JP2003051826A - 無線通信システム、無線通信制御装置及び無線通信制御方法、無線通信装置及び無線通信方法、並びに記憶媒体 - Google Patents
無線通信システム、無線通信制御装置及び無線通信制御方法、無線通信装置及び無線通信方法、並びに記憶媒体Info
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Abstract
に合わせて伝送帯域の割り当てを効率的に行なう。 【解決手段】 パーソナル・エリア・ネットワークにお
ける帯域予約伝送を行う場合、フレーム周期毎に各ギャ
ランティード・タイムスロットの割当量が変化しない帯
域割当てを用意するとともに、それらの伝送のためにフ
レーム周期の特定の部分で帯域の割当てを行なう。制御
局から送信されてくる帯域割当て情報を獲得できない場
合であっても、各無線通信装置は、固定的に割り当てら
れたギャランティード・タイムスロットの開始位置と終
了位置を把握することができる。
Description
l Area Network)のように複数の無線局間で相互に通信
を行う無線通信システム、無線通信制御装置及び無線通
信制御方法、無線通信装置及び無線通信方法、並びに記
憶媒体に係り、特に、コーディネータ(無線制御局)が
送信するビーコン信号で規定される伝送フレーム周期毎
に各無線通信装置間で利用する伝送帯域の割り当てを行
なう無線通信システム、無線通信制御装置及び無線通信
制御方法、無線通信装置及び無線通信方法、並びに記憶
媒体に関する。
がコーディネータに対して帯域予約を行なうことによっ
て伝送フレームにおける伝送帯域の割り当てを行う無線
通信システム、無線通信制御装置及び無線通信制御方
法、無線通信装置及び無線通信方法、並びに記憶媒体に
係り、特に、帯域予約を行う場合に、伝送する情報の特
性に合わせて伝送帯域の割り当てを行なう無線通信シス
テム、無線通信制御装置及び無線通信制御方法、無線通
信装置及び無線通信方法、並びに記憶媒体に関する。
コンピュータを接続してLAN(Local Area Network)
を構成し、ファイルやデータなどの情報の共有化、ある
いはプリンタなどの周辺機器の共有化を図ったり、電子
メールやデータの転送などの情報の交換を行うことが盛
んに行われている。
ーブル、あるいはツイストペア・ケーブルを用いて、有
線で各コンピュータが接続されている。ところが、この
ような有線によるLANでは、接続のための工事が必要
であり、手軽にLANを構築することが難しいととも
に、ケーブルが煩雑になる。また、LAN構築後も、機
器の移動範囲がケーブル長によって制限されるため、不
便であった。
線からユーザを解放するシステムとして、無線LANが
注目されている。この種の無線LANによれば、オフィ
スなどの作業空間において、有線ケーブルの大半を省略
することができるので、パーソナル・コンピュータ(P
C)などの端末を比較的容易に移動させることができ
る。
機器間で小規模な無線ネットワークを構築して情報通信
を行なうために、パーソナル・エリア・ネットワーク
(PAN)の規格化の検討が行なわれている。
超えた高速データ伝送を想定した標準規格の検討が、I
EEE 802.15.3規格として標準化されようと
している。
数の無線通信装置を用いて、ワイヤレスのパーソナル・
エリア・ネットワークを構築して、各無線通信装置間で
所定の情報伝送のために、伝送帯域すなわちタイムスロ
ットをダイナミックに割当てて伝送を行なう方法が規定
されている。
ワークにおいては、1つの無線通信装置が「コーディネ
ータ」と呼ばれる制御局として動作し、このコーディネ
ータを中心にして、およそ10m以内の範囲で、パーソ
ナル・エリア・ネットワークが構築される。
でビーコン(Beacon)信号を送信し、そのビーコンの周
期が伝送フレーム周期として規定される。そして、この
伝送フレーム周期毎に各無線通信装置間で利用するタイ
ムスロットの割り当てを行なう方法が想定されている。
例えば、「ギャランティード・タイムスロット」と、
「ダイナミックTDMA(Time Division Multiple Acc
ess:時分割多重アクセス)」と呼ばれる方法が採用さ
れていて、所定の伝送容量を保証しながら、なおかつダ
イナミックに伝送帯域の割当てを行なう通信方法が想定
されている。
ークで想定されている帯域予約方法では、伝送フレーム
周期毎に各無線通信装置間で利用可能な帯域割当てが変
化することが許容されている。
は、伝送フレーム周期の先頭でコーディネータより送信
されるビーコン信号を受信できなければ、その伝送フレ
ーム周期での帯域割当て情報を獲得できないために情報
送信を行なえなくなる、という問題がある。
トによって伝送帯域の予約を行なおうとしていても、そ
の無線通信装置に送信が許可された領域を正確に把握で
きないという問題がある。
場合や、再送を行なわない場合、あるいはブロードキャ
スト伝送を行なう場合には、最初から決められた伝送領
域だけが必要であることは自明である。このような伝送
データに対してダイナミックTDMAなどを適用して動
的に伝送帯域を変化させた場合、伝送に利用しない帯域
が残ってしまい、無駄すなわち伝送効率がよくないとい
う問題がある。
ディネータ(無線制御局)が送信するビーコン信号で規
定される伝送フレーム周期毎に各無線通信装置間で利用
する伝送帯域の割り当てを効率的に行なうことができ
る、優れた無線通信システム、無線通信制御装置及び無
線通信制御方法、無線通信装置及び無線通信方法、並び
に記憶媒体を提供することにある。
コーディネータに対して帯域予約を行なうことによって
伝送フレームにおける伝送帯域の割り当てを効率的に行
うことができる、優れた無線通信システム、無線通信制
御装置及び無線通信制御方法、無線通信装置及び無線通
信方法、並びに記憶媒体を提供することにある。
合に、伝送する情報の特性に合わせて伝送帯域の割り当
てを効率的に行なうことができる、優れた無線通信シス
テム、無線通信制御装置及び無線通信制御方法、無線通
信装置及び無線通信方法、並びに記憶媒体を提供するこ
とにある。
課題を参酌してなされたものであり、その第1の側面
は、複数の無線通信装置からなる無線ネットワークにお
いて、所定の伝送フレーム周期を持ち、複数の無線通信
装置間で伝送帯域の割り当てを行うタイプの無線通信シ
ステムであって、各無線通信装置が予約伝送する情報の
特性を判別する伝送情報判別手段と、伝送する情報の特
性に応じて伝送フレーム中で該伝送する情報に伝送帯域
を割り当てる位置を決定する帯域割当て手段と、を具備
することを特徴とする無線通信システムである。
の装置(又は特定の機能を実現する機能モジュール)が
論理的に集合した物のことを言い、各装置や機能モジュ
ールが単一の筐体内にあるか否かは特に問わない。
ムは、例えば、無線LANで構築されるパーソナル・エ
リア・ネットワークにおいて、帯域予約伝送を行うため
に適用される。本発明の第1の側面に係る無線通信シス
テムによれば、伝送する情報の特性に応じて伝送フレー
ム中で該伝送する情報に伝送帯域を割り当てる位置を決
定することができる。したがって、無線通信システム内
で稼働する無線通信装置は、制御局から送信される帯域
割り当て情報を獲得できない場合であっても、伝送する
情報の特性によっては、タイムスロットの開始位置と終
了位置を把握することができ、成功裏に無線データの送
受信を行うことができる。
る情報の帯域予約量が一定か否かを判別し、前記帯域割
当て手段は、それぞれの帯域予約毎に、帯域予約量が一
定となる予約伝送を伝送フレーム周期の特定の位置に割
り当てるようにしてもよい。より具体的には、帯域予約
量が一定となる予約伝送を伝送フレーム周期の後方の位
置に割り当てるようにしてもよい。
送においては、無線通信装置は、制御局から帯域割り当
て情報を受信することができなくても、成功裏に無線デ
ータを送受信することができる。また、各予約伝送に対
して伝送帯域を無駄なく割り当てることができる。
情報の伝送レートの変動を判別し、前記帯域割り当て手
段は、それぞれの帯域予約毎に、伝送レートの変動の少
ない予約伝送を伝送フレーム周期の固定位置に割り当て
るとともに、伝送レートの変動の多い予約伝送を割り当
てる位置を可変にするようにしてもよい。より具体的に
は、伝送レートの変動の少ない予約伝送を伝送フレーム
周期の後方に割り当てるとともに、伝送レートの変動の
多い予約伝送を伝送フレーム周期の前方に割り当てるよ
うにしてもよい。
伝送においては、無線通信装置は、制御局から帯域割り
当て情報を受信することができなくても、成功裏に無線
データを送受信することができる。また、各予約伝送に
対して伝送帯域を無駄なく割り当てることができる。
通信装置からなり、所定の伝送フレーム周期の伝送帯域
を各無線通信装置に割り当ててデータ伝送を行う無線ネ
ットワークにおいて、各無線通信装置からの帯域予約を
処理する無線通信制御装置又は無線通信制御方法であっ
て、無線通信装置から予約伝送に関する帯域の割り当て
要求を受信する帯域割当て要求受信手段又はステップ
と、無線通信装置が予約伝送する情報の特性を判別する
伝送情報判別手段又はステップと、伝送する情報の特性
に応じて伝送フレーム中で該伝送する情報に伝送帯域を
割り当てる位置を決定する帯域割当て手段又はステップ
と、該帯域割当て情報を帯域要求元の無線通信装置に送
信する帯域割当て情報送信手段又はステップと、を具備
することを特徴とする無線通信制御装置又は無線通信制
御方法である。
Nで構築されるパーソナル・エリア・ネットワークにお
いて、帯域予約伝送を行う制御局に適用することができ
る。すなわち、本発明の第2の側面に係る無線通信制御
装置又は無線通信制御方法によれば、伝送する情報の特
性に応じて伝送フレーム中で該伝送する情報に伝送帯域
を割り当てる位置を決定することができる。したがっ
て、無線ネットワーク内で稼働する無線通信装置は、制
御局から送信される帯域割り当て情報を獲得できない場
合であっても、伝送する情報の特性によっては、タイム
スロットの開始位置と終了位置を把握することができ、
成功裏に無線データの送受信を行うことができる。
プは、伝送する情報の帯域予約量が一定か否かを判別
し、前記帯域割当て手段又はステップは、それぞれの帯
域予約毎に、帯域予約量が一定となる予約伝送を伝送フ
レーム周期の特定の位置に割り当てるようにしてもよ
い。より具体的には、帯域予約量が一定となる予約伝送
を伝送フレーム周期の後方の位置に割り当てるようにし
てもよい。
送においては、無線通信装置は、制御局から帯域割り当
て情報を受信することができなくても、成功裏に無線デ
ータを送受信することができる。また、各予約伝送に対
して伝送帯域を無駄なく割り当てることができる。
は、伝送する情報の伝送レートの変動を判別し、前記帯
域割り当て手段又はステップは、それぞれの帯域予約毎
に、伝送レートの変動の少ない予約伝送を伝送フレーム
周期の固定位置に割り当てるとともに、伝送レートの変
動の多い予約伝送を割り当てる位置を可変にするように
してもよい。より具体的には、伝送レートの変動の少な
い予約伝送を伝送フレーム周期の後方に割り当てるとと
もに、伝送レートの変動の多い予約伝送を伝送フレーム
周期の前方に割り当てるようにしてもよい。
伝送においては、無線通信装置は、制御局から帯域割り
当て情報を受信することができなくても、成功裏に無線
データを送受信することができる。また、各予約伝送に
対して伝送帯域を無駄なく割り当てることができる。
通信装置からなり、所定の伝送フレーム周期の伝送帯域
を各無線通信装置に割り当ててデータ伝送が行われる無
線ネットワーク上で稼働する無線通信装置又は無線通信
方法であって、伝送する情報の特性を識別する伝送情報
識別手段又はステップと、前記無線ネットワーク上の制
御局に対して伝送する情報の特性に応じた帯域予約要求
を行う帯域予約要求手段又はステップと、前記制御局か
らの帯域割り当て情報を受信する帯域割り当て情報受信
手段又はステップと、該帯域割り当て情報に従って情報
伝送を行う情報伝送手段又はステップと、を具備するこ
とを特徴とする無線通信装置又は無線通信方法である。
通信装置からなり、所定の伝送フレーム周期の伝送帯域
を各無線通信装置に割り当ててデータ伝送を行う無線ネ
ットワークにおいて、各無線通信装置からの帯域予約を
基に伝送帯域割り当てを行う処理をコンピュータ・シス
テム上で実行するように記述されたコンピュータ・ソフ
トウェアをコンピュータ可読形式で物理的に格納した記
憶媒体であって、前記コンピュータ・ソフトウェアは、
無線通信装置から予約伝送に関する帯域の割り当て要求
を受信する帯域割当て要求受信ステップと、無線通信装
置が予約伝送する情報の特性を判別する伝送情報判別ス
テップと、伝送する情報の特性に応じて伝送フレーム中
で該伝送する情報に伝送帯域を割り当てる位置を決定す
る帯域割当てステップと、該帯域割当て情報を帯域要求
元の無線通信装置に送信する帯域割当て情報送信ステッ
プと、を具備することを特徴とする記憶媒体である。
通信装置からなり、所定の伝送フレーム周期の伝送帯域
を各無線通信装置に割り当ててデータ伝送が行われる無
線ネットワーク上での無線通信処理をコンピュータ・シ
ステム上で実行するように記述されたコンピュータ・ソ
フトウェアをコンピュータ可読形式で物理的に格納した
記憶媒体であって、前記コンピュータ・ソフトウェア
は、伝送する情報の特性を識別する伝送情報識別ステッ
プと、前記無線ネットワーク上の制御局に対して伝送す
る情報の特性に応じた帯域予約要求を行う帯域予約要求
ステップと、前記制御局からの帯域割り当て情報を受信
する帯域割り当て情報受信ステップと、該帯域割り当て
情報に従って情報伝送を行う情報伝送ステップと、を具
備することを特徴とする記憶媒体である。
媒体は、例えば、様々なプログラム・コードを実行可能
な汎用コンピュータ・システムに対して、コンピュータ
・ソフトウェアをコンピュータ可読な形式で提供する媒
体である。このような媒体は、例えば、CD(Compact
Disc)やFD(Floppy Disc)、MO(Magneto-Optical
disc)などの着脱自在で可搬性の記憶媒体である。ここ
で言う記憶媒体は、パッケージ・メディアのみならず、
プログラムが一時的若しくは永続的に格納される半導体
メモリや磁気ディスクなどで実現してもよい。あるい
は、ネットワーク(ネットワークは無線、有線の区別を
問わない)などの伝送媒体などを経由してコンピュータ
・ソフトウェアを特定のコンピュータ・システムに提供
することも技術的に可能である。
ュータ・システム上で所定のコンピュータ・ソフトウェ
アの機能を実現するための、コンピュータ・ソフトウェ
アと記憶媒体との構造上又は機能上の協働的関係を定義
したものである。換言すれば、本発明の第4及び第5の
各側面に係るプログラム記憶媒体を介して所定のコンピ
ュータ・ソフトウェアをコンピュータ・システムにイン
ストールすることによって、コンピュータ・システム上
では協働的作用が発揮され、本発明の第2の側面に係る
無線通信制御装置又は無線通信制御方法、又は、本発明
の第3の側面に係る無線通信装置又は無線通信方法と同
様の作用効果を得ることができる。
後述する本発明の実施例や添付する図面に基づくより詳
細な説明によって明らかになるであろう。
02.15.3にて規格化された無線ネットワークに適
用した場合を例にとって、図面を参照しながら本発明の
実施形態について詳解する。
ネットワーク1の構成を模式的に示している。この無線
ネットワーク1は、複数の無線通信装置10−1,10
−2,…で構成される。各無線通信装置10−1,10
−2,…は、例えば、パーソナル・コンピュータ(P
C)のような一般的な計算機システムに対して、無線送
受信機能を備えた無線通信ユニットをローカル接続する
ことで構成される。
1つの無線通信装置10−8は、コーディネータ、すな
わち当該ネットワーク1の制御局として機能し、それ以
外の各無線通信装置10−1,…,10−7は、制御局
10−8による通信秩序の下で無線ネットワーク1経由
で接続されている。
べての無線通信装置10−1〜10−7と容易に通信が
できる状態にあることを表わしていて、制御局として相
応しい位置に存在していることとする。
装置10−2、10−7、10−8と相対的に近い位置
に存在するため、これらとは容易に情報伝送が行なえる
ことを示し、逆に、無線通信装置10−3、10−6と
は相対的に遠い位置に存在するため、情報伝送がやや困
難な場合もあると推測される。また、無線通信装置10
−4、10−5とは距離が離れているために、無線通信
ができない状態を表わしている。
から無線通信装置10−7のそれぞれに関しても、周辺
に存在する他の無線通信装置との図示の位置関係を基に
通信状態が判ることを理解されたい。
ーク1において、データ伝送のために使用されるフレー
ムの構成例を示している。
フレームの先頭にて制御局(無線通信装置10−8)よ
り当該無線ネットワーク1上に同報送信されるビーコン
(Beacon)同報領域(B)21と、例えば当該無線ネッ
トワーク1への参入時の処理や、短い非同期情報やコマ
ンドの交換を行なう競合伝送領域(CAP:コンテンシ
ョン・アクセス周期)22と、各無線通信装置10−1
…がそれぞれ帯域予約を行なって情報伝送を行なう非競
合伝送領域(CFP:コンテンション・フリー周期)2
3とで構成され、次のビーコン同報領域までの間が1つ
の伝送フレーム周期として提供される。
成は、フレームの先頭で当該無線ネットワーク1上に同
報送信されるビーコン情報に記載されている。
化されている仕様によれば、非競合伝送領域(CFP)
23においては、ギャランティード・タイムスロット
(GTS)による帯域割当て伝送が、ダイナミックTD
MA(Time Division MultipleAccess:時分割多重アク
セス)と呼ばれる多重伝送方法に従って、無線ネットワ
ーク1内の任意の無線通信装置間で直接情報伝送が行な
われるようになっている。
規格化される帯域予約方法としてのギャランティード・
タイムスロット(GTS)の構成を模式的に示してい
る。
ランティード・タイムスロットは、伝送フレーム周期毎
に可変とされており、最低限の伝送を実施するために保
証された領域と、この伝送を補助するための冗長な領域
とで構成される。冗長に付加される帯域は、伝送路の利
用状況に応じて可変長である。
な領域を用いて再送処理を行なう構成としてもよい。I
EEE 802.15.3で策定された仕様によれば、
伝送フレーム周期毎に割当てられる予約量が変動する可
能性がありうる構成となっている。
ってダイナミックTDMAとして伝送帯域を割り当てた
様子を示している。
は、所定の周期でフレーム周期が設定されており、その
非競合伝送領域(CFP)中に2つのギャランティード
・タイムスロットすなわちGTS−#1とGTS−#2
が存在している状態を表わしている。
に余裕があるので、各ギャランティード・タイムスロッ
トには、帯域を保証する部分と同程度の冗長な領域(図
中斜線部分)を含んで割り当てられている。
レームは、所定の周期でフレーム周期が設定されてい
て、その非競合伝送領域(CFP)中でギャランティー
ド・タイムスロットが3つになった状態を表わしてい
る。
くなってきたので、各ギャランティード・タイムスロッ
トには、帯域を保証する部分よりも少ない冗長な領域
(図中斜線部分)を含んで割り当てられている。
レームは、所定の周期でフレーム周期が設定されてい
て、その非競合伝送領域(CFP)中でギャランティー
ド・タイムスロットが4つになった状態を表わしてい
る。
裕がなくなったので、各ギャランティード・タイムスロ
ットには、帯域を保証する部分に、冗長な領域(図中斜
線部分)をほとんど含まないで帯域割り当てが行なわれ
ている。
レームは、所定の周期でフレーム周期が設定されてい
て、その非競合伝送領域(CFP)中でギャランティー
ド・タイムスロットが3つに減った状態を表わしてい
る。
が出てきたので、各ギャランティード・タイムスロット
には、帯域を保証する部分に加え、冗長な領域(図中斜
線部分)を増加して割り当てられている。
クTDMAとしての帯域割り当て方法では、上述したよ
うに、フレーム周期毎に各ギャランティード・タイムス
ロットの割当量が変化する。このため、各無線通信装置
10−1…では、フレームの先頭で制御局となる無線通
信装置10−8から送信されてくる帯域割当て情報を獲
得できないと、ギャランティード・タイムスロットの開
始位置と終了位置を検出できない。この結果、無線通信
装置は正しく通信を行うことができないという事態を招
来する。
ミックTDMAとして伝送帯域割当てを行った様子を示
している。
は、所定の周期でフレーム周期が設定されていて、その
非競合伝送領域(CFP)中に2つのギャランティード
・タイムスロットが存在している状態を表わしている。
に余裕があるので、各ギャランティード・タイムスロッ
トには、帯域を保証する部分と同程度の冗長な領域(図
中斜線部分)を含んで割当てられている。
レームはは、所定の周期でフレーム周期が設定されてい
て、その非競合伝送領域(CFP)中でギャランティー
ド・タイムスロットが3つになった状態を表わしてい
る。
に余裕がなくなってきたので、各ギャランティードタイ
ム・スロットには、帯域を保証する部分よりも少ない冗
長な領域(図中斜線部分)を含んで割当てられているこ
とを示している。
を行なうなど、帯域を保証する部分以外に冗長な領域が
不要な伝送すなわち帯域予約量が一定となる予約伝送に
対しては、ギャランティード・タイムスロットGTS#
0が割当てられ、そのような伝送帯域が伝送フレームの
末尾に配置されるようになっている。
レームは、所定の周期でフレーム周期が設定されてい
て、その非競合伝送領域(CFP)中でギャランティー
ド・タイムスロットが4つになった状態を表わしてい
る。
送帯域に余裕がなくなったので、各ギャランティード・
タイムスロットには、帯域を保証する部分に、冗長な領
域をほとんど含まないで帯域割当てが行なわれている。
トGTS#0は、冗長な領域を必要としていない、すな
わち帯域予約量が一定となるので、帯域割当て量を変動
させずに固定的に割り当てられる。
レームは、所定の周期でフレーム周期が設定されてい
て、その中でギャランティード・タイムスロットが3つ
に減った状態を表わしている。
に余裕が出てきたので、各ギャランティード・タイムス
ロットには、帯域を保証する部分に加え、冗長な領域を
増加して割当てられている。
GTS#0は、冗長な領域を必要としていない、すなわ
ち帯域予約量が一定となるので、帯域割当て量を変動さ
せずに固定的に割り当てられる。
ーム周期毎に各ギャランティード・タイムスロットの割
当量が変化しない帯域割当てを用意するとともに、それ
らの伝送のためにフレーム周期の特定の部分で伝送帯域
の割当てを行なうようになっている。
置10−8から送信されてくる帯域割当て情報を獲得で
きない場合であっても、それ以外の無線通信装置10−
1…は、固定的に割り当てられたギャランティード・タ
イムスロットの開始位置と終了位置を把握することがで
きる。
DMAなどを適用して動的に伝送帯域を変化させた場合
であっても、伝送フレーム周期中で伝送に利用しないま
ま残される帯域が少なくて済むので、伝送効率が向上す
る。
ーク1上で動作可能な無線通信装置10の構成を模式的
に示している。同図に示すように、無線通信装置10
は、インターフェース61と、インターフェース・バッ
ファ62と、無線バッファ63と、無線通信部64と、
アンテナ65と、制御部67と、情報記憶部68とで構
成される。
ンピュータ(PC)などの外部装置(図示しない)と接
続する。また、インターフェース・バッファ62は、外
部装置から届いたメディア情報601を蓄えるためのバ
ッファである。また、無線バッファ63は、インターフ
ェース・バッファ62から送られてきた無線伝送用の情
報602を無線伝送パケットとして格納する。
ける一連のデータ伝送処理を統括的にコントロールす
る。すなわち、制御部67は、無線伝送の通知603に
応答して、帯域予約伝送が必要であれば、予約要求60
4を無線伝送用の無線バッファ63に蓄え、伝送フレー
ム内の競合伝送領域(CAP)を用いて、制御局10−
8宛てに送信処理する。
類を判定する機能が備えられており、伝送量に変化がな
いと判断されれば、その旨の要求を出力するようになっ
ている。すなわち、伝送の予約要求605は、無線通信
部64を介して、アンテナ65から無線伝送されるよう
になっている。なお、実際上、制御部67は、マイクロ
プロセッサ構成であり、図示しないEEPROM(Elec
trically Erasable and Programmable Read Only Memor
y)などの半導体メモリに格納された制御プログラムに
従って動作する。
た信号は、アンテナ65を介して無線通信部64に供給
され、復号化された信号611として無線バッファ63
に送出される。
動作する場合には、無線ネットワーク1を構成する他の
無線通信装置10−1…からの信号を受信した場合に
は、制御信号612として、制御部67に供給され、伝
送フレーム周期中でどのような帯域割当てが必要である
か判断がなされる。そして、制御部67では、その判断
結果に基づいた帯域割当て情報がビーコン信号として構
成されて、フレーム周期の先頭部分で無線送信される。
すなわち、その伝送フレームのビーコン信号605が、
無線通信部64を介してアンテナ65から無線伝送され
る構成となっている。
て動作する場合には、制御局10−8からほぼ周期的に
送られてくるビーコン情報を受信すると、これを制御部
67に供給する。そして、制御部67は、ビーコン情報
に記載されている非競合伝送領域(CFP)中の該当す
る予約の帯域割当て情報を確認して、その指示に従って
無線通信部64の設定を行ない、無線バッファ63に蓄
えられた無線伝送パケットの送信を行なう。
FP)での受信の指定が行なわれていれば、制御部67
は、その指示に従って無線通信部64の設定を行ない、
所定のタイミングで信号受信を行なう。
受信した情報611は、無線バッファ63に一時保持さ
れる。さらに、制御部67から供給されるフレーム周期
信号604に従ってフレーム周期単位で受信した情報6
14を再構築して、インターフェース・バッファ62へ
と受け渡す。そして、所定のインターフェース・フォー
マットの情報615として、インターフェース61を介
して、図示しない外部機器へ情報を受け渡すようになっ
ている。
の動作は、制御部67からの指示に従って実行される。
制御部67には、各種の伝送制御プログラムや制御情報
を格納するための情報記憶部68が装備されている。制
御部67では、これらの情報を逐次参照するために、情
報記憶部68との間にコマンド群616が規定されてい
る。
通信装置10−1…が制御局10−8に対して帯域予約
を行うための処理手順をフローチャートの形式で示して
いる。この処理手順は、実際には、制御部67が所定の
伝送制御プログラムを実行するという形態で実現され
る。以下、図7に示すフローチャートを参照しながら、
帯域予約処理について説明する。
必要な情報を受理したか否かを確認する(ステップS
1)。受理していなければ、本処理ルーチン全体を終了
する。
合には、次いで、伝送レートに変化がないかどうかを判
別する(ステップS2)。
ンティード・タイムスロット固定位置割当てを要求して
(ステップS3)、後続の処理ステップS5に進む。
ギャランティード・タイムスロット可変割当て要求を行
ってから(ステップS4)、後続の処理ステップS5に
進む。
ち、競合伝送領域(CAP)が到来していて、なおかつ
情報送信が可能か否かを判別する(ステップS5)。
あれば、ステップS5に復帰して、肯定的すなわち競合
伝送領域(CAP)が到来し且つ情報送信が可能となる
まで待機する。
AP伝送領域が到来し且つ情報送信が可能である場合に
は、伝送帯域すなわちギャランティード・タイムスロッ
トの割当て要求を制御局10−8に宛てて送信する(ス
テップS6)。
制御局として動作する無線通信装置10−8が他の無線
通信装置10−1…からの伝送帯域の割当て要求に応じ
て伝送帯域の割当てを行うための処理手順をフローチャ
ートの形式で示している。この処理手順は、実際には、
制御部67が所定の伝送制御プログラムを実行するとい
う形態で実現される。以下、図8に示すフローチャート
を参照しながら、帯域割当処理について説明する。
装置10−1…からギャランティード・タイムスロット
の帯域割当て要求を受信したか否かを確認する(ステッ
プS11)。
テップS15に進んで、当該伝送フレーム周期のビーコ
ン情報を構築する。また、帯域割当て要求を受信した場
合は、さらに、固定割当て要求であるか否かを判別する
(ステップS12)。
S13に進んで、当該要求によるギャランティード・タ
イムスロットを固定の領域に配置してから、ビーコン情
報の構築を行う(ステップS15)。また、固定割当て
要求でない場合には、当該要求によるギャランティード
・タイムスロットを任意の領域に配置してから(ステッ
プS14)、ビーコン情報の構築を行う(ステップS1
5)。
進んで、ビーコン情報の送信タイミングが到来するまで
待機する。そして、該タイミングが到来すると、送信フ
レームのビーコン情報を、当該無線ネットワーク1全体
に同報送信する(ステップS17)。
おいて、制御局から伝送帯域を割当てられた無線通信装
置10−1…が無線伝送を行うための処理手順をフロー
チャートの形式で示している。この処理手順は、実際に
は、制御部67が所定の伝送制御プログラムを実行する
という形態で実現される。以下、図9に示すフローチャ
ートを参照しながら、情報送信処理について説明する。
無線通信装置10−8からビーコン情報を受信したか否
かを確認する(ステップS21)。
に、自局の送信割当ての有無を確認する(ステップS2
2)。
定位置の割当てであるか否かを判別する(ステップS2
3)。固定位置の割当てであれば、固定割当て送信情報
を格納して(ステップS24)、ステップS26に進
む。
報を受信できなかった場合、あるいは、ステップS22
において自局への送信割当ではなかった場合には、ステ
ップS25に進んで、固定割当て送信情報を参照して、
固定割当て送信がある場合には、ステップS26に進
む。また、固定割当て送信がない場合には、本処理ルー
チン全体を終了する。
ングの設定を行う。そして、ステップS27では、送信
タイミングが到来するまで待機する。送信タイミングが
到来した場合には、該当する情報を送信する(ステップ
S28)。
において、無線通信装置10−1…が他の無線通信装置
から送信された無線データの受信を行うための処理手順
をフローチャートの形式で示している。この処理手順
は、実際には、制御部67が所定の伝送制御プログラム
を実行するという形態で実現される。以下、図10に示
すフローチャートを参照しながら、情報受信処理につい
て説明する。
無線通信装置10−8からビーコン情報を受信したか否
かを確認する(ステップS31)。
に、自局の受信割当ての有無を確認する(ステップS3
2)。
定位置の割当てであるか否かを判別する(ステップS3
3)。固定位置の割当てであれば、固定割当て受信情報
を格納して(ステップS34)、ステップS36に進
む。
報を受信できなかった場合、あるいは、ステップS32
において自局の受信割当ではなかった場合には、ステッ
プS35に進んで、固定割当て受信情報を参照して、固
定割当て受信がある場合には、ステップS36に進む。
また、固定割当て受信がない場合には、本処理ルーチン
全体を終了する。
ングの設定を行う。そして、ステップS37では、受信
タイミングが到来するまで待機する。受信タイミングが
到来した場合には、該当する情報を受信する(ステップ
S38)。
ら、本発明について詳解してきた。しかしながら、本発
明の要旨を逸脱しない範囲で当業者が該実施例の修正や
代用を成し得ることは自明である。
御部67を構成するマイクロプロセッサがEEPROM
などのメモリに恒久的に格納された制御プログラムに基
づいて各部を制御するようにしたが、本発明の要旨はこ
れに限定されるものではなく、例えば制御プログラムが
記録されたプログラム記憶媒体を装置に動的にインスト
ールして制御するようにしてもよい。
してきたのであり、本明細書の記載内容を限定的に解釈
するべきではない。本発明の要旨を判断するためには、
冒頭に記載した特許請求の範囲の欄を参酌すべきであ
る。
コーディネータ(無線制御局)が送信するビーコン信号
で規定される伝送フレーム周期毎に各無線通信装置間で
利用する伝送帯域の割り当てを効率的に行なうことがで
きる、優れた無線通信システム、無線通信制御装置及び
無線通信制御方法、無線通信装置及び無線通信方法、並
びに記憶媒体を提供することができる。
コーディネータに対して帯域予約を行なうことによって
伝送フレームにおける伝送帯域の割り当てを効率的に行
うことができる、優れた無線通信システム、無線通信制
御装置及び無線通信制御方法、無線通信装置及び無線通
信方法、並びに記憶媒体を提供することができる。
合に、伝送する情報の特性に合わせて伝送帯域の割り当
てを効率的に行なうことができる、優れた無線通信シス
テム、無線通信制御装置及び無線通信制御方法、無線通
信装置及び無線通信方法、並びに記憶媒体を提供するこ
とができる。
に伝送容量に変化のない伝送の割当てを行ない、従来の
ダイナミックTDMAによる帯域割当て部分を伝送フレ
ーム周期の前方に配置することができる。したがって、
既存のギャランティード・タイムスロットと、ダイナミ
ックTDMAの帯域割当て方法に加えて、伝送フレーム
内で、伝送帯域が変化しないような安定した部分を用い
て、伝送容量に変化のない伝送の割当てを行なうことが
できる。
情報伝送量がほぼ一定の伝送と、情報伝送量がダイナミ
ックに変化する帯域予約伝送とを、同じ伝送路内で共存
させることができる。
では、情報伝送量が一定となる伝送に対しては、最低限
の保証帯域だけの予約とすることで、非競合伝送領域
(CFP)を効率よく利用することができる。さらに、
情報伝送量が可変となる伝送に対しても、冗長な領域を
より多く割当てることができる。
の少ない帯域予約伝送を伝送フレーム周期の特定の位置
に配置することによって、情報伝送量が変化する帯域予
約伝送を効率よく割当てることができる。また、複数の
情報伝送量に変化の少ない帯域予約が必要な場合であっ
ても、この予約を連続して伝送フレーム周期の特定の位
置に配置することによって、情報伝送量が変化する帯域
予約伝送にも効率よく帯域割当てを行なうことができ
る。
なう領域に関して、毎フレーム同じ伝送帯域を割当てる
ことが可能になり、情報伝送を継続して行なう場合に処
理を簡素化することができる。例えば、無線通信端末が
帯域予約伝送中に制御局から送られてくるビーコン信号
を一瞬取り逃がした場合であっても、その帯域予約伝送
を継続することができるので、動画像情報などを長時間
伝送する場合においても途切れることのない伝送を実現
することができる。
方に変動の少ない伝送を割当てることによって、伝送フ
レームの前方部分に存在する競合伝送領域(CAP)と
非競合伝送領域(CFP)の境界を伝送フレーム周期毎
に可変に設定することができる。
の構成を模式的に示した図である。
て、データ伝送のために使用されるフレームの構成例を
示した図である。
域予約方法としてのギャランティード・タイムスロット
(GTS)の構成を模式的に示した図である。
てた様子(従来例)を示した図である。
として伝送帯域割当てを行った様子を示した図である。
可能な無線通信装置10の構成を模式的に示した図であ
る。
1…が制御局に対して帯域予約を行うための処理手順を
示したフローチャートである。
無線通信装置10−8が他の無線通信装置10−1…か
らの伝送帯域の割当て要求に応じて伝送帯域の割当てを
行うための処理手順を示したフローチャートである。
帯域を割当てられた無線通信装置10−1…が無線伝送
を行うための処理手順を示したフローチャートである。
10−1…が他の無線通信装置から送信された無線デー
タの受信を行うための処理手順を示したフローチャート
である。
Claims (21)
- 【請求項1】複数の無線通信装置からなる無線ネットワ
ークにおいて、所定の伝送フレーム周期を持ち、複数の
無線通信装置間で伝送帯域の割り当てを行うタイプの無
線通信システムであって、 各無線通信装置が予約伝送する情報の特性を判別する伝
送情報判別手段と、 伝送する情報の特性に応じて伝送フレーム中で該伝送す
る情報に伝送帯域を割り当てる位置を決定する帯域割当
て手段と、を具備することを特徴とする無線通信システ
ム。 - 【請求項2】前記伝送情報判別手段は、伝送する情報の
帯域予約量が一定か否かを判別し、 前記帯域割当て手段は、それぞれの帯域予約毎に、帯域
予約量が一定となる予約伝送を伝送フレーム周期の特定
の位置に割り当てる、ことを特徴とする請求項1に記載
の無線通信システム。 - 【請求項3】前記伝送情報判別手段は、伝送する情報の
帯域予約量が一定か否かを判別し、 前記帯域割当て手段は、それぞれの帯域予約毎に、帯域
予約量が一定となる予約伝送を伝送フレーム周期の後方
の位置に割り当てる、ことを特徴とする請求項1に記載
の無線通信システム。 - 【請求項4】前記伝送情報判別手段は、伝送する情報の
伝送レートの変動を判別し、 前記帯域割り当て手段は、それぞれの帯域予約毎に、伝
送レートの変動の少ない予約伝送を伝送フレーム周期の
固定位置に割り当てるとともに、伝送レートの変動の多
い予約伝送を割り当てる位置を可変にする、ことを特徴
とする請求項1に記載の無線通信システム。 - 【請求項5】前記伝送情報判別手段は、伝送する情報の
伝送レートの変動を判別し、 前記帯域割り当て手段は、それぞれの帯域予約毎に、伝
送レートの変動の少ない予約伝送を伝送フレーム周期の
後方に割り当てるとともに、伝送レートの変動の多い予
約伝送を伝送フレーム周期の前方に割り当てる、ことを
特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。 - 【請求項6】複数の無線通信装置からなり、所定の伝送
フレーム周期の伝送帯域を各無線通信装置に割り当てて
データ伝送を行う無線ネットワークにおいて、各無線通
信装置からの帯域予約を処理する無線通信制御装置であ
って、 無線通信装置から予約伝送に関する帯域の割り当て要求
を受信する帯域割当て要求受信手段と、 無線通信装置が予約伝送する情報の特性を判別する伝送
情報判別手段と、 伝送する情報の特性に応じて伝送フレーム中で該伝送す
る情報に伝送帯域を割り当てる位置を決定する帯域割当
て手段と、 該帯域割当て情報を帯域要求元の無線通信装置に送信す
る帯域割当て情報送信手段と、を具備することを特徴と
する無線通信制御装置。 - 【請求項7】前記伝送情報判別手段は、伝送する情報の
帯域予約量が一定か否かを判別し、 前記帯域割当て手段は、それぞれの帯域予約毎に、帯域
予約量が一定となる予約伝送を伝送フレーム周期の特定
の位置に割り当てる、ことを特徴とする請求項6に記載
の無線通信制御装置。 - 【請求項8】前記伝送情報判別手段は、伝送する情報の
帯域予約量が一定か否かを判別し、 前記帯域割当て手段は、それぞれの帯域予約毎に、帯域
予約量が一定となる予約伝送を伝送フレーム周期の後方
の位置に割り当てる、ことを特徴とする請求項6に記載
の無線通信制御装置。 - 【請求項9】前記伝送情報判別手段は、伝送する情報の
伝送レートの変動を判別し、 前記帯域割り当て手段は、それぞれの帯域予約毎に、伝
送レートの変動の少ない予約伝送を伝送フレーム周期の
固定位置に割り当てるとともに、伝送レートの変動の多
い予約伝送を割り当てる位置を可変にする、ことを特徴
とする請求項6に記載の無線通信制御装置。 - 【請求項10】前記伝送情報判別手段は、伝送する情報
の伝送レートの変動を判別し、 前記帯域割り当て手段は、それぞれの帯域予約毎に、伝
送レートの変動の少ない予約伝送を伝送フレーム周期の
後方に割り当てるとともに、伝送レートの変動の多い予
約伝送を伝送フレーム周期の前方に割り当てる、ことを
特徴とする請求項6に記載の無線通信制御装置。 - 【請求項11】複数の無線通信装置からなり、所定の伝
送フレーム周期の伝送帯域を各無線通信装置に割り当て
てデータ伝送を行う無線ネットワークにおいて、各無線
通信装置からの帯域予約を処理する無線通信制御方法で
あって、 無線通信装置から予約伝送に関する帯域の割り当て要求
を受信する帯域割当て要求受信ステップと、 無線通信装置が予約伝送する情報の特性を判別する伝送
情報判別ステップと、 伝送する情報の特性に応じて伝送フレーム中で該伝送す
る情報に伝送帯域を割り当てる位置を決定する帯域割当
てステップと、 該帯域割当て情報を帯域要求元の無線通信装置に送信す
る帯域割当て情報送信ステップと、を具備することを特
徴とする無線通信制御方法。 - 【請求項12】前記伝送情報判別ステップでは、伝送す
る情報の帯域予約量が一定か否かを判別し、 前記帯域割当てステップでは、それぞれの帯域予約毎
に、帯域予約量が一定となる予約伝送を伝送フレーム周
期の特定の位置に割り当てる、ことを特徴とする請求項
11に記載の無線通信制御方法。 - 【請求項13】前記伝送情報判別ステップでは、伝送す
る情報の帯域予約量が一定か否かを判別し、 前記帯域割当てステップでは、それぞれの帯域予約毎
に、帯域予約量が一定となる予約伝送を伝送フレーム周
期の後方の位置に割り当てる、ことを特徴とする請求項
11に記載の無線通信制御方法。 - 【請求項14】前記伝送情報判別ステップでは、伝送す
る情報の伝送レートの変動を判別し、 前記帯域割り当てステップでは、それぞれの帯域予約毎
に、伝送レートの変動の少ない予約伝送を伝送フレーム
周期の固定位置に割り当てるとともに、伝送レートの変
動の多い予約伝送を割り当てる位置を可変にする、こと
を特徴とする請求項11に記載の無線通信制御方法。 - 【請求項15】前記伝送情報判別ステップでは、伝送す
る情報の伝送レートの変動を判別し、 前記帯域割り当てステップでは、それぞれの帯域予約毎
に、伝送レートの変動の少ない予約伝送を伝送フレーム
周期の後方に割り当てるとともに、伝送レートの変動の
多い予約伝送を伝送フレーム周期の前方に割り当てる、
ことを特徴とする請求項11に記載の無線通信制御方
法。 - 【請求項16】複数の無線通信装置からなり、所定の伝
送フレーム周期の伝送帯域を各無線通信装置に割り当て
てデータ伝送が行われる無線ネットワーク上で稼働する
無線通信装置であって、 伝送する情報の特性を識別する伝送情報識別手段と、 前記無線ネットワーク上の制御局に対して伝送する情報
の特性に応じた帯域予約要求を行う帯域予約要求手段
と、 前記制御局からの帯域割り当て情報を受信する帯域割り
当て情報受信手段と、 該帯域割り当て情報に従って情報伝送を行う情報伝送手
段と、を具備することを特徴とする無線通信装置。 - 【請求項17】複数の無線通信装置からなり、所定の伝
送フレーム周期の伝送帯域を各無線通信装置に割り当て
てデータ伝送が行われる無線ネットワーク上での無線通
信方法であって、 伝送する情報の特性を識別する伝送情報識別ステップ
と、 前記無線ネットワーク上の制御局に対して伝送する情報
の特性に応じた帯域予約要求を行う帯域予約要求ステッ
プと、 前記制御局からの帯域割り当て情報を受信する帯域割り
当て情報受信ステップと、 該帯域割り当て情報に従って情報伝送を行う情報伝送ス
テップと、を具備することを特徴とする無線通信方法。 - 【請求項18】複数の無線通信装置からなり、所定の伝
送フレーム周期の伝送帯域を各無線通信装置に割り当て
てデータ伝送を行う無線ネットワークにおいて、各無線
通信装置からの帯域予約を基に伝送帯域割り当てを行う
処理をコンピュータ・システム上で実行するように記述
されたコンピュータ・ソフトウェアをコンピュータ可読
形式で物理的に格納した記憶媒体であって、前記コンピ
ュータ・ソフトウェアは、 無線通信装置から予約伝送に関する帯域の割り当て要求
を受信する帯域割当て要求受信ステップと、 無線通信装置が予約伝送する情報の特性を判別する伝送
情報判別ステップと、 伝送する情報の特性に応じて伝送フレーム中で該伝送す
る情報に伝送帯域を割り当てる位置を決定する帯域割当
てステップと、 該帯域割当て情報を帯域要求元の無線通信装置に送信す
る帯域割当て情報送信ステップと、を具備することを特
徴とする記憶媒体。 - 【請求項19】前記伝送情報判別ステップでは、伝送す
る情報の帯域予約量が一定か否かを判別し、 前記帯域割当てステップでは、それぞれの帯域予約毎
に、帯域予約量が一定となる予約伝送を伝送フレーム周
期の後方の位置に割り当てる、 ことを特徴とする請求項18に記載の記憶媒体。 - 【請求項20】前記伝送情報判別ステップでは、伝送す
る情報の伝送レートの変動を判別し、 前記帯域割り当てステップでは、それぞれの帯域予約毎
に、伝送レートの変動の少ない予約伝送を伝送フレーム
周期の後方に割り当てるとともに、伝送レートの変動の
多い予約伝送を伝送フレーム周期の前方に割り当てる、
ことを特徴とする請求項18に記載の記憶媒体。 - 【請求項21】複数の無線通信装置からなり、所定の伝
送フレーム周期の伝送帯域を各無線通信装置に割り当て
てデータ伝送が行われる無線ネットワーク上での無線通
信処理をコンピュータ・システム上で実行するように記
述されたコンピュータ・ソフトウェアをコンピュータ可
読形式で物理的に格納した記憶媒体であって、前記コン
ピュータ・ソフトウェアは、 伝送する情報の特性を識別する伝送情報識別ステップ
と、 前記無線ネットワーク上の制御局に対して伝送する情報
の特性に応じた帯域予約要求を行う帯域予約要求ステッ
プと、 前記制御局からの帯域割り当て情報を受信する帯域割り
当て情報受信ステップと、 該帯域割り当て情報に従って情報伝送を行う情報伝送ス
テップと、を具備することを特徴とする記憶媒体。
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