JP2003052054A - 画像処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム - Google Patents

画像処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム

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JP2003052054A
JP2003052054A JP2001238647A JP2001238647A JP2003052054A JP 2003052054 A JP2003052054 A JP 2003052054A JP 2001238647 A JP2001238647 A JP 2001238647A JP 2001238647 A JP2001238647 A JP 2001238647A JP 2003052054 A JP2003052054 A JP 2003052054A
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JP2001238647A
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English (en)
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Kuniaki Takahashi
邦明 高橋
Teruhiko Suzuki
輝彦 鈴木
Yoichi Yagasaki
陽一 矢ヶ崎
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像圧縮情報をMPEG2方式からMPEG4方式に
変換する際に生じる色の滲みを低減させる。 【解決手段】 色差成分解像度変換部51は、MPEG2方
式の画像圧縮情報の色差成分の8×8のDCT係数からな
るマクロブロックの低域成分の4×4のDCT係数を、MPE
G4方式のマクロブロックとして量子化部52に出力す
る。量子化部52は、入力されたマクロブロックを量子
化し、スキャン部53に出力する。スキャン部53は、
マクロブロックを符号化し、ユーザデータバッファ54
に出力する。ユーザデータバッファ54は、イントラMB
アドレス情報記憶部56より入力されるイントラMBアド
レス情報と共に4×4のマクロブロックの符号化情報を
一時的に記憶し、ユーザデータ可変長符号化部55に出
力する。ユーザデータ可変長符号化部55は、入力され
たデータを順次可変長符号化し、MPEG4のフォーマット
のユーザデータのエリアに挿入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理装置およ
び方法、記録媒体、並びにプログラムに関し、特に、MP
EG(Moving Picture Experts Group)2方式で圧縮され
た画像をMPEG4方式で圧縮された画像に変換すること
で、より低ビットレートの画像データを生成する場合、
この画像を表示するときに生じる画質の劣化を低減でき
るようにした画像処理装置および方法、記録媒体、並び
にプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、画像データをデジタル情報として
取り扱い、効率の高い情報の伝送、蓄積を目的とするた
め、画像データ特有の冗長性を利用した離散コサイン変
換等の直交変換と動き補償により圧縮するMPEGなどの方
式に準拠した装置が、放送局などの情報配信用として、
または、一般家庭における情報受信用として普及しつつ
ある。
【0003】特に、MPEG2(ISO/IEC 13818-2)は、飛
び越し走査画像、および、順次走査画像、並びに、標準
解像度画像、および、高精細画像に対応する汎用画像符
号化方式の標準規格として定義されている。このためMP
EG2は、放送業界などの業務用途、および、一般ユーザ
向けの用途と言った広範なアプリケーションソフトウェ
アに今後とも用いられるものと予想される。また、MPEG
2の圧縮方式を用いることにより、例えば、720画素×4
80画素から構成される標準解像度の飛び越し走査画像で
あれば4乃至8 Mbpsの符号量(ビットレート)を、ま
た、1920画素×1088画素から構成される高解像度の飛び
越し走査画像であれば18乃至22 Mbpsの符号量(ビット
レート)を、それぞれに割り当てることで、高い圧縮率
と良好な画質を維持しつつ圧縮することができ、その伝
送や蓄積を実現することが可能となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、今後、広く
普及されるデジタル放送においても、上述のような圧縮
方式によって画像情報が伝送されることが予想される
が、その規格は、標準解像度画像用、および、高解像度
画像用のものが、それぞれに設定されているため、受信
装置としては、この両方の規格を満足し、標準解像度画
像、および、高解像度画像の両者を復号できるものが望
まれている。しかしながら、標準解像度画像を復号させ
ることができる受信装置が、より安価な構成で、かつ、
高解像度画像をも復号させることができるようにするに
は、高解像度画像の画質劣化を最小限に抑えながら何ら
かの方式により、画素のデータを間引いて処理できるよ
うにする必要が生じることになる。また、これらの問題
は、伝送媒体を介して授受される画像情報のみならず、
例えば、光ディスクやフラッシュメモリなどの蓄積媒体
においても同様の問題が生じることになる。
【0005】これまで、MPEG2は、主として放送用に適
合する高画質符号化を対象としていたが、MPEG1よりも
低い符号量(ビットレート)、すなわち、より高い圧縮
率の符号化方式には対応していなかった。最近、携帯端
末装置の普及により、このような符号化方式の要求が高
まり、この要求に対応したMPEG4符号化方式の標準化が
行われた。MPEG4の画像符号化方式に関しては、1998年
12月にISO/IEC14496-2が、その国際標準規格として承認
されている。
【0006】その結果、デジタル放送用に一度符号化さ
れたMPEG2画像圧縮情報を、携帯端末装置などで処理す
るために、より低い符号量(ビットレート)のMPEG4画
像圧縮情報に変換することが可能となっている。
【0007】図1は、これらの要求により開発された従
来の画像変換装置1の構成を示している。画像変換装置
1は、MPEG2方式で圧縮された飛び越し走査画像の画像
圧縮情報をMPEG4方式で圧縮された順次走査の画像圧縮
情報に変換する。
【0008】画像変換装置1のピクチャタイプ判別部1
1は、入力されたMPEG2方式で圧縮された圧縮画像が、
各々、I(Intra Coded)ピクチャ、P(Predictive Code
d)ピクチャ、または、B(Bidirectionally Predictive
Coded)ピクチャのいずれであるかを判別し、このう
ち、Bピクチャを破棄し、IピクチャとPピクチャのみを
抽出してMPEG2画像情報抽出部12に出力する。
【0009】MPEG2画像情報抽出部12は、ピクチャタ
イプ判別部11より入力された、離散コサイン変換(DC
T:Discrete Cosine Transform)係数からなるIピクチ
ャとPピクチャの画像データに逆離散コサイン変換(IDC
T:Inverse DCT)処理を施し、画素データに変換して画
素空間間引き部13と動きベクトル合成部15に出力す
る。画素空間間引き部13は、入力された画像データの
画素数を水平方向に1/2となるように間引きし、さら
に、垂直方向には、トップフィールド画像とボトムフィ
ールド画像のいずれか一方のフィールド画像を抽出する
ことで、垂直方向に画素数を1/2に間引き処理し、こ
れらの処理により生成された画像により水平方向と垂直
方向の画素数を1/2に間引きした順次走査画像を生成
し、MPEG4画像情報符号化部14、および、動きベクト
ル検出部16に出力する。
【0010】動きベクトル合成部15は、MPEG2画像情
報抽出部12より入力された画像から動きベクトルを合
成して、動きベクトル検出部16に出力する。動きベク
トル検出部16は、動きベクトル合成部15により合成
された動きベクトルを、画素空間間引き部13より入力
された画素数が水平方向、および、垂直方向にそれぞれ
1/2に間引きされた画像に対応付けて動きベクトルの
情報を変換し(マッピングし)、間引きされた画像に対
応した動きベクトルを生成し、MPEG4画像情報符号化部
14に出力する。
【0011】MPEG4画像情報符号化部14は、画素空間
間引き部13より入力される、水平方向、および、垂直
方向のそれぞれの画素数が1/2に間引きされた順次走
査画像の画像データを、離散コサイン変換し、動きベク
トル検出部16より入力された動きベクトルに基づい
て、MPEG4方式で圧縮された順次走査の画像圧縮情報を
生成し、出力する。
【0012】次に、画像変換装置1の動作について説明
する。ピクチャタイプ判別部11は、入力されたMPEG2
方式で圧縮された圧縮画像情報のうち、IピクチャとPピ
クチャのみを抽出し、MPEG2画像情報抽出部12に出力
する。MPEG2画像情報抽出部12は、入力された、Iピ
クチャとPピクチャのDCT係数にIDCT処理を施し、画素空
間間引き部13、および、動きベクトル合成部15に出
力する。
【0013】画素空間間引き部13は、入力された画像
の水平方向、および、垂直方向について、その画素数を
1/2に間引き処理し、MPEG4画像情報符号化部14に
出力すると共に、動きベクトル検出部16に出力する。
動き検出部16は、動きベクトル合成部15により合成
された動きベクトルを、画素空間間引き部13より入力
された、水平方向、および、垂直方向に画素数が1/2
だけ間引きされた画像データに対応するように動きベク
トルを変換し(マッピングし)、対応する動きベクトル
を生成してMPEG4画像情報符号化部14に出力する。MP
EG4画像情報符号化部14は、画素空間間引き部13よ
り入力された間引きされた画像の各画素をDCT変換し、
動きベクトル検出部16より入力される動きベクトルに
基づいて、MPEG4の画像圧縮情報を生成し出力する。
【0014】このように、画像変換装置1は、MPEG2方
式で圧縮された画像をMPEG4方式で圧縮された画像に変
換する。しかしながら、画像変換装置1においては、画
像データの間引き処理が画素空間間引き部13により実
行されるため、MPEG2画像情報抽出部12、および、MP
EG4画像情報符号化部14において、それぞれ、離散コ
サイン変換(DCT)処理、および、逆離散コサイン変換
(IDCT)処理を実行し、画像データを各画素の状態(以
下、画素ドメインと称する)にして間引き処理をする必
要があり、膨大な量の計算処理が必要となってしまうと
いう問題があった。
【0015】そこで、画素ドメインによる間引き処理を
DCT係数の状態(DCTドメイン)で処理することが提案さ
れている。尚、DCTドメインにおける間引き処理につい
ては、上述と同様であるので、その説明は省略する。
【0016】ところで、上述の各マクロブロック(8画
素×8画素)は、水平方向、および、垂直方向につい
て、2×2個(水平方向×垂直方向)の計4個のMPEG2
方式で圧縮されたマクロブロックを、MPEG4方式で圧縮
された1個のマクロブロック(8画素×8画素)に順次
変換する処理を実行している。このとき、4個のマクロ
ブロックが全てイントラマクロブロックである場合(I
ピクチャの場合)、各マクロブロックの平均値を求め
て、MPEG4方式で圧縮された画像データに対応する1個
のマクロブロックを生成している。また、Pピクチャの
場合、全てがインターマクロブロックの場合、4個のマ
クロブロックの動きベクトルの平均を求めて、各マクロ
ブロックの予測差分情報に基づいて、参照画像に加算
(または、減算)することでMPEG4方式の圧縮画像の1
個のマクロブロック(MB)を求めている。
【0017】しかしながら、Pピクチャの場合、例え
ば、図2で示すように、マクロブロックB0乃至B3から
なる2×2個のMPEG2方式で圧縮された画像のマクロブ
ロックがあるとき、マクロブロックB0がイントラマク
ロブロックで、マクロブロックB1乃至B3がインターマ
クロブロックであるとすると、マクロブロックB1乃至
B3は、インターマクロブロックであるので動きベクト
ルが存在し、それぞれの動きベクトルを求めることが可
能であるが、イントラマクロブロックであるマクロブロ
ックB0は、自らが単独で復号可能なマクロブロックで
あることから、動きベクトルが求められない。結果とし
て、マクロブロックB0乃至B3においては、正確な平均
動きベクトルを算出することができず、さらに、マクロ
ブロックB0は、イントラマクロブロックであるにも関
わらず、平均動きベクトルより求められた予測差分情報
が、加算(または減算)されることになるので、本来の
マクロブロックB0に対して、過剰に予測差分情報が加
算されることがあるため、変換後のMPEG4方式で圧縮さ
れた画像データのマクロブロックの値は、過飽和状態と
なってしまうという恐れがあった。尚、図5において、
マクロブロックB1乃至B3に示す、矢印が各マクロブロ
ックの動きベクトルを示す。
【0018】また、図3で示すように、マクロブロック
B0乃至B3がいずれもインターマクロブロックであった
としても、各々の動きベクトルの方向が一致していない
ような場合、その動きベクトルの平均を求めて予測差分
情報を求めても、色差成分を正確に表現することはでき
ない。すなわち、例えば、マクロブロックB0乃至B3
の各動きベクトルの大きさが同じで、各々が直交するよ
うな場合、平均動きベクトルは0を取ることになり、正
しい動きベクトルを表現することができない。
【0019】結果として、MPEG2方式で圧縮された画像
をMPEG4方式で圧縮された画像に変換すると、色差成分
を正確に表現することができず、色の滲みが生じてしま
うという課題があった。
【0020】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、画質の劣化を抑えて、MPEG2方式で圧縮さ
れた画像をMPEG4方式で圧縮された画像に変換できるよ
うにするものである。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の画像処理
装置は、第1の圧縮方式で圧縮された画像データを輝度
成分と色差成分に分離する分離手段と、色差成分の、水
平方向、および、垂直方向に、それぞれ2n個のDCT係
数からなる第1のマクロブロックから、DCT係数の直流
成分から水平方向、および、垂直方向に、それぞれn個
までのDCT係数からなる第2のマクロブロックを抽出す
るマクロブロック抽出手段と、マクロブロック抽出手段
により抽出された第2のマクロブロックを、第2の圧縮
方式で圧縮された画像データの色差成分として符号化す
る色差成分符号化手段とを備えることを特徴とする。
【0022】前記第1の圧縮方式は、MPEG2方式とする
ようにすることができ、第2の圧縮方式は、MPEG4方式
とするようにすることができる。
【0023】前記MPEG2方式で圧縮された画像データの
うち、Iピクチャと、Pピクチャを抽出するピクチャ抽出
手段をさらに設けるようにすることができ、分離手段に
は、MPEG2方式で圧縮された画像データのうち、Iピク
チャ、および、Pピクチャを輝度成分と色差成分に分離
させるようにすることができる。
【0024】前記分離手段、マクロブロック抽出手段、
および、色差成分符号化手段からなる系とは異なる系
に、間引き手段と、合成符号化手段とをさらに設けるよ
うにすることができ、間引き手段には、MPEG2方式で圧
縮された画像データの、Iピクチャ、および、Pピクチャ
の輝度成分と色差成分のそれぞれの、水平方向、およ
び、垂直方向に2n個のDCT係数からなる第3のマクロ
ブロックのDCT係数を、水平方向、および、垂直方向
に、各2個の計4個毎に、1列おき、および、1段おき
に間引いて、水平方向、および、垂直方向に、2n個の
DCT係数からなる輝度成分、および、色差成分の1個の
第4のマクロブロックを生成させるようにすることがで
き、合成符号化手段には、間引き手段により生成された
第4のマクロブロックを合成して、符号化し、MPEG4方
式で圧縮された画像データを生成させるようにすること
ができる。
【0025】前記MPEG2方式で圧縮された画像データの
イントラマクロブロックアドレス情報を生成する生成手
段をさらに設けるようにさせることができ、色差成分符
号化手段には、第2のマクロブロックと共に、イントラ
マクロブロックアドレス情報も第2の圧縮方式で圧縮さ
れた画像データの色差成分として符号化させるようにす
ることができる。
【0026】前記合成符号化手段には、間引き手段によ
り生成された第4のマクロブロックを合成して、符号化
すると共に、MPEG4のフォーマット中のユーザデータ領
域に、色差成分符号化手段によりMPEG4方式で圧縮され
た画像データの色差成分として符号化された複数の色差
成分の第2のマクロブロックを多重化し、MPEG4方式で
圧縮された画像データを生成させるようにすることがで
きる。
【0027】前記合成符号化手段には、間引き手段によ
り生成された第4のマクロブロックを合成して、符号化
し、MPEG4方式で圧縮された画像データを生成すると共
に、色差成分符号化手段によりMPEG4方式で圧縮された
画像データの色差成分として符号化された複数の色差成
分の第2のマクロブロックと時分割多重化して所定のス
トリームデータを生成させるようにすることができる。
【0028】本発明の第1の画像処理方法は、第1の圧
縮方式で圧縮された画像データを輝度成分と色差成分に
分離する分離ステップと、色差成分の、水平方向、およ
び、垂直方向に、それぞれ2n個のDCT係数からなる第
1のマクロブロックから、DCT係数の直流成分から水平
方向、および、垂直方向に、それぞれn個までのDCT係
数からなる第2のマクロブロックを抽出するマクロブロ
ック抽出ステップと、マクロブロック抽出ステップの処
理で抽出された第2のマクロブロックを、第2の圧縮方
式で圧縮された画像データの色差成分として符号化する
色差成分符号化ステップとを含むことを特徴とする。
【0029】本発明の第1の記録媒体のプログラムは、
第1の圧縮方式で圧縮された画像データの輝度成分と色
差成分との分離を制御する分離制御ステップと、色差成
分の、水平方向、および、垂直方向に、それぞれ2n個
のDCT係数からなる第1のマクロブロックから、DCT係数
の直流成分から水平方向、および、垂直方向に、それぞ
れn個までのDCT係数からなる第2のマクロブロックの
抽出を制御するマクロブロック抽出制御ステップと、マ
クロブロック抽出制御ステップの処理で抽出が制御され
た第2のマクロブロックの、第2の圧縮方式で圧縮され
た画像データの色差成分としての符号化を制御する色差
成分符号化制御ステップとを含むことを特徴とする。
【0030】本発明の第1のプログラムは、第1の圧縮
方式で圧縮された画像データの輝度成分と色差成分との
分離を制御する分離制御ステップと、色差成分の、水平
方向、および、垂直方向に、それぞれ2n個のDCT係数
からなる第1のマクロブロックから、DCT係数の直流成
分から水平方向、および、垂直方向に、それぞれn個ま
でのDCT係数からなる第2のマクロブロックの抽出を制
御するマクロブロック抽出制御ステップと、マクロブロ
ック抽出制御ステップの処理で抽出が制御された第2の
マクロブロックの、第2の圧縮方式で圧縮された画像デ
ータの色差成分としての符号化を制御する色差成分符号
化制御ステップとをコンピュータに実行させることを特
徴とする。
【0031】本発明の第2の画像処理装置は、画像デー
タから第1のマクロブロックを分離する分離手段と、画
像データの輝度成分の水平方向、および、垂直方向の2
n個のDCT係数からなる第2のマクロブロックの情報よ
り輝度成分画像を生成する輝度成分画像生成手段と、分
離手段により分離された第1のマクロブロックより色差
成分画像を生成する色差成分画像生成手段と、輝度成分
画像と色差成分画像を合成して画像を再生する再生手段
とを備えることを特徴とする。
【0032】前記所定の画像圧縮方式は、MPEG4方式と
するようにさせることができる。
【0033】前記MPEG4方式で圧縮された画像データ
は、Iピクチャ、または、Pピクチャより構成された画像
データとするようにさせることができる。
【0034】前記所定の画像圧縮方式で圧縮された画像
データには、第1のマクロブロックの情報に加えて、そ
のうちのイントラマクロブロックのマクロブロックアド
レスであるイントラマクロブロックアドレス情報を含ま
せるようにすることができる。
【0035】前記輝度成分画像生成手段には、輝度成分
画像の動き補償処理を実行する輝度成分画像動き補償手
段と、第2のマクロブロックのマクロブロックアドレス
と、イントラマクロブロックアドレスとを比較する比較
手段と、比較手段の比較結果に基づいて、第2のマクロ
ブロックがイントラマクロブロックである否かを判定す
る輝度成分判定手段を設けるようにさせることができ、
輝度成分画像動き補償手段には、輝度成分判定手段の判
定結果に基づいて、輝度成分画像の動き補償処理を実行
させるようにすることができる。
【0036】前記色差成分画像生成手段には、色差成分
画像の動き補償処理を実行する色差成分画像動き補償手
段と、第1のマクロブロックのマクロブロックアドレス
と、イントラマクロブロックアドレスを比較する比較手
段と、比較手段の比較結果に基づいて、第1のマクロブ
ロックが、イントラマクロブロックである否かを判定す
る色差成分判定手段を設けるようにさせることができ、
色差成分画像動き補償手段には、色差成分判定手段の判
定結果に基づいて、色差成分画像の動き補償処理を実行
させるようにすることができる。
【0037】本発明の第2の画像処理方法は、画像デー
タから第1のマクロブロックを分離する分離ステップ
と、画像データの輝度成分の水平方向、および、垂直方
向の2n個のDCT係数からなる第2のマクロブロックよ
り輝度成分画像を生成する輝度成分画像生成ステップ
と、分離ステップの処理で分離された第1のマクロブロ
ックより色差成分画像を生成する色差成分画像生成ステ
ップと、輝度成分画像と色差成分画像を合成して画像を
再生する再生ステップとを含むことを特徴とする。
【0038】本発明の第2の記録媒体のプログラムは、
画像データからの第1のマクロブロックの分離を制御す
る分離制御ステップと、画像データの輝度成分の水平方
向、および、垂直方向の2n個のDCT係数からなる第2
のマクロブロックより輝度成分画像の生成を制御する輝
度成分画像生成制御ステップと、分離制御ステップの処
理で分離が制御された第1のマクロブロックより色差成
分画像の生成を制御する色差成分画像生成制御ステップ
と、輝度成分画像と色差成分画像の合成と画像の再生を
制御する再生制御ステップとを含むことを特徴とする。
【0039】本発明の第2のプログラムは、画像データ
からの第1のマクロブロックの分離を制御する分離制御
ステップと、画像データの輝度成分の水平方向、およ
び、垂直方向の2n個のDCT係数からなる第2のマクロ
ブロックより輝度成分画像の生成を制御する輝度成分画
像生成制御ステップと、分離制御ステップの処理で分離
が制御された第1のマクロブロックより色差成分画像の
生成を制御する色差成分画像生成制御ステップと、輝度
成分画像と色差成分画像の合成と画像の再生を制御する
再生制御ステップとをコンピュータに実行させることを
特徴とする。
【0040】本発明の第1の画像処理装置および方法、
並びにプログラムにおいては、第1の圧縮方式で圧縮さ
れた画像データが輝度成分と色差成分に分離され、色差
成分の、水平方向、および、垂直方向に、それぞれ2n
個のDCT係数からなる第1のマクロブロックから、DCT係
数の直流成分から水平方向、および、垂直方向に、それ
ぞれn個までのDCT係数からなる第2のマクロブロック
が抽出され、抽出された第2のマクロブロックが、第2
の圧縮方式で圧縮された画像データの色差成分として符
号化される。
【0041】本発明の第2の画像処理装置および方法、
並びにプログラムにおいては、画像データから第1のマ
クロブロックが分離され、画像データの輝度成分の水平
方向、および、垂直方向の2n個のDCT係数からなる第
2のマクロブロックの情報より輝度成分画像が生成さ
れ、分離された第1のマクロブロックより色差成分画像
が生成され、輝度成分画像と色差成分画像が合成されて
画像が再生される。
【0042】
【発明の実施の形態】図7は、本発明に係る画像変換装
置31の一実施の形態の構成を示す図である。
【0043】画像変換装置31のピクチャタイプ判別部
41は、画像変換装置1のピクチャタイプ判別部11と
同様のものであり、入力されたMPEG2方式で圧縮された
圧縮画像が、各々、Iピクチャ、Pピクチャ、または、B
ピクチャのいずれであるかを判別し、このうち、Bピク
チャを破棄し、IピクチャとPピクチャのみを抽出して可
変長復号部42に出力する。
【0044】可変長復号部42は、Iピクチャ、また
は、Pピクチャからなる可変長符号化信号を復号し、逆
量子化部43に出力すると共に、動きベクトルの情報な
どを含む、シンタックス情報をシンタックス変換部50
に出力する。逆量子化部43は、可変長復号部42より
入力された復号されたIピクチャ、または、Pピクチャの
1フレーム分の画像信号を逆量子化し、8×8のDCT係
数の複数のマクロブロックからなる画像信号を生成し、
その輝度成分をフレーム/フィールド変換部44に、そ
の色差成分を色差解像度変換部49,51にそれぞれ出
力する。
【0045】フレーム/フィールド変換部44は、入力
された8×8のDCT係数のマクロブロックからなる輝度
成分の1フレーム分の画像データをトップフィールド画
像データとボトムフィールド画像データに分離し、いず
れか一方のDCT係数からなるフィールド画像データを用
いるようにすることで、DCT係数の数を垂直方向に1/
2だけ間引き処理し、輝度解像度変換部45に出力す
る。輝度解像度変換部45は、フレーム/フィールド変
換部44より入力される垂直方向にDCT係数の数が1/
2に間引き処理された画像データに、水平方向にDCT係
数の数を1/2とするように間引き処理を施して、合成
部46に出力する。
【0046】色差解像度変換部49は、逆量子化部43
より入力されたDCT係数からなる色差成分の画像データ
の画素数を水平方向と垂直方向にそれぞれ1/2だけ間
引き処理し、合成部46に出力する。合成部46は、輝
度解像度変換部45より入力された水平方向、および、
垂直方向にDCT係数の数が1/2に間引きされた8×8
のDCT係数により構成されるマクロブロックからなる輝
度成分の画像データと、色差解像度変換部49より入力
される水平方向、および、垂直方向にDCT係数の数が1
/2に間引きされた色差成分の画像データを合成して、
量子化部47に出力する。
【0047】量子化部47は、水平方向、および、垂直
方向に画素数が1/2に間引きされたDCT係数からなる
画像データを量子化して可変長符号化部48に出力す
る。シンタックス変換部48は、可変長復号部42より
入力されるMPEG2方式で圧縮された画像データのシンタ
ックス情報を、MPEG4方式に対応するシンタックス情報
に変換し、可変長符号化部48に出力する。
【0048】可変長符号化部48は、量子化部47より
入力される水平方向、および、垂直方向にDCT係数の数
が1/2に間引きされた画像データをシンタックス変換
部48より入力されるシンタックス情報に基づいてMPEG
4方式の画像圧縮情報に変換して出力する。
【0049】色差解像度変換部51は、逆量子化部43
より入力される8×8の色差成分のDCT係数のうち、低
域の4×4の色差成分のDCT係数のみを抽出し、水平方
向、および、垂直方向にDCT係数を1/2に間引き処理
し、量子化部52に出力する。尚、色差解像度変換部5
1は、DCT係数を1/2に間引く処理については後述す
る。
【0050】量子化部52は、色差解像度変換部51よ
り入力された4×4のDCT係数を量子化してスキャン部
53に出力する。
【0051】スキャン部53は、量子化部52より入力
された量子化されている4×4のDCT係数をスキャン処
理し、RUN、LEVEL、および、EOF(End of Flame)の情
報に基づいて、3次元VLC(Variable Lengths Coding)
により所定の信号に変換し、ユーザデータバッファ54
に出力する。
【0052】イントラマクロブロック(MB)アドレス情
報記憶部56は、可変長復号部42より入力されるイン
トラMBのアドレス情報を記憶し、適宜、記憶したイント
ラMBアドレス情報をユーザデータバッファ54に出力す
る。ユーザデータバッファ54は、イントラマクロブロ
ックアドレス情報記憶部56より入力されるイントラMB
アドレス情報と共に、4×4のDCT係数を一時的に記憶
し、ユーザデータ可変長符号化部55に出力する。
【0053】ユーザデータ可変長符号化部55は、ユー
ザデータバッファ54より入力された4×4のDCT係数
の情報をユーザデータとして可変長符号化し、可変長符
号化部48より出力されるMPEG4の画像圧縮情報に挿入
する。ユーザデータとは、MPEG4で定義されている画像
圧縮情報のフォーマット中に存在する画像データ以外の
データを格納することができるリザーブエリアに書き込
むデータであり、MPEG4方式で画像を圧縮伸張する機器
を製造する製造メーカ毎に設定することが可能なデータ
である。本発明においては、その部分に4×4のDCT係
数の情報を挿入させている。
【0054】次に、図5のフローチャートを参照して、
図4の画像変換装置31がMPEG2方式で圧縮された画像
圧縮情報をMPEG4方式で圧縮された画像圧縮情報に変換
する処理について説明する。
【0055】ステップS1において、ピクチャタイプ判
別部41は、入力された画像圧縮情報からIピクチャとP
ピクチャを抽出して、可変長復号部42に出力する。ス
テップS2において、可変長符号化部42は、入力され
たIピクチャとPピクチャよりシンタックス情報をシンタ
ックス変換部50に、マクロブロックのテクスチャ情報
を逆量子化部43に、イントラマクロブロックアドレス
情報をイントラMBアドレス情報記憶部56に記憶させ
る。
【0056】ステップS3において、逆量子化部43
は、入力されたテクスチャ情報を逆量子化し、輝度成分
をフレーム/フィールド変換部44に、色差成分を色差
解像度変換部49,51にそれぞれ出力し、イントラMB
アドレス情報記憶部56は、入力されたイントラMBアド
レス情報を記憶し、適宜ユーザデータバッファ54に出
力し、シンタックス変換部50は、入力されたシンタッ
クスをMPEG2方式に対応するものからMPEG4方式に対応
するものに変換し、適宜可変長符号化部48に出力す
る。
【0057】ステップS4において、フレーム/フィー
ルド変換部44は、フレームDCTモードのマクロブロッ
クのDCT係数をフィールドDCTモードに変換し、垂直方向
のDCT係数の数を1/2に間引きして、輝度解像度変換
部45に出力する。
【0058】ステップS5において、輝度解像度変換部
45は、フィールドDCTモードに変換された(垂直方向
に1/2だけ間引きされた)DCT係数からなるMPEG2方
式で圧縮された4個のマクロブロックから、1個のMPEG
4の8×8の輝度成分のDCT係数を生成し、合成部46
に出力する。
【0059】ここで、フレーム/フィールド変換部44
と輝度解像度変換部45により施される間引き処理の詳
細について説明する。フレーム/フィールド変換部44
と輝度解像度変換部45は、より詳細には、水平方向、
および、垂直方向に2個ずつの計4個ずつのマクロブロ
ックの、順次、水平方向、および、垂直方向の画素数を
1/2に間引くことで、1個のマクロブロック(各マク
ロブロックは、8画素×8画素とする)を生成してい
る。
【0060】まず、フレーム/フィールド変換部44
は、以下に示す式(1)を実行することにより垂直方向
の画素数を1/2に間引く。
【0061】 B_j=DCT(f1)・B_1j+DCT(f2)・B_2j・・・(1)
【0062】ここで、B_1j,B_2jは、図6に示すよう
に、同一マクロブロックではない、垂直方向にそれぞれ
上下に配列されたマクロブロックを示し、B_jは、上下
に配列されたマクロブロックB_1j,B_2jを垂直方向に画
素数を1/2間引きしたマクロブロックを示し、f1,f2
は、図7(A),(B)のそれぞれのフィルタを示す。
また、DCT()は、各係数がDCT係数であることを示して
いる。
【0063】すなわち、例えば、図6で示すマクロブロ
ックB_11,B_21,B_12,B_22は、式(1)により、垂直
方向に各マクロブロックのDCT係数が1段おきに間引きさ
れることになる。
【0064】次に、フレーム/フィールド変換部44
は、以下に示す式(2)によりDCT係数の高域成分であ
る、マクロブロックの図中右半分のDCT係数を0に置き換
える。
【0065】 B_j[0・・・7][4・・・7]←0・・・(2)
【0066】ここで、B_j[0・・・7][4・・・7]
は、上述の式(1)により垂直方向に1/2に間引きさ
れたマクロブロックB_jの係数の垂直方向に下から0乃至
7番目までで、かつ、水平方向に左から4乃至7番目のDC
T係数を示し、式(2)は、これらのDCT係数を0に変換
することを示している。フレーム/フィールド変換部4
4が、この式(2)の処理を実行することにより、高域
成分のDCT係数を0に置き換えるので、以降の演算処理を
軽減させることができる。
【0067】次に、輝度解像度変換部47は、以下に示
す式(3)の処理をマクロブロックに施すことにより、
水平方向のDCT係数の数を1/2に間引きする。
【0068】 B=B_1・DCT(f1_T)+B_2・DCT(f2_T)・・・(3)
【0069】ここで、Bは、水平方向、および、垂直方
向に1/2に間引き処理されたマクロブロックを示し、
B_1,B_2は、垂直方向にDCT係数が1/2に間引き処理
された左右に配置されているマクロブロックを示し、f1
_T,f2_Tは、図4(A),(B)のそれぞれのフィルタ
の転置行列を示す。
【0070】式(3)の処理により、式(1)と同様に
水平方向のDCT係数が間引きされる。
【0071】ここで、図5のフローチャートの説明に戻
る。
【0072】ステップS6において、色差解像度変換部
49は、逆量子化部43より入力されたMPEG2方式で圧
縮された画像データの4個のマクロブロックの水平方
向、および、垂直方向について、DCT係数の数をそれぞ
れ1/2に間引きして、1個の8×8の色差成分からな
るをDCT係数を生成し、合成部46に出力する。すなわ
ち、色差解像度変換部49は、DCT係数からなる色差成
分の画像データの画素数(DCT係数)を、上述の式
(1)乃至式(3)を上述と同様に利用して、水平方向
と垂直方向にそれぞれ1/2だけ間引き処理し合成部4
6に出力する。
【0073】ステップS7において、色差解像度変換部
51は、MPEG2方式で圧縮された画像データの色差成分
の1個のマクロブロックのDCT係数のうち、低域成分の
4×4のDCT係数を抽出することで、水平方向、およ
び、垂直方向に1/2間引きして、4×4の色差成分か
らなるDCT係数を生成し、量子化部52に出力する。
【0074】ステップS8において、合成部46は、輝
度成分と色差成分の8×8のDCT係数を合成し量子化部
47に出力する。ステップS9において、量子化部4
7,72は、それぞれに入力された8×8DCT係数と4
×4DCT係数を量子化して、可変長符号化部48、およ
び、スキャン部53にそれぞれ出力する。
【0075】ステップS10において、スキャン部53
は、入力された4×4の色差成分のDCT係数を所定のス
キャン方法でスキャンし、3次元VLCにより符号化して
ユーザデータバッファ54に出力する。尚、スキャン方
法については、詳細を後述する。
【0076】ステップS11において、ユーザデータバ
ッファ54は、イントラマクロブロックアドレス情報と
スキャン部53により入力された符号化されたデータを
ユーザデータとして一時的に記憶し、適宜ユーザデータ
可変長符号化部55に出力する。ステップS12におい
て、可変長符号化部48は、量子化部47より入力され
た8×8のDCT係数からなるマクロブロックをシンタッ
クス変換部50より入力されるMPEG4対応のシンタック
スに基づいて、MPEG4方式の画像圧縮情報を生成すると
共に、ユーザデータ可変長符号化部55は、ユーザデー
タバッファ54より適宜読み込まれるユーザデータを可
変長符号化して、MPEG4方式で圧縮された画像圧縮情報
に挿入する。
【0077】すなわち、ステップS7において、色差解
像度変換部51は、色差解像度変換部49のように2×
2個のMPEG2方式の画像データに対応したマクロブロッ
クを水平方向、および、垂直方向に1/2に間引くこと
により、1個のMPEG4方式の画像データに対応したマク
ロブロックを生成しているのではなく、MPEG2方式の画
像データに対応した8×8のDCT係数からなる1個のマ
クロブロックの4×4の低域成分のDCT係数のみを抽出
することで、水平方向、および、垂直方向に1/2に間
引き処理を施し、MPEG4方式の画像データに対応した4
×4のDCT係数からなる1個のマクロブロックを生成して
いる。より詳細には、図8で示すように、MPEG2方式の
画像データに対応した4個のマクロブロックB0乃至B
1を水平方向、および、垂直方向に1/2に間引く場
合、色差解像度変換部51は、各マクロブロックB0乃
至B3について、水平方向、および、垂直方向に間引き
処理を実行し、MPEG4方式の画像データに対応した4×
4のマクロブロックB0'乃至B3'を生成している。
【0078】また、例えば、MPEG4方式の画像データに
対応したマクロブロックB0が図8で示すように、X0
0乃至X33で示すように構成されていた場合、ステッ
プS10において、スキャン部53が、図9で示すよう
に順次スキャンし、読み込んだ係数に対応する3次元VL
Cの処理を施す。ここで、図9の数字は、スキャンされ
る順序を示している。すなわち、図8のマクロブロック
B0'は、X00、X10、X01、X02、X11、X
20、X30、X21、X12、X03、X13、X2
2、X31、X32、X23、および、X33の順序で
スキャンされ、この順序でスキャンされたデータに3次
元VLC処理が施されることになる。
【0079】このため、生成されたMPEG4方式の画像デ
ータに対応した各マクロブロック毎に処理を施すことが
できるので、元のマクロブロックがインターマクロブロ
ックの場合、生成されたマクロブロックには、各マクロ
ブロック毎の動きベクトルによる動き保証処理を施すこ
とにより画像を再生させることができると共に、元のマ
クロブロックがイントラマクロブロック場合、単独で画
像を生成することが可能となる。
【0080】そして、これらのデータをMPEG4方式の記
録フォーマット上のユーザデータのエリアに挿入するこ
とで、MPEG4方式の画像圧縮情報を生成する。
【0081】次に、上述のように画像変換装置31によ
り生成されたユーザデータを含むMPEG4画像圧縮情報を
再生する画像再生装置91について、図10を参照して
説明する。
【0082】符号バッファ101は、入力されたユーザ
データを含むMPEG4画像圧縮情報を一時的に記憶するバ
ッファであり、適宜記憶したユーザデータを含むMPEG4
画像圧縮情報を圧縮情報解析部102に出力する。圧縮
情報解析部102は、入力された情報を解析し、MPEG4
の画像圧縮情報を可変長復号部103に出力すると共
に、ユーザデータをユーザデータ可変長復号部108に
出力する。
【0083】可変長復号部103は、通常のMPEG4方式
で圧縮された、可変長符号からなる画像圧縮情報を復号
し、逆量子化部104に出力する。逆量子化部104
は、復号されたMPEG4方式の画像圧縮情報を逆量子化
し、輝度成分抽出部105に出力する。輝度成分抽出部
105は、逆量子化された画像圧縮情報のうち、輝度成
分のみを抽出して逆離散コサイン変換部106に出力す
る。
【0084】逆離散コサイン変換部106は、入力され
た逆量子化されているDCTドメインの係数(DCT係数)を
逆離散コサイン変換し、画素ドメインの係数に変換した
後、加算器107に出力する。加算器107は、逆離散
コサイン変換部106より入力された画素ドメインの係
数と、動き補償部115より入力される予測画素成分を
加算し、輝度成分の画像データとしてフレームメモリ1
15に出力し、記憶させる。
【0085】ユーザデータ可変長復号部108は、圧縮
情報解析部102より入力された、可変長符号からなる
ユーザデータを可変長復号し、ユーザデータバッファ1
09に出力する。ユーザデータバッファ109は、ユー
ザデータ可変長復号部108より入力されたユーザデー
タを一時的に記憶するバッファであり、適宜読み出して
逆スキャン部110に出力すると共に、イントラマクロ
ブロックアドレス情報を動き補償部113,115に出
力する。
【0086】逆スキャン部110は、図9で示した順序
と逆の順序で3次元VLCを復号して、4×4のDCT係数か
らなるマクロブロックを生成して、逆量子化部111に
出力する。逆量子化部111は、逆スキャン部110よ
り入力された各マクロブロックのDCT係数を逆量子化し
て逆離散コサイン変換部112に出力する。逆離散コサ
イン変換部112は、逆量子化部111より入力された
マクロブロックを逆離散コサイン変換処理し、画素ドメ
インの係数に変換し、加算器113に出力する。
【0087】加算器113は、逆離散コサイン変換部1
12より入力された画素ドメインのマクロブロックに動
き補償部114より入力される予測差分情報を加算し
て、色差成分の画像データとしてフレームメモリ116
に出力する。
【0088】動き補償部114は、ユーザデータバッフ
ァ109より入力されるイントラマクロブロックアドレ
ス情報に基づいて、今処理しているマクロブロックがイ
ンターマクロブロックである場合、4×4の係数からな
るマクロブロックの予測画素成分をフレームメモリ11
6の画像情報から生成し、加算器113に出力すると共
に、今処理しているマクロブロックがイントラマクロブ
ロックである場合、予測画素成分の加算器113への出
力を停止する。
【0089】動き補償部115は、動き補償部114と
同様の処理を実行し、ユーザデータバッファ109より
入力されるイントラマクロブロックアドレス情報に基づ
いて、今処理しているマクロブロックがインターマクロ
ブロックである場合、8×8の係数からなるマクロブロ
ックの予測画素成分をフレームメモリ116の画像情報
から生成し、加算器107に出力すると共に、今処理し
ているマクロブロックがイントラマクロブロックである
場合、予測画素成分の加算器107への出力を停止す
る。
【0090】フレームメモリ116は、加算器107よ
り入力された輝度成分の画像データと、加算器113よ
り入力された色差成分の画像データを合成し、再生用の
画像を生成して出力する。
【0091】次に、図11のフローチャートを参照し
て、画像再生装置91の画像再生処理を説明する。
【0092】ステップS31において、符号バッファ1
01は、入力されたユーザデータを含むMPEG4方式で圧
縮された画像圧縮情報を一時的に記憶し、圧縮情報解析
部102に出力する。ステップS32において、圧縮情
報解析部102は、入力された画像圧縮情報を解析し、
このうちMPEG4方式の画像圧縮情報を可変長復号部10
3に出力し、ユーザデータをユーザデータ可変長復号部
108に出力する。
【0093】ステップS33において、可変長復号部1
03は、可変長符号化されたMPEG4の画像圧縮情報を可
変長復号し、逆量子化部104に出力し、ユーザデータ
可変長復号部108は、入力されたユーザデータを可変
長復号し、ユーザデータバッファに一時的に記憶させ、
色差成分のDCT係数を逆スキャン部110に出力させる
と共に、イントラマクロブロック(MB)アドレス情報を
動き補償部114,115にそれぞれ出力させる。
【0094】ステップS34において、逆スキャン部1
10は、ユーザデータバッファ109より入力された色
差成分の信号を逆スキャン処理し、4×4のDCT係数か
らなるマクロブロックを生成して、逆量子化部111に
出力する。
【0095】ステップS35において、逆量子化部10
4,111は、可変長復号部103より入力されたマク
ロブロックの8×8のDCT係数、および、逆スキャン部
110より入力されたマクロブロックの4×4のDCT係
数を逆量子化し、それぞれ輝度成分抽出部105、およ
び、離散コサイン変換部112に出力する。
【0096】ステップS36において、輝度成分抽出部
105は、入力された逆量子化された8×8のDCT係数
からなるマクロブロックのうち、輝度成分のみを抽出し
て逆離散コサイン変換部106に出力する。ステップS
37において、逆離散コサイン変換部106,112
は、それぞれに入力された逆量子化された8×8のDCT
係数と4×4のDCT係数に逆離散コサイン変換処理を施
し、それぞれを加算器107,113に出力する。
【0097】ステップS38において、動き補償部11
4,115は、それぞれにユーザデータバッファ109
より入力されるイントラマクロブロックアドレス情報に
より、今処理しているマクロブロックがイントラMBであ
るか否かを判定し、例えば、イントラマクロブロックで
はないと判定した場合、すなわち、インターマクロブロ
ックであると判定した場合、その処理は、ステップS3
9に進む。
【0098】ステップS39において、動き補償部11
4,115は、対応するマクロブロックの予測画素成分
をフレームメモリ116に記録されている画像データよ
り生成して、加算器113,107にそれぞれ出力す
る。ステップS40において、加算器107,113
は、それぞれ逆離散コサイン変換部106,112より
入力された画素ドメインに変換された係数に動き補償部
114,115より入力された予測画素成分を加算し
て、生成した輝度成分の画像、および、色差成分の画像
を、それぞれフレームメモリ116に出力して、記憶さ
せる。
【0099】ステップS41において、フレームメモリ
116は、加算器107,113より入力された、それ
ぞれに対応する輝度成分の画像と色差成分の画像を合成
し、再生画像として出力する。
【0100】ステップS38において、今現在処理して
いるマクロブロックがイントラマクロブロックであると
判定された場合、ステップS39の処理はスキップされ
る。すなわち、動き補償部114,115より予測画素
成分が加算器107,113に出力されない。
【0101】このように、色差成分については、元のマ
クロブロックの8×8のDCT係数の低域成分を抽出し
て、4×4のDCT係数からなるマクロブロックを生成
し、MPEG4のフォーマット中のユーザデータに挿入させ
ることにより処理されるため、そのマクロブロックがイ
ンターマクロブロックである場合、その各々のマクロブ
ロック毎の動きベクトルに対応して、動き補償処理が施
されるので色の滲みを低減させることが可能となる。ま
た、イントラマクロブロックが処理される場合、動き補
償部114より予測画素成分が出力されないので、イン
トラマクロブロックであるにもかかわらず、予測画素成
分が加算されて、画素値が飽和してしまうといったこと
が防止され、正しい画素値を求めることが可能となる。
【0102】また、画像変換装置31により生成された
MPEG4方式で圧縮された画像圧縮情報は、ユーザデータ
が新たに含まれた情報であるので、ユーザデータを処理
するためのユーザデータ可変長符号化部108、ユーザ
データバッファ109、逆スキャン部110、逆量子化
部111、逆離散コサイン変換部112、加算器11
3、および、動き補償部114を備えていない場合で
も、通常のMPEG4方式で圧縮された画像圧縮情報を再生
可能な画像再生装置であれば、再生させることが可能で
ある。
【0103】以上においては、4×4のDCT係数からな
る色差成分のマクロブロックのデータについて、MPEG4
のフォーマットのユーザデータに挿入させるようにして
きたが、ユーザデータにより転送可能なデータ量には制
限があるため、必ずしもリアルタイムで画像を再生でき
る程度の4×4のDCT係数からなる色差成分のマクロブ
ロックのデータを転送させることができない恐れがあ
る。そこで、4×4の色差成分のマクロブロックのデー
タをMPEG4方式で圧縮された画像圧縮情報と通常の多重
化方法で多重化して、多重化ストリームを生成し、この
多重化ストリームの情報を分離することでリアルタイム
で再生できるようにしてもよい。
【0104】図12は、4×4の色差成分のマクロブロ
ックのデータをMPEG4方式で圧縮された画像圧縮情報に
通常の多重化方法で多重化して、圧縮情報を生成するよ
うにした画像変換装置31を示している。この例におい
ては、図4のユーザデータバッファ54、および、ユー
ザデータ可変長符号化部55に代えて、付加情報可変長
符号化部131、および、多重化装置132が設けられ
ている。付加情報可変長符号化装置131は、付加情報
としての4×4の色差成分のマクロブロックのデータと
イントラマクロブロックアドレス情報を可変長符号化し
て、多重化装置132に出力する。すなわち、実質的
に、図4のユーザデータ可変長符号化部55の処理と同
様の処理を実行する。多重化装置132は、MPEG4方式
で圧縮された画像圧縮情報と、付加情報可変長符号化装
置131より入力される付加情報として可変長符号化さ
れた4×4の色差成分のマクロブロックのデータを時分
割多重化して多重化ストリームを生成して出力する。
【0105】尚、生成された4×4の色差成分のマクロ
ブロックのデータをMPEG4方式で圧縮された画像圧縮情
報を多重化して多重化ストリームを生成する以外は、図
7の画像変換装置31と同様であるので、その処理の説
明は省略する。
【0106】また、図12の画像変換装置より出力され
た多重化ストリームを再生する画像再生装置91につい
て、図13を参照して説明する。
【0107】図13の画像再生装置91は、図10の画
像再生装置91に多重化分離部141、符号バッファ1
01と同様な符号バッファ142−1,142−2、お
よび、ユーザデータに対応する部分に付加情報可変長符
号化部143が設けられている。多重化分離部141
は、図12の画像変換装置31に設けられた多重化装置
132の多重化方式で多重化された多重化ストリームを
付加情報とMPEG4方式で圧縮された画像圧縮情報に分離
し、MPEG4方式で圧縮された画像圧縮情報を符号バッフ
ァ142−1に、付加情報を符号バッファ142−2に
出力する。圧縮情報解析部102−1は、符号バッファ
142−1より入力されたMPEG4方式で圧縮された画像
圧縮情報を解析し、解析結果と共に可変長復号部103
に出力する。
【0108】圧縮情報解析部102−2は、符号バッフ
ァ142−2より入力された圧縮されている付加情報の
圧縮情報を解析し、解析結果と共に付加情報を付加情報
可変長復号部143に出力する。付加情報可変長復号部
143は、入力された解析結果と付加情報から、色差成
分の4×4のDCT係数からなるマクロブロックの情報を
逆スキャン部110に出力し、イントラマクロブロック
アドレス情報を動き補償部113,115に出力する。
【0109】このような構成とすることで、画像再生装
置91は、リアルタイムで画像を再生するのに必要とさ
れる付加情報を受け取ることが可能となるので、MPEG4
方式で圧縮された画像圧縮情報の色差成分と輝度成分を
同時に処理することが可能となり、リアルタイムで再生
画像を生成することが可能となる。
【0110】尚、以上の例においては、8×8のDCT係
数からなるマクロブロックを4×4のマクロブロックに
変換する例について説明してきたが、DCT係数の構成は
それ以外でもよい。ただし、元のDCT係数の水平方向、
および、垂直方向の数は、偶数としないと、水平方向、
および、垂直方向に、その半分の個数のDCT係数からな
るマクロブロックに変換させることができない。
【0111】以上によれば、色差成分については、間引
き処理されたマクロブロックがインターマクロブロック
である場合、間引きされた各々のマクロブロック毎の動
きベクトルに対応して、動き補償処理が施されるので色
の滲みを低減させることが可能となる。また、イントラ
マクロブロックが処理される場合、イントラマクロブロ
ックであるにもかかわらず、予測画素成分が加算され
て、画素値が飽和してしまうといったことが防止され、
正しい画素値を求めることが可能となる。
【0112】上述した一連の処理は、ハードウェアによ
り実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行
させることもできる。一連の処理をソフトウェアにより
実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプロ
グラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコン
ピュータ、または、各種のプログラムをインストールす
ることで、各種の機能を実行させることが可能な、例え
ば汎用のパーソナルコンピュータなどに記録媒体からイ
ンストールされる。
【0113】図15,図16は、画像変換装置31、お
よび、画像再生装置91をソフトウェアにより実現する
場合のパーソナルコンピュータの一実施の形態の構成を
示している。パーソナルコンピュータのCPU201,3
01は、パーソナルコンピュータの動作の全体を制御す
る。また、CPU201,301は、バス204,301
および入出力インタフェース205,305を介してユ
ーザからキーボードやマウスなどからなる入力部20
6,306から指令が入力されると、それに対応してRO
M(Read Only Memory)202,302に格納されている
プログラムを実行する。あるいはまた、CPU201,3
01は、ドライブ210,310に接続された磁気ディ
スク211,311、光ディスク212,312、光磁
気ディスク213,313、または半導体メモリ21
4,314から読み出され、記憶部208,308にイ
ンストールされたプログラムを、RAM(Random Access Me
mory)203,303にロードして実行する。これによ
り、上述した画像処理装置の機能が、ソフトウェアによ
り実現されている。さらに、CPU201,301は、通
信部209,309を制御して、外部と通信し、データ
の授受を実行する。
【0114】プログラムが記録されている記録媒体は、
図15,図16に示すように、コンピュータとは別に、
ユーザにプログラムを提供するために配布される、プロ
グラムが記録されている磁気ディスク211,311
(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク212,
312(CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory),DVD
(Digital Versatile Disc)を含む)、光磁気ディスク
213,313(MD(Mini-Disc)を含む)、もしくは
半導体メモリ214,314などよりなるパッケージメ
ディアにより構成されるだけでなく、コンピュータに予
め組み込まれた状態でユーザに提供される、プログラム
が記録されているROM202,302や、記憶部20
8,308に含まれるハードディスクなどで構成され
る。
【0115】尚、本明細書において、記録媒体に記録さ
れるプログラムを記述するステップは、記載された順序
に沿って時系列的に行われる処理は、もちろん、必ずし
も時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に
実行される処理を含むものである。
【0116】
【発明の効果】本発明の第1の画像処理装置および方
法、並びにプログラムによれば、第1の圧縮方式で圧縮
された画像データを輝度成分と色差成分に分離し、色差
成分の、水平方向、および、垂直方向に、それぞれ2n
個のDCT係数からなる第1のマクロブロックから、DCT係
数の直流成分から水平方向、および、垂直方向に、それ
ぞれn個までのDCT係数からなる第2のマクロブロック
を抽出し、抽出した第2のマクロブロックを、第2の圧
縮方式で圧縮された画像データの色差成分として符号化
するようにした。
【0117】本発明の第2の画像処理装置および方法、
並びにプログラムによれば、画像データから第1のマク
ロブロックを分離し、画像データの輝度成分の水平方
向、および、垂直方向の2n個のDCT係数からなる第2
のマクロブロックの情報より輝度成分画像を生成し、分
離した第1のマクロブロックより色差成分画像を生成
し、輝度成分画像と色差成分画像を合成して画像を再生
するようにした。
【0118】結果として、いずれにおいても、色差成分
については、間引き処理されたマクロブロックがインタ
ーマクロブロックである場合、間引きされた各々のマク
ロブロック毎の動きベクトルに対応して、動き補償処理
が施されるので色の滲みを低減させることが可能とな
る。また、イントラマクロブロックが処理される場合、
イントラマクロブロックであるにもかかわらず、予測画
素成分が加算されて、画素値が飽和してしまうといった
ことが防止され、正しい画素値を求めることが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の画像変換装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】図1の画像変換装置によるマクロブロックの間
引き処理を説明する図である。
【図3】図1の画像変換装置によるマクロブロックの間
引き処理を説明する図である。
【図4】本発明を適用した画像変換装置の一実施の形態
の構成を示す図である。
【図5】図4の画像変換装置の画像変換処理を説明する
フローチャートである。
【図6】図4の画像変換装置によるマクロブロックの間
引き処理を説明する図である。
【図7】図4の画像変換装置によるマクロブロックの間
引き処理を説明する図である。
【図8】図4の画像変換装置によるマクロブロックの間
引き処理を説明する図である。
【図9】図4の画像変換装置のスキャン部のスキャン処
理を説明する図である。
【図10】本発明を適用した画像再生装置の一実施の形
態の構成を示す図である。
【図11】図10の画像再生装置の画像再生処理を説明
するフローチャートである。
【図12】画像変換装置のその他の例を示す図である。
【図13】画像再生装置のその他の例を示す図である。
【図14】記録媒体を説明する図である。
【図15】記録媒体を説明する図である。
【符号の説明】
31 画像変換装置, 41 ピクチャタイプ判別部,
42 可変長復号部, 43 逆量子化部, 44
フレーム/フィールド変換部, 45 輝度解像度変換
部, 46 合成部, 47 量子化部, 48 可変
長符号化部,49 色差解像度変換部, 50 シンタ
ックス変換部, 51 色差解像度変換部, 52 量
子化部, 53 スキャン部, 54 ユーザデータバ
ッファ, 55 ユーザデータ可変長符号化部, 56
イントラMBアドレス情報記憶部, 91 画像再生装
置, 101 符号バッファ, 102,102−1,
102−2 圧縮情報解析部, 103 可変長符号化
部, 104 逆量子化部, 105 輝度成分抽出
部, 106 逆離散コサイン変換部, 107加算
器, 108 ユーザデータ可変長復号部, 109
ユーザデータバッファ, 110 逆スキャン部, 1
11 逆量子化部, 112 逆離散コサイン変換部,
113 加算器, 114,115 動き補償部,
116 フレームメモリ, 131 付加情報可変長符
号化部, 132 多重化装置, 141 多重化分離
部, 142−1,142−2 符号バッファ, 14
3 付加情報可変長復号部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 11/20 (72)発明者 矢ヶ崎 陽一 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5C057 AA06 BA01 BB01 EA02 EA07 EE01 EJ02 EL01 EM09 EM13 EM16 GL00 5C059 KK01 KK41 LB05 MA00 MA23 MC11 MC38 ME01 NN21 PP05 PP06 PP07 PP16 RB06 SS10 UA02 UA05 5C063 AA01 AB03 AB07 AC01 BA01 CA01 CA11 CA12

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の圧縮方式で圧縮された画像データ
    を第2の圧縮方式で圧縮された画像データに変換する画
    像処理装置において、 第1の圧縮方式で圧縮された画像データを輝度成分と色
    差成分に分離する分離手段と、 前記色差成分の、水平方向、および、垂直方向に、それ
    ぞれ2n個のDCT係数からなる第1のマクロブロックか
    ら、前記DCT係数の直流成分から水平方向、および、垂
    直方向に、それぞれn個までのDCT係数からなる第2の
    マクロブロックを抽出するマクロブロック抽出手段と、 前記マクロブロック抽出手段により抽出された前記第2
    のマクロブロックを、前記第2の圧縮方式で圧縮された
    前記画像データの色差成分として符号化する色差成分符
    号化手段とを備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の圧縮方式は、MPEG2方式であ
    り、前記第2の圧縮方式は、MPEG4方式であることを特
    徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記MPEG2方式で圧縮された画像データ
    のうち、Iピクチャと、Pピクチャを抽出するピクチャ抽
    出手段をさらに備え、 前記分離手段は、前記MPEG2方式で圧縮された画像デー
    タのうち、前記Iピクチャ、および、前記Pピクチャを輝
    度成分と色差成分に分離することを特徴とする請求項2
    に記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記分離手段、前記マクロブロック抽出
    手段、および、前記色差成分符号化手段からなる系とは
    異なる系に、間引き手段と、合成符号化手段とをさらに
    備え、 前記間引き手段は、前記MPEG2方式で圧縮された画像デ
    ータの、前記Iピクチャ、および、前記Pピクチャの前記
    輝度成分と前記色差成分のそれぞれの、水平方向、およ
    び、垂直方向に2n個のDCT係数からなる第3のマクロ
    ブロックのDCT係数を、水平方向、および、垂直方向
    に、各2個の計4個毎に、1列おき、および、1段おき
    に間引いて、水平方向、および、垂直方向に、2n個の
    DCT係数からなる前記輝度成分、および、前記色差成分
    の1個の第4のマクロブロックを生成し、 前記合成符号化手段は、前記間引き手段により生成され
    た前記第4のマクロブロックを合成して、符号化し、前
    記MPEG4方式で圧縮された画像データを生成することを
    特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記MPEG2方式で圧縮された画像データ
    のイントラマクロブロックアドレス情報を生成する生成
    手段をさらに備え、 前記色差成分符号化手段は、前記第2のマクロブロック
    と共に、前記イントラマクロブロックアドレス情報も前
    記第2の圧縮方式で圧縮された前記画像データの色差成
    分として符号化することを特徴とする請求項2に記載の
    画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記合成符号化手段は、前記間引き手段
    により生成された前記第4のマクロブロックを合成し
    て、符号化すると共に、MPEG4のフォーマット中のユー
    ザデータ領域に、前記色差成分符号化手段により前記MP
    EG4方式で圧縮された前記画像データの色差成分として
    符号化された複数の前記色差成分の第2のマクロブロッ
    クを多重化し、前記MPEG4方式で圧縮された画像データ
    を生成することを特徴とする請求項4に記載の画像処理
    装置。
  7. 【請求項7】 前記合成符号化手段は、前記間引き手段
    により生成された前記第4のマクロブロックを合成し
    て、符号化し、前記MPEG4方式で圧縮された画像データ
    を生成すると共に、前記色差成分符号化手段により前記
    MPEG4方式で圧縮された前記画像データの色差成分とし
    て符号化された複数の前記色差成分の第2のマクロブロ
    ックと時分割多重化して所定のストリームデータを生成
    することを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 第1の圧縮方式で圧縮された画像データ
    を第2の圧縮方式で圧縮された画像データに変換する画
    像処理装置の画像処理方法において、 第1の圧縮方式で圧縮された画像データを輝度成分と色
    差成分に分離する分離ステップと、 前記色差成分の、水平方向、および、垂直方向に、それ
    ぞれ2n個のDCT係数からなる第1のマクロブロックか
    ら、前記DCT係数の直流成分から水平方向、および、垂
    直方向に、それぞれn個までのDCT係数からなる第2の
    マクロブロックを抽出するマクロブロック抽出ステップ
    と、 前記マクロブロック抽出ステップの処理で抽出された前
    記第2のマクロブロックを、前記第2の圧縮方式で圧縮
    された前記画像データの色差成分として符号化する色差
    成分符号化ステップとを含むことを特徴とする画像処理
    方法。
  9. 【請求項9】 第1の圧縮方式で圧縮された画像データ
    を第2の圧縮方式で圧縮された画像データに変換する画
    像処理装置を制御するプログラムであって、 第1の圧縮方式で圧縮された画像データの輝度成分と色
    差成分との分離を制御する分離制御ステップと、 前記色差成分の、水平方向、および、垂直方向に、それ
    ぞれ2n個のDCT係数からなる第1のマクロブロックか
    ら、前記DCT係数の直流成分から水平方向、および、垂
    直方向に、それぞれn個までのDCT係数からなる第2の
    マクロブロックの抽出を制御するマクロブロック抽出制
    御ステップと、 前記マクロブロック抽出制御ステップの処理で抽出が制
    御された前記第2のマクロブロックの、前記第2の圧縮
    方式で圧縮された前記画像データの色差成分としての符
    号化を制御する色差成分符号化制御ステップとを含むこ
    とを特徴とするコンピュータが読み取り可能なプログラ
    ムが記録されている記録媒体。
  10. 【請求項10】 第1の圧縮方式で圧縮された画像デー
    タを第2の圧縮方式で圧縮された画像データに変換する
    画像処理装置を制御するコンピュータに、 第1の圧縮方式で圧縮された画像データの輝度成分と色
    差成分との分離を制御する分離制御ステップと、 前記色差成分の、水平方向、および、垂直方向に、それ
    ぞれ2n個のDCT係数からなる第1のマクロブロックか
    ら、前記DCT係数の直流成分から水平方向、および、垂
    直方向に、それぞれn個までのDCT係数からなる第2の
    マクロブロックの抽出を制御するマクロブロック抽出制
    御ステップと、 前記マクロブロック抽出制御ステップの処理で抽出が制
    御された前記第2のマクロブロックの、前記第2の圧縮
    方式で圧縮された前記画像データの色差成分としての符
    号化を制御する色差成分符号化制御ステップとを実行さ
    せるプログラム。
  11. 【請求項11】 画像の色差成分の、水平方向、およ
    び、垂直方向のn個までのDCT係数からなる第1のマク
    ロブロックを含む、所定の画像圧縮方式で圧縮された画
    像データより前記画像を再生する画像処理装置におい
    て、 前記画像データから前記第1のマクロブロックを分離す
    る分離手段と、 前記画像データの輝度成分の水平方向、および、垂直方
    向の2n個のDCT係数からなる第2のマクロブロックの
    情報より輝度成分画像を生成する輝度成分画像生成手段
    と、 前記分離手段により分離された前記第1のマクロブロッ
    クより色差成分画像を生成する色差成分画像生成手段
    と、 前記輝度成分画像と前記色差成分画像を合成して前記画
    像を再生する再生手段とを備えることを特徴とする画像
    処理装置。
  12. 【請求項12】 前記所定の画像圧縮方式は、MPEG4方
    式であることを特徴とする請求項11に記載の画像処理
    装置。
  13. 【請求項13】 前記MPEG4方式で圧縮された画像デー
    タは、Iピクチャ、または、Pピクチャより構成された画
    像データであることを特徴とする請求項12に記載の画
    像処理装置。
  14. 【請求項14】 所定の画像圧縮方式で圧縮された画像
    データは、前記第1のマクロブロックの情報に加えて、
    そのうちのイントラマクロブロックのマクロブロックア
    ドレスであるイントラマクロブロックアドレス情報を含
    むことを特徴とする請求項11に記載の画像処理装置。
  15. 【請求項15】 前記輝度成分画像生成手段は、 輝度成分画像の動き補償処理を実行する輝度成分画像動
    き補償手段と、 前記第2のマクロブロックのマクロブロックアドレス
    と、前記イントラマクロブロックアドレスとを比較する
    比較手段と、 前記比較手段の比較結果に基づいて、前記第2のマクロ
    ブロックがイントラマクロブロックである否かを判定す
    る輝度成分判定手段を備え、 前記輝度成分画像動き補償手段は、前記輝度成分判定手
    段の判定結果に基づいて、輝度成分画像の動き補償処理
    を実行することを特徴とする請求項14に記載の画像処
    理装置。
  16. 【請求項16】 前記色差成分画像生成手段は、 色差成分画像の動き補償処理を実行する色差成分画像動
    き補償手段と、 前記第1のマクロブロックのマクロブロックアドレス
    と、前記イントラマクロブロックアドレスを比較する比
    較手段と、 前記比較手段の比較結果に基づいて、前記第1のマクロ
    ブロックが、イントラマクロブロックである否かを判定
    する色差成分判定手段を備え、 前記色差成分画像動き補償手段は、前記色差成分判定手
    段の判定結果に基づいて、色差成分画像の動き補償処理
    を実行することを特徴とする請求項14に記載の画像処
    理装置。
  17. 【請求項17】 画像の色差成分の、水平方向、およ
    び、垂直方向のn個までのDCT係数からなる前記第1の
    マクロブロックを含む、所定の画像圧縮方式で圧縮され
    た画像データより前記画像を再生する画像処理装置の画
    像処理方法において、 前記画像データから前記第1のマクロブロックを分離す
    る分離ステップと、 前記画像データの輝度成分の水平方向、および、垂直方
    向の2n個のDCT係数からなる第2のマクロブロックよ
    り輝度成分画像を生成する輝度成分画像生成ステップ
    と、 前記分離ステップの処理で分離された前記第1のマクロ
    ブロックより色差成分画像を生成する色差成分画像生成
    ステップと、 前記輝度成分画像と前記色差成分画像を合成して前記画
    像を再生する再生ステップとを含むことを特徴とする画
    像処理方法。
  18. 【請求項18】 画像の色差成分の、水平方向、およ
    び、垂直方向のn個までのDCT係数からなる第1のマク
    ロブロックを含む、所定の画像圧縮方式で圧縮された画
    像データより前記画像を再生する画像処理装置を制御す
    るプログラムであって、 前記画像データからの前記第1のマクロブロックの分離
    を制御する分離制御ステップと、 前記画像データの輝度成分の水平方向、および、垂直方
    向の2n個のDCT係数からなる第2のマクロブロックよ
    り輝度成分画像の生成を制御する輝度成分画像生成制御
    ステップと、 前記分離制御ステップの処理で分離が制御された前記第
    1のマクロブロックより色差成分画像の生成を制御する
    色差成分画像生成制御ステップと、 前記輝度成分画像と前記色差成分画像の合成と前記画像
    の再生を制御する再生制御ステップとを含むことを特徴
    とするコンピュータが読み取り可能なプログラムが記録
    されている記録媒体。
  19. 【請求項19】 画像の色差成分の、水平方向、およ
    び、垂直方向のn個までのDCT係数からなる第1のマク
    ロブロックを含む、所定の画像圧縮方式で圧縮された画
    像データより前記画像を再生する画像処理装置を制御す
    るコンピュータに、 前記画像データからの前記第1のマクロブロックの分離
    を制御する分離制御ステップと、 前記画像データの輝度成分の水平方向、および、垂直方
    向の2n個のDCT係数からなる第2のマクロブロックよ
    り輝度成分画像の生成を制御する輝度成分画像生成制御
    ステップと、 前記分離制御ステップの処理で分離が制御された前記第
    1のマクロブロックより色差成分画像の生成を制御する
    色差成分画像生成制御ステップと、 前記輝度成分画像と前記色差成分画像の合成と前記画像
    の再生を制御する再生制御ステップとを実行させるプロ
    グラム。
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