 ttatcaggag aagctaacga tgcaa 25
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、IL-4遺伝子の5’UTR−1領域におけるSS
CP法による遺伝子多型解析の異常バンドパターンを示
す。
【図2】図2は、IL-4遺伝子の5’UTR−3領域におけるSS
CP法による遺伝子多型解析の異常バンドパターンを示
す。
【図3】図3は、IL-4遺伝子のエキソン1領域におけるSS
CP法による遺伝子多型解析の異常バンドパターンを示
す。
【図4】図4は、IL-4遺伝子のエキソン2領域におけるSS
CP法による遺伝子多型解析の異常バンドパターンを示
す。
【図5】図5は、IL-4遺伝子のエキソン4領域におけるSS
CP法による遺伝子多型解析の異常バンドパターンを示
す。
フロントページの続き (72)発明者 藤田 毅 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 株式会社日立製作所ライフサイエンス推進 事業部内 (72)発明者 木山 政晴 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 株式会社日立製作所ライフサイエンス推進 事業部内 (72)発明者 坂本 健 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 株式会社日立製作所ライフサイエンス推進 事業部内 (72)発明者 羅 智靖 東京都板橋区大谷口上野30−1 Fターム(参考) 4B024 AA11 BA80 CA01 CA09 CA11 HA12 4B063 QA01 QA17 QA19 QQ01 QQ42 QQ52 QR08 QR42 QR55 QR62 QR82 QS25 QS34 QS36 QX02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配列番号1又は配列番号2で特定され、ヒ
    トインターロイキン4の遺伝子のイントロン3非翻訳領
    域に存在する8412番目の塩基置換部位を含むDNA断片。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のDNA断片からなるアレル
    ギー疾患の遺伝的素因マーカー。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のマーカーを含むDNA断片
    に特異的にハイブリダイズし、該マーカーを検出するた
    めの15〜50塩基長のオリゴヌクレオチド。
  4. 【請求項4】 配列番号3、配列番号4、配列番号5及び
    これらに相補的な配列から選ばれるいずれか1の塩基配
    列を含む、請求項3記載のオリゴヌクレオチド。
  5. 【請求項5】 ヒトゲノムDNAより請求項2記載のマー
    カーを検出することによりアレルギー疾患の遺伝的素因
    を検査する方法。
  6. 【請求項6】 前記アレルギー疾患がアトピー性皮膚炎
    である、請求項5記載の方法。
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