JP2003050844A - 適任性等照会システム - Google Patents

適任性等照会システム

Info

Publication number
JP2003050844A
JP2003050844A JP2001236782A JP2001236782A JP2003050844A JP 2003050844 A JP2003050844 A JP 2003050844A JP 2001236782 A JP2001236782 A JP 2001236782A JP 2001236782 A JP2001236782 A JP 2001236782A JP 2003050844 A JP2003050844 A JP 2003050844A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
suitability
recording medium
mail
inquiry
mail address
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001236782A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiro Suzuki
敏弘 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JAMSEA MUTUAL AID CO Ltd
Original Assignee
JAMSEA MUTUAL AID CO Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JAMSEA MUTUAL AID CO Ltd filed Critical JAMSEA MUTUAL AID CO Ltd
Priority to JP2001236782A priority Critical patent/JP2003050844A/ja
Publication of JP2003050844A publication Critical patent/JP2003050844A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】所定の業務を外注業者に依頼する時、その相手
方のメールアドレスの少なくともサブドメイン名から、
相手方がその業務等を遂行するにあたっての適任性等を
確認できる適任性等照会システムを提供することを目的
とする。 【解決手段】通信手段としてインターネットを用いて、
複数のクライアントに対してその適任性に対応したサブ
ドメイン名を有するメールアドレスを付与する認証サー
バと、複数のクライアントの適任性に関連する特定情報
を記録したコンピュータ読取可能な記録媒体と、複数の
クライアントの適任性に対応したサブドメインのメール
サーバとを含めて構成する。そして、前記メールアドレ
スのサブドメイン名をメールサーバに送信することによ
り、そのサブドメイン名に対応する者の特定情報をそれ
が記録される前記記録媒体から読み出し、そのドメイン
名を指定したコンピュータのディスプレイに表示または
プリンターに出力させる。その表示された内容を確認す
ることによってその者に業務等を遂行させるにあたり適
任であるか否かが判断できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インターネット通信に
関し、特にe-mailによる通信に関するものである。
【0002】
【従来技術と問題点】従来、インターネットを使用する
e-mailでの通信は、それを使用するにあたり送受信の際
の所定のアドレスが必要となる。そのアドレスは、所謂
メールアドレスであってe-mailで通信した際、受信者の
表示装置には送信者のメールアドレスが表示されて、受
信者は誰から送られて来たメールであるかを知ることが
できるのである。そして、このメールアドレスは単なる
会社や個人を示すために用いられているアドレスなので
ある。
【0003】時に、e-mailでビジネス的な内容を遣り取
りしたり、また、業務等を外部の業者に発注する場合も
あるが、その際、業務の内容について相手方がどの程度
の理解度を持っているのかを知っておきたいことが往々
にしてある。すなわち、相手方が業務等を遂行するにあ
たっての適任性等の確認である。しかし、その確認には
相手方と直接話をしなければならず、そして、話をする
ための面会日時の設定そして面会と、その結果がでるま
でには相当な時間と労力を要するのである。このため、
適当な判断で業務を依頼してしまうと、後になって、相
手方が適任でないことが分かり、失敗であったと後悔す
るのである。
【0004】
【目的】本発明は上述した問題点に鑑みてなされたもの
で、e-mail通信のメールアドレスのドメイン名から、相
手方が業務等の遂行に適任であるか否かを容易且つ迅速
に確認することができる適任性等照会システムを提供す
ることを目的とするものである。
【0005】
【問題を解決するための手段】本発明の要旨とするとこ
ろは、通信手段としてインターネットを用いる照会シス
テムであって、複数のクライアントに対してその適任性
に対応したサブドメイン名を有するメールアドレスを付
与する認証サーバと、複数のクライアントの適任性に関
連する特定情報を記録したコンピュータ読取可能な記録
媒体と、複数のクライアントの適任性に対応したサブド
メインのメールサーバ及び/又はDNSサーバとを含む
適任性等照会システムであって、特定の問い合わせに対
して該特定の問い合わせを行ったクライアントの適任性
に応じて他のクライアントの適任性に関連する特定情報
及び/又は問い合わせに対する回答情報が所定の装置に
表示または出力されることを特徴とする適任性等照会シ
ステムである。
【0006】本発明の適任性等照会システムを詳しく説
明すると、その発明が応用されるインターネット通信は
e-mailでの通信であり、その通信で使用されるe-mailア
ドレスすなわちメールアドレスにサブドメイン名が付加
される。このサブドメイン名は、ドメイン名を構成する
成分の一部でもあり、また、それ以外の付加語である場
合もある。ドメイン名とサブドメイン名は相対的なもの
である。このサブドメイン名はクライアントの適任性す
なわち資格等に対応した名称であって、この名称を付与
するために認証サーバが設けられている。また、このサ
ブドメイン名の付与時点で、クライアントの所有資格を
所定の手段または手続きによって人または所定の装置に
より手動または自動で確認するのが望ましい。サブドメ
イン名は普通に用いられているアルファベットや数字等
で構成すればよく、また、独自に日本語文字等で構成し
てもよい。さらに、ドメイン名の全文字を日本語文字等
で構成してもよい。そして、メールサーバは、少なくと
もそのサブドメイン名を含むメールアドレスでのe-mail
通信が可能に構成する。
【0007】そして、メールサーバ/DNSサーバは、
少なくてもそのドメイン名を含むメールアドレスでのe-
mail通信が可能に構成する。そのメールサーバは、メー
ルを送付する機能(SMTP等)とメールを受信する機
能(POP3等)に分かれているのが普通であり、本メ
ールサーバはこの2つの機能を含むものである。また、
DNS(ドメインネームサーバ)は、ネットワーク処理
において多々用いられており、これはIP番号と名前を
1対1に対応させることで通信回路(目的相手へのアク
セス)を実現しているものである。そのサブドメイン名
またはドメイン名を指定(メールサーバに照会要求が到
着)することにより、少なくともそのサブドメイン名に
対応する者の特定情報がそれを記録する記録媒体から読
み出されるようにすると共に、前記サブドメイン名また
はドメイン名を指定したコンピュータのディスプレイに
表示またはプリンター等に出力されるようにする。ま
た、前記記録媒体からの読み出しは、必要に応じてパス
ワードやID等の照合の後に読み出すようにしてもよ
い。その表示内容の確認により、その者に所定の業務等
を行わせる場合においてその業務等に適任であるか否か
を判断できるようになっているシステムである。前記日
本語文字での表記を可能にするための方法も特に限定す
るものではなく適宜好適な方法を用いればよい。勿論、
アットマークは所定の箇所に表記すればよい。
【0008】ドメイン名またはサブドメイン名を日本語
文字とする場合、その日本語文字とは普通に日本語に用
いられているカタカナ・ひらがな・漢字等であり、ま
た、それらが適当に組み合わされた文字列である。具体
的には、個人を表す氏名等である。また、会社等の組織
であれば会社名等である。そして、会社等の組織であっ
ても、チーフ等の責任者の氏名をその代表として当用し
てもよく、さらに、会社名と責任者の氏名の両方を当用
してもよい。しかし、個人の場合その個人の氏名に限定
されるものではなく、その個人の職業を表している名
称、例えば、医師・税理士等の職業名を適宜用いてもよ
い。そして、サブドメイン名に個人の氏名を当用した場
合であっても、その氏名の前または後にその個人の職業
を表す上述等の職業名を加えて表記してもよい。
【0009】さらには、特定の機関(公共機関・組合・
会)で管理可能であれば、それらの機関で独自に名付け
た名称等を用いてもよい。そして、同姓同名で同職業と
なる場合等においては、適当に日本語で使用される所定
の文字を加えてもよい。また、日本語文字での表記に加
えて、従来から用いられているアルファベット文字や数
字等を加えて表記するようにしてもよい。
【0010】コンピュータ読み取り可能な記録媒体と
は、具体的にはフレキシブルディスク・CD−ROM・
MO等の携帯可能な記録媒体から、パソコン等のコンピ
ュータ本体のメモリまたは外部接続されたハードディス
ク等のメモリである。さらには、インターネットのネッ
トワーク上のホストコンピュータのメモリ、また、ネッ
トワーク上の端末機器すなわちインターネット接続され
たパソコン等のメモリまたは外部接続されたハードディ
スク等のメモリである。そして、記録媒体は所定のサー
バに格納してもよい。すなわち、コンピュータが読み取
ることができるものであれば何でもよい。
【0011】そして、コンピュータとは、演算処理部・
記憶部・制御部・入出力部・表示部・通信部等から構成
されているものである。しかし、システムによりその構
成形態は相違する。また、その外部にも上記各部が単一
または複数備えられた電子機器等が接続できるようにな
っているものもある。このようなコンピュータがネット
ワーク上で多数接続されて、このコンピュータ間でe-ma
il通信をすることができる。しかし、最近では携帯電話
機からe-mail通信をすることもでき、本発明はこれを含
むものである。
【0012】そして、記録媒体に記録されたメールアド
レスを使用する者の特定情報とは、前述のアルファベッ
トや日本語文字の文字列で表記される部分すなわち前記
メールアドレスの各使用者のサブドメイン名またはドメ
イン名に対応する各個人の情報であり、特に、その者が
取得している資格等を確認できる情報である。すなわ
ち、その者に適した業務が判断できるのである。具体的
には、有資格者に与えられた登録番号等の情報がよく、
例えば、その者が医師であれば医籍番号等である。ま
た、その登録番号等の情報と共にその資格の名称や有効
期限等を記録するようにしてもよい。
【0013】また、サブドメイン名またはドメイン名の
部分に対応している情報を各個人の情報ではなく会社の
情報として記録してもよい。すなわち、その会社に在籍
している社員(一人/複数人)が取得している資格等を
確認できる情報で、会社を一として所定の業務等を行わ
せる場合にその業務等に適任であるか否かを確認できる
ようにしてもよい。有資格者が複数人いる場合は、チー
フ等の責任者の情報を代表として記録してもよい。
【0014】その特定情報の記録形態等も特に限定する
ものではなく、前述の文字列で表記される部分すなわち
前記メールアドレスの各使用者のサブドメイン名または
ドメイン名に対応する者の情報を読み出すことができれ
ばよい。具体的には、特定情報の記録用且つ照合用にフ
ァイルを形成して、そのファィルにメールアドレスの各
使用者のサブドメインまたはドメイン名別に且つそのサ
ブドメイン名またはドメイン名に対応付けて、資格者で
あると共にどのような資格を持っているのかを確認でき
るような情報を記録すればよい。
【0015】また、その情報を記録するファイルやそれ
に付属して設けられるエリア等の形式も特に限定するも
のではなく、プログラムが動作する環境下によって適宜
指定すればよい。使用するプログラミング言語に従えば
よい。情報の格納場所はアドレスで管理してもよく、そ
の情報の読み出しに際し、ダイレクトにアドレスを指定
して格納場所から情報を読み出したり、また、所定のア
ドレスに置かれているポインタを適宜移動させて格納場
所から情報を読み出すようにしてもよい。しかし、この
管理方法に限定するものではない。
【0016】そして、前記記録媒体に、記録する特定情
報に加えて前記メールアドレスの各使用者の少なくとも
サブドメイン名に対応する者の特定情報を照会するため
の第1のアプリケーションプログラム、または、照会の
依頼元へ特定情報の一部または全部を送信するための第
2のアプリケーションプログラム、または、前記第1お
よび第2のアプリケーションプログラムを記録しておい
てもよい。
【0017】その特定情報の照会にあたり、第1および
第2のアプリケーションプログラムがキーアクション等
の手動操作によって起動するようにしてもよい。勿論、
何らかの設定等によって自動的に起動するようにしても
よい。また、照会の依頼元への特定情報の送信は、前述
の有資格者に与えられた登録番号等の情報を開示しても
よいが、所定の業務等を行わせる場合にその業務等に適
任であるか否かの判断だけならば、登録番号ではなく資
格の名称等を送信するようにしてもよい。
【0018】さらには、前記記録媒体に、前記メールア
ドレスまたはそのサブドメイン名に対応させてその通信
内容を記録するための第3のアプリケーションプログラ
ムを記録しておいてもよい。その記録は、通信内容と共
に送信側および受信側の受け答えの責任を明確にするこ
とができる事項、例えば、送受信日時等を付加して記録
してもよい。また、その記録のための記録ファイルも、
インターネットのネットワーク上のホストコンピュータ
の記憶手段、また、使用者のコンピュータの記憶手段等
に格納してもよい。使用者のコンピュータに格納する場
合は、記録内容を書き換えることができないようにする
のがよい。その通信内容の記録にあたり、第3のアプリ
ケーションプログラムをキーアクション等の手動操作に
より起動させたり、何らかの設定等により自動的に起動
させるようにしてもよい。
【0019】そして、上述の第1および第2のアプリケ
ーションプログラム、また、第3のアプリケーションプ
ログラムはインターネットのネットワーク上のホストコ
ンピュータの記憶手段に格納しておいてもよい。さら
に、前期記記媒体においては、所定の種類の資格を1枚
の記録媒体にまとめたり、また、資格の数だけ記録媒体
を用意したり、あるいは、資格者の居所別に記録媒体を
用意してまとめたりと、国家・都道府県・市町村・公益
団体等の管理者が管理し易い方法により作成等すればよ
い。
【0020】さらには、本発明に係わるインターネット
通信のクライアントではなく、普通のインターネット通
信の使用者にも前記メールアドレスの少なくともサブド
メイン名に対応する者の特定情報をそのインターネット
通信使用者の所定の装置に表示または出力できるよう
に、前述した、メールアドレスの各使用者の少なくとも
サブドメイン名に対応する者の特定情報を照会するため
の第1のアプリケーションプログラムと、照会の依頼元
へ特定情報の一部または全部を送信するための第2のア
プリケーションプログラムを起動するための第4のアプ
リケーションプログラムを、前述のコンピュータ読み取
り可能な記録媒体とは別に、第2のコンピュータ読み取
り可能な記録媒体に記録しておいてもよい。
【0021】その第4のアプリケーションプログラムの
起動にあたり、前記メールアドレスのサブドメイン名の
キーイン指定や適当なキーアクション等の手動操作によ
り起動させたり、何らかの設定等により自動的に起動さ
せるようにしてもよい。そして、第4のアプリケーショ
ンプログラムを記録した第2のコンピュータ読み取り可
能な記録媒体は、普通のアドレスを使用する者のインタ
ーネットのネットワーク上のホストコンピュータの記憶
手段やユーザーのパソコンの記憶手段(外部記憶装置含
む)に格納するようにしてもよい。
【0022】また、その第2のコンピュータ読み取り可
能な記録媒体に、普通のアドレスを使用する者と本発明
のサブドメイン名を使用する者との通信内容を適宜記録
できるように、前述した、通信内容を記録する第3のア
プリケーションプログラムを起動するための第5のアプ
リケーションプログラムを、第2のコンピュータ読み取
り可能な記録媒体に記録しておいてもよい。その通信内
容の記録に際しては、例えば、使用者のメールアドレス
やそのメールアドレスのサブドメイン名等に対応させて
行ってもよい。その第5のアプリケーションプログラム
は、キーアクション等の手動操作や何らかの設定等によ
り自動的に起動させるようにしてもよい。
【0023】その記録のための記録ファイルは、普通の
アドレス使用者と本発明のメールアドレス使用者が使用
するインターネットのネットワーク上のホストコンピュ
ータの記憶手段に格納したり、また、それぞれの使用者
のコンピュータの記憶手段等に格納してもよい。使用者
のコンピュータに格納する場合は、記録内容を書き換え
ることができないようにするのがよい。
【0024】
【作用】本発明の適任性等照会システムは以上のように
構成されているので、本適任性等照会システムが適応す
るインターネットのネットワーク上に接続されているコ
ンピュータからe-mailを使用して所定の業務を依頼する
場合、その相手方への業務の依頼が初めてである時は、
所定の操作によって照会要求をメールサーバに送信し、
適任性等照会システムのメールアドレスのサブドメイン
名に対応する特定情報を照会するためのアプリケーショ
ンプログラム、および、照会を依頼した元へ特定情報を
送信するためのアプリケーションプログラムを起動させ
る。これにより、適任性等照会システムの記録媒体に記
録されている相手方の特定情報、すなわち相手方が取得
している資格等の情報が自己のコンピュータの表示装置
上に表示され、その資格から相手方がその業務に適任で
あるか否かを確認そして判断することができる。
【0025】また、本適任性等照会システムが適応する
インターネットのネットワーク上に接続されているコン
ピュータからe-mailを使用して所定の物品の購入依頼が
送信されてきた場合、その相手方からの発注が初めてで
ある時は、所定の操作によって照会要求をメールサーバ
に送信し、適任性等照会システムのメールアドレスのサ
ブドメイン名に対応する特定情報を照会するためのアプ
リケーションプログラム、および、照会を依頼した元へ
特定情報を送信するためのアプリケーションプログラム
を起動させる。これにより、適任性等照会システムの記
録媒体に記録されている相手方の特定情報、すなわち相
手方が取得している資格等の情報が自己のコンピュータ
の表示装置上に表示され、その資格から相手方がその物
品の取り扱うことにおいて適任であるか否かを確認そし
て判断することができる。
【0026】さらに、メールアドレスのサブドメイン名
に対応させてその通信内容を記録するためのアプリケー
ションプログラムを有するものは、双方の者の特定情
報、すなわちお互いが取得している資格等の情報が確認
できてそれぞれ相手が適任であることが判断でき、その
後に何らかの質問を相手に送信しその回答を得ようとす
る場合、質問を送信した者の質問内容、また、その質問
に回答した者の回答内容が、それぞれ者のサブドメイン
名に対応する記録ファイルに記録される。
【0027】また、第2のコンピュータ読み取り可能な
記録媒体を有するものは、普通のアドレスを使用するイ
ンターネット通信使用者が、本発明のメールアドレスを
使用する者の特定情報を確認することができる。すなわ
ち、第2のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録
された所定のアプリケーションプログラムを起動するこ
とにより、適任性等照会システムの記録媒体に記録され
ている相手方の特定情報が、普通のアドレスを使用する
者のコンピュータの表示装置上に表示される。さらに、
別のアプリケーションプログラムの起動により、普通の
アドレスを使用する者と本発明のサブドメイン名を使用
する者との通信内容が記録ファィルに記録される。
【0028】
【実施例】本発明の適任性等照会システムを以下図面に
従って説明する。また、以下に示す図面はドメイン名に
日本語文字を使用した一例である。図1は、適任性等照
会システムの動作を示す構成図である。A.〜D.の動
きは、医院のパソコンからe-mailで薬会社に所定の薬剤
を注文する時の医院の動作を示すものである。 A.は、「薬剤:(薬A/薬B)の購入を決め」 B.は、「その薬剤を、e-mail:千葉花子@薬剤師.org
がチーフ責任者である薬会社から購入することに決め」 C.は、「購入に際し、相手方が薬剤の取り扱い資格を
有しているかを確認するため所定のアプリケーションプ
ログラムを起動させ、照合ファイル情報を自己のパソコ
ン画面に表示させて相手方の登録番号を確認した」 D.は、「e-mailで薬剤:(薬A/薬B)をオーダーし
た」
【0029】E.〜G.の動きは、薬会社のパソコンに
e-mailで医院から所定の薬剤の注文が入った時の薬会社
の動作を示すものである。 E.は、「e-mail:東京太郎@医師.orgの医院から薬
剤:(薬A/薬B)のオーダーを受信」 F.は、「薬剤の発送に際し、相手方が医師の資格を有
しているかを確認するため所定のアプリケーションプロ
グラムを起動させ、照合ファイル情報を自己のパソコン
画面に表示させて相手方の登録番号(医籍番号)を確認
し」 G.は、「薬剤:(薬A/薬B)を発送する」
【0030】図2は、照合ファイルの一構成を示すファ
イル構成図であり、この照合ファイルは、医師は医師エ
リアにおいて各ドメイン名に対応する資格登録番号を記
録しており、また、薬剤師は薬剤師エリアにおいて各ド
メイン名に対応する資格登録番号を記録しているもので
ある。
【0031】図3は、特定情報の一表示形態を示す図で
ある。 (a)は、「医籍番号:11111」を表示させたもの
で、この表示は医籍番号の確認を主とする形態のもので
ある。(b)は、「医師:医籍番号:11111」を表
示させたもので、この表示は特定の職業の確認と共に、
医籍番号の確認が可能な形態のものである。(c)は、
「医師:H12.01.08 登録」を表示させたもの
で、この表示は特定の職業の確認と共に、資格が登録さ
れた日付の確認が可能な形態のものである。
【0032】図4は、通信内容を記録する記録ファイル
が設けられた適任性等照会システムの記録動作を示す構
成図である。H.は、医院のパソコンからe-mailで薬会
社の薬剤師「e-mail:千葉花子@薬剤師.org」に薬剤の
「処方の質問」を送信した。J.は、薬会社のパソコン
が「e-mail:東京太郎@医師.org」の医院から薬剤の
「処方の質問」を受信した。K.は、薬会社のパソコン
からe-mailで医院の医師「e-mail:東京太郎@医師.or
g」に薬剤の「処方の回答」を送信した。I.は、医院
のパソコンが「e-mail:千葉花子@薬剤師.org」の薬会
社から薬剤の「処方の回答」を受信した。そして、上述
のe-mailでの通信内容(H.)/(K.)、すなわち質
問を送信した者の質問内容、また、その質問に回答した
者の回答内容が、それぞれの者のドメイン名に対応する
照会センターの「記録ファイル」に記録されて、送信側
および受信側の受け答えの責任を明確にすることができ
る。
【0033】図5は、本システムが適応されたインター
ネットの一ネットワーク構成図であり、1はインターネ
ットのネットワーク、2はホストコンピュータ、3は本
適任性等照会システム下で作動するコンピュータ読み取
り可能な記録媒体に形成された照合ファイル、31は通
信者間での送受信内容を記録する記録ファイル、4はホ
ストコンピュータ2の送受信データを制御する通信制御
装置、5/51〜54はパソコン6の送受信データを制
御する通信制御装置、6/61〜64はe-mail通信や情
報収集等を行う個人が所有するパソコン、7は通信回線
である。
【0034】図6は、本発明のメールアドレス使用者と
普通のアドレス使用者との間での照会動動作を示す構成
図である。 L.〜P.の動きは、一般のネットワーク(普通のアド
レス使用)の薬局のパソコンからe-mailで薬会社に所定
の薬剤を注文する時の薬局の動作を示すものである。 L.は、「薬剤:(薬C)の購入を決め」 M.は、「その薬剤を、e-mail:千葉花子@薬剤師.org
がチーフ責任者である薬会社から購入することに決め」 N.は、「購入に際し、相手方が薬剤の取り扱い資格を
有しているかを確認するため、照会センターへの接続命
令をキーイン」 O.は、「接続命令のキーインによって所定のアプリケ
ーションプログラムを起動させ、照会センターの照合フ
ァイル情報を自己のパソコン画面に表示させて相手方の
登録番号を確認した」 P.は、「e-mailで薬剤:(薬C)をオーダーした」
【0035】Q.〜R.の動きは、薬会社のパソコンに
e-mailで薬局から所定の薬剤の注文が入った時の薬会社
の動作を示すものである。 Q.は、「e-mail:ABCD@EF.orgの薬局から薬
剤:(薬C)のオーダーを受信」 R.は、「薬剤:(薬C)を発送する」
【0036】
【効果】本発明の適任性等照会システムは以上のように
構成されているので、相手方の確認が難しいインターネ
ットのe-mail通信を利用した取り引きを行う場合でも、
相手方のメールアドレスまたはそのドメイン名からその
相手が業務等の遂行に適任であるか否かを容易且つ迅速
に確認することができ、従って、e-mail通信を利用して
の業務の発注を安全にすることができる。
【0037】また、所定の資格を有する個人にとって
は、メールアドレス等から所有する資格を確認してもら
えるので、電話等による問い合わせで一々説明しなくて
も済み、そして、何よりも多くの人に自己の資格をアピ
ールできる。さらに、自己の資格が対内外的にも確認さ
れ、業務上において適確な相談ができ、さらには、有資
格者の資質の向上にも役立つものである。
【0038】本適任性等照会システムを用いることによ
り、資格の登録番号等を相手方に通知しなければならな
い場合であっても、誰にも知られることなく相手方に通
知することができる。これにより、その資格の登録番号
等が盗まれて悪用されるということもなく、安全に且つ
安心してe-mail通信を利用することができる。また、通
信内容を記録できるアプリケーションプログラムを有す
るものは、送信側および受信側の受け答えの責任を明確
にすることができる。
【0039】さらには、本発明のメールアドレスを使用
する者と普通のアドレスを使用するインターネット通信
使用者との間でも、本発明のメールアドレスを使用する
者の資格等の特定情報を確認することができので、有資
格者にとっては適任性等照会システムの使用者以外にも
自己の資格をアピールすることができ、更なる業務の拡
大に繋がるものである。また、業務を発注する者にとっ
ては、その発注先が業務遂行に適任であるか否かを容易
且つ迅速に確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 適任性等照会システムの動作を示す構成図
【図2】 照合ファイルの一構成を示すファイル構成図
【図3】 特定情報の一表示形態を示す図
【図4】 通信内容を記録する記録ファイルが設けられ
た適任性等照会システムの記録動作を示す構成図
【図5】 本システムが適応されたインターネットの一
ネットワーク構成図
【図6】 本発明のメールアドレス使用者と普通のアド
レス使用者との間での照会動動作を示す構成図
【符号の説明】
1−インターネットのネットワーク,2−ホストコンピ
ュータ,3−照合ファイル,31−記録ファイル,4−
通信制御装置,5−通信制御装置,51〜54−通信制
御装置,6−パソコン,61〜64−パソコン,7−通
信回線

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信手段としてインターネットを用いる照
    会システムであって、複数のクライアントに対してその
    適任性に対応したサブドメイン名を有するメールアドレ
    スを付与する認証サーバと、複数のクライアントの適任
    性に関連する特定情報を記録したコンピュータ読取可能
    な記録媒体と、複数のクライアントの適任性に対応した
    サブドメインのメールサーバ及び/又はDNSサーバと
    を含む適任性等照会システムであって、特定の問い合わ
    せに対して該特定の問い合わせを行ったクライアントの
    適任性に応じて他のクライアントの適任性に関連する特
    定情報及び/又は問い合わせに対する回答情報が所定の
    装置に表示または出力されることを特徴とする適任性等
    照会システム
  2. 【請求項2】前記認証サーバが、少なくともサブドメイ
    ン名に日本語文字を使用可能であることを特徴とする請
    求項1の適任性等照会システム
  3. 【請求項3】前記記録媒体の特定情報が、有資格者に与
    えられる登録番号等であることを特徴とする請求項1の
    適任性等照会システム
  4. 【請求項4】前記記録媒体の特定情報は、前記メールア
    ドレスの各使用者の少なくともサブドメイン名別に且つ
    そのサブドメイン名に対応付けて照合ファイルに記録さ
    れていることを特徴とする請求項1の適任性等照会シス
    テム
  5. 【請求項5】前記記録媒体に、前記メールアドレスの各
    使用者の少なくともサブドメイン名に対応する者の特定
    情報を照会するための第1のアプリケーションプログラ
    ム、または、照会の依頼元へ特定情報の一部または全部
    を送信するための第2のアプリケーションプログラム、
    または、前記第1および第2のアプリケーションプログ
    ラムが記録されていることを特徴とする請求項1の適任
    性等照会システム
  6. 【請求項6】前記記録媒体に、前記メールアドレスまた
    はそのサブドメイン名に対応させてその通信内容を記録
    するための第3のアプリケーションプログラムが記録さ
    れていることを特徴とする請求項1の適任性等照会シス
    テム
  7. 【請求項7】前記記録媒体の特定情報が、インターネッ
    トのネットワーク上のホストコンピュータの記憶手段に
    格納されていることを特徴とする請求項1の適任性等照
    会システム
  8. 【請求項8】前記メールアドレス以外の普通アドレスを
    使用するインターネット通信使用者の操作により、前記
    メールアドレスの少なくともサブドメイン名に対応する
    者の特定情報をそのインターネット通信使用者の所定の
    装置に表示または出力するための第4のアプリケーショ
    ンプログラムを記録した第2のコンピュータ読み取り可
    能な記録媒体が、請求項1記載のコンピュータ読み取り
    可能な記録媒体とは別に設けられていることを特徴とす
    る請求項1の適任性等照会システム
  9. 【請求項9】前記第2のコンピュータ読み取り可能な記
    録媒体に、使用者のメールアドレス等に対応させてその
    通信内容を記録するための第5のアプリケーションプロ
    グラムが記録されていることを特徴とする請求項8の適
    任性等照会システム
JP2001236782A 2001-08-03 2001-08-03 適任性等照会システム Pending JP2003050844A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001236782A JP2003050844A (ja) 2001-08-03 2001-08-03 適任性等照会システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001236782A JP2003050844A (ja) 2001-08-03 2001-08-03 適任性等照会システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003050844A true JP2003050844A (ja) 2003-02-21

Family

ID=19067990

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001236782A Pending JP2003050844A (ja) 2001-08-03 2001-08-03 適任性等照会システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003050844A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7725879B2 (en) 2005-04-21 2010-05-25 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and apparatus for executing instructions of java virtual machine and transforming bytecode
JP2022021710A (ja) * 2020-07-22 2022-02-03 弁護士ドットコム株式会社 電子契約プログラム、情報処理装置及び情報処理方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7725879B2 (en) 2005-04-21 2010-05-25 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and apparatus for executing instructions of java virtual machine and transforming bytecode
JP2022021710A (ja) * 2020-07-22 2022-02-03 弁護士ドットコム株式会社 電子契約プログラム、情報処理装置及び情報処理方法
JP7018485B2 (ja) 2020-07-22 2022-02-10 弁護士ドットコム株式会社 電子契約プログラム、情報処理装置及び情報処理方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8478255B2 (en) Portable terminal device, address book transfer device, information display method and address book transfer method used in portable terminal device, and computer program
US20130182849A1 (en) Contact management system and method
KR101492623B1 (ko) 명함 페이지를 제공하기 위한 클라우드 서버 및 클라우드 서버 상의 명함 페이지 제공 방법
TWI247514B (en) Secure messaging center
JP2004139525A (ja) 個人情報提供システム、個人情報提供方法
JP2003050844A (ja) 適任性等照会システム
JP4585801B2 (ja) 広告情報登録方法及び広告表示システム
JP2008282284A (ja) アクセス管理装置およびアクセス管理方法
JP4080687B2 (ja) 電子手続システムのサーバ装置
JP2002314612A (ja) サーバ、情報提供支援システム及び方法、プログラム
JP2007011453A (ja) 郵便物情報管理システム及び郵便物情報管理方法
JP4718131B2 (ja) 個人情報管理システム
JP2004303178A (ja) 名刺情報管理システム
JP2001117851A (ja) 情報交換システムの動作方法およびシステム
JPH09319675A (ja) 電子メールシステムのユーザ管理方法
JP2002236739A (ja) 個人の住所変更を関連機関に通知する手続きを請け負う通信ネットワーク上の手続き代行サービス装置
JP4070726B2 (ja) 情報中継システム及びこの情報中継伝達システムを介して情報を送受するユーザ端末機に使用するプログラム
JP2001265929A (ja) 保険内容変更システム
JP2002342230A (ja) 情報送受信システム及び情報送受信方法
KR20080087671A (ko) 파일 송신 서버
JP2003288343A (ja) 名簿システム
JP2003196434A (ja) 事務処理支援システム、サーバ装置、サーバ装置のプログラムが記録された記録媒体
JP2002259406A (ja) 電子名刺システム
JP2002319978A (ja) 電子メール転送装置、電子メール転送システム、電子メール転送方法及びプログラム
KR20010100533A (ko) 온라인 상에서 개인의 신상정보를 교환하는 시스템 및방법