JP2003051134A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

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JP2003051134A
JP2003051134A JP2001239511A JP2001239511A JP2003051134A JP 2003051134 A JP2003051134 A JP 2003051134A JP 2001239511 A JP2001239511 A JP 2001239511A JP 2001239511 A JP2001239511 A JP 2001239511A JP 2003051134 A JP2003051134 A JP 2003051134A
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optical
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disk device
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Yoshihiko Yokoyama
義彦 横山
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Denso Ten Ltd
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Denso Ten Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ディスク装置の光ピックアップを構成する
光学部品への汚れの付着を防止し、読み書き不良のの発
生を防止可能な光ディスク装置を提供する。 【解決手段】 光ディスク4にレーザ光を照射すること
により情報を記録、または再生する光ピックアップ21
を備えた光ディスク装置において、光ピックアップ21
を構成する光学部材2,3,6及び11の、レーザ光が
透過する表面に、光活性である光触媒物質で主に構成さ
れた光触媒物質層9を積層すると共に、光ピックアップ
21のレーザ光源11から出射されるレーザ光の波長
を、光触媒物質を活性化させる波長の光とした。光触媒
物質は600nm付近の波長域に対応できる可視光型の
酸化チタン光触媒とし、レーザ光源11には出射波長が
600nm程度のレーザダイオードが使用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光ディスク装置に関
し、特に、光ディスクに記録されたデータを読み出す、
或いは光ディスクにデータを記録するための光ピックア
ップの光学系への汚れの付着を防止して、読み取り、或
いは書き込みエラーの発生を低減させた光ディスク装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、従来のレコードに代わって光で音
楽や映像等のデータを記録する光ディスク装置が普及し
ている。光ディスク装置は光ディスクを記録媒体とする
ものであり、光ディスクに対するデータの読み書きは一
般に、光ピックアップと呼ばれる光学装置が使用され
る。
【0003】この光ピックアップのうち、光ディスクに
記録された情報信号を読み取るものの代表的な第1の形
態の基本的な構造について説明する。再生用の光ピック
アップ10は、例えば、図1に示すように、レーザ光源
1、ハーフミラー2、対物レンズ3、及びフォトディテ
クタ6から構成される。この構成では、レーザ光源1か
ら出射されたレーザ光はハーフミラー2で反射した後に
対物レンズ3を通して集光され、光ディスク4の信号記
録面に形成された微小な凹凸であるピット列5に1μm
程度の径のビームスポットとして照射される。そして、
ピット列5で反射された反射光は再び対物レンズ3を通
って集光され、ハーフミラー2を通過してフォトディテ
クタ6に入射する。また、フォトディテクタ6によって
反射光の状態が検出されることにより、情報信号の読み
取り再生が行われる。
【0004】また、図1で説明したハーフミラー2の代
わりに、図2に示すように立ち上げミラー7とピームス
プリッタ8を設けて、光学系の垂直方向の長さを低減し
た構成の第2の形態の光ピックアップ10Aもある。こ
の光ピックアップ10Aでは、レーザ光源1から出射さ
れたレーザ光は、ビームスプリッタ8で反射した後に再
度立ち上げミラー7で反射し、対物レンズ3を通って集
光され、光ディスク4の信号記録面に形成されたピット
列5に照射される。なお、図2にはレーザ光の光軸のみ
記してある。そして、ピット列5で反射された反射光は
再び対物レンズ3を通って集光され、立ち上げミラー7
で反射した後にビームスプリッタ8を通過してフォトデ
ィテクタ6に入射する。フォトディテクタ6は反射光の
状態を検出することにより、情報信号の読み取り再生を
行う。
【0005】なお、実際には光ピックアップ10,10
Aにおいては、レーザ光源1の出射側に回折格子が設け
られていたり、光路を平行に保つコリメートレンズ等が
設けられているが、ここではその説明を省略する。ま
た、光ディスクに情報を書き込む光ピックアップの構造
もこの再生用の光ピックアップの構造と同様である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
ように構成された光ディスク装置の光ピックアップで
は、その使用環境によって対物レンズ、立ち上げミラ
ー、フォトディテクタ等の光学部品の表面に汚れが付着
するため、透過光量が減少して信号レベルが低下してし
まい、汚れが蓄積され続けると最終的には書き込み不
良、読み取り不能という不具合が発生するという問題点
があった。
【0007】この問題点に対して本発明者は鋭意検討、
調査を行った結果、光ディスクのレーザ光の入射面への
指紋等の汚染物質、ごみ、有機物、かび等の付着によっ
ても書き込み、或いは読み取りエラーが発生し、これを
防止するために、光ディスクのレーザ光の入射側の表面
に、紫外線領域、或いは可視光線領域に光活性である物
質で主に構成された光触媒物質層を設けると共に、光ピ
ックアップとは別に設けた活性化光の照射部材を設け、
光触媒物質層に活性化光を照射することによりこれを活
性化させ、付着している汚染物質を分解して除去する技
術を見出した(特開平11−328743号公報参
照)。
【0008】しかしながら、特開平11−328743
号公報に記載の技術において活性化光を照射する対象は
回転する光ディスクであり、照射対象物が大きく、しか
も回転しているので、活性化光の照射部材は光ピックア
ップとは別の任意の場所に設けることができるのに対し
て、ピックアップを構成する光学系部材はピックアップ
内で固定されているので、この光学系部材への活性化光
の照射が容易にできないという問題点があった。
【0009】そこで、本発明は、光ディスク装置の光ピ
ックアップにおける光学系の部品に照射することによ
り、光学系部品の表面への汚れの付着を防止することが
できる活性化光の照射を工夫することにより、汚れによ
る透過光量の不足を防止して、書き込み不良、読み取り
不能といった不具合の発生を防止することができる光デ
ィスク装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本発
明の光ディスク装置は、光ディスクにレーザ光を照射す
ることにより情報を記録、または再生する光ピックアッ
プを備えた光ディスク装置において、光ピックアップを
構成する光学部材の、レーザ光が透過する表面に、光活
性である光触媒物質で主に構成された光触媒物質層を積
層すると共に、光ピックアップのレーザ光源から出射さ
れるレーザ光の光路に、光触媒物質を活性化させる活性
化光を活性化光照射手段から入射したことを特徴として
いる。
【0011】この光ディスク装置では、第1の形態とし
て、活性化光照射手段を、波長が可視光領域の活性化光
を出射できるレーザダイオードを使用した光ピックアッ
プのレーザ光源とすることができる。
【0012】また、第2の形態として、活性化光照射手
段を、光路の近傍に独立に設けた専用光源から構成し、
この専用光源から出射した活性化光を、光合成手段を通
して前記光路に入射することができる。
【0013】更に、第3の形態として、再生情報を表示
するバックライト付液晶表示装置が組み合わされる光デ
ィスク装置においては、活性化光照射手段をバックライ
トとし、このバックライトから導光部材を介して活性化
光を光合成手段に導き、これを光合成手段を通して光路
に入射することができる。
【0014】以上の形態において、光触媒物質は可視光
付近の波長域の活性化光に対応できる可視光型の酸化チ
タン光触媒とすれば良い。また、ここで、活性化光とし
ては、700nm以下の波長を有する光とすることがで
きる。
【0015】本発明によれば、光ディスク装置の光ピッ
クアップにおける光学系の部品に、光学系部品の表面へ
の汚れの付着を防止することができる活性化光を照射す
ることにより、汚れによる透過光量の不足を防止して、
書き込み不良、読み取り不能といった不具合の発生を防
止することができる。この場合、第1の形態では活性化
光の光源をレーザ光源としたことにより、従来の光ディ
スク装置とほぼ同様に光ディスク装置を構成することが
できる。また、第2の形態では、光路の近傍に専用の光
源を設けたことにより、光触媒物質と専用光源の波長の
組み合わせに自由度がある。更に、第3の形態では、光
ディスク装置に組み合わされるバックライトを光源とし
ているので、僅かな部品の追加で活性化光をレーザ光の
光路に入射させることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下添付図面を用いて本発明の実
施形態を具体的な実施例に基づいて詳細に説明するが、
説明を簡素化するために、図1,図2で説明した従来の
光ピックアップ10,10Aと同じ構成部材には同じ符
号を付して説明する。
【0017】図3は本発明の第1の実施例の光ピックア
ップ21の構成を簡略化して示す構成図であり、図1に
示した従来の第1の形態の光ピックアップ10の構成に
対応するものである。従って、本発明の第1の実施例の
光ピックアップ21では、ハーフミラー2、対物レンズ
3、及びフォトディテクタ6の構成は図1に示した従来
例と同じである。一方、この実施例では、従来例のレー
ザ光源1の位置に、出射波長が600nm程度のレーザ
ダイオードを使用したレーザ光源11を設置している。
【0018】これに加えて、第1の実施例では、光ピッ
クアップ21を構成するハーフミラー2、対物レンズ
3、フォトディテクタ6、及びレーザ光源11の、レー
ザ光が透過する表面に、光活性である光触媒物質で主に
構成された光触媒物質層9を積層している。そして、例
えば、光触媒物質層9を構成する光触媒物質には、60
0nm付近の波長域に対応できる可視光型の酸化チタン
光触媒(日刊工業新聞1999年11月1日号参照)を
使用する。
【0019】以上の構成では、従来例と同様に、レーザ
光源11から出射されたレーザ光はハーフミラー2で反
射した後に対物レンズ3を通して集光され、光ディスク
4の信号記録面に形成された微小な凹凸であるピット列
5に1μm程度の径のビームスポットとして照射され
る。そして、ピット列5で反射された反射光は再び対物
レンズ3を通って集光され、ハーフミラー2を通過して
フォトディテクタ6に入射する。フォトディテクタ6に
よって反射光の状態が検出されることにより、情報信号
の読み取り再生が行われる。
【0020】この動作において、レーザ光源11から出
射されるレーザ光は、出射波長が600nm程度である
ので、レーザ光の通過によってハーフミラー2、対物レ
ンズ3、フォトディテクタ6、及びレーザ光源11に積
層された光触媒物質層9が活性化する。この結果、ハー
フミラー2、対物レンズ3、フォトディテクタ6、及び
レーザ光源11の表面に付着した有機物が分解され、表
面に水が吸着される。この反応により、光学系部品に付
着した有機物やカビ等を分解、除去することができるの
で、光学系部品の表面への埃の付着を抑えることがで
き、透過光量の不足による書き込み不良、読み取り不能
といった不具合の発生を防止することができる。
【0021】図4は本発明の第2の実施例の光ピックア
ップ22の構成を簡略化して示す構成図であり、図2に
示した従来の第2の形態の光ピックアップ10Aの構成
に対応するものである。従って、本発明の第2の実施例
の光ピックアップ22では、対物レンズ3、フォトディ
テクタ6、立ち上げミラー7、及びビームスプリッタ8
の構成は図2に示した従来例と同じである。一方、この
実施例では、従来例のレーザ光源1の位置に、出射波長
が600nm程度のレーザダイオードを使用したレーザ
光源11を設置している。
【0022】これに加えて、第2の実施例では、光ピッ
クアップ22を構成する対物レンズ3、フォトディテク
タ6、立ち上げミラー7、ビームスプリッタ8、及びレ
ーザ光源11の、レーザ光が透過する表面に、光活性で
ある光触媒物質で主に構成された光触媒物質層9を積層
している。この実施例でも、光触媒物質層9を構成する
光触媒物質には、600nm付近の波長域に対応できる
可視光型の酸化チタン光触媒を使用する。
【0023】以上の構成では、従来例と同様に、レーザ
光源11から出射されたレーザ光は、ビームスプリッタ
8で反射した後に立ち上げミラー7で反射し、対物レン
ズ3を通って集光され、光ディスク4の信号記録面に形
成されたピット列5に照射される。なお、ここでもレー
ザ光は光軸のみ記してある。そして、ピット列5で反射
された反射光は再び対物レンズ3を通って集光され、立
ち上げミラー7で反射した後にビームスプリッタ8を通
過してフォトディテクタ6に入射するので、フォトディ
テクタ6は反射光の状態を検出することにより、情報信
号の読み取り再生を行う。
【0024】この動作において、レーザ光源11から出
射されるレーザ光は、出射波長が600nm程度である
ので、レーザ光の通過によって対物レンズ3、フォトデ
ィテクタ6、立ち上げミラー7、ビームスプリッタ8、
及びレーザ光源11に積層された光触媒物質層9が活性
化し、これらの表面に付着した有機物が分解され、表面
に水が吸着される。この反応により、光学系部品に付着
した有機物やカビ等を分解、除去することができるの
で、光学系部品の表面への埃の付着を抑えることがで
き、透過光量の不足による書き込み不良、読み取り不能
といった不具合の発生を防止することができる。
【0025】図5は本発明の第3の実施例の光ピックア
ップ23の構成を簡略化して示す構成図であり、図1に
示した従来の第1の形態の光ピックアップ10の構成に
対応するものである。従って、本発明の第3の実施例の
光ピックアップ23では、レーザ光源1、ハーフミラー
2、対物レンズ3、及びフォトディテクタ6の構成は図
1に示した従来例と同じである。
【0026】一方、この実施例では、レーザ光源1とハ
ーフミラー2の間の光路の近傍に、光触媒物質を活性化
させる波長の活性化光を出射できる専用光源12を設け
ると共に、レーザ光源1とハーフミラー2の間の光路に
ビームスプリッタ13を設ける。ビームスプリッタ13
は、レーザ光源1からのレーザ光は通過させてハーフミ
ラー2に向かわせ、専用光源12から出射された活性化
光は反射させてレーザ光源1からのレーザ光に合成して
ハーフミラー2に向かわせる。この専用光源12には出
射波長が600nm程度の発光ダイオードを使用するこ
とができる。
【0027】これに加えて、第3の実施例では、光ピッ
クアップ23を構成するレーザ光源1、ハーフミラー
2、対物レンズ3、フォトディテクタ6、及びビームス
プリッタ13のレーザ光が透過する表面、並びにビーム
スプリッタ13の専用光源12側の面と専用光源12の
発光面に、光活性である光触媒物質で主に構成された光
触媒物質層9を積層している。光触媒物質層9を構成す
る光触媒物質には、この実施例でも600nm付近の波
長域に対応できる可視光型の酸化チタン光触媒を使用す
る。
【0028】以上の構成におけるレーザ光源1から出射
されたレーザ光の光路は、図1で説明した従来例と同じ
である。なお、ここではレーザ光及び活性化光は光軸の
み記してある。一方、専用光源12から出射された活性
化光は、ビームスプリッタ13によってレーザ光に合成
され、ハーフミラー2で反射した後に対物レンズ3を通
して集光され、光ディスク4の信号記録面に形成された
微小な凹凸であるピット列5に1μm程度の径のビーム
スポットとして照射される。そして、ピット列5で反射
された反射光は再び対物レンズ3を通って集光され、ハ
ーフミラー2を通過してフォトディテクタ6に入射す
る。
【0029】この動作において、専用光源12から出射
される活性化光は、出射波長が600nm程度であるの
で、活性化光の通過によってレーザ光源1、ハーフミラ
ー2、対物レンズ3、フォトディテクタ6、専用光源1
2、及びビームスプリッタ13に積層された光触媒物質
層9が活性化し、これらの表面に付着した有機物が分解
され、表面に水が吸着される。この反応により、光学系
部品に付着した有機物やカビ等を分解、除去することが
できるので、光学系部品の表面への埃の付着を抑えるこ
とができ、透過光量の不足による書き込み不良、読み取
り不能といった不具合の発生を防止することができる。
【0030】図6は本発明の第4の実施例の光ピックア
ップ24の構成を簡略化して示す構成図であり、図2に
示した従来の第2の形態の光ピックアップ10Aの構成
に対応するものである。従って、本発明の第4の実施例
の光ピックアップ24では、レーザ光源1、対物レンズ
3、フォトディテクタ6、立ち上げミラー7、及びビー
ムスプリッタ8の構成は図2に示した従来例と同じであ
る。
【0031】一方、この実施例では、レーザ光源1とビ
ームスプリッタ8の間の光路の近傍に、光触媒物質を活
性化させる波長の活性化光を出射できる専用光源12を
設けると共に、レーザ光源1とビームスプリッタ8の間
の光路にもう1つのビームスプリッタ13を設ける。ビ
ームスプリッタ13は、レーザ光源1からのレーザ光は
通過させてハーフミラー2に向かわせ、専用光源12か
ら出射された活性化光は反射させてレーザ光源1からの
レーザ光に合成してハーフミラー2に向かわせる。この
専用光源12には出射波長が600nm程度の発光ダイ
オードを使用することができる。
【0032】これに加えて、第4の実施例では、光ピッ
クアップ24を構成するレーザ光源1、対物レンズ3、
フォトディテクタ6、立ち上げミラー7、ビームスプリ
ッタ8、及びビームスプリッタ13の、レーザ光が透過
する表面、並びにビームスプリッタ13の専用光源12
側の面と専用光源12の発光面に、光活性である光触媒
物質で主に構成された光触媒物質層9を積層している。
この実施例でも、光触媒物質層9を構成する光触媒物質
には、600nm付近の波長域に対応できる可視光型の
酸化チタン光触媒を使用する。
【0033】以上の構成におけるレーザ光源1から出射
されたレーザ光の光路は、図1で説明した従来例と同じ
である。なお、ここではレーザ光及び活性化光は光軸の
み記してある。一方、専用光源12から出射された活性
化光は、ビームスプリッタ13によってレーザ光に合成
され、ビームスプリッタを通過した後に立ち上げミラー
7で反射し、対物レンズ3を通って集光され、光ディス
ク4の信号記録面に形成されたピット列5に照射され
る。そして、ピット列5で反射された反射光は再び対物
レンズ3を通って集光され、立ち上げミラー7で反射し
た後に、一部はビームスプリッタ8で反射してレーザ光
源1に至り、残りはビームスプリッタ8,13を通過し
てフォトディテクタ6に入射する。
【0034】この動作において、専用光源12から出射
される活性化光は、出射波長が600nm程度であるの
で、活性化光の通過によってレーザ光源1、対物レンズ
3、フォトディテクタ6、立ち上げミラー7、ビームス
プリッタ8,13及び専用光源12に積層された光触媒
物質層9が活性化し、これらの表面に付着した有機物が
分解され、表面に水が吸着される。この反応により、光
学系部品に付着した有機物やカビ等を分解、除去するこ
とができるので、光学系部品の表面への埃の付着を抑え
ることができ、透過光量の不足による書き込み不良、読
み取り不能といった不具合の発生を防止することができ
る。
【0035】図7は本発明の第5の実施例の光ピックア
ップ25の構成を簡略化して示す構成図であり、図1に
示した従来の第1の形態の光ピックアップ10の構成に
対応するものである。また、本発明の第5の実施例の光
ピックアップ25は、図5で説明した本発明の第3の実
施例における専用光源12を別の光源にしたものであ
る。よって、第5の実施例の構成は、専用光源12の部
分を除いて第3の実施例と全く同じであるので、同じ構
成部材については同じ符号を付してその説明を省略し、
第3の実施例と異なる部分のみを説明する。なお、第5
の実施例は、液晶表示器を備えたカーナビゲーション装
置やDVDプレーヤのように、光ピックアップの近傍に
バックライトを備えた液晶表示器を備えるものに対して
適用できるものである。
【0036】第3の実施例では、専用光源12として、
出射波長が600nm程度の発光ダイオードを使用して
いた。一方、第5の実施例では、レーザ光の光路に合成
する活性化光を、光ピックアップ25の近傍に位置する
液晶表示器30に設けられたバックライトの光を使用し
ている。一般に、液晶表示器30のバックライトには白
色蛍光管が使用されており、この白色蛍光管からは60
0nm付近の長波長の活性化光が出射されることが知ら
れている。
【0037】そこで、第5の実施例では、液晶表示器3
0の背面側のケースに孔を開け、この孔からバックライ
トの光を活性化光として出射させる。そして、この活性
化光を所定の導光部材40、例えば、光ファイバ40で
レーザ光源1とハーフミラー2の間の光路に設けたビー
ムスプリッタ13に導く。この結果、液晶表示器30が
動作している時に、液晶表示器30のバックライトから
出射された活性化光は、光ファイバ40によってビーム
スプリッタ13に導かれ、ビームスプリッタ13によっ
てレーザ光に合成される。第5の実施例の動作、効果は
第3の実施例と同じであり、第5の実施例では新たに専
用の光源を設ける必要がない。
【0038】図8は本発明の第6の実施例の光ピックア
ップ26の構成を簡略化して示す構成図であり、図2に
示した従来の第2の形態の光ピックアップ10Aの構成
に対応するものである。また、本発明の第6の実施例の
光ピックアップ26は、図6で説明した本発明の第4の
実施例における専用光源12を別の光源にしたものであ
る。よって、第6の実施例の構成は、専用光源12の部
分を除いて第4の実施例と全く同じであるので、同じ構
成部材については同じ符号を付してその説明を省略し、
第4の実施例と異なる部分のみを説明する。なお、第6
の実施例も、液晶表示器を備えたカーナビゲーション装
置やDVDプレーヤのように、光ピックアップの近傍に
バックライトを備えた液晶表示器を備えるものに対して
適用できるものである。
【0039】第4の実施例では、専用光源12として、
出射波長が600nm程度の発光ダイオードを使用して
いた。一方、第6の実施例では、レーザ光の光路に合成
する活性化光を、光ピックアップ26の近傍に位置する
液晶表示器30に設けられたバックライトの光を使用し
ている。
【0040】第6の実施例では第5の実施例と同様に、
液晶表示器30の背面側のケースに孔を開け、この孔か
らバックライトの光を活性化光として出射させる。そし
て、この活性化光を所定の導光部材40、例えば、光フ
ァイバ40でフォトディテクタ6とビームスプリッタ8
の間の光路に設けたビームスプリッタ13に導く。この
結果、液晶表示器30が動作している時に、液晶表示器
30のバックライトから出射された活性化光は、光ファ
イバ40によってビームスプリッタ13に導かれ、ビー
ムスプリッタ13によってレーザ光に合成される。第6
の実施例の動作、効果は第4の実施例と同じであり、第
6の実施例でも新たに専用の光源を設ける必要がない。
【0041】図9(a) は本発明の第5、第6の実施例に
おけるナビゲーション装置の液晶表示器30の背面側の
構成を示すものである。液晶表示器30にはその前面側
に、図7,図8に示すように表示画面34があり、この
表示画面34の周囲には、表示画面34の照明を行うバ
ックライトが設けられている。図9(a) に示すように、
このバックライトは、蛍光管35を矩形に折り曲げて表
示画面34の周囲に配置したものである。そこで、第
5、第6の実施例では、液晶表示器30のケース36の
裏面に、蛍光管35の光を取り出せるような貫通孔3
1、32、33を設けている。貫通孔31、32、33
の数は3個に限定されるものではなく、ここでは後述す
る実施例において蛍光管35からの活性光を3箇所で使
用するために、3個の貫通孔31、32、33を設けた
にすぎない。
【0042】図9(b) は本発明の第5、第6の実施例の
光ピックアップ25,26を備えたナビゲーション装置
20が、自動車のインストルメントパネルのセンターク
ラスター50に収納された状態を示すものである。この
実施例のナビゲーション装置20は、光ディスクの駆動
装置として、CD(コンパクトディスク)ドライブ、M
D(ミニディスク)ドライブ、及びDVD(デジタル多
用途ディスク)ドライブの3種類の駆動装置を備えるも
のであり、センタークラスター50にはめ込まれた液晶
表示器30が、表示画面34を上向きにして手前に引き
出された状態では、液晶表示器30の奥に位置するパネ
ル47に、CD用スロット44、MD用スロット45、
及びDVD用スロット45が露出する。
【0043】図9(b) に示した液晶表示器30は、この
ような3種類の光ディスクの駆動装置を備えるナビゲー
ション装置20に使用されるものであり、液晶表示器3
0のケース36の裏面に設けた3つの貫通孔31、3
2、33は、この液晶表示器30が表示画面34が車室
内を向くようにセンタークラースター50にセットされ
た時に、パネル47に設けた採光部41,42,43に
それぞれ重なるようになっている。
【0044】図10は、図9(b) で説明したナビゲーシ
ョン装置20を側面方向から見た概略断面図であり、本
発明に関係のある部材のみが示されている。前述のよう
に、このナビゲーション装置20には、CDドライブ5
1、MDドライブ52、及びDVDドライブ53の3種
類の駆動装置がある。54は駆動回路基板、55はスピ
ンドルモータ、56はCD、57はMD、及び58はD
VDである。そして、それぞれのドライブ51〜53
に、本発明の第5の実施例の光ピックアップ25また
は、第6の実施例の光ピックアップ26が使用されてい
る。ここでは、第5または第6の光ピックアップ25ま
たは25を、符号25で代表させて説明する。
【0045】この実施例では、CDドライブ51とDV
Dドライブ53とはMDドライブ52に比べてサイズが
大きいので、パネル47に設けられた採光部41,43
に続く部分には、プラスチック製の導光部材40を使用
し、MDドライブ52は小型なので、パネル47に設け
られた採光部42に続く部分に、光ファイバ製の導光部
材40を使用した。光ピックアップ25は、光ディスク
の半径方向に移動するが、導光部材40の光ピックアッ
プ25への活性化光の出射端は、光ピックアップ25の
ホームポジション位置等に固定しておけば良い。
【0046】図11は本発明の第7の実施例の光ピック
アップを備えたナビゲーション装置20の概略断面図で
あり、図10と同じ部位を示している。従って、図11
には本発明に関係のある部材のみを示してあり、51は
CDドライブ、52はMDドライブ、53はDVDドラ
イブ、54は駆動回路基板、及び55はスピンドルモー
タである。図11では二点鎖線で示す位置にそれぞれ、
CD56、MD57、及びDVD58が挿入されるが、
図11の状態はCD56、MD57、及びDVD58が
挿入されていない状態を示している。そして、それぞれ
のドライブ51〜53に、本発明の第1の実施例の光ピ
ックアップ21または、第2の実施例の光ピックアップ
22とほぼ同様の構成の光ピックアップ27を使用して
いる。この光ピックアップ27では、そのレーザ光源1
として、出射波長が600nm程度のレーザダイオード
は使用しておらず、図1で説明した従来例と同様のレー
ザダイオードを使用している。
【0047】第7の実施例では、光ピックアップ27に
内蔵された対物レンズ3に対向する装置内の部位に、C
D56、MD57、及びDVD58が挿入されていない
状態で対物レンズ3に活性化光を供給することができる
導光部材40を設けている。この導光部材40は、第
5、第6の実施例と同様に、液晶表示器30のバックラ
イトの光を活性光として導くように配置する。CDドラ
イブ51とDVDドライブ53とはMDドライブ52に
比べてサイズが大きいので、パネル47に設けられた採
光部41,43に続く部分には、プラスチック製の導光
部材40を使用し、MDドライブ52は小型なので、パ
ネル47に設けられた採光部42に続く部分に、光ファ
イバ製の導光部材40を使用した。
【0048】第7の実施例では、CD56、MD57、
及びDVD58の何れかが挿入されていない状態で、か
つ、液晶表示器30が動作している時に、液晶表示器3
0のバックライトから出射された活性化光を導光部材4
0を通じて対物レンズ3から光ピックアップ27の光学
系に導入することができる。第7の実施例では新たに専
用の光源を設ける必要がない。
【0049】図12は本発明の第8の実施例の光ピック
アップを備えたナビゲーション装置20の概略断面図で
あり、図11で説明した第7の実施例とは活性化光の供
給方法のみが異なる。即ち、第7の実施例では、活性化
光を液晶表示装置30のバックライトの光を導光部材4
0を用いて光ピックアップ27に照射したが、第8の実
施例では第3、第4の実施例と同様に、専用光源12を
装置内に設けた点のみが異なる。よって、第7の実施例
と同じ構成部材には同じ符号を付してその説明を省略す
る。
【0050】第8の実施例では、光ピックアップ27に
内蔵された対物レンズ3に対向する装置内の部位に、C
D56、MD57、及びDVD58が挿入されていない
状態で対物レンズ3に活性化光を供給することができる
専用光源12を設けている。この専用光源12は、第
3、第4の実施例と同様に、光触媒物質を活性化させる
波長の活性化光を出射できるものを使用する。例えば、
専用光源12には出射波長が600nm程度の発光ダイ
オードを使用することができる。なお、この専用光源1
2は、CD56、MD57、及びDVD58が挿入され
ていない状態で対物レンズ3に近づく方向に移動できる
ように構成しても良い。
【0051】第8の実施例では、CD56、MD57、
及びDVD58の何れかが挿入されていないドライブに
おいて、専用光源12から出射された活性化光を対物レ
ンズ3に入射させるだけで、活性化光を光ピックアップ
27の光学系に導入することができる。
【0052】図13(a) は本発明の第9の実施例の光デ
ィスク装置を備えたナビゲーション装置20の構成を示
すものである。本発明を適用するナビゲーション装置2
0には、液晶表示器30の裏側の下方にあるパネル47
の下部に防塵フィルタ14が設けられており、装置の背
面パネル48の上方には冷却ファン15が設けられてい
るものとする。この場合、第9の実施例では、防塵フィ
ルタ14の表面に光触媒物質層9を積層しておく。そし
て、液晶表示器30の背面の防塵フィルタ14に対向す
る部位には、液晶表示器30のバックライトの光を照射
できる照射孔37を開けておく。この照射孔37として
は小さな貫通孔を複数個、防塵フィルタ14の形状に合
わせて設ければよい。また、照射孔37には必要時に開
くシャッタのようなものを取り付けるようにしても良
い。
【0053】以上のように構成した第9の実施例のナビ
ゲーション装置20では、液晶表示器30が見やすい角
度に引き出されて、液晶表示器30とパネル47との間
に隙間ができると、冷却ファン15が回転し、冷却風W
が防塵フィルタ14を通過してナビゲーション装置20
の内部に入り、内部を冷却した後に、冷却ファン15に
よって排出される。この時、防塵フィルタ14に液晶表
示器30のバックライトの光が照射されることにより、
防塵フィルタ14に付着した有機物が分解され、これが
冷却風Wに運ばれて冷却ファン15によってナビゲーシ
ョン装置20の外部に排出される。
【0054】なお、第9の実施例の変形例として、冷却
ファン15のブレードの表面にも光触媒物質層9を積層
しておき、この冷却ファン15に液晶表示器30からの
活性化光を導光部材40を通じて導くようにすれば、冷
却ファン15のブレードの表面に付着した有機物も活性
化光によって分解して除去することができる。なお、こ
の場合、冷却ファン15は回転するので、図13(b) に
示すように、導光部材40の幅は冷却ファン15の半径
方向の長さがあれば良く、その幅は薄くして冷却風の流
れを妨げないようにすることができる。
【0055】なお、以上の実施例では、光ディスクとし
て、CD,MD,DVDを説明したが、光ディスクの種
類は特に限定されるものではない。また、以上の実施例
では、光ピックアップを構成するレーザ光源1,11、
ハーフミラー2、対物レンズ3、及びフォトディテクタ
6等の、レーザ光が透過する表面の全てに、光活性であ
る光触媒物質で主に構成された光触媒物質層9を積層し
ているが、光学系部品の表面への埃の付着は、レーザ光
の透過面が水平方向で、上を向いている部分に特に激し
い。よって、光触媒物質層9は、レーザ光が透過する光
学系部品の内の少なくとも水平方向の上面にのみ積層す
るようにしても良い。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光ディス
ク装置によれば、光ディスク装置の光ピックアップにお
ける光学系の部品に、光学系部品の表面への汚れの付着
を防止することができる活性化光を照射することによ
り、汚れによる透過光量の不足を防止して、書き込み不
良、読み取り不能といった不具合の発生を防止すること
ができるという効果がある。
【0057】また、この効果に加えて、第1の形態では
活性化光の光源をレーザ光源としたことにより、従来の
光ディスク装置とほぼ同様に光ディスク装置を構成する
ことができる。また、第2の形態では、光路の近傍に専
用光源を設けたことにより、光触媒物質と専用光源の波
長の組み合わせに自由度を持たせることができる。更
に、第3の形態では、光ディスク装置に組み合わされる
バックライトを光源としているので、僅かな部品の追加
で活性化光をレーザ光の光路に入射させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の光ディスク装置における光ピックアップ
の一例を示す第1の形態の構成を簡略化して示す構成図
である。
【図2】従来の光ディスク装置における光ピックアップ
の他の例を示す第2の形態の構成を簡略化して示す構成
図である。
【図3】図1に示した従来の第1の形態に対応する本発
明の第1の実施例の光ピックアップの構成を簡略化して
示す構成図である。
【図4】図2に示した従来の第2の形態に対応する本発
明の第2の実施例の光ピックアップの構成を簡略化して
示す構成図である。
【図5】図1に示した従来の第1の形態に対応する本発
明の第3の実施例の光ピックアップの構成を簡略化して
示す構成図である。
【図6】図2に示した従来の第2の形態に対応する本発
明の第4の実施例の光ピックアップの構成を簡略化して
示す構成図である。
【図7】図1に示した従来の第1の形態に対応する本発
明の第5の実施例の光ピックアップの構成を、ナビゲー
ション装置の表示器と共に示す構成図である。
【図8】図2に示した従来の第2の形態に対応する本発
明の第6の実施例の光ピックアップの構成を、ナビゲー
ション装置の表示器と共に示す構成図である。
【図9】(a) は本発明の第5、第6の実施例におけるナ
ビゲーション装置の表示器の背面側の構成を示す背面
図、(b) は本発明の第5、第6の実施例の光ピックアッ
プを備えたナビゲーション装置を自動車のインストルメ
ントパネルに組み込んだ状態を示す部分斜視図である。
【図10】本発明の第5、第6の実施例の光ピックアッ
プを備えたナビゲーション装置の概略断面図である。
【図11】本発明の第7の実施例の光ピックアップを備
えたナビゲーション装置の概略断面図である。
【図12】本発明の第8の実施例の光ピックアップを備
えたナビゲーション装置の概略断面図である。
【図13】(a) は本発明の第9の実施例のナビゲーショ
ン装置の概略断面図、(b) は(a)の冷却ファンの部位を
装置内側から見た部分拡大図である。
【符号の説明】
1…レーザ光源 2…ハーフミラー 3…対物レンズ 4…光ディスク 5…ピット列 6…フォトディスク 7…立ち上げミラー 8,13…ビームスプリッタ 9…光触媒物質層 10…従来の光ピックアップ(第1の形態) 11…従来の光ピックアップ(第2の形態) 12…専用光源 20…ナビゲーション装置 21〜27…本発明の第1から第8の実施例の光ピック
アップ 30…液晶表示器 35…蛍光管 40…導光部材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスクにレーザ光を照射することに
    より情報を記録、または再生する光ピックアップを備え
    た光ディスク装置において、 前記光ピックアップを構成する光学部材の、レーザ光が
    透過する表面に、光活性である光触媒物質で主に構成さ
    れた光触媒物質層を積層すると共に、 前記光ピックアップのレーザ光源から出射されるレーザ
    光の光路に、前記光触媒物質を活性化させる活性化光を
    活性化光照射手段から入射したことを特徴とする光ディ
    スク装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の光ディスク装置におい
    て、 前記活性化光照射手段を、波長が可視光領域の活性化光
    を出射できるレーザダイオードを使用した、前記光ピッ
    クアップのレーザ光源としたことを特徴とする光ディス
    ク装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の光ディスク装置におい
    て、 前記活性化光照射手段を、前記光路の近傍に独立に設け
    た専用光源から構成し、この専用光源から出射した活性
    化光を、光合成手段を通して前記光路に入射したことを
    特徴とする光ディスク装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の光ディスク装置であっ
    て、更に、再生情報を表示するバックライト付液晶表示
    装置と組み合わされる光ディスク装置において、 前記活性化光照射手段を前記バックライトとし、このバ
    ックライトから導光部材を介して活性化光を光合成手段
    に導き、これを光合成手段を通して前記光路に入射した
    ことを特徴とする光ディスク装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から4の何れか1項に記載の光
    ディスク装置において、 前記光触媒物質を、可視光付近の波長域の活性化光に対
    応できる、可視光型の酸化チタン光触媒としたことを特
    徴とする光ディスク装置。
  6. 【請求項6】 請求項2,3,又は5の何れか1項に記
    載の光ディスク装置において、 前記活性化光を、700nm以下の波長を有する光とし
    たことを特徴とする光ディスク装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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