JP2003051076A - 侵入監視装置 - Google Patents
侵入監視装置Info
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- JP2003051076A JP2003051076A JP2001238637A JP2001238637A JP2003051076A JP 2003051076 A JP2003051076 A JP 2003051076A JP 2001238637 A JP2001238637 A JP 2001238637A JP 2001238637 A JP2001238637 A JP 2001238637A JP 2003051076 A JP2003051076 A JP 2003051076A
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- Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
- Closed-Circuit Television Systems (AREA)
- Burglar Alarm Systems (AREA)
- Alarm Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 差分画像に対していくつかの特徴量から計算
される「人物らしさ」を複数段階の評価を行い、その評
価の段階に応じて侵入者の有無を判断するようにして、
比較的簡単な計算で的確に人物とそれ以外の要因を区別
できるようにした侵入監視装置を提供することを目的と
している。 【解決手段】 侵入監視領域を撮像する手段1と、前記
撮像する手段より入力される侵入者のいないときの背景
画像と監視画像との画素毎の差分から差分画像を得る手
段3と、得られた差分画像から特徴量を抽出する手段4
と、抽出された特徴量から、「人物らしさ」を評価して
侵入者を検出する手段6と、侵入者の検出回数を計数す
る手段7とを具備し、侵入者の検出頻度により侵入者が
侵入したことを確定するようにしたので、比較的簡単な
計算で的確に人物とそれ以外の要因を区別できるように
した侵入監視装置を提供することができる。
される「人物らしさ」を複数段階の評価を行い、その評
価の段階に応じて侵入者の有無を判断するようにして、
比較的簡単な計算で的確に人物とそれ以外の要因を区別
できるようにした侵入監視装置を提供することを目的と
している。 【解決手段】 侵入監視領域を撮像する手段1と、前記
撮像する手段より入力される侵入者のいないときの背景
画像と監視画像との画素毎の差分から差分画像を得る手
段3と、得られた差分画像から特徴量を抽出する手段4
と、抽出された特徴量から、「人物らしさ」を評価して
侵入者を検出する手段6と、侵入者の検出回数を計数す
る手段7とを具備し、侵入者の検出頻度により侵入者が
侵入したことを確定するようにしたので、比較的簡単な
計算で的確に人物とそれ以外の要因を区別できるように
した侵入監視装置を提供することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、侵入監視領域を監
視して侵入者の有無を検出する侵入監視装置に関する。
視して侵入者の有無を検出する侵入監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の侵入監視装置は、予め設定した監
視領域内の侵入者が存在しないときの背景画像とその侵
入者が存在するか否かを監視するときの監視画像を取り
込んで両画像の画素毎の差分をとり、この差分を差分閾
値と比較して差分画像を得、得られた差分画像を評価し
て侵入者有無の判断を行う画像センサで構成されてい
る。しかし、得られた差分画像から抽出された変化領域
の座標情報(位置と面積)だけでは、人物とそれ以外の
要因(窓から差し込む局所的な光等)とを区別すること
が困難である。また、差分画像に対してパターン認識を
行って人物か否かを判別する方法もあるが、さまざまな
姿勢をとる可能性のある人物を確実に認識するには、膨
大な辞書データや計算コストを必要とする。また、監視
領域内の熱検出または熱変化を検出する赤外線センサを
設け、前記画像センサによる侵入者の検出と、同赤外線
センサによる侵入者の検出の論理積により、警報を出す
ようにした侵入者検出装置がある。しかし、この構成で
は、画像センサが侵入者を検出しても、例えば、侵入者
が雨合羽を着ることにより体温を遮断した場合のよう
に、赤外線センサが侵入者を検出しなかった場合は警報
が鳴らないという問題があった。また、逆に、窓からの
太陽光により画像及び熱に変化をもたらした場合、画像
センサ及び赤外線センサがこれを間違えて侵入者として
検出し、警報を鳴らしてしまうといった誤報が問題とな
っている。そこで、特願2000−344676に示す
侵入者検出装置が発明されている。しかし、この発明に
おいては、「人物らしさ」の評価結果を、一義的に人物
と入射光とに区別してしまい、その中間の領域について
の評価が成されないため、侵入者が入射光に紛れて侵入
した場合には、検出できないという問題が隠されてい
た。
視領域内の侵入者が存在しないときの背景画像とその侵
入者が存在するか否かを監視するときの監視画像を取り
込んで両画像の画素毎の差分をとり、この差分を差分閾
値と比較して差分画像を得、得られた差分画像を評価し
て侵入者有無の判断を行う画像センサで構成されてい
る。しかし、得られた差分画像から抽出された変化領域
の座標情報(位置と面積)だけでは、人物とそれ以外の
要因(窓から差し込む局所的な光等)とを区別すること
が困難である。また、差分画像に対してパターン認識を
行って人物か否かを判別する方法もあるが、さまざまな
姿勢をとる可能性のある人物を確実に認識するには、膨
大な辞書データや計算コストを必要とする。また、監視
領域内の熱検出または熱変化を検出する赤外線センサを
設け、前記画像センサによる侵入者の検出と、同赤外線
センサによる侵入者の検出の論理積により、警報を出す
ようにした侵入者検出装置がある。しかし、この構成で
は、画像センサが侵入者を検出しても、例えば、侵入者
が雨合羽を着ることにより体温を遮断した場合のよう
に、赤外線センサが侵入者を検出しなかった場合は警報
が鳴らないという問題があった。また、逆に、窓からの
太陽光により画像及び熱に変化をもたらした場合、画像
センサ及び赤外線センサがこれを間違えて侵入者として
検出し、警報を鳴らしてしまうといった誤報が問題とな
っている。そこで、特願2000−344676に示す
侵入者検出装置が発明されている。しかし、この発明に
おいては、「人物らしさ」の評価結果を、一義的に人物
と入射光とに区別してしまい、その中間の領域について
の評価が成されないため、侵入者が入射光に紛れて侵入
した場合には、検出できないという問題が隠されてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上のような
点に鑑みてなされたもので、その目的は、差分画像に対
していくつかの特徴量から計算される「人物らしさ」を
複数段階の評価を行い、その評価の段階に応じて侵入者
の有無を判断するようにして、比較的簡単な計算で的確
に人物とそれ以外の要因を区別できるようにした侵入監
視装置を提供することを目的としている。
点に鑑みてなされたもので、その目的は、差分画像に対
していくつかの特徴量から計算される「人物らしさ」を
複数段階の評価を行い、その評価の段階に応じて侵入者
の有無を判断するようにして、比較的簡単な計算で的確
に人物とそれ以外の要因を区別できるようにした侵入監
視装置を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するため、侵入監視領域を撮像する手段と、前記撮像
する手段より入力される侵入者のいないときの背景画像
と監視画像との画素毎の差分から差分画像を得る手段
と、得られた差分画像から特徴量を抽出する手段と、抽
出された特徴量から、「人物らしさ」を評価して侵入者
を検出する手段と、侵入者の検出回数を計数する手段と
を具備し、侵入者の検出頻度により侵入者が侵入したこ
とを確定する侵入監視装置としている。
決するため、侵入監視領域を撮像する手段と、前記撮像
する手段より入力される侵入者のいないときの背景画像
と監視画像との画素毎の差分から差分画像を得る手段
と、得られた差分画像から特徴量を抽出する手段と、抽
出された特徴量から、「人物らしさ」を評価して侵入者
を検出する手段と、侵入者の検出回数を計数する手段と
を具備し、侵入者の検出頻度により侵入者が侵入したこ
とを確定する侵入監視装置としている。
【0005】前記侵入者を検出する手段が、抽出された
特徴量から、「人物らしさ」を複数段階に評価して侵入
者を重み付け検出する侵入監視装置としている。
特徴量から、「人物らしさ」を複数段階に評価して侵入
者を重み付け検出する侵入監視装置としている。
【0006】侵入者の検出により警報を発する手段を設
け、前記侵入者を重み付け検出する手段が、検出した重
み付けに対応する第1の一定の回数検出すると、警報を
発するようにした侵入監視装置としている。
け、前記侵入者を重み付け検出する手段が、検出した重
み付けに対応する第1の一定の回数検出すると、警報を
発するようにした侵入監視装置としている。
【0007】侵入者の検出により警報を発する手段と、
前記侵入監視領域に侵入する物体から発せられる赤外線
を検出する手段を設け、前記赤外線を検出する手段が赤
外線を検出すると共に、前記侵入者を重み付け検出する
手段が、検出した重み付けに対応する第2の一定の回数
検出すると警報を発するようにした侵入監視装置として
いる。
前記侵入監視領域に侵入する物体から発せられる赤外線
を検出する手段を設け、前記赤外線を検出する手段が赤
外線を検出すると共に、前記侵入者を重み付け検出する
手段が、検出した重み付けに対応する第2の一定の回数
検出すると警報を発するようにした侵入監視装置として
いる。
【0008】侵入者の検出により警報を発する手段と、
前記侵入監視領域に侵入する物体から発せられる赤外線
の変化を検出する手段を設け、前記赤外線の変化を検出
する手段が赤外線の変化を検出すると共に、前記侵入者
を重み付け検出する手段が、検出した重み付けに対応す
る第3の一定の回数検出すると警報を発するようにした
侵入監視装置としている。
前記侵入監視領域に侵入する物体から発せられる赤外線
の変化を検出する手段を設け、前記赤外線の変化を検出
する手段が赤外線の変化を検出すると共に、前記侵入者
を重み付け検出する手段が、検出した重み付けに対応す
る第3の一定の回数検出すると警報を発するようにした
侵入監視装置としている。
【0009】前記特徴量を、差分画像の明瞭度とする侵
入監視装置としている。
入監視装置としている。
【0010】前記特徴量を、前記差分画像の背景画像に
おける当該領域と監視画像における当該領域の相関度と
する侵入監視装置としている。
おける当該領域と監視画像における当該領域の相関度と
する侵入監視装置としている。
【0011】前記特徴量を、前記差分画面上の位置、画
面上の大きさ、及び監視範囲の明るさの内1以上を加味
して抽出する侵入監視装置としている。
面上の大きさ、及び監視範囲の明るさの内1以上を加味
して抽出する侵入監視装置としている。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明では、特願2000−34
4676と同様に、人物と局所的な光とを区別するため
に、「人物らしさ」評価関数を定義する。異常領域に対
してその評価関数を計算し、結果が評価閾値を超えた場
合に侵入者が有りと判断する。ここで、「異常領域」と
は監視画像と背景画像の画素毎の差分から得た差分画像
の内、所定の閾値を超えた画素の固まりを指す。前記評
価関数は異常領域に関する特徴量である「相関度」と
「明瞭度」を用いて定義する。相関度とは、監視画像内
から抽出した異常領域と背景画像の該当する領域との相
関を表す度合である。異常領域が入射光に起因する変化
領域のときは、その領域の絵柄には大きな変化は現れな
いのでその相関度は高くなるが、人物に起因する変化領
域のときはその領域は背景画像の当該領域からの絵柄の
変化が大きいため相関度は低くなる。一方、明瞭度につ
いては、人物による異常領域は入射光に起因する異常領
域に比べてその領域の輪郭がはっきりして見える傾向が
ある。これに対し、変化領域の輪郭がぼんやりしている
領域ほど入射光に起因する可能性が高い。この明瞭度は
具体的には次のように定量化する。差分画像から異常閾
値TH1をもって抽出された異常領域をR1(構成画素
数N1)、この閾値TH1より少し小さい異常閾値TH
2(=TH1−δ)で抽出された異常領域をR2(構成
画素数N2)とし、明瞭度VをV=N1/N2で表す。
輪郭のはっきりとした対象であればN1とN2に大きな
差はなく、明瞭度Vは1に近い値を示す。ぼんやりとし
た対象ではN2はN1に比べて大きな値を示すため、明
瞭度Vは1より小さな値を示す。すなわち、明瞭度Vが
低いほどその領域はぼんやりしており人物である可能性
が低い。また、人物に関する以上の相関度と明瞭度の典
型的は値は、監視カメラからの距離(対象物の位置)や
監視領域の明るさ等によって異なる。例えば、 人物が監視カメラに近いとき・・・抽出された画素数が
多く画像が鮮明→相関度小、明瞭度大 人物が監視カメラから遠いとき・・抽出された画素数が
少なく、画像が不鮮明→相関度大 監視範囲が暗いとき・・・・・・・画面全体の輝度値が
互いに近い値(全画面での輝度分散小)→相関度大 そこで、本発明ではこのような距離や明るさも考慮しな
がら、相関度及び明瞭度を求めて、柔軟に「人物らし
さ」の評価を行う。
4676と同様に、人物と局所的な光とを区別するため
に、「人物らしさ」評価関数を定義する。異常領域に対
してその評価関数を計算し、結果が評価閾値を超えた場
合に侵入者が有りと判断する。ここで、「異常領域」と
は監視画像と背景画像の画素毎の差分から得た差分画像
の内、所定の閾値を超えた画素の固まりを指す。前記評
価関数は異常領域に関する特徴量である「相関度」と
「明瞭度」を用いて定義する。相関度とは、監視画像内
から抽出した異常領域と背景画像の該当する領域との相
関を表す度合である。異常領域が入射光に起因する変化
領域のときは、その領域の絵柄には大きな変化は現れな
いのでその相関度は高くなるが、人物に起因する変化領
域のときはその領域は背景画像の当該領域からの絵柄の
変化が大きいため相関度は低くなる。一方、明瞭度につ
いては、人物による異常領域は入射光に起因する異常領
域に比べてその領域の輪郭がはっきりして見える傾向が
ある。これに対し、変化領域の輪郭がぼんやりしている
領域ほど入射光に起因する可能性が高い。この明瞭度は
具体的には次のように定量化する。差分画像から異常閾
値TH1をもって抽出された異常領域をR1(構成画素
数N1)、この閾値TH1より少し小さい異常閾値TH
2(=TH1−δ)で抽出された異常領域をR2(構成
画素数N2)とし、明瞭度VをV=N1/N2で表す。
輪郭のはっきりとした対象であればN1とN2に大きな
差はなく、明瞭度Vは1に近い値を示す。ぼんやりとし
た対象ではN2はN1に比べて大きな値を示すため、明
瞭度Vは1より小さな値を示す。すなわち、明瞭度Vが
低いほどその領域はぼんやりしており人物である可能性
が低い。また、人物に関する以上の相関度と明瞭度の典
型的は値は、監視カメラからの距離(対象物の位置)や
監視領域の明るさ等によって異なる。例えば、 人物が監視カメラに近いとき・・・抽出された画素数が
多く画像が鮮明→相関度小、明瞭度大 人物が監視カメラから遠いとき・・抽出された画素数が
少なく、画像が不鮮明→相関度大 監視範囲が暗いとき・・・・・・・画面全体の輝度値が
互いに近い値(全画面での輝度分散小)→相関度大 そこで、本発明ではこのような距離や明るさも考慮しな
がら、相関度及び明瞭度を求めて、柔軟に「人物らし
さ」の評価を行う。
【0013】以下、図面に基づいて本発明による侵入監
視装置を詳細に説明する。図1は本発明による侵入監視
装置の一実施例を示すシステムブロック図、図2は図1
の画像センサの一実施例を示す要部ブロック図である。
本発明による侵入監視装置は、図1に示すように、画像
センサ10と、赤外線センサ20と、判断部30と、警
報部40とで構成されている。前記画像センサ10は、
図2に示すように、侵入監視領域を撮像するCCDカメ
ラ1と、同CCDカメラ1より入力される侵入者のいな
いときの背景画像を記憶する画像メモリ2aと、侵入者
の有無を監視するときの監視画像を記憶する画像メモリ
2bと、前記背景画像と監視画像との画素毎の差分から
差分画像を抽出する差分画像抽出部3と、前記差分画像
抽出部3の抽出した差分画像を記憶する画像メモリ2c
と、同差分画像から特徴量を抽出する特徴量抽出部4
と、抽出された特徴量を評価するための複数の閾値を記
憶する複数の閾値メモリ5(5a、5b、・・・)と、
同閾値メモリ5(5a、5b、・・・)に記憶する閾値
と比較して、「人物らしさ」を評価して侵入者を重み付
け検出する侵入者検出部6と、同侵入者検出部6の検出
した侵入者の検出回数をその検出レベル毎に計数する複
数のカウンタ7(7a、7b、7c、7d)と、前記侵
入者検出部6の検出する重み付け検出結果と、前記カウ
ンタ7(7a、7b、7c、7d)の計数する検出レベ
ル毎の計数結果を出力する出力部8と、前記一連の動作
を制御する制御部9とで構成されている。また、前記赤
外線センサ20は侵入監視領域の熱または熱の変動を監
視している。また、前記判断部30は、前記画像センサ
10からの重み付け検出結果や、その重み付け検出回数
等の計数結果と、前記赤外線センサ20の監視結果とに
基づいて侵入者の有無を判断するようにしている。そし
て、前記警報部40は前記判断部30の判断結果に基づ
いて警報を発生するようにしている。
視装置を詳細に説明する。図1は本発明による侵入監視
装置の一実施例を示すシステムブロック図、図2は図1
の画像センサの一実施例を示す要部ブロック図である。
本発明による侵入監視装置は、図1に示すように、画像
センサ10と、赤外線センサ20と、判断部30と、警
報部40とで構成されている。前記画像センサ10は、
図2に示すように、侵入監視領域を撮像するCCDカメ
ラ1と、同CCDカメラ1より入力される侵入者のいな
いときの背景画像を記憶する画像メモリ2aと、侵入者
の有無を監視するときの監視画像を記憶する画像メモリ
2bと、前記背景画像と監視画像との画素毎の差分から
差分画像を抽出する差分画像抽出部3と、前記差分画像
抽出部3の抽出した差分画像を記憶する画像メモリ2c
と、同差分画像から特徴量を抽出する特徴量抽出部4
と、抽出された特徴量を評価するための複数の閾値を記
憶する複数の閾値メモリ5(5a、5b、・・・)と、
同閾値メモリ5(5a、5b、・・・)に記憶する閾値
と比較して、「人物らしさ」を評価して侵入者を重み付
け検出する侵入者検出部6と、同侵入者検出部6の検出
した侵入者の検出回数をその検出レベル毎に計数する複
数のカウンタ7(7a、7b、7c、7d)と、前記侵
入者検出部6の検出する重み付け検出結果と、前記カウ
ンタ7(7a、7b、7c、7d)の計数する検出レベ
ル毎の計数結果を出力する出力部8と、前記一連の動作
を制御する制御部9とで構成されている。また、前記赤
外線センサ20は侵入監視領域の熱または熱の変動を監
視している。また、前記判断部30は、前記画像センサ
10からの重み付け検出結果や、その重み付け検出回数
等の計数結果と、前記赤外線センサ20の監視結果とに
基づいて侵入者の有無を判断するようにしている。そし
て、前記警報部40は前記判断部30の判断結果に基づ
いて警報を発生するようにしている。
【0014】以上の構成において、つぎにその動作を説
明するが、まず、画像センサ10の動作を図3のフロー
チャートに従って説明する。画像取り込みと背景差分抽
出のステップS1では、CCDカメラ1から入力された
画像を背景画像メモリ2aに記憶し、それ以降に入力さ
れた画像を監視画像メモリ2bに送り書き込みを逐次更
新する。これら2枚のメモリの画像は同一画素毎の差分
が逐次取られ、差分画像メモリ2cに逐次更新して書き
込まれる。図6(a) は背景画像、図6(b) は監視画像を
示す図であり、監視画像には外光による光スポット画像
AAと人物画像BBが現れている。図6(c) は背景画像
と監視画像の差分をとって得た差分画像であり、光スポ
ット画像AAと人物画像BBが得られている。
明するが、まず、画像センサ10の動作を図3のフロー
チャートに従って説明する。画像取り込みと背景差分抽
出のステップS1では、CCDカメラ1から入力された
画像を背景画像メモリ2aに記憶し、それ以降に入力さ
れた画像を監視画像メモリ2bに送り書き込みを逐次更
新する。これら2枚のメモリの画像は同一画素毎の差分
が逐次取られ、差分画像メモリ2cに逐次更新して書き
込まれる。図6(a) は背景画像、図6(b) は監視画像を
示す図であり、監視画像には外光による光スポット画像
AAと人物画像BBが現れている。図6(c) は背景画像
と監視画像の差分をとって得た差分画像であり、光スポ
ット画像AAと人物画像BBが得られている。
【0015】監視範囲の明るさ計算のステップS2で
は、監視範囲の明るさを示す特徴量σ(全画面輝度分
散)を計算しておく。この全画面輝度分散σは、 σ={(画素毎の輝度の自乗和)/ (画素数)}−
{(画素毎の輝度の総和)/ 画素数)}2 で得られる。
は、監視範囲の明るさを示す特徴量σ(全画面輝度分
散)を計算しておく。この全画面輝度分散σは、 σ={(画素毎の輝度の自乗和)/ (画素数)}−
{(画素毎の輝度の総和)/ 画素数)}2 で得られる。
【0016】次に、差分画像の3値化のステップS3で
は、得られた差分画像を3値化する。前記した閾値メモ
リ5には適当な方法で定めた画素毎の閾値TH1i(i
は画素の番号)が格納されている。なお、画面全体で単
一の異常用の閾値を用いる場合には閾値メモリ5は不要
で閾値TH1i はTH1に等しい。ここでは、この閾値
TH1iを第1閾値とし、これより少し小さい閾値TH
2i (=TH1i−δ)(0<δ<TH1i)を第2閾
値として使用し、差分画像を3値化する。差分画像メモ
リ2cの各画素の値をDiとし、これをその画素に対応
する第1閾値TH1i、第2閾値TH2i と比較して得
られる結果Resi は、 TH1i≦Di・・・・・・・・・・Resi=2 TH2i≦Di<TH1i・・・・・Resi=1 Di<TH2i・・・・・・・・・・Resi=0 のようになる。
は、得られた差分画像を3値化する。前記した閾値メモ
リ5には適当な方法で定めた画素毎の閾値TH1i(i
は画素の番号)が格納されている。なお、画面全体で単
一の異常用の閾値を用いる場合には閾値メモリ5は不要
で閾値TH1i はTH1に等しい。ここでは、この閾値
TH1iを第1閾値とし、これより少し小さい閾値TH
2i (=TH1i−δ)(0<δ<TH1i)を第2閾
値として使用し、差分画像を3値化する。差分画像メモ
リ2cの各画素の値をDiとし、これをその画素に対応
する第1閾値TH1i、第2閾値TH2i と比較して得
られる結果Resi は、 TH1i≦Di・・・・・・・・・・Resi=2 TH2i≦Di<TH1i・・・・・Resi=1 Di<TH2i・・・・・・・・・・Resi=0 のようになる。
【0017】このようにして図6(c) の差分画像を3値
化した結果を図6(d) に示す。人物画像BBを示す領域
bはResi=2、光スポット画像AAを示す領域aはそ
の中央部はResi=2であるが、その中央部を囲む領域
がResi=1となっている。他の領域はResi=0であ
る。なお、差分画像メモリを用いないときは、背景画像
との差分を得るときと同時に3値化を行う。
化した結果を図6(d) に示す。人物画像BBを示す領域
bはResi=2、光スポット画像AAを示す領域aはそ
の中央部はResi=2であるが、その中央部を囲む領域
がResi=1となっている。他の領域はResi=0であ
る。なお、差分画像メモリを用いないときは、背景画像
との差分を得るときと同時に3値化を行う。
【0018】次に、異常領域の抽出のステップS4で
は、上記のようにして3値化された処理結果から、Res
i=2の領域R1とResi=1以上の領域R2を抽出す
る。図6において、R1aは領域aの中のResi=2の
領域、R2aは領域aの中のResi=1以上の領域であ
る。また、R1bは領域bの中のResi=2の領域、R
2bは領域bの中のResi=1以上の領域である。図6
(d) に示したように、抽出された領域R1(Resi=
2)は必ず領域R2(Resi=1以上)の内側になる。
は、上記のようにして3値化された処理結果から、Res
i=2の領域R1とResi=1以上の領域R2を抽出す
る。図6において、R1aは領域aの中のResi=2の
領域、R2aは領域aの中のResi=1以上の領域であ
る。また、R1bは領域bの中のResi=2の領域、R
2bは領域bの中のResi=1以上の領域である。図6
(d) に示したように、抽出された領域R1(Resi=
2)は必ず領域R2(Resi=1以上)の内側になる。
【0019】次に、各領域の明瞭度計算のステップS5
では、明瞭度Vを領域R1に属する画素数N1と領域R
2に属する画素数N2の比 V=N1/N2(≦1) によって定義する。人物画像BBのように差分画像のエ
ッジが比較的はっきりしている場合には、N1≒N2で
あり、この明瞭度Vの値は1に近くなる。逆に、入射光
による光スポット画像AAのようにぼんやりと広がった
領域の場合は、領域R2が領域R1に比べて大きく広が
って、N2>>N1であり、明瞭度Vは小さな値とな
る。なお、画面内に複数の異常領域がある場合は、それ
ぞれの領域に対して個別に明瞭度Vを計算する。また、
ある1つの領域R2の内部に複数の領域R1があるとき
は、それぞれの領域R1に対して明瞭度Vを求める。
では、明瞭度Vを領域R1に属する画素数N1と領域R
2に属する画素数N2の比 V=N1/N2(≦1) によって定義する。人物画像BBのように差分画像のエ
ッジが比較的はっきりしている場合には、N1≒N2で
あり、この明瞭度Vの値は1に近くなる。逆に、入射光
による光スポット画像AAのようにぼんやりと広がった
領域の場合は、領域R2が領域R1に比べて大きく広が
って、N2>>N1であり、明瞭度Vは小さな値とな
る。なお、画面内に複数の異常領域がある場合は、それ
ぞれの領域に対して個別に明瞭度Vを計算する。また、
ある1つの領域R2の内部に複数の領域R1があるとき
は、それぞれの領域R1に対して明瞭度Vを求める。
【0020】次に、各領域の相関度の計算のステップS
6では、ステップS4で抽出された領域R1に該当する
部分について、背景画像と監視画像との相関度Cor を計
算する。例えば、領域aの相関度Cor aは、 で計算する。ここで、Biは背景画像の画素iの輝度、
Iiは監視画像の画素iの輝度である。また上に横線の
ついた文字は該当する領域内での平均値を示す。人物画
像BBの領域ではその部分の絵柄の変化が大きいため相
関度Cor の値は小さくなるが、ぼんやりと明るさが変化
している光スポット画像AAの領域では相関度Cor の値
は大きくなる傾向がある。
6では、ステップS4で抽出された領域R1に該当する
部分について、背景画像と監視画像との相関度Cor を計
算する。例えば、領域aの相関度Cor aは、 で計算する。ここで、Biは背景画像の画素iの輝度、
Iiは監視画像の画素iの輝度である。また上に横線の
ついた文字は該当する領域内での平均値を示す。人物画
像BBの領域ではその部分の絵柄の変化が大きいため相
関度Cor の値は小さくなるが、ぼんやりと明るさが変化
している光スポット画像AAの領域では相関度Cor の値
は大きくなる傾向がある。
【0021】次に、各領域の「人物らしさ」評価のステ
ップS7では、前記のようにして、特徴量抽出部4で得
られた明瞭度V、相関度Cor、画面内での各領域の画
面上の位置情報r、監視範囲の明るさσ(全画面輝度分
散)等の各特徴量を侵入者検出部6に取り込み、ここで
異常領域が「人物らしさ」に該当するか否かの評価関数
Lを、 L=( 1−w) ・fv(V,r, σ) +w・fc(Cor,r,σ) のようにして計算する。fv は明瞭度Vから判断される
「人物らしさ」、fc は相関度Cor から判断される「人
物らしさ」である。いずれも0〜1の間の値をとり、1
に近いほど「人物らしさ」が高い領域を表すよう定義す
る。wはそれぞれの要素の重みを表し、0〜1の値をと
る。
ップS7では、前記のようにして、特徴量抽出部4で得
られた明瞭度V、相関度Cor、画面内での各領域の画
面上の位置情報r、監視範囲の明るさσ(全画面輝度分
散)等の各特徴量を侵入者検出部6に取り込み、ここで
異常領域が「人物らしさ」に該当するか否かの評価関数
Lを、 L=( 1−w) ・fv(V,r, σ) +w・fc(Cor,r,σ) のようにして計算する。fv は明瞭度Vから判断される
「人物らしさ」、fc は相関度Cor から判断される「人
物らしさ」である。いずれも0〜1の間の値をとり、1
に近いほど「人物らしさ」が高い領域を表すよう定義す
る。wはそれぞれの要素の重みを表し、0〜1の値をと
る。
【0022】以上から、定義により「人物らしさ」に該
当する領域ではfv 、fc はいずれも1に近い値を示す
ので、評価関数Lは1に近い値となり、逆に「人物らし
さ」に該当しない領域では評価関数Lは0に近い値を示
す。現在注目している領域について計算した評価関数L
が予め定めた複数の評価閾値TH3nと比較され、その
大きさにより分類して、その異常領域は「人物らし
い」、「判断保留」、「光らしい」領域と判定する。ま
た、「人物らしい」領域の中でも、その大きさが所定の
大きさより小さい場合は「小物体らしい」領域と判定す
る。
当する領域ではfv 、fc はいずれも1に近い値を示す
ので、評価関数Lは1に近い値となり、逆に「人物らし
さ」に該当しない領域では評価関数Lは0に近い値を示
す。現在注目している領域について計算した評価関数L
が予め定めた複数の評価閾値TH3nと比較され、その
大きさにより分類して、その異常領域は「人物らし
い」、「判断保留」、「光らしい」領域と判定する。ま
た、「人物らしい」領域の中でも、その大きさが所定の
大きさより小さい場合は「小物体らしい」領域と判定す
る。
【0023】fv 、fc の具体的な関数形については、
上に述べた条件を満たす範囲で任意であるが、ここでは
例として図7のような形を示す。図7(a) の明瞭度Vに
ついて、「Vp <Vならばほぼ確実に人物である」と判
断できるVp 及び「V<Vlならばほぼ確実に入射光で
ある」と判断できるVl を定め、Vp <Vならばfv=
1、V<Vl ならばfv =0とし、その間をリニアに結
ぶ。Vp 、Vl は経験的に定めるが、一般的に監視カメ
ラからの距離によって変化するものと考えられる。すな
わち、カメラ近くに人物がいる場合はその人物が画面内
で占める面積が大きく領域のエッジもはっきりしていて
明瞭度Vは大きくなるが、人物がカメラから遠ざかれば
面積は小さく明瞭度Vも小さくなる傾向がある。さら
に、監視範囲が暗い(全画面輝度分散σが小さい)場合
は特にカメラから遠いところでは人物は見えにくくな
り、明瞭度Vが小さくなる傾向が見られる。これらを考
慮して、Vp 、Vl は画面上の位置rと全画面輝度分散
σの関数として定める。同様に図7(b) の相関度Cor に
ついて、「Cor <Cor p ならばほぼ確実に人物である」
と判断できるCor p と、「Cor l <Cor ならばほぼ確実
に入射光である」と判断できるCor l を定め、Cor <Co
r p ならばfc =1、Cor l <Cor ならばfc =0と
し、その間をリニアに結び、その中間の値であれば「判
断保留」とする。一般に対象となる人物がカメラに近づ
くほどCor p は小さくなる(図8)。最後にこれらのf
v 、fc の結果を重みwを考慮して足し合わせる(通常
はw=1/2 程度)が、この重みwも位置rと全画面輝度
分散σの関数であってもよい。
上に述べた条件を満たす範囲で任意であるが、ここでは
例として図7のような形を示す。図7(a) の明瞭度Vに
ついて、「Vp <Vならばほぼ確実に人物である」と判
断できるVp 及び「V<Vlならばほぼ確実に入射光で
ある」と判断できるVl を定め、Vp <Vならばfv=
1、V<Vl ならばfv =0とし、その間をリニアに結
ぶ。Vp 、Vl は経験的に定めるが、一般的に監視カメ
ラからの距離によって変化するものと考えられる。すな
わち、カメラ近くに人物がいる場合はその人物が画面内
で占める面積が大きく領域のエッジもはっきりしていて
明瞭度Vは大きくなるが、人物がカメラから遠ざかれば
面積は小さく明瞭度Vも小さくなる傾向がある。さら
に、監視範囲が暗い(全画面輝度分散σが小さい)場合
は特にカメラから遠いところでは人物は見えにくくな
り、明瞭度Vが小さくなる傾向が見られる。これらを考
慮して、Vp 、Vl は画面上の位置rと全画面輝度分散
σの関数として定める。同様に図7(b) の相関度Cor に
ついて、「Cor <Cor p ならばほぼ確実に人物である」
と判断できるCor p と、「Cor l <Cor ならばほぼ確実
に入射光である」と判断できるCor l を定め、Cor <Co
r p ならばfc =1、Cor l <Cor ならばfc =0と
し、その間をリニアに結び、その中間の値であれば「判
断保留」とする。一般に対象となる人物がカメラに近づ
くほどCor p は小さくなる(図8)。最後にこれらのf
v 、fc の結果を重みwを考慮して足し合わせる(通常
はw=1/2 程度)が、この重みwも位置rと全画面輝度
分散σの関数であってもよい。
【0024】以上のようにして得られた評価関数Lが予
め定めた複数の評価閾値TH3nと比較され、その大き
さにより分類して、その異常領域は「人物らしい」、
「判断保留」、「光らしい」、「異常無しらしい」領域
と判定する。即ち、まず、ステップS8では、「異常無
しらしい」かどうかの判定が行なわれ、「異常無しらし
い」と判定されるとステップS1に戻る。ステップS8
で、「異常無しらしい」と判定されなかった場合は、ス
テップS9で、「人物らしい」かどうかが判定される。
ステップS9で前記侵入者検出部6により「人物らし
い」と判定されると、ステップS10で、さらに、その
大きさが比較され、その大きさが所定値以上の場合は
「人物らしい」と判定され、ステップS11においてレ
ベルaに重み付けされ、ステップS12でそのレベルa
に対応するカウンタ7aをカウントアップする。また、
その大きさが所定値以下であれば、小物体と判定され、
ステップS14においてレベルbに重み付けされ、ステ
ップS15でその重み付けのレベルbに対応するカウン
タ7bをカウントアップする。また、ステップS9で前
記侵入者検出部6により「人物らしい」と判定されなか
った場合は、ステップS16で、「光らしい」かどうか
の判定がなされ、光でもなく「判定保留」と判定される
と、ステップS17において、レベルcに重み付けさ
れ、ステップS18でその重み付けのレベルcに対応す
るカウンタ7cをカウントアップする。ステップS16
で、「光らしい」と判定されると、ステップS19にお
いて、レベルdに重み付けされ、ステップ20でその重
み付けのレベルdに対応するカウンタ7dをカウントア
ップする。そして、ステップS13で一定時間計時後、
ステップS1から再度動作させるようにしている。前記
侵入者検出部6による重み付けされた判定結果と、その
重み付けに対応するカウンタ7の係数結果は出力部8よ
り前記判断部30に入力される。
め定めた複数の評価閾値TH3nと比較され、その大き
さにより分類して、その異常領域は「人物らしい」、
「判断保留」、「光らしい」、「異常無しらしい」領域
と判定する。即ち、まず、ステップS8では、「異常無
しらしい」かどうかの判定が行なわれ、「異常無しらし
い」と判定されるとステップS1に戻る。ステップS8
で、「異常無しらしい」と判定されなかった場合は、ス
テップS9で、「人物らしい」かどうかが判定される。
ステップS9で前記侵入者検出部6により「人物らし
い」と判定されると、ステップS10で、さらに、その
大きさが比較され、その大きさが所定値以上の場合は
「人物らしい」と判定され、ステップS11においてレ
ベルaに重み付けされ、ステップS12でそのレベルa
に対応するカウンタ7aをカウントアップする。また、
その大きさが所定値以下であれば、小物体と判定され、
ステップS14においてレベルbに重み付けされ、ステ
ップS15でその重み付けのレベルbに対応するカウン
タ7bをカウントアップする。また、ステップS9で前
記侵入者検出部6により「人物らしい」と判定されなか
った場合は、ステップS16で、「光らしい」かどうか
の判定がなされ、光でもなく「判定保留」と判定される
と、ステップS17において、レベルcに重み付けさ
れ、ステップS18でその重み付けのレベルcに対応す
るカウンタ7cをカウントアップする。ステップS16
で、「光らしい」と判定されると、ステップS19にお
いて、レベルdに重み付けされ、ステップ20でその重
み付けのレベルdに対応するカウンタ7dをカウントア
ップする。そして、ステップS13で一定時間計時後、
ステップS1から再度動作させるようにしている。前記
侵入者検出部6による重み付けされた判定結果と、その
重み付けに対応するカウンタ7の係数結果は出力部8よ
り前記判断部30に入力される。
【0025】つぎに、前記赤外線センサ20の動作を図
4のフローチャートに従って説明する。ステップS31
において、赤外線が検出されたかどうか監視し、監視領
域に熱を持ち、赤外線を発射する人物が侵入すると、こ
れを検出して、ステップS32で検出信号を前記判断部
30に入力する。また、ステップS33において、その
検出した赤外線のレベルの変化を監視し、そのレベルが
所定の値を超えると、ステップS34で、変動があった
ことを前記判断部30に入力する。
4のフローチャートに従って説明する。ステップS31
において、赤外線が検出されたかどうか監視し、監視領
域に熱を持ち、赤外線を発射する人物が侵入すると、こ
れを検出して、ステップS32で検出信号を前記判断部
30に入力する。また、ステップS33において、その
検出した赤外線のレベルの変化を監視し、そのレベルが
所定の値を超えると、ステップS34で、変動があった
ことを前記判断部30に入力する。
【0026】つぎに、前記判断部30の動作を図5のフ
ローチャートに従って説明する。ステップS41におい
て、画像センサから入力される重みレベル毎のカウンタ
7(7a、7b、7c、7d)の計数が各レベルに対応
する第1の閾値TH4nと比較され、これを超えるとス
テップS42で、警報部40を制御する信号を出力す
る。
ローチャートに従って説明する。ステップS41におい
て、画像センサから入力される重みレベル毎のカウンタ
7(7a、7b、7c、7d)の計数が各レベルに対応
する第1の閾値TH4nと比較され、これを超えるとス
テップS42で、警報部40を制御する信号を出力す
る。
【0027】ステップS41において、重みレベル毎の
計数が第1の閾値TH4nを超えない場合は、ステップ
S43において、第2の閾値TH5nと比較され、これ
を超えるとステップS44で、赤外線センサの出力を監
視し、赤外線センサが所定レベル以上の赤外線を検出し
た場合に、ステップS42で警報部40を制御する信号
を出力する。
計数が第1の閾値TH4nを超えない場合は、ステップ
S43において、第2の閾値TH5nと比較され、これ
を超えるとステップS44で、赤外線センサの出力を監
視し、赤外線センサが所定レベル以上の赤外線を検出し
た場合に、ステップS42で警報部40を制御する信号
を出力する。
【0028】ステップS43において、第2の閾値TH
5nを超えない場合は、ステップS45において、重み
レベル毎の計数が第3の閾値TH6nと比較され、これ
を超えるとステップS46で、赤外線センサの出力の変
動を監視し、赤外線センサが所定レベル以上の赤外線の
変動を検出すると、ステップS42で警報部40を制御
する信号を出力する。ステップS44で赤外線センサが
所定レベル以上の赤外線を検出しない場合は、ステップ
S41に戻る。また、ステップS45において、重みレ
ベル毎の計数が第3の閾値TH6nを超えない場合もス
テップS41に戻る。また、ステップS46で、赤外線
センサが所定レベル以上の赤外線の変動を検出しない場
合もステップS41に戻る。
5nを超えない場合は、ステップS45において、重み
レベル毎の計数が第3の閾値TH6nと比較され、これ
を超えるとステップS46で、赤外線センサの出力の変
動を監視し、赤外線センサが所定レベル以上の赤外線の
変動を検出すると、ステップS42で警報部40を制御
する信号を出力する。ステップS44で赤外線センサが
所定レベル以上の赤外線を検出しない場合は、ステップ
S41に戻る。また、ステップS45において、重みレ
ベル毎の計数が第3の閾値TH6nを超えない場合もス
テップS41に戻る。また、ステップS46で、赤外線
センサが所定レベル以上の赤外線の変動を検出しない場
合もステップS41に戻る。
【0029】前記特徴量を評価するための複数の閾値
は、例えば、「人物らしい」、「判断保留」、「光らし
い」、「小物体らしい」、「異常無し」を判定するため
に設定される。また、前記判断部30は、前記カウンタ
7が計数した侵入者の重み付け検出回数(侵入者の検出
頻度)と、赤外線センサ20の検出結果により侵入者が
侵入したことを確定する。即ち、前記判断部30は、前
記侵入者検出部6の検出結果である「人物らしい」、
「判断保留」、「光らしい」、「小物体らしい」、「異
常無し」のそれぞれに、例えば、「人物らしい」=1
0、「判断保留」=5、「光らしい」=3、「小物体ら
しい」=2、「異常無し」=0というように重みレベル
を付け、前記カウンタ7の重みレベル毎の計数値と重み
レベルとの積の総和が、所定の閾値を超えるかどうかに
より判断する。
は、例えば、「人物らしい」、「判断保留」、「光らし
い」、「小物体らしい」、「異常無し」を判定するため
に設定される。また、前記判断部30は、前記カウンタ
7が計数した侵入者の重み付け検出回数(侵入者の検出
頻度)と、赤外線センサ20の検出結果により侵入者が
侵入したことを確定する。即ち、前記判断部30は、前
記侵入者検出部6の検出結果である「人物らしい」、
「判断保留」、「光らしい」、「小物体らしい」、「異
常無し」のそれぞれに、例えば、「人物らしい」=1
0、「判断保留」=5、「光らしい」=3、「小物体ら
しい」=2、「異常無し」=0というように重みレベル
を付け、前記カウンタ7の重みレベル毎の計数値と重み
レベルとの積の総和が、所定の閾値を超えるかどうかに
より判断する。
【0030】この所定の閾値は赤外線センサ20の検出
結果が無し、低レベル、または高レベルかによって、第
1の一定値、第2の一定値及び第3の一定値の3段階設
定してもよい。この場合、例えば、赤外線センサ20の
検出結果が無しの場合でも、前記カウンタ7の重みレベ
ル毎の計数値と重みレベルとの積の総和が、第1の一定
値を超えた場合には侵入者の有と判断して前記警報部4
0から警報を発生する。
結果が無し、低レベル、または高レベルかによって、第
1の一定値、第2の一定値及び第3の一定値の3段階設
定してもよい。この場合、例えば、赤外線センサ20の
検出結果が無しの場合でも、前記カウンタ7の重みレベ
ル毎の計数値と重みレベルとの積の総和が、第1の一定
値を超えた場合には侵入者の有と判断して前記警報部4
0から警報を発生する。
【0031】また、赤外線センサ20の検出結果が低レ
ベルである場合は、前記カウンタ7の重みレベル毎の計
数値と重みレベルとの積の総和が、第2の一定値を超え
た場合に、侵入者の有と判断して前記警報部40から警
報を発生する。
ベルである場合は、前記カウンタ7の重みレベル毎の計
数値と重みレベルとの積の総和が、第2の一定値を超え
た場合に、侵入者の有と判断して前記警報部40から警
報を発生する。
【0032】また、赤外線センサ20の検出結果が高レ
ベルである場合は、前記カウンタ7の重みレベル毎の計
数値と重みレベルとの積の総和が、第3の一定値を超え
た場合に、侵入者の有と判断して前記警報部40から警
報を発生するようにしてもよい。
ベルである場合は、前記カウンタ7の重みレベル毎の計
数値と重みレベルとの積の総和が、第3の一定値を超え
た場合に、侵入者の有と判断して前記警報部40から警
報を発生するようにしてもよい。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による侵入
監視装置によれば、侵入監視領域を撮像する手段と、前
記撮像する手段より入力される侵入者のいないときの背
景画像と監視画像との画素毎の差分から差分画像を得る
手段と、得られた差分画像から特徴量を抽出する手段
と、抽出された特徴量から、「人物らしさ」を評価して
侵入者を検出する手段と、侵入者の検出回数を計数する
手段とを具備し、侵入者の検出頻度により侵入者が侵入
したことを確定するようにしたので、比較的簡単な計算
で的確に人物とそれ以外の要因を区別できるようにした
侵入監視装置を提供することができる。
監視装置によれば、侵入監視領域を撮像する手段と、前
記撮像する手段より入力される侵入者のいないときの背
景画像と監視画像との画素毎の差分から差分画像を得る
手段と、得られた差分画像から特徴量を抽出する手段
と、抽出された特徴量から、「人物らしさ」を評価して
侵入者を検出する手段と、侵入者の検出回数を計数する
手段とを具備し、侵入者の検出頻度により侵入者が侵入
したことを確定するようにしたので、比較的簡単な計算
で的確に人物とそれ以外の要因を区別できるようにした
侵入監視装置を提供することができる。
【図1】本発明による侵入監視装置の一実施例を示すシ
ステムブロック図である。
ステムブロック図である。
【図2】本発明による侵入監視装置の一実施例の画像セ
ンサを示す要部ブロック図である。
ンサを示す要部ブロック図である。
【図3】本発明による侵入監視装置の画像センサの動作
を説明するためのフローチャートである。
を説明するためのフローチャートである。
【図4】本発明による侵入監視装置の赤外線センサの動
作を説明するためのフローチャートである。
作を説明するためのフローチャートである。
【図5】本発明による侵入監視装置の判断部の動作を説
明するためのフローチャートである。
明するためのフローチャートである。
【図6】本発明による侵入監視装置の画像センサの処理
の説明図で、(a)は背景画像、(b)は監視画像、
(c)は差分画像、(d)は3値化した画像を示す図で
ある。
の説明図で、(a)は背景画像、(b)は監視画像、
(c)は差分画像、(d)は3値化した画像を示す図で
ある。
【図7】(a)は評価関数Lの内の明瞭度Vの関数の特
性図、(b)は相関度Cor の関数の特性図である。
性図、(b)は相関度Cor の関数の特性図である。
【図8】全画面内輝度分散σが異なる場合の画面上の位
置rと相関Cor の特性図である。
置rと相関Cor の特性図である。
1 CCDカメラ
2 画像メモリ
2a 背景画像メモリ
2b 監視画像メモリ
2c 差分画像メモリ
3 差分画像抽出部
4 特徴量抽出部
5、5a、5b、5c・・ 閾値メモリ
6 侵入者検出部
7、7a、7b、7c、7d カウンタ
8 出力部
9 制御部
10 画像センサ
20 赤外線センサ
30 判断部
40 警報部
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
G06T 7/20 200 G08B 25/04 H
G08B 13/19 H04N 7/18 D
25/00 510 G01B 11/24 K
25/04 G01V 9/04 S
H04N 7/18 Q
Fターム(参考) 2F065 AA67 CC16 DD04 FF04 GG09
GG10 QQ13 QQ24 SS09 UU02
UU05
5C054 FC01 FC03 FC05 FC12 FC15
FF06 GB14 HA19
5C084 AA02 AA07 AA14 BB06 BB34
CC19 DD21 DD41 DD57 GG78
5C087 AA02 AA03 BB74 DD05 EE08
FF01 FF04 GG02 GG66 GG70
GG83
5L096 AA06 BA02 CA04 DA03 EA12
FA14 FA34 FA52 FA59 JA11
Claims (8)
- 【請求項1】 侵入監視領域を撮像する手段と、前記撮
像する手段より入力される侵入者のいないときの背景画
像と監視画像との画素毎の差分から差分画像を得る手段
と、得られた差分画像から特徴量を抽出する手段と、抽
出された特徴量から、「人物らしさ」を評価して侵入者
を検出する手段と、侵入者の検出回数を計数する手段と
を具備し、侵入者の検出頻度により侵入者が侵入したこ
とを確定することを特徴とする侵入監視装置。 - 【請求項2】 前記侵入者を検出する手段が、抽出され
た特徴量から、「人物らしさ」を複数段階に評価して侵
入者を重み付け検出することを特徴とする請求項1記載
の侵入監視装置。 - 【請求項3】 侵入者の検出により警報を発する手段を
設け、前記侵入者を重み付け検出する手段が、検出した
重み付けに対応する第1の一定の回数検出すると、警報
を発するようにしたことを特徴とする請求項2記載の侵
入監視装置。 - 【請求項4】 侵入者の検出により警報を発する手段
と、前記侵入監視領域に侵入する物体から発せられる赤
外線を検出する手段を設け、前記赤外線を検出する手段
が赤外線を検出すると共に、前記侵入者を重み付け検出
する手段が、検出した重み付けに対応する第2の一定の
回数検出すると警報を発するようにしたことを特徴とす
る請求項2及び請求項3記載の侵入監視装置。 - 【請求項5】 侵入者の検出により警報を発する手段
と、前記侵入監視領域に侵入する物体から発せられる赤
外線の変化を検出する手段を設け、前記赤外線の変化を
検出する手段が赤外線の変化を検出すると共に、前記侵
入者を重み付け検出する手段が、検出した重み付けに対
応する第3の一定の回数検出すると警報を発するように
したことを特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれか
に記載の侵入監視装置。 - 【請求項6】 前記特徴量を、差分画像の明瞭度とする
ことを特徴とする請求項1記載の侵入監視装置。 - 【請求項7】 前記特徴量を、前記差分画像の背景画像
における当該領域と監視画像における当該領域の相関度
とすることを特徴とする請求項1記載の侵入監視装置。 - 【請求項8】 前記特徴量を、前記差分画面上の位置、
画面上の大きさ、及び監視範囲の明るさの内1以上を加
味して抽出することを特徴とする請求項1、請求項6ま
たは請求項7記載の侵入監視装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001238637A JP2003051076A (ja) | 2001-08-07 | 2001-08-07 | 侵入監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001238637A JP2003051076A (ja) | 2001-08-07 | 2001-08-07 | 侵入監視装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003051076A true JP2003051076A (ja) | 2003-02-21 |
Family
ID=19069517
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001238637A Pending JP2003051076A (ja) | 2001-08-07 | 2001-08-07 | 侵入監視装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003051076A (ja) |
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005128815A (ja) * | 2003-10-24 | 2005-05-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 人物検出装置及び人物検出方法 |
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