JP2003051477A - 基板処理装置 - Google Patents

基板処理装置

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JP2003051477A
JP2003051477A JP2001240090A JP2001240090A JP2003051477A JP 2003051477 A JP2003051477 A JP 2003051477A JP 2001240090 A JP2001240090 A JP 2001240090A JP 2001240090 A JP2001240090 A JP 2001240090A JP 2003051477 A JP2003051477 A JP 2003051477A
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JP
Japan
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substrate
rotary plate
processing liquid
processing apparatus
upper rotary
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Application number
JP2001240090A
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English (en)
Inventor
Akira Izumi
昭 泉
Yukitsugu Ando
幸嗣 安藤
Hideki Adachi
秀喜 足立
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板の処理空間を形成する上部回転板が処理
液で汚染されパーティクルの発生源となることを防止す
る。 【解決手段】基板Wは、スピンチャック20によって保
持され、上部回転板31とで形成される処理空間S内で
回転される。基板Wの上下面に対して、オゾン水供給源
43Aからのオゾン水と、フッ酸供給源43Bからのフ
ッ酸とが交互に供給される。上部回転板31は、基体を
アルミニウム薄板31bで構成し、その下表面にフッ素
樹脂被膜コーティング31aを施したものである。この
フッ素樹脂被膜コーティング31aは、安価に形成で
き、しかも、疎水性でオゾン水またはフッ酸が付着する
ことがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体基板、液晶
表示装置用ガラス基板の如きFPD(FlatPane
l Display)用基板、フォトマスク用ガラス基
板および光ディスク用基板など(以下、単に「基板」と
称する)に処理液を供給することによって当該基板の洗
浄処理、例えば基板表面の酸化物の除去(エッチング)
等を行う基板処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の製造工程においては、必要
に応じて半導体ウェハ(以下単に「基板」という。)の
洗浄が行われる。従来のこの種の処理に用いられる基板
処理装置として、例えば特開平9−330904号公報
に開示された処理装置を図6を参照して説明する。
【0003】この基板処理装置は、基板Wを水平面内で
回転させながら、基板Wの表裏面に薬液処理、洗浄処
理、乾燥処理をその順に施す装置である。この基板処理
装置は、基板Wを水平姿勢で保持する回転支持板1を備
えている。回転支持板1は平面視で円形状の平板であっ
て、その上面に基板Wの外周縁に係合して基板Wを支持
する複数個の駆動ピン2が立設されている。この駆動ピ
ン2は、基板Wを支える大径の円柱状のピン下部2aと
小径のピン上部2bが一体に連結した段付き構造となっ
ている。
【0004】回転支持板1の回転中心部に開口1aがあ
り、この開口1aに筒軸3が連結固定されている。この
筒軸3はベルト機構4を介してモータ5に連結されてい
る。筒軸3の中心に沿って液ノズル6が配設されてお
り、この液ノズル6の先端が基板Wの下面中心部に臨ん
でいる。液ノズル6は薬液供給源および洗浄液供給源に
選択的に接続されるようになっている。また、筒軸3と
液ノズル6との間隙は窒素ガスなどの不活性ガス供給源
に連通接続されている。
【0005】基板Wを挟んで回転支持板1に平行に対向
するように上部回転板7が配設されている。この上部回
転板7も回転支持板1と同様に平面視で円形状の平板で
ある。回転支持板1と同様に、上部回転板7の回転中心
部に開口7aがあり、この開口7aに筒軸8が連結固定
されている。この筒軸8はモータ9の出力軸に連結され
ている。筒軸8の中心に沿って液ノズル10が配設され
ており、この液ノズル10の先端が基板Wの上面中心部
に臨んでいる。液ノズル6の場合と同様に、液ノズル1
0も薬液供給源および洗浄液供給源に選択的に接続され
ており、また、筒軸8と液ノズル10との間隙は不活性
ガス供給源に連通接続されている。
【0006】そして、上下に平行に配置された回転支持
板1と上部回転板7を囲むように処理部を形成するカッ
プ11が配設されており、このカップ11の底部に排気
管12が連通接続されている。このカップ11の内壁面
は、処理中に、回転される基板Wから飛散される薬液お
よび洗浄液を受け止めて排気管12に案内する。
【0007】以上のように構成された基板処理装置にお
いては、次にように基板処理が行われる。この基板処理
装置における基板Wの処理手順としては、まず、上部回
転板7が上方に退避した状態で、図外の搬送ロボットに
よって未処理の基板Wが回転支持板1に載置される。こ
の基板Wは駆動ピン2によって支持される。
【0008】続いて、上部回転板7が回転支持板1に対
向する位置(図6の状態)にまで下降して基板Wの上方
を覆う。まず、この状態でモータ5および9が始動し
て、回転支持板1および上部回転板7をそれぞれ同期し
て回転する。回転支持板1の回転に伴って、その回転力
が駆動ピン2を介して基板Wに伝達され、基板Wも回転
支持板1および上部回転板7と同期して回転する。
【0009】その後、上下の液ノズル6、10から薬液
および洗浄液をその順に供給して、基板Wの表裏面の処
理を行う。すなわち、基板Wの上下両側から薬液が吐出
されることとなり、吐出された薬液は回転の遠心力によ
って基板Wの表裏両面に拡がり、薬液による洗浄処理
(エッチング処理)が進行する。
【0010】所定時間の薬液による洗浄処理が終了した
後、液ノズル6、10から純水が吐出される。吐出され
た純水は基板Wの回転の遠心力によって基板Wの表裏全
面に拡がり、純水による洗浄処理(リンス処理)が行わ
れる。
【0011】基板Wの薬液処理および洗浄処理が終わる
と、基板Wを回転させながら窒素ガスだけを導入して、
基板Wの乾燥処理を行う。すなわち、所定時間の純水に
よる洗浄処理が終了した後、液ノズル6、10からの処
理液吐出を停止する一方で基板Wをそのまま回転させ続
け、基板Wに付着した水滴を遠心力によって振り切る
(スピンドライ処理)。
【0012】そしてこのときに、筒軸3から基板Wの下
面に窒素ガスが吹き付けられるとともに、筒軸8から基
板Wの上面に窒素ガスが吹き付けられる。窒素ガスが供
給されることによって基板Wの周辺が低酸素濃度雰囲気
となり、この雰囲気下にて基板Wの乾燥処理を行うこと
により、ウォーターマーク(水と酸素と基板のシリコン
とが反応して発生する乾燥不良)の発生を抑制している
のである。
【0013】このように薬液処理から乾燥処理までの
間、回転支持板1と上部回転板7とで区画された偏平な
処理空間S内で基板Wが処理される。基板Wに供給され
た薬液や洗浄液は窒素ガスとともに、回転支持板1およ
び上部回転板7の回転による遠心力によって外方に追い
やられて処理空間Sの外周端から排出され、カップ11
の底部に連通する排気管12から排出される。
【0014】以上の表裏面洗浄を行う枚葉式の基板処理
装置において、上部回転板7を備えているのは、基板W
の周辺を効率良く窒素ガス雰囲気として乾燥時間を短縮
するとともに、スピンドライ処理時にカップ11から跳
ね返った処理液が基板Wの表面に付着するのを防止する
目的である。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来装置では、以下のような問題がある。基板Wの周辺を
効率良く窒素ガス雰囲気として乾燥時間を短縮するに
は、上部回転板7を基板Wにより近接させ処理空間Sを
小さくする必要がある。一方、処理工程では、基板Wを
回転させながら、基板Wの回転中心付近に処理液を供給
する。よって、この処理液の供給に伴う基板W表面上で
の液の跳ね返り、特に液の供給開始時や供給停止時にお
ける跳ね返りが多く、上部回転板7が近接されている状
況から上部回転板7への処理液の付着を招いていた。
【0016】この付着物が汚染源となり、基板Wの乾燥
処理時に基板W上に再付着したり、処理空間S内に巻き
込み基板W上のパーティクルが増加する原因となる。結
果、基板Wを汚染して、半導体デバイスの歩留まりを低
下させていた。
【0017】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであって、この発明の目的は、雰囲気遮断板がパ
ーティクルの発生源となることのない基板処理装置を提
供することである。
【0018】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】上
記目的を達成するために、本発明は、回転基台上に保持
された基板を水平面内に回転させつつ所定の処理を行う
基板処理装置であって、前記回転基台によって保持され
ている基板に処理液を供給する処理液供給機構と、前記
処理液供給機構により処理液が供給された基板の上面に
対向する雰囲気遮蔽板とを備え、前記雰囲気遮断板は、
少なくとも基板に対向する表面を疎水性とすることを特
徴とする基板処理装置である。
【0019】この構成によれば、雰囲気遮断板の少なく
とも基板に対向する表面は疎水性(撥水性)であるの
で、この雰囲気遮蔽板は処理液が撥水するので付着し難
い。その結果、雰囲気遮蔽板に処理液が付着することに
起因するパーティクルの発生を防ぐことができる。
【0020】請求項2に係る発明は、請求項1に記載の
基板処理装置において、前記雰囲気遮蔽板は、少なくと
も基板に対向する表面にフッ素樹脂被膜が施されている
ことを特徴とする。
【0021】請求項2に係る発明によれば、雰囲気遮蔽
板は、疎水性を有する表面がフッ素樹脂被膜が施されて
形成される。よって、この雰囲気遮断板は処理液、例え
ばフッ酸にもオゾン水にも侵されることがない。しか
も、フッ素樹脂被覆は安価に形成できる。これにより、
基板処理装置のコストを低減でき、パーティクルの発生
も防ぐことができる。
【0022】請求項3に係る発明は、請求項2に記載の
基板処理装置において、前記フッ素樹脂は、四フッ化エ
チレン・パーフルオロアルコキシエチレン共重合樹脂、
四フッ化エチレン樹脂および三フッ化塩化エチレン樹脂
のうちの少なくとも1種を含むことを特徴とする。
【0023】上記フッ素樹脂は、請求項3に記載のよう
に、上記フッ素樹脂は、PFA(四フッ化エチレン・パ
ーフルオロアルコキシエチレン共重合樹脂)、PTFE
(四フッ化エチレン樹脂)およびPCTFE(三フッ化
塩化エチレン樹脂)のうちの少なくとも1種を含むこと
が好ましい。
【0024】請求項4に係る発明は、請求項1ないし請
求項3に記載の基板処理装置において、前記処理液供給
機構によって供給される処理液は、フッ酸を含むことを
特徴とする。
【0025】請求項4に係る発明の基板処理装置におい
ては、フッ素樹脂被覆は、フッ酸に対する耐久性を有す
るので、この薬液を用いた処理において、パーティクル
が生じるおそれはない。
【0026】また、フッ酸により基板処理を行った場
合、例えば希釈フッ酸(HF)を基板表面に施すことに
よって、OH基が除かれてフッ酸のHが付加される。す
わなち、OH基がH基に置換して界面改質され疎水面を
有することとなる。よって、基板表面に供給される処理
液がより跳ね返りやすくなる。しかしながら、本発明に
おいては、雰囲気遮蔽板が疎水性を有するので、跳ね返
った処理液の付着を好適に防止することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下では、この発明の実施の形態
を、添付図面を参照して詳細に説明する。 <第1実施例>図1は、この発明の基板処理装置の一実
施形態に係る基板洗浄装置の構成を図解的に示す断面図
である。この基板洗浄装置は、被処理基板としての半導
体ウェハW(以下単に「基板W」という。)の表面およ
び裏面を薬液を用いてい洗浄するための装置である。
【0028】この基板洗浄装置は、基板Wをほぼ水平に
保持して回転することができるスピンチャック20と、
このスピンチャック20の上方に上下動可能に配置され
た円板状の雰囲気遮蔽機構30と、基板Wの下面に処理
液としての薬液または純水を供給する処理液供給管40
と、基板Wの上面に処理液としての薬液または純水を供
給する処理液供給管50とを備えている。
【0029】スピンチャック20は、鉛直方向に沿って
配置された中空の回転軸21と、この回転軸21の上端
にほぼ水平に固定された円板状の回転支持板22と、こ
の回転支持板22の周端部付近に設けられて基板Wの外
周端部を3箇所以上で保持する保持部材23とを備えて
いる。このスピンチャック20が、本発明の回転基台に
相当する。
【0030】回転軸21は、回転駆動機構60からの回転
力を得て、鉛直軸回りに回転可能になっている。回転駆
動機構60は、回転軸21の下端付近にベルト伝動機構
61などによって回転駆動手段としての電動モータ62
が連動連結されている。そして、電動モータ62を駆動
することによって、回転軸21、回転支持板22ととも
に、スピンチャック20に保持された基板Wを鉛直方向
の軸芯周りで回転させる。
【0031】また、回転軸21は中空を有する筒状の部
材で構成され、この中空部に処理液供給管40が貫通さ
れている。処理液供給管40は、その上端がスピンチャ
ック20に保持された基板Wの下面の回転中心に対向す
る処理液吐出口41を形成している。そして、その処理
液吐出口41からスピンチャック20に保持された基板
Wの下面の回転中心付近に処理液を供給できるように構
成されている。
【0032】処理液供給管40には、配管42に連通接
続されている。この配管42の基端部は分岐されてい
て、第一の分岐配管42aにはオゾン水供給源43Aが
連通接続され、第二の分岐配管42bにはフッ酸供給源
43Bが連通接続され、第三の分岐配管42cには純水
供給源43Cが連通接続されている。
【0033】処理液供給管40の各分岐配管42a、4
2b、42cには開閉バルブ44a、44b、44cが
設けられていて、これら開閉バルブ44a、44b、4
4cの開閉を切り換えることで、処理液吐出口41から
薬液(オゾン水またはフッ酸)と純水とを選択的に切り
換えて供給できるようになっている。
【0034】一方、回転軸21と処理液供給管40との
間の空間は、スピンチャック20に保持された基板Wの
下方の空間に清浄な空気や清浄な不活性ガス(窒素ガス
など)などの清浄な気体を供給するための気体供給路4
5を形成している。この気体供給路45は、開閉バルブ
47が設けられた配管46を介して気体供給源48に連
通接続されていて、この気体供給路45には、気体供給
源45からの窒素ガスが、開閉バルブ47を介して供給
されるようになっている。そして、気体供給路45の上
端部の気体吐出口49から回転支持板22と基板Wの下
面との間の空間に、窒素ガスを供給できるように構成さ
れている。
【0035】処理液供給管40の上端には、回転半径方
向外方側に張り出した外向きのフランジ40aが形成さ
れている。したがって、気体供給路45からの窒素ガス
は、フランジ40aと回転支持板22との間から、基板
Wの下面に沿って回転半径方向外方に向かって吹き出さ
れることになる。
【0036】フランジ40aは、平面視において気体供
給路45の気体吐出口49を覆っており、処理液供給管
40の上端の処理液吐出口41から吐出された処理液
が、気体吐出口49から気体供給路45へと入りにくい
構造となっている。
【0037】そして、回転軸21やベルト伝動機構6
1、電動モータ62などは、この基板処理装置の底板と
してのベース部材70上に設けられた円筒状のケーシン
グ71内に収容されている。ベース部材70は略円盤状
で、その上面でケーシング71の周囲にはカップ壁72
が固定的に取り付けられている。
【0038】カップ壁72は円筒状に立設されていて、
このカップ壁72とケーシング71の外壁面とによっ
て、平面視でドーナツ形状の排気を兼ねる排液槽73が
形成されている。排液槽73の底部には排液口74が設
けらている。この排液口74は、排気ダクトにも連通接
続され排気口としても機能し、排液口74から排液槽7
3内の気体も吸引されるように構成されている。そし
て、このベース部材70に設置される構造が、この基板
処理装置の処理カップに相当する。
【0039】雰囲気遮断機構30は、スピンチャック2
0の上方で中心部に開口を有する上部回転板31が配置
される。この上部回転板31は、スピンチャック20に
保持された基板Wの上方に基板Wの表面との対向表面を
有し、かつ基板Wよりも若干大きなサイズの円板形状に
形成されている。かつ、カップ壁72の開口の径よりも
小さい径を有していて、中空を有する筒状の回転軸32
の下端部に一体回転可能に取り付けられている。
【0040】回転軸32は、上部回転板31の回転中心
付近に鉛直方向に沿って結合されている。上部回転板3
1の中心の開口及び回転軸32の中空部には、処理液供
給管50が貫通され、その下端部の処理液吐出口51か
らスピンチャック20に保持された基板Wの上面の回転
中心付近に処理液を供給できるように構成されている。
【0041】この処理液供給管50には、配管52に連
通接続されている。この配管52の基端部は分岐されて
いて、第一の分岐配管52aにはオゾン水供給源43A
が連通接続され、第二の分岐配管52bにはフッ酸供給
源43Bが連通接続され、第三の分岐配管52cには純
水供給源43Cが連通接続されている。各分岐配管52
a、52b、52cには開閉バルブ53a、53b、5
3cが設けられていて、これら開閉バルブ53a、53
b、53cの開閉を切り換えることで、処理液吐出口5
1から薬液(オゾン水またはフッ酸)と純水とを選択的
に切り換えて供給できるようになっている。
【0042】また、回転軸32の中空部の内壁面と、処
理液供給管50の外壁面との間の隙間は、気体供給路5
4となっている。この気体供給路54は、開閉バルブ5
6が設けられた配管55を介して気体供給源48に連通
接続されていて、気体供給路54の下端部の気体吐出口
57から上部回転板31と基板Wの上面との間の空間に
清浄な気体を供給できるように構成されている。そし
て、不活性ガスとしての窒素ガスを、気体供給源48か
ら開閉バルブ55を介して供給できるようになってい
る。
【0043】そして、回転軸32に関連して、上部回転
板31を上下動させる機構と、上部回転板31を鉛直軸
線回りに回転駆動する機構とが設けられている。この機
構の働きによって、基板Wに処理液を供給したり、スピ
ンチャック20に対して基板Wの搬入または搬出を行う
ときには、上部回転板31は、スピンチャック20の上
方の待機位置に配置されている。次のこの機構に関して
説明する。
【0044】回転軸32は、支持アーム33に回転自在
に支持されている。回転軸32には従動プーリ34が一
体回転可能に取り付けられている。その従動プーリ34
と、電動モータ35の駆動軸に連結された主動プーリ3
6との間に無端ベルト37が架け渡されていて、電動モ
ータ35を駆動することにより支持軸32とともに上部
回転板31が鉛直方向の軸芯周りに回転されるように構
成されている。
【0045】また、支持アーム33は、接離機構38に
よって昇降され、この支持アーム33の昇降によって、
スピンチャック20に対して上部回転板31が接離され
るように構成されている。この装置では、上部回転板3
1がスピンチャック20に保持された基板Wの上面に対
して近接する近接位置と、上部回転板31がスピンチャ
ック20に保持された基板Wの上面から上方に離れた退
避位置との間で昇降できるように構成されている。
【0046】このような接離動を実現する接離機構38
は、螺軸などを用いた機構や、あるいは、エアシリンダ
などで構成されている。そして、図3に示すように、こ
の接離制御も制御部100によって行われるように構成
されている。
【0047】これらの、上部回転板31と、接離機構3
8に連なる構造が雰囲気遮蔽機構30を構成し、上部回
転板31が、基板Wに対して近接位置する時に、基板W
は雰囲気遮断による雰囲気制御された状態となる。よっ
て、上部回転板31が本発明の雰囲気遮蔽板に相当す
る。そして、上部回転板31の下面が本発明の基板Wに
臨んだ対向表面に相当する。また、処理液供給管40、
50を含む処理液を供給する機構が本発明の処理液供給
機構に相当する。
【0048】上部回転板31の待機位置は、たとえば、
スピンチャック20に保持された基板Wの上面から約1
50mm程度鉛直上方に離隔した位置である。基板Wの
表面の液滴を振り切り乾燥する乾燥工程を行うときに
は、接離機構38は、上部回転板31を基板Wに近接し
た処理位置まで下降させる。たとえば、乾燥工程では、
上部回転板31は、基板Wの上面に対して約2.5mm
の距離の位置まで接近させられる。
【0049】雰囲気遮蔽機構30は、上部回転板31が
基板Wに近接した処理位置にあるときに、上部回転板3
1をスピンチャック20と同じ方向に同じ速度で同期回
転させる。これにより、基板Wの近傍の空間に外部の酸
素を含む雰囲気が巻き込まれることを防止している。
【0050】次に、本発明の特徴部分である上部回転板
31の構成に関して図2を参照して説明する。図2は上
部回転板31の断面図である。上部回転板31は、薬液
処理中において、とくにその下面がフッ酸およびオゾン
水に曝されることになる。この上部回転板31は、比較
的大きな部品であるので、軽量化や平面度等の加工精度
の観点から、アルミニウム製の薄板によってその基体が
構成されている。
【0051】そして、このアルミニウム製の薄板31b
の下面に、フッ素樹脂被覆コーティング31aすること
により、上部回転板31が構成されている。フッ素樹脂
としては、PFAが好適であるが、他にも、PTFEお
よびPCTFEのうち少なくともいずれか1種を適用す
ることができる。フッ素樹脂被覆コーティング31a
は、その厚さが60〜300μmの範囲でコーティング
される。
【0052】このようなフッ素樹脂被覆を有する上部回
転板31は、フッ酸およびオゾン水に対する良好な耐久
性を有するので、薬液処理中にパーティクルを生じるこ
とがない。また、フッ素樹脂被覆の形成は、安価なプロ
セスで行えるので、上部回転板31の製造コストが高く
つくこともない。したがって、結果として、基板処理装
置の製造コストが削減でくる。また、パーティクルの発
生を抑制できるから、高品質な基板洗浄処理を実現でき
る。
【0053】特に、フッ素樹脂被覆コーティング31a
の表面は疎水性を有し、このフッ素樹脂被覆コーティ
ング31a によって、処理液供給管50から供給され
た処理液が基板W表面で跳ね返ったとして、その付着を
好適に防止することができる。
【0054】図4は、本装置の制御系の構成を示すブロ
ック図であり、スピンチャック20を回転制御するため
の電動モータ62と、上部回転板31の回転制御するた
めの電動モータ35と、処理液供給管40、50と気体
供給路45、54からの薬液、純水、気体の供給制御を
するための開閉バルブ44a、44b、44c、47、
53a、53b、53c、56と、上部回転板31の接
離制御をするための接離機構38とを制御するための構
成が示されている。
【0055】そして、基板Wに応じた洗浄条件が、洗浄
プログラム(レシピーとも呼ばれれる)として予め制御
部100に格納されており、各基板Wごとの洗浄プログ
ラムに準じて前記各部が制御されている。なお、制御部
100には、さらに洗浄プログラムの作成・変更や、複
数の洗浄プログラムの中から所望のものを選択するため
に用いる指示部101が接続されている。
【0056】図5は、基板Wの洗浄処理を行うときに制
御部100が実行する制御の内容を説明するためのフロ
ーチャートである。
【0057】図示しない基板搬送機構によって、未処理
の基板Wがスピンチャック20に受け渡されると、制御
部100は、回転駆動機構60を制御することによっ
て、スピンチャック20の回転を加速する。たとえば、
制御部100は、スピンチャック20の回転速度を約3
00rpmまで加速する(ステップS1)。このとき、
上部回転板31はスピンチャック20の上方の待機位置
に待機しており、その回転は停止されている。
【0058】スピンチャック20の回転速度が300r
pmに達すると、制御部100は開閉バルブ44aおよ
び53aを開成する(ステップS2)。これにより、処
理液供給管50の処理液吐出口51から基板Wの上面中
央にオゾン水が供給され、処理液供給管40の処理液吐
出口41から基板Wの下面中央にオゾン水が供給され
る。
【0059】このとき、開閉バルブ44bおよび44
c、ならびに開閉バルブ55bおよび55cは、いずれ
も閉成状態に保持されている。開閉バルブ47および5
6は、当初から終始開成状態とされる。
【0060】このようにして、基板Wの上面および下面
にオゾン水を、たとえば、約10秒間にわたって供給す
ることにより、基板Wの上面および裏面に酸化膜が形成
される。
【0061】この酸化膜形成工程の後には、制御部10
0は、開閉バルブ44aおよび53aを閉成してオゾン
水の供給を停止し、代わって、開閉バルブ44bおよび
53bを開成する(ステップS3)。これにより、基板
Wの表面にフッ酸が供給され、基板Wの上面および下面
の酸化膜を除去するためのエッチング工程が行われる。
このエッチング工程において、スピンチャック20の回
転速度、すなわち基板Wの回転速度は、制御部100に
よる回転駆動機構60の制御によって、約300rpm
に保持される。
【0062】このエッチング工程を約10秒間行った後
に、制御部100は、開閉バルブ44bおよび53bを
閉成してフッ酸の供給を停止し、一定時間(たとえば、
約3秒)にわたって、基板Wへの薬液供給を行わない薬
液供給休止工程を行う(ステップS4)。この薬液供給
休止工程において、基板Wの表面のフッ酸水溶液は、遠
心力によって基板W外へと排除される。
【0063】この薬液供給休止工程の後には、再び、酸
化膜形成工程(ステップS2)が行われる。こうして、
薬液供給休止工程(ステップS4)を挟んで、酸化膜形
成工程(ステップS2)およびエッチング工程(ステッ
プS3)が所定のサイクル数だけ繰り返し実行される
(ステップS5)。
【0064】この結果、基板W表裏面は洗浄されるとと
もにフッ酸処理により疎水性を有し、以後のリンス工程
において供給される純水を弾き易い状態となる。また、
基板W表面に疎水面が形成されるので、薬液供給の繰り
返し時、基板W表面でのフッ酸やオゾン水の跳ね返りが
大きくなってくる。このため、上部回転板31を上方の
待機位置としても跳ね返りが付着することがあった。
【0065】しかしながら、本発明においては、上部回
転板31が疎水性を有する表面を具備するので、跳ね返
ったフッ酸やオゾン水が付着することを防止することが
できる。なお、上部回転板31を必要以上に上方と位置
することはスループットの低下につながり好ましくな
い。
【0066】その後、制御部100は、開閉バルブ44
bおよび53bを閉じて、基板Wの上下面への薬液の供
給を停止する。この後、制御部100は、回転駆動機構
60を制御して、スピンチャック20の回転速度を約3
000rpmとして、開閉バルブ44cおよび53cを
開成する。これによって、基板Wの上面中央および下面
中央にそれぞれ純水が処理液供給管40、50から供給
されることになる(ステップS6)。こうして、基板W
の上下面のエッチング液を洗い流すためのリンス工程が
行われる。
【0067】一定時間にわたって基板Wの上下面に純水
が供給されてリンス工程が行われると、制御部100は
開閉バルブ53cを閉成し、基板Wの下面への純水供給
を停止する。
【0068】次に、制御部100は、回転駆動機構60
を制御して、スピンチャック20を乾燥回転速度である
3000rpmまで加速する(ステップS7)。これに
よって、基板Wの上下面の液滴を除去することができ
る。このとき、制御部100は、接離機構38を制御す
ることによって、上部回転板31を基板Wの上方約2.
5mmの位置に導く(ステップS8)。また、制御部1
00は、電動モータ35を制御することによって、上部
回転板31を約3000rpmで回転させ、上部回転板
31とスピンチャック20の回転を同期させる(ステッ
プS9)。
【0069】上部回転板31を基板Wの上面のごく近接
した位置に配置することにより、基板Wの上方の空間を
制限することができるため、基板Wの上面付近の雰囲気
を効果的に窒素ガス雰囲気とすることができる。これに
よって、基板Wの表面の酸化に起因するパーティクルの
発生を抑制できる。
【0070】スピンチャック20および上部回転板31
を乾燥回転速度(約3000rpm)で一定時間(たと
えば約30秒)だけ回転させた後、制御部100は回転
駆動機構60を制御してスピンチャック20の回転を停
止させるとともに(ステップS10)電動モータ35を
制御して上部回転板31の回転も停止させる(ステップ
S11)。
【0071】さらに、制御部100は、接離機構38を
制御して、上部回転板31を基板Wの上方の待機位置ま
で上昇させる(ステップS12)。また、制御部100
は開閉バルブ47、56を閉じて、基板Wの上面および
下面への窒素ガスの供給を停止する(ステップS1
3)。この後は、図示しない基板搬送機構によって、ス
ピンチャック20から処理済の基板Wが搬出されること
になる。
【0072】この処理フローにおいては、ステップS6
からステップS12に至る処理において、基板W表裏面
の疎水性と相伴って基板Wからの純水の跳ね返りが多く
なる。しかしながら、本発明においては、上部回転板3
1が疎水性を有する表面を具備するので跳ね返った純水
が付着することを防止することができる。
【0073】以上、この発明の一実施形態について説明
したが、この発明は他の形態で実施することもできる。 <第2実施例>上述の実施形態では、上部回転板310
の下面にフッ素樹脂被膜が形成される例について説明し
たが、上部回転板310の全面(表裏面と端面)にフッ
素樹脂被膜が施されていてもよい。図5は、この第2実
施形態に係る上部回転板の構成を示す断面図である。
【0074】上部回転板310は、アルミニウム製の薄
板310bの全面に、フッ素樹脂被覆コーティング31
0aすることにより、上部回転板310が構成されてい
る。フッ素樹脂としては、第一実施例と同様にPFAが
好適であるが、他にも、PTFEおよびPCTFEのう
ち少なくともいずれか1種を適用することができる。
【0075】この第二実施例の場合であるが、処理中
に、回転される基板Wから飛散される処理液は、カップ
壁72の内壁面に当たり、その一部が霧状のミストとな
って、装置内で浮遊する。また、近年の基板Wの大径化
は、処理液を多く必要とし、例えば洗浄処理後の回転乾
燥処理の初期において、基板W上に付着している液滴を
多くすることとなった。その分、カップ壁72から跳ね
返る液滴が多くなった。飛散した処理液のミストは上部
回転板310の上面に付着し、パーティクル発生の原因
となっていた。
【0076】この第二実施例によれば、上部回転板31
0の全面がフッ素樹脂被覆コーティング310aされて
いるので、飛散した処理液のミストが付着し難いため
に、パーティクルの発生をより防止することができる。
【0077】なお、本発明は、上述した実施例および変
形例に限定されるものではなく、以下のように他の形態
でも実施することができる。
【0078】(1)上部回転板にフッ素樹脂被覆コーテ
ィングを施すことに代えて、上部回転板を、例えば、有
機高分子や有機樹脂などの有機化合物、また、無機化合
物で形成するか、表面のみを上記材質で形成し、その表
面にイオン注入法でイオンを注入して疎水(撥水)性に
表面改質しても良い。イオン注入法の適用例としては、
半導体素子の不純物ドーピングによる拡散層の形成やキ
ャリヤ濃度の調整などに実用化されている。表面改質に
よれば構成する母材が変質しただけであるので剥げるこ
とがない。
【0079】(2)上部回転板が、基板Wに対向するこ
とになる下側部材と、この下側部材の上方に位置するこ
とになる上側部材とを有している場合には、上記下側部
材の表面にのみフッ素樹脂被膜を施せば充分である。
【0080】(3)さらに、薬液を用いた処理の際に、
必要に応じて、上部回転板を回転させてなくてもよい
し、気体供給源から気体を供給させなくてもよい。
【0081】(4)さらに、上記の実施形態では、基板
Wの洗浄を行う装置を例にとったが、この発明の基板洗
浄装置は、液晶表示装置用ガラス基板、光ディスク用基
板、光磁気ディスク用基板、磁気ディスク用基板等の他
の種類の基板の洗浄にも同様に適用することができる。
【0082】(5)さらに、この発明は、基板の洗浄以
外の処理にも適用することができ、とくにオゾン水およ
びフッ酸が併用される基板処理に対して適用すると効果
的である。
【0083】その他、特許請求の範囲に記載された技術
的事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る基板処理装置の構
成を説明するための図解的な断面図である。
【図2】上記基板処理装置の上部回転板の断面図であ
る。
【図3】図3は、本装置の制御系の構成を示すブロック
図である。
【図4】図4は、洗浄処理時における各部の制御内容を
説明するためのフローチャートである。
【図5】第二実施例の上部回転板の断面図である。
【図6】従来の基板処理装置の概略図である。
【符号の説明】
1、22 回転支持板 20 スピンチャック 30 雰囲気遮断機構 7、31、310 上部回転板 40、50 処理液供給管 41、51 処理液吐出口 60 回転駆動機構 31a、310a フッ素樹脂被膜コーティング 31b、310b 薄板 43A オゾン水供給源 43B フッ酸供給源 43C 純水供給源 48 気体供給源 100 制御部 S 処理空間 W 基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 足立 秀喜 京都市上京区堀川通寺之内上る4丁目天神 北町1番地の1 大日本スクリーン製造株 式会社内 Fターム(参考) 4F042 AA02 AA08 DF07 DF32 EB01 EB06 EB09 EB17 5F043 AA40 BB27 DD13 EE07 EE08 EE09 EE40 GG10

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転基台上に保持された基板を水平面内
    に回転させつつ所定の処理を行う基板処理装置であっ
    て、 前記回転基台によって保持されている基板に処理液を供
    給する処理液供給機構と、 前記処理液供給機構により処理液が供給された基板の上
    面に対向する雰囲気遮蔽板と、を備え、前記雰囲気遮蔽
    板は、少なくとも基板に対向する表面を疎水性とするこ
    とを特徴とする基板処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の基板処理装置におい
    て、 前記雰囲気遮蔽板は、少なくとも基板に対向する表面に
    フッ素樹脂被膜が施されていることを特徴とする基板処
    理装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の基板処理装置におい
    て、 前記フッ素樹脂は、四フッ化エチレン・パーフルオロア
    ルコキシエチレン共重合樹脂、四フッ化エチレン樹脂お
    よび三フッ化塩化エチレン樹脂のうちの少なくとも1種
    を含むことを特徴とする基板処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3に記載の基板処
    理装置において、 前記処理液供給機構によって供給される処理液は、フッ
    酸を含むことを特徴とする基板処理装置。
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