JP2003050337A - 光ファイバスタブの製造方法及び光ファイバスタブ - Google Patents

光ファイバスタブの製造方法及び光ファイバスタブ

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JP2003050337A JP2002001324A JP2002001324A JP2003050337A JP 2003050337 A JP2003050337 A JP 2003050337A JP 2002001324 A JP2002001324 A JP 2002001324A JP 2002001324 A JP2002001324 A JP 2002001324A JP 2003050337 A JP2003050337 A JP 2003050337A
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正紀 和田
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Shojiro Horibe
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ファイバを安定して正確に保持
することが可能であり、信頼性が高い光ファイバスタブ
を従来よりも飛躍的に効率よく作製可能な光ファイバス
タブの製造方法及び光ファイバスタブを提供すること。 【解決手段】 本発明は、軟化状態のガラスまた
は結晶化ガラスを短尺の毛細管が複数本得られる長尺毛
細管に成形し、この長尺毛細管の内孔の略全長に亘って
長尺の光ファイバ6を挿着し、光ファイバ6付の長尺毛
細管を所定の長さを有する複数本の第一の光ファイバ付
毛細管12に切断し、第一の光ファイバ付毛細管の端面
12a、12bを研磨する光ファイバスタブの製造方
法、及び、このように作製され、光コネクタと接続され
る光ファイバスタブ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光デバイスの製造
に用いられる光ファイバスタブ(OpticalFib
er Stub)に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、光通信網の急速な発達により、高
性能かつ安価な光デバイスが大量に必要となっている。
特に、光ファイバを内蔵したプラグ型の光デバイスやレ
セプタクル型の光デバイスには、精密な毛細管に光ファ
イバを挿入して接着剤で固着した円柱状の光ファイバス
タブが使用される。
【0003】例えば、図6に示すように、レーザーダイ
オード1から出射され、レンズ2によって集光された光
信号を光コネクタプラグ3中の光ファイバ4に取り入れ
るために、または、光コネクタプラグの光ファイバ4か
ら出射した光信号を図示しないフォトダイオードに集光
するため、このような構造のモジュールが使用されてい
る。このようなモジュールでは、レンズ2で集光された
光信号を取り入れるため、または、出射される光信号の
ために、内孔5a中に光ファイバ6を保持する光ファイ
バスタブ5が使用されている。
【0004】この光ファイバスタブ5のレーザーダイオ
ード1(またはフォトダイオード)側の端面5bは反射
光がレーザーダイオード1に入ってノイズになることを
防止するために光信号の入射軸に対して端面5bが数度
の角度を成すように研磨加工されている。さらに反対側
の端面5cは、光コネクタプラグ3と接続が可能なよう
に周縁部にC面取5dが設けられて光ファイバ6を中心
としたPC(物理的接触)のための凸曲面研磨がされて
いる。
【0005】これら光ファイバスタブ5の端面5b、5
cの加工は、図7に示すように、光ファイバスタブ5を
構成するフェルール7の内孔7a内に光ファイバ6を接
着剤8で固着した後、専用の研磨装置を用いて行われて
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、フェル
ール7は、図7(A)に示すような形状になっており、
光ファイバ6を案内して内孔7aに挿入を容易にするフ
レア部がないため、フェルール7を用いて光ファイバス
タブ5を組み立てる場合、光ファイバ6よりも僅かに大
きい内径の内孔7aに接着剤8を注入した後、顕微鏡を
覗きながら慎重に光ファイバ6を挿入し、接着剤8を内
孔7aと光ファイバ6の間隙に気泡等が生じないように
均一に充填するという困難な作業が要求される。そのた
め、熟練した労力が必要となり、さらに組み立て能力は
人数に比例するのでコスト高になるという問題がある。
【0007】さらに、フェルール7の内孔7a内は、母
材を延伸成形する時に汚れのないフレッシュな面が精度
よくでき上がるが、その後の切断加工やC面取7cの加
工によって内孔7a内が切削液や研磨材、ガラス粉で汚
されるため、必ず内孔7aの内径を検査しなければなら
ない。この検査は、ピンゲージによる貫通検査を行って
いるが、この際にもフレア部がないためピンゲージ挿入
に手間がかかる。
【0008】一方、図7(B)のような形状のフェルー
ル9の場合、作製したフレア部9aを全て削り取る必要
があり、このため研磨による除去代が大きく、研磨に長
時間を要する。他方、フレア部9aの除去時間を短縮す
るためにフレア部9aの開口径を小さくすると、フェル
ール7の場合と同様に光ファイバ6や検査用ピンゲージ
の挿入が困難になってしまう。
【0009】また、図7のフェルール7、9では、光フ
ァイバ6を接着剤8で固着した時に、PC研磨加工を施
す側の端面7b、9bに接着剤溜まり8aを形成する
(接着剤溜まり8aを形成した方がPC研磨が容易にな
るので、積極的に接着剤溜まり8aを形成させている)
が、フェルール7、9の外径がφ1.25mmの場合、
端面7b、9b部分の面積が小さく、接着剤8がC面取
7c、9cの部分にはみ出してしまい、PC研磨後にC
面取7c、9cに固着した接着剤8をカッターナイフの
ようなものではぎ取る必要が生じるので、加工工数が増
加して歩留まりを低下させるという問題がある。
【0010】また、フェルール7、9にセラミック製の
毛細管を用いて、内孔に光ファイバ6を固着する場合、
石英ガラスからなる光ファイバ6の熱膨張係数は約5×
10 -7/Kであるのに対して、セラミック製の毛細管の
熱膨張係数は8.3×10-6/Kと大きく、温度変化に
より端面7b、9bに位置する光ファイバ6の端面に突
き出し引込み現象が起こる。この現象に伴って光ファイ
バ6と接続される他の光学部品とを伝搬する光信号の強
度や位相が変化し、光信号の接続品位が低下するという
問題点もある。
【0011】また、フェルール7、9にセラミック製の
毛細管を用いて、その内孔に光ファイバ6を固着する場
合、セラミック製の毛細管は、光硬化型の接着剤が一般
に硬化する波長が350nm〜500nmの光を殆ど透
過しない。そのため、紫外線から青色の可視光線に感度
を有する光硬化型の接着剤を使用することができないと
いう問題点がある。
【0012】また、フェルール7、9にセラミック製の
毛細管を用いて、その内孔に光ファイバ6を固着する場
合、セラミックス製の毛細管は、1000nm以上の光
を殆ど透過しないので、1000nm以上の赤外線領域
にあるレーザー光線等を利用して光ファイバ6を挿入固
着した光ファイバ付毛細管内の欠陥検査をすることが不
可能である。
【0013】本発明は、上記従来の問題点に鑑みて考案
されたもので、光ファイバを安定して正確に保持するこ
とが可能であり、信頼性が高い光ファイバスタブを従来
よりも飛躍的に効率よく作製可能な光ファイバスタブの
製造方法及び光ファイバスタブを提供することを目的と
する。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に係る光ファイバ
スタブの製造方法は、軟化状態のガラスまたは結晶化ガ
ラスを短尺の毛細管が複数本得られる長尺毛細管に成形
し、該長尺毛細管の内孔の略全長に亘って長尺の光ファ
イバを挿着し、該光ファイバ付の長尺毛細管を所定の長
さを有する複数本の第一の光ファイバ付毛細管に切断
し、該第一の光ファイバ付毛細管の端面を研磨すること
を特徴とするので、長尺毛細管の内孔内は汚されず成形
時の清浄な表面のままなので、毛細管の内孔をピンゲー
ジ検査する工程が不要になり、毛細管の内孔への接着剤
及び光ファイバの挿入作業が激減し、はみ出した接着剤
を削り取る工程もなくなり、光ファイバスタブの組み立
て工数を従来よりも大幅に削減することが可能となる。
【0015】本発明で、軟化状態のガラスまたは結晶化
ガラスを長尺毛細管に成形する場合、精密に加工したガ
ラスまたは結晶化ガラスからなる管状の母材を延伸成形
して長尺毛細管を作製してもよく、溶融したガラスまた
は結晶化ガラスを精密に成形することにより長尺毛細管
を作製してもよい。この長尺毛細管は、略円柱状の光デ
バイス部材を作製するために使用する短尺の光ファイバ
付毛細管を複数本得られる全長を有するものであり、こ
の際の短尺の光ファイバ付毛細管は、単一の長さのもの
を複数本でもよく、数種の長さのものを複数本でもよ
い。
【0016】さらに、長尺毛細管の全長が20mm以上
であれば、全長10mm未満の光ファイバ付毛細管から
作製される光デバイス部材が複数本得られる。また、毛
細管の全長が500mm以下であれば接着剤を内孔に容
易かつ均一に充填可能で既存の加熱炉で均一に熱処理が
できるので好ましい。
【0017】長尺毛細管に固着する長尺の光ファイバと
しては、高速な光通信に使用される石英系光ファイバ等
が使用可能であり、長尺毛細管の内孔のほぼ全長に亘っ
て接着固定されればよく、後に加工されて除去される長
尺毛細管の先端部にまで光ファイバが固定されている必
要はなく、あるいは光ファイバが端面から多少突き出し
ていても支障がない。
【0018】また、本発明の光ファイバスタブの製造方
法は、第一の光ファイバ付毛細管の端面をPC研磨する
ことを特徴とするので、作製された光ファイバスタブは
光コネクタプラグとPC接続を行うことにより光信号の
反射を防止することができ、かつ従来よりも効率よく作
製されている。
【0019】また、本発明の光ファイバスタブの製造方
法は、第一の光ファイバ付毛細管の一端面をPC研磨
し、他端面を中心軸と直交する面に対して0〜30°、
好ましくは5〜15°の角度を成す傾斜面となるように
研磨することを特徴とするので、作製された光ファイバ
スタブはレーザーダイオードやフォトダイオードに光信
号の反射を防止すると共に、光コネクタプラグとPC接
続を行うことができ、かつ従来よりも効率よく作製され
ている。
【0020】また、本発明の光ファイバスタブの製造方
法は、第一の光ファイバ付毛細管の両端面をPC研磨し
た後、該第一の光ファイバ付毛細管を中心軸と直交する
面に対して0〜30°、好ましくは5〜15°の角度を
成す傾斜面となるように所定の長さを有する第二及び第
三の光ファイバ付毛細管に切断し、該第二及び第三の光
ファイバ付毛細管の傾斜面を研磨することを特徴とする
ので、長尺毛細管の無駄のない有効な使用が可能とな
り、光ファイバ付毛細管の他端面を短時間で研磨可能と
なる。
【0021】また、本発明の光ファイバスタブの製造方
法は、7×10-6/K未満の熱膨張係数を有する長尺毛
細管を使用することを特徴とするので、作製された光フ
ァイバスタブは気温等の温度変化にともなって保持した
石英系の光ファイバと他の光学部品とを伝搬する光信号
の強度や位相に悪影響を及ぼす程度の変化が生じること
がなく、光信号の接続品位を所定範囲に保つことが可能
であり、かつ従来よりも効率よく作製されている。
【0022】また、本発明の光ファイバスタブの製造方
法は、急冷法またはイオン交換法により長尺毛細管の表
面に圧縮応力層を形成することを特徴とするので、長尺
毛細管の表面に圧縮応力層を形成して機械強度を強化さ
せることによって、機械加工により多少のキズ等を有す
るものであっても、激しい熱ショックがかかった際や取
り扱い時に外力がかかった際にも破損が起こらず、欠け
ることもなく、容易に取り扱うことが可能となる。
【0023】長尺毛細管の表面に急冷法(クエンチング)
によって圧縮応力層を形成する場合、強化の向上する程
度は高くないが、殆どばらつくことなく安定して強度を
向上させることが可能となる。
【0024】長尺毛細管の表面にイオン交換により圧縮
応力層を形成する場合、強化の向上する程度が高くな
る。イオン交換処理を行う長尺毛細管としては、Li、
Na等のアルカリ元素のイオンを含有するガラスまたは
結晶化ガラスであれば使用可能であり、ガラスとしては
比較的靱性の高いホウ珪酸ガラスやリシア−アルミナ−
シリケイト系の結晶化ガラス等が適している。
【0025】また、本発明の光ファイバスタブの製造方
法は、厚さ1mmで波長350〜500nmの光を50
%以上透過するガラスまたは結晶化ガラスからなる長尺
毛細管を使用し、該長尺毛細管の内孔に光硬化型の接着
剤を充填した後、長尺の光ファイバを略全長に亘って挿
入し、露光することにより接着剤を硬化させて光ファイ
バを長尺毛細管に固着することにより長尺の光ファイバ
を挿着することを特徴とするので、短時間で長尺の光フ
ァイバを挿着することが可能となり、光ファイバスタブ
の組み立て時間を大幅に短縮することができる。
【0026】また、本発明の光ファイバスタブの製造方
法は、厚さ1mmで波長800nm〜2500nmの光
を30%以上透過する光透過率を有する長尺毛細管を使
用し、光ファイバが挿着された長尺毛細管に波長800
nm〜2500nmの光を照射し、その透過光あるいは
透過像を観察することにより光ファイバの接着欠陥を検
査することを特徴とするので、光ファイバ付長尺毛細管
を非接触で容易に検査することが可能となる。
【0027】本発明の光ファイバスタブは、上記の何れ
かの製造方法により作製されてなり、光コネクタと接続
されることを特徴とする。
【0028】本発明で、光コネクタと接続される光ファ
イバスタブとは、具体的には、ガラスまたは結晶化ガラ
スからなり、例えば、光コネクタ用の円柱状フェルール
と同等の寸法精度を有する内孔および外周面を備えてお
り、ほぼ同じ断面寸法を有するもの同士を真直度の優れ
た筒の内部で突き合わせ接続が可能であることを意味す
ると共に、円錐状の表面で嵌合させて位置あわせするバ
イコニカル型等の特殊形状を有する光コネクタを除くこ
とを意味している。
【0029】上記の製造方法により作製された光ファイ
バスタブは、光ファイバ付の長尺毛細管を使用している
ので、効率よく作製されたものである。また、端面がP
C研磨された第一の光ファイバ付毛細管を使用して作製
された光ファイバスタブによれば、PC接続が可能で効
率よく作製されている。他端面を中心軸と直交する面に
対して0〜30°の角度を成す傾斜面を有する光ファイ
バスタブによれば、PC接続が可能で、かつ、反射防止
および入出射光の光軸角度が補正可能である。両端面を
PC研磨した第一の光ファイバ付毛細管を使用し、第一
の光ファイバ付毛細管を中心軸と直交する面に対して0
〜30°の角度を成す傾斜面となるように所定の長さを
有する第二及び第三の光ファイバ付毛細管に切断され、
これらの傾斜面が研磨されてなるので、非常に効率よく
作製された光ファイバスタブによれば、PC接続が可能
で、かつ、反射防止および入出射光の光軸角度が補正可
能である光ファイバスタブが非常に効率よく作製されて
いる。7×10-6/K未満の熱膨張係数を有する光ファ
イバスタブによれば、気温等の温度変化にともなって保
持した石英系の光ファイバと他の光学部品とを伝搬する
光信号の強度や位相に悪影響を及ぼす程度の変化が生じ
ることがなく、光信号の接続品位を所定範囲に保つこと
が可能であり、かつ従来よりも効率よく作製されてい
る。急冷法またはイオン交換法により長尺毛細管の表面
に圧縮応力層を有する光ファイバスタブによれば、機械
加工により多少のキズ等を有するものであっても、激し
い熱ショックがかかった際や取り扱い時に外力がかかっ
た際にも破損が起こらず、欠けることもなく、容易に取
り扱うことが可能となる。厚さ1mmで波長350〜5
00nmの光を50%以上透過するガラスまたは結晶化
ガラスからなる光ファイバスタブによれば、組み立て時
間が短時間で効率よく作製されている。厚さ1mmで波
長800nm〜2500nmの光を30%以上透過する
の光透過率を有する光ファイバスタブによれば、その透
過光あるいは透過像を観察することにより光ファイバの
接着欠陥を検査されており、信頼性が高く維持されてい
る。
【0030】また、本発明の光ファイバスタブは、7×
10-7/K未満の熱膨張係数を有することを特徴とす
る。
【0031】本発明の光ファイバスタブは、7×10-7
/K未満の熱膨張係数を有するので、気温等の温度変化
にともなって保持した石英系の光ファイバと他の光学部
品とを伝搬する光信号の強度や位相の変化がほとんど生
じることがなく、光信号の高い接続品位を保つことが可
能であり、かつ従来よりも効率よく作製されている。
【0032】以上のように、本発明によれば、光コネク
タと容易に突き合わせ接続が可能な光ファイバスタブを
作製するための工数を大幅に低減することが可能とな
る。
【0033】
【発明の実施の形態】まず、本発明に係る光ファイバス
タブの一例では、例えば、表1に示す組成を持つ結晶化
ガラス製のプリフォームを準備する。
【0034】
【表1】
【0035】プリフォームに用いる結晶化ガラスは、熱
膨張係数が2.7×10-6/K、ビッカース硬度が68
0kg/mm2、厚さ1mmで波長800nm〜250
0nmの光を約30%透過するものである。
【0036】また、本発明の他の光ファイバスタブで
は、Na2Oを約5質量%含有し、熱膨張係数が5×1
-6/K、ビッカース硬度が680kg/mm2、厚さ
1mmで波長350nm〜500nmの光を80%以上
透過するホウ珪酸ガラス製のプリフォームを準備する。
【0037】図1はガラスまたは結晶化ガラスの延伸成
形およびイオン交換処理の説明図である。長尺毛細管を
作製する場合、まず、図1(A)に示すように、中心に
孔18を有するガラスまたは結晶化ガラスの予備成形体
15を作製する。次に、予備成形体15を延伸成形装置
19に取り付けて、電気炉16によって加熱し、炉から
出てきた延伸成形体を図示しない駆動ローラーで引張
り、所定の断面寸法・形状に制御しながら内孔を有する
ガラス毛細管10に延伸成形する。この延伸成形の後、
カッター17により長さ約250mmに切断する。
【0038】長尺毛細管の表面に急冷法(クエンチング)
によって圧縮応力層を形成する場合、炉から出てきた所
定の断面寸法・形状を有するガラス毛細管10に冷風や
冷媒を吹き付けて急冷することによりガラス表面に圧縮
応力層を発生させる。
【0039】次に、イオン交換により強化する場合、図
1(B)に示すように、約250mmのガラス毛細管1
0をイオン交換槽22内の約400°Cに保持されたK
NO 3の溶融塩23中に約10時間浸漬する。その後、
洗浄によりKNO3を除去し、機械強度として3点曲げ
による抗折強度が未処理のものに比べて2倍以上に増加
した毛細管を得る。このイオン交換処理では、図1
(C)の状態のガラスを徐冷温度よりも低い温度でガラ
ス中のアルカリイオン(Na+または図示しないLi
+)を、それよりもイオン半径の大きいアルカリイオン
(K+)で置換して図1(D)の状態とすることによ
り、ガラス表面に強い圧縮応力層を発生させて実用強度
を増大させる。このようにすれば、風冷強化の2倍以
上の強度が得られる、形状や肉厚の制限を受けない、
変形が起こらないため高い寸法精度が得られる、試
料保持が困難な小片でも可能である、保護膜のように
剥離することがない等の特徴が得られる。
【0040】次に、図2(A)に示すように、ダイヤモ
ンド砥粒を焼結した先端の角度が約90°のツール20
を高速回転させ、ガラス毛細管の端面から内孔11aを
中心に切削加工することにより、略円錐形状のフレア部
11eを形成して長尺毛細管11を作製する。
【0041】また、他の実施の形態では、図2(B)に
示すように、割りスリーブの両端からガラス長尺毛細管
の端部及び一端に略円錐状のフレア部11eを有する毛
細管21の他端を夫々圧入して割りスリーブ24中で突
き合わせ長尺毛細管11の内孔11aに毛細管21の内
孔21aを整合させることにより、長尺毛細管11の端
部にフレア部11eを付設する。
【0042】或いは、他の実施の形態では、図2(C)
に示すように、ガラス毛細管の外面を樹脂製の耐酸性皮
膜25で保護し、端部をエッチング槽26中のガラス浸
食性溶液27に浸漬することにより、長尺毛細管11の
端部に略円錐形状のフレア部11eを形成する。
【0043】このようにして作製された長尺毛細管11
は、その外径が1.249mm±0.5μmの寸法で高
い真円度を有しており、内孔11aは、石英系光ファイ
バの直径125μmに対して126μm+1/−0μm
になっており、かつ同心度が1μm以内であり、呼び直
径Dが1.25mmの略円柱状のMU型またはLC型光
コネクタ用フェルールに対して光ファイバ6を正確に位
置決めして保持できるようになっている。長尺毛細管1
1の端面には、光ファイバ6を案内して挿入を容易にす
る略円錐形状のフレア部11eが形成されている。
【0044】図3に示すように、まず、作製された長尺
毛細管11の内孔11aに図3(A)のように、予め接
着剤8を毛管現象または真空吸引装置または加圧注入装
置を利用して充填した後、図3(B)のように、フレア
部11eから被覆が除去された光ファイバ6を挿入す
る。この際、接着剤8が内孔11aと光ファイバ6の間
隙に気泡等が生じないように光ファイバ6を挿入する。
【0045】接着剤8充填後または、減衰光ファイバ6
の挿入時または、挿入後図3(D)のように、厚さ1m
mで波長800〜2500nmの光を30%以上透過す
る結晶化ガラスからなる長尺毛細管11については、図
示しない光源から波長800〜2500nmの光Rを照
射して長尺毛細管11を透過させ、透明なガラス製の長
尺毛細管11については通常の照明を使用して、透過光
あるいは透過像を目視またはセンサ等で観察することに
より長尺毛細管11と減衰光ファイバ6との接着剤8の
状態や欠陥を検査する。その後、検査を合格したものだ
けを接着剤8を硬化させて減衰光ファイバ6を長尺毛細
管11に固着する。
【0046】光ファイバ6を固着する際、長尺毛細管1
1が厚さ1mmで波長350nm〜500nmの光を8
0%以上透過するホウ珪酸ガラスからなるものである
と、図3(C)のように、紫外線から青色の可視光線の
間の所定の光に対して感度を有する光硬化型の接着剤8
が使用できるので、例えば、約350nmの紫外線Uを
当てることにより数十秒という短時間で光ファイバ6の
固着が可能である。
【0047】また、接着剤8が熱硬化性の場合は、図3
(C)のように、所定の温度スケジュールにプログラム
された加熱オーブン30に入れて長尺毛細管11内の接
着剤8を硬化させる。この際、例えば、100℃で1時
間以上保持することで硬化する接着剤の場合、20〜7
0℃にて5時間以上保持すること、および100℃以上
で接着剤を硬化し、降温時に70〜20℃にて1時間以
上保持することにより、接着剤硬化時に生じる収縮応
力、気泡の発生を低減することができる。
【0048】光ファイバ6の固着後、図3(D)のよう
に、厚さ1mmで波長800〜2500nmの光を30
%以上透過する結晶化ガラスからなる長尺毛細管11に
ついては、図示しない光源から波長800〜2500n
mの光Rを照射し、透明なガラス製の長尺毛細管11に
ついては通常の照明を使用して、長尺毛細管11を透過
させ、透過光あるいは透過像を目視またはセンサ等で観
察することにより長尺毛細管11と光ファイバ6との接
着剤8の状態や欠陥を検査する。
【0049】本発明により作製される光ファイバ6を挿
着した長尺毛細管11は、図4に示すように、呼び直径
Dが1.25mmの略円柱状のMU型またはLC型光コ
ネクタ用フェルールと同等の寸法精度の内孔11aおよ
び外周面11bを備え、全長L1、L2、L3、L4等
の光ファイバ付短尺毛細管の複数倍以上である、例え
ば、250mmの全長Lを有する長尺毛細管11と、そ
の内孔11aに光ファイバ6が挿入された状態でエポキ
シ系の接着剤8により接着固定されているものである。
【0050】光ファイバスタブを作製する場合、図5に
示すように、全長が約250mmの光ファイバ付の長尺
毛細管11を切断して、全長L1が12.5mm(所定
の長さ:6mm×2+切断代:0.4mm+研磨代:
0.1mm)の20本の光ファイバ付毛細管12に分断
する。この光ファイバ付毛細管12の両端面12a、1
2bに管軸に対して約45゜の角度を成すC面取12c
を加工し、C面取12cと側面とが成すコーナー部分を
R加工する。次いで、両端面12a、12bを略凸球面
状にPC研磨加工することにより、光ファイバ付部材1
3を作製する。
【0051】次に、図5(D)に示すように、光ファイ
バ付部材13の中央部分を、中心軸と直交する面に対し
て8゜の角度をつけて切断する。次いで、切断された8
゜の斜め部分を鏡面に研磨して傾斜面14aを形成し、
光ファイバスタブ14を作製する。
【0052】あるいは、全長L1が6mmの光ファイバ
付毛細管12の端面12aにC面取12cを加工し、C
面取12cと側面とが成すコーナー部分をR加工し、端
面12aを凸球面にPC研磨加工する。端面12bは8
゜の角度がつくまで斜め研磨し、最後に鏡面まで研磨し
て傾斜面14aを仕上げて光ファイバスタブ14を作製
する。
【0053】このようにして作製された光ファイバスタ
ブ14は、割スリーブやレセプタクル等の精密位置合わ
せ機能を有する部材を備えたハウジング内に組み込まれ
て光デバイスとなる。
【0054】なお、光ファイバスタブ14の直径は、
1.25mm以外の2.5mm等でもよい。さらに、強
度が要求される光デバイスには、延伸成形が可能な結晶
化ガラス製の毛細管を使用してもよい。
【0055】また、本発明の他の光ファイバスタブで
は、石英系光ファイバとほとんど同じ熱膨張係数を有す
る結晶化ガラス、例えば、β−石英固溶体結晶を析出さ
せたことにより−6×10-7/Kの熱膨張係数を有する
日本電気硝子株式会社製N−0等を使用してもよい。
【0056】
【発明の効果】本発明に係る光ファイバスタブの製造方
法によれば、以上のように光コネクタと突き合わせ接続
可能な位置に正確かつ安定して位置決め可能で、光ファ
イバを用いた信頼性の高い多種類の光デバイスを構成可
能な光ファイバスタブを、従来よりも大幅に少ない工数
で飛躍的に効率よく作製することができる。
【0057】上記の本発明に係る光ファイバスタブの製
造方法により作製された光ファイバスタブによれば、光
ファイバ付の長尺毛細管を使用しているので、効率よく
作製されており、端面がPC研磨された第一の光ファイ
バ付毛細管を使用して作製された光ファイバスタブによ
れば、PC接続が可能で効率よく作製されている。第一
の光ファイバ付毛細管の一端面をPC研磨し、他端面を
中心軸と直交する面に対して0〜30°の角度を成す傾
斜面となるように研磨することにより作製された光ファ
イバスタブによれば、レーザーダイオードやフォトダイ
オードに光信号の反射を防止すると共に、光コネクタプ
ラグとPC接続を行うことができ、第一の光ファイバ付
毛細管の両端面をPC研磨した後、該第一の光ファイバ
付毛細管を中心軸と直交する面に対して0〜30°の角
度を成す傾斜面となるように所定の長さを有する第二及
び第三の光ファイバ付毛細管に切断し、該第二及び第三
の光ファイバ付毛細管の傾斜面を研磨することにより作
製された光ファイバスタブによれば、長尺毛細管の無駄
のない有効な使用が可能となり、光ファイバ付毛細管の
他端面を短時間で研磨可能となる。また、7×10-6
K未満の熱膨張係数を有する長尺毛細管を使用すること
により作製された光ファイバスタブによれば、気温等の
温度変化にともなって保持した石英系の減衰光ファイバ
と他の光学部品とを伝搬する光信号の強度に悪影響を及
ぼす程度の変化が生じることがなく、光信号の接続品位
を所定範囲に保つことが可能であり、かつ従来よりも効
率よく作製されている。急冷法またはイオン交換法によ
り長尺毛細管の表面に圧縮応力層を形成することにより
作製された光ファイバスタブによれば、機械加工により
多少のキズ等を有するものであっても、激しい熱ショッ
クがかかった際や取り扱い時に外力がかかった際にも破
損が起こらず、欠けることもなく、容易に取り扱うこと
が可能となる。厚さ1mmで波長350〜500nmの
光を50%以上透過するガラスまたは結晶化ガラスから
なる長尺毛細管を使用し、該長尺毛細管の内孔に光硬化
型の接着剤を充填した後、長尺の光ファイバを略全長に
亘って挿入し、露光することにより接着剤を硬化させて
光ファイバを長尺毛細管に固着することにより長尺の光
ファイバを挿着することにより作製された光ファイバス
タブによれば、組み立て時間が短時間で効率よく作製さ
れている。厚さ1mmで波長800nm〜2500nm
の光を30%以上の光透過性を有する長尺毛細管を使用
し、光ファイバが挿着された長尺毛細管に波長800n
m〜2500nmの光を照射し、その透過光あるいは透
過像を観察することにより光ファイバの接着欠陥を検査
することにより作製された光ファイバスタブによれば、
その透過光あるいは透過像を観察することにより減衰光
ファイバの接着欠陥を検査されており、信頼性が高く維
持されている。このように本発明の光ファイバスタブは
実用上優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光ファイバスタブの製造方法の説
明図であって、(A)はガラスまたは結晶化ガラスの延
伸成形の説明図、(B)はイオン交換処理の説明図、
(C)はイオン交換前の状態を示す図、(D)はイオン
交換後の状態を示す図。
【図2】長尺毛細管の端部に光ファイバを挿入するフレ
ア部を設ける説明図であって、(A)は長尺毛細管の端
部にダイヤモンド砥粒を焼結したツールで切削加工する
ことにより略円錐形状のフレア部を形成する説明図、
(B)は割りスリーブの両端から一端に略円錐状のフレ
ア部を有する毛細管ともう一端から長尺毛細管を夫々圧
入して突き合わせ長尺毛細管の端部にフレア部を付設す
る説明図、(C)はエッチングにより、長尺毛細管の端
部に略円錐形状のフレア部を形成する説明図。
【図3】長尺毛細管に光ファイバを挿着する説明図であ
って、(A)は長尺毛細管に接着剤を充填する説明図、
(B)は(A)の長尺毛細管に光ファイバを挿入する説
明図、(C)は接着剤を固化する説明図、(D)は接着
の状態や欠陥を検査する方法の説明図。
【図4】本発明に用いる光ファイバ付長尺毛細管の断面
図。
【図5】本発明の光ファイバ付長尺毛細管を用いて光フ
ァイバスタブを作製する際の説明図であり、(A)は光
ファイバ付長尺毛細管から所定長さに切断された光ファ
イバ付毛細管の説明図、(B)は端面を面取り加工され
た光ファイバ付毛細管の説明図、(C)は光ファイバ付
部材の説明図、(D)は光ファイバ付部材を斜めに分断
する説明図(E)は光ファイバスタブの説明図。
【図6】光モジュールに使用される光ファイバスタブの
説明図。
【図7】従来の光ファイバスタブの製造方法の説明図。
【符号の説明】
1 レーザーダイオード 2 レンズ 5a、7a、11a、21a 内孔 5b、5c、7b、9b、11c、11d、12a、1
2b 端面 3 光コネクタプラグ 4、6 光ファイバ 5、14 光ファイバスタブ 7、9 フェルール 5d、7c、9c、12c C面取 8 接着剤 8a 接着剤溜まり 9a、11e フレア部 10 ガラス毛細管 11 長尺毛細管 11b 外周面 12 光ファイバ付毛細管 13 光ファイバ付部材 14a 傾斜面 15 ガラスまたは結晶化ガラスの予備成形体 16 電気炉 17 カッター 18 孔 19 延伸成形装置 20 ツール 21 毛細管 22 イオン交換槽 23 溶融塩 24 割スリーブ 25 耐酸性被膜 26 エッチング槽 27 ガラス浸食性溶液 30 加熱オーブン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中島 外博 滋賀県大津市晴嵐2丁目7番1号 日本電 気硝子株式会社内 (72)発明者 堀部 昇二郎 滋賀県大津市晴嵐2丁目7番1号 日本電 気硝子株式会社内 Fターム(参考) 2H036 QA17 QA20 QA45

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軟化状態のガラスまたは結晶化ガラスを
    短尺の毛細管が複数本得られる長尺毛細管に成形し、該
    長尺毛細管の内孔の略全長に亘って長尺の光ファイバを
    挿着し、該光ファイバ付の長尺毛細管を所定の長さを有
    する複数本の第一の光ファイバ付毛細管に切断し、該第
    一の光ファイバ付毛細管の端面を研磨することを特徴と
    する光ファイバスタブの製造方法。
  2. 【請求項2】 第一の光ファイバ付毛細管の端面をPC
    研磨することを特徴とする請求項1に記載の光ファイバ
    スタブの製造方法。
  3. 【請求項3】 第一の光ファイバ付毛細管の一端面をP
    C研磨し、他端面を中心軸と直交する面に対して0〜3
    0°の角度を成す傾斜面となるように研磨することを特
    徴とする請求項2に記載の光ファイバスタブの製造方
    法。
  4. 【請求項4】 第一の光ファイバ付毛細管の両端面をP
    C研磨した後、該第一の光ファイバ付毛細管を中心軸と
    直交する面に対して0〜30°の角度を成す傾斜面とな
    るように所定の長さを有する第二及び第三の光ファイバ
    付毛細管に切断し、該第二及び第三の光ファイバ付毛細
    管の傾斜面を研磨することを特徴とする請求項2に記載
    の光ファイバスタブの製造方法。
  5. 【請求項5】 7×10-6/K未満の熱膨張係数を有す
    る長尺毛細管を使用することを特徴とする請求項1〜4
    のいずれかに記載の光ファイバスタブの製造方法。
  6. 【請求項6】 急冷法またはイオン交換法により長尺毛
    細管の表面に圧縮応力層を形成することを特徴とする請
    求項1〜5のいずれかに記載の光ファイバスタブの製造
    方法。
  7. 【請求項7】 厚さ1mmで波長350〜500nmの
    光を50%以上透過するガラスまたは結晶化ガラスから
    なる長尺毛細管を使用し、該長尺毛細管の内孔に光硬化
    型の接着剤を充填した後、長尺の光ファイバを略全長に
    亘って挿入し、露光することにより接着剤を硬化させて
    光ファイバを長尺毛細管に固着することにより長尺の光
    ファイバを挿着することを特徴とする請求項1〜6のい
    ずれかに記載の光ファイバスタブの製造方法。
  8. 【請求項8】 厚さ1mmで波長800nm〜2500
    nmの光を30%以上透過する光透過率を有する長尺毛
    細管を使用し、光ファイバが挿着された長尺毛細管に波
    長800nm〜2500nmの光を照射し、その透過光
    あるいは透過像を観察することにより光ファイバの接着
    欠陥を検査することを特徴とする請求項1〜7のいずれ
    かに記載の光ファイバスタブの製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8の何れかの製造方法により
    作製されてなり、光コネクタと接続されることを特徴と
    する光ファイバスタブ。
  10. 【請求項10】 7×10-7/K未満の熱膨張係数を有
    することを特徴とする請求項9に記載の光ファイバスタ
    ブ。
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